豊田車両センター

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Jump to navigation Jump to search
豊田車両センター
豊田車両センターに留置されているE233系
豊田車両センターに留置されているE233系
基本情報
日本の旗 日本
所在地 東京都日野市東平山3丁目
鉄道事業者 東日本旅客鉄道
帰属組織 八王子支社
所属略号 八トタ
最寄駅 豊田駅
管轄車両 E233系
201系
189系
ホキ800形
旧称 豊田電車区
開設 1963年(昭和38)年11月24日
車両基地概要
敷地面積 9万9000 m2
留置線本数 23本
検査線本数 5本
洗浄線本数 3本
その他設備 通路線2本
引上線1本
車両洗浄機1機
車輪転削機1機
最大収容両数 460両
配置両数 450両
配置両数
電車 695両
貨車 8両
合計 703両
備考 車両数などは2018年4月1日現在のデータ[1][2]
テンプレートを表示

豊田車両センター(とよだしゃりょうセンター)は、東京都日野市東平山3丁目にある東日本旅客鉄道(JR東日本)の車両基地である。同社八王子支社の管轄。

中央本線豊田駅西方に位置し、同駅を介して出入庫が行われる。

配置車両の車体に記される略号[編集]

八トタ」…八王子支社を意味する「八」と、豊田を意味する「トタ」から構成される。武蔵小金井電車区は「西ムコ」→「東ムコ」→「八ムコ」であった。

豊田車両センター 所属略号


歴史[編集]

  • 1962年昭和37年) - 着工。
  • 1963年(昭和38年)11月24日 - 40両収容の豊田駅電留線として使用開始。
  • 1965年(昭和40年)10月1日 - 260両収容の武蔵小金井電車区豊田派出となる。
  • 1966年(昭和41年)11月10日 - 460両収容の豊田電車区が発足。
  • 1969年(昭和44年)3月1日 - 東京鉄道管理局が分割されて東京西鉄道管理局が設置される。略号は「西トタ」。
  • 1974年(昭和49年)12月ごろ - 橋本派出所が暫定完成。当時は4線しかなく、そのうちの1線は非電化だった。
  • 1975年(昭和50年)3月10日 - ダイヤ改正とともに橋本派出所を正式に使用開始。
  • 1979年(昭和54年)にかけて橋本派出所は徐々に線増され、11線となる。
  • 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化に伴いJR東日本が継承。管轄が東京西鉄道管理局から東京圏運行本部→東京地域本社に継承。略号は「東トタ」。
  • 1996年平成8年)12月1日 - 横浜支社の発足に伴い、相模線の車両を国府津電車区(現・国府津車両センター)に、橋本派出所を大船電車区(現・鎌倉車両センター)に移管。
  • 1998年平成10年)4月1日 - 八王子支社発足に伴い同支社に移管。略号は「八トタ」。
  • 2004年(平成16年)3月13日 - 武蔵野線の車両を京葉車両センターに移管。同時に武蔵小金井電車区所属の中央線快速用車両の移管を受け、中央線快速で唯一の車両基地となる。
  • 2007年(平成19年)11月25日 - 豊田車両センターへ改称。運転士豊田運輸区へ移管。併せて武蔵小金井電車区を豊田車両センター武蔵小金井派出所へ改称。

配置車両[編集]

中央線快速青梅線五日市線用の通勤形車両のほか、特急形車両も配置されている。

配置車両は以下の通り(車両数などは、2018年4月1日現在のデータ[1][2]。)

電車 気動車 機関車 客車 貨車 合計
695両 0両 0両 0両 8両 703両

電車[編集]

189系
左からM50・M51・M52の各編成

189系(12両)

  • 2018年4月1日現在、M51・52編成(6両編成)が配置されている。
  • 2013年度に大宮総合車両センターから6両編成2本が転入し、それぞれM51・M52編成となった。塗装はM51編成は旧国鉄特急色、M52編成は2014年12月からグレードアップあずさ塗装となっている。
  • M52編成は2018年4月22日の豊田 - 甲府間往復のツアーをもって、M51編成は4月27日の豊田発長野行をもって、それぞれ運用を終了、長野総合車両センターへ回送された[3]

201系(1両)

  • 鉄道博物館に収蔵予定の1両(クハ201-1)が保留車として配置されている。
  • 長らく塗装が剥げた状態であったが、2014年11月8日の豊田車両センターまつり2014開催時にお色直しされた。
  • 2015年と2016年の豊田車両センターまつりでも公開された。
E233系T19編成

E233系(682両)

  • T編成42本(T1 - T42編成)、H編成17本(H43 - H59編成)、青梅・五日市線用の4両編成8本(青460 - 青467編成)および6両編成10本(青660 - 青669編成)が配置されている。
  • 中央線(東京 - 大月間)・青梅線・五日市線の各駅停車・快速・中央特快・青梅特快・通勤快速・通勤特快で運用されているほか、中央線の直通列車として八高線(拝島 - 高麗川間)・富士急行線でも使用される。
  • 201系の置き換え用として、2006年12月から2008年3月にかけて中央線快速用の10両編成(T編成)42本、6両+4両の分割可能編成(H編成)15本、青梅・五日市線用の4両編成10本および6両編成13本を導入した。4両編成と6両編成を連結する場合は6両編成が東京方に連結される。
  • 同年3月15日のダイヤ改正に伴い同年4月1日付けで青梅・五日市線用の4両編成・6両編成各1本を中央線快速用のH編成に転用。また青梅線運用削減による余剰が出たため2015年5月2日付けで青梅・五日市線用の4両編成・6両編成各1本を中央線快速用のH編成に転用。* 2006年12月26日より中央線快速で運用を開始し、その後、2007年3月18日のダイヤ改正で青梅線青梅以西と五日市線・八高線・富士急行線でも運用を開始した。
  • 2017年2月に青670編成が原番号+8500(クハE232-528のみ+8000)の上、中原電車区へ転属している。

貨車[編集]

他所属車の留置[編集]

過去の配置車両[編集]

旧豊田電車区・豊田車両センター[編集]

中央線快速
  • 101系1985年3月14日国鉄ダイヤ改正で撤退)
  • 103系(1983年3月までに営業運転から撤退)
  • クハ201-1以外の201系
    • 10両貫通編成および、6+4両分割編成は、中央線快速(東京 - 大月間)・青梅線・五日市線・八高線(拝島 - 高麗川間)・富士急行線の各駅停車快速中央特快青梅特快・通勤快速・通勤特快で運用されていた。なお、中央線用編成の青梅線青梅以西・五日市線・八高線・富士急行線への運行は分割が可能なH編成のみで行われていた。
    • E233系の導入に伴い、一部のT編成は編成番号が重複することから、編成番号は現番号に100を加算したものに改番されたが、当該編成は2008年1月までに全廃された。また、E233系の導入完了後は五日市線での定期運用はない。
    • 2007年3月18日のダイヤ改正で中央線快速の分割編成の組成を青梅線・五日市線専用運用の10両編成の組成に揃え、東京方を4両編成から6両編成に改めた。その際、分割可能なH編成のうち7編成のみを組み替え、残りのH編成はT編成に改番後、同年末までに全廃した。
    • なお、豊田電車区時代から配置されていた編成は、1995年から黄緑地白文字の編成札が装着されていた(かつての武蔵小金井電車区配置編成は白地赤文字)。
青梅線五日市線
  • 30系
  • 31系
  • 40系
  • 72系
  • 103系(2002年3月までに定期営業運転から撤退、同年4月にさよなら運転)
  • 201系(四季彩以外の青梅線・五日市線用編成は2008年3月までに撤退)

武蔵野線(101系を除き、103系と205系は2004年3月13日のダイヤ改正で、京葉電車区〈現・京葉車両センター〉に移管)

  • 101系1000番台1986年11月1日国鉄ダイヤ改正で撤退)
  • 103系(転出直前は、8両編成×27本216両が所属[4]
  • 205系(先頭前面デザインが京葉線用と同タイプの8両編成×5本[注 1][5]、武蔵野線用103系の置き換えの為、武蔵野線用に8両編成化と5000番台化の転用改造を施工した8両編成×8本64両[注 2]計13本104両が転出前まで所属していた[6]

相模線(1996年12月1日の横浜支社発足に伴い、国府津電車区〈現・国府津車両センター〉に移管)

中央本線
  • 115系
    • M編成が配置されていた。塗装は「スカ色」。中央本線立川 - 小淵沢間の普通列車で運用され、富士急行線への直通運用もあった。M1 - M6、M10、M12編成は内装がリニューアルされていた。
    • 老朽化に伴い、2014年に長野総合車両センター所属の211系N編成に置き換えられた。
  • 189系(M50編成)
事業用車
  • クモヤ145形
    • 牽引車。撤退までクモヤ145-117の1両が配置された。2012年11月6日に長野総合車両センターへ回送され[8]、翌7日付けで廃車となった。

旧武蔵小金井電車区[編集]

中央線快速
  • 101系
  • 201系
下河原線

脚注[編集]

[ヘルプ]

注釈[編集]

  1. ^ 1991年9月27日〜10月30日までに、計5本が投入され、同年10月8日から運用を開始したが、103系の転配や組替、新小平駅の水没事故などの影響により、1ユニットを抜いた6両で運用し、同年12月1日のダイヤ改正から、全編成が8両化された。
  2. ^ 2002年3月に、E231系0番台の投入が終了した三鷹電車区(現・三鷹車両センター)から転入した8両編成×2本と、2003年10月〜2004年2月にかけて、山手線用205系0番台を転用改造して、山手電車区(現・東京総合車両センター)から転入した8両編成×6本。但し、その内2編成のサハ2両ずつは、川越電車区(現・川越車両センター)からの転入。なお、これらの先頭前面は、原型オリジナルタイプである。
  3. ^ 運転区間が千葉 - 新宿 - 河口湖となる列車には幕張車両センターE257系500番台が充当される。

出典[編集]

  1. ^ a b 『JR電車編成表』2018 夏、ジェー・アール・アール編、交通新聞社、2018年5月18日、豊田車両センター 八トタ、93 - 95頁。
  2. ^ a b 鉄道ファン編集部「JR旅客会社の車両配置表(別冊付録) 豊田車両センター」、『鉄道ファン 特集:JR車両ファイル』2017年7月号、交友社、2018年7月、 11、16頁。
  3. ^ 「さよなら189系M51編成・M52編成ラストラン」びゅう旅行商品の発売について JR東日本八王子支社 2018年2月26日
  4. ^ 毛呂信昭 キャンブックス『103系物語 戦後日本の高度成長を支えた通勤電車 総数3503両・製造開始から50年の奇跡』 JTBパブリッシング P157
  5. ^ 鉄道ファン編集部 『鉄道ファン』1992年8月号 「JR車両のデータ・バンク」 交友社 P80
  6. ^ 日向旭 『鉄道ピクトリアル』2010年2月号 【特集】205系電車 電気車研究会 「JR東日本205系最近10年の変遷と現況」 P59
  7. ^ 「さよなら189系M50 編成 富士急行線・中央線ラストラン」びゅう旅行商品の発売について JR東日本八王子支社 2017年11月22日
  8. ^ クモヤ145-117が長野総合車両センターへ

参考文献[編集]

  • 祖田圭介「特集:短絡線ミステリー8 首都圏・関西圏JR通勤電車の車両基地 ●中央線 (4)豊田電車区」、『鉄道ファン 2006年1月号』第46巻1号(通巻537号)、交友社、2006年1月、 35頁。
  • 結解学「シリーズ車両基地 vol.48 JR東日本豊田車両センター」、『鉄道ダイヤ情報 №406』第47巻2号(通巻430号)、交通新聞社2018年2月、 45 - 47頁。
  • ジェー・アール・アール編 『JR電車編成表』各年冬・夏号、交通新聞社、「豊田電車区→豊田車両センター」の頁。
  • 鉄道ファン編集部 『鉄道ファン』各年 JR旅客会社の車両配置表(別冊付録も含む)、交友社〈特集:JR車両ファイル〉、「東日本旅客鉄道 電車 豊田電車区→豊田車両センター」の頁。

関連項目[編集]

日本の車両基地一覧 座標: 北緯35度39分4.3秒 東経139度22分15.1秒 / 北緯35.651194度 東経139.370861度 / 35.651194; 139.370861