浪花駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
浪花駅
駅舎(2014年1月)
なみはな
Namihana
大原 (3.3 km)
(4.9 km) 御宿
地図
所在地 千葉県いすみ市小沢1456
北緯35度13分21.6秒 東経140度22分46秒 / 北緯35.222667度 東経140.37944度 / 35.222667; 140.37944座標: 北緯35度13分21.6秒 東経140度22分46秒 / 北緯35.222667度 東経140.37944度 / 35.222667; 140.37944
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 外房線
キロ程 60.5 km(千葉起点)
電報略号 ナミ
駅構造 地上駅
ホーム 1面2線
乗車人員
-統計年度-
96人/日(降車客含まず)
-2006年-
開業年月日 1913年大正2年)6月20日[1]
備考 無人駅乗車駅証明書発行機 有)
テンプレートを表示

浪花駅(なみはなえき)は、千葉県いすみ市小沢(おざわ)にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)外房線である。

歴史[編集]

駅構造[編集]

島式ホーム1面2線を有する地上駅国鉄房総東線時代は有人駅で木造の立派な駅舎があった。

駅舎側に貨物ホームもあり(プラットホームの写真に写っているシュロの木は貨物ホームに植えてあったものでシュロの木の場所に貨物ホームがあった)、現在のような単調な配線ではなかった。また、いすみ鉄道が国鉄木原線時代に機械式気動車だけで運転されていた頃は現在の上り線外側に側線が一本あり(プラットホームの写真の上り線外側にある草村が側線跡)、廃車されたレールバス・キハ01が暫く留置されていた。側線がいつ廃止されたかは不明だが、電化して外房線と改称された時には撤去されていた。外房線となってからも暫くは跨線橋が整備されず、ホームの大原寄りに長いスロープを付け構内踏切で駅舎とホームを行き来するようにしてあった。電化時に客車時代の低いホームはある程度かさ上げしている。ホーム待合室の床面がホームより低くなっているのは電化前にホームを嵩上げした名残り。現在は駅舎とホームは跨線橋で連絡している。

勝浦駅管理の無人駅。駅員がたまに大原駅・勝浦駅から出張して来る。簡易Suica改札機、乗車駅証明書発行機が設置されている。

駅舎は1980年昭和55年)3月に改築された簡易駅舎である。ホームにはスピーカーが1機あり、大原駅から列車遅延などの情報を流す。2010年平成22年)2月10日より外房線PRC型自動放送が導入された。

のりば[編集]

番線 路線 方向 行先
1 外房線 下り 勝浦安房鴨川方面
2 上り 大原千葉方面

(出典:JR東日本:駅構内図

  • ホームは8両編成までに対応する。
  • 外房線内で有効長が8両以下となっている駅は当駅と三門駅のみである。

利用状況[編集]

2006年(平成18年)度の1日平均乗車人員96人である。

千葉県統計年鑑によると、近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通り。

年度別1日平均乗車人員[統計 1]
年度 1日平均
乗車人員
出典
1990年(平成02年) 133 [* 1]
1991年(平成03年) 144 [* 2]
1992年(平成04年) 150 [* 3]
1993年(平成05年) 137 [* 4]
1994年(平成06年) 134 [* 5]
1995年(平成07年) 136 [* 6]
1996年(平成08年) 136 [* 7]
1997年(平成09年) 126 [* 8]
1998年(平成10年) 138 [* 9]
1999年(平成11年) 135 [* 10]
2000年(平成12年) 121 [* 11]
2001年(平成13年) 102 [* 12]
2002年(平成14年) 106 [* 13]
2003年(平成15年) 102 [* 14]
2004年(平成16年) 97 [* 15]
2005年(平成17年) 90 [* 16]
2006年(平成18年) 96 [* 17]

駅周辺[編集]

駅前(2007年11月)

駅近隣には国道128号が通り、駅出入口反対側等に田園地帯が広がる。

隣の駅[編集]

東日本旅客鉄道(JR東日本)
外房線
普通(各駅停車)
大原駅 - 浪花駅 - 御宿駅

脚注[編集]

記事本文[編集]

出典[編集]

  1. ^ a b c 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 31号 内房線・外房線・久留里線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年2月21日、22-23頁。 
  2. ^ a b c 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、616頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  3. ^ “通報 ●房総東線永田駅ほか2駅の駅員無配置について(旅客局)”. 鉄道公報 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 9. (1972年7月1日) 
  4. ^ a b Suicaをご利用いただけるエリアが広がります。』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2008年12月22日。 オリジナルの2019年5月3日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20190503211623/https://www.jreast.co.jp/press/2008/20081218.pdf2018年7月8日閲覧 

利用状況[編集]

  1. ^ 千葉県統計年鑑 - 千葉県
千葉県統計年鑑

関連項目[編集]

外部リンク[編集]