五井駅

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五井駅
西口(2008年7月12日)奥に見えるビルはサンプラザ市原
西口(2008年7月12日)
奥に見えるビルはサンプラザ市原
ごい
Goi
千葉県市原市五井中央西二丁目1-11(JR東日本)
千葉県市原市五井中央東一丁目1-2(小湊鐵道)
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
小湊鐵道
電報略号 コイ←コヰ
駅構造 地上駅橋上駅
ホーム 2面4線
乗車人員
-統計年度-
(JR東日本)-2015年-
18,675人/日(降車客含まず)
(小湊鐵道)-2014年-
1,364人/日(降車客含まず)
開業年月日 1912年明治45年)3月28日(JR東日本)
1925年大正14年)3月7日(小湊鐵道)
乗入路線 2 路線
所属路線 内房線(JR東日本)
キロ程 9.3km(蘇我起点)
千葉から13.1km
八幡宿 (3.7km)
(5.8km) 姉ケ崎
所属路線 小湊鉄道線(小湊鐵道)
キロ程 0.0km(五井起点)
(2.5km) 上総村上
備考 共同使用駅(JR東日本の管轄駅)
JR東日本:直営駅管理駅
JR東日本:みどりの窓口
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五井駅(ごいえき)は、千葉県市原市五井中央西五井中央東にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・小湊鐵道である。

所在地はJR東日本が五井中央西二丁目、小湊鐵道が五井中央東一丁目である。

概要[編集]

東口(2008年7月12日)


市原市の中心部・五井地区に位置し、市原市の代表駅ともなっている。内房線内の中間駅では最大の利用客を誇る。

JR東日本の内房線と小湊鐵道の小湊鉄道線が乗り入れており、接続駅となっている。小湊鉄道線は当駅が起点である。当駅は両社の共同使用駅となっており、JR東日本が駅を管理している。

歴史[編集]

JR東日本の駅は、1912年明治45年)3月28日の木更津線蘇我駅 - 姉ケ崎駅間開通と同時に開業した[1]。同線は安房北条駅(現在の館山駅)まで開通した1919年大正8年)5月24日に北条線と改称し、1929年昭和4年)4月15日に房総線に編入、1933年(昭和8年)4月1日に房総西線として分離した後、1972年(昭和47年)7月15日に内房線に改称された[1]。その後、国鉄分割民営化を経て現在に至る[1]

一方、小湊鐵道の駅は1925年(大正14年)3月7日に当駅 - 里見駅間開通と同時に開業した[2]1926年(大正15年)9月1日月崎駅まで延伸し、1928年(昭和3年)5月16日には上総中野駅まで全通した[2]

年表[編集]

駅構造[編集]

JR東日本と小湊鐵道がそれぞれ島式ホーム1面2線を有し、計2面4線を有する地上駅橋上駅舎を備える。のりばに付けられた番号は、西口方向から見て順番に1番線・2番線・3番線・4番線となっている。

JR東日本の直営駅であり、みどりの窓口(営業時間 6時00分 - 19時00分)・自動改札機自動券売機(小湊鉄道線の普通乗車券も購入可能、指定席券売機を併設)が設置されている。また、管理駅として内房線の浜野駅八幡宿駅姉ケ崎駅を管理している。2009年1月15日に改札口と1・2番線ホームに発車標が設置された(3・4番線ホームには設置されていない)。ホームの柱下部は、ジェフユナイテッド市原・千葉のコーポレートカラーである緑・赤・黄の3色に塗られている。現在、コンコースの改良工事が行われており、改札外自由通路の幅が一部狭くなっている他、みどりの窓口と自動券売機の位置も西寄りに移設された。

小湊鉄道への連絡通路に設置されている簡易Suica改札機(2013年4月)

小湊鐵道のホームへは駅舎から跨線橋が伸びる。小湊鐵道ホーム入口にはSuica(相互利用できるIC乗車券を含む)で小湊鉄道線へ乗り換える乗客のために簡易Suica改札機が設置されている。このほか、君津方にも旧駅舎時代のものをそのまま使用したJR線・小湊線を結ぶ連絡跨線橋があったが、老朽化の為2015年9月30日をもって閉鎖された[広報 2]。この跨線橋のJRホーム側にも、簡易Suica改札機が設置されていた。

五井機関区

東側に小湊鐵道五井機関区の側線が多数あり、夜間滞泊やラッシュ時向けの車両などが留置している。この様子はホームから見ることができる。小湊鉄道線独自の割引乗車券類は連絡跨線橋上の食券型自動券売機および出改札窓口で発売しており、跨線橋下にある事務所の窓口では小湊鐵道の駅員がグッズ等の発売をしている。ホームでは発車ベル(電子音)を使用している。

のりば[編集]

番線 路線 方向 行先
1 JR logo (east).svg内房線 上り 蘇我千葉東京方面
2 下り 木更津館山安房鴨川方面
3・4 小湊鉄道線 - 上総牛久養老渓谷上総中野方面
内房線ホーム(左)と小湊鉄道ホーム(右)(2点とも2008年3月22日) 内房線ホーム(左)と小湊鉄道ホーム(右)(2点とも2008年3月22日)
内房線ホーム(左)と小湊鉄道ホーム(右)(2点とも2008年3月22日)

発車メロディ[編集]

1 「Verde Rayo」
2 「Gota del Vient」
3 ベル
4

利用状況[編集]

JR東日本および千葉県統計年鑑によると、1日の平均乗車人員の推移は以下の通りである。

乗車人員推移
年度 JR東日本 小湊鐵道
1970年 9,227
1971年 9,227[統計(JR) 1]
1987年 16,711[統計(JR) 2] 2,774[統計 1]
1990 20,090 3,217
1991 21,247 3,374
1992 22,170 3,454
1993 23,026 3,500
1994 23,213 3,410
1995 22,957 3,300
1996 22,645 3,117
1997 21,965 2,859[統計 2]
1998 21,737[統計(JR) 3] 2,679
1999 21,162 2,679
2000 20,908[統計(JR) 4] 2,361
2001 20,731 2,228
2002 20,389[統計(JR) 5] 2,073
2003 20,185 1,989
2004 20,277 1,810
2005 20,307 1,745
2006 20,198[統計(JR) 6] 1,677
2007 20,018[統計(JR) 7] 1,640
2008 19,800[統計(JR) 8] 1,685
2009 19,259[統計(JR) 9] 1,556
2010 18,732[統計(JR) 10] 1,520
2011 18,332[統計(JR) 11] 1,478
2012 18,459[統計(JR) 12] 1,489
2013 18,910[統計(JR) 13] 1,418[統計 3]
2014 18,652[統計(JR) 14] 1,364[統計 4]
2015 18,675[統計(JR) 15]

駅周辺[編集]

遠くから見た西口付近。多くのビルが立ち並ぶ。
遠くから見た西口付近。多くのビルが立ち並ぶ。
西口周辺
西口周辺
サンプラザ市原
サンプラザ市原
東口ペデストリアンデッキ(2008年7月12日)
東口ペデストリアンデッキ
(2008年7月12日)

市原市の中心地に位置し、駅西口周辺はかねたや市原店などの商業施設などが集まり、市原市街が形成されている。また、オフィスビルマンションなどが多数ある。西口のペデストリアンデッキはサンプラザ市原とつながっている。市原市役所は小湊鉄道線の上総村上駅が最寄り駅となっているが、列車本数が少ないため、当駅からバス(国分寺台方面行)でのアクセスが便利である。

東口は五井駅東口開発により、高層住宅地や上総更級公園(総合公園)が建設されている。

駅東西にはタクシー乗り場とバスターミナルがある。

商業・複合施設[編集]

スタジアム[編集]

学校[編集]

行政・公共関連施設[編集]

銀行・郵便局[編集]

ホテル[編集]

  • 市原マリンホテル
  • 五井グランドホテル
  • 五井パークホテル
  • 五井ホテルソーシャル
  • ビジネスホテル 五井ヒルズ
  • 五井キャピタルホテル

東口再開発計画[編集]

2007年から東口周辺にて大型開発が始まっている。大型複合商業施設、高層住宅地、上総更級公園などの整備が行われており、2010年以降に完成する予定である。

バス路線[編集]

東口[編集]

高速バスと路線バスの乗り場があり、小湊鐵道京浜急行バス小田急シティバスによって運行されている。

乗り場 経由地 行先
1番 (高速バス) 羽田空港
2番 (高速バス) 横浜駅東口
バスタ新宿(新宿駅)
3番 アリオ市原・稲荷台・山田橋 中央武道館(埋蔵文化財センター)
君塚二丁目・稲荷台・山田橋
更級二丁目・市原市役所・辰己団地・労災病院 ちはら台駅
ちはら台団地
京葉高校前・二十五里・分目 あずの里いちはら
(直通) 関東安全衛生技術センター

(試験日のみ運行)

4番 アリオ市原・市原市役所・国分寺台中学校 国分寺台
京葉高校前・二十五里 帝京大学ちば総合医療センター
(直通) 京葉高校(通学生専用)

西口[編集]

姉崎・八幡宿方面などへの路線バスが発着し、小湊鐵道によって運行されている。市原臨海競技場への臨時バスも発着する。

乗り場 経由地 行先
1番 アピタ前・今津朝山公民館 姉ケ崎駅西口
君塚二丁目・国分寺中通り・市原緑高校前 山倉こどもの国
2番 島野・青柳・姉ケ崎駅東口 姉崎(別荘下)
3番 君塚・白金町一丁目・金杉橋 八幡宿駅西口
市原出道・山木・辰己団地・うるいど南 喜多

深夜急行バス[編集]

平和交通バスによる運行。

その他[編集]

  • 現在、JR東日本と小湊鐵道は改札を共有しているが、国土交通省関東運輸局業務監査報告書によると、将来、改札分離を実施する予定がある[5]
  • 時刻表上では駅弁販売駅ではないが、午前8時半から売り切れまで小湊鉄道連絡橋上で地元商店(やり田)による弁当・惣菜などの食品の立ち売りがある(第3日曜日定休)[広報 3]
  • 市原市内にはゴルフ場が多く存在するため、東口広場は朝の時間帯にゴルフ場の送迎バスで混雑する。特に東京駅からの特急「さざなみ」号が到着する時間帯に集中する。
  • ラッシュ時の内房線上り列車は当駅で満員状態となり、当駅 - 蘇我間で非常に混雑する。

駅名について[編集]

  • 当駅の所在地である市原市には、市の名前そのものを冠した駅がないことから、五井駅を「市原駅」「市原中央駅」「市原五井駅」のいずれかに改称しようという運動が何度も起こっている[6]八幡宿駅でも「市原駅」に改称しようという運動がある[7]。駅名を変更しなかった理由については、鍛冶屋線市原駅が存在していたためだと千葉日報で話されていたこともある。また、京都市左京区には、叡山電鉄市原駅が存在する。
  • 2010年に市原市が3年に一度実施している「市民意識調査」の結果によると、「駅名変更をすべきか」という問いに「思う」は25.4%に対して「思わない」は63.7%となり、「思う」の回答は前回調査から2.7%下がったことから、自治体から駅名改称への具体的な動きは中止することになった[8]
  • なお、「市原駅」に関しては、地名としての「市原」(旧市原町)に近い八幡宿駅の改称案や、島野地区(五井 - 姉ヶ崎間)への新駅設置運動の中で「島野駅」と並んで新駅の名称候補に挙がったこともある。

隣の駅[編集]

東日本旅客鉄道
内房線
特別快速
蘇我駅 - 五井駅 - 木更津駅
通勤快速・快速(京葉線経由)・快速(総武線経由)・普通(各駅停車)
八幡宿駅 - 五井駅 - 姉ケ崎駅
小湊鐵道
小湊鉄道線
五井駅 - 上総村上駅

関連項目[編集]

脚注[編集]

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出典[編集]

  1. ^ a b c d e 曽根悟(監修) 『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』31号 内房線・外房線・久留里線、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集)、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年2月21日、14-15頁。
  2. ^ a b c 曽根悟(監修) 『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄』15号 銚子電気鉄道・小湊鐵道・鹿島臨海鉄道・ひたちなか海浜鉄道、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集)、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2011年6月26日、14-15頁。
  3. ^ 国土地理院(地図.空中写真観覧サービス)1979年10月20日の写真※左側が五井駅今の駅の形になっていることがわかる。
  4. ^ “市原の新名所オープン サンプラザに市民の列 滑り出し良好”. 千葉日報 (千葉日報社): pp. 13. (1995年7月2日) 
  5. ^ 国土交通省関東運輸局 小湊鉄道株式会社業務監査報告書 (PDF)
  6. ^ “JR五井駅、変更で討論 賛成、反対に熱い意見 駅名考えるシンポ”. 千葉日報 (千葉日報社): pp. 13. (1990年4月18日) 
  7. ^ “駅名に市原を 署名運動スタート 利用者らに呼び掛け JR八幡宿駅前”. 千葉日報 (千葉日報社): pp. 13. (1995年9月20日) 
  8. ^ 2011年5月25日、読売新聞 千葉版

広報資料・プレスリリースなど一次資料[編集]

統計[編集]

JR[編集]

小湊鐡道[編集]

外部リンク[編集]