高崎車両センター

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高崎車両センター
ぐんま車両センター
JReast takasaki-rolling stock center.jpg
高崎車両センター本所(旧・新前橋電車区)
基本情報
鉄道事業者 東日本旅客鉄道
帰属組織 高崎支社
所属略号 タカ、高タカ、高(高崎)
クン、高クン、群(ぐんま)
車両基地概要
敷地面積 本所 35,347 m2
ぐんま車両センター 36,298 m2
籠原派出所 23,009 m2
配置両数
蒸気機関車 2両
電気機関車 5両
内燃機関車 13両
電車 147両
気動車 27両
客車 14両
貨車 9両
合計 217両
備考 2021年4月1日現在のデータ[1][2]
敷地面積は有価証券報告書の値[3]
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高崎車両センター(たかさきしゃりょうセンター)は、群馬県前橋市に所在する東日本旅客鉄道(JR東日本)の車両基地である。同社高崎支社の管轄。

本記事では、旧高崎支所であるぐんま車両センター(ぐんましゃりょうセンター)についても記述する[4][5]

沿革[編集]

  • 1884年明治17年)5月1日 - 高崎機関庫発足。
  • 1922年大正11年)6月1日 - 高崎検車所発足。
  • 1945年昭和20年)2月1日 - 高崎第二機関区開区に伴い高崎第一機関区に改称。
  • 1951年(昭和26年)4月1日 - 高崎検車所を高崎客車区へ改称。
  • 1959年(昭和34年)4月20日 - 新前橋電車区・同区籠原派出所発足。
  • 1969年(昭和44年)3月1日 - 新前橋電車区籠原派出所が独立し、籠原電車区発足。
  • 1987年(昭和62年)
    • 3月1日 - 高崎客車区を高崎運転所へ改称し、高崎第一機関区と統合[6]。機関車と客車両方の保守を受け持つ。
    • 4月1日 - 国鉄分割民営化により東日本旅客鉄道に移管。
  • 1988年(昭和63年)12月1日 - 籠原電車区を籠原運輸区へ改称[7]
  • 2004年平成16年)6月1日 - 高崎運転所を高崎車両センターへ改称[7]
  • 2005年(平成17年)12月10日 - 組織変更に伴い新前橋電車区と統合し新前橋に移転、新前橋電車区の検修部門を高崎車両センターに、(旧)高崎車両センターを高崎車両センター高崎支所にそれぞれ改称、同時に籠原運輸区の検修部門を独立させ、仕業検査のみを行う高崎車両センター籠原派出を設置[7]
  • 2022年令和4年)3月12日 - 高崎車両センター高崎支所がぐんま車両センターへ改称[4]

組織体系[編集]

「高崎車両センター」と名乗っているものの、群馬県高崎市高崎駅構内にあるのはぐんま車両センター(旧高崎支所)であり、本所は前橋市新前橋駅構内にある旧新前橋電車区である。そのほか、埼玉県熊谷市籠原駅構内に籠原派出所がある。

本所構内[編集]

  • 敷地面積: 約3万7,000 m2[8]
  • 構内は新前橋駅5番線脇から、
    • 電留線 1本(5両編成が留置できる)
    • 転削線(車輪転削盤設置)1線
    • 収容線(0・1番線) 2線
    • 洗浄線(2 - 5番線) 4線(手洗浄作業台、汚物抜き取り装置を備えている)
    • 収容線(6 - 11番線) 6線(一部に高所作業台設置)
    • 交検線(12 - 14番線) 3線(交検庫設置、12番線のみ10両編成長、それ以外は8両編成長[9]
    • 臨検線(15・16番線) 2線(臨検庫設置・天井クレーン、リフティングジャッキを備えており、機器の吊り替えや修理等を行う[8]
    • 倉庫線(17番線、有効長は53mのみ) 1線 が配置されている[8]

入出区するには、引き上げ線等を使用して、折り返してから行う[8]。また、構内の入換線には車両洗浄機を備えている[9]

  • 収容0番線は8両編成長だが、それ以外の11番線までは10両 - 13両編成長の長さを持つ[9]
  • 業務の一部はJR高崎鉄道サービスに委託している[9]

配置車両の車体に記される略号[編集]

高崎車両センター 所属略号
ぐんま車両センター発足前・旧高崎支所 機関車区名札
  • 旅客車 - 「タカ」・「高タカ」…高崎支社を意味する「(高)」と、高崎車両センター本所を意味する「タカ」から構成される。電車のみに標記。旧新前橋電車区時代は「(高)シマ」。
  • その他旅客車 - 「クン」…高崎支社を意味する「(高)」と、ぐんま(群馬)を意味する「クン」から構成される。気動車や客車に標記。ぐんま車両センター発足時に「タカ」から変更された。
  • 機関車 - 「」…ぐんま車両センターを意味する「群」を標記。旧高崎支所を意味する「高」から変更された。同所に所属する秩父鉄道の蒸気機関車C58 363も他の機関車と同じく「高」と標記していたが、こちらは同所発足時に「」へ変更された。
日本貨物鉄道(JR貨物)高崎機関区の区名札では異体字である「」をさらに変化させた文字を使用している。

配置車両[編集]

車両は電車が本所(旧・新前橋電車区)を中心に、その他がぐんま車両センター(旧・高崎車両センター→高崎支所)を中心に運用され、車両の通常の検査も分離されている。

ぐんま車両センターには八高線キハ110系12系客車などの電車以外の旅客車両の他、各種機関車なども配置されている。蒸気機関車D51 498なども配置され、群馬県内を中心に動態保存を行っている。

2022年2月1日時点の配置車両は以下の通り[1][2]

区所 電車 気動車 機関車 客車 貨車 合計
高崎車両センター 147両 0両 0両 0両 0両 147両
ぐんま車両センター 0両 27両 18両 14両 9両 68両
全体 147両 27両 18両 14両 9両 215両

高崎車両センター(旧・新前橋電車区)[編集]

電車[編集]

  • 115系
    115系(1両)
    • 塗装は「湘南色[1]。0・300・1000番台が配置されていたが、0・300番台は高崎線での営業運転終了までに廃車となった。
    • 残る1000番台は上越線(高崎 - 水上間)、信越本線(高崎 - 横川間)、吾妻線、両毛線の普通列車で運用されていた[11]が、2018年3月に定期運行を終了した[12]
    • 1970年代までは前橋駅から東京駅経由で現在のJR東海管内富士駅まで直通する普通列車に1往復充てられていた。東海道線 (JR東日本)#国鉄時代#使用車両上野東京ライン#計画に至るまでの過程も参照。
    • 107系の代走で宇都宮 - 黒磯間や日光線に入線することもあった。両毛線直通列車として宇都宮線(東北本線)(小山 - 宇都宮間)の運用もあった。
    • 2006年夏には臨時列車ではあるが北越急行ほくほく線でも運行された。
    • 2016年4月1日時点では4両編成も11本在籍していた[13]が、同年9月に4本が[14]、同年10月・同年11月・同年12月に2本ずつ計6本が廃車され[15][16]、残る1本は付随車1両を廃車[15]して3両編成となった。これにより4両編成の配置は無くなり、3両編成のみとなった。
    • 定期運行終了後の2018年4月1日時点で在籍した3両編成10本のうち、T1040以外の9本は電動空気圧縮機 (CP) の交換、補助電源装置を電動発電機 (MG) から静止形インバータ (SIV) に交換、客室内装の更新などが施工されたリニューアル車であった。
    • T1040編成のうちのクモハ115-1030をのぞき、3両編成も2020年3月までに廃車となっている。
  • 211系
    211系(134両)
    • 3000番台4両編成(A編成)23本(92両)、3000番台3両編成(A編成)14本(42両)が配置されている。
    • 3両編成は2本ずつ併結され(後述)、6両編成7本のC編成とされたうえで運用されている[1]。3両単独での運用はない。
    • C編成の組み合わせは、C2(A7+A6)、C4(A5+A4)、C6(A21+A19)、C17(A12+A11)、C8(A29+A22)、C13(A14+A8)、C15(A47+A15)となっている[1]
    • 現在は、上越線(高崎 - 水上間)、信越本線(高崎 - 横川間)、吾妻線両毛線普通列車で運用されている[11]
      • 2000年にはE231系の導入で小山電車区(現在の小山車両センター)からA編成後期車(当時のA47 - A62編成)が転入し、最盛期にはA編成62本とB編成11本の計365両が配置された。
      • E231系に合わせた組成変更の際に使用されたグリーン車は、東海道本線伊東線113系置き換えで余剰となった二階建てグリーン車を活用することにより、一部は田町車両センターの車両と差し替えのうえ、2005年(平成17年)12月10日のダイヤ改正から運転を開始し、翌2006年(平成18年)9月17日までにA編成34本がグリーン車組み込みのC編成17本に組み替えられた。なお、転用の際にグリーン車Suicaシステムの設置や寒冷地仕様への改造が実施されている。
      • 当時のC1 - C12編成のグリーン車は、元田町車両センター配置の211系0番台の平屋グリーン車+二階建てグリーン車を1000番台に改造した車両で、C13 - C17編成のグリーン車は元国府津車両センター配置の113系二階建てグリーン車を211系に改造編入し、1100番台にした車両であった。
      • 2006年7月8日のダイヤ改正で、上野発着の宇都宮線高崎線の列車のすべてにグリーン車が連結されたため、一部編成がグリーン車を連結せずに余剰となった。このため、宇都宮線宇都宮以北や両毛線での付属編成の運用が増加したほか、一部の3000番台(14編成・計70両)は千葉支社管内で運用されている113系を置き換える目的で幕張車両センターへ転出し、同年10月21日から総武本線成田線をはじめとする千葉支社管内での運用を開始した。帯色変更は大宮総合車両センターなどで施工された。
      • なお、グリーン車と入れ替えたことにより余剰となった付随車(サハ211形)は転用などは行われず、長野総合車両センターに廃車回送され、同センターで解体されている。
      • かつてはクモハ211形前面に貫通幌が装着されていたが、2006年7月改正以降撤去された(C編成の3号車を除く)。
      • E233系の投入により、2012年9月より順次長野総合車両センターへの配給輸送が行われた[17][18]。また、配給輸送された各編成は長野総合車両センターにて組み換えが行われ、運行開始までは各地に疎開留置された[19]。グリーン車を含む付随車は廃車が進むとともに、2013年度より制御車・電動車は長野総合車両センターへの転出が進められた。
      • 2004年10月16日ダイヤ改正以前は湘南新宿ライン(東海道線小田原駅横須賀線逗子駅まで)にも運用されていた。また、2009年3月14日改正で信越本線(高崎 - 横川間)での運用を終了したが、のちに再開している。
      • 2013年3月15日をもって宇都宮線(大宮 - 小金井間)での運用から撤退するとともに、同線におけるC編成を使用した10両編成、C編成にA編成またはB編成を連結した15両編成の運用が消滅した。
      • 2014年3月14日には、宇都宮線(上野 - 大宮間)・高崎線・上越線(高崎 - 新前橋間)・両毛線(新前橋 - 前橋間)におけるC編成を使用した10両編成、C編成にA編成またはB編成を連結した15両編成の運用も終了した。
      • 2014年3月24日をもって、宇都宮線(宇都宮 - 黒磯間)における付属編成単独の運用を終了したが、2016年3月26日より、両毛線直通列車で運用が再開された。
      • 2016年8月末ごろより2018年3月にかけて、107系、115系の運用を置き換えた。
      • 2019年3月15日をもって、宇都宮線(小山 - 宇都宮間)への直通列車の運用を終了した。

ぐんま車両センター(旧・高崎車両センター→高崎支所)[編集]

蒸気機関車[編集]

電気機関車[編集]

在籍する3機のうちEF64 1001号機は旧型客車電気暖房用のMG(EGともいう、識別点は車体外観上助士席側にEG灯と呼ばれる灯火を装備している)を搭載している。

  • EF64形(2両)
    • 1000番台2両 (1001, 1053) が在籍(1001号機はMG搭載車両、1053はMG未搭載車)。
    • 1001号機は茶色(ぶどう色1号)の車体に白帯を一本巻いた塗色であったが、2017年10月の全般検査の際に国鉄新性能直流電気標準色で出場している。
    • 1001号機、1053号機は主に高崎地区を発着する工事臨時列車や配給列車を中心に運用され、その他イベント列車への充当頻度も高い。
    • この他37号機、1052号機も在籍していたが、両機は2021年11月8日に秋田総合車両センターへ回送[20]され、10日付で廃車となった[21]
    • 廃車前の37号機は2019年の全般検査より国鉄新性能直流電機標準色(青15号クリーム1号)で、2003年4月から2019年2月まで茶色(ぶどう色2号)一色塗装であった。運用は主に高崎地区および甲信方面への工事臨時列車配給列車が中心で、イベント列車への充当頻度は低かった。
    • 1052号機は2019年3月に施工された全般検査において1001号機と同様の塗色となって出場[22]し、その後は1001号機や1053号機と共通で運用されていた。
  • EF65形(1両)
    • P形の501号機が在籍。
    • 主に両毛線を経由する配給列車・工事臨時列車を中心とする運用。イベント列車への充当頻度も高い。

ディーゼル機関車[編集]

すべてSG未搭載機である。

  • DD51形(2両)
    • 2両 (842, 895) が在籍。
    • 2両 (842, 895) はお召し列車牽引の対応工事を実施済み。またE655系「和(なごみ)」が特別車両E655-1を連結しお召し列車として非電化区間で運行される際の牽引機としての役割も持っている。
    • 八高線・吾妻線における工事臨時列車や清水トンネルにおける停電時における非常用救援機としての役割をになっている。
  • DE10形(10両)
    • 1500番台10両(1571,1603,1604,1654,1685,1697,1704,1705,1751,1752) が在籍。同所での車両入換、関東地区の業務用列車(工臨や客車入換)、臨時列車を担当する。
    • 当所の他、関東地区各地で任務を担当するため田端運転所幕張車両センター木更津派出水戸運輸区にも常駐する。
    • 1705号機はEF64 1052と同様の茶色(ぶどう色1号)に白帯を配した塗色。
    • 残りの9両は2017年3月4日付で宇都宮運転所から転入[23]
    • 1698号機は2013年2月4日に発生した車両火災により廃車。
  • DE11形(1両)
    • 1041号機が在籍。2016年12月21日付で宇都宮運転所から転入した[23]

気動車[編集]

事業用車両のGV-E197系気動車
  • キハ110系(21両)
    • キハ110形200番台9両、キハ111形・キハ112形200番台2両編成6本(12両)が配置されている。
    • 全車、側面の行先表示器が字幕式から3色LED式に変更された。
    • 八高線高麗川 - 倉賀野間)と高崎線(倉賀野 - 高崎間)で運用されている。
  • GV-E197系(6両)
    • GV-E197形2両編成1本(2両)、GV-E196形4両が配置されている。
    • ディーゼル機関車とホキ800形の置き換えを目的とした事業用車両である。

客車[編集]

  • 12系客車(7両)
    • 波動用の6両(オハ12形4両、スハフ12形2両)と蒸気機関車随伴用の控車オヤ12形1両が配置されている。
  • オハ47形(3両)
    • 3両(オハ47 2246, オハ47 2261, オハ47 2266)が在籍。
  • スハフ32形(1両)
    • 1両(スハフ32 2357 JR東日本最古の本線運転可能な客車)が在籍。
  • スハフ42形(2両)
    • 2両(スハフ42 2173, スハフ42 2234)が在籍。
    • 2173は茶色、2234は青色。
  • オハニ36形(1両)
    オハニ36形(オハニ36 11)
    • 1両(オハニ36 11)が在籍。

オハ47形、スハフ32形、スハフ42形、オハニ36形は蒸気機関車牽引列車(SL列車)およびイベント列車用で、いわゆる旧型客車である。これらの「旧型客車」は、2011年に下記の整備が行われた[24]

  • 乗降ドアの集中鎖錠装置設置による半自動化(すべてのドアを閉めた状態でスイッチ操作によりロックを掛けられるもの)[25]
  • 汚水処理タンク搭載によるトイレの水洗化および便洗面所自体のリニューアル工事を施工(オハ47形全車)。
  • 機関車の平軸受温度監視システムを客車側でモニターするためのジャンパ連結器 (KE100) を左右両栓構造で設置。
  • 蒸気機関車牽引時に蒸気暖房を使用できるようにするための引き通し管の再整備。
  • スハフ32形、スハフ42形、オハニ36形の尾灯はLED方式に変更し、バッテリーの耐久性を増強する機械を各車トイレ室に設置(そのためトイレ室の利用は不可)。
  • バッテリーへの負荷を最小限に抑えるため、客室の室内灯を従来の蛍光管から白熱灯をイメージした電球色LEDに交換[26][27]。なお、交換作業は2012年秋から2013年春までの間に実施された。

これらの旧型客車は2019年(令和元年)10月28日を最後に一旦営業運転から離れ[28]、翌2020年(令和2年)4月 - 6月にかけて行われる予定だった群馬デスティネーションキャンペーンに向け、大規模なリニューアル工事が施工された[29]

貨車[編集]

2形式が配置されているが、いずれも事業用である。

過去の配置車両[編集]

本所(新前橋電車区→高崎車両センター)[編集]

  • 185系
    • 200番台7両編成9本(63両)が配置されていた。
    • 新前橋電車区時代は最大で7両編成16本(112両)が配置されていたが、1985年(昭和60年)と1988年(昭和63年)の二度、合わせて7両編成7本(49両)が田町電車区(→田町車両センター→東京総合車両センター田町センター)に転出した。1988年の転出は高崎線系統の特急と共通運用を組んでいた東北本線の新特急「なすの」削減と、その捻出車による東海道・伊東線の「踊り子」増発のためである。
    • 2006年3月大宮総合車両センターへと転出した。
  • 183系
    • 1000番台6両編成3本(18両)が配置されていた。
    • 編成番号はS1 - S3で、S3編成のみ特急シンボルマークが残されている。
    • 波動輸送用として165系に替わって投入され、冬の初詣輸送や夏の臨時列車「マリンブルーくじらなみ号」などで運用していた。のちに、幕張からの転入車と差し替えられ、6号車以外が元幕張車に置き換えられたことで旧編成は廃車となった。
    • 2006年3月に大宮総合車両センターへと転出した。
  • E233系
    • 3000番台10両編成(L編成)17本(170両)と5両編成(D編成)16本(80両)が配置されていた。
    • 東北本線宇都宮線)・高崎線上越線(高崎 - 新前橋間)・両毛線(新前橋 - 前橋間)の普通快速列車などで運用されている。
    • 2012年5月より[30][31]順次導入され、同年9月1日より宇都宮線(上野 - 大宮間)・高崎線・上越線(高崎 - 新前橋間)・両毛線(新前橋 - 前橋間)で営業運転を開始した。
    • 2013年3月16日からは、従来211系が使用されていた運用を置き換える形で宇都宮線(大宮 - 黒磯間)での営業運転を開始した。これにより、当センター所属211系における宇都宮線上野口運用(高崎線直通を除く)を置き換えた[17][32]
    • 2015年3月14日のダイヤ改正で基本、付属各1編成が国府津車両センターへ、それ以外は小山車両センターへ転出した[10]
  • 107系
    • 100番台2両編成(R編成)が配置され、両毛線・上越線(高崎 - 新前橋間)・宇都宮線(東北本線)(小山 - 黒磯間)・信越本線(高崎 - 横川間)・上越線(新前橋 - 水上間)・吾妻線の普通列車で運用されていた[11]
    • また、小山車両センター配置の107系の代走で日光線に乗り入れることもあった。
    • 211系の投入により運用離脱が進み、2016年7月に4本(8両)[33]と2017年4月から7月に8本(16両)が廃車[34]。残る7本(14両)も2017年9月までに順次定期運用を終了、10月1日・7日の団体列車の運行をもってJR線での営業を終了し[35]、最後に残った7本のうち1本は2017年11月に廃車[36]。それ以外の編成は8月から10月にかけて全て上信電鉄に移籍した[37]
  • クモヤ145形
    • 牽引車。107号が配置されていたが、2020年2月21日付で廃車された[38]

高崎支所(高崎第一機関区→高崎運転所→旧・高崎車両センター)[編集]

  • キハ30・35形気動車
  • キハ38形気動車
    • 1986年にキハ35形の車体を載せ換えた、車両更新車である。
    • 1996年の八高線八王子 - 高麗川間の電化まで、八高線全線と高崎線(倉賀野 - 高崎間)で運用されていた。キハ30・35形と同時に八高線の運用を終了した。
    • 運用終了後は全車が幕張車両センター木更津派出に転出し、久留里線で運用された。
  • キハ40形気動車
    • キハ40形のみが所属しており、1989年まで足尾線(現・わたらせ渓谷鐵道わたらせ渓谷線)で運用されていた。
    • 運用終了後は東北地区のキハ40系運用路線に転出した。
  • キハ20形気動車
    • キハ20形のみが所属しており、1989年まで足尾線(現・わたらせ渓谷鐵道わたらせ渓谷線)で運用されていた。
    • 運用終了後は廃車された。
  • 12系客車
    • 波動用の座席車が現在よりも多く配置されていたほか、お座敷列車のジョイフルトレインやすらぎ」・「くつろぎ」も配置されていた。
    • 座席車のうち6両は、1996年5月に西武鉄道E851形電気機関車さよなら運転実施に伴い、同社に貸し出され、一時的に西武の車籍が入れられた[39]
    • お座敷列車は、車両の老朽化が進み、客車であることから機回しが必要で、運用面で煩雑となり、485系の「やまなみ」「せせらぎ」(2本とも現在は「リゾートやまどり」に改造)が代替として導入された。
    • 運用終了後は「くつろぎ」の一部が碓氷峠鉄道文化むらに保存され、「やすらぎ」の一部がわたらせ渓谷鐵道に譲渡された。
  • マニ50形(1両)
    • 1両(2185)が在籍したが、2019年6月7日付で廃車された。
  • EF55形(1両)
  • EF60形(1両)
    • 19号機が配置。
    • 高崎支社管内の工事用臨時列車を中心の運用。イベント列車への充当頻度も高かった。
    • 2007年にかつて配置されていた12系和式客車「やすらぎ」に準じた塗装から国鉄標準色に変更された。
    • 2010年に2エンド側の前灯シールドビーム2灯から原型の白熱電球1灯に復元され、のちに1エンド側も1灯に復元された。
    • 2019年7月1日に秋田総合車両センターへ回送[40]、3日付で廃車された[41]

脚注[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c d e ジェー・アール・アール編『JR電車編成表』2021夏 交通新聞社、2021年、p.54-56。ISBN 9784330025216
  2. ^ a b c 鉄道ファン編集部「JR旅客会社の車両配置表(別冊付録)」『鉄道ファン』2021年7月号、交友社、2021年7月、 高崎車両センター高崎支所 pp.4, 11, 12, 15, 16, 35。
  3. ^ 第35期有価証券報告書 41頁 (PDF) - 東日本旅客鉄道
  4. ^ a b ひらがな表記に! 「ぐんま車両センター」誕生(旧・高崎車両センター高崎支所名称変更)”. 鉄道ホビダス. カルチュア・エンタテインメント株式会社 ネコ・パブリッシング カンパニー (2022年4月4日). 2022年5月1日閲覧。
  5. ^ 鉄道開業150年記念 JR東日本の3台のSLによる汽笛一斉吹鳴をライブ配信します!(東日本旅客鉄道盛岡支社・高崎支社・新潟支社) ※ 高崎車両センター高崎支所(現:ぐんま車両センター)という記載がある
  6. ^ 鉄道ジャーナル』第21巻第8号、鉄道ジャーナル社、1987年7月、 84頁。
  7. ^ a b c ジェー・アール・アル編 (2016) (日本語). JR気動車客車編成表2016 . 交通新聞社. p. 221. ISBN 978-4330690162. http://shop.kotsu.co.jp/shopdetail/000000001876/005/004/X/page1/order (JR現業機関一覧表)
  8. ^ a b c d 鉄道図書刊行会『鉄道ピクトリアル』2001年9月号「特集:JR高崎・宇都宮線」内「新前橋電車区の概要」pp.41 - 45
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  20. ^ EF64 37とEF64 1052が配給輸送される(交友社 鉄道ファン railf.jp-2021年11月9日)
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  24. ^ 鉄道ファン2011年7月号p.85参照
  25. ^ 開閉そのものについては開扉は従来どおり手動で、閉扉のみドアクローザを利用して遠隔操作可能とした。
  26. ^ 特にオハニ36については、元々客室照明が製造当初の白熱灯のままであったため、ガラスグローブを流用し中身のみLED照明に交換した。
  27. ^ 鉄道ピクトリアル2014年4月号
  28. ^ 佐藤正樹 (2019年9月13日). “JR東日本の旧型客車がリニューアル…昭和初期をイメージした木目調に 2020年4月”. Response.. 2019年10月24日閲覧。
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  32. ^ エリエイ「とれいん誌」2012年1月号いちぶんのいち情報室p.198「JR東日本E233-3000番代田町に投入」参照。
  33. ^ 鉄道ファン編集部「JR旅客会社の車両配置表(別冊付録)」『鉄道ファン 特集:JR車両ファイル』2017年7月号、交友社、2017年4月、 東日本旅客鉄道 ●廃車 p.35。
  34. ^ ジェー・アール・アール編 編 『JR電車編成表』 2018冬、交通新聞社、2017年11月15日、356頁。 
  35. ^ 高崎支社管内を走る107系電車が本年9月に定期運行を終了します! (PDF)”. 東日本旅客鉄道高崎支社 (2017年7月27日). 2017年7月28日閲覧。
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  40. ^ EF60 19が秋田総合車両センターへ”. 鉄道ファン. 交友社 (2019年7月2日). 2019年9月25日閲覧。
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参考文献[編集]

関連項目[編集]