南海多奈川線

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Nankai group logo.svg 多奈川線
シンボルマーク
多奈川駅に停車中の2200系
多奈川駅に停車中の2200系
基本情報
日本の旗 日本
所在地 大阪府泉南郡岬町
起点 みさき公園駅
終点 多奈川駅
駅数 4駅
路線記号 NK NK
開業 1944年5月31日
所有者 Nankai group logo.svg 南海電気鉄道
運営者 Nankai group logo.svg 南海電気鉄道
使用車両 運行形態の節を参照
路線諸元
路線距離 2.6 km
軌間 1,067 mm狭軌
線路数 単線
電化方式 直流1,500 V 架空電車線方式
閉塞方式 自動閉塞式
路線図
Nankai Electric Railway Linemap.svg
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停車場・施設・接続路線
Nankai mainline simbole.svg 南海本線
BHFq ABZq+r
0.0 NK41 みさき公園駅
BHF
1.4 NK41-1 深日町駅
exBOOT BHF
2.1 NK41-2 深日港駅
STR
淡路航路
KBHFe
2.6 NK41-3 多奈川駅
かつて淡路航路と連絡していた深日港駅

多奈川線(たながわせん)は、大阪府泉南郡岬町みさき公園駅から多奈川駅までを結ぶ南海電気鉄道鉄道路線である。

路線データ[編集]

  • 路線距離(営業キロ):2.6km
  • 軌間:1067mm
  • 駅数:4駅(起終点駅含む)
  • 複線区間:なし(全線単線)
  • 電化区間:全線電化(直流1500V)
  • 閉塞方式:自動閉塞式

運行形態[編集]

全列車がワンマン運転の2両編成で、みさき公園駅 - 多奈川駅間を往復する線内折り返し運転の普通車(普通列車)である。平日の朝夕・夜間はおおむね20分から25分間隔、平日昼間と土日祝日はおおむね30分間隔で運転される。車両は2200系電車が主体で、ごくまれに7100系電車が使用されている。

1990年代まで深日港より大阪湾フェリー深日海運の淡路航路があり、難波駅 - 多奈川駅間を直通する急行「淡路号」が1993年まで[1]運転されていた。「淡路号」には、7000系・7100系・9000系1000系電車が6両編成で使用されていた。

歴史[編集]

潜水艦海防艦を建造していた川崎重工業泉州工場への通勤の足として、1944年昭和19年)に開業した。終点の多奈川駅の他に、海沿いを通る多奈川線のほうが集落に近いことから深日町駅も設けられ、南海本線の南淡輪(現・みさき公園) - 孝子間にあった深日駅は旅客営業廃止(翌年貨物営業も廃止)となった。

1948年(昭和23年)には川崎重工業泉州工場の船溜を改修して深日港が完成し、合わせて深日港駅が開業。淡路航路(深日海運、後に大阪湾フェリーも)と四国航路(徳島フェリー)が開設され、難波から連絡急行の運転が開始されて、大阪 - 淡路島徳島間を最短で結ぶメインルートとして賑わっていた。しかし、1970年代以降は大阪港神戸港に発着するフェリーや高速船の充実もあって、深日港ルートを利用する旅客は次第に減少し、1993年平成5年)に難波 - 和歌山市間の急行の増発(毎時2本→3本)に伴い連絡急行は廃止された。その後、1998年(平成10年)の明石海峡大橋の開通によって旅客や航送車などが激減したため、深日海運・徳島フェリーは廃止され、大阪湾フェリーは南海淡路ラインとなり泉佐野港発着に変更されたが、これも2007年(平成19年)1月末で休止となった。

  • 1944年(昭和19年)
    • 5月31日 南淡輪(現・みさき公園) - 多奈川間が開業。
    • 6月1日 会社合併により近畿日本鉄道の路線となる。
  • 1947年(昭和22年)6月1日 会社分離により南海電気鉄道多奈川線となる。
  • 1948年(昭和23年)11月3日 深日港駅開業。
  • 1957年(昭和32年)1月1日 南淡輪駅をみさき公園駅に改称。
  • 1993年(平成5年)4月18日 急行「淡路号」廃止[1]
  • 2001年(平成13年)3月24日 ワンマン運転開始。

駅一覧[編集]

駅番号 駅名 駅間キロ 営業キロ 接続路線
NK41 みさき公園駅 - 0.0 南海電気鉄道■ 南海本線
NK41-1 深日町駅 1.4 1.4  
NK41-2 深日港駅 0.7 2.1  
NK41-3 多奈川駅 0.5 2.6  

脚注[編集]

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  1. ^ a b 曽根悟(監修)『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 大手私鉄』第16号 南海電気鉄道、朝日新聞出版、2010年、 15頁。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]