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[[1975年]][[10月15日]]から[[1982年]][[6月28日]]まで、NETテレビ(日本教育テレビ、本放送中の[[1977年]]より[[テレビ朝日]])[[オールニッポン・ニュースネットワーク|系列]]で全296話が放送された。[[中央児童福祉審議会]]推薦番組。
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制作は東映動画(現・[[東映アニメーション]])。東映および東映アニメーションが製作してきた、シリーズでない単体のアニメ作品としては、2007年に『[[ONE PIECE (アニメ)|ONE PIECE]]』に破られるまで最長の話数だった。
制作は東映動画(現・[[東映アニメーション]])。東映および東映アニメーションが製作してきた、シリーズでない単体のアニメ作品としては、2007年に『[[ONE PIECE (アニメ)|ONE PIECE]]』に破られるまで最長の話数だった。[[1979年]]にはTBSの『[[ブラザー劇場]]』を終了に追い込んでいる


もともとは1クール(3カ月)の予定だった<ref>ラジオ番組『[[大アニメ博覧会]]』に一休役の藤田が出演した時のトークより</ref>とされる。
もともとは1クール(3カ月)の予定だった<ref>ラジオ番組『[[大アニメ博覧会]]』に一休役の藤田が出演した時のトークより</ref>とされる。


初期は[[日本財団|日本船舶振興会]](会長が[[笹川良一]]の時代。現:[[日本財団]])の[[一社提供|単独提供]]番組で、間のCMは[[山本直純]]作曲「火の用心のうた」がよくOAされていた。当初は水曜19:30からの放送だったが、半年後に月曜19:30に移動した。放送末期のスポンサーは[[ハウス食品]]の一社提供に変更、提供読み上げは[[増山江威子]]が担当した<ref>増山は同じくハウス提供の次作『[[The・かぼちゃワイン]]』の読み上げも担当した。</ref>。
初期は[[日本財団|日本船舶振興会]](会長が[[笹川良一]]の時代。現:[[日本財団]])の[[一社提供|単独提供]]番組で、間のCMは[[山本直純]]作曲「火の用心のうた」がよくOAされていた。当初は水曜19:30からの放送だったが、『[[水曜スペシャル]]』のため半年後に月曜19:30に移動した。放送末期のスポンサーは[[ハウス食品]]の一社提供に変更、提供読み上げは[[増山江威子]]が担当した<ref>増山は同じくハウス提供の次作『[[The・かぼちゃワイン]]』の読み上げも担当した。</ref>。


1960年代末に日本の民話をアニメ化する企画がこのアニメの原案である。その際、他の物語が数案あったが、最終的にこの物語に決定した。しかし、衣装の古さや仏教色の強さなどから、作品が日の目を見るには、本放送期間並みの年月を要することになった<ref>「テレビ ヒット番組のひみつ 「ジェスチャー」から「おしん」まで」(志賀信夫/著)、日本放送出版協会</ref>。
1960年代末に日本の民話をアニメ化する企画がこのアニメの原案である。その際、他の物語が数案あったが、最終的にこの物語に決定した。しかし、衣装の古さや仏教色の強さなどから、作品が日の目を見るには、本放送期間並みの年月を要することになった<ref>「テレビ ヒット番組のひみつ 「ジェスチャー」から「おしん」まで」(志賀信夫/著)、日本放送出版協会</ref>。

2018年11月26日 (月) 00:20時点における版

一休さん

大泉アニメゲートに設置されている「ねりまアニメ年表」の一コマ。
ジャンル 説話日本民話時代劇
アニメ
監督 矢吹公郎
脚本 辻真先山崎忠昭
田代淳二、大川久男
田村多津夫、松岡志奈、他
キャラクターデザイン 我妻宏
音楽 宇野誠一郎
アニメーション制作 東映動画
製作 NETテレビ→テレビ朝日、東映
放送局 NETテレビ→テレビ朝日系列
放送期間 1975年10月15日 - 1982年6月28日
話数 全296話
その他 スタッフの職名表記は一部異なる。
監督→チーフディレクター
キャラクターデザイン→
キャラクターデザイン監修
テンプレート - ノート

一休さん』(いっきゅうさん)は、日本の禅僧・一休宗純の子供時代の説話『一休咄』などを基にしたテレビアニメである。

作品解説

1975年10月15日から1982年6月28日まで、NETテレビ(日本教育テレビ、本放送中の1977年よりテレビ朝日系列で全296話が放送された。中央児童福祉審議会推薦番組。

制作は東映動画(現・東映アニメーション)。東映および東映アニメーションが製作してきた、シリーズでない単体のアニメ作品としては、2007年に『ONE PIECE』に破られるまで最長の話数だった。1979年にはTBSの『ブラザー劇場』を終了に追い込んでいる。

もともとは1クール(3カ月)の予定だった[1]とされる。

初期は日本船舶振興会(会長が笹川良一の時代。現:日本財団)の単独提供番組で、間のCMは山本直純作曲「火の用心のうた」がよくOAされていた。当初は水曜19:30からの放送だったが、『水曜スペシャル』のため半年後に月曜19:30に移動した。放送末期のスポンサーはハウス食品の一社提供に変更、提供読み上げは増山江威子が担当した[2]

1960年代末に日本の民話をアニメ化する企画がこのアニメの原案である。その際、他の物語が数案あったが、最終的にこの物語に決定した。しかし、衣装の古さや仏教色の強さなどから、作品が日の目を見るには、本放送期間並みの年月を要することになった[3]

禅寺の安国寺(あんこくじ)を舞台に、一休がとんちを使って身の回りで起こるさまざまな問題や事件を解決していく。登場するキャラクターをユーモア豊かに描きつつも、南北朝の騒乱さめやらぬ混乱した時代背景を織り交ぜて展開する。

なお、大半の期間は一休の事件解決の痛快さが売り物だが、初期については南北朝の動乱直後の問題の深さゆえに失敗する話や、伊予の局と会えずに悩む話(後の作品では一休に会って助言する話もある)など、痛快とは言い難い話もある。また、一休が武家同士の利己的な戦乱に蹂躙される庶民の姿に心を痛めたり、同じく将軍の命に忠実に従って出陣する新右衛門を複雑な表情で見送るなど、頓智咄の枠に収まらないシリアスな描写もみられる。中期以降は頓知話の種が尽きて、古今東西の物語を翻案したエピソードが多い。

番組初期の第20話で、一休の母親・伊予の局の「あなたは父も母もない」という厳しい言葉に衝撃を受けた末に、一休は琵琶湖へ身を投げる。第21話の冒頭で救われるが、本放送では時間帯が移動しており、かつ特別番組の放映で第20話と第21話の間が数週間開いていた。

最終回は一休が安国寺を去り修行の旅に出る話で、レギュラー登場人物一同が別れを惜しみつつも一休の旅の無事を祈るという設定である。ハッピーエンドの結末であるとともに一休(史実のこの時の名は周建)の子供時代の終わりと成長そして高僧への道を暗示した内容となっている。

アイキャッチでは寺の小坊主たちが口々に一休を呼び、一休が「はぁ~い。慌てない慌てない。一休み一休み・・・。」と答え、フェードアウトしてCMとなる。

毎回話の終わりに、さよちゃんの呼びかけに応じた、一休さんによる「はぁ~い。面白かったぁ?じゃぁ~ねぇ~。」とのセリフがある。これは、虎や橋の話など、ユーモアのある笑い話系ではこの終わり方で、政治や人権、道徳に関するシビアな話、または感動系のときには「はぁ~い。どうだった?じゃぁ~ねぇ~。」に変わる。

スタート当初は、前半は小坊主たちの呼び声に対する一休のセリフが「慌てない慌てない、一休み一休み」のみ(「はぁ~い」のセリフが無い)で、しかもバックは太陽のみ(通常は太陽のほか風景のシルエット)、後半はさよちゃんに対する一休のセリフは「はぁ~い、これでおしまい。また見てね~」だった。また第74話のみ、外観和尚がとんちを考える話で、その回は先述の中間アイキャッチ「慌てない慌てない」も含めて和尚が務めた[4]。その際、表示されるタイトルロゴも本来のものとは異なっていた。

最高視聴率は1976年3月10日放送の27.2%(ビデオリサーチ・関東地区調べ)、関西地区では最高視聴率42%を記録した[5]

このアニメは日本国外でも放送された。特に仏教国のタイでは教育的な内容から好まれ、『Dr.スランプ アラレちゃん』や『ドラえもん』が放映されるまではもっとも人気のあるアニメだった。中国でも人気があり、孫佳星が歌った主題歌が100万枚を超えるヒットになった[6]2006年7月から、ハワイの日本語ケーブルテレビ局、NGN(Nippon Golden Network)で、英語字幕つきで放送されている。

1987年から全話収録ではないが東映ビデオからVHSテープが順次発売された。また、2005年には一休と伊予の局とのエピソードを扱った回を収録してDVD化した『一休さん〜母上さまシリーズ』(全5巻)がビクターエンタテインメントから発売された。

1976年にポピーより、超合金フィギュアが発売された。

テレビアニメの放映と並行し、日貿出版社からテレビアニメ製作スタッフによる単行本コミックスが発行された。また小学館の学習雑誌漫画版も連載された。作者はヨシダ忠。小学館の学習雑誌の漫画版について当初はアニメとのタイアップ作品であったが、開始から2, 3か月後には『とんちの一休さん』と改題し、テレビアニメ作品とは無関係の作品として描かれている。ヨシダはその理由を「テレビアニメのスポンサーからクレームが入ったらしい」と説明している[7]

また、2012年6月30日フジテレビ系列で放送されたスペシャルドラマ『一休さん』(主演:鈴木福)では、原作の名義が本作を製作した「東映アニメーション」となっているほか、本作で一休の声を演じた藤田淑子がナレーションを担当した。

とんち

このアニメではたびたびとんち勝負や様々な問題のために、一休が頓智(知恵)を使って解決させる。

頓智を働かせるときには、まず胡座をかき両手の人差し指を舐め、その指で側頭部に2回ほど円を描いてから結跏趺坐で座禅し、ポク、ポクという木魚の音をバックに瞑想する。 その後、閃いたときにはチーンという仏鈴の音と共に一休は“これだ!”と目を見開く。何も浮かばない時には一休は瞑想をやめ「だめだ……」と溜息をつく。細部は省略されることもある。

一休以外の者が同じことをする場合は音が変だったりして、失敗したりすることが多い。例えば新右衛門の場合は木桶の底を叩いたような音が、桔梗屋や将軍の場合はたらいに水滴が落ちたような音がする。

とんち勝負の出題時には毎回、出題者が「そもさん(什麼生。宋代の俗語で「さあどうだ」「いかに」)」と問い、回答者が「せっぱ(説破)」と返し、「汝に問う!」で始まる問答が入る。

登場人物

安国寺

一休
- 藤田淑子
本作品の主人公で実在の人物一休宗純をモデルとする。幼名は千菊丸(せんぎくまる)。安国寺では一番の後輩。正義感が強く心優しい、聡明な小坊主。
苦手なものは蜘蛛、雷、露姫(やんちゃ姫)、どちて坊やなど。
後小松天皇の庶子であることがアニメでは少しだけ触れられている。
作中では一休と呼ばれているものの、史実の一休は何度も名を変えており、実際には「周建」と名乗っていた時代と推測される(スペシャル版で史実の一休の一生を紹介した際に、この点も述べられている)。
さよちゃん
声 - 桂玲子
一休の友達。安国寺境内の裏手に祖父の吾作と一緒に暮らしている。両親とは死別しており、どちて坊やとの会話で、戦に巻き込まれて犠牲になったことが語られている。懐に母の形見の櫛を持っている。
第8話まで、および第10話のエンディングのクレジット表示では「さえちゃん」と表示されていたが、第9話、および第11話から後は「さよちゃん」と表示される。
次回予告ナレーションも担当しており、「○○(タイトル)をお楽しみに、ねっ!」で締める。
秀念(しゅうねん)
声 - はせさん治
安国寺最年長の兄弟子。兄貴風を吹かすものの、調子に乗りやすい面がある。桔梗屋の弥生に惚れている。初期は一休を小生意気と辛く当たることもあったが、ある一件を境に和解し、良き兄貴分となる。生家は元武士。
哲斉(てっさい)
声 - 清水マリ(第5話まで) → 神谷明(第6話・第7話)→ 井上和彦(第22話以降)
安国寺の小坊主。 出家しているものの、将軍に敵対する南朝方の新田家ゆかりの人物。第7話で一時還俗し戦いの世界へ戻るが、第22話で再び寺へ戻ってくる。初めは生真面目で頑なな性格だったが、やがて皆と打ち解けていく。絵を描くことが趣味。
陳念(ちんねん)
安国寺の小坊主。 太っちょで食いしん坊。「トンカツ食って馬勝った」の名ゼリフは、実は彼の発言。おっとりしてマイペース。「珍念」と誤植されることがある。
黙念(もくねん)
声 - 鈴木富子
安国寺の小坊主。背丈は一休くらいで、ちょっとおっちょこちょい。
哲梅(てつばい)
声 - 中野聖子
安国寺の小坊主。 地味であまり目立たないが、第72話の母親の借金を立替える話では主役を務めた。そばかすが特徴。
外観和尚(がいかんおしょう)
声 - 宮内幸平(248-250話:大久保正信
貧乏寺である安国寺の住職。小坊主達を厳しく時に温かく見守っている。将軍さまが一休をへこましたいがためにたびたび難題を持ちかけてくるのを「義満公にも困ったものじゃ」とぼやく。一方で将軍さまや桔梗屋などの相談に乗ることもある。
製作者の設定では「外観和尚」とされているが、史実の住職は像外集鑑で、これから一文字ずつ頂き字を変えたと見られる[8]。史実の安国寺も室町幕府が後援している寺院であり貧乏寺ではない。
吾作
声 - 山田俊司(現・キートン山田)
さよの祖父。貧しい寺男。大根作りの名人である。
たま
さよが飼っている猫。
性別は不明確で、回によってはメス猫の前で張り切るタマがオスとされたり、将軍様の可愛がるメス猫”ルリ”に焼きもちを焼くシーンでさよに「お姉さんなんだから」とメス扱いされたりと、まちまちである。
てるてる坊主
一休が安国寺に修行に入る際、母が自らの小袖から作り持たせた。表情豊かで、普段は安国寺の渡り廊下前の木にぶら下げられている。
時折、悩んだ一休が母に見立てて相談をしたりする。

幕府

蜷川 新右衛(ヱ)門(にながわ しんえもん)
声 - 野田圭一
寺社奉行という幕府の高官で、武芸の達人でもある青年武士。当初は将軍の命により、天皇の落胤という出自を持つ一休の監視を命じられていたが、一休に接しているうちに、一休のとんちの鮮やかさと性格にほれ込み、一休への弟子入りを希望するようになる。ことあるごとに難題の解決を一休に頼みに来る。境内へ「一休さ~ん、一大事で御座る~!」と駆け込み「どうしました、新右ヱ門さん」「どうしたもこうしたもないで御座るよ」の会話から始まるのが毎度のパターン。
初期は一休の出自もあり「一休殿」と呼んでいたが、一休に嫌がられたため「一休さん」と呼ぶようになった。末姫に惚れているが、自らが末姫に惚れられていることには気付いていない。
モデルは実在の人物である蜷川親当(通称 新右衛門)(にながわ ちかまさ(しんえもん))。史実では一休宗純の連歌の弟子であり、頓智の弟子ではない。また一休が壮年になってからの関係であり一休より歳若である。蜷川氏は山城守護および政所執事を世襲した伊勢氏の親族であったため、伊勢氏の下で山城守護代および政所代として軍事・警察および財務・訴訟を司る一族として活躍した。また幕府の奉公衆でもあり、隣国丹波に所領を与えられ有事の際には軍事力を提供した。「寺社奉行」という役職も、史実では室町幕府には存在せず、江戸幕府の高官である。
足利義満(あしかがよしみつ)
声 - 山田俊司(現・キートン山田)
室町幕府の第三代将軍。劇中では「将軍さま」と呼ばれる。南朝側の母を持つ一休の行動を警戒している。と同時にいつかは賢い一休をへこましたいと思っており、しばしば呼び寄せては無理難題をふっかけるのだが、大抵一休のとんちに一杯食わされて地団駄を踏むはめになる。非常に子供っぽい反面、素直に一休さんに対して負けを認めるあたりは、器量が大きく潔いとも言える。実際に作中でも、甥の小太郎が一休さんの頓智を認めず、負けを認めないのをたしなめるエピソードがある。わがままで戦も頻繁に行い、民の生活を顧みないことが多いが、時には正義感から仁政を行うこともある。ただしこれも、一休さんの頓智に負けた結果によることも多い。露姫が苦手で、遊びに来たときには新右衛門や一休に面倒を見させている。
実在の人物だが、史実の足利義満は、一休が生まれた時には既に将軍職を息子の足利義持(作中では義持はハイハイが終わったばかりの幼児)に譲り、出家しており、金閣寺も義満の隠居所である。一休の時代においては「将軍さま」ではなく、「前将軍さま」が正しいのだが、番組スタッフがあえて将軍として登場させ、出家もしていない。史実でもアニメの描写に輪をかけてわがままな性格と言われるが、室町時代の全盛期を築いた有能な人物だった。

桔梗屋

桔梗屋 利兵エ(衛)(ききょうや りへい)
声 - 緒方賢一
幕府御用達の商人。本職は米問屋らしいが、色々と手広く商売をやっている。豪商の常でお金に目が無く、たびたび阿漕な商売をして痛い目に遭う・一休にとんちでとっちめられるが、懲りない。一休に嫌がらせをすることもしょっちゅうだが、困り事は一休に泣きついて相談を持ちかける。根は悪い人ではなく、将軍にはもちろん、安国寺にも度々つけ届けをしており、案外信心深い。
桔梗屋 弥生(ききょうや やよい)
声 - 小山まみ吉田理保子
桔梗屋利兵エの美人で我侭な一人娘。父の商いの手伝いをしている。一休への嫌がらせも自ら行うが、困り事は父親同様一休さんに泣きついて相談を持ちかける。一休に対しては、困らせたりへこませたりしてやろうという感情と同時に好意も持っており、ある種喧嘩友達のような関係。一休の兄弟子・秀念が、秘かに想いを寄せている。午年生まれ。

その他

伊予の局(いよのつぼね)
声 - 坪井章子増山江威子
一休の母。俗名照子。日野中納言・持明院基親の娘で天皇の女官。後小松天皇との間に生まれたのが一休。将軍に敵対していた南朝側・藤原氏系日野家の出身であったため、将軍によって一休と引き離され小さな家に暮らしている。将軍は後にこれを恥じ、一休と住めるように大きな家を建てるが、一休はこれを断る。息子の身を日々案じ、修行を重ねて立派な僧になって欲しいと願っている。
ナレーターは伊予の局と二役で坪井が行っており、伊予役と共に増山に引き継がれた。
五条 露(ごじょう つゆ)
声 - 白石冬美
五条家の末娘。将軍さえも恐れぬそのやんちゃな性格からやんちゃ姫と呼ばれ、その扱いには一休ですら手を焼いている。本来は心優しいところもあるが、あまりのやんちゃぶりにそういった印象は希薄である。また、ロマンチストな一面もあるらしく、自身が飼う番いの小鳥の雄に「秋の日の 鳥の鶏冠の 藤三郎」と(一休原案の「籐三郎」に無理やり、雅やかにして欲しいと)名づけさせたりしている。これも名付け親は一休であるが、雌の名は「ぴぴ」である。
末姫(すえひめ)
声 - 増山江威子
大大名大内家の娘。淑やかで美しい姫。新右衛門とは実は相思相愛だが、女心に疎い新右衛門はその想いに気付いていない。一休さんも(時には新右衛門に頼られて)何とか仲を取り持とうと画策するが、外観和尚から子供が大人の色恋沙汰へ介入すべきでないと、叱られる羽目になる。
どちて坊や
声 - 潘恵子
なにかにつけて「どちて?」と聞く。このため多くの者が回答に窮する。実は戦災孤児で、南北朝争乱によって両親を失っている。

※エンディングではその回の出演した声優全員はクレジット表示されず、主役クラスの声優のみ表示され、その他の声優は『協力:青二プロ』の表示で統一されていた。

スタッフ

主題歌・挿入歌

オープニングテーマ「とんちんかんちん一休さん」
作詞 - 山元護久 / 作曲・編曲 - 宇野誠一郎 / 歌 - 相内恵、ヤング・フレッシュ
エンディングテーマ「ははうえさま」
作詞 - 山元護久 / 作曲・編曲 - 宇野誠一郎 / 歌 - 藤田淑子
オープニングでは、冒頭に鐘の音が鳴り、さよちゃんが「一休さ~ん!」と大声で呼んだ後に、一休さんが「はぁ~い!」と返事をすると同時にタイトルロゴが飛び出す。返事をした時点から曲がスタートする。
主題歌を歌った相内はヤング・フレッシュのメンバーで、録音当時小学2年生の少女であった[9]。日本での主題歌のレコード売り上げはミリオンセラーを記録した[10]。主題歌シングルは、オリコンの「TVマンガ童謡部門」のチャートで1976年度の年間チャート1位を記録した[11]
2010年7月には、沢村一樹が一休さんに扮した「一休.com」のCMで、「すきすきすき…」で始まるオープニングの冒頭部分がインストゥルメンタルで使用された。
2018年度のNTTドコモのキャンペーンCMにて「とんちんかんちん一休さん」の替え歌が使用されており(演奏部分はオリジナルを使用)、人物の顔が一休さんの顔のCGに変身する演出も施されている[12]。なお同年11月10日より細川たかし(演歌歌手)が出演・本人歌唱しているバージョンが放映されている(演奏部分はバージョンが異なるものを使用。なお、CG演出は施されていない)[13]
オープニングの曲は中国・上海で放映された薬のテレビCM「可迪」に無断で使用されたことがある。後年、アサヒ飲料の「三ツ矢サイダー」のCM(2012年度のみ[14])で替え歌として使用、キリンの「午後の紅茶」のCM(2017年度、歌:中納良恵(EGO-WRAPPIN'[15])にも使用され、CMでは宮崎あおいによるアイキャッチ台詞「慌てない〜」が使用された。また、FMラジオの仏教バラエティ番組「拝、ボーズ!!」のテーマ曲にも使用されている。
エンディングの歌詞は一休が書いた母宛の手紙の内容になっており、歌も一休役の藤田が歌っている。また、映像は安国寺のてるてる坊主が四季の風景を背景に描かれる。
1時間の拡大版では、オープニングとエンディングは現実の京都の風景を使った、特別バージョンが使用された。またエンディングに使用されたてるてる坊主の表情は、通常が「うつむき」と「口閉め笑顔」の2つであるのに対し、拡大版ではその2つの他、「怒り」・「口開き笑顔」が使用された。
アルバム
日本コロムビアより「一休さん・とんち集」と「一休さん・うたとおはなし」の二種類の30センチLPレコードが製作された。
いずれもテレビまんが製作スタッフによる声優の吹き込みによるお話しと、オープニングテーマとエンディングテーマの他、挿入歌4曲が収録されている。
挿入歌
「ひとやすみの歌」
作詞 - 矢吹公郎 / 作曲 - 宇野誠一郎 / 歌 - ヤング・フレッシュ
「てるてる坊主の歌」
作詞 - 矢吹公郎 / 作曲 - 宇野誠一郎 / 歌 - 藤田淑子、増山江威子
「鐘がゴーンと鳴りゃ」
作詞 - 辻真先 / 作曲 - 宇野誠一郎 / 歌 - 藤田淑子
一休達が作中よく歌っている曲。
「そもさんせっぱのうた」
作詞 - 矢吹公郎 / 作曲 - 宇野誠一郎 / 歌 - 千葉由美、ヤング・フレッシュ
アニメ中では歌われたことがない曲。

各話リスト

話数 放送日 サブタイトル 脚本 演出 作画監督
第1話 1975年
10月15日
てるてる坊主と小僧さん 辻真先 矢吹公郎
今沢哲男
端名貴勇
石黒育
第2話 10月22日 まんじゅうとねずみ 生頼昭憲 荒木伸吾
山口泰弘
第3話 10月29日 とんち合戦とねこのタマ 山崎忠昭 新田義方 木暮輝夫
森下圭介
第4話 11月5日 しの字とひとやすみ 辻真先 古沢日出夫 石黒育
第5話 11月12日 たけのこと虎退治 山崎忠昭 今沢哲男 端名貴勇
第6話 11月19日 さむらいと千菊丸 辻真先 生頼昭憲 山口泰弘
第7話 12月3日 なぞなぞ問答と山伏 山本寛己 木暮輝夫
第8話 12月24日 あみだ様とわら靴 田代淳二 矢吹公郎 我妻宏
第9話 1976年
1月7日
めでたくもありめでたくもなし 辻真先 今沢哲男 端名貴勇
第10話 1月14日 立派な衣裳と風邪薬 山崎忠昭 古沢日出夫 石黒育
第11話 1月21日 するめとやせ蛙 大川久男 永樹凡人
第12話 1月28日 すて子と闇夜のからす 田代淳二 山本寛己 木暮輝夫
第13話 2月11日 おねしょとお姫さま 山崎忠昭 生頼昭憲 山口泰弘
第14話 2月18日 あくびと猫の茶わん 大川久男 古沢日出夫 石黒育
第15話 2月25日 あばれ馬とジャンケンポン 田代淳二 今沢哲男 端名貴勇
第16話 3月3日 ケチ兵衛と歌の名人 山崎忠昭 永樹凡人
第17話 3月10日 おしっことしゃっくり 大川久男 山本寛己 木暮輝夫
第18話 3月17日 泥棒と地蔵さん 辻真先 生頼昭憲 山口泰弘
第19話 3月24日 われた徳利と二人の母 大川久男 古沢日出夫 石黒育
第20話 3月31日 おっぱいと兄弟げんか 田代淳二 今沢哲男 端名貴勇
第21話 4月12日 一休納豆と腹ぺこ道中 矢吹公郎
遠藤勇二
木暮輝夫
石黒育
第22話 4月19日 縄のわなと笑わぬ哲斉 辻真先 生頼昭憲 山口泰弘
第23話 4月26日 木登りとあずけた財布 田代淳二 永樹凡人
第24話 5月3日 うそつきとお仕置き 大川久男 古沢日出夫 石黒育
第25話 5月10日 とうふと将軍さまの鹿 山崎忠昭 矢吹公郎 富永貞義
第26話 5月17日 何にもないとつげの櫛 田代淳二 遠藤勇二 木暮輝夫
第27話 5月31日 桔梗屋さんと思い出ばなし 辻真先 今沢哲男 端名貴勇
第28話 6月7日 つらい修業と鬼の和尚さん 山崎忠昭 古沢日出夫 石黒育
第29話 6月14日 おぼろ月夜と弥生の聟 辻真先 山本寛己 進藤満尾
第30話 6月21日 どじょうとうなぎと母上さま 田代淳二 永樹凡人
第31話 6月28日 お百姓と槍の試合 大川久男 石黒昇 富永貞義
第32話 7月12日 七夕と母のお守り 田代淳二 生頼昭憲 山口泰弘
第33話 7月19日 野武士と末期の水 辻真先 古沢日出夫
寒竹清隆
木暮輝夫
第34話 7月26日 竹馬とたからもの 田代淳二 今沢哲男 端名貴勇
第35話 8月2日 悪代官とお化け寺 田村多津夫 古沢日出夫 石黒育
第36話 8月16日 小さなしじみと大きないたち 辻真先 石黒昇
吉田健次郎
富永貞義
第37話 8月23日 がまん会ときもだめし会 今沢哲男 進藤満尾
端名貴勇
第38話 8月30日 弱い新右ェ門と強い花嫁 生頼昭憲
寒竹清隆
木暮輝夫
第39話 9月6日 さむらいと池の鯉 田村多津夫 矢吹公郎
寒竹清隆
森英樹
第40話 9月13日 孝行餅と百目ローソク 山崎忠昭 今沢哲男 端名貴勇
第41話 9月20日 一ぱいのお茶とりっぱな御殿 田代淳二 生頼昭憲 山口泰弘
第42話 9月27日 鳴かぬからすと仏さま 田村多津夫 古沢日出夫 石黒育
第43話 10月11日 大水とかんにんぐ 辻真先 寒竹清隆 木暮輝夫
第44話 10月18日 消えたてるてる坊主 松岡志奈 石黒昇
吉田健次郎
富永貞義
第45話 10月25日 菊の花とおまんじゅうの片割れ 高森マオ 今沢哲男 端名貴勇
第46話 11月1日 将軍さまとまきわり 大川久男 古沢日出夫 石黒育
第47話 11月8日 堺の町とにせ一休 辻真先 生頼昭憲 山口泰弘
第48話 11月15日 火事と消えた仏像 田代淳二 寒竹清隆 木暮輝夫
第49話 11月22日 ひょうたんとお家騒動 山崎大助 今沢哲男 端名貴勇
第50話 11月29日 ふしぎな動物と危ない橋 福澤見 古沢日出夫 石黒育
第51話 12月6日 一休と新右ェ門歌くらべ 辻真先 矢吹公郎
寒竹清隆
木暮輝夫
第52話 12月13日 きつねと宝さがし 山崎大助 今沢哲男 端名貴勇
第53話 12月20日 とんち封じと歳の暮 田代淳二 古沢日出夫 石黒育
第54話 1977年
1月3日
強い新右ェ門といとしい姫 辻真先 生頼昭憲
寒竹清隆
木暮輝夫
第55話 1月10日 逃げた鳥とやんちゃ姫 生頼昭憲 山口泰弘
第56話 1月17日 頑固じいさんとやさしい新右ェ門 今沢哲男 端名貴勇
第57話 1月24日 迷信とからすの恩返し 斉藤千恵子 古沢日出夫 石黒育
第58話 1月31日 紙人形と梅の花 田代淳二 寒竹清隆 木暮輝夫
第59話 2月7日 飛ばないとりと借金とり 辻真先 生頼昭憲 山口泰弘
第60話 2月14日 おしゃべり人形とお稲荷さん 福澤見 今沢哲男 山本福雄
第61話 2月21日 ふすま絵と鯉の滝のぼり 山本真帆 古沢日出夫 石黒育
第62話 2月28日 かもねぎととんち将軍 山崎忠昭 矢吹公郎
寒竹清隆
木暮輝夫
第63話 3月7日 逃げ出したごちそうと桜の花 山本真帆 今沢哲男 山本福雄
第64話 3月21日 植木鉢と米俵 大川久男 生頼昭憲 山口泰弘
第65話 4月11日 やんちゃ姫と裸の松の木 辻真先 古沢日出夫 石黒育
第66話 4月18日 捨てられた子と嘘くらべ 田代淳二 寒竹清隆 木暮輝夫
第67話 4月25日 あまのじゃく合戦と花嫁さん 山崎忠昭 今沢哲男 山本福雄
第68話 5月2日 金の仏像と将軍のおくりもの 辻真先 生頼昭憲
高山秀樹
山口泰弘
第69話 5月9日 杉のかぶとと折紙和尚 福澤見 古沢日出夫 石黒育
第70話 5月16日 人さらいとお猫さま 田代淳二 寒竹清隆 木暮輝夫
第71話 5月23日 一人かごと十六なべ 今沢哲男 山本福雄
第72話 5月30日 大事なひげと和尚さん 大川久男 古沢日出夫 石黒育
第73話 6月6日 借金と新右ェ門のお裁き 山崎忠昭 影山勇
寒竹清隆
木暮輝夫
第74話 6月20日 やんちゃ姫とたいくつ将軍 辻真先 生頼昭憲 山口泰弘
第75話 6月27日 一休の思いやりと永平寺 今沢哲男 山本福雄
第76話 7月4日 かりたお金ととんち箱 田代淳二 古沢日出夫 石黒育
第77話 7月11日 さよちゃんと縁結び 大川久男 寒竹清隆 木暮輝夫
第78話 7月18日 やんちゃ姫とかなづち一休 辻真先 古沢日出夫 鈴木幸雄
第79話 7月25日 まわる玉子とふしぎなこま 福澤見 生頼昭憲 山口泰弘
第80話 8月1日 朝顔と一杯の水 田代淳二 今沢哲男 山本福雄
第81話 8月8日 お説教とがまんくらべ 大川久男 古沢日出夫 石黒育
第82話 8月15日 インコと千燈供養 田代淳二 寒竹清隆 木暮輝夫
第83話 8月22日 大根問答と一日和尚 辻真先 新田義方 新田敏夫
第84話 8月29日 だんごとおかしな手紙 石田悠 矢吹公郎
吉沢高志
森利夫
第85話 9月5日 こよりとものぐさ六助 田代淳二 今沢哲男 山本福雄
第86話 9月12日 しらけ麿とやんちゃ姫 辻真先 古沢日出夫 鈴木幸雄
第87話 9月26日 けち和尚と一文銭 田代淳二 生頼昭憲 山口泰弘
第88話 10月3日 怪盗と龍のなみだ石 福澤見 寒竹清隆 木暮輝夫
第89話 10月10日 ごちそうと生きてる傘 田代淳二 新田義方 富永貞義
第90話 10月17日 雨もりと手押車 今沢哲男 山本福雄
第91話 10月24日 蛇と松たけ泥棒 古沢日出夫 石黒育
第92話 10月31日 もてもて弥生とでこぼこ一休 辻真先 寒竹清隆 木暮輝夫
第93話 11月7日 いじわる桔梗屋と倒れた一休 白土武
第94話 11月14日 ギヤマンの壷と一尺の板 金春智子 生頼昭憲 山口泰弘
第95話 11月21日 骸骨とそむいた一休 辻真先 今沢哲男 山本福雄
第96話 11月28日 迷信と竜のおくりもの 田代淳二 寒竹清隆 木暮輝夫
第97話 12月5日 初雪と三匹の仔犬 古沢日出夫 田島実
第98話 12月12日 がんこ爺さんと犬の恩返し 大川久男 新田義方 富永貞義
第99話 12月19日 大きなうそと大きな贈物 田代淳二 今沢哲男 山本福雄
第100話 1978年
1月9日
一休の初夢とやんちゃ姫 辻真先 寒竹清隆 木暮輝夫
第101話 1月16日 二頭の馬と能ある鷹 白土武
第102話 1月23日 村の引越しと山の引越し 金春智子 古沢日出夫 石黒育
第103話 1月30日 雪だるまと拾ったさいふ 田代淳二 白土武
第104話 2月6日 剣術と力くらべ 福澤見 新田義方 富永貞義
第105話 2月13日 昼ちょうちんと黒いみかん 大川久男 石黒育
第106話 2月20日 長いわらじと兄弟げんか 田代淳二 生頼昭憲 山口泰弘
第107話 2月27日 大きなつぼとかんちがい 寒竹清隆 木暮輝夫
第108話 3月6日 とんちくらべとおもいやり 福澤見 今沢哲男 山本福雄
第109話 3月13日 売られた喧嘩と大親分 田代淳二 古沢日出夫 石黒育
第110話 3月20日 のせられた船とにぎりめし 今沢哲男 山本福雄
第111話 3月27日 とんち将軍と南蛮時計 寒竹清隆 木暮輝夫
第112話 4月10日 お花見と拾ったお金 白土武
第113話 4月17日 生の料理とからかさ連判 新田義方 石黒育
第114話 4月24日 びっくり箱とちぐはぐ三人旅 辻真先 今沢哲男 端名貴勇
第115話 5月1日 やんちゃ姫と遊び相手 生頼昭憲 山口泰弘
第116話 5月8日 馬のお風呂としょうぶの節句 田代淳二 寒竹清隆 木暮輝夫
第117話 5月15日 さかだちと力じまん 白土武
第118話 5月22日 馬の角とたくさんのおにぎり 金春智子 新田義方 富永貞義
第119話 5月29日 雷さまとおねしょ一休 山浦弘靖 古沢日出夫 松本清
第120話 6月5日 新右ェ門と姫のいとしさ 辻真先 今沢哲男 山本福雄
第121話 6月12日 弥生さんと古い証文 田代淳二 寒竹清隆 木暮輝夫
第122話 6月19日 うぬぼれ若君とてんつくてん 藤川桂介 白土武
第123話 6月26日 動かぬ輿と動いた絵 辻真先 石黒育 黒石竜
第124話 7月3日 雨がえるとのこった一文 田代淳二 生頼昭憲 山口泰弘
第125話 7月10日 大泥棒ととんち和尚 藤川桂介 寒竹清隆 木暮輝夫
第126話 7月17日 安い着物と高い陰 金春智子 古沢日出夫 松本清
第127話 7月24日 どちて坊やとてるてる坊主 山浦弘靖 今沢哲男 山本福雄
第128話 7月31日 わがまま将軍と小猿の剣術 藤川桂介 新田義方 富永貞義
第129話 8月7日 やんちゃ姫と弥生の孝行 辻真先 白土武
第130話 8月14日 暑い坂道と冷汗将軍 雨宮雄児 寒竹清隆 木暮輝夫
第131話 8月21日 西瓜どろぼうと名裁判 田代淳二 石黒育 黒石竜
第132話 8月28日 螢火とまぼろしの姫 山浦弘靖 生頼昭憲 山口泰弘
第133話 9月4日 となりのはなと子供の喧嘩 大川久男 古沢日出夫 松本清
第134話 9月11日 母のない子と渡り鳥 田代淳二 寒竹清隆 木暮輝夫
第135話 9月18日 からくり人形と鬼の面 藤川桂介 今沢哲男 山本福雄
第136話 10月9日 やんちゃ姫と豪傑赤ちゃん 辻真先 白土武
第137話 10月16日 二匹の猫と急がばまわれ 田代淳二 石黒育 松本清
第138話 10月23日 まんが老人とひよこの一休 藤川桂介 寒竹清隆 木暮輝夫
第139話 10月30日 どちて坊やとどちて騒動 山浦弘靖 今沢哲男 山本福雄
第140話 11月6日 風邪将軍と水になった鷹 藤川桂介 寒竹清隆 木暮輝夫
第141話 11月13日 みんなのとんちと温泉旅 辻真先 白土武
第142話 11月20日 桔梗屋さんと一たす一 金春智子 生頼昭憲 山口泰弘
第143話 11月27日 夜ふかし将軍と一休の良薬 大川久男 石黒育 松本清
第144話 12月4日 怒りんぼ将軍と笑った犬 今沢哲男 山本福雄
第145話 12月11日 奉行の試験と飛んだ答案 田代淳二 寒竹清隆 木暮輝夫
第146話 12月18日 けち将軍ともちつき大会 古沢日出夫 松本清
第147話 1979年
1月8日
やんちゃ姫と消えた将軍 辻真先 生頼昭憲 山口泰弘
第148話 1月15日 金の成る木と酔っぱらい 大川久男 寒竹清隆 木暮輝夫
第149話 1月22日 どちて坊やとやんちゃ姫 辻真先 白土武
第150話 1月29日 お猫様とひげ騒動 山浦弘靖 今沢哲男 山本福雄
第151話 2月12日 女らしさと男らしさ 田代淳二 生頼昭憲 高橋信也
第152話 2月19日 近江八景と口は災いのもと 新田義方 富永貞義
第153話 2月26日 勝負の鬼ととんち剣法 金春智子 寒竹清隆 木暮輝夫
第154話 3月5日 ひな人形とてるてる坊主 田代淳二 石黒育 松本清
第155話 3月12日 雪女と人さらい 山浦弘靖 白土武
第156話 3月19日 一日お役人と一休人形 大川久男 今沢哲男 山本福雄
第157話 3月26日 将軍様とお祝餅 雨宮雄児 寒竹清隆 木暮輝夫
第158話 4月2日 やんちゃ姫とおすまし姫 辻真先 生頼昭憲 山口泰弘
第159話 4月9日 花まつりとそうめん 田代淳二 寒竹清隆 木暮輝夫
第160話 4月16日 欲ばり損とくたびれもうけ 白土武
第161話 4月23日 さよの花嫁さんと花嫁の母 山浦弘靖 寒竹清隆 細田義男
第162話 4月30日 運動会と小坊主たち 大川久男 今沢哲男 山本福雄
第163話 5月7日 長いじゅずと損した一文 田代淳二 石黒育 松本清
第164話 5月14日 るす番将軍といじわる問答 大川久男 寒竹清隆 木暮輝夫
第165話 5月21日 鎌倉とさよのそっくりさん 山浦弘靖 白土武
第166話 5月28日 帰った一休と消えたやんちゃ姫 辻真先 寒竹清隆 木暮輝夫
第167話 6月4日 娘ひとりと聟三人 大川久男 今沢哲男 山本福雄
第168話 6月11日 安い孔雀と紙に包んだ火 山本真帆 生頼昭憲 細田義男
第169話 6月18日 やんちゃ姫とうず潮騒動 山浦弘靖 石黒育 松本清
第170話 6月25日 拾った子どもと道後温泉 辻真先 白土武
第171話 7月2日 琵琶法師と源平合戦 田代淳二 生頼昭憲 細田義男
第172話 7月9日 地獄坂と天神さま 大川久男 今沢哲男 山本福雄
第173話 7月16日 土産話としゃべる熊 藤川桂介 寒竹清隆 木暮輝夫
第174話 8月6日 たいくつ将軍とうそも方便 辻真先 今沢哲男 山本福雄
第175話 8月13日 地獄の亡者と釜ゆで将軍 田代淳二 寒竹清隆 木暮輝夫
第176話 8月27日 将軍さまと夏休み 山浦弘靖 石黒育 松本清
第177話 9月10日 やんちゃ姫とやんちゃ丸 辻真先 白土武
第178話 9月17日 三日ぼうずと水遊び 大川久男 生頼昭憲 細田義男
第179話 9月24日 迷惑将軍と割れた茶わん 金春智子 今沢哲男 山本福雄
第180話 10月8日 秀念さんと恋文騒動 山浦弘靖 寒竹清隆 木暮輝夫
第181話 10月15日 将軍さまとだまし合戦 金春智子 石黒育 松本清
第182話 10月22日 母上さまと損したとんち 田代淳二 白土武
第183話 10月29日 黙念さんと山伏騒動 寒竹清隆 木暮輝夫
第184話 11月5日 天狗の一休と将軍の挑戦 金春智子 宮崎信也 細田義男
第185話 11月12日 雨もりとトンチ時雨 山浦弘靖 今沢哲男 山本福雄
第186話 11月19日 謎歌と食いしんぼ陳念 辻真先 石黒育 松本清
第187話 11月26日 虎と橋と化かされた将軍 田代淳二 寒竹清隆 木暮輝夫
第188話 12月3日 やんちゃ姫と小町合戦 辻真先 白土武
第189話 12月10日 生まれ代りと本を読む猫 大川久男 宮崎信也 細田義男
第190話 12月17日 二人一休と偽もの騒ぎ 山浦弘靖 今沢哲男 山本福雄
SP 12月24日 母への贈りものと一休の怒り 坂梨港
矢吹公郎
辻真先
山崎忠昭
田代淳二
矢吹公郎
今沢哲男
我妻宏
端名貴勇
第191話 1980年
1月7日
高い買物ととんち通行料 金春智子 石黒育 松本清
第192話 1月14日 怒ったタマと桔梗屋の泣きっつら 藤川桂介 寒竹清隆 木暮輝夫
第193話 1月21日 さらわれた弥生と雷の脱走 辻真先 白土武
第194話 1月28日 おばあちゃんとずっこけ一休 筒井ともみ 宮崎信也 細田義男
第195話 2月4日 寒がり将軍と一休だるま 大川久男 今沢哲男 山本福雄
第196話 2月18日 わけられない馬と とんちの教え 田代淳二 石黒育 松本清
第197話 2月25日 どろぼうと泣いた利兵衛 寒竹清隆 木暮輝夫
第198話 3月3日 やんちゃ姫と噂ばなし 辻真先 白土武
第199話 3月10日 金の仏像とふられた秀念 田代淳二 寒竹清隆 細田義男
第200話 3月17日 新右ェ門の失敗と裸ンぼ将軍 大川久男 今沢哲男 我妻宏
第201話 3月31日 しみ抜きとなぐられた将軍 田代淳二 石黒育
第202話 4月7日 あばれ者と新右ェ門の勇気 白土武
第203話 4月14日 欲ばり桔梗屋とだまされた将軍 大川久男 寒竹清隆 木暮輝夫
第204話 4月21日 無用の用と小坊主さん 山浦弘靖 細田義男
第205話 4月28日 そっくりさんとしばられた将軍 田代淳二 石黒育
第206話 5月12日 お花見とけちんぼ将軍 大川久男 白土武
第207話 5月19日 逃げたうなぎとおぼれたカッパ 田代淳二 寒竹清隆 木暮輝夫
第208話 5月26日 いとしい姫とお見合騒動 山浦弘靖 細田義男
第209話 6月2日 やんちゃ姫と花嫁修業 辻真先 永樹凡人 細田義男
第210話 6月9日 犬将軍と桔梗屋狸 大川久男 石黒育
第211話 6月16日 琵琶のたたりとかぶれた将軍 田代淳二 寒竹清隆 木暮輝夫
第212話 6月23日 さよの涙と金の鳩 筒井ともみ 永樹凡人 白土武
第213話 6月30日 弥生の縁談とやきもち秀念 田代淳二 寒竹清隆 細田義男
第214話 7月7日 文字ぐさりと将軍のお守り 辻真先 永樹凡人
第215話 7月14日 天中殺とおかしな鳥 大川久男 石黒育
第216話 7月21日 落した扇と赤い雲 福澤見 寒竹清隆 木暮輝夫
第217話 7月28日 掛軸と消えた白馬 金子武郎 白土武
SP 8月25日 大暴れやんちゃ姫
第218話 9月1日 奉行いらずと損した桔梗屋 田代淳二 寒竹清隆 細田義男
第219話 9月8日 三羽の鳥とあほう鳥 大川久男 石黒育
第220話 9月15日 やんちゃ姫とはりきり将軍 辻真先 寒竹清隆 木暮輝夫
第221話 9月22日 宝の壺と大蛇山 大川久男 永樹凡人 細田義男
第222話 10月6日 こじつけ将軍と屁りくつ一休 白土武
第223話 10月13日 笑魂丹とにせ上人 金子武郎 寒竹清隆 細田義男
第224話 10月20日 秋風とみ仏のいない陳念 田代淳二 石黒育
第225話 10月27日 いたずら猿と変身うさぎ 福澤見 永樹凡人 木暮輝夫
第226話 11月10日 琵琶湖のなまずと避難袋 金子武郎 寒竹清隆 細田義男
第227話 11月17日 猫ババ将軍と一休うちわ 大川久男 白土武
第228話 11月24日 やんちゃ姫と刈入れの秋 辻真先 永樹凡人 木暮輝夫
第229話 12月1日 お子様料金とゴミ将軍 大川久男 寒竹清隆 菊池城二
第230話 12月8日 親孝行とくらべ馬 金子武郎 石黒育
第231話 12月15日 インコとほしがり将軍 田代淳二 寒竹清隆 細田義男
第232話 12月22日 里帰りとみんなの思いやり 石黒育
第233話 1981年
1月5日
お正月とやんちゃ姫 生頼昭憲 木暮輝夫
第234話 1月12日 明国の使節と老大工 福澤見 白土武
第235話 1月19日 おしゃべり薬ととんち饅頭 大川久男 寒竹清隆 細田義男
第236話 1月26日 がんこ和尚とたけのこ将軍 菊池城二
第237話 2月2日 大雪とさよのくし 田代淳二 白土武
第238話 2月9日 とんち問答と将軍さまの直筆 大川久男 永樹凡人 木暮輝夫
第239話 2月16日 しつけとふたりのやんちゃ姫 辻真先 石黒育 松本清
第240話 2月23日 なまけ将軍と自動足踏器 田代淳二 寒竹清隆 細田義男
第241話 3月2日 ひな祭りとこぼれた白酒 白土武
第242話 3月9日 木馬としばられた将軍 永樹凡人 木暮輝夫
第243話 3月16日 にせ花聟と消えたジュズ 辻真先 石黒育 松本清
第244話 3月23日 たいくつ将軍と見えない献上品 大川久男 寒竹清隆 細田義男
第245話 3月30日 大泥棒と雪の密室 辻真先 永樹凡人 木暮輝夫
SP 4月6日 春の一休さん大会:

死なない薬と馬鹿げた船
歩くなっぱと桔梗屋の証文

第246話 4月20日 花見酒と酔いどれ医者 大川久男 鈴木幸雄 松本清
第247話 4月27日 ごまかした桔梗屋と猿の仕返し 寒竹清隆 上村栄司
第248話 5月4日 夢の水墨画ととんち合戦 白石幸男 永樹凡人 木暮輝夫
第249話 5月11日 墨つくりと桔梗屋の買占め 田代淳二 生頼昭憲 白土武
第250話 5月25日 やんちゃ姫とつっぱり若さま 辻真先 石黒育
第251話 6月1日 蘭の花と将軍の贈りもの 田代淳二 寒竹清隆 細田義男
第252話 6月8日 赤いふなと入れ札将軍 上村栄司
第253話 6月15日 とんち娘と葦手書き 白石幸男 永樹凡人 木暮輝夫
第254話 6月29日 逃げた鷹ととんち笛 田代淳二 白土武
第255話 7月6日 だだっ子将軍とかみそり一休 大川久男 鈴木幸雄 石黒育
第256話 7月13日 うそと四人のやんちゃ姫 辻真先 寒竹清隆 細田義男
第257話 7月20日 一日養女と粘土遊び 永樹凡人 木暮輝夫
第258話 8月10日 空とぶうさぎとお月さま 田代淳二 寒竹清隆 上村栄司
第259話 8月17日 殴られ損と一休裁き 大川久男 白土武
第260話 8月31日 ひとつ家と嵐の道ゆき 辻真先 石黒育
第261話 9月7日 白鬼と小さな里帰り 田代淳二 矢吹公郎 木暮輝夫
第262話 9月14日 犯人さがしと安売り合戦 大川久男 寒竹清隆 細田義男
第263話 9月21日 遠来の客と困った和尚 田代淳二 上村栄司
第264話 10月5日 秀念のとんちと七福神盗賊 白石幸男 永樹凡人 木暮輝夫
第265話 10月12日 がめつい駕籠屋とくたびれ損 辻真先
小柳順治
鈴木幸雄 石黒育
第266話 10月26日 悪のり新右ヱ門と天気予報 辻真先
田中理絵子
永樹凡人 白土武
第267話 11月2日 断食くらべとあやまった将軍 田代淳二 矢吹公郎 石黒育
第268話 11月16日 にわとりの卵と将軍のたくらみ 寒竹清隆 木暮輝夫
第269話 11月23日 灯りと煙にまかれた桔梗屋 細田義男
第270話 11月30日 父と娘の名裁き 永樹凡人 木暮輝夫
第271話 12月7日 海賊と十年目の友情 寒竹清隆 上村栄司
第272話 12月14日 やんちゃ姫と末姫さま 辻真先 石黒育
第273話 12月21日 はやりかぜと一休大明神 田代淳二 白土武
SP 12月28日 年忘れ一休さん大会:

すずめ焼と泣いた桔梗屋
一文の助けあいと将軍の意地[16]

第274話 1982年
1月11日
やんちゃ姫と無茶苦茶修業 筒井ともみ 生頼昭憲 木暮輝夫
第275話 1月18日 口のきけないさよとかんちがい 田代淳二 永樹凡人 細田義男
第276話 1月25日 将軍の水と井戸におちた猫 鈴木幸雄 石黒育
第277話 2月1日 和尚様のとんちと一休断ち 白土武
第278話 2月8日 大雪と欲ばり桔梗屋 寒竹清隆 石黒育
第279話 2月15日 おろした看板と将軍の夢 永樹凡人 細田義男
第280話 2月22日 生き返った桔梗屋と破った証文 駒田博之 寒竹清隆 木暮輝夫
第281話 3月8日 怒った新右ェ門とクビキリ将軍 田代淳二 石黒育
第282話 3月15日 朝市と大きい一坪 白土武
第283話 3月22日 おねしょと新右ェ門のちえ 寒竹清隆 石黒育
第284話 3月29日 やんちゃ姫と霞の宴 辻真先 石黒育 木暮輝夫
第285話 4月5日 将軍の猫となめんなよ 田代淳二 鈴木幸雄 石黒育
第286話 4月12日 のぼせた桔梗屋と思いちがい 古沢日出夫 木暮輝夫
第287話 4月19日 一休床屋と目移りびようぶ 大川久男 寒竹清隆 石黒育
第288話 4月26日 歩けないこどもと母上のいましめ 田代淳二 白土武
第289話 5月3日 弥生の婿とやきもち秀念 矢吹公郎 松本清
第290話 5月10日 麦刈りと底のない桶 大川久男 石黒育 木暮輝夫
第291話 5月17日 仲たがいの新右ヱ門と末姫さま 田代淳二 寒竹清隆 石黒育
第292話 5月24日 買い食いとやんちゃ姫 辻真先 白土武
第293話 5月31日 雨漏り寺と思わぬ大金 田代淳二 鈴木幸雄 石黒育
第294話 6月14日 こげたご飯とやきもち一休 石黒育 木暮輝夫
第295話 6月21日 牢に入った新右ヱ門と一休の仕返し 寒竹清隆
第296話 6月28日 母よ!友よ!安国寺よ!さようなら 矢吹公郎 松本清

ネット局

系列は放送当時の系列。

放送地域 放送局 放送系列 ネット形態 備考
関東広域圏 テレビ朝日 テレビ朝日系列 製作局 1977年3月まではNETテレビ
北海道 北海道テレビ 同時ネット
青森県 青森放送 日本テレビ系列
テレビ朝日系列
遅れネット
岩手県 テレビ岩手 日曜 9:00 - 9:30 に放送[17][18]
1980年3月まで放送
岩手放送
(現:IBC岩手放送
TBS系列 1980年4月から放送
宮城県 東日本放送 テレビ朝日系列 同時ネット
秋田県 秋田放送 日本テレビ系列 遅れネット
山形県 山形テレビ フジテレビ系列
テレビ朝日系列
1980年3月まで放送
山形放送 日本テレビ系列
テレビ朝日系列
1980年4月から放送
福島県 福島中央テレビ 1981年9月まで放送
福島放送 テレビ朝日系列 同時ネット 1981年10月の開局時から放送
新潟県 新潟放送 TBS系列 遅れネット 火曜 17:30 - 18:00 に放送[19]
1981年3月まで放送
新潟総合テレビ フジテレビ系列
テレビ朝日系列
同時ネット 1981年4月から放送
富山県 北日本放送 日本テレビ系列 遅れネット 1976年6月14日から放送[20]
石川県 北陸放送 TBS系列
福井県 福井放送 日本テレビ系列
山梨県 山梨放送
長野県 信越放送 TBS系列 [21]
静岡県 静岡放送 木曜 19:00 - 19:30 に放送
1978年9月まで放送
静岡けんみんテレビ
(現:静岡朝日テレビ
テレビ朝日系列 同時ネット 1978年10月から放送
中京広域圏 名古屋テレビ
近畿広域圏 朝日放送
(現:朝日放送テレビ
島根県鳥取県 山陰中央テレビ フジテレビ系列 遅れネット
岡山県 テレビ岡山 フジテレビ系列
テレビ朝日系列
現:岡山放送
1979年3月の岡山・香川の電波相互乗り入れまで
広島県 広島ホームテレビ テレビ朝日系列 同時ネット プロ野球広島東洋カープ主催試合の中継がある日には遅れネット
山口県 テレビ山口 TBS系列
フジテレビ系列
テレビ朝日系列
遅れネット 1978年9月まで土曜 17:00 - 17:30 に放送
1978年10月に山口放送へネット移行
山口放送 日本テレビ系列
テレビ朝日系列
1978年9月までは日本テレビ系列単独加盟局
徳島県 四国放送 日本テレビ系列
香川県
香川県・岡山県
瀬戸内海放送 テレビ朝日系列 同時ネット 1979年3月までの放送対象地域は香川県のみ
1979年4月の岡山・香川の電波相互乗り入れで岡山県にもエリア拡大
愛媛県 愛媛放送 フジテレビ系列 遅れネット 現・テレビ愛媛
高知県 テレビ高知 TBS系列
福岡県 九州朝日放送 テレビ朝日系列 同時ネット
長崎県 長崎放送 TBS系列 遅れネット 1979年10月時点では土曜 17:30 - 18:00 に放送
熊本県 熊本放送 日曜 17:00 - 17:30 に放送
大分県 テレビ大分 フジテレビ系列
日本テレビ系列
テレビ朝日系列
宮崎県 テレビ宮崎
鹿児島県 南日本放送 TBS系列
鹿児島テレビ 日本テレビ系列
フジテレビ系列
テレビ朝日系列
移行時期不明
沖縄県 沖縄テレビ フジテレビ系列 1980年3月11日放送分をもって打ち切り
打ち切り時点での放送日時は火曜 17:30 - 18:00[22]
次番組は『機動戦士ガンダム

配信動画

Amazonの有料動画配信サービスであるAmazonビデオで全話が配信されている。

YouTubeでは、東映アニメーションによる第1話「てるてる坊主と小僧さん」の無料公開が行われている。ただし、オープニング映像にあるプロデューサーと制作のクレジットは、1975年10月当時の「NET」表記ではなく1977年4月以降の「テレビ朝日」表記になっている。これに対しアイキャッチ2種類は、先述の通り初期バージョンをそのまま使用している。

劇場版

東映まんがまつりの1本として公開されている。

  • 一休さん(1976年3月20日)第1話のブローアップ版。
  • 一休さん 虎たいじ(1976年7月22日)第5話のブローアップ版。
  • 一休さん おねしょお姫さま(1976年12月19日)第13話のブローアップ版。これのみ一部地域での上映。
  • 一休さん ちえくらべ(1977年3月19日)第2話のブローアップ版。
  • 一休さんとやんちゃ姫(1978年3月18日)完全新作。
  • 一休さん 春だ!やんちゃ姫(1981年3月14日)完全新作。

中国版映画

『聡明的一休之反斗公主』

2014年4月30日に中国で公開の『聡明的一休(一休さん)』劇場作品。原作の「味」をそのまま表現すべく、本作の作画監督を務めた日本の石黒育も参加。1997年での一休役中国語吹替を担当した王暁燕も起用。明朝のイタズラ皇女・玉蘭がとんち比べのため日本に来るという内容[23]。中国では1983年から日本版アニメを放送しており中国で最も愛された日本のアニメとして親しまれてきた。

パロディ

いずれも本作と同じ東映動画制作作品であり藤田淑子が出演した。

パタリロ!』(原作魔夜峰央
テレビアニメ版第11話「マライヒ・マライヒ」では同作の原作漫画に描かれている一休さんのとんちネタ「このはしわたるべからず(『この橋を渡るな』の意)を扱った場面がある。一休を演じた藤田淑子が同作にメインキャラの一人・マライヒ役で出演していたため、このシーンでも坊主役を演じている(この場面では坊主が一休であるとは語られていない)。実際は橋を通行するには危険な状況であったため「このはしを渡るべからず」と主人公のパタリロが書いたにもかかわらず、坊主はその注意書きをとんちと解釈して橋の真ん中を渡り、その途中で川に落ちてしまい、そのまま行方不明になったというオチが付いている。
新ビックリマン
一休さんとゴルゴ13を組み合わせたパロディキャラクターのゴル胡魔193(ゴルゴマいっきゅうさん)が主人公のピア・マルコ(演じたのは藤田淑子)を狙い一休さんのとんちネタを使うが、「このはしわたるべからず(『この橋を渡るな』の意)」ネタについて「この橋を渡らずに向こう岸に行ってみろ」と解釈したマルコは「いいよー」と言いながら笑顔で近くの柱を倒して橋を作って渡ってしまうなど強引な方法ですべて解決してしまう。

脚注

  1. ^ ラジオ番組『大アニメ博覧会』に一休役の藤田が出演した時のトークより
  2. ^ 増山は同じくハウス提供の次作『The・かぼちゃワイン』の読み上げも担当した。
  3. ^ 「テレビ ヒット番組のひみつ 「ジェスチャー」から「おしん」まで」(志賀信夫/著)、日本放送出版協会
  4. ^ これは2009年2月8日に同局で放送された『超大ヒット人気番組ぜ〜んぶ見せます!スペシャル』(第2部)でも、「1回しか見られなかったお宝映像」として放送された。
  5. ^ 『アニメーション年鑑 1983』小学館、1983年、374頁。ISBN 4091015514
  6. ^ 人気アニメ視聴率ランキング完全版テレビ朝日2004年8月22日放送。
  7. ^ 吉田忠藤子不二雄物語 ハムサラダくん 完全版』 上、マガジン・ファイブ〈レジェンドコミックシリーズ〉、2007年2月、326頁。ISBN 978-4-434-10214-1 
  8. ^ しかしながら、作中描写ではたびたび「外鑑」と言う単語が登場する。たとえば、第141話では、和尚・一休・新右衛門が桔梗やの温泉宿に投宿するシーンがあるが、ここで掲げられている看板は「外鑑和尚様 一休様 御宿」となっており、「外観」ではない。他の作中描写でも手紙に署名された和尚の名前がたびたび登場するが、いずれも「外鑑」である。設定とは別に作中描写では「外鑑」で統一されている。設定と作中描写の不一致の理由については不明である。
  9. ^ 木村英俊『THEアニメ・ソング―ヒットはこうして作られた』角川書店、1999年、117頁。ISBN 4048531522
  10. ^ アニメソング25年史、木村英俊、ジーベック音楽出版、90頁。
  11. ^ 『コンフィデンス年鑑 1977年版』、39頁。
  12. ^ 「イチキューパッ(1,980円)」「ハピチャン」の2編。これらのCMはNTTドコモのYouTube公式チャンネルでも視聴可能。料金1,980円訴求「一休さん」篇 - YouTubeハピチャン「マツモトキヨシ」篇 - YouTube
  13. ^ 「イチキューパッ(1,980円)」編。
  14. ^ 『三ツ矢サイダー』新TVCM 上戸 彩さんを起用! 「三ツ矢サイダー 透きとおる春」編 4月24日(火)オンエア、アサヒ飲料、2012年4月24日。
  15. ^ EGO-WRAPPIN'中納良恵「午後の紅茶」CMで「一休さん」カバー、音楽ナタリー、2017年4月20日 0:00。
  16. ^ 実在した一休禅師についてのレポートもあり
  17. ^ アニメージュ』1980年4月号(徳間書店)全国放映リスト 64頁。
  18. ^ このため、1978年と1979年の夏季に1回ずつ、『24時間テレビ 「愛は地球を救う」』の放送に伴う休止が発生していた。
  19. ^ 北日本新聞 1981年2月3日付朝刊テレビ欄より
  20. ^ 北日本新聞 1976年6月14日付朝刊テレビ欄より
  21. ^ 同県では1980年10月1日にテレビ信州が開局したものの、本放送中に同局へのネット移行は行われなかった。
    その後の再放送についてはテレビ信州が行った。
  22. ^ 『アニメージュ 1980年4月号』 1980年、徳間書店、全国放映リスト 65頁。
  23. ^ 中国でも大人気「一休さん」の劇場版を公開、明朝の皇女がドタバタ騒動―中国Record China 2014年5月1日

外部リンク

NET系列 水曜19時台後半枠
前番組 番組名 次番組
少年徳川家康

つなぎ番組
一休さん
(1975年10月15日 - 1976年3月31日)
【ここまでアニメ枠
水曜スペシャル
※19:30 - 20:54
NET→テレビ朝日系列 月曜19時台後半枠
一休さん
(1976年4月12日 - 1982年6月28日)
【ここからアニメ枠