富良野線

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Camera-photo Upload.svg 画像提供依頼:ラベンダー畑と列車をからめた構図の画像提供をお願いします。2011年5月
JR logo (hokkaido).svg富良野線
富良野線の気動車
富良野線の気動車
概要
起終点 起点:富良野駅
終点:旭川駅
駅数 18駅
路線記号 A(旭川駅)
F(神楽岡 - 学田間)
T(富良野駅)
路線記号については当該記事も参照
運営
開業 1899年9月1日 (1899-09-01)
全通 1900年8月1日
線名改称 1913年11月10日
民営化 1987年4月1日
所有者 北海道官設鉄道
National Railway Symbol of Japan.png 鉄道作業局→帝国鉄道庁鉄道院→鉄道省運輸通信省運輸省
Japanese National Railway logo.svg 日本国有鉄道(国鉄)→
JR logo (hokkaido).svg 北海道旅客鉄道(JR北海道)
第一種鉄道事業者
使用車両 運行形態を参照
路線諸元
路線総延長 54.8 km (34.1 mi
軌間 1,067 mm (3 ft 6 in)
電化 全線非電化
運行速度 最高85 km/h (53 mph)
最急勾配 28.6
路線図
JR Furano Line linemap.svg

富良野線(ふらのせん)は、北海道富良野市富良野駅旭川市旭川駅を結ぶ北海道旅客鉄道(JR北海道)の鉄道路線(地方交通線)である。

北海道を代表する観光路線である一方、近年は周辺地域が旭川のベッドタウンとして発展しており、旭川方面への通勤・通学路線としての一面も持ち合わせている。

路線データ[編集]

  • 管轄(事業種別):北海道旅客鉄道(第一種鉄道事業者
  • 区間(営業キロ)富良野駅 - 旭川駅 54.8 km:JR北海道の基本計画では起終点が逆転している。
  • 駅数:18(起終点駅含む)
    • 富良野線所属駅に限定した場合、起終点駅(富良野駅は根室本線、旭川駅は函館本線の所属[1])が除外され、16駅となる。
  • 軌間:1,067 mm狭軌
  • 複線区間:なし(全線単線)
  • 電化区間:なし(全線非電化)
  • 閉塞方式:特殊自動閉塞式(軌道回路検知式)
  • 交換可能駅:6(中富良野、上富良野、美馬牛、美瑛、千代ヶ岡、西神楽)
  • 最急勾配:28.6 (美馬牛 - 美瑛間)
  • 最高速度:85 km/h

全区間が旭川支社の管轄であるが、富良野駅構内のみ本社鉄道事業本部直轄となっており、同駅の下り場内信号機が支社境界となっている。

歴史[編集]

北海道官設鉄道によって旭川と釧路を結ぶ幹線鉄道の一部として建設されたもので、富良野までは1900年に開通している。1913年に滝川 - 下富良野間の新線が建設され、起点が旭川から滝川に変更されたのにともない、富良野 - 旭川間が分離された。

  • 1899年明治32年)
    • 9月1日北海道官設鉄道十勝線(とかちせん)として、旭川駅 - 美瑛駅間が開業[2]。同区間に辺別駅・美瑛駅を新設[3]
    • 11月15日:美瑛駅 - 上富良野駅間が延伸開業[2]。同区間に上富良野駅を新設[3]
  • 1900年(明治33年)8月1日:上富良野駅 - 下富良野駅間が延伸開業[2]。同区間に中富良野駅・下富良野駅を新設[3]
  • 1905年(明治38年)4月1日:官設鉄道に移管。
  • 1909年(明治42年)10月12日国有鉄道線路名称制定に伴い、旭川駅 - 釧路駅間が釧路線(くしろせん)となる。
  • 1913年大正2年)11月10日:釧路線の滝川駅 - 下富良野駅間 (57.6km) が開業[4][5]。これに伴い、滝川駅 - 下富良野駅 - 釧路駅間を釧路本線(くしろほんせん)[4][6]、下富良野駅 - 旭川駅間 (54.8 km) を富良野線と改称[2]
  • 1926年(大正15年)5月24日十勝岳の噴火により発生した泥流の影響により路盤・橋梁が流出。美瑛駅 - 上富良野駅間が長期間不通となる。
  • 1926年(大正15年)9月10日:美馬牛駅を新設[3]
  • 1936年(昭和11年)9月10日:千代ヶ岡駅を新設[3]
  • 1942年(昭和17年)
    • 4月1日:下富良野駅を富良野駅に改称[7]
    • 10月1日:辺別駅を西神楽駅に改称[7]
  • 1949年(昭和24年)6月1日公共企業体日本国有鉄道(国鉄)に移管。
  • 1958年(昭和33年)
    • 1月25日客貨混合列車を廃止し、客貨分離達成。同時に気動車の運行を開始[2]
    • 3月25日:学田・鹿討・西中・北美瑛・西聖和・西瑞穂・西御料・神楽岡の各駅を新設[2][3]
    • 10月1日:すべての列車が気動車による運転となる[2]
  • 1962年(昭和37年)5月1日:旭川駅 - 釧路駅間(富良野線経由)に急行「狩勝」新設[2]
  • 1974年(昭和49年)7月19日:無煙化達成。
  • 1975年(昭和50年)7月18日:急行「狩勝」の富良野線内を普通列車化。
  • 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、北海道旅客鉄道(JR北海道)が第一種鉄道事業者として全線を承継。また、全線で貨物営業を廃止。
  • 1992年平成4年)4月1日:美馬牛・千代ヶ岡・西瑞穂・西御料の各駅における管理委託を廃止し、無人化。
  • 1996年(平成8年)9月1日:緑が丘駅を新設[2][3]
  • 1999年(平成11年)6月11日:(臨)ラベンダー畑駅を新設[2][3]
  • 2007年(平成19年)10月1日:全区間で駅ナンバリングを実施[報道 1]

運行形態[編集]

列車は普通列車のみ。ワンマン運転を行っている。旭川駅 - 富良野駅間の直通列車と旭川駅 - 美瑛駅間の区間列車が設定されており、全体の4割程度が区間列車である(2015年5月25日時点で、富良野線の列車19往復中7往復[8])。旭川駅 - 富良野駅間の直通列車のうち1日1往復のみ、富良野駅から根室本線に乗り入れて帯広駅発着で運行され、富良野駅 - 帯広駅間は快速「狩勝」になる。一部列車は西中駅・鹿討駅・学田駅を通過する(朝の旭川行き1本のみ北美瑛駅・西聖和駅・西瑞穂駅も通過)。朝の一部は平日・土曜日のみの運行である。

以前は旭川駅 - 帯広駅間で臨時快速「ホリデーおびひろ」・「ホリデーあさひかわ」も運転されていたが、2003年1月5日を最後に運行を終了している。

ほぼすべての列車がキハ150形気動車で運転されるが、キハ40系気動車キハ54形気動車が使用されることもある。

また、観光路線として充実が図られており、毎年6月から10月にかけてトロッコ列車の「富良野・美瑛ノロッコ号」などの臨時列車が運転される[9]

駅一覧[編集]

全区間において駅ナンバリングが設定されているが、駅ナンバリング順ではなく、旭川駅から下り方向に記述。駅ナンバリングの詳細については「北海道旅客鉄道の駅ナンバリング」を参照。

  • (臨):臨時駅
  • 停車(定期列車は全列車普通列車) … ●:全列車停車、◆:一部の列車が通過(上下とも)、▲:旭川行きの一部列車が通過、※:営業期間中の昼間時間帯のみ停車
  • 線路(全線単線) … ◇・∨・∧:列車交換可、|:列車交換不可
  • 全駅北海道内に所在
駅番号 駅名 駅間営業キロ 累計営業キロ 停車 接続路線 線路 所在地
A28 旭川駅 - 0.0 北海道旅客鉄道函館本線宗谷本線石北本線[* 1] 旭川市
F29 神楽岡駅 2.4 2.4  
F30 緑が丘駅 1.6 4.0  
F31 西御料駅 1.2 5.2  
F32 西瑞穂駅 2.2 7.4  
F33 西神楽駅 2.5 9.9  
F34 西聖和駅 2.4 12.3  
F35 千代ヶ岡駅 4.3 16.6  
F36 北美瑛駅 3.7 20.3   上川郡
美瑛町
F37 美瑛駅 3.5 23.8  
F38 美馬牛駅 6.8 30.6  
F39 上富良野駅 9.1 39.7   空知郡
上富良野町
F40 西中駅 4.5 44.2   空知郡
中富良野町
F41 (臨)ラベンダー畑駅 1.6 45.8  
F42 中富良野駅 1.5 47.3  
F43 鹿討駅 2.4 49.7  
F44 学田駅 2.8 52.5   富良野市
T30 富良野駅 2.3 54.8 北海道旅客鉄道:根室本線
  1. ^ 石北本線の正式な起点は宗谷本線新旭川駅だが、旅客列車の運転系統上は旭川駅に乗り入れる。

脚注[編集]

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注釈[編集]

出典[編集]

報道発表資料[編集]

  1. ^ “駅番号表示(駅ナンバリング)を実施します” (PDF) (プレスリリース), 北海道旅客鉄道, (2007年9月12日), オリジナルの2007年9月30日時点によるアーカイブ。, http://web.archive.org/web/20070930015220/http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2007/070912-3.pdf 2007年9月30日閲覧。 

新聞記事[編集]

参考文献[編集]

書籍[編集]

関連項目[編集]