ウルトラギャラクシーファイト
ウルトラギャラクシーファイト | ||
第1作 | ウルトラギャラクシーファイト ニュージェネレーションヒーローズ |
2019年9月29日 - 12月22日 |
第2作 | ウルトラギャラクシーファイト 大いなる陰謀 |
2020年11月22日 - 2021年1月31日 |
『ウルトラギャラクシーファイト』は、2019年からYouTubeのウルトラマン公式チャンネルにて配信されている円谷プロダクション制作の特撮Webドラマシリーズ。『ウルトラシリーズ』に登場するウルトラマンが多数登場するクロスオーバー作品で、シリーズとしては史上初となるYouTube独占配信のオリジナル作品となる[1][2]。
『ウルトラギャラクシーファイト ニュージェネレーションヒーローズ』
ウルトラギャラクシーファイト ニュージェネレーションヒーローズ | |
---|---|
ジャンル | 特撮Webドラマ |
企画 |
黒澤桂 南谷佳 |
脚本 | 足木淳一郎 |
監督 | 坂本浩一 |
監修 | 塚越隆行 |
声の出演 |
根岸拓哉 宇治清高 高橋健介 石黒英雄 濱田龍臣 平田雄也 小池亮介 其原有沙 石丸博也 宮野真守 駒田航 |
エンディング |
ボイジャー 「Ultra Spiral」 |
言語 |
日本語 英語(吹き替え版) |
製作 | |
プロデューサー |
小西潤 金光大輔 |
制作プロデューサー | 石野仁子 |
撮影監督 | 野澤啓 |
編集 | 村上裕介 |
製作 | 円谷プロダクション |
配信 | |
放送チャンネル | YouTube |
音声形式 | ステレオ放送 |
放送国・地域 | 世界同時配信 |
放送期間 | 2019年9月29日 - 12月22日 |
放送分 | 5分 |
回数 | 13 |
公式ウェブサイト |
『ウルトラギャラクシーファイト ニュージェネレーションヒーローズ』(英題:ULTRA GALAXY FIGHT NEW GENERATION HEROES)は、2019年9月29日から12月22日まで毎週日曜 10:00 (JST) に配信されたシリーズ第1作。1話あたり約5分かつ全13話構成であり、日本語版と英語吹き替え版が世界同時配信された[3][2]。『劇場版 ウルトラマンR/B セレクト 絆のクリスタル』後を舞台としており、「ニュージェネレーションヒーローズ」と称される『ウルトラマンギンガ』から『ウルトラマンR/B』までの主役ウルトラ戦士たちを中心とする物語が展開される。また本作品の最終話が『ウルトラマンタイガ』のミッシングリンクを埋める構成になっている[4][5][2]。
2019年7月25日にサンシャインシティにて開催されていたイベント「ウルトラマンフェスティバル2019」のステージで登壇した坂本浩一が監督を務めることと合わせて発表され、敵キャラクターのウルトラマンエックスダークネスとウルトラマンジードダークネスも登壇した[4][5]。
上記のウルトラ戦士たちのほか、マレーシアの3DCGテレビアニメ『ウピンとイピン』に初登場したウルトラマンリブットやパチンコおよびライブステージに登場したウルトラダークキラーなど他メディアに出自を持つキャラクターが、本作品にて実写作品に初登場する[6][2][注釈 1]。
制作 (NGH)
企画・構成 (NGH)
企画段階では『ギンガ』から『R/B』までの主役ウルトラマンをフィーチャーすること、ウルトラダークキラーおよびエックス・ジードのダークネスを登場させること、物語を『タイガ』に繋げることが決定していた[8][9]。そのうえで、監督の坂本浩一が以前担当した『ウルトラファイトビクトリー』や『ウルトラファイトオーブ』のようなミニ番組ではない配信作品とし、中国を始め世界へ向けてニュージェネレーションヒーローズを一気に発信していくことが企画意図となった。通常のウルトラシリーズとは異なり変身前の人間態が登場せず、ウルトラマンを語り手とした仮面劇になっているのは海外展開を意識した結果であり、これによって各地の言語の吹き替えによってどの国でも展開しやすいようになっている[10]。
物語における各ウルトラマンたちの関係性は映像作品を正式な歴史として踏まえたうえで描写されている。『タイガ』の前日譚ともなっているため、タイガの父親であるタロウとも深い関わりがあり、ニュージェネレーションヒーローズ最初のヒーローであるギンガが中心に据えられている。またウルトラマンゼロが10周年であることから、その記念として彼に世話になったり、その影響を受けて成長していったウルトラマンたちが恩返しする形でゼロの力でゼロを助ける物語となった[10][11]。特に『R/B』に関しては本作以前までゼロとの直接的な対面が無かったことから、本作品で『R/B』のウルトラマンたちとゼロとを関連付けることも目的になっている。またウルトラウーマングリージョに関しては、単なるマスコットとしてではなく作品を通して成長していくようにストーリーにまとめている[9]。さらにウルトラマンリブットは円谷プロ側から海外展開を見越してのサプライズとして提案されたものであった[8]。
敵サイドではウルトラマン側の人数が多いことからダークルギエル、エタルガー、オーブダークネス、ゼロダークネスなどを追加した[8]。さらにウルトラマントレギアについては、本格的な登場となる『タイガ』での内容が定まっていなかったため、あえて本作品では深く掘り下げず、映像作品に未登場だったダークキラーがメインのヴィランとなった[8][9]。坂本は、別々に戦っていた歴代ヒーローが一堂に会していく流れは『仮面ライダーストロンガー』のデルザー軍団編を意識していると述べている[8]。
撮影 (NGH)
本作品は、坂本浩一がウルトラシリーズで最初に手掛けた『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』と同様に全編グリーンバックで撮影された[8][9]。
ファイトシリーズが3分という制約があったが、本作品ではその制約がなく、4〜5分の中でアクションの見せ場を作るものとなったが、入れ替わりでキャラを活躍させたり、今までなかったヒーローたちの組み合わせの構成にすることで、飽きを無くしている[9]。ヒーローショーのように単純明快ながらもウルトラシリーズらしい熱さやメッセージを意識したアプローチとなっている[10]。
反響 (NGH)
続編である『TAC』の制作が発表されるまでの10か月間でYouTubeにおける累計再生回数は累計4000万回を突破し、中国国内では1億回以上の再生を記録した[12]。坂本は媒体が配信である点やアクション特化の仮面劇であることが、誰でもどの国から視聴できることにつながり、製作側の望んでいたスタイルの受容につながったのではないかと振り返っている[13]。
あらすじ (NGH)
ウルトラマンロッソとウルトラマンブルが綾香市を旅立った後の世界。宇宙ではかつてウルトラ6兄弟に倒されたウルトラダークキラーが復活し、全ウルトラ戦士の抹殺を企てて活動を開始していた。ダークキラーはウルトラマンエックスとウルトラマンジードから彼らのダークネスを生み出して圧倒し、さらに綾香市のウルトラウーマングリージョをウルトラマンゼロもろともダークキラーゾーンに幽閉してしまう。
ウルトラマンタロウによって光の国へ召喚されたロッソとブルは衝動的にグリージョの捜索に飛び立つが、彼らの前に復活したエタルガーが立ちふさがり、時を同じくしてウルトラマンオーブの前には暗黒軍団が、手負いのエックスとジードの前にはダークルギエルが現れる。しかし、ロッソとブルはタロウの要請を受けたウルトラマンリブットに、オーブはウルトラマンビクトリーに、エックスとジードはウルトラマンギンガによって救助される。
光の国に集結したギンガたち「ニュージェネレーションヒーローズ」はダークキラーゾーンで苦しむゼロとグリージョを救い出すため、ダークキラーたちの根城である惑星テンネブリスのダーク宮殿へ突入する。そしてリブットもまた、ダークキラーの裏で暗躍する青い巨人の捜索にあたる。
リブットによる急襲に際して青い巨人はウルトラマントレギアとして正体を現し、ゼロの窮地に際してギンガたちはゼロへの恩義を明かすと、彼に縁故のある形態に変身してダークキラーたちを倒すが、ゼロダークネスとダークキラーはトレギアによってなおも復活させられたうえ、ダークキラーは巨大化する。トレギアが立ち去る際に召喚したレッドキング2体にリブットが立ち向かうのと並行してゼロとギンガたちも最強形態へ変身し、ダークキラーたちに立ち向かう。
リブットがレッドキング2体を倒し、ゼロとギンガたちもゼロダークネスとダークキラーを倒すが、怨念に燃えるダークキラーはさらに復活する。そこにタロウが現れ、彼の指示でギンガたちはニュージェネレーションダイナマイトを放ち、ダークキラーを完全に倒す。その直後、トレギアが現れて一連の黒幕であることや、次は光の国を消すことを明かして立ち去る。新たなる危機に際し、ギンガたちはグリージョの帰還をゼロに任せ、トレギアを追って飛び立つのだった。
登場キャラクター (NGH)
注記のないものについてはすべて公式サイト(#外部リンクを参照)での表記による。
ウルトラマン (NGH)
- ニュージェネレーションヒーローズ
- ウルトラマンギンガビクトリー
- ウルトラマンエックス
- ゴモラアーマー
- エレキングアーマー
- ウルトラマンゼロアーマー
- ベムスターアーマー
- ゼットンアーマー
- エクシードX ベータスパークアーマー
- ウルトラマンオーブ
- オーブオリジン
- スペシウムゼペリオン
- バーンマイト
- ハリケーンスラッシュ
- サンダーブレスター
- ライトニングアタッカー
- エメリウムスラッガー
- オーブトリニティ
- ウルトラマンジード
- プリミティブ
- ソリッドバーニング
- アクロスマッシャー
- マグニフィセント
- ロイヤルメガマスター
- ウルティメイトファイナル
- ウルトラマングルーブ
- ウルトラマンリブット
- 宇宙警備隊
暗黒軍団(ダークネス)
ウルトラダークキラー | |
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身長 | 66m[2][15] |
体重 | 6万6千t[2][15] |
- ウルトラダークキラー
- 2012年6月に京楽より発売された『CRぱちんこウルトラマンタロウ 戦え!!ウルトラ6兄弟』が初出の敵キャラクター[16]。その後も同社のパチンコシリーズや、「ウルトラマンフェスティバル2017」のライブステージへの着ぐるみでの登場[17]を経て、本作品で初めて実写作品へ登場することとなった[2]。
ウルトラマンエックスダークネス | |
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身長 | 45m[2][15] |
体重 | 4万5千t[2][15] |
- ウルトラマンエックスダークネス
- ウルトラダークキラーがエックスの光のエネルギーとキラープラズマを融合させ生み出したダークネスの一体[2][15]。エックスと同じ能力を持ち、ゴモラアーマーのコピーであるダークネスゴモラアーマーを装着可能[2][15]。必殺技はザナディウムダークネス光線、アタッカーダークネスエックス、ダークネスゴモラ振動波[18][2][15]。
ウルトラマンジードダークネス | |
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身長 | 51m[2][15] |
体重 | 4万1千t[2][15] |
- ウルトラマンジードダークネス
- ウルトラダークキラーがジードの光のエネルギーとキラープラズマを融合させ生み出したダークネスの一体[2][15]。プリミティブと同じ能力を持つ。必殺技はレッキングダークネスバースト、レッキングダークネスリッパー、レッキングダークネスロアー[19][2][15]。
ウルトラマンオーブダークネス | |
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身長 | 50m[2][15] |
体重 | 5万t[2][15] |
- ウルトラマンオーブダークネス
- ウルトラダークキラーがオーブの光のエネルギーとキラープラズマを融合させ生み出したダークネスの一体だが、エネルギーの吸収中にビクトリーに中断させられたため、不完全な姿となった[2]。オーブカリバーのコピーであるダークネスカリバーが武器で、必殺技はダークネススプリームカリバー、ダークネスフレイムカリバー[2][15]。
その他の怪獣・宇宙人 (NGH)
キャスト (NGH)
声の出演 (NGH)
日本語オリジナル / 英語吹替の順
- ウルトラマンギンガ - 根岸拓哉 / Peter von Gomm
- ウルトラマンビクトリー - 宇治清高 / Michael Jose Rivas-Micoud
- ウルトラマンエックス - 高橋健介 / Mark Stein
- ウルトラマンオーブ - 石黒英雄 / Chris Wells
- ウルトラマンジード - 濱田龍臣 / Dario Toda
- ウルトラマンロッソ - 平田雄也 / Jeff Manning
- ウルトラマンブル - 小池亮介 / Ryan Drees
- ウルトラウーマングリージョ - 其原有沙 / Rumiko Varnes
- ウルトラマンタロウ - 石丸博也 / Bill Sullivan
- ウルトラマンゼロ - 宮野真守 / Jack Merluzzi
- ウルトラマンリブット - 駒田航 / Iain Gibb
- ダークルギエル - 杉田智和 / Guy Perryman
- エタルガー - 鈴木達央 / Lyle Carr
- ウルトラダークキラー - 外島孝一 / Eric Kelso
- ウルトラマントレギア[注釈 2] - 内田雄馬 / Michael Rhys
アクション (NGH)
スタッフ (NGH)
- 監修 - 塚越隆行
- 企画 - 黒澤桂、南谷佳
- プロデューサー - 小西潤、金光大輔
- 制作プロデューサー - 石野仁子
- 編集 - 村上裕介
- 撮影監督 - 野澤啓
- 照明 - 河原真一
- 美術 - 有働英雄
- 視覚効果 - 三輪智章
- アクションコーディネート - 岡野弘之
- ワイヤーアクション指導 - 岩上弘数
- キャラクターデザイン - 後藤正行、竹内純
- 助監督 - 作野良輔、福田和弘、竹内祐一
- アシスタントプロデューサー - 丹澤香菜子
- 制作協力 - VISTA
- 協力 - アクション キャスタッフ、キャトル、極楽映像社、デジタルSKIPステーション、日本映像クリエイティブ、B.O.S Action Unity、マーブリング・ファインアーツ、マックレイ
- 特別協力 - バンダイ、BANDAI SPIRITS
- 脚本 - 足木淳一郎
- 監督 - 坂本浩一
- 製作・著作 - 円谷プロダクション
- 英語版スタッフ
- 音響演出 - ミゲール・リーヴァスミクー
- 音響制作担当 - 竹村崇史、鈴木里美
- 翻訳コーディネーション - 広川めぐみ
- 音響制作 - ポニーキャニオンエンタープライズ
- 翻訳 - MHRプランニング
音楽 (NGH)
- 挿入歌
-
- 「ウルトラマンギンガの歌 2015」
- 作詞 - 田靡秀樹、岡崎聖 / 作曲・編曲 - 小西貴雄 / 歌 - ボイジャー with ヒカル&ショウ feat.Takamiy
- 「すすめ!ウルトラマンゼロ」
- 作詞 - 田靡秀樹 & 山口智大 / 作曲・編曲 - 小西貴雄 / 歌 - ボイジャー
- 「Hands」
- 作詞 - 園田健太郎 / 作曲・編曲 - 園田健太郎、伊藤翼 / 歌 - オーイシマサヨシ
- 「オーブの祈り」
- 作詞・作曲 - 高見沢俊彦 / 編曲 - 高見沢俊彦 with 本田優一郎 / 歌 - 水木一郎 with ボイジャー
- 「ウルトラマンX」
- 作詞 - おちまさと / 作曲・編曲 - 小西貴雄 / 歌 - ボイジャー feat.大空大地
- 「GEEDの証」
- 作詞 - 六ツ見純代 / 作曲・編曲 - 川井憲次 / 歌 - 朝倉リク with ボイジャー
- 「ウルトラマンビクトリーの歌」
- 作詞 - 岡崎聖 / 作曲・編曲 - 小西貴雄 / 歌 - ボイジャー
- 「Ready To Beat」
- 作詞 - 金光大輔 / 作曲・編曲 - ハマサキユウジ / 歌 - MIKOTO、海弓シュリ
- 「Over The Horizon」
- 作詞 - 金光大輔 / 作曲・編曲 - ハマサキユウジ / 歌 - ボイジャー
- 「キラメク未来 〜夢の銀河へ〜」
- 作詞 - 田靡秀樹 / 作曲・編曲 - 小西貴雄 / 歌 - ボイジャー
- 音楽協力
-
- 真鍋ひでたか / 中沢昭宏 / 立山秋航
放送日程 (NGH)
放送回 | 配信日 | 登場ヒーロー | 登場怪獣・宇宙人 |
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Episode1 | 2019年 9月29日 |
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Episode2 | 10月 6日 |
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Episode3 | 10月13日 |
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Episode4 | 10月20日 |
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Episode5 | 10月26日 |
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Episode6 | 11月 3日 |
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Episode7 | 11月10日 |
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Episode8 | 11月17日 |
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Episode9 | 11月24日 |
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Episode10 | 12月 1日 |
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Episode11 | 12月 8日 |
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Episode12 | 12月15日 |
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Episode13 | 12月22日 |
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- 2020年2月5日に全話ver.を配信。
Blu-ray (NGH)
2020年2月27日発売。品番:BCXS-1522。配信版全13話に未公開シーンを追加して一本化したディレクターズカット版。
『ウルトラギャラクシーファイト 大いなる陰謀』
ウルトラギャラクシーファイト 大いなる陰謀 | |
---|---|
ジャンル | 特撮Webドラマ |
企画 |
黒澤桂 南谷佳 |
脚本 | 足木淳一郎 |
監督 | 坂本浩一 |
監修 | 塚越隆行 |
声の出演 |
宮野真守 駒田航 小野友樹 寺島拓篤 日野聡 葉山翔太 畠中祐 其原有沙 戸松遥 福山潤 難波圭一 飯島肇 三森すずこ 武内駿輔 杉浦太陽 潘めぐみ 中井和哉 関智一 森川智之 杉田智和 長谷川初範 諏訪部順一 |
オープニング |
宮野真守 「ZERO to INFINITY」 |
エンディング |
ボイジャー 「RESTART」 |
言語 |
日本語 英語(吹き替え版) 中国語(吹き替え版) |
製作 | |
プロデューサー |
小西潤 金光大輔 |
制作プロデューサー | 石野仁子 |
撮影監督 | 野澤啓 |
編集 | 村上裕介 |
製作 | 円谷プロダクション |
配信 | |
放送チャンネル | YouTube |
音声形式 | ステレオ放送 |
放送国・地域 | 世界同時配信 |
放送期間 | 2020年11月22日 - 2021年1月31日 |
放送分 | 10分 |
回数 | 10 |
公式ウェブサイト |
『ウルトラギャラクシーファイト 大いなる陰謀』(英題:ULTRA GALAXY FIGHT THE ABUSOLUTE CONSPIRACY)は、2020年11月22日から2021年1月31日まで毎週日曜 10:00 (JST) に配信されたシリーズ第2作[21]。ウルトラマン公式チャンネル登録100万人突破記念作品[22]。監督の坂本をはじめ、主要スタッフは前作から続投している。話数は前作と比べて全10話と少ないながらも合計時間は約90分に延長されており、日本語版と英語吹き替え版に加えて中国語吹き替え版も制作される[22]。
物語はウルトラマンリブットの過去が明かされる第1章「Chapter.1」、闇に堕ちる前のウルトラマンベリアルとウルトラマントレギアを取り扱った第2章「Chapter.2」、ウルトラマンゼロが様々なウルトラ戦士たちと結成した新チーム「ウルトラリーグ」を中心とする第3章「Chapter.3」の全3章で構成されており[23]、全体の流れとしては共通の存在が異なる時代で引き起こす事件にウルトラ戦士たちが立ち向かう内容となっている[21]。また、第3章は『劇場版 ウルトラマンタイガ ニュージェネクライマックス』の後日談となっており、『ウルトラマンZ』の第1話につながる構成となっている[21][24]。
最終回配信後は、新シリーズの制作が告知された[25]。
制作 (TAC)
企画・作風 (TAC)
本作品は、『NGH』配信後の2020年2月に本作品の制作が決定した[13]。前作がアクションに重点を置いたお祭り企画であったことを受け、坂本は本作品をよりスケールの大きいものにするべく「ストーリーを重厚にしつつ個々のウルトラ戦士のことを深く掘り下げ、彼らの魅力をもっと知ってほしい」というテーマを設定し、そのうえで脚本の足木淳一郎とともに3つの時代を描く3部作として物語を組み立てたと語っている[26][23]。同時に坂本は、シリーズとしても作中時間としても長い歴史があるウルトラシリーズのなかで、断片的にしか触れられていない情報や映像化されてない知られざる物語があると考え、3部構成の中でそれらにも触れることを狙いとしている[23][26]。
キャラクターについては、前作以上に幅広い世代のウルトラ戦士やヴィランが登場する。また、足木の強い意向や、足木が担当した『ウルトラマンフェスティバル』などのステージ作品に登場済みのキャラクターをもっと知って欲しいという坂本の思いから、ジョーニアス、アンドロメロス、ソラ、宇宙恐魔人ゼットといった映像作品以外からのキャラクターも登場する[27][28]。
まず、テレビシリーズとは違うラインに位置する本シリーズの顔になってほしいという願いからリブットが前作以上に深く描写されており、いかに彼を格好よく描くかが作品のテーマの1つともなっている[29][13]。そのリブットを中心とした第1章ではメモリアルイヤーを迎えたウルトラ戦士たちの魅力再発見を目的として、40周年の80、30周年のグレート、25周年のネオス、15周年のマックスなどがそれぞれ本筋に絡む役割を与えられている[29][13]。
第2章で中心となるベリアルは、『ジード』ですでに物語が完結していることを考慮し、悪に落ちる前のアーリースタイルを取り扱うことによって新たな魅力を与えることが志向されている[13]。ここでトレギアも過去を掘り下げ、かつ豪快な肉体派のベリアルと組ませるとどうなるのかという発想が生まれ、物語の設定や構想に組み込まれた[13]。
第3章のメインとなるウルトラリーグは、ウルトラ6兄弟やニュージェネレーションヒーローズといった枠組みに属していなくても臨機応変にチームアップが可能で、色々なウルトラマンが活躍できるような枠組みとして構想された[13]。坂本はテレビ作品や映画ではどうしても現行のヒーローが中心になるため、自由度の高い配信だからこそ露出の少ないウルトラ戦士たちが活躍できる場を創造したいとする気持ちから考え出したと述べている[13]。
撮影 (TAC)
撮影は坂本が書き出した絵コンテを元に、前作同様全編グリーンバックで行われた[13]。
殺陣については坂本とアクションコーディネートの岡野弘之が相談しながら演出を担当している。例として、海外製作作品で独自のスタイルを有するグレートおよびパワードは原典の雰囲気や動きをキープしつつ現代風にアレンジしたアクションを、ウルトラ6兄弟は戦いつつ光線を撃つという新しいスタイルのアクションを、アンドロメロスは当時の大野剣友会のイメージを意識したアクションなどを制作している[23][26][27]。
あらすじ (TAC)
- Chapter.1:動き出す陰謀 -The Beginning-
- ウルトラマンリブットが文明監視員だった時代。先輩格のウルトラマンマックスとともに急速な衰えを見せる惑星ミカリトを訪れたリブットは、封印されたはずのマガオロチの卵を発見する。両名は卵を守ろうと現れたヘルベロスに応戦するが、スラン星人によってマックスがゴーデス細胞を植え付けられたうえに卵のエネルギー源として捕らえられてしまい、リブットはやむを得ず光の国へ退却する。時を同じくして、惑星カノンを訪れていたユリアンとソラは、宇宙の害を排除するはずのルーゴサイトに襲撃され、待機していたウルトラマン80の応戦によって事なきを得る。
- 宇宙の脅威が同時多発的に出現した事態を重く見た宇宙警備隊は、ルーゴサイト討伐、マックス救出、マガオロチ撃滅を同時展開することを決定する。ゴーデス細胞を切り離す抗体が開発される間、リブットはK76星にてウルトラマングレートとウルトラマンパワードの両名から特訓を受けることで潜在能力を覚醒させ、独自の技を習得する。
- 一方、80は招集したウルトラマンネオスとウルトラセブン21、さらに謎のエネルギー異常を追っていたウルトラマンコスモスとウルトラマンジャスティスと協力し、ルーゴサイトの撃破に成功する。その直後、80たちは一連の事件の黒幕であるアブソリュートタルタロスに襲撃されるが、コスモスとジャスティスがウルトラマンレジェンドに合体したことにより、危機を脱する。リブット、グレート、パワードは完成した抗体でマックスを救出し、ウルトラマンゼノンも加わったリブットたちは、スラン星人たちや孵化したマガオロチを撃破する。
- 事件の終息後、活躍を認められたリブットとソラは、新設されたギャラクシーレスキューフォースへの参加が決定する。一方、コスモスたちの情報からタルタロスが様々な宇宙に出没していることが判明し、宇宙警備隊では危機感が一層強まることとなる。
- Chapter.2:交錯する物語 -The Divergence-
- Chapter.1から数万年前の、ウルトラ大戦争の時代。ウルトラマンベリアルとウルトラマンケンは、光の国を襲撃したエンペラ星人の圧倒的な闇の力に追い込まれるが、ウルトラウーマンマリーからウルティメイトブレードを託されたケンの活躍により、エンペラ星人は撃退される。戦後、公私ともに充実していくケンを認められず力への欲求が暴走したベリアルは、プラズマスパークのコアを入手しようとするも失敗し、光の国を脱出した直後、数万年後からやってきたタルタロスに自分の顛末を知らされ、運命を変えるべく彼の誘いに乗ることとなる。
- 時が流れ、ウルトラマンタロウが地球での任務を終えて光の国に帰還した時代。ウルトラマントレギアは上司のヒカリや親友のタロウの協力を得ながらアストラル粒子転化システム(後のタイガスパーク)の開発に精を出していた。しかし、トレギアはヒカリがハンターナイトツルギとして復讐に走る様子を目の当たりにしたことにより、光の力への疑念やタロウへの劣等感を強める。そんな時、惑星デスターの調査に訪れたトレギアは、ベリアルと同じくタルタロスに未来の自分を見せられ、タロウの前から姿を消す。
- こうして元の世界から分岐した可能性世界の並行同位体となった[注釈 3]両名は、Chapter.1後の時間軸へ到来すると、同じ並行同位体のモルド・ジュダ兄弟を倒した直後で満身創痍のウルトラ6兄弟や助太刀に入ったゼロをアブソリューティアンの力で圧倒し、タルタロスと共にザ・キングダムなる場所に向かう。事態が光の国だけでは対処しきれない規模に拡大したことを受け、宇宙警備隊はゼロを中心とする精鋭部隊の編成を急ぐこととなる。
- Chapter.3:明かされし野望 -Appearance-
- ゼロは精鋭部隊「ウルトラリーグ」のメンバーとして、綾香市の守りについていたウルトラウーマングリージョや、U40にてタルタロスと渡り合ったウルトラマンジョーニアスを招集する。一方、惑星マイジーで修行に励んでいたウルトラマンタイガ、ウルトラマンタイタス、ウルトラマンフーマは、バット星人によって生み出された宇宙恐魔人ゼットと複製人工ゼットン軍団の襲撃に遭う。苦戦を強いられるタイガたち3人だったが、ゼロの要請を受けて駆けつけたリブットとアンドロメロスの助太刀によってゼットン軍団を退け、恐魔人ゼットを一旦退却させる。タロウからの帰還命令を受け、光の国で事の次第を知ったタイガたちは、タルタロスとの決戦に備えてそれぞれの出身惑星でさらなる修練に励む。
- そして事態は、銀河連邦平和会議に向かっていたユリアンを恐魔人ゼットが強襲したことで大きく動き出す。絶体絶命の危機に陥るユリアンと護衛の80を救助するために、タイガは兄弟子のウルトラマンメビウスや宇宙警備隊に入って間もないウルトラマンゼットと共に惑星エビルへと急行する。奮戦するも大量の人工ゼットン軍団に次第に追い詰められるタイガたちだったが、そこにゼロを始めとするウルトラリーグの面々が到着。一気にゼットン軍団を壊滅させ、恐魔人ゼットもさらなる力を身に着けたウルトラマンタイガ トライストリウムの前に敗れ去る。一方、ゼロは決着をつけるべくウルティメイトシャイニングウルトラマンゼロへと変身してタルタロスと一騎打ちを展開するが、タルタロスの強さとただでさえ身体に負担がかかる変身が祟り敗北。タルタロスは首尾よくユリアンを人質にとり、ウルトラの星をアブソリューティアン第2の母星とする陰謀を明かした後、ベリアルやトレギアとともに姿を消す。
- この結果を受けて、ゼロたちは一刻も早くタルタロスたちを止めなければならなくなるが、直後にウルトラの星からウルトラゼットライザーおよびウルトラメダルが凶暴宇宙鮫ゲネガーグに盗まれる事件が発生する。複数の危機に対処するため、ゲネガーグとその遠因であるデビルスプリンターにはゼットとゼロが、ウルトラリーグの新メンバー集めにはギャラクシーレスキューフォースとトライスクワッドが当たることとなる。そして物語は、幽閉されたユリアンが同じくナラクのなかで拘束された謎の存在を目撃する場面で幕を閉じる。
登場キャラクター (TAC)
ヒーロー
- Chapter.1
-
- ウルトラマンゼロ
- ウルトラマンリブット
- ウルトラマンマックス[30]
- ウルトラマンゼノン
- ウルトラマン80
- ユリアン
- ウルトラマンタロウ
- ゾフィー
- ウルトラマンヒカリ
- ウルトラマングレート
- ウルトラマンパワード
- ウルトラマンネオス
- ウルトラセブン21
- ウルトラマンレジェンド
- ウルトラマンコスモス
- ルナモード
- スペースコロナモード
- フューチャーモード
- ウルトラマンジャスティス[30]
- スタンダードモード
- クラッシャーモード
- ウルトラマンコスモス
- ソラ[24]
- アンドロメロス[30]
- 戦神[注釈 4]
- ウルトラマンキング
- Chapter.2
-
- ウルトラマンゼロ
- ウルトラマンベリアル(アーリースタイル)
- ウルトラマンベリアル
- 銀河皇帝 カイザーベリアル
- ウルトラマンベリアル アトロシアス
- ウルトラマントレギア(アーリースタイル)[30]
- ウルトラマントレギア
- ウルトラマンケン / ウルトラの父
- ウルトラウーマンマリー / ウルトラの母
- ウルトラマンタロウ
- ウルトラマンヒカリ
- ハンターナイトツルギ
- ゾフィー
- ウルトラマン
- ウルトラセブン
- ウルトラマンジャック
- ウルトラマンエース
- ウルトラマン80
- ウルトラマンジード
- プリミティブ
- トライスクワッド
- Chapter.3
-
- ウルトラマンゼロ
- ウルティメイトシャイニングゼロ
- ウルトラマンベリアル(アーリースタイル)
- ウルトラマンベリアル
- ウルトラマントレギア(アーリースタイル)
- ウルトラマンゼット
- トライスクワッド
- ウルトラマンタイガ
- フォトンアース
- トライストリウム
- ウルトラマンタイタス
- ウルトラマンフーマ
- ウルトラマンタイガ
- ウルトラウーマングリージョ
- ウルトラマンジョーニアス[30]
- ウルトラマンタロウ
- ゾフィー
- ウルトラの父
- ウルトラの母
- ウルトラマンメビウス
- バーニングブレイブ
- ウルトラマンヒカリ
- ウルトラマン80
- ユリアン
- ウルトラマンゼロ
- ギャラクシーレスキューフォースのメンバー
- 以下は、Chapter.3で明らかになったギャラクシーレスキューフォースのメンバー(Chapter.1時点で加入描写があった戦士もここにまとまる)。
- ウルトラマンリブット
- アンドロメロス
怪獣・宇宙人 (TAC)
アブソリュートタルタロス | |
---|---|
身長 | 56m[31] |
体重 | 6万2千t[31] |
- アブソリュートタルタロス
- 絶対種族アブソリューティアンを名乗る謎の戦士[24]。ウルトラ戦士とは対照的な金色の身体が特徴で、「ナラク」と呼ばれる黄金の空間を介することで様々な時代や次元を超えることが出来る[21]。自ら戦闘を行う際は、「アブソリュートデストラクション」という光線技を始め、優れた格闘能力などで強力なウルトラ戦士たちとも互角以上に渡り合う。
- ベリアルのようにウルトラ戦士と戦う運命にある者たちを敗れ去る前に勧誘しては並行同位体として自身の陣営に引き入れ、ウルトラ戦士たちに差し向ける[32]。惑星エビルでの戦いでは、アブソリューティアンの新たな母星となる惑星を探すなかでウルトラの星に注目し、ウルトラ族を追いだした後で自分たちの拠点「ザ・キングダム」を創造するという目的を明らかにする。
旧作からの登場
- 最凶獣 ヘルベロス
- 高速宇宙人 スラン星人
- コスモイーター ルーゴサイト
- 亡霊魔導士 レイバトス
- 吸血怪獣 ギマイラ
- 大魔王獣 マガオロチ
- 獅子聖獣 グクルシーサー
- 暗黒宇宙大皇帝 エンペラ星人[24]
- 反重力宇宙人 ゴドラ星人[24]
- 暗殺宇宙人 ナックル星人
- 暗黒星人 ババルウ星人
- 悪夢魔獣 ナイトファング
- ジュダ[24]
- モルド[24]
- 触角宇宙人 バット星人
- だだっ子怪獣 ザンドリアス
- 騒音怪獣 ノイズラー
- ゼットとゼットン軍団
キャスト (TAC)
声の出演 (TAC)
日本語オリジナル / 英語吹替の順に記載。
- ウルトラマンゼロ - 宮野真守[22] / エリック・ケルソー[33]
- ウルトラマンリブット - 駒田航[22] / ジョシュ・ケラー[33]
- ウルトラマンベリアル(アーリースタイル) - 小野友樹[22] / ジャック・マルジ[33]
- ウルトラマントレギア(アーリースタイル) - 内田雄馬[34] / マイケル・リース[33]
- ウルトラマンタイガ - 寺島拓篤[22] / マシュー・まさる・バロン[33]
- ウルトラマンタイタス - 日野聡[22] / ジェフ・マニング[33]
- ウルトラマンフーマ - 葉山翔太[22] / クリス・ウェルズ[33]
- ウルトラマンゼット - 畠中祐[22] / ピーター・ヴァン・ガーム[33]
- ウルトラウーマングリージョ - 其原有沙[22] / ルミコ・バーンズ[33]
- ユリアン - 戸松遥[21] / ハンナ・グレース[33]
- ウルトラマンメビウス - 福山潤[22] / マックスウェル・パワーズ[33]
- ウルトラマンヒカリ - 難波圭一[22] / クリス・ウェルズ[33]
- ウルトラマンケン(ウルトラの父) - 飯島肇[21] / アレクサンダー・ハンター[33]
- ウルトラウーマンマリー(ウルトラの母) - 三森すずこ[21] / ハンナ・グレース[33]
- ゾフィー - 武内駿輔[21] / ライアン・ドリース[33]
- ウルトラマンタロウ - 石丸博也[34]、森久保祥太郎(若き日のタロウ[34]) / ビル・サリバン[33]
- ウルトラマンコスモス - 杉浦太陽[21] / ピーター・ヴァン・ガーム[33]
- ウルトラマンジャスティス - 潘めぐみ[21][35] / ルミコ・バーンズ[33]
- ソラ - 潘めぐみ[35]
- ウルトラマンマックス - 中井和哉[22] / マックスウェル・パワーズ[33]
- ウルトラマンゼノン - 岩崎諒太[33] / イアン・ギブ[33]
- ウルトラマングレート - 関智一[21][36] / エリック・ケルソー[33]
- エンペラ星人 - 関智一[36]
- ウルトラマンパワード - 森川智之[21] / ケイン・コスギ(SPECIAL THANKS)[33][37]
- ウルトラマンネオス - 八塚竜也[34] / ジェフ・マニング[33]
- ウルトラセブン21 - 松本健太[34] / ジョシュ・ケラー[33]
- ウルトラマンジョーニアス - 金光宣明[34] / ライアン・ドリース[33]
- アンドロメロス - 山口智広[34] / ジェフ・マニング[33]
- イザナ女王 - 真堂圭
- スラン星人 - 村上ヨウ
- レイバトス、モルド・スペクター - 金子はりい
- ジュダ・スペクター - 金光宣明
- ナックル星人 - 岸哲生
- 宇宙恐魔人ゼット - 杉田智和[21]
- バット星人 - 田久保宗稔
- ウルトラマン80 - 長谷川初範[21] / イアン・ギブ[33]
- アブソリュートタルタロス - 諏訪部順一[21] / ウォルター・ロバーツ[33]
アクション (TAC)
- 石川真之介
- 力丸佳大
- 大村将弘
- 稲庭渉
- 大久保洸成
- 矢倉翔太
- 安達仁美
- 片岡大知
- 宮永悠都
- 坂口俊昭
- 岩上弘数
- 原隆太
- 古屋貴士
- 中山甲斐
- 鈴木大樹
- 佐伯啓
- 松岡航平
- 本田光騎
- 本多翼
- 丸山貢治
- 齋藤真矢
- 工藤舞人
- 代田明子
スタッフ (TAC)
- 監修 - 塚越隆行
- 製作統括 - 永竹正幸
- 製作 - 隠田雅浩
- 企画 - 黒澤桂、南谷佳
- プロデューサー - 小西潤、金光大輔
- 制作プロデューサー - 石野仁子
- 制作協力 - VISTA
- 音楽プロデューサー - 鈴木俊太郎
- 脚本 - 足木淳一郎[21]
- 監督 - 坂本浩一[21]
- 製作・著作 - 円谷プロダクション[21]
- 編集 - 村上裕介
- 撮影監督 - 野澤啓
- 照明 - 河原真一
- 美術 - 小林巧
- 視覚効果 - 三輪智章
- アクションコーディネート - 岡野弘之
- ワイヤーアクションコーディネート - 岩上弘数
- キャラクターデザイン - 後藤正行、竹内純、脇貴彦
- 劇中デザイン - 井野元大輔
- 助監督 - 竹内祐一、奥野竜也
- 英語版スタッフ
-
- 音響監督 - ミゲール・リーヴァスミクー
- 音響制作 - ポニーキャニオンエンタープライズ
- 音響制作担当 - 竹村崇史、鈴木里美
- 翻訳 - MHRプランニング
- 翻訳コーディネーション - 広川めぐみ
音楽 (TAC)
- 主題歌「ZERO to INFINITY」[38][39]
- 作詞・歌 - 宮野真守 / 作曲 - Erde、Daniel Durn、Katrine"Neya"Klith / 編曲 - Erde
- エンディング「RESTART」
- 作詞 - TAKERU、瀬下千晶 / 作曲・編曲 - 小西貴雄 / 歌 - ボイジャー
- 挿入歌
-
- 「ウルトラマン80」 (Episode1)
- 作詞 - 山上路夫 / 作曲・編曲 - 木村昇 / 歌 - TALIZMAN
- 「ウルトラマンネオス TYPE 2001」 (Episode2)
- 作詞 - 松井五郎 / 作曲 - 鈴木キサブロー / 編曲 - 大門一也 / 歌 - Project DMM
- 「Spirit」 (Episode2)
- 作詞 - 松井五郎 / 作曲 - KATSUMI / 編曲 - 小西貴雄 / 歌 - Project DMM
- 「ウルトラマンマックス」 (Episode3)
- 作詞 - 及川眠子 / 作曲・編曲 - 高梨康治 / 歌 - TEAM DASH with Project DMM
- 「ウルトラ六兄弟」 (Episode6)
- 作詞 - 阿久悠 / 作曲 - 川口真 / 編曲 - 山本健司 / 歌 - Project DMM
- 「Blue Spinning」 (Episode7)
- 作詞 - 金光大輔 / 作曲・編曲 - ハマサキユウジ / 歌 - 海弓シュリ
- 「ザ☆ウルトラマン」 (Episode7)
- 作詞 - 阿久悠 / 作曲・編曲 - 宮内國郎 / 歌 - ささきいさお、コロムビアゆりかご会
- 「Buddy, steady, go!」 (Episode8)
- 作詞・歌 - 寺島拓篤 / 作曲・編曲 - 渡部チェル
- 「ウルトラマンメビウス」 (Episode9)
- 作詞 - 松井五郎 / 作曲 - 鈴木キサブロー / 編曲 - 京田誠一 / 歌 - Project DMM with ウルトラ防衛隊
- 「Ultra Spiral」 (Episode9)
- 作詞 - TAKERU、瀬下千晶 / 作曲・編曲 - 小西貴雄 / 歌 - ボイジャー
放送日程 (TAC)
チャプター | 放送回 | 配信日 | 登場ヒーロー | 登場怪獣・宇宙人 |
---|---|---|---|---|
Chapter.1 | Episode1 | 2020年11月22日 |
|
|
Episode2 | 11月29日 | |||
Episode3 | 12月 | 6日|||
Chapter.2 | Episode4 | 12月12日 |
|
|
Episode5 | 12月20日 | |||
Episode6 | 12月27日 | |||
Chapter.3 | Episode7 | 2021年 1月10日 |
|
|
Episode8 | 1月17日 | |||
Episode9 | 1月24日 | |||
Episode10 | 1月31日 |
脚注
注釈
- ^ これに先駆け、2019年9月25日には坂本によるリブットの解説コメント付きのPVが公開されている[7]。
- ^ 正体判明前のEpisode8まで、エンディングクレジットは「青い巨人」と表記。
- ^ 「元の世界の同一人物とは別人になり、タイムパラドックスは発生しない」という解釈である。タイムトラベル#タイムパラドックスと矛盾を参照。
- ^ 本作品に登場する戦神はイザナ女王が変身しており、『ウルトラマンオーブ THE ORIGIN SAGA』との関係性は明言されていない。光の国と国交があり、表敬訪問に訪れたユリアンを出迎えていた。「ギャラクシーレスキューフォース」の一員でもある。
出典
- ^ a b c “ウルトラアーツ / S.H.Figuarts ウルトラマン スペシャルページ|ウルトラギャラクシーファイト ニュージェネレーションヒーローズ”. 魂ウェブ. 2019年10月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年10月1日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t 宇宙船YB2020 2020, pp. 26-27, 「ウルトラギャラクシーファイト ニュージェネレーションヒーローズ」
- ^ TSUBURAYA Walker 2019, p. 34, 「ウルトラギャラクシーファイト ニュージェネレーションヒーローズ」
- ^ a b “完全新作『ウルトラギャラクシーファイトニュージェネレーションヒーローズ』発表!「S.H.Figuarts ニュージェネレーション勢ぞろい記念スペシャルトークショー」レポート!”. 電撃ホビーウェブ. 2020年10月1日閲覧。
- ^ a b “ウルフェス会場に『ウルトラマンギンガS』ヒカル、ショウ、アリサ、坂本監督がやってきた!「S.H.Figuarts」シリーズに「ウルトラマンエックスダークネス」「ウルトラマンジードダークネス」登場!”. 円谷ステーション. 円谷プロダクション. 2020年10月1日閲覧。
- ^ マレーシア生まれのあいつも登場 ウルトラマンシリーズ初のネット向け完全新作、9月29日から世界同時配信へ - ねとらぼ
- ^ @tsuburayaprodの2019年9月25日のツイート、2019年9月26日閲覧。
- ^ a b c d e f TSUBURAYA Walker 2019, pp. 37-39, 「INTERVIEW 坂本浩一(『ウルトラギャラクシーファイト』監督)」
- ^ a b c d e 超全集 2020, p. 91, 「監督インタビュー 坂本浩一監督」
- ^ a b c 超大全 2019, pp. 74-75, 「『ウルトラギャラクシーファイト ニュージェネレーションヒーローズ』坂本浩一インタビュー」
- ^ ゼロVSベリアル 2020, pp. 76-77, 「CREATION of ZERO ゼロを作りし者たち Interview 坂本浩一[監督]」.
- ^ “ウルトラマン☆100万人突破記念『ウルトラギャラクシーファイト 大いなる陰謀』2020年冬配信!!”. アニメージュプラス (2020年8月20日). 2020年12月30日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j 宇宙船171 2020, pp. 82-83, 「インタビュー 坂本浩一」
- ^ S.H.Figuarts ウルトラマンゼロ ビヨンド(ギャラクシーグリッター)プレミアムバンダイ 2020年8月21日
- ^ a b c d e f g h i j k l m n 超全集 2020, pp. 70-71, 「ウルトラギャラクシーファイトの敵」
- ^ ぱちんこ ウルトラマンタロウ 戦え!!ウルトラ6兄弟 - KYORAKU
- ^ 「ウルトラマンフェスティバル2017」いよいよ開催! 今年は「親子の絆!」がテーマのイベントを特撮ライターが解説 - マイナビニュース
- ^ 奴が「ウルトラマンエックスダークネス」だ!紹介PV |YouTube独占配信『ウルトラギャラクシーファイト』で大暴れ!(日本語字幕)YouTube 2019年10月10日
- ^ 奴が「ウルトラマンジードダークネス」だ!紹介PV |YouTube独占配信『ウルトラギャラクシーファイト』で大暴れ!(日本語字幕あり)YouTube 2019年9月26日
- ^ voyager_CTのツイート(1176322913072381953)
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r “『ウルトラギャラクシーファイト 大いなる陰謀』豪華声優陣 発表! 新キャラ・アブソリュートタルタロスを諏訪部順一さん、ウルトラマン80を長谷川初範さんが担当”. 円谷ステーション. 円谷プロダクション (2020年9月24日). 2020年10月1日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m “YouTubeウルトラマン公式チャンネル登録者100万人突破記念作品 『ウルトラギャラクシーファイト 大いなる陰謀』 2020年冬に全世界同時配信 決定”. 円谷ステーション. 円谷プロダクション (2020年8月20日). 2020年10月1日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k 宇宙船170 2020, pp. 86-89, 「ウルトラギャラクシーファイト 大いなる陰謀」
- ^ 円谷プロダクションの2021年1月31日のツイート、2021年1月31日閲覧。
- ^ a b c “坂本浩一監督:「格好いい」を追求する特撮魂 常にアップデートする「ウルトラマン」”. まんたんウェブ (2020年11月21日). 2020年11月22日閲覧。
- ^ a b c d e フィギュア王270 2020, pp. 18-19, 「これが仮面の下のトレギアの素顔だ! ウルトラギャラクシーファイト 大いなる陰謀」
- ^ a b “ULTRA GALAXY FIGHT THE ABUSOLUTE CONSPIRACY” (英語). 円谷プロダクション. 2020年11月9日閲覧。
- ^ a b 宇宙船171 2020, pp. 77-79, 「ウルトラギャラクシーファイト 大いなる陰謀」
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac “ULTRA GALAXY FIGHT THE ABUSOLUTE CONSPIRACY 【公式】『ウルトラギャラクシーファイト 大いなる陰謀』”. 円谷プロダクション. 2020年12月6日閲覧。
- ^ a b c d e f g “『ウルトラギャラクシーファイト 大いなる陰謀』最新ムービー公開!ウルトラマントレギア(CV:内田雄馬)が、悪に堕ちる前の本来の姿で初登場、主題歌・宮野真守「ZERO to INFINITY」も披露”. 円谷ステーション. 円谷プロダクション (2020年10月23日). 2020年10月23日閲覧。
- ^ a b 円谷プロダクションの2020年10月15日のツイート、2020年10月15日閲覧。
- ^ a b 円谷プロダクションの2020年10月13日のツイート、2020年10月15日閲覧。
- ^ 円谷プロダクションの2020年11月22日のツイート、2020年11月29日閲覧。
- ^ “宮野真守の20thシングル発売決定、表題曲は自ら作詞の「ウルトラマン」シリーズ主題歌”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2020年8月22日). 2020年8月22日閲覧。
- ^ “ZERO to INFINITY|Discography ディスコグラフィー”. 宮野真守 OFFICIAL WEB SITE. 2020年10月14日閲覧。
参考文献
- 『TSUBURAYA Walker』KADOKAWA〈カドカワムック811〉、2019年12月2日。ISBN 978-4-04-109063-3。
- 『ウルトラマンタイガ&ニュージェネレーションぴあ超大全』ぴあ株式会社〈ぴあMOOK〉、2019年8月23日。ISBN 978-4-8356-4073-0。
- 『ウルトラマンタイガ超全集』構成・間宮尚彦 執筆・大石真司、小学館〈てれびくんデラックス 愛蔵版〉、2020年3月30日。ISBN 978-4-09-105167-7。
- 「宇宙船vol.168特別付録 宇宙船YEARBOOK 2020」『宇宙船』vol.168(SPRING 2020.春)、ホビージャパン、2020年4月1日、 ISBN 978-4-7986-2182-1。
- 『宇宙船』vol.170(AUTUMN 2020.秋)、ホビージャパン、2020年10月1日、 ISBN 978-4-7986-2324-5。
- 『ウルトラマン公式アーカイブ ゼロVSベリアル10周年公式読本』実業之日本社、2020年10月30日。ISBN 978-4-408-41567-3。
- 『フィギュア王』No.270、ワールドフォトプレス、2020年11月30日、 ISBN 978-4-8465-3235-2。
- 『宇宙船』vol.171(AUTUMN 2021.冬)、ホビージャパン、2020年12月28日、 ISBN 978-4-7986-2390-0。
外部リンク
- ULTRA GALAXY FIGHT: NEW GENERATION HEROES 【公式】『ウルトラギャラクシーファイト ニュージェネレーションヒーローズ』
- ULTRA GALAXY FIGHT THE ABUSOLUTE CONSPIRACY 【公式】『ウルトラギャラクシーファイト 大いなる陰謀』
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