山口線

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JR logo (west).svg 山口線
C57 1「SLやまぐち号」(徳佐駅 - 船平山駅間)
C57 1「SLやまぐち号
(徳佐駅 - 船平山駅間)
路線総延長 93.9 km
軌間 1067 mm
最高速度 85 km/h
停車場・施設・接続路線
STRq STRq
STRq
山陽新幹線
STRq
宇部線
ABZq+l ABZq+l
STRq
0.0 新山口駅 山陽本線
KDSTe STR
下関総合車両所[# 1]
BHF
1.0 周防下郷駅
BHF
2.7 上郷駅
BHF
4.6 仁保津駅
BHF
7.3 大歳駅
BHF
8.6 矢原駅
BHF
10.3 湯田温泉駅
BHF
12.7 山口駅
BHF
13.9 上山口駅
BHF
15.5 宮野駅
TUNNEL1
仁保地トンネル 55m
BHF
20.2 仁保駅
TUNNEL2
TUNNEL1
田代トンネル 1,897m
BHF
28.9 篠目駅
BHF
32.3 長門峡駅
BHF
35.5 渡川駅
BHF
38.6 三谷駅
BHF
41.4 名草駅
BHF
43.9 地福駅
BHF
46.4 鍋倉駅
BHF
49.9 徳佐駅
BHF
52.8 船平山駅 山口県
eGRENZE+TUNNEL
白井トンネル 1,555m
BHF
62.9 津和野駅 島根県
TUNNEL1
小山トンネル 836m
BHF
66.1 青野山駅
TUNNEL1
直地トンネル 116m
WBRÜCKE
第三津和野川橋梁
BHF
72.8 日原駅
TUNNEL1
日原トンネル 523m
WBRÜCKE
吉賀川
BHF
77.5 青原駅
TUNNEL1
青原トンネル 146m
BHF
80.6 東青原駅
TUNNEL1
三野トンネル 80m
BHF
84.7 石見横田駅
WBRÜCKE
匹見川
TUNNEL1
梅月トンネル 453m
BHF
89.6 本俣賀駅
STR exSTRrg exKBSTr
ダイワボウレーヨン 専用線
BHFq ABZqr eABZqr STRq
93.9 益田駅 山陰本線

  1. ^ 下関総合車両所
    運用検修センター新山口支所

山口線(やまぐちせん)は、山口県山口市新山口駅から島根県益田市益田駅に至る西日本旅客鉄道(JR西日本)の鉄道路線地方交通線)である。

概要[編集]

山陽本線山陽新幹線の拠点である新山口駅から山口市の中心部を通り中国山地西部を抜け、島根県西端までの地域を南西から北東へ向かう陰陽連絡路線である。沿線には湯田温泉や、「山陰小京都」と呼ばれる津和野町などを控えている。 全線にわたって国道9号とほぼ並行している。

山口線で特筆されることは蒸気機関車牽引列車(SL列車)の運転である。JRの前身・日本国有鉄道(国鉄)では1975年12月を最後に蒸気機関車の運転は終了していたが、地元やファンの要望により1979年8月1日から蒸気機関車C57 1が牽引する「SLやまぐち号」の運転が開始された。この列車の成功を受けて、国鉄からJRを通じて蒸気機関車の復活運転が各地で行われるようになった。

米子支社浜田鉄道部が管轄する益田駅をのぞいて、全線が広島支社山口地域鉄道部が管轄している。

広島支社独自で与えられているラインカラーはオレンジ()。

路線データ[編集]

  • 管轄(事業種別):西日本旅客鉄道(第一種鉄道事業者
  • 路線距離(営業キロ):93.9km
  • 軌間:1067mm
  • 駅数:28(起終点駅含む)
    • 山口線所属駅に限定した場合、山陽本線所属の新山口駅と山陰本線所属の益田駅[1]が除外され、26駅となる。
  • 複線区間:なし(全線単線
  • 電化区間:なし(全線非電化
  • 閉塞方式:特殊自動閉塞式(軌道回路検知式)
  • 最高速度:85km/h
  • 運転指令所:広島総合指令所新山口派出

運行形態[編集]

普通・快速「通勤ライナー」のほか、特急列車が運転されている。

優等列車[編集]

陰陽連絡列車として新山口駅 - 米子駅・鳥取駅間に特急「スーパーおき」が運転されている。山陰本線を基準とするため、普通列車と異なり新山口発が上り列車となる。「スーパーおき」は振り子装置を備えたキハ187系が使用されるが、山口線内は振り子装置の機能を停止している。

地域輸送[編集]

全線を通して運転される列車もあるが、おおむね山口駅を境に運転系統が分かれている。全線を通して運転される列車は上下あわせて7本、乗り換えが必要なものの接続している列車は8本(平日)の計15本運転されている。新山口駅 - 山口駅間は毎時2 - 3本(快速を含め1日31往復の運転で、一部は宮野駅まで直通)、山口駅 - 宮野駅間は毎時1本程度、宮野駅 - 津和野駅間は1 -2時間に1本程度の運転で、3時間以上運行のない時間帯もある。津和野 - 益田間の普通列車は山口線の中では最も少なく、全線通しの列車を含めても益田方面は1日に6本、新山口方面は1日に5本しか列車がなく、4時間程度運行されない時間帯もある。新山口駅 - 山口駅間には快速「通勤ライナー」が運転されている。山口市の都市内輸送を担う山口駅 - 新山口駅間は沿線に高校・大学なども多いことから乗車率は高く、終日混雑している。

下りの山口駅に向かう最終列車は23時台半ばである。夜間滞泊は山口駅および津和野駅で行っている。上りは2003年9月30日までは山口発が23時台前半となる益田駅始発の最終列車が出ていたが、翌日のダイヤ改正以降は山口駅22時過ぎの発車に繰り上げられている。

新山口駅 - 山口駅間の列車のうち、2005年4月1日から朝1往復と夜2往復[2]が、2007年7月1日からは山口市が宮野駅で1年間行うパーク・アンド・ライドの実証実験[3]にあわせて朝2往復と夕方の1往復が、山口駅→宮野駅間を毎日運転する臨時列車として延長運転されていたが、2008年3月15日のダイヤ改正でこれらは定期列車に変更された。

全線でワンマン運転を実施しており、宮野駅以北は全列車がワンマン運転となっている。無人駅ならびに有人駅の営業時間外では車内で運賃収受を行う(宮野駅は無人駅だが有人駅と同様の精算方法をしている)。

宮野駅 - 新山口駅間はおよそ半数の20本あまりに車掌が乗務している。通勤時間帯は車掌が3人乗務する場合もある。また、駅間が短く駅本屋の位置もまちまちなため、通勤時間帯以外でも車掌が前後に計2人乗務することが多い。

山口市には、山口線新山口駅 - 山口駅間を電化し宇部線との直通運転を実施する構想があり、2008年(平成20年)8月に山口市が発行した「山口・小郡都市核づくりマスタープラン」において、「JR山口線の増便、電化とJR宇部線との直結化の促進」という記述が見られる[4]が、具体的な計画は策定されていない。

並行する公共交通機関としては、新山口駅 - 宮野駅間・湯田温泉駅付近 - 三谷駅間および三谷駅 - 津和野駅間で防長交通の路線バスが[5]、新山口駅 - 宮野駅付近で中国ジェイアールバスはぎ号)が、津和野駅 - 益田駅間および、石見横田駅 - 益田駅間では並行して石見交通の路線バスがそれぞれ運行されている。ただし、新山口駅 - 宮野駅間以外は一日の本数は僅少である。

快速「通勤ライナー」[編集]

「通勤ライナー」は、2009年3月14日から山口線新山口駅 - 山口駅間に運行されている快速列車で、夕方の時間帯に1往復のみ運転されている。もとは2008年度の平日夕方に臨時列車扱いで1往復運転された快速(停車駅はかつての「やまぐちライナー」と同様だが愛称なし)で、2009年3月14日のダイヤ改正から定期列車に変更された。定期列車化に際し、新たに大歳駅矢原駅が停車駅に追加された。また、下り列車は山口駅から引き続き益田駅まで運転されているが、山口駅 - 益田駅間は各駅に停車し、列車番号も異なっている。

なお、「SLやまぐち号」運休日には、「SLやまぐち号」とほぼ同じ時刻で山口発快速新山口行きが運行されている。

快速「やまぐちライナー」[編集]

「やまぐちライナー」は、2004年3月13日から2009年3月13日まで、山口線新山口駅 - 山口駅間に運行されていた快速列車である。2009年3月14日のダイヤ改正により普通に変更されて廃止された。

普通列車と同様にキハ40系が1両または2両編成で運転されていた。新山口発10時台 - 15時台、山口発9時台 - 13時台にそれぞれ毎時1本ずつの計5.5往復(登場当初は6往復)が運行されていた。新山口駅での山陽新幹線乗り継ぎをターゲットにしたものであり、地域輸送は特に考慮されていなかった。新山口駅 - 山口駅間12.6kmを途中湯田温泉駅のみ停車し13分で結んでいた。山口駅以北に直通する列車もあるが、山口駅以北は各駅に停車していた。

また当時、「SLやまぐち号」運休日には、「SLやまぐち号」ダイヤと同時刻による臨時快速も上下双方に運転され、「やまぐちライナー」同様に大歳駅と矢原駅は通過していた。

貨物列車[編集]

山口線内を走行するDD51形重連とタキ1100形(徳佐駅 - 船平山駅間 2010年7月6日)

2013年度までは日本貨物鉄道(JR貨物)による貨物列車も全線で運行されていた。しかし、山口線の駅を発着するものはなかった。美祢線美祢駅と山口線を経由し山陰本線岡見駅を結ぶ専用貨物列車が、1日1往復岡見駅基準の平日に運行されていた。牽引機は全区間を通じてDD51形ディーゼル機関車重連で、貨車タキ1100形のみである。なお、岡見駅に機関車留置線がないため、岡見駅 - 益田駅間で機関車の回送が行われている。

2013年7月の水害に伴う山口線の運休によりトラックによる代替輸送に切り替えていたが、10月に発生した三隅発電所(岡見駅からの荷役先)のトラブルに伴い貨物運送自体が取り止められていた。宇部興産が2013年度末に更新時期を迎える輸送契約の更新を行わないことにより、貨物輸送がそのまま廃止になる見通しであると報じられている[6]。結果的に、JR貨物の第二種鉄道事業は2014年4月1日付で廃止となった[7]

このほか、1997年までは、山陽本線新南陽駅と山陰本線江津駅・益田駅を結ぶ化学薬品輸送列車が運行されていた。


使用車両[編集]

山口線内を走行するキハ40系(長門峡駅 - 渡川駅間 2009年9月20日)

旅客列車[編集]

「SLやまぐち号」をのぞき、すべて気動車で運転されており、普通列車はキハ40系(新山口駅から宮野駅まで最大5両編成、益田駅まで最大3両編成)が、特急「スーパーおき」は、キハ187系(2 - 4両編成)で運転されている。

なお山口線は、全区間非電化の陰陽連絡線の中で唯一、キハ120などの新型軽快気動車が営業運転されていない路線である。

「SLやまぐち号」は、C57形C56形蒸気機関車、改造12系客車(700番台)が使用されている。「SLやまぐち号」の牽引機故障の際には、DD51形ディーゼル機関車が代走したこともある。

また蒸気機関車列車の試運転時の補機には、C57形の場合DD51形が、C56形の場合DE10形ディーゼル機関車が用いられる。

貨物列車[編集]

歴史[編集]

山口線開業以前、小郡町と山口町(現在はいずれも山口市)の間には大日本軌道(大軌)山口支社軽便鉄道が存在していたが、国鉄山口線の開業に伴い、1913年2月19日限りで廃止された。

  • 1913年大正2年)
    • 2月20日山口線 小郡駅(現在の新山口駅) - 山口駅間(7.9M≒12.71km)が開業。大歳駅・湯田駅(現在の湯田温泉駅)・山口駅が開業。
    • 5月20日:蒸気動車運転開始(小郡-山口間)[8]
  • 1914年(大正3年)11月2日:上郷駅が開業。
  • 1917年(大正6年)7月1日:山口駅 - 篠目駅間 (10.1M≒16.25km) が延伸開業。宮野駅・仁保駅・篠目駅が開業。
  • 1918年(大正7年)
    • 4月28日:篠目駅 - 三谷駅間 (6.0M≒9.66km) が延伸開業。三谷駅が開業。
    • 11月3日:三谷駅 - 徳佐駅間 (7.0M≒11.27km) が延伸開業。地福駅・徳佐駅が開業。
  • 1922年(大正11年)
    • 4月29日:長門峡仮停車場が開業。
    • 8月5日:徳佐駅 - 津和野駅間 (8.1M≒13.04km) が延伸開業。津和野駅が開業[9]
  • 1923年(大正12年)4月1日:津和野駅 - 石見益田駅間 (19.3M≒31.06km) が延伸開業し全通。日原駅・石見横田駅・石見益田駅(現在の益田駅)が開業。
  • 1924年(大正13年)7月15日:青原駅が開業。
  • 1928年昭和3年)7月18日:長門峡仮停車場が長門峡駅に変更。
  • 1933年(昭和8年)9月1日:小郡 - 山口間気動車運行開始[10]
  • 1935年(昭和10年)
  • 1944年(昭和19年)11月1日:周防下郷駅・矢原駅が休止。
    • 同時期に旧小郡機関区が空爆目標とされたため、現在の小郡IC付近に引き込み線が敷かれる(戦後廃止)。
  • 1947年(昭和22年)ごろ:船平山仮乗降場が開業。
  • 1953年(昭和28年)
    • 3月15日:日赤前仮乗降場が開業。周防下郷駅・矢原駅が仮乗降場として営業再開。
    • 4月10日:周防下郷仮乗降場・矢原仮乗降場がそれぞれ駅に変更。日赤前仮乗降場も上山口駅に変更・改称。
  • 1954年(昭和29年)2月1日:船平山仮乗降場が船平山仮停車場に変更。
  • 1961年(昭和36年)
    • 3月20日:湯田駅が湯田温泉駅に改称。
    • 4月1日:渡川駅・名草駅・青野山駅・東青原駅が開業。船平山仮停車場が船平山駅に変更。
  • 1962年(昭和37年)7月17日:鍋倉仮停車場が開業。
  • 1963年(昭和38年)10月1日:鍋倉仮停車場が鍋倉駅に変更。
  • 1966年(昭和42年)10月1日:石見益田駅が益田駅に改称。
  • 1970年(昭和45年)4月1日:本俣賀仮乗降場が開業。
  • 1972年(昭和47年)4月10日:仁保津仮乗降場が開業。
  • 1973年(昭和48年)10月1日:山口線から蒸気機関車が引退し無煙化。
  • 1975年(昭和50年)3月10日:山陽新幹線全線開通により、山口線初の特急列車として「おき」が運転開始。
  • 1979年(昭和54年)8月1日:「SLやまぐち号」運転開始。
  • 1984年(昭和59年)2月1日:列車集中制御装置 (CTC) が導入。上郷駅・大歳駅・宮野駅が無人化。
  • 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道が承継。日本貨物鉄道が全線の第二種鉄道事業者となる。仁保津仮乗降場が仁保津駅に、本俣賀仮乗降場が本俣賀駅に変更。
  • 1990年平成2年)6月1日:小郡駅(構内のぞく)- 益田駅(構内のぞく)間が広島支社から山口鉄道部の管轄になる[11]。ワンマン運転開始[12]
  • 2003年(平成15年)
  • 2004年(平成16年)3月13日:快速「やまぐちライナー」運転開始[14][15]
  • 2007年(平成19年)7月1日:新山口駅 - 山口駅間の最終を10分ほど繰り下げ。
  • 2009年(平成21年)
    • 3月14日:快速「やまぐちライナー」が廃止され、夕方時間帯に快速「通勤ライナー」が運転開始[16]
    • 6月1日:組織改正により、山口鉄道部から山口地域鉄道部の管轄になる[17]
  • 2013年(平成25年)
    • 4月19日:この日から9月まで、毎月第3金曜日に限り山口発新山口行き最終列車を45分遅く臨時運行[18]
    • 7月28日島根県と山口県の大雨による災害で、宮野駅 - 益田駅間が不通となる[19][20]
    • 8月5日:宮野駅 - 地福駅間の運行を再開。地福駅 - 益田駅間でバスなどによる代行輸送を開始[21][22]
    • 11月16日:津和野駅 - 益田駅間の運行を再開し、運休(バス代行)区間が地福駅 - 津和野駅間に短縮[23]
  • 2014年(平成26年)
    • 4月1日:日本貨物鉄道の第二種鉄道事業が廃止される[7]
    • 8月23日:地福駅 - 津和野駅間の運行を再開[24]

2013年の災害およびその状況[編集]

2013年7月28日山口県・島根県地方に降った豪雨により、阿武川沿いを走る地福駅 - 徳佐駅間を中心に甚大な被害を受け、第4阿武川橋梁・第5阿武川橋梁・第6阿武川橋梁が流失、船平山駅 - 津和野駅間では白井トンネルで土石流が発生したほか同区間では地すべりも発生するなどし、宮野駅 - 益田駅間が不通となった[19][20]

被害状況については、全線で60箇所の被害が発生しており、規模については「(2010年の豪雨で被災し、復旧までに1年2ヶ月を要した)美祢線の時より大きい」との見解を、JR西日本広島支社長の杉岡篤が記者会見で示し、復旧までに1年以上かかるとの見通しを明らかにしていた[25]。これを踏まえて、第4阿武川橋梁・第5阿武川橋梁・第6阿武川橋梁の掛け替えにあたっては2010年の美祢線の時と同様のスキームを導入し、旧橋の原型復旧相当分をJR西日本が、阿武川の河川改修に伴うグレードアップ分を山口県が負担し、工事はJR西日本に一括して委託する方法がとられた[26]。3橋の復旧にかかる費用負担割合は山口県が15億3400万円に対し、JR西日本が3億7900万円であった[27]

この災害に伴い、特急「スーパーおき」の新山口駅 - 益田駅間と「SLやまぐち号」の運転が取り止めとなった。同年8月5日には宮野駅 - 地福駅間の運行を再開し、地福駅 - 益田駅間でバスなどによる代行輸送を開始した[21][28]。同年11月16日には津和野駅 - 益田駅間の運行を再開し、運休(バス代行)区間が地福駅 - 津和野駅間に短縮された[23]。特急「スーパーおき」の運休区間も新山口駅 - 津和野駅間に短縮された[23]。また中国JRバスが新山口駅 - 津和野駅間で路線バス「ノンストップつわの号」の運行を開始した[23][24]

「SLやまぐち号」については沿線から運転再開の要望が寄せられたことから、C56 160号機牽引で2013年11月2日・3日に新山口駅 → 地福駅間で「SLがんばろう山口・津和野号」、また恒例の「SLクリスマス号」「SL津和野稲成号」を同機牽引により同区間でそれぞれ12月21日、2014年1月1日 - 3日に運転した[29]。2014年度は新山口駅 - 地福駅間の運転となり、3月 - 5月は往路地福行がC56 160号機牽引で「SLやまぐち号」として、復路新山口行きがDD51形ディーゼル機関車牽引で「DLやまぐち号」として運転、6月は運転なし[30]、7月5日からは往路地福行の牽引機としてC57 1号機が復帰した[31](7月13日にC57 1号機に不具合が生じたため7月19日から往復ともディーゼル機関車牽引となっていたが、8月15日から往路がC56 160号機牽引になった[32][33])。

2014年2月7日、運休区間となっている地福駅 - 津和野駅間の復旧めどが2014年秋頃と発表[34]5月19日には同区間の復旧めどが2014年8月頃と短縮されることが発表された[35]。そして、7月16日に同区間について「2014年8月23日の始発より運転再開予定」と発表された[24]。これに伴い、「SLやまぐち号」、特急「スーパーおき」とも所定の運転区間に戻り、22日限りで代行バスや路線バス「ノンストップつわの号」の運行も終了した[24]。全線再開当日の「SLやまぐち号」はC57 1号機・C56 160号機の重連で運転された[36]

駅一覧[編集]

  • 停車駅
    • 普通…すべての駅に停車
    • 快速(通勤ライナー)…●の駅は停車、|の駅は通過
      • 益田方面まで直通するものは、山口駅 - 益田駅間は普通(各駅停車)となる
    • 特急…「おき (列車)」参照
    • 臨時列車SLやまぐち号…「やまぐち (列車)」参照
  • 線路(全線単線) … ◇・∨・∧:列車交換可、|:列車交換不可
駅名 駅間営業キロ 累計営業キロ 快速 接続路線 線路 所在地
新山口駅 - 0.0 西日本旅客鉄道山陽新幹線山陽本線宇部線 山口県
山口市
周防下郷駅 1.0 1.0  
上郷駅 1.7 2.7  
仁保津駅 1.9 4.6  
大歳駅 2.7 7.3  
矢原駅 1.3 8.6  
湯田温泉駅 1.7 10.3  
山口駅 2.4 12.7  
上山口駅 1.2 13.9    
宮野駅 1.6 15.5    
仁保駅 4.7 20.2    
篠目駅 8.7 28.9    
長門峡駅 3.4 32.3    
渡川駅 3.2 35.5    
三谷駅 3.1 38.6    
名草駅 2.8 41.4    
地福駅 2.5 43.9    
鍋倉駅 2.5 46.4    
徳佐駅 3.5 49.9    
船平山駅 2.9 52.8    
津和野駅 10.1 62.9     島根県 鹿足郡
津和野町
青野山駅 3.2 66.1    
日原駅 6.7 72.8    
青原駅 4.7 77.5    
東青原駅 3.1 80.6    
石見横田駅 4.1 84.7     益田市
本俣賀駅 4.9 89.6    
益田駅 4.3 93.9   西日本旅客鉄道:山陰本線

以下の駅以外は簡易委託駅もしくは無人駅である(ただし簡易委託駅のうち、徳佐駅と日原駅にはPOS端末が設置されている)。

脚注[編集]

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  1. ^ 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB、1998年。ISBN ISBN 978-4-533-02980-6
  2. ^ 「JR西日本:通勤・通学時間に臨時列車 - 来月から「宮野 ― 山口駅」間 /山口」 - 毎日新聞 2005年3月30日
  3. ^ 月報「あすの九州・山口」 2007年8月号 地域動向[リンク切れ] - 九州経済連合会
  4. ^ 山口・小郡都市核づくりマスタープラン (PDF) - 山口市
  5. ^ 防長交通・路線バスのご案内 - 防長交通
  6. ^ “JR美祢線貨物列車、本年度で廃止 100年余の歴史に幕”. 山口新聞. (2013年12月13日). http://www.minato-yamaguchi.co.jp/yama/news/digest/2013/1213/1p.html 2014年3月20日閲覧。 
  7. ^ a b 『平成二十六年度 鉄道要覧』電気車研究会
  8. ^ 『鉄道院年報. 大正2年度』(国立国会図書館近代デジタルライブラリー)
  9. ^ 陰陽両道を連結する津和野線一部開通神戸大学附属図書館新聞記事文庫)- 大阪朝日新聞広島山口版 1922年8月3日
  10. ^ 『鉄道省年報. 昭和9年度』(国立国会図書館近代デジタルライブラリー)
  11. ^ 『データで見るJR西日本 2001』- 西日本旅客鉄道
  12. ^ ジェー・アール・アール『JR気動車客車編成表 2011』交通新聞社、2011年。ISBN 978-4-330-22011-6
  13. ^ 平成15年秋 ダイヤ改正インターネット・アーカイブ)- 西日本旅客鉄道プレスリリース 2003年7月30日
  14. ^ 平成16年春のダイヤ改正(インターネット・アーカイブ)- 西日本旅客鉄道プレスリリース 2004年1月13日
  15. ^ 〜 3月13日(ダイヤ改正)デビュー 〜 山口線快速列車愛称の決定(インターネット・アーカイブ)- 西日本旅客鉄道プレスリリース 2004年2月4日
  16. ^ のぞみ、徳山停車1本増 春のダイヤ改正 - 山口新聞 2008年12月26日
  17. ^ 「山口地域鉄道部」新設に伴う組織改正について(インターネット・アーカイブ)- 西日本旅客鉄道プレスリリース 2009年5月18日
  18. ^ 四季風 2013年4月18日”. 山口新聞(1面コラム). みなと山口合同新聞社 (2013年4月18日). 2013年7月29日閲覧。
  19. ^ a b “JR山口線で鉄橋流される”. NHK NEWS WEB. (2013年7月29日). http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130729/k10013374911000.html 2013年7月29日閲覧。 
  20. ^ a b 山口県北部・島根県西部の豪雨による被災状況などについて 別紙1 (PDF) - 西日本旅客鉄道
  21. ^ a b “山口県北部・島根県西部の豪雨による被災状況などについて” (プレスリリース), 西日本旅客鉄道, (2013年8月2日), http://www.westjr.co.jp/press/article/2013/08/page_4230.html 2013年8月5日閲覧。 
  22. ^ 山口県北部・島根県西部の豪雨による被災状況などについて 別紙2] (PDF) - 西日本旅客鉄道
  23. ^ a b c d “山陰線・山口線 一部区間での運転状況について” (プレスリリース), 西日本旅客鉄道, (2013年10月16日), http://www.westjr.co.jp/press/article/2013/10/page_4264.html 2013年10月17日閲覧。 
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参考文献[編集]

関連項目[編集]