横手駅

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横手駅
Yokote sta 07.JPG
西口(2011年9月)
よこて
Yokote
所在地 秋田県横手市駅前町5-1
北緯39度18分36.8秒 東経140度33分38秒 / 北緯39.310222度 東経140.56056度 / 39.310222; 140.56056座標: 北緯39度18分36.8秒 東経140度33分38秒 / 北緯39.310222度 東経140.56056度 / 39.310222; 140.56056
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
日本貨物鉄道(JR貨物)*
電報略号 ヨテ
駅構造 地上駅橋上駅
ホーム 3面4線
乗車人員
-統計年度-
908人/日(降車客含まず)
-2021年-
開業年月日 1905年(明治38年)6月15日[1]
乗入路線 2 路線
所属路線 奥羽本線
キロ程 228.3 km(福島起点)
柳田 (3.9 km)
(6.4 km) 後三年
所属路線 北上線
キロ程 61.1 km(北上起点)
相野々 (7.7 km)
備考 直営駅管理駅
話せる指定席券売機設置駅[2][3]
* 新営業所を併設。
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横手駅
よこて
YOKOTE
(6.3 km) 樋ノ口
所属事業者 羽後交通
所属路線 横荘線
キロ程 0.0 km(横手起点)
開業年月日 1918年(大正7年)8月18日
廃止年月日 1971年(昭和46年)7月20日
備考 横荘線廃線に伴い廃駅
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東口(2013年8月)

横手駅(よこてえき)は、秋田県横手市駅前町にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・日本貨物鉄道(JR貨物)のである。

乗り入れ路線[編集]

奥羽本線北上線が乗り入れており、奥羽本線を所属線としている[4]。北上線は当駅が終点である[5]。なお、奥羽本線の当駅から秋田方面と、北上線はJR貨物の第二種鉄道事業区間でもあり、当駅は貨物駅としても扱われているが、現在は貨物列車の発着のない新営業所に移行している。

歴史[編集]

旧駅舎(2005年9月)
旧駅舎内部(2007年7月)
仮駅舎(2010年10月)※2010年6月から2011年9月まで使用

駅構造[編集]

改札口と券売機(2021年8月)
総合ラウンジ(観光案内所)

単式ホーム2面2線と島式ホーム1面2線、合計3面4線のホームを持つ地上駅で、橋上駅舎を持つ[7][新聞 4]

横手統括センター所在駅(直営駅)。管理駅として、従前の横手管理駅エリアである奥羽本線の院内駅 - 飯詰駅間および北上線の黒沢駅 - 矢美津駅間の各駅を管理している。

駅舎は構内東側にある。2階に自動改札機Suica非対応)[報道 2]話せる指定席券売機(5:30 - 22:00、コールセンター対応時間 8:00 - 20:00)、自動券売機待合所が設置されている。現在は駅弁の販売はない。

廃線となった羽後交通横荘線のホームが現在でも4番線として利用されている。ここはやや狭くなっている。4番線の向かいにも番線表記のない線路があるが、これは廃線となった羽後交通横荘線の名残りである[7]

駅構内に横手統括センター乗務ユニットが併設されている。また、転車台があり、奥羽本線や北上線でSLが運行される際に方向転換に使用されている。

東口に隣接してNewDaysミニが営業を行なっている。 また、横手市による施設として、東口駅舎の1階に総合ラウンジ(観光案内所)[9]、西口1階には交流スペースが設けられている[10]

のりば[編集]

番線 路線 方向 行先 備考
1 北上線 - ほっとゆだ北上方面  
2 奥羽本線 上り 湯沢新庄方面 一部列車は3・4番線
3 下り 大曲秋田方面 一部列車は1番線
4 (路線表記なし) 一部列車および臨時列車のみ使用

(出典:JR東日本:駅構内図

  • 2番線は奥羽線下り・奥羽線上り出発信号機があるため奥羽線折り返しが可能。
  • 3・4番線は奥羽線下り・奥羽線上り・北上線出発信号機があるため奥羽線折り返し、北上線直通が可能である。
  • 夜間留置が設定されている。

横手新営業所(JR貨物)[編集]

横手オフレールステーション(2010年9月)

横手新営業所は、旅客駅舎南側にあるJR貨物横手駅に属するコンテナ集配基地である。12フィートのコンテナ貨物を取扱っており、貨物列車代替のトラック便秋田貨物駅との間で1日2往復運行されている。

当駅はかつて貨物列車が発着していたが、1996年平成8年)にトラック代行輸送に転換され自動車代行駅となった。その後2006年(平成18年)の名称整理の際に「横手オフレールステーション」(略称、横手ORS)となり、2019年3月時点では業態規模が見直され「横手新営業所」を名乗っている。

かつて、北上線経由で秋田貨物駅と仙台貨物ターミナル駅を結ぶ定期貨物列車が深夜に1往復あり当駅にも停車したが、貨物の積卸はしない運転停車であった。当駅取扱貨物の輸送には、これとは別に当駅 - 秋田貨物駅間に1往復の高速貨物列車が設定されていた[11](1996年(平成8年)3月まで)。

利用状況[編集]

JR東日本によると、2021年度(令和3年度)の1日平均乗車人員は908人である[利用客数 1]

2000年度(平成12年度)以降の推移は以下のとおりである。

乗車人員推移
年度 1日平均
乗車人員
出典
2000年(平成12年) 1,878 [利用客数 2]
2001年(平成13年) 1,855 [利用客数 3]
2002年(平成14年) 1,803 [利用客数 4]
2003年(平成15年) 1,715 [利用客数 5]
2004年(平成16年) 1,680 [利用客数 6]
2005年(平成17年) 1,588 [利用客数 7]
2006年(平成18年) 1,535 [利用客数 8]
2007年(平成19年) 1,494 [利用客数 9]
2008年(平成20年) 1,487 [利用客数 10]
2009年(平成21年) 1,467 [利用客数 11]
2010年(平成22年) 1,427 [利用客数 12]
2011年(平成23年) 1,394 [利用客数 13]
2012年(平成24年) 1,374 [利用客数 14]
2013年(平成25年) 1,407 [利用客数 15]
2014年(平成26年) 1,338 [利用客数 16]
2015年(平成27年) 1,299 [利用客数 17]
2016年(平成28年) 1,260 [利用客数 18]
2017年(平成29年) 1,225 [利用客数 19]
2018年(平成30年) 1,247 [利用客数 20]
2019年(令和元年) 1,194 [利用客数 21]
2020年(令和02年) 903 [利用客数 22]
2021年(令和03年) 908 [利用客数 1]

駅周辺[編集]

駅東側[編集]

横手駅から駅前通を眺める
(2007年7月)

駅西側[編集]

バス路線[編集]

路線バスはすべて羽後交通が運行している。2011年平成23年)9月以前の状況については、横手バスターミナル#沿革を参照。

  • 1番線のりば
    • 朝日が丘四丁目[14]
    • 大森病院[14]
    • 二井山[14]
    • イオンモール大曲 ※日曜・祝日のみ運行[15]
  • 2番線のりば
    • 横手バスターミナル
    • 上台[14]
  • WILLER EXPRESS・新宿行

その他[編集]

東西自由通路(2011年10月)
  • 駅前の広場に「かまくら」という題の石像がある。
  • 仙台・東京方面への往復JRきっぷを購入した乗客が無料で利用できる「こまち駐車場」がある(30台分)。
  • 横手市が推進した横手駅東口再開発事業に伴い、橋上駅舎に改築された[報道 1]。旧駅舎の跡地(東口)に鉄筋コンクリート造りの新駅舎(改札口は2階)を建て、線路を跨いで西口に向け延長約70メートルの自由通路(愛称は「こころ〜ど」[新聞 8])を造った。総工費は約27億円で、横手市が26億円、JR東日本が1億円を負担した[16][新聞 6][新聞 9]。新たに設けられた西口より、市役所(条里北庁舎・南庁舎)・平鹿総合病院や、郊外型店舗が立ち並び現在の中心的な商業地である国道13号横手バイパス)沿いへのスムーズなアクセスが期待されている。
    • またこの再開発事業により、旧マックスバリュ横手駅前店(マックスバリュ以前は、ジャスコ横手店が入居していた)が入居していた羽後交通ビルや旧・平鹿総合病院などが解体され、2009 - 2010年にかけて新・横手バスターミナルや銀行・集合住宅・高齢者住宅が完成した。2010年10月には商業施設・店舗棟が完成しオープン済み、さらに2011年4月には横手市交流センター「Y2(わいわい)ぷらざ」[13]が完成・供用開始した。

隣の駅[編集]

東日本旅客鉄道(JR東日本)
奥羽本線
快速(下り1本のみ運転)
十文字駅横手駅飯詰駅
普通
柳田駅 - 横手駅 - 後三年駅
北上線
快速・普通
相野々駅 - *矢美津駅 - 横手駅
*打消線は廃駅

かつて存在した路線[編集]

羽後交通
横荘線
横手駅 - *栄村駅 - 樋ノ口駅

 *:打消線は路線廃止以前に廃駅

脚注[編集]

[脚注の使い方]

記事本文[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 「貨物時刻表」平成31年3月ダイヤ改正版より新営業所として記載されている。

出典[編集]

  1. ^ a b c d e f 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編 『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 21号 釜石線・山田線・岩泉線・北上線・八戸線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2009年12月6日、23頁。 
  2. ^ a b c 駅の情報(横手駅):JR東日本” (日本語). 東日本旅客鉄道. 2021年8月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年8月1日閲覧。
  3. ^ a b c 「話せる指定席券売機」の導入について提案を受ける! (PDF)” (日本語). 東日本旅客鉄道労働組合秋田地方本部 (2021年5月25日). 2021年5月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年5月27日閲覧。
  4. ^ a b c 石野 1998, p. 533.
  5. ^ 石野 1998, p. 490.
  6. ^ a b c d e f g h 横手市史編さん委員会 編『横手市史 昭和編』、1981年、829-834頁
  7. ^ a b c 『鉄道ジャーナル』通巻653号 pp.32-33
  8. ^ 『JR時刻表 2017年4月号』p.999 交通新聞社 2017年3月18日発行
  9. ^ 施設案内 横手駅東口総合ラウンジ 観光案内コーナー”. 横手市 (2021年9月28日). 2021年10月23日閲覧。
  10. ^ JR横手駅橋上駅舎開業(動画ギャラリー)”. 横手市. 2016年1月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年10月23日閲覧。
  11. ^ 鉄道ファン』1995年10月号(No.414)p.120
  12. ^ よこてイースト”. 横手駅前商店街振興組合. 2011年4月30日閲覧。
  13. ^ a b 施設案内 横手市交流センター/Y2ぷらざ”. 横手市 (2021年9月28日). 2021年9月28日閲覧。
  14. ^ a b c d 横手駅西口オープンに伴う、定期バス乗り入れについて”. 羽後交通株式会社. 2011年12月25日閲覧。
  15. ^ 秋田駅⇔角館 路線バスを運行いたします
  16. ^ JR東日本:進行中の建設プロジェクト>新駅建設・駅自由通路の新設・改良工事東日本旅客鉄道株式会社、2011年5月20日閲覧。[リンク切れ]

報道発表資料[編集]

  1. ^ a b c “≪奥羽本線横手駅東西自由通路・橋上駅舎≫ 完成!!” (日本語) (PDF) (プレスリリース), 東日本旅客鉄道秋田支社, (2011年7月22日), オリジナルの2019年11月7日時点におけるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20191107135410/https://www.jreast.co.jp/akita/press/pdf/20110722-2.pdf 2021年1月18日閲覧。 
  2. ^ a b “奥羽本線横手駅への自動改札機・指定席券売機の導入について” (日本語) (PDF) (プレスリリース), 東日本旅客鉄道秋田支社, (2011年9月15日), オリジナルの2021年1月18日時点におけるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20210118094729/https://www.jreast.co.jp/akita/press/pdf/20110915-3.pdf 2021年1月18日閲覧。 

新聞記事[編集]

  1. ^ 『秋鉄局展開、秋田・山形両県の5駅に、ハンバーガー店-日食からノウハウ』昭和61年12月16日日本経済新聞地方経済面東北A
  2. ^ 『クリーニング取次やそば店 JR秋田支店 5駅に設置へ』昭和63年3月11日交通新聞1面
  3. ^ 『県南のJR直営ハンバーガー店閉店 高校生ら名残惜しむ』秋田魁新報平成21年10月1日
  4. ^ a b JR横手駅、新駅舎の利用スタート 1,2日に記念イベント”. 秋田魁新報社 (2011年9月27日). 2011年9月27日閲覧。[リンク切れ]
  5. ^ JR横手駅メロディー「青い山脈」で発車しま〜す♪(2011年10月2日河北新報) - 2011年10月4日閲覧[リンク切れ]
  6. ^ a b 横手駅の新駅舎完成、発車メロディー「青い山脈」 秋田”. 朝日新聞社 (2011年10月2日). 2011年12月25日閲覧。[リンク切れ]
  7. ^ 横手やきそば、自販機で売ってます お土産用、横手駅に設置(2020年2月2日秋田魁新報)
  8. ^ 「こころ〜ど」渡り初め 横手駅、市民でにぎわう”. 秋田魁新報社 (2011年10月2日). 2011年10月22日閲覧。[リンク切れ]
  9. ^ 秋田魁新報2010年6月29日[リンク切れ]

利用状況[編集]

  1. ^ a b 各駅の乗車人員(2021年度)”. 東日本旅客鉄道. 2022年8月11日閲覧。
  2. ^ 各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
  3. ^ 各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
  4. ^ 各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
  5. ^ 各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
  6. ^ 各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
  7. ^ 各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
  8. ^ 各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
  9. ^ 各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
  10. ^ 各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
  11. ^ 各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
  12. ^ 各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
  13. ^ 各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
  14. ^ 各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
  15. ^ 各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
  16. ^ 各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
  17. ^ 各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
  18. ^ 各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
  19. ^ 各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
  20. ^ 各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月16日閲覧。
  21. ^ 各駅の乗車人員(2019年度)”. 東日本旅客鉄道. 2020年7月13日閲覧。
  22. ^ 各駅の乗車人員(2020年度)”. 東日本旅客鉄道. 2021年7月27日閲覧。

参考文献[編集]

  • 植村誠、山井美希(写真)「山形秋田県境の奥羽本線」『鉄道ジャーナル』第55巻第3号(通巻653号)、成美堂出版、2021年3月1日、 26-33頁、 ISSN 0288-2337
  • 石野哲(編) 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日。ISBN 978-4-533-02980-6 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]