|
この項目では、鉄道における分類について説明しています。
|
| この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。 (2017年6月) |
単線(たんせん)とは、鉄道用語で、相対する方向への列車を1つの線路のみで運行する区間のことを言う。最低限の設備で列車の運行ができるため、列車の本数の少ない路線では広く利用されている。列車の行き違い(列車交換)は、駅(交換駅)や信号場に設けられた交換設備を使って行う。
相対する列車が同じ線路を通るため、正しく列車の運行を制御しないと正面衝突の危険性がある。そのため種々の閉塞方式により確実に1閉塞区間に1列車のみを保証する必要がある(日本における鉄道に関する技術上の基準を定める省令でもそのように規定されている)。
単線の例[編集]
- 鉄道黎明期
- 鉄道の黎明期には狭い範囲で円形に軌道を敷設し有料で乗車させる、現在で言うところの遊園地のアトラクションに近いものが存在した。これは同じところを回るだけのため単線で済んだ。
- 都市間鉄道においては、鉄道黎明期は列車本数が1日数本というところもあったため単線軌道のみを敷設し、反対方向への相対する列車は交換駅などに複線区間を設けそこで列車交換をさせていた。列車本数が増すにつれて行き違いが多く必要になってくるため、交換駅以外も複線にされるようになった(複線化)。
- 鉄道衰退期
- 道路および自動車が普及するに従い、複線の軌道が敷設されている路線においても鉄道輸送および列車本数が減少した路線では、軌道が単線化される例が存在する。その場合は列車交換のため交換駅として部分的に複線区間は残される。
- 例
-
- 複線準備
- 当初は単線の軌道のみ敷設し、後年の複線化に対応させるために複線の軌道が敷設できるように土地が確保されている例が存在する(道路の暫定2車線に類似)。その場合は列車交換は交換駅または信号場といった交換設備を設けて行う。
- 例
-
- 災害
- 複線で敷設された軌道のうち1線が災害などにより使用不能となり、そのまま残る1線を使って単線として運行されるようになったもの。当然ながら、列車密度や収益性など、重要性の高い場合は複線で復旧される。
- 例
-
- 土地の捻出
- 道路整備や鉄道建設に伴い、土地を確保するために既存の複線路線が単線化される例が存在する。
- 例
-
- 不要不急線
- 日本において、太平洋戦争中の金属類回収令によって複線のうち1線を撤去し、単線化されたもの。
- 例
-
- 暫定的な単線
- 地下鉄やモノレールなどのように構造上建設後に変更がききにくい路線では、暫定的に延伸した終着駅に渡り線が設置できない場合があり、直近の渡り線が設置された駅から終着駅までが単線並列または単線となる例が存在する。
- 例
-
- また、複線を有する路線の高架化などの工事の際に、仮線を作る土地を節約するため、列車の運行に支障が出ない場合に限り一時的に路線を単線化させる例が存在する。
- 例
-
- 一方向のみの運行
- 様々な理由で一方向のみで運行される場合は、当然単線でも問題ない。
- 一方向のみの環状路線の例
-
- 末端部がループ線になっている路線の例
-
- 上下線で異なる場所を経由する路線の例
-
関連項目[編集]
 |
ウィキメディア・コモンズには、単線に関連するカテゴリがあります。 |