佐倉駅

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佐倉駅
J-sakura-kita.jpg
北口(2016年10月)
さくら
Sakura
所在地 千葉県佐倉市六崎235-2
北緯35度42分35秒 東経140度13分33.8秒 / 北緯35.70972度 東経140.226056度 / 35.70972; 140.226056 (佐倉駅)
駅番号 JO33[1]
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
電報略号 サク
駅構造 地上駅橋上駅
ホーム 2面4線
乗車人員
-統計年度-
7,625人/日(降車客含まず)
-2020年-
開業年月日 1894年明治27年)7月20日[2]
乗入路線 2 路線
所属路線 総武本線
キロ程 55.3 km(東京起点)
JO 32 物井 (4.2 km)
(4.0 km) 南酒々井
所属路線 成田線
キロ程 0.0 km(佐倉起点)
*(物井) (- km)
(6.4 km) 酒々井 JO 34
備考 直営駅管理駅
みどりの窓口
* 全列車が総武本線に直通。
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南口外観(2021年3月)

佐倉駅(さくらえき)は、千葉県佐倉市六崎にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)のである。駅番号JO 33[1]

総武本線所属線としており[3]成田線を含めた2路線が乗り入れている。当駅は線路名称上での成田線の起点であるが、成田線の列車はすべて総武本線を通じて千葉駅まで乗り入れ、一部はさらに東京駅方面へ直通する。

歴史[編集]

佐倉駅は、総武本線を建設した私鉄である総武鉄道により、1894年明治27年)7月20日に開設された[2]。高台上にある市街地とは約1キロメートル離れた位置に駅があり、地元が鉄道建設に反対したためにやむなく隣村の根郷村六崎に駅が建設されたとする鉄道忌避説が『千葉県史明治編』などにも記載されているが、総武鉄道社員が1903年(明治36年)に編纂した『総武鉄道線路案内』によれば、佐倉の町が高台にあるため、線路設計上やむを得ず市街を隔てた田んぼの中に建設したものとされている[4]

かつてはアイスクリームの立ち売りで知られる駅であり、石田屋といせやの2軒が営業しており、特に両国18時発普通銚子行の到着時には最大30人にも及ぶ売り子がアイスクリームを売り歩いていた[5]

年表[編集]

駅構造[編集]

島式ホーム2面4線を有する地上駅で、橋上駅舎を持つ。改札内コンコースとホームの間を連絡するエスカレーターエレベーターが設置されている。

直営駅であり、管理駅として総武本線の南酒々井駅榎戸駅八街駅および成田線の酒々井駅を管理している。駅舎内にはみどりの窓口(営業時間 6:00 - 21:00)、自動改札機指定席券売機などが設置されている。

2011年12月から自動改札機はSuica専用レーンが大幅に増え、入場は有人改札寄りのわずか1基のみとなった。しかし、1基ではSuica利用の多い通勤時間帯以外の定期外利用客の流れが悪いためか、うち1基がすぐに専用レーンから外されて元に戻った。 トイレは改札内コンコースと南口および北口の階段下の合計3か所設置されており、いずれも多機能トイレを併設した男女別の水洗式である。旧駅舎だった頃は、駅舎とは別棟で改札内外の双方から入れる構造で男女共用の汲み取り式トイレが設置されていた。

駅構内には数本の留置線(佐倉客貨車区跡)があり、夜間などに中心に車両が留置される。

総武本線、成田線ともにCTC線区であるが、当駅は運転取扱駅であり、信号制御は信号扱所にて行っている。

この駅から先の総武本線は、単線になる。

のりば[編集]

番線 路線 方向 行先 備考
1 総武本線 下り 八街成東八日市場銚子方面 一部は2番線
2 JO 成田線 成田佐原鹿島神宮成田空港方面 一部は1番線
3・4 JO 総武本線
JO 成田線含む)
上り 千葉東京方面 始発の一部は2番線

(出典:JR東日本:駅構内図

  • 基本的に、1・4番線は総武本線が、2・3番線は成田線が発着する。
運転番線 営業番線 ホーム 千葉方面着発 成東方面着発 成田方面着発 引上げ線着発 電留線着発 備考
下本 1 15両分 到着可 出発可 不可 入出区可 総武本線・成田線下り主本線
下1 2 到着・出発可 到着・出発可 入出区可
成上 3 出発可 成田線上り主本線
上本 4 到着・出発可 総武本線上り主本線
上1 ホームなし 不可 不可 待避線
  • 主本線を発着する場合は通過が可能[12]
  • 物井寄りに短い引き上げ線があり、快速電車の増解結で使用する[12]
  • 夜間には酒々井寄りにある留置線4本(電留1番 - 電留4番、15両対応)に総武快速線用車両が4本留置される。
  • 総武本線は、当駅より成東・銚子方面は単線となる[12]

発車メロディ[編集]

1・3・4番線ではスイッチ、2番線では東洋メディアリンクス制作の発車メロディを使用している。

1 蝶々のように
2 Verde rayo V2
3 ムーンストーン
4 シーウィンド

利用状況[編集]

2020年(令和2年)度の1日平均乗車人員7,625人である。

JR東日本および千葉県統計年鑑によると、近年の1日平均乗車人員の推移は下記の通り。

年度別1日平均乗車人員[統計 1][統計 2]
年度 1日平均
乗車人員
出典
1990年(平成02年) 9,527 [* 1]
1991年(平成03年) 10,611 [* 2]
1992年(平成04年) 11,223 [* 3]
1993年(平成05年) 11,739 [* 4]
1994年(平成06年) 11,807 [* 5]
1995年(平成07年) 12,065 [* 6]
1996年(平成08年) 12,084 [* 7]
1997年(平成09年) 11,825 [* 8]
1998年(平成10年) 11,605 [* 9]
1999年(平成11年) 11,602 [* 10]
2000年(平成12年) [JR 1]11,643 [* 11]
2001年(平成13年) [JR 2]11,647 [* 12]
2002年(平成14年) [JR 3]11,542 [* 13]
2003年(平成15年) [JR 4]11,459 [* 14]
2004年(平成16年) [JR 5]11,212 [* 15]
2005年(平成17年) [JR 6]11,164 [* 16]
2006年(平成18年) [JR 7]11,201 [* 17]
2007年(平成19年) [JR 8]11,214 [* 18]
2008年(平成20年) [JR 9]11,115 [* 19]
2009年(平成21年) [JR 10]10,736 [* 20]
2010年(平成22年) [JR 11]10,520 [* 21]
2011年(平成23年) [JR 12]10,422 [* 22]
2012年(平成24年) [JR 13]10,341 [* 23]
2013年(平成25年) [JR 14]10,360 [* 24]
2014年(平成26年) [JR 15]10,070 [* 25]
2015年(平成27年) [JR 16]9,983 [* 26]
2016年(平成28年) [JR 17]10,048 [* 27]
2017年(平成29年) [JR 18]10,207 [* 28]
2018年(平成30年) [JR 19]10,249 [* 29]
2019年(令和元年) [JR 20]10,098 [* 30]
2020年(令和02年) [JR 21]7,625

駅周辺[編集]

佐倉市役所佐倉市立美術館などが所在する旧城下町地区の市街地には京成電鉄京成本線)の京成佐倉駅が立地しているが、当駅からは約2km離れている。両駅間は路線バスちばグリーンバス)による移動が一般的である。このような立地ではあるが、JTB時刻表では当駅が市の代表駅とされている。ただし、佐倉警察署などの一部公共施設や宮小路町に所在する武家屋敷に行くには当駅の方が至近である。

旧城下町側の出口(北口)には観光案内所(観光情報センター)や江戸時代に焼失した佐倉城天守を模した観光客用の歓迎モニュメントが設置された。

北口[編集]

北口ロータリー(2016年10月)

南口[編集]

バス路線[編集]

JR佐倉駅(北口)[編集]

ちばグリーンバスが運行する路線バスが発着する。

1番のりば
2番のりば
  • <神門線> 西御門行、第三工業団地行、馬渡坂上行、第二工業団地入口行 ※西御門行は朝夕2本のみ、*第二工業団地入口行は平日ダイヤの最終夜一本のみ
3番のりば
  • <臼井線> 志津駅南口行 ※平日朝1本のみ
  • <寺崎線> 臼井駅
  • <本佐倉線> 京成酒々井駅行 ※平日夕方1本のみ
  • <物井線> 物井駅
  • <佐倉市コミュニティーバス飯重・寺崎ルート>臼井駅行 ※同じ番線から出る寺崎線とは運賃と経由地が異なる
4番のりば
  • <白銀線> 田町車庫行、京成佐倉駅行、白銀ニュータウン行 ※田町車庫行は朝1本のみ この番線から出る田町車庫行と京成佐倉駅行は寺崎北(ベイシア)経由
  • <高崎線> 弥富公民館行 (和田ふるさと館・神門経由)※弥富公民館行は1日4本のみ最終便(5本目)は途中の神門止まり

JR佐倉駅南口[編集]

ちばグリーンバスが運行する路線バスが発着する。

  • <佐倉南高校線> JR佐倉駅南口行※午前は佐倉南高校を先に通りJR佐倉駅南口に戻り、午後は根郷保育園を先に通りJR佐倉駅まで戻るが最終便に限り佐倉南高校止まりでどちらの経路とも佐倉南高校の通学下校時間帯は本数が多めだが、佐倉南高校の春休み夏休み冬休みの期間のみ運休になる便が朝夕2本ずつある。
  • <松ヶ丘線> 田町車庫行、松ヶ丘5号公園行

その他[編集]

  • 平日、数寄屋橋(有楽町駅)発JR成田駅行き深夜急行バス(平和交通)が当駅で降車扱いする(乗車はできない)。
  • 土・日・祝日、JR佐倉駅入口バス停(ちばグリーンバスの倉庫前バス停)から東京駅八重洲口前行き早朝便高速バス(千葉交通)が発車しているが、2019年6月を持って休止
  • 南口から川村記念美術館行きの無料送迎バスが発車している[13]

隣の駅[編集]

東日本旅客鉄道(JR東日本)
総武本線
通勤快速
四街道駅 (JO 31) - 佐倉駅 (JO 33) - 酒々井駅 (JO 34)(成田線)
快速(八街方は上り1本のみ運転)
物井駅 (JO 32) - 佐倉駅 (JO 33)八街駅
普通(各駅停車)
物井駅 (JO 32) - 佐倉駅 (JO 33) - 南酒々井駅
成田線
通勤快速
四街道駅 (JO 31)(総武本線) - 佐倉駅 (JO 33) - 酒々井駅 (JO 34)
快速・普通(各駅停車)
物井駅 (JO 32)(総武本線) - 佐倉駅 (JO 33) - 酒々井駅 (JO 34)

脚注[編集]

[脚注の使い方]

記事本文[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 宇都宮駅では2004年(平成16年)末頃に立売は消滅した。私鉄を含めると2015年まで東武日光線下今市駅でも立売が行われていた。
  2. ^ 国立歴史民俗博物館を経由する便は、日中の一部のみ。また、休館日は経由しない。

出典[編集]

  1. ^ a b “千葉~成田空港駅間へ「駅ナンバリング」を導入します 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会を見据え、よりわかりやすくご利用いただける駅を目指します” (PDF) (プレスリリース), 東日本旅客鉄道千葉支社, (2018年1月26日), オリジナルの2020年12月14日時点におけるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20201214054320/https://www.jreast.co.jp/chiba/news/pdf/pre1801_number.pdf 2020年12月14日閲覧。 
  2. ^ a b c d e 『歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 通巻26号 総武本線・成田線・鹿島線・東金線 16頁
  3. ^ 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB 1998年
  4. ^ 白土貞夫「総武線開業120周年 正岡子規が見た総武鉄道」『鉄道ピクトリアル』第900号、電気車研究会、2015年2月、 106-110頁。
  5. ^ 根本幸男「「べんと、べんとー、えーアイス」の時代」『鉄道ピクトリアル』第854号、電気車研究会、2011年10月、 81-85頁。
  6. ^ 『歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 通巻26号 総武本線・成田線・鹿島線・東金線 17頁
  7. ^ a b c d 『歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 通巻26号 総武本線・成田線・鹿島線・東金線 23頁
  8. ^ a b 『歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 通巻26号 総武本線・成田線・鹿島線・東金線 18頁
  9. ^ a b c 佐藤信之「房総地区 国鉄・JR各線 輸送の推移 ー昭和40年代中盤〜平成初期を中心にー」『鉄道ピクトリアル』第71巻第9号(通巻第989号)、電気車研究会、2021年9月1日、 15・24頁、 ISSN 0040-4047
  10. ^ a b c 三好好三『総武線 120年の軌跡 東京・千葉を走る列車と駅のあゆみ』JTBパブリッシング、2014年3月1日、99頁。ISBN 9784533096310
  11. ^ 『歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 通巻26号 総武本線・成田線・鹿島線・東金線 19頁
  12. ^ a b c 今尾恵介『JR東日本全線【決定版】鉄道地図帳vol.4 水戸・千葉支社管内編』学研プラス、2010年3月19日。ISBN 978-4056057652
  13. ^ DIC川村記念美術館ホームページの交通案内 より
広報資料・プレスリリースなど一次資料[編集]
  1. ^ Suicaご利用可能エリアマップ(2001年11月18日当初) (PDF)” (日本語). 東日本旅客鉄道. 2019年7月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年4月24日閲覧。

利用状況[編集]

  1. ^ 千葉県統計年鑑 - 千葉県
  2. ^ 佐倉市統計書 - 佐倉市
JR東日本の2000年度以降の乗車人員
千葉県統計年鑑

参考文献[編集]

  • 曽根悟(監修)『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』26号 総武本線・成田線・鹿島線・東金線、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集)、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年1月17日、5-23頁。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]