鷹ノ巣駅

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鷹ノ巣駅
鷹巣駅
JR Takanosu Station 2021.jpg
Akitanairikujūkantetsudō Takanosu-eki.jpg
上:東日本旅客鉄道 鷹ノ巣駅
下:秋田内陸縦貫鉄道 鷹巣駅
たかのす
Takanosu
所在地 秋田県北秋田市松葉町
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本・駅詳細
秋田内陸縦貫鉄道駅詳細
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鷹ノ巣駅(たかのすえき)は、秋田県北秋田市松葉町にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)奥羽本線である[1]

本記事では、隣接している秋田内陸縦貫鉄道秋田内陸線鷹巣駅(たかのすえき)についても、併せて記述する。

概要[編集]

秋田内陸線国鉄阿仁合線だった時代には鷹ノ巣駅という1つの駅だったが、第三セクター転換時に秋田内陸縦貫鉄道の駅舎が敷地内西側に別に建てられ、同鉄道全線開業時に鷹巣駅と改称した。これは、鷹巣町が北秋田市へと合併する前の表記に合わせたことによる[2]。JRと秋田内陸縦貫鉄道の改札は別になっているが、ホームは繋がっており、実質的には同一駅である。

JRと秋田内陸縦貫鉄道はレールがつながっており、当駅を経由する両線間の直通運転2009年度には25本あり、青森ねぶた祭の開花期に合わせて運行されており[3]、2015年でも弘前 - 鷹巣 - 角館間で臨時快速列車(森吉山麓紅葉号など)が運行されている[4]。ただし、手動で分岐器を動かしてレールの切り替え、列車の入換作業をする必要があり、その作業に30分ほどかかっている[3]信号機連動装置などを整備して分岐を自動化するには1億6000万円の費用が必要と試算されており、導入の是非が議論されている[3]

歴史[編集]

  • 1900年明治33年)10月7日官設鉄道である奥羽北線(現在の奥羽本線)の一般駅として鷹ノ巣駅北秋田郡鷹巣町に開業[1]
  • 1934年昭和9年)12月10日:国鉄阿仁合線が開業する[5]
  • 1961年(昭和36年)9月1日:乗降場番号変更[6]
  • 1973年(昭和48年)7月21日:鷹ノ巣駅にみどりの窓口オープン[7]
  • 1984年(昭和59年)2月1日:貨物の取り扱いを廃止[8]
  • 1986年(昭和61年)
    • 11月1日荷物扱い廃止[8]。阿仁合線が秋田内陸縦貫鉄道に転換する[9]
    • 12月20日:直営のハンバーガーショップ「パナデリア・アッキー」開店[10]
  • 1987年(昭和62年)4月1日国鉄分割民営化により、奥羽本線の駅はJR東日本の駅になる[8]
  • 1989年平成元年)4月1日:秋田内陸縦貫鉄道の全線開業に合わせ、同鉄道の駅は鷹巣駅と改称する[9][11]
  • 2006年(平成18年)3月16日:JR駅のみどりの窓口を廃止[12]。同月、「もしもし券売機Kaeruくん」設置[13]
  • 2007年(平成19年):直営のハンバーガーショップ「パナデリア・アッキー」が閉店[14]
  • 2012年(平成24年)
    • 2月8日:「もしもし券売機Kaeruくん」の営業を終了し、指定席券売機利用開始[15]
    • 7月27日:えきなかショップ「7 to 7」オープニングセレモニー挙行[16]
  • 2014年(平成26年)
    • 7月:えきなかショップ「7 to 7」閉店[17]
    • 9月25日:北秋田市鷹巣駅前観光案内所オープニングセレモニー挙行[17]
  • 2015年(平成27年)10月1日:JR駅が業務委託化。鷹ノ巣駅長・助役を廃止し、大館駅長管理下となる。同時に夜間早朝の駅員配置がなくなる[要出典]
  • 2018年(平成30年)12月1日:大館駅の業務委託化に伴い、東能代駅に管理駅が変更となる。
  • 2019年(平成31年)4月26日:秋田内陸線旅行センターにおけるJR券・航空券の取扱を終了。

駅構造[編集]

両社の駅は駅名が異なりかつ駅舎も個別に設けられている[2]が、構内は共用しており改札内の乗り継ぎが可能となっている。また、両社の線路も繋がっている。

JR東日本[編集]

JR 鷹ノ巣駅
たかのす
Takanosu
前山 (5.4 km)
(3.2 km) 糠沢
所在地 秋田県北秋田市松葉町3-1[1]
北緯40度13分55.39秒 東経140度22分11.49秒 / 北緯40.2320528度 東経140.3698583度 / 40.2320528; 140.3698583 (JR 鷹ノ巣駅)座標: 北緯40度13分55.39秒 東経140度22分11.49秒 / 北緯40.2320528度 東経140.3698583度 / 40.2320528; 140.3698583 (JR 鷹ノ巣駅)
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 奥羽本線
キロ程 384.9 km(福島起点)
電報略号 タス
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線[1]
乗車人員
-統計年度-
475人/日(降車客含まず)
-2020年-
開業年月日 1900年明治33年)10月7日[1]
備考 業務委託駅
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単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線のホームを持つ地上駅[1]。互いのホームは跨線橋で連絡している。1番線には北秋田市に伝わる「牛の一枚皮を使った世界一の和太鼓」と書かれたモニュメントが展示されている[2]

東能代駅管理の業務委託駅JR東日本東北総合サービスが受託)。直営駅時代は管理駅でもあり、前山駅糠沢駅の2駅を管理していた。駅舎には指定席券売機自動券売機、待合室のほか観光案内所が設置されている[2]。2006年にみどりの窓口が廃止され、その代替として「もしもし券売機Kaeruくん」が設置されたが、2012年に営業終了し撤去された。

のりば[編集]

番線 路線 方向 行先
1 奥羽本線 上り 秋田方面
2・3 下り 大館青森方面

(出典:JR東日本:駅構内図

  • 3番線は当駅始発の下り列車が使用する。なお、上下共用の待避線であり、両方向の発着と折り返しに対応している。

秋田内陸縦貫鉄道[編集]

秋田内陸縦貫鉄道 鷹巣駅
たかのす
Takanosu
(1.3 km) 西鷹巣
所在地 秋田県北秋田市松葉町 3-2
所属事業者 秋田内陸縦貫鉄道
所属路線 秋田内陸線
キロ程 0.0 km(鷹巣起点)
電報略号 タス
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗降人員
-統計年度-
474人/日
-2018年-
開業年月日 1986年昭和61年)11月1日
備考 社員配置駅
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頭端式ホーム1面1線を有する地上駅。JR1番線の秋田寄りにある。

社員配置駅。駅舎には出札窓口のほか、秋田内陸線旅行センター(旅行商品のみ取り扱い)がある[18]

利用状況[編集]

JR東日本[編集]

2020年度(令和2年度)の1日平均乗車人員は475人である[JR 1]

2000年度(平成12年度)以降の推移は以下のとおりである。

乗車人員推移
年度 1日平均
乗車人員
出典
2000年(平成12年) 893 [JR 2]
2001年(平成13年) 852 [JR 3]
2002年(平成14年) 787 [JR 4]
2003年(平成15年) 749 [JR 5]
2004年(平成16年) 726 [JR 6]
2005年(平成17年) 694 [JR 7]
2006年(平成18年) 673 [JR 8]
2007年(平成19年) 671 [JR 9]
2008年(平成20年) 674 [JR 10]
2009年(平成21年) 663 [JR 11]
2010年(平成22年) 624 [JR 12]
2011年(平成23年) 646 [JR 13]
2012年(平成24年) 629 [JR 14]
2013年(平成25年) 678 [JR 15]
2014年(平成26年) 638 [JR 16]
2015年(平成27年) 648 [JR 17]
2016年(平成28年) 584 [JR 18]
2017年(平成29年) 578 [JR 19]
2018年(平成30年) 581 [JR 20]
2019年(令和元年) 565 [JR 21]
2020年(令和02年) 475 [JR 1]

秋田内陸縦貫鉄道[編集]

1日乗降人員推移 [19][20]
年度 1日平均人数
2016年 574
2017年 519
2018年 474

駅周辺[編集]

南側は、駅前からアーケードのある商店街が延び、金融機関や医療機関、市役所をはじめとする公共施設が集積している。東側の国道105号沿いには、大型商業施設が進出している。北側には、列車や鉄道施設防護の防風林があり、平坦な田園風景が広がっている。

  • 北秋田市役所
  • 鷹巣年金事務所
  • 北秋田市立図書館
  • 北秋田市文化会館
  • 北秋田市交流センター
  • みちのく子供風土記館
  • 北秋田市民ふれあいプラザ
  • 特別養護老人ホーム つむぎの彩(いろ)

バス路線[編集]

「鷹巣駅前」停留所

駅前商店街のアーケード下西側に「降車専用」が、東側に乗車用の「鷹巣駅前」停留所がある。

他に観光向けに予約制の森吉山周遊乗合タクシーが運行している[23]

隣の駅[編集]

東日本旅客鉄道(JR東日本)
奥羽本線
快速
二ツ井駅 - 鷹ノ巣駅 - 早口駅
普通
前山駅 - 鷹ノ巣駅 - *糠沢駅 - 早口駅
*:一部列車は糠沢駅を通過する。
秋田内陸縦貫鉄道
秋田内陸線
快速(上りのみ)・普通
鷹巣駅 - 西鷹巣駅

脚注[編集]

[脚注の使い方]

記事本文[編集]

  1. ^ a b c d e f 『週刊 JR全駅・全車両基地』 31号 青森駅・弘前駅・深浦駅ほか、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年3月17日、20頁。 
  2. ^ a b c d 『鉄道ジャーナル』通巻653号 pp.41-43
  3. ^ a b c 鷹巣駅、JR乗り入れ円滑化 工事費1億6000万円 - 河北新報(2010年12月11日)
  4. ^ 『JR時刻表』平成27年9月号 株式会社交通新聞社発行。
  5. ^ 石野 1998, p. 553.
  6. ^ 『お知らせ』昭和36年9月2日読売新聞秋田読売
  7. ^ “上ノ山、鷹ノ巣にも”. 交通新聞 (交通協力会): p. 2. (1973年7月21日) 
  8. ^ a b c 石野 1998, p. 538.
  9. ^ a b 石野 1998, p. 554.
  10. ^ 『秋鉄局展開、秋田・山形両県の5駅に、ハンバーガー店-日食からノウハウ』昭和61年12月16日日本経済新聞地方経済面東北A
  11. ^ “<地方点描>「ノ」に歴史あり”. 秋田魁新報 (秋田魁新報社): p. 24. (2012年7月19日) 
  12. ^ “JR東日本 「みどりの窓口」廃止へ 県内8駅 湯沢市など「撤回を」”. 朝日新聞 (朝日新聞社): p. 31 朝刊. (2006年3月2日) 
  13. ^ “みどりの窓口リストラ”. 朝日新聞 (朝日新聞社): p. 23 夕刊. (2006年7月11日) 
  14. ^ 『県南のJR直営ハンバーガー店閉店 高校生ら名残惜しむ』秋田魁新報2009年10月1日
  15. ^ もしもし券売機『Kaeruくん』が指定席券売機に替わります! (PDF)” (日本語). 東日本旅客鉄道秋田支社. 2021年2月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年2月5日閲覧。
  16. ^ えきなかショップ「7to7」オープン” (日本語). 北秋田市ホームページ 住民が主役のもりのまち. 2021年10月11日閲覧。
  17. ^ a b 鷹巣駅前観光案内所オープニングセレモニー” (日本語). 北秋田市ホームページ 住民が主役のもりのまち. 2021年10月11日閲覧。
  18. ^ [1]
  19. ^ 国土数値情報(駅別乗降客数データ) - 統計情報リサーチ、2020年8月30日閲覧
  20. ^ 国土数値情報(駅別乗降客数データ) - 国土交通省、2021年3月9日閲覧
  21. ^ 市街地循環バス、令和元年12月1日より通年運行開始”. 北秋田市. 2019年12月6日閲覧。
  22. ^ リムジンバス”. 大館能代空港ターミナルビル. 2021年11月10日閲覧。
  23. ^ 北秋田市が提供している二次アクセスプラン”. 北秋田市. 2022年5月24日閲覧。

利用状況[編集]

  1. ^ a b 各駅の乗車人員(2020年度)”. 東日本旅客鉄道. 2021年7月28日閲覧。
  2. ^ 各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月20日閲覧。
  3. ^ 各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月20日閲覧。
  4. ^ 各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月20日閲覧。
  5. ^ 各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月20日閲覧。
  6. ^ 各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月20日閲覧。
  7. ^ 各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月20日閲覧。
  8. ^ 各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月20日閲覧。
  9. ^ 各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月20日閲覧。
  10. ^ 各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月20日閲覧。
  11. ^ 各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月20日閲覧。
  12. ^ 各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月20日閲覧。
  13. ^ 各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月20日閲覧。
  14. ^ 各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月20日閲覧。
  15. ^ 各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月20日閲覧。
  16. ^ 各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月20日閲覧。
  17. ^ 各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月20日閲覧。
  18. ^ 各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月20日閲覧。
  19. ^ 各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月8日閲覧。
  20. ^ 各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2020年7月18日閲覧。
  21. ^ 各駅の乗車人員(2019年度)”. 東日本旅客鉄道. 2020年7月18日閲覧。

参考文献[編集]

  • 武田元秀、山井美希(写真)「秋田青森県境の奥羽本線」『鉄道ジャーナル』第55巻第3号(通巻653号)、成美堂出版、2021年3月1日、 40-45頁、 ISSN 0288-2337
  • 石野哲(編) 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日。ISBN 978-4-533-02980-6 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]