茂原駅
表示
茂原駅 | |
---|---|
南口 駅ビル「アルカード茂原」 (2024年6月) ※左奥は複合ビル「南総サンヴェルプラザ」 | |
もばら[* 1] Mobara | |
◄新茂原 (2.9 km) (4.6 km) 八積► | |
所在地 | 千葉県茂原市町保1 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■外房線 |
キロ程 | 34.3 km(千葉起点) |
電報略号 | モハ |
駅構造 | 高架駅[2] |
ホーム | 2面4線[3] |
乗車人員 -統計年度- |
9,168人/日(降車客含まず) -2023年- |
開業年月日 | 1897年(明治30年)4月17日[1] |
備考 | |
茂原駅(もばらえき)は、千葉県茂原市町保(まちぼ)にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)外房線の駅である。
歴史
[編集]- 1897年(明治30年)4月17日:房総鉄道大網 - 一ノ宮(現在の上総一ノ宮)間の開通時に駅開業[1]。当時の駅名の読み方は「もはら」[1]。
- 1907年(明治40年)9月1日:房総鉄道が買収され、帝国鉄道庁の駅となる[1]。
- 1909年(明治42年):庁南茂原間人車軌道が開通、接続駅となる。
- 1924年(大正13年)ごろ:庁南茂原間人車軌道が旅客輸送廃止。
- 1926年(大正15年):庁南茂原間人車軌道が軌道を撤去。
- 1930年(昭和5年)8月1日:南総鉄道が開通、接続駅となる。
- 1935年(昭和10年)7月10日:駅名の読み方を「もばら」に変更[1]。
- 1939年(昭和14年)3月1日:南総鉄道が廃止され、再び単独駅となる。
- 1973年(昭和48年)4月:みどりの窓口の営業を開始[5]。
- 1981年(昭和56年)12月1日:貨物取扱廃止[6]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物扱い廃止[6]。
- 1986年(昭和61年)10月27日:島式1面2線で高架化[2]。高架化当時は現上りホームである1・2番線を使用していた[3]。
- 1987年(昭和62年)
- 1995年(平成7年)9月9日:自動改札機を設置し、供用開始[7]。
- 2001年(平成13年)11月18日:千葉方面においてICカード「Suica」の利用が可能となる[広報 1]。
- 2004年(平成16年)10月16日:大原方面においてICカード「Suica」の利用が可能となる[8]。
- 2018年(平成30年)8月31日:びゅうプラザの営業を終了[9]。
- 2023年(令和5年)
1985年時の常備貨車
[編集]「昭和60年版私有貨車番号表」『トワイライトゾーンMANUAL13』ネコ・パブリッシング、2004年
駅構造
[編集]島式ホーム2面4線を有する高架駅[3]。駅舎は高架下にあり、東口と南口がある。以前は駅舎内に立ち食いそば屋があったが、2022年現在は閉店している。
茂原統括センター拠点駅。直営駅であり、管理駅として本納駅 - 長者町駅間の各駅を管理している。駅舎内には自動券売機[4]、多機能券売機[4]、指定席券売機[4]、話せる指定席券売機、自動改札機が設置されている。
高架下には駅ビル「アルカード茂原」があり、2012年(平成24年)6月6日にリニューアルオープンした。
-
アルカード茂原(2021年11月)
-
南口の七夕が主題のモニュメント(2016年6月)
-
東口の平和宣言都市「春の詩」モニュメント(2016年6月)
-
改札口(2021年10月)
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1・2 | ■外房線 | 上り | 大網・千葉・東京方面 |
3・4 | 下り | 大原・勝浦・安房鴨川方面 |
(出典:JR東日本:駅構内図)
- 上り列車は主に2番線、下り列車は主に3番線を使用する。1・4番線は特急・快速の待ち合わせや折り返しに使われている。
- 2018年3月17日のダイヤ改正により、1番線で夜間滞泊が1本設定されるようになったが、千葉発23時台の当駅止まり(到着は日付が変わった後)の終電ではなく別の車両が留置される。終電の担当車両は回送で千葉駅に戻る。
運転番線 | 営業番線 | ホーム | 安房鴨川方面着発 | 千葉方面着発 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 15両分 | 到着・出発可 | 到着・出発可 | |
2 | 2 | 15両分 | 到着可 | 出発可 | 上り主本線 |
3 | 3 | 15両分 | 出発可 | 到着可 | 下り主本線 |
4 | 4 | 15両分 | 出発可 | 到着・出発可 |
- 主本線を発着する場合は通過が可能。
- 千葉寄りに両渡り線、上総一ノ宮寄りに片渡り線と出発信号機があり、1番線から下り方面への出発も可能である。また4番線から上り方面への出発も可能である。
-
1・2番線ホーム(2021年10月)
-
3・4番線ホーム(2021年10月)
-
3・4番線駅名標(2019年10月)
利用状況
[編集]2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は9,168人である[JR 1]。
JR東日本および千葉県統計年鑑によると、1990年度(平成2年度)以降の1日平均乗車人員の推移は以下の通り。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
---|---|---|
1990年(平成 | 2年)11,946 | [* 1] |
1991年(平成 | 3年)12,685 | [* 2] |
1992年(平成 | 4年)13,434 | [* 3] |
1993年(平成 | 5年)13,782 | [* 4] |
1994年(平成 | 6年)13,951 | [* 5] |
1995年(平成 | 7年)13,794 | [* 6] |
1996年(平成 | 8年)13,884 | [* 7] |
1997年(平成 | 9年)13,272 | [* 8] |
1998年(平成10年) | 12,889 | [* 9] |
1999年(平成11年) | 12,565 | [* 10] |
2000年(平成12年) | [JR 2]12,307 | [* 11] |
2001年(平成13年) | [JR 3]12,164 | [* 12] |
2002年(平成14年) | [JR 4]12,025 | [* 13] |
2003年(平成15年) | [JR 5]11,904 | [* 14] |
2004年(平成16年) | [JR 6]11,863 | [* 15] |
2005年(平成17年) | [JR 7]11,911 | [* 16] |
2006年(平成18年) | [JR 8]11,957 | [* 17] |
2007年(平成19年) | [JR 9]11,990 | [* 18] |
2008年(平成20年) | [JR 10]12,083 | [* 19] |
2009年(平成21年) | [JR 11]11,828 | [* 20] |
2010年(平成22年) | [JR 12]11,634 | [* 21] |
2011年(平成23年) | [JR 13]11,346 | [* 22] |
2012年(平成24年) | [JR 14]11,501 | [* 23] |
2013年(平成25年) | [JR 15]11,595 | [* 24] |
2014年(平成26年) | [JR 16]11,344 | [* 25] |
2015年(平成27年) | [JR 17]11,390 | [* 26] |
2016年(平成28年) | [JR 18]11,282 | [* 27] |
2017年(平成29年) | [JR 19]11,265 | [* 28] |
2018年(平成30年) | [JR 20]11,272 | [* 29] |
2019年(令和元年) | [JR 21]10,901 | [* 30] |
2020年(令和 | 2年)[JR 22]7,676 | |
2021年(令和 | 3年)[JR 23]8,059 | |
2022年(令和 | 4年)[JR 24]8,689 | |
2023年(令和 | 5年)[JR 1]9,168 |
駅周辺
[編集]茂原市の中心部に位置する。駅前広場が整備され、南口駅前には南総サンヴェルプラザ(複合商業施設)やイオン茂原店、茂原三越などがある。茂原市役所は当駅の西およそ1.5キロメートルの地点に立地する。毎年7月下旬には茂原七夕まつり(関東三大七夕祭り)が行われる。
- 国道128号
- 千葉県道41号茂原停車場線
- 千葉県道84号茂原長生線
- 千葉県道138号正気茂原線
- 茂原市役所
- 長生郡市広域市町村圏組合消防本部
- 茂原市総合市民センター
- 茂原第一自動車教習所
- 茂原駅前郵便局
- 茂原郵便局
- 千葉県立長生高等学校:旧長生第一高等学校
- 千葉県立茂原高等学校:旧長生第二高等学校
- 千葉県立茂原樟陽高等学校:旧茂原農業高等学校&茂原工業高等学校
- 茂原市立茂原小学校
- 茂原市立ふたば幼稚園
- エンゼル幼稚園
- 茂原聖マリア幼稚園
- 茂原市立町保保育所
- 茂原高師保育園
- 誠心学院 学習塾・予備校
- 河合塾マナビス茂原校
- エルヴェ学院茂原校
- 京葉学院茂原校舎小中学部、高等部
- ステップ茂原南口駅前校
- 東進衛星予備校茂原駅南口校
- 市進学院茂原教室
- スクールIE茂原校
- ナビ個別指導学院茂原校
- りそな銀行茂原支店
- 千葉銀行茂原東・茂原南・アスモ内・茂原支店
- 京葉銀行茂原支店
- 銚子信用金庫茂原支店
- 中央労働金庫 茂原支店
- 房総信用組合茂原本部
- ゆうちょ銀行茂原市役所内・アスモ内出張所
- 山之内病院
- 菅原病院
- 宍倉病院
- 茂原市立美術館・郷土資料館
- 茂原公園(日本さくら名所100選)
- 富士見公園
- 天然ガス湧出地
- 大多喜ガス本社/工場
- K&Oエナジーグループ本社/工場
主な商業施設
- アルカード茂原(駅ビル)
- 南総サンヴェルプラザ
- 三越茂原店
- 茂原ショッピングプラザアスモ
- ライフガーデン茂原
- 茂原セントラルモール
- 茂原マーケットプレイス
- イオン茂原店
- ドン・キホーテ 茂原店
- 業務スーパー茂原店
- カスミフードスクエア茂原店
- わくわく広場茂原東郷店
- せんどう茂原店
- スーパーガッツ茂原店
- カインズ茂原店
- ヤマダデンキテックランド茂原店
バス路線
[編集]のりば | 運行事業者 | 系統・行先 |
---|---|---|
茂原駅南口 | ||
1 | 小湊鉄道 | |
いすみ市民バス | いすみシャトル:増田橋 | |
2 | 小湊鉄道 |
|
3 | 茂43・茂44:道の駅つどいの郷むつざわ | |
4 | ||
5 | 高速バス:横浜駅東口 | |
6 | 小湊鉄道 | 茂34:大津倉 |
茂原市民バス | 南部(五郷)コース・南部(鶴枝)コース:茂原駅南口 | |
茂原駅東口 | ||
9 | 小湊鉄道 | 茂01:白子車庫 |
10 |
| |
11 | 茂07:緑ヶ丘リゾーン | |
茂原市民バス | 東部(東郷)コース:茂原駅東口 |
その他
[編集]隣の駅
[編集]脚注
[編集]記事本文
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e f g 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 31号 内房線・外房線・久留里線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年2月21日、22-23頁。
- ^ a b c “外房線茂原駅付近の高架化 あす使用開始”. 交通新聞 (交通協力会): p. 1. (1986年10月26日)
- ^ a b c d “高架駅舎が完成 JR外房線茂原駅 下りホームも”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (1987年12月15日)
- ^ a b c d e f “駅の情報(茂原駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2023年7月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月18日閲覧。
- ^ “茂原駅に「みどりの窓口」”. 交通新聞 (交通協力会): p. 2. (1973年4月21日)
- ^ a b 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、614頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '96年版』ジェー・アール・アール、1996年7月1日、182頁。ISBN 4-88283-117-1。
- ^ 『首都圏でSuicaをご利用いただけるエリアが広がります』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2004年8月23日。オリジナルの2019年7月9日時点におけるアーカイブ 。2020年4月19日閲覧。
- ^ “JR千葉支社 浅草橋、都賀の2駅外注化を提案 4徹、3徹体制の駅も委託対象”. 国鉄千葉動力車労働組合 (2018年4月16日). 2018年10月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年4月19日閲覧。
- ^ a b 国鉄千葉動力車労働組合 (2023年6月2日). “5/25千葉支社 「窓口閉鎖・みどりの窓口閉鎖」よる運用見直し、「首都圏本部京葉運輸区設立」に伴う行路の一部移管による運用の改訂を提案”. 国鉄千葉動力車労働組合. 2023年6月18日閲覧。
広報資料・プレスリリースなど一次資料
[編集]- ^ “Suicaご利用可能エリアマップ(2001年11月18日当初)” (PDF). 東日本旅客鉄道. 2019年7月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年4月30日閲覧。
利用状況
[編集]JR東日本の2000年度以降の乗車人員
- ^ a b 各駅の乗車人員(2023年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2000年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2001年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2002年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2003年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2004年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2005年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2006年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2007年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2008年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2009年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2010年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2011年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2012年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2013年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2014年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2015年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2016年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2017年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2018年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2019年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2020年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2021年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2022年度) - JR東日本
千葉県統計年鑑
- ^ 千葉県統計年鑑(平成3年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成4年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成5年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成6年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成7年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成8年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成9年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成10年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成11年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成12年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成13年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成14年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成15年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成16年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成17年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成18年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成19年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成20年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成21年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成22年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成23年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成24年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成25年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成26年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成27年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成28年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成29年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成30年)
- ^ 千葉県統計年鑑(令和元年)
- ^ 千葉県統計年鑑(令和2年)
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 駅の情報(茂原駅):JR東日本