成田駅

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成田駅
東口(2016年5月)
東口(2016年5月)
なりた
Narita
所在地 千葉県成田市花崎町839
駅番号 JO 35
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
電報略号 ナタ
駅構造 地上駅橋上駅
ホーム 3面5線
乗車人員
-統計年度-
15,797人/日(降車客含まず)
-2017年-
開業年月日 1897年明治30年)1月19日[1]
乗入路線 3 路線
所属路線 成田線(本線)
キロ程 13.1km(佐倉起点)
JO34 酒々井 (6.7km)
(6.9km) 久住
所属路線 成田線(空港支線)
キロ程 0.0km(成田起点)
*(酒々井) (6.7km)
(9.8km) 空港第2ビル JO36
所属路線 成田線(我孫子支線)
キロ程 32.9km(我孫子起点)
下総松崎 (5.1km)
乗換 京成成田駅京成本線東成田線
備考 直営駅管理駅
みどりの窓口
* 全列車が成田線(本線)に直通。
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西口(2007年9月)
西口(2007年9月)
ホーム(2005年5月)
ホーム(2005年5月)

成田駅(なりたえき)は、千葉県成田市花崎町にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)成田線である。

成田線は、佐倉駅から佐原駅銚子駅方面への本線と、成田空港駅への支線および我孫子駅方面への支線が当駅から分岐する。当駅は4方向に線路が延びているが、いずれも同一路線という珍しい形態となっている。

歴史[編集]

駅構造[編集]

単式ホーム1面1線と島式ホーム2面4線、計3面5線のホームを有する地上駅。4番線はホームのない通過線(3・5番線の間にある)となっている。駅構内には複数の留置線を持ち、夜間などを中心に車両が留置される他、保線用施設もある。

成田線はCTC線区であるが、当駅は運転取扱駅であり信号制御は信号扱所にて行っている。1番線は千葉方がカーブしているため、7両以上の列車は駅員による乗降終了合図が行われる。駅員はITVにて乗降状況を確認し、上り列車は手旗または合図灯にて、下り列車は閉ひ合図器にて合図を出す。

コンコース橋上となっており、成田山新勝寺側の東口と成田ニュータウン側の西口を連絡する自由通路がある。

直営駅であり、管理駅として本線の久住駅滑河駅下総神崎駅、我孫子支線の安食駅下総松崎駅を管理している。駅舎内には、みどりの窓口(7時 - 19時、旧びゅうプラザカウンターを利用)、自動改札機指定席券売機(初電 - 23時55分)が設置されている。

東口側の駅舎は1979年4月に完成したもので、デザインは成田山新勝寺に象徴される信仰の町と国際色豊かな新空港を踏まえて、社寺建築風の表現にモダンさを取り入れている。具体的には神社風の趣を出すために軒桁高を高く、屋根を大きく張り出し緩やかなアールを持たせ、柱はエビ茶、壁には鉄砲狭間を思わせる縦長スリットを入れ白色とし、色調にコントラストを持たせたものとしている。当初建設時は、正月波動の著しさに合わせ波動用券売機、精算窓口、臨時集札口の設備が設けられていた。

西口は、成田ニュータウンの造成や西口土地区画整理事業に合わせ自由通路設置の要望があり、1979年にできた自由通路及び階段により出入りができるようになった。自由通路の工事までは取付道路もない湿原地であったため、成田市が道路を先行して施工し、工事用道路として使用して工期内に施工が完了した[2]。西口の1・2階部分は成田市営の「JR成田駅西口駐輪場」(有料)となっており、1986年4月に完成した。

2008年から2009年春にかけて駅構内の大規模リニューアルを行い、団体専用改札自動券売機が数台撤去された一方で改札内外に冷暖房完備の待合室が設置された他、指定席券売機の設置やみどりの窓口・びゅうプラザの移設・一体化が実施された。なお、びゅうプラザは閉店している。

改札口から各ホームへは、階段エスカレーターエレベーターで連絡している。東口には階段はないが、西口の場合階段があるため、エレベーターが設置されている。供用時間は6時から22時までであり、自転車・オートバイは不可。改札口は幅広の通路が1か所あり、構内には多機能トイレも設置されている。

その他、連絡通路にNewDaysビューアルッテ待合室(以前はKIOSKが出店)が、東口に成田駅前観光案内所、そば屋喫茶店(JRバス関東が経営)、コインロッカー、公衆トイレが設置されている。

なお、Suica専用グリーン券券売機はホーム上にはなく、改札脇の自動精算機横に設置されている。

のりば[編集]

番線 路線 方向 行先 備考
1・2 JO 成田線 本線上り 佐倉四街道千葉津田沼船橋錦糸町東京方面 一部は3・5番線
3 空港支線 空港第2ビル成田空港行き 一部は1・5番線
5 成田線 本線下り 滑河佐原・(鹿島線直通鹿島神宮)・小見川銚子方面 一部は2・3番線
6 我孫子支線 木下我孫子松戸上野・東京・品川方面
上野東京ライン
一部は5番線
運転番線 営業番線 ホーム 我孫子方面着発 佐原方面着発 成田空港方面着発 千葉方面着発 電留線着発 備考
1 1 15両分 到着・出発可 到着・出発可 到着・出発可 到着・出発可 不可
2 2 11両分 到着・出発可 到着・出発可 到着・出発可 到着・出発可 一部入出区可 上り主本線
3 3 15両分 到着・出発可 到着・出発可 到着・出発可 到着・出発可 一部入出区可
4 ホームなし 到着・出発可 到着・出発可 到着・出発可 到着・出発可 一部入出区可 下り主本線
5 5 10両分 到着・出発可 到着・出発可 到着・出発可 到着・出発可 入出区可
6 6 10両分 到着・出発可 不可 不可 到着・出発可 入出区可
7 ホームなし 到着・出発可 不可 不可 不可 不可 主に保守用車で使用
  • 主本線を発着する場合は通過が可能。ただし我孫子方面は不可。
  • 当駅から成田線(佐原方面)と空港支線の分岐点までは約2kmあり、複線のように使用され、ここで行き違いすることがある(堀之内信号場も参照)。当駅から分岐点に向かって、左側の線路は上り・下り共用、右側は1・2番線に到着する上り専用。
  • 電留線とホーム番線とは、入出区可能な番線が限られる。(例:2、3番線は南入換線のみ可能。電留1番~電留6番線は不可)
  • 夜間には、1・3・6番線や、酒々井寄りにある留置線(電留1番~電留6番、南入換線)に総武快速線用車両や我孫子支線用車両、普通列車が留置される。

[3]

駅弁[編集]

かつては地元の「桑原」が製造した駅弁が販売されていたが、2003年3月31日限りで構内営業から撤退した。店舗は3番線ホームの久住駅寄りにあった。

その後、土曜・休日や正月などに千葉駅で駅弁を販売している万葉軒が出張販売していたこともあったが、2011年現在では駅弁販売はない。

  • 主な販売品目(2001年12月当時)
    • とんかつ弁当(500円)
    • 五色弁当(590円)
    • 鶏御飯弁当(700円)

利用状況[編集]

2017年(平成29年)度の1日平均乗車人員15,797人である。

JR東日本および千葉県統計年鑑によると、近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通り。

年度別1日平均乗車人員[統計 1][統計 2]
年度 1日平均
乗車人員
出典
1990年(平成02年) 16,467 [* 1]
1991年(平成03年) 16,921 [* 2]
1992年(平成04年) 17,588 [* 3]
1993年(平成05年) 17,998 [* 4]
1994年(平成06年) 17,830 [* 5]
1995年(平成07年) 17,802 [* 6]
1996年(平成08年) 17,771 [* 7]
1997年(平成09年) 17,077 [* 8]
1998年(平成10年) 16,651 [* 9]
1999年(平成11年) 16,553 [* 10]
2000年(平成12年) [JR 1]16,461 [* 11]
2001年(平成13年) [JR 2]16,176 [* 12]
2002年(平成14年) [JR 3]16,136 [* 13]
2003年(平成15年) [JR 4]15,811 [* 14]
2004年(平成16年) [JR 5]15,554 [* 15]
2005年(平成17年) [JR 6]15,423 [* 16]
2006年(平成18年) [JR 7]15,566 [* 17]
2007年(平成19年) [JR 8]15,594 [* 18]
2008年(平成20年) [JR 9]15,432 [* 19]
2009年(平成21年) [JR 10]15,093 [* 20]
2010年(平成22年) [JR 11]14,553 [* 21]
2011年(平成23年) [JR 12]14,298 [* 22]
2012年(平成24年) [JR 13]14,551 [* 23]
2013年(平成25年) [JR 14]14,959 [* 24]
2014年(平成26年) [JR 15]14,769 [* 25]
2015年(平成27年) [JR 16]15,151 [* 26]
2016年(平成28年) [JR 17]15,563 [* 27]
2017年(平成29年) [JR 18]15,797

駅周辺[編集]

東口[編集]

緑が植えられた成田駅東口前

京成成田駅が隣接しており、成田山新勝寺の表参道入口がある。また、駅前からの道を下ると成田市役所と国道51号へとつながっている。成田の旧市街地の玄関口となっている。2015年春には、成田市が駅前に整備したマンション、商業施設などが入る再開発ビル(スカイタウン成田)が完成、JR成田駅東口第二種市街地再開発事業は2016年3月にすべて完了した[4]

西口[編集]

成田ニュータウンが広がっており、計画的に区画整理された地域が広がる。成田の新しい市街地の玄関口となっている。成田ニュータウン造成完了当時西口駅前は未整備であり、交通の便も悪く、丘陵地独特の起伏に富んだ地形で軟弱地盤と問題点が多く、ニュータウン地区は「陸の孤島」と呼ばれていた。1974年から国鉄成田駅西口区画整理事業により造成工事が行われ、1986年4月6日に現在の西口広場が完成し、開通式が行われ、駅からニュータウンへ大通りで結ばれた。

駅西口広場は、地形の高低差を活かして東口と結ぶ自由通路を4階の高さに、3階部分が駅前ロータリーを跨ぐ空中回廊を形成し、1階(地上)のバス停、タクシーターミナル、ロータリーの対岸へ横断歩道を渡ることなく移動できるようになった。しかし、西口と東口を自転車利用者が行き来する場合には、駅から長い坂道の南周りで約2km、急勾配の北まわりで約1kmと遠回りせざるをえない。

バス路線[編集]

整備されたバス停と、動線がわかりやすく彩られた駅前広場

東口、西口ともにロータリーがあり、そこに千葉交通JRバス関東の路線が乗り入れている。至近の京成成田駅停留所も利用可能。

中央口(東口)[編集]

成田駅再開発事業に伴い2015年10月8日から以下の乗り場に変更となっている。

千葉交通

JRバス関東

西口[編集]

千葉交通

  • 1番線:ボンベルタ・吾妻・成田北高校・成田湯川駅方面
  • 2番線:中台・成田北高校・成田湯川駅方面、成田郵便局・玉造五丁目・成田湯川駅方面
  • 3番線:加良部・橋賀台・はなのき台方面
  • 4番線:美郷台・大谷津球場・成田病院・竜角寺台車庫・房総のむら方面、「早朝高速バス」東京駅八重洲口浜松町方面(土休日の早朝1本のみ)

成田空港交通

  • 深夜急行バス 成田空港(第2・第3旅客ターミナル)行(AM2:25発)[5]

ちばグリーンバス

  • 1番線:深夜急行バス 成田空港(第2・第3旅客ターミナル)行(AM2:45発)[6]

その他[編集]

成田線経由千葉行の行先表示
  • 当駅から東京都心へ直通する列車は、我孫子経由常磐線直通上野行(2015年3月14日のダイヤ改正で、朝夕の一部列車が品川駅まで乗り入れ)と佐倉・千葉経由総武快速線直通東京方面行(快速)の2つがあり、それぞれ日中ほぼ毎時1本ずつ運行される。都心の駅までは後者(総武快速線)の方が所要時間が短い。総武快速線開業前は千葉経由総武・中央線直通中野行(総武線内快速、中央線内各駅停車)が運行されていた時期があった。
  • 休日おでかけパス(旧:ホリデー・パス)のフリーエリアは当駅までであり、久住以遠から銚子方面へは使用できない(我孫子方面や成田空港方面へは使用可能)。
  • 113系により総武本線の千葉駅 - 銚子駅間をかつて運行していた普通列車で、佐倉駅 - 松岸駅間で成田線を経由する列車では行先表示器に「成田回り」と表示されていた。2000年代後半以降に導入された211系と209系は単に「成田線」表示のみである。
  • 1935年7月18日まで使用されていた木造の跨線橋は、木下駅へ移設された(同駅の橋上駅舎供用後に解体)。

不祥事[編集]

2015年6月10日、修学旅行中の香取市立栗源中学校の団体が当駅で特急「成田エクスプレス」に乗車する際、全員が乗り終わらないうちにドアが閉まり、団体の一部が乗車できず取り残された。JR東日本千葉支社では、駅員がモニター画面で乗車の列が途切れているのを見て客扱終了合図を出したためとしている[7][8]

隣の駅[編集]

東日本旅客鉄道
成田線(本線)
酒々井駅 (JO 34) - 成田駅 (JO 35) - (成田線分岐点) - 久住駅
成田線(空港支線)
通勤快速・快速・普通(各駅停車)
酒々井駅 (JO 34)(本線) - 成田駅 (JO 35) - (成田線分岐点) - (堀之内信号場) - 空港第2ビル駅 (JO 36)
成田線(我孫子支線)
下総松崎駅 - (成田湯川駅) - 成田駅 (JO 35)
※「成田線分岐点」は、正確には成田駅の構内扱いである。

脚注[編集]

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注釈[編集]

出典[編集]

  1. ^ a b c d e f g 曽根悟(監修) 『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』26号 総武本線・成田線・鹿島線・東金線、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集)、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年1月17日、23頁。
  2. ^ 東工30-3 国鉄東京第一工事局 1979年11月
  3. ^ 「JR東日本全線【決定版】鉄道地図帳」 第4巻 「水戸・千葉支社管内編」 『学研』 2010年3月
  4. ^ JR成田駅東口第二種市街地再開発事業”. 成田市 (2017年3月7日). 2018年5月6日閲覧。
  5. ^ 西船橋・千葉ニュータウン・成田線
  6. ^ 深夜急行バスのご案内
  7. ^ 乗車途中ドア閉まる JR成田駅員が勘違い 修学旅行出発の中学生ら乗れず - 千葉日報、2015年6月17日
  8. ^ 栗源中へJR謝罪 修学旅行トラブルで - 千葉日報、2015年6月18日

官報[編集]

広報資料・プレスリリースなど一次資料[編集]

統計資料[編集]

JR東日本の2000年度以降の乗車人員
千葉県統計年鑑

関連項目[編集]

外部リンク[編集]