越中島支線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Jump to navigation Jump to search
総武本線 > 越中島支線
JR logo (east).svg越中島支線
概要
起終点 起点:小岩駅
終点:越中島貨物駅
駅数 3駅
運営
開業 1929年3月20日 (1929-03-20)
所有者 鉄道省運輸通信省運輸省
日本国有鉄道
東日本旅客鉄道
運営者 東日本旅客鉄道(第1種鉄道事業者)
日本貨物鉄道(第2種鉄道事業者)
路線諸元
路線総延長 11.7 km (7.3 mi)
軌間 1,067 mm (3 ft 6 in)
電化 全線非電化
運行速度 最高95 km/h (59 mph)
路線図
越中島支線・路線図・1.jpg
テンプレートを表示
停車場・施設・接続路線
総武本線
vSTR-
総武快速線
vSTR
総武緩行線
vSTR-BHF
0.0 小岩駅
vSTR
総武本線との重複区間
ABZ+lr vABZgr-STR
新金貨物線
DST vSTR
2.3 新小岩信号場駅
STR vHST
新小岩駅
WBRÜCKE vWBRÜCKE1
中川
WBRÜCKE vWBRÜCKE1
荒川
STR vSTR-HST
平井駅
vSTR+l- KRZo vSTRr-STR
STR+r vSTR-STR+l KRZo v-STRr
東武亀戸線
STR vSTR STR uexSTR+1
都電
STR vSTR STR
uexSTR+r
水神森
KBHFe vSTR-BHF STR uexBHF uexLSTR
亀戸駅
vSTRr-STR STR uexSTR
v-STRr STR uexSTR
uexSTRq emKRZo uexSTRr
WBRÜCKE
竪川橋梁 竪川
STR uexLSTR
都営新宿線
KRZt tHSTq uxmKRZt
西大島駅
WBRÜCKE uexWBRÜCKE
小名木川橋梁 小名木川
eDST uexLSTR
8.6 小名木川駅 -2000
emKRZo uexHSTq uexSTRr
南砂町三丁目
eABZgl exKBSTeq
tABZq+r KRZt
東京地下鉄東西線
tKBSTe eABZg+l ABZ+lxr
東京地下鉄深川検車区
KDSTxe tSTRa
11.7 越中島貨物駅
xKRZt tSTRr
京葉線
exBS2+l exBS2+r
東京都港湾局専用線
exSTR exSTR
晴海埠頭
exKBSTe exKBSTe
豊洲埠頭

越中島支線(えっちゅうじましせん)とは、小岩駅越中島貨物駅を結ぶ東日本旅客鉄道(JR東日本)総武本線鉄道路線貨物支線)の通称である。

概要[編集]

1929年昭和4年)に小名木川の水運との物流連絡のため、亀戸駅から小名木川駅まで開業し、その後越中島駅(現越中島貨物駅)まで延伸された。また、1989年平成元年)までは東京都港湾局所有の専用線により豊洲晴海までつながっていた[1][2]。この専用線は鉄道による貨物需要が低下したため廃線になった[1]1972年(昭和47年)まで沿線(江東区南砂)に汽車製造東京製作所が存在し、製造された車両は専用線を経由して小名木川駅より各社へ向けて輸送されていた。

小名木川駅は2000年(平成12年)に廃止され、跡地は再開発によりマンションとショッピングモール「アリオ北砂」となった。

全線単線。用地はほとんどの区間で複線分確保されているが、一部は駐車場や「南砂線路公園」として転用されている。

葛西橋通りおよび永代通りとは踏切による平面交差(しかもすぐそばに明治通りとの交差点も存在する)のため、交通障害の要因になっている。

路線データ[編集]

全線がJR東日本千葉支社の管轄である。なお、越中島貨物駅は千葉支社所属の駅であるが、同駅には東京支社管轄の施設(東京レールセンター)も置かれている。

運行形態[編集]

かつての小名木川駅発着列車では、D51形蒸気機関車DD51形ディーゼル機関車が使用されたほか、後年にはコンテナ輸送も行われていた。現在は、越中島貨物駅にある東京レールセンターから発送される鉄道用レールの輸送(工事臨時列車)に使われるのみとなっている。この工事臨時列車は、高崎車両センター高崎支所所属のDE10形ディーゼル機関車による牽引で、2008年10月現在、日曜日を除き3往復のダイヤが設定されており、日によって運休する列車もあるが、平日は3往復すべて運転される日が多い。 なお、小名木川 - 越中島間は入換扱いとなっており、入換標識燈(テールライト)が1つ点灯する。

越中島貨物駅を発車したDE10テールライトが1つ点灯)

LRT構想[編集]

江東区では亀戸駅 - 新木場駅(駅前または駅北側)間にLRTを走らせる構想がある。亀戸駅前 - 南砂付近までを高架化または既存路線を活用し、以南は明治通り東京都道306号王子千住夢の島線)沿いの都有地に線路を敷設する案が出されている。

沿線住民の約8割が南北を結ぶLRTの実現を望むなど実現への期待が高いが、公的支援なき収支の均衡が見込めないほか、新木場駅付近での国道357号との平面交差などの問題が指摘されている[3]2009年8月18日時点では江東区はLRT構想を長期的構想としている[1]

なお、亀戸 - 南砂間は昭和40年代まで都電が走っていた。また、関連する路線としてゆりかもめ豊洲駅から亀戸駅まで延伸する要望や提案が江東区議会で行われ、議会本会議で質疑も行われている[4]

歴史[編集]

駅一覧[編集]

  • 全駅東京都に所在。(貨)は貨物専用駅
駅名 駅間営業キロ 累計営業キロ 接続路線 所在地
小岩駅 - 0.0 東日本旅客鉄道総武本線(本線) 江戸川区
新小岩信号場駅 2.3 2.3 東日本旅客鉄道:新金貨物線 葛飾区
(貨)越中島貨物駅 9.4 11.7   江東区
廃駅
(貨)小名木川駅 : 新小岩操駅 - 越中島貨物駅間(小岩駅から8.6km)

脚注[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ a b c d e 江東区 > 開かれた区政 > いただいたご意見と回答 > 将来の路線計画について。受付日:2009年08月18日、閲覧日 2009年10月27日
  2. ^ 同上江東区ホームページ「将来の路線計画について」によれば「1990年(平成2年)までに廃線」とある。
  3. ^ 江東区LRT基本構想策定調査報告書 - 江東区・(社)日本交通計画協会、2003年3月(江東区公式サイトより)
  4. ^ 平成19年09月20日 第3回江東区議会定例会:山﨑孝明区長の答弁 江東区議会議員:徳永雅博公式サイト 平成19年9月20日付
  5. ^ a b c d e f g 曽根悟(監修) 『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』26号 総武本線・成田線・鹿島線・東金線、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集)、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年1月17日、17-19頁。

関連項目[編集]