伊豆箱根鉄道駿豆線

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駿豆線
三島二日町 - 大場間のカーブを走行する駿豆線の列車
三島二日町 - 大場間のカーブを走行する駿豆線の列車
概要
起終点 起点:三島駅
終点:修善寺駅
駅数 13駅
路線記号 IS
運営
開業 1898年5月20日 (1898-05-20)
所有者 豆相鉄道→伊豆鉄道→駿豆電気鉄道→富士水力電気→駿豆鉄道→駿豆鉄道箱根遊船→駿豆鉄道→伊豆箱根鉄道
使用車両 使用車両の節を参照
路線諸元
路線総延長 19.8 km (12.3 mi)
軌間 1,067 mm (3 ft 6 in)
電化 直流1,500 V 架空電車線方式
運行速度 最高85 km/h (53 mph)
停車場・施設・接続路線
eABZq+l
STRq
JR東海御殿場線
exABZrg
(旧)三島駅 (現・下土狩駅
xKRZ STRq
←JR東海:東海道新幹線
xKRZ ABZq+l
←JR東海:東海道本線
exSTR ABZrg
0.0 IS01 三島駅
exSTRlf eABZlg
1.3 IS02 三島広小路駅
uexABZq+l
emKRZ uexSTRlg
軌道線
uexKDSTe uexSTRlf eABZlg uexSTR
軌道線車庫
2.0 IS03 三島田町駅
eABZrg exKDSTr
軌道線車庫 -1959
BHF
2.9 IS04 三島二日町駅
KDSTl ABZlg
大場工場
BHF
5.5 IS05 大場駅
BHF
7.0 IS06 伊豆仁田駅
BHF
8.5 IS07 原木駅
BHF
9.8 IS08 韮山駅
BHF
11.4 IS09 伊豆長岡駅
BHF
14.2 IS10 田京駅
BHF
16.6 IS11 大仁駅
BHF
18.6 IS12 牧之郷駅
KBHFe
19.8 IS13 修善寺駅

駿豆線(すんずせん)は、静岡県三島市三島駅から伊豆市修善寺駅までとを結ぶ伊豆箱根鉄道鉄道路線。地元では社名をもじっていずっぱこと呼ぶことも多い。

路線名の駿豆とは駿河国伊豆国を意味するが、これはかつて同線が駿河国に属する沼津市と伊豆国に属する三島市の間に軌道線路面電車、1963年廃止)を運行していた駿豆電気鉄道の路線だったことから来ている。 駿豆線自体、かつては(旧)三島駅(現・御殿場線下土狩駅)を国鉄線との接続駅にしていたため、駿河国域をわずかにかすめていたが、1934年の(新)三島駅開業後は全線が伊豆国内を走っている。

路線データ[編集]

  • 路線距離(営業キロ):19.8km
  • 軌間:1067mm
  • 駅数:13駅(起終点駅含む)
  • 複線区間:なし(全線単線
  • 電化区間:全線(直流1500V)
  • 閉塞方式:自動閉塞式
  • 最高速度:85km/h

運行形態[編集]

東京方面から東日本旅客鉄道(JR東日本)・東海旅客鉄道(JR東海)東海道本線を経由して特急踊り子」が毎日1日2往復(加えて臨時列車が土曜日に下り2本・上り1本、日曜日に下り1本・上り2本)乗り入れる。特急は駿豆線内では料金不要となるが、11号車・12号車の自由席車両のみ乗車可能で、通学定期券では乗車できない。2000年以前は土休日の上り列車については駿豆線内のみの乗車が不可であった。

普通列車はおおむね15分間隔での運転であるが、朝ラッシュ時は約8 - 12分間隔で運行されている。三島駅 - 修善寺駅間の直通運転が基本であるが、朝には出庫列車として大場発の列車が修善寺行き・三島行きそれぞれ1本ずつ設定されており、23時台の三島発下り最終列車(241列車)は大場行きとなっている。

2007年3月18日にJR東海に合わせて行われたダイヤ改正では、朝に運転される上り24列車の休日の始発駅が大場駅から修善寺駅へ、同じく朝に運転される大場発の下り213列車が休日運休から毎日運転に変更されたため、特急「踊り子」を除き休日に運休する列車がなくなった。また、この改正により、全線で7時30分から8時30分の間は約10分間隔の運転が実施された。改正前は、朝ラッシュ時に大場発の列車があったため、一部区間で10分間隔運転になっていなかった。

2009年2月14日のダイヤ改正では、同年4月1日から開始されたワンマン運転に備え、各駅の停車時間が見直され、全線の所要時間が従来の約32分から約35分に延長されたほか、運転間隔の見直しや車内放送内容の変更なども行われた。

以前は7000系(設定当初は3000系3001編成)を利用した一部座席指定席の快速が運行されていたが1998年3月末で廃止され、現在は設定されていない。

また将来の東海道本線乗り入れ準備として7000系には「沼津」「熱海」「富士」等の行先方向幕が用意されていた[要出典]が現在は社線内のみのものに交換されている。

利用状況[編集]

輸送実績[編集]

駿豆線の近年の輸送実績を下表に記す。当線の輸送量は中小私鉄としてはかなり多い量であり、優良線区に位置付けされる。最近では輸送量は減少している。表中、輸送人員の単位は万人。輸送人員は年度での値。表中、最高値を赤色で、最高値を記録した年度以降の最低値を青色で、最高値を記録した年度以前の最低値を緑色で表記している。

年度別輸送実績
年 度 輸送実績(乗車人員):万人/年度 輸送密度
人/1日
特 記 事 項
通勤定期 通学定期 定 期 外 合 計
1975年(昭和50年) 386.4 366.0 593.9 1346.3 16,366  
1976年(昭和51年) 389.6 379.2 613.4 1382.2 16,265  
1977年(昭和52年) 373.5 397.8 662.2 1433.6 15,933  
1978年(昭和53年) 361.4 397.6 674.4 1433.5 15,775  
1979年(昭和54年) 355.5 397.3 606.8 1359.7 15,807 3000形電車運転開始
1980年(昭和55年) 357.5 402.2 608.6 1368.3 15,844  
1981年(昭和56年) 347.7 396.9 601.5 1346.2 15,757 特急「踊り子」運転開始
1982年(昭和57年) 354.2 384.7 606.7 1345.6 15,755  
1983年(昭和58年) 355.5 384.9 603.9 1344.3 15,880 修善寺駅新駅舎完成
1984年(昭和59年) 354.6 392.4 589.4 1336.3 15,921  
1985年(昭和60年) 358.2 399.9 610.3 1368.4 16,353  
1986年(昭和61年) 354.9 403.3 615.0 1373.2 16,532 伊豆長岡駅新駅舎完成
1987年(昭和62年) 353.8 414.8 629.1 1397.7 16,820  
1988年(昭和63年) 353.6 425.6 628.0 1407.2 17,056  
1989年(平成元年) 369.5 430.0 635.9 1435.4 17,379  
1990年(平成2年) 369.6 431.5 682.0 1483.1 18,145 7000形電車運転開始
1991年(平成3年) 399.0 423.2 709.6 1531.8 18,642  
1992年(平成4年) 401.4 426.8 700.5 1528.7 18,565  
1993年(平成5年) 383.9 403.8 672.6 1460.3 17,766  
1994年(平成6年) 379.1 394.6 666.2 1439.9 17,467  
1995年(平成7年) 391.2 388.3 655.0 1434.5 17,008  
1996年(平成8年) 399.0 373.3 654.0 1426.3 17,041  
1997年(平成9年) 393.8 346.0 659.7 1399.5 16,328  
1998年(平成10年) 393.5 340.2 594.1 1327.8 16,113  
1999年(平成11年) 375.5 328.5 578.2 1282.2 15,591  
2000年(平成12年) 361.1 315.9 559.5 1236.5 14,995  
2001年(平成13年) 362.0 298.1 551.3 1211.4 14,648  
2002年(平成14年) 368.8 289.8 537.3 1195.9 14,223  
2003年(平成15年) 356.1 288.5 525.2 1169.8 13,966  
2004年(平成16年) 356.9 278.9 498.5 1134.3 13,503 大場駅新駅舎竣工
2005年(平成17年) 349.6 278.9 492.2 1120.7 13,377  
2006年(平成18年) 345.4 272.7 491.6 1109.7 13,213  
2007年(平成19年)            
2008年(平成20年)            

鉄道統計年報(国土交通省鉄道局監修)より抜粋

収入実績[編集]

駿豆線の近年の収入実績を下表に記す。最近は収入総合計額は減少しているが、他中小私鉄路線と比較して格段に多い収入額となっている。 表中、収入の単位は千円。数値は年度での値。表中、最高値を赤色で、最高値を記録した年度以降の最低値を青色で、最高値を記録した年度以前の最低値を緑色で表記している。

年度別収入実績
年 度 旅客運賃収入:千円/年度 運輸雑収
千円/年度
総合計
千円/年度
通勤定期 通学定期 定 期 外 手小荷物 合 計
1975年(昭和50年) 389,673 ←←←← 843,036 9,962 1,242,671 41,599 1,284,270
1976年(昭和51年) 399,370 ←←←← 860,870 12,461 1,272,701 45,725 1,318,426
1977年(昭和52年) 471,611 ←←←← 960,696 12,585 1,444,893 46,590 1,491,484
1978年(昭和53年) 463,199 ←←←← 987,819 13,429 1,464,447 34,440 1,498,888
1979年(昭和54年) 502,510 ←←←← 1,088,631 12,035 1,603,177 27,666 1,630,844
1980年(昭和55年) 511,958 ←←←← 1,095,622 8,551 1,616,131 29,010 1,645,142
1981年(昭和56年) 568,339 ←←←← 1,201,876 6,947 1,777,162 47,080 1,824,242
1982年(昭和57年) 570,563 ←←←← 1,232,730 5,049 1,808,343 29,743 1,838,086
1983年(昭和58年) 636,124 ←←←← 1,321,885 3,112 1,961,121 29,258 1,990,379
1984年(昭和59年) 647,641 ←←←← 1,292,759 0 1,940,400 29,877 1,970,277
1985年(昭和60年) 668,823 ←←←← 1,390,691 0 2,059,514 31,396 2,090,910
1986年(昭和61年) 711,249 ←←←← 1,483,620 0 2,194,869 34,444 2,229,313
1987年(昭和62年) 378,173 331,665 1,515,350 0 2,225,118 33,151 2,258,339
1988年(昭和63年) 386,129 345,016 1,516,245 0 2,247,390 37,588 2,284,978
1989年(平成元年) 402,689 348,014 1,539,908 0 2,290,611 44,679 2,335,290
1990年(平成2年) 405,123 347,332 1,672,434 0 2,424,889 48,989 2,473,878
1991年(平成3年) 424,461 352,037 1,737,316 0 2,513,814 45,914 2,559,728
1992年(平成4年) 433,679 351,051 1,698,693 0 2,483,423 46,745 2,530,168
1993年(平成5年) 423,611 337,035 1,617,979 0 2,378,625 45,869 2,424,494
1994年(平成6年) 425,718 326,357 1,575,659 0 2,327,734 45,599 2,373,333
1995年(平成7年) 442,500 325,193 1,594,974 0 2,362,667 45,202 2,407,869
1996年(平成8年) 477,708 327,656 1,657,393 0 2,462,757 47,172 2,509,929
1997年(平成9年) 485,433 308,589 1,637,582 0 2,431,604 41,642 2,384,871
1998年(平成10年) 492,622 306,079 1,495,199 0 2,293,900 41,807 2,335,707
1999年(平成11年) 467,936 299,326 1,447,949 0 2,215,211 39,891 2,255,102
2000年(平成12年) 450,514 288,312 1,391,267 0 2,130,093 85,639 2,281,538
2001年(平成13年) 443,637 274,037 1,372,126 0 2,089,800 63,471 2,153,271
2002年(平成14年) 436,322 265,220 1,333,025 0 2,034,567 55,523 2,090,090
2003年(平成15年) 427,663 263,750 1,303,820 0 1,995,233 57,677 2,052,910
2004年(平成16年) 427,688 256,083 1,227,071 0 1,910,842 58,883 1,969,725
2005年(平成17年) 423,750 253,145 1,214,973 0 1,891,868 58,214 1,950,082
2006年(平成18年) 420,051 246,137 1,213,913 0 1,880,101 59,414 1,939,515
2007年(平成19年)              
2008年(平成20年)              

鉄道統計年報(国土交通省鉄道局監修)より抜粋

営業成績[編集]

駿豆線の近年の営業成績を下表に記す。 表中、収入の単位は千円。数値は年度での値。表中、最高値を赤色で、最高値を記録した年度以降の最低値を青色で、最高値を記録した年度以前の最低値を緑色で表記している。

年度別営業成績
年  度 営業収益
千円/年度
営業経費:千円/年度 営業損益
千円/年度
営業
係数
人件費 修繕費 経 費 諸 税 減 価
償却費
一 般
管理費
合  計
2006年(平成18年) 1,939,515 1,040,392 167,909 248,900 73,987 155,193 157,374 1,843,755 95,760 95.1
2007年(平成19年)                    
2008年(平成20年)                    

鉄道統計年報(国土交通省鉄道局監修)より抜粋

使用車両[編集]

JRから乗り入れる185系「踊り子」

現在当路線で使用されている車両の形式は以下の通りである。なお、当路線を走行する車両はすべて抵抗制御である。

1000系(通称「赤電」)は最期まで残存していた編成が2005年に廃車されて形式消滅しているが、旧モハ1008の1両だけは大場工場内で倉庫として残存している。また、大雄山線5000系の検査出入場時や工事車両牽引などに使用される東芝製のED32, ED33形の小型電気機関車が在籍している。

また、2008年11月5日と2009年5月11日の2回に分けて、西武鉄道から新101系3両2編成を譲り受けた。この編成は第1編成は2008年12月14日、第2編成は2009年5月12日に営業運転についており、駿豆線内での形式名は1300系となった。またこれにともない1100系2編成が大場工場で廃車となり、残る1100系は1編成のみとなったが、2012年6月13日をもって営業運転を終了した。

車両基地[編集]

大場工場が伊豆箱根鉄道本社敷地内北側にあり、車両工場と車両基地を兼ねている。大場駅から出入庫を行う。

設備[編集]

伊豆仁田駅構内踏切の電鈴式警音器(2012年2月5日)

架線[編集]

架線はほとんど片持ち式が使用されている。

踏切[編集]

第1種踏切は全71箇所ある。そのうち駅構内の踏切は6箇所ある。一部第4種踏切もある。交通量の多い踏切には踏切支障報知装置も設置されており特殊発光信号機は踏切支障報知装置が設置されている大きな踏切では回転型が使用され、踏切支障報知装置が設置されている小さな踏切では点滅型が使用されている。一部の踏切には8角形の故障表示機も設置されている。踏切動作反応灯は一般的なデザインのものが使用されている。

警音器は、70箇所で電子音が使用されているが、1箇所(伊豆仁田駅構内)のみ電鈴式(金属ベル)が使用されている。一部の踏切ではJR東海などと同じ電子音を使用している所もある。

歴史[編集]

当初は湯治客の便を図り、伊豆中部の大仁と東海道本線を結ぶ目的で建設された。初めの計画では沼津を起点とする予定であったが、東海道本線敷設時に駅が設けられず衰退が著しかった宿場三島の者が土地寄贈を行うなど積極的に誘致を行い、現在の下土狩駅の所に新しく(初代)三島駅を設けた上で、ここを起点とすることになった。その後、修禅寺修善寺温泉のある修善寺町(今の伊豆市)まで延伸されている。

昭和に入り、丹那トンネルの開通に伴い東海道本線のルートが御殿場経由(今の御殿場線ルート)から現行の熱海経由に変更されることになった際、同線に(2代目)三島駅が設置されたため、起点を変更した。これらの経緯については三島駅#歴史も参照のこと。

なお、戦後まもなくしてから国鉄80系電車を用いて国鉄からの直通運転が開始されたが、開始されてから約10年間は国鉄線の電圧が1500V、駿豆線の電圧が600Vと異なっていたため、80系は走行性能を落して駿豆線内を運行していた。

年表[編集]

  • 1898年明治31年)
    • 5月20日豆相鉄道三島町(現・三島田町) - 南条(現・伊豆長岡)間開業(1,067mm軌間、蒸気動力)。
    • 6月15日:三島(現・御殿場線下土狩駅) - 三島町間開業。
  • 1899年(明治32年)7月17日:南条 - 大仁間開業。
  • 1900年(明治33年)8月5日:北条駅(現・韮山駅)開業。
  • 1907年(明治40年)7月19日伊豆鉄道に譲渡。
  • 1912年(明治45年)4月1日駿豆電気鉄道に譲渡。
  • 1914年大正3年):広小路連絡所(現・三島広小路駅)開業。
  • 1916年(大正5年):富士水電と合併。
  • 1917年(大正6年)11月5日駿豆鉄道に譲渡。
  • 1918年(大正7年)8月10日:三島町 - 大場間電化。
  • 1919年(大正8年)
    • 5月1日:北条駅を韮山駅に、南条駅を伊豆長岡駅に改称。
    • 5月25日:三島 - 三島町間電化、軌道線が三島町まで直通運転開始。
    • 6月5日:大場 - 大仁間電化。
  • 1921年(大正10年)6月30日:伊豆仁田駅開業。
  • 1924年(大正13年)8月1日:大仁 - 修善寺間開業。
  • 1928年昭和3年)4月18日:広小路連絡所を三島広小路駅に改称。
  • 1932年(昭和7年)12月15日:三島二日町駅開業。
  • 1933年(昭和8年)5月6日:東京方面から週末に直通列車の運転開始(戦時中に消滅)。
  • 1934年(昭和9年)
    • 10月1日:三島駅を下土狩駅に改称。
    • 12月1日:丹那トンネル開通による東海道線経路変更に伴い、三島広小路 - 下土狩間廃止。三島広小路 - 現・三島駅間開業。
  • 1937年(昭和12年)6月10日:大場駅貨物線工事完成。
  • 1938年(昭和13年)4月6日駿豆鉄道箱根遊船に改称。
  • 1940年(昭和15年)
    • 5月4日:共立水産(株)大場工場引込み線建設竣成。
    • 11月28日駿豆鉄道に改称。
  • 1949年(昭和24年)
  • 1950年(昭和25年)10月7日:東京から国鉄の準急「あまぎ」(後の「伊豆」)乗り入れ開始。
  • 1956年(昭和31年)2月1日:三島町駅を三島田町駅に改称。
  • 1957年(昭和32年)6月1日伊豆箱根鉄道に改称。本社を田町から大場へ移転。
  • 1958年(昭和33年)9月26日狩野川台風直撃により被害を受けたが10日で復旧。
  • 1959年(昭和34年)9月7日:架線電圧を600Vから1500Vに昇圧。これに伴い、三島田町の軌道線車庫への軌道線回送列車の直通運転中止。三島広小路の軌道線連絡線撤去。
  • 1964年(昭和39年)
    • 9月17日:三島 - 大場間自動閉塞化。
    • 9月21日:大場駅貨物取扱廃止。
    • 12月1日:三島田町駅貨物取扱廃止。
  • 1965年(昭和40年)10月1日:駿豆線に大垣からの準急「するが」(後の「中伊豆」)が乗り入れ開始。
  • 1966年(昭和41年)3月2日:大場 - 伊豆長岡間自動閉塞化。
  • 1967年(昭和42年)
  • 1968年(昭和43年)4月1日:線内急行運転開始。
  • 1971年(昭和46年)5月1日:原木駅無人化。
  • 1972年(昭和47年)
    • 6月16日:貨物営業廃止。
    • 10月1日:三島広小路駅手小荷物営業廃止。
    • 12月1日:三島駅手小荷物配達取扱廃止。
    • 12月:ATS導入。
  • 1973年(昭和48年)1月1日:三島田町駅手小荷物営業廃止。
  • 1974年(昭和49年):線内急行運転廃止。
  • 1975年(昭和50年)3月10日:急行「伊豆」1往復に連結のグリーン車廃止。これにより社線内グリーン料金も廃止。
  • 1976年(昭和51年)12月25日:三島駅連絡通路拡張工事完成。
  • 1977年(昭和52年)10月6日:三島駅ホーム三線化工事完成。
  • 1978年(昭和53年)
    • 8月20日:大場駅下りホーム拡幅、上屋改築工事完成。
    • 12月:駿豆線に列車無線、地震計設置。
  • 1979年(昭和54年)12月15日:3000系電車運転開始。
  • 1981年(昭和56年)10月1日:特急「踊り子」運転開始(2000年(平成12年)まで休日上り列車の線内のみの乗車を禁止)。
  • 1983年(昭和58年)4月27日:修善寺駅新駅舎完成。
  • 1985年(昭和60年)11月1日:列車運行システム (CTC) 導入。
  • 1986年(昭和61年)10月21日:伊豆長岡駅新駅舎完成。
  • 1991年平成3年)3月19日:7000系電車運転開始。
  • 1993年(平成5年)
    • 4月21日:伊豆仁田駅全面改築工事完成。
    • 6月23日:伊豆仁田 - 原木間の来光川橋梁架け替え工事完成。同橋梁には伊豆箱根鉄道初のロングレールを敷設。
  • 1995年(平成7年)12月4日:三島二日町 - 大場間の大場川橋梁架け替え工事完成。
  • 1998年(平成10年)5月16日:駿豆線開業100周年記念式典を三島田町駅で実施。
  • 2001年(平成13年)4月6日:大場駅東口開設。
  • 2002年(平成14年)
    • 1月25日:三島広小路駅自動改札供用開始。
    • 2月7日:伊豆長岡駅自動改札供用開始。
    • 2月26日:修善寺駅自動改札供用開始。
    • 3月15日:三島駅自動改札供用開始。
  • 2003年(平成15年):三島田町駅、韮山駅自動改札化。
  • 2004年(平成16年):大仁駅自動改札化。
    • 10月9日:台風22号直撃により、伊豆長岡 - 修善寺間が不通となったが、10月14日の始発電車から全線開通。
  • 2005年(平成17年)
    • 3月27日:大場工場で1000系電車(赤電)お別れ会実施。
    • 3月31日:大場駅新駅舎竣工、自動改札供用開始。
  • 2006年(平成18年)12月18日:緊急地震速報警報システム運用開始。
  • 2007年(平成19年)3月31日:列車運行システム(CTC)更新、始発より使用開始。
  • 2008年(平成20年)2月1日:2010年(平成22年)3月まで韮山古川橋梁架け替え工事を実施。
  • 2009年(平成21年)
  • 2010年(平成22年)
  • 2011年(平成23年)
    • 2月18日25日:伊豆産の日本酒鹿料理などが飲食できる列車、日本酒電車「イズシカトレイン」運行。
    • 7月16日2012年(平成24年)6月に引退が予定されている1100系1009Fに、この日から「ありがとう1100系」ヘッドマークを掲出して運行。
    • 8月21日:「西武グループこども応援プロジェクト」の一環として、大場工場で有料のイベント『親子電車教室in駿豆線』が開催された。

駅一覧[編集]

  • 全駅静岡県に所在。
  • 停車駅
    • ●:停車、|:通過
    • 普通列車は省略(各駅に停車)
    • 特急=「踊り子
  • 線路(全線単線)… ◇・∨・∧:列車交換可、|:列車交換不可
駅番号 駅名 駅間キロ 営業キロ 特急 接続路線 線路 所在地
IS01 三島駅 - 0.0 東海旅客鉄道東海道新幹線東海道本線上野東京ラインを含む) 三島市
IS02 三島広小路駅 1.3 1.3  
IS03 三島田町駅 0.7 2.0  
IS04 三島二日町駅 0.9 2.9  
IS05 大場駅 2.6 5.5  
IS06 伊豆仁田駅 1.5 7.0   田方郡函南町
IS07 原木駅 1.5 8.5   伊豆の国市
IS08 韮山駅 1.3 9.8  
IS09 伊豆長岡駅 1.6 11.4  
IS10 田京駅 2.8 14.2  
IS11 大仁駅 2.4 16.6  
IS12 牧之郷駅 2.0 18.6   伊豆市
IS13 修善寺駅 1.2 19.8  

過去の接続路線[編集]

  • 三島広小路駅:軌道線 - 1963年2月5日廃止
  • 三島田町駅(当時は三島町):軌道線 - 1914年まで別線、1919年から1949年まで三島広小路から乗り入れ。

関連作品・記述[編集]

「豆相鉄道唱歌」(1900年10月)
同年5月に発表された「鉄道唱歌」に倣って製作されたもので、当時の開業区間であった三島駅(現・下土狩駅) - 大仁駅間を全30番で歌っている。2001年5月にCDも販売された。
尾崎紅葉
1902年(明治35年)5月の尾崎紅葉の日記で、当時の豆相鉄道の記述があり、「汽車を見るに軽微にして粗鹵(ソロ)、其(そ)の来るや狸の化けたる者の如く、煙突の小なるむしろ噴飯すべし、車六輛を列ねて軒輊(ケンチ)して去る」との記述がある。
芥川龍之介
1925年(大正14年)4月21日に、芥川龍之介が修善寺温泉の新井旅館に行くために、東海道線三島駅から駿豆線三島駅へ乗り換える様子を伝える手紙があり、「…(東京から汽車で、午後4時39分に)三島についたらプラットホームの向う側に修善寺行きの軽便(豆相鉄道)がついているゆえ、それへ乗れば六時には修善寺につく。修善寺駅から新井までは乗合自動車、人力車荷でもある。時間がわかれば僕が迎えに出る。切符は東京駅より修善寺駅まで買ったほうがよし。(三島まで買うと又買わねばならないから面倒くさい。東京駅で修善寺駅まで売っている)」との記述がある。
ごめんね青春!
2014年放送されたTBSテレビドラマ。脚本は宮藤官九郎。撮影協力にクレジットされ、作品中の通学用路線として駿豆線が愛称の「いずっぱこ」とともに実名で登場し、ロケにも利用された。

乗車券・ICカードについて[編集]

伊豆箱根鉄道では2007年3月18日大雄山線ICカードPASMO」が導入されたが、駿豆線では現在のところ導入が先送りされている。また、2008年3月1日JR東海TOICAの利用区域が拡大され、三島駅も利用エリア内となったが、現在のところ駿豆線への導入計画は無い。三島駅にはJR線との連絡改札口があるものの、ICカードには対応していない。この場合一旦南口改札から出場してからの入場となる。

当路線の各駅に設置されている自動券売機で三島駅乗り換えでJR線の連絡乗車券が発売されている。窓口では、東は常磐線我孫子駅まで、西は大阪市内までの乗車券を取り扱っている。

関連項目[編集]