秋田港駅

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秋田港駅
駅舎(2019年8月)
駅舎(2019年8月)
あきたこう
Akita port
所在地 秋田県秋田市土崎港西一丁目12
所属事業者 日本貨物鉄道(JR貨物)
東日本旅客鉄道 (JR東日本)
秋田臨海鉄道
電報略号 アコ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
開業年月日 1919年(大正8年)10月15日
乗入路線 3 路線
所属路線 JR奥羽本線貨物支線
キロ程 1.8km(土崎起点)
土崎 (1.8km)
所属路線 秋田臨海鉄道線(北線)
キロ程 0.0km(秋田港起点)
(0.5km) 中島埠頭
所属路線 秋田臨海鉄道線(南線)
キロ程 0.0km(秋田港起点)
(5.4km) 向浜
備考 貨物専用駅
クルーズ船の乗客対象に旅客取扱
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施設全景(2018年4月)

秋田港駅(あきたこうえき)は、秋田県秋田市土崎港西一丁目12にある日本貨物鉄道(JR貨物)・秋田臨海鉄道貨物駅である。

JR貨物の奥羽本線貨物支線(通称:秋田港線)と、秋田臨海鉄道線の北線および南線が乗り入れる。

2017年から、東日本旅客鉄道(JR東日本)が第二種鉄道事業者として、クルーズ船の乗客を対象とした旅客営業を不定期で行なっている。

駅概要[編集]

地上駅。秋田臨海鉄道線の各駅を発着する貨車を整理する操車場としての機能が強い。駅構内には、秋田臨海鉄道の機関区や、コンテナを留置するコンテナヤードが設置されている。なお、駅構内の入換作業は秋田臨海鉄道が行っている。

1995年(平成7年)ごろまで、駅西側の秋田住友ベーク工場へ続く専用線が存在し、メタノール輸送が行われていた。国鉄時代には、秋田港の埠頭まで広がる複数の専用線が敷かれていた。

当駅では、長らく貨物の取り扱いは行われていなかったが、2011年(平成23年)に発生した東日本大震災の津波により、仙台臨海鉄道が長期間不通となっており、同鉄道の仙台埠頭駅で行われていたJR東日本向けのレールの取り扱いが当駅で実施されている。なお、仙台埠頭駅同様、レールは、ラフテレーンクレーンを使用し長物車に積み込まれる。

クルーズ船客専用旅客列車の発着[編集]

開業当初より車扱貨物のみの取扱駅であったが、2017年(平成29年)、秋田港に寄港するクルーズ客船の乗客向けに当駅を発着して秋田駅までを結ぶ旅客列車を運行することが発表され[1][2]、仮設の乗降用タラップが設置して[3]竿燈まつりが行われる8月3 - 6日の期間中に計5往復の列車が試験運行された[4]。乗客はクルーズ客船の乗客に限定され、貨物線を活用してクルーズ船客を輸送するのは全国初の事例とされる。2018年にはJR東日本が第二種鉄道事業許可を取得し、4両編成に対応した本格的なプラットホームを整備、4月18日から専用車両「あきたクルーズ号」を使用し本格運行を開始した[3][5][6]。 また、クルーズ客船の乗客以外の利用として、2018年7月28・29両日に開催された、秋田港 海の祭典「マリンフェスティバル」2018へのアクセス列車が、やはり専用車両「あきたクルーズ号」を使用し運行した[注 1]。これは、びゅうによる旅行商品専用の団体列車として運転され、秋田駅から秋田港駅への往復が含まれているが、切符の券面には秋田⇒土崎と書かれている。往路の乗車列車を指定して発売された(着席位置と復路の利用列車選択は自由であった)。

駅周辺[編集]

毎年7月20日・21日に催行される「土崎港曳山まつり」では、秋田港線の踏切を曳山(山車)が横断する光景が見られる[注 2]

歴史[編集]

秋田港にある製油所製錬所からの輸送需要の高まりを受けて、昭和前半には多くの貨物列車が通ったが、八橋油田の産出量の低下に伴って貨物列車の本数は減少した。

隣の駅[編集]

JR logo (freight).svg日本貨物鉄道
奥羽本線 貨物支線
土崎駅 - 秋田港駅
秋田臨海鉄道
秋田臨海鉄道線(北線)
秋田港駅 - 中島埠頭駅
秋田臨海鉄道線(南線)
秋田港駅 - 向浜駅

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 28日の夜の復路2本は男鹿線用のキハ40系で運転された。
  2. ^ 奥羽本線の一部踏み切りも同様

出典[編集]

  1. ^ “竿燈期間にクルーズ客向け列車 秋田港―秋田駅間、計5往復”. 秋田魁新報. 秋田魁新報社. (2017年7月1日). http://www.sakigake.jp/news/article/20170701AK0012/ 2017年7月2日閲覧。 
  2. ^ “クルーズ船客、貨物線で輸送 JR秋田支社など”. 日本経済新聞. 日本経済新聞社. (2017年7月1日). http://www.nikkei.com/article/DGXLZO18341580Q7A630C1L01000/ 2017年7月2日閲覧。 
  3. ^ a b “秋田港にクルーズ船列車発着駅 本格的に整備、JR方針”. 秋田魁新報. 秋田魁新報社. (2017年7月22日). http://www.sakigake.jp/news/article.jsp?kc=20170722AK0003 2017年8月10日閲覧。 
  4. ^ a b “秋田港クルーズ列車 秋田港-秋田 試験運行”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 2. (2017年8月16日) 
  5. ^ a b “4月から秋田港クルーズ列車を運行します” (PDF) (プレスリリース), 東日本旅客鉄道秋田支社, (2018年1月26日), http://www.jreast.co.jp/akita/press/pdf/20180126-1.pdf 2018年1月29日閲覧。 
  6. ^ “<JR秋田支社>秋田港駅発着 クルーズ列車4月本格運行”. 河北新報ONLINE NEWS (河北新報社). (2018年1月27日). オリジナルの2018年4月20日時点によるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20180420100913/http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201801/20180127_42024.html 2018年4月20日閲覧。 
  7. ^ “秋田港クルーズ列車運行に伴い専用車両による運行を開始します” (PDF) (プレスリリース), 東日本旅客鉄道秋田支社, (2018年2月23日), http://www.jreast.co.jp/akita/press/pdf/20180223-2.pdf 2018年2月24日閲覧。 
  8. ^ JR東日本,秋田港クルーズ列車に専用車両を導入へ”. railf.jp(鉄道ニュース). 交友社 (2018年2月24日). 2018年2月25日閲覧。
  9. ^ 『あきたクルーズ号』の運転開始”. railf.jp(鉄道ニュース). 交友社 (2018年4月19日). 2018年4月20日閲覧。

関連項目[編集]