ホームライナー千葉

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ホームライナー千葉
JR East 255 Boso View Express.JPG
かつてホームライナー千葉1・5号に使用されていた255系
概要
種類 ホームライナー
地域 東京都の旗 東京都千葉県の旗 千葉県
運行開始 1984年昭和59年)7月23日
(「ホームライナー津田沼」として)
運営者 JR logo (east).svg 東日本旅客鉄道(JR東日本)
旧運営者 Japanese National Railway logo.svg 日本国有鉄道(国鉄)
路線
起点 東京駅新宿駅
終点 千葉駅
使用路線 総武快速線など
技術
車両 E257系500番台
(幕張車両センター)
軌間 1,067mm
電化 直流1,500V
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ホームライナー千葉に使用されるE257系500番台
(写真は特急「わかしお」のもの)

ホームライナー千葉(ホームライナーちば)は、東日本旅客鉄道(JR東日本)の総武快速線などで運行されているホームライナーの名称。

本項では過去に運行されていたホームライナー津田沼(ホームライナーつだぬま)、おはようライナー津田沼についても記述する。

概要[編集]

JR東日本の前身である日本国有鉄道(国鉄)が1984年昭和59年)7月23日より、東京駅から津田沼駅までの回送列車を営業列車化することにより「ホームライナー津田沼」として運行を開始した。首都圏では同年6月1日に運行開始した東北線の「ホームライナー大宮」に次いで2例目のホームライナーである[1]

運行概況[編集]

夜19時以降に東京新宿方面から津田沼千葉方面へ向かう下り列車のみ設定されており、上り列車の設定はない。なお、「わかしお」・「さざなみ」が総武本線から京葉線に経路変更される以前は朝に上り「おはようライナー津田沼」が1本運行されていた。

「ホームライナー千葉」は平日に東京・新宿発千葉行きで運行する列車で、5本が設定されている。このうち1・3・7・9号は東京発であるが、5号は新宿発である。

車両は全て幕張車両センター配置のE257系500番台が使用されている。2005年12月9日までと2008年3月15日から2009年3月13日までの一部列車では同センター所属の183系が、2005年12月10日から2015年3月13日まで255系も使用されていた(後述)。なお、255系はグリーン車が連結されているが、当列車では普通車扱いであり、ライナー券で着席可能とされている。

東京発の列車は総武快速線のみを走行するが、新宿発の場合はまず御茶ノ水駅手前まで中央線快速と同じ線路(中央快速線)を走行し、そこから渡り線を通って中央・総武緩行線へ移り、さらに錦糸町駅手前の渡り線を通って総武快速線へ転線するルートである。

東京駅・新宿駅・秋葉原駅に設置されているライナー券券売機でライナー券を購入し、指定された号車の乗車口から乗車する制度である。

停車駅[編集]

沿革[編集]

  • 1984年昭和59年)7月23日 : 東京駅 - 津田沼駅間で「ホームライナー津田沼」の運行を開始。下り2本の設定。車両は特急「しおさい」などで使用されていた183系[1]
  • 1985年(昭和60年)
    • 3月14日 : 下り4本に増発。うち1本は新宿駅発着とする[1]
    • 10月1日 : 朝ラッシュ時の上り列車東京行きを1本設定[1]
  • 1987年(昭和62年)5月11日 : 東京発下り列車を1本増発し、合計下り5本・上り1本の体制となる[1]
  • 1988年(昭和63年)7月6日 : 「ホームライナー津田沼」のうち新宿発の1本を千葉駅まで延長し、「ホームライナー千葉」とする(平日のみ)[1]
  • 1989年平成元年)3月11日 : 東京発の「ホームライナー千葉」を1本増発(平日・土曜)。
  • 1990年(平成2年)3月10日 : 朝の列車を「おはようライナー津田沼」に改称。東京発「ホームライナー千葉」を1本増発。下り列車は合計で7本となる[1]
  • 1991年(平成3年)3月16日 : 特急「成田エクスプレス」が登場したダイヤ改正。「ホームライナー津田沼」を2本削減、「おはようライナー津田沼」を廃止。「ホームライナー千葉」は平日のみ運行で下り3本体制とする[1]
  • 1994年(平成6年)12月3日 : 「ホームライナー津田沼」1本を廃止。東京発佐倉行きの特急「ホームタウン佐倉」を新設(以降、この列車については「あやめ (列車)#成田線・鹿島線優等列車沿革」を参照)[1]
  • 1999年(平成11年)12月4日 : 列車号数の整理が行われる[1]
  • 2000年(平成12年)12月2日 : 「ホームライナー津田沼」1本を千葉行きに延長し「ホームライナー千葉」に変更[1]
  • 2004年(平成16年)2月29日 : 前日まで保安装置切替のため全列車が錦糸町駅で運転停車を行なっていたが、この日より東京トンネル(東京駅 - 錦糸町駅間)内の保安装置がATCからATS-P形に変更されたことにより、東京発の列車については錦糸町駅での運転停車を取り止め(新宿発はポイント切替等の関係で運転停車を実施)。
  • 2005年(平成17年)12月10日 : 使用車両を183系8両編成から255系に変更。全車禁煙化。255系が検査入場などで運用につけない場合は「中央ライナー」「青梅ライナー」に使用されていた183系C編成(9両編成)が代走。
  • 2008年(平成20年)3月15日 : ダイヤ改正により以下の運用に変更。
    • 土曜・休日に1本のみ走行していた「ホームライナー津田沼」を廃止(最終運行日は3月9日)。
    • 1号・5号を183系C編成所定(9両編成)に変更。ただし183系C編成は1本のみ配置のため、検査時などは255系が代走。
  • 2009年(平成21年)3月14日 : ダイヤ改正により1・5号を255系、3・7号をE257系500番台所定に変更。代走も255系またはE257系500番台が行なうことになったため、183系C編成は離脱。
  • 2014年(平成26年)4月1日 : これまで現金のみで購入可能であったライナー券が、Suicaおよび相互利用可能の乗車カードでも購入できるようになる[2]
  • 2015年(平成27年)3月14日 : 19時台のホームライナー千葉を1本設定し5本に増発。使用車両をE257系500番台に統一。
  • 2016年 (平成28年) 3月26日 : 全列車が船橋駅に停車するようになる。[3]

脚注[編集]

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  1. ^ a b c d e f g h i j k 「【特集】通勤ライナー -首都圏の国鉄-JR 通勤ライナー運転変遷史」、『鉄道ピクトリアル』第747号、電気車研究会、2004年6月、 55-56頁。
  2. ^ なお、みどりの窓口においては従前よりクレジットカードでの購入は可能であった。なお、東京駅等JR東日本以外のみどりの窓口がある駅においてもライナー券の発売は東日本のみどりの窓口のみの取扱である。
  3. ^ http://www.jreast.co.jp/chiba/news/pdf/pre1512_daiyakaisei.pdf

関連項目[編集]