生麦駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
生麦駅
東口(2007年10月24日)
東口(2007年10月24日)
なまむぎ
Namamugi
KK30 花月園前 (0.8km)
(1.4km) 京急新子安 KK32
所在地 神奈川県横浜市鶴見区生麦三丁目1-35
駅番号 KK31
所属事業者 Keikyu logo small.svg 京浜急行電鉄
所属路線 KK 本線
キロ程 16.9km(品川駅起点)
駅構造 橋上駅
ホーム 2面3線
乗降人員
-統計年度-
28,313人/日
-2015年-
開業年月日 1905年明治38年)12月24日
テンプレートを表示

生麦駅(なまむぎえき)は、神奈川県横浜市鶴見区生麦三丁目にある、京浜急行電鉄本線である。駅番号KK31。下りのみ待避可能駅で、普通が優等種別の通過待ちを行う。

歴史[編集]

駅名の由来[編集]

駅構造[編集]

単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線(2面3線)を有する橋上駅。上り線は1線のみで、下り線は待避可能な2線構造である。元々は待避線を持たなかった駅であるが、隣接する並行路線による用地の関係で以下のような配線になった。

待避線建設に際し、既存上り線を下り待避線に転用した。新設した上り線は快特が減速せずに通過できるよう[1]、半径2000mの緩いカーブを介してホームを通している[2]。また、1番線ホームは横浜方に、2・3番線ホームは品川方にずらして設置され、下り本線(1番線)と下り待避線(2番線)が合流する分岐器は1番線ホームの中程横浜寄りに設置されている。このため、2番線を発車した電車は1番線を通って本線へと戻る構造で、分岐器やホーム設置面積の有効な活用などが特によく現れている点である。

上り線移設に際してホームからの列車接近の見通しが悪くなったため、列車接近時は上り本線軌道敷脇に設置されている接近警報機のランプが点灯し、踏切警報音が鳴る。

改札口前に、下り線に先発と次発、上り線に先発のみの発車時刻と発車番線を表示する発車標が、運行情報表示装置と共に設置されている。

エレベーターエスカレーターは、改札内にコンコースとホームを、改札外にコンコースと東口を結んでいる。なお、改札外のエレベーターは途中1番線ホームを経由するが、こちらは1番線ホームに列車が停車する時間帯のみに停止し、合わせてエレベーター専用改札口も設置されている。トイレは改札内コンコースの中央にあり、多機能トイレを併設している。

品川方Kq namamugi platforms.png浦賀方

ホーム(2008年10月4日)

のりば[編集]

生麦駅プラットホーム
番線 路線 方向 行先
1・2 KK 本線 下り 横浜新逗子浦賀三崎口方面
3 上り 京急蒲田羽田空港品川泉岳寺都営浅草線方面

かつては急行停車駅だったが、1999年7月31日ダイヤ改正で急行運転区間が変更されたため、普通のみの停車駅となった。ホーム有効長は8両編成に対応している。なお、2010年5月16日のダイヤ改正でエアポート急行が設定され、京急蒲田以南の急行に相当する種別が復活したものの、当駅は通過駅とされた。

基本的に、待避しない下り列車は1番線から、待避する下り列車は2番線に入線していた。2010年5月17日に実施されたダイヤ改正以降、1番線に入線する列車は平日の始発から10時16分発までに限定されるようになった。平日の同時刻以降の下り列車および休日の下り全列車は待避の有無に関わらず2番線に入線する。1番線が使用されない時間帯は、同ホームは閉鎖され、旅客は立ち入ることができず、エレベーター乗り場と改札口も閉鎖される。

接近メロディ[編集]

2009年8月1日から2012年3月末まで「キリン・一番搾り」のCMソングである槇みちるの「若いってすばらしい」が接近メロディとして使用されていた。当駅がキリンビール横浜工場の最寄り駅であることによる。2012年3月末からは「キリン・一番搾り」のCMソングが「ニューヨーク・ニューヨーク」に変更されたのに伴い、接近メロディも同曲に変更されている。なお、いずれの曲も下り(1・2番線)と上り(3番線)で同じ部分のアレンジだが音色が異なる。

利用状況[編集]

2015年度の1日平均乗降人員は28,313人であり[3]、京急線全72駅中20位。

近年の1日平均乗降人員と乗車人員の推移は下表の通り。

年度別1日平均乗降・乗車人員[4]
年度 1日平均
乗降人員[5]
1日平均
乗車人員[6]
出典
1980年(昭和55年) 16,838
1981年(昭和56年) 16,611
1982年(昭和57年) 15,745
1983年(昭和58年) 15,596
1984年(昭和59年) 15,658
1985年(昭和60年) 15,844
1986年(昭和61年) 15,685
1987年(昭和62年) 15,538
1988年(昭和63年) 15,792
1989年(平成元年) 16,134
1990年(平成02年) 16,827
1991年(平成03年) 17,273
1992年(平成04年) 17,036
1993年(平成05年) 16,605
1994年(平成06年) 16,321
1995年(平成07年) 15,849 [* 1]
1996年(平成08年) 14,822
1997年(平成09年) 14,256
1998年(平成10年) 14,116 [* 2]
1999年(平成11年) 13,705 [* 3]
2000年(平成12年) 27,458 13,572 [* 3]
2001年(平成13年) 27,625 13,688 [* 4]
2002年(平成14年) 27,430 13,610 [* 5]
2003年(平成15年) 27,739 13,789 [* 6]
2004年(平成16年) 28,234 14,058 [* 7]
2005年(平成17年) 28,757 14,404 [* 8]
2006年(平成18年) 29,061 14,403 [* 9]
2007年(平成19年) 29,274 14,534 [* 10]
2008年(平成20年) 28,173 14,079 [* 11]
2009年(平成21年) 27,187 13,582 [* 12]
2010年(平成22年) 27,216 13,590 [* 13]
2011年(平成23年) 27,194 13,537 [* 14]
2012年(平成24年) 27,642 13,798 [* 15]
2013年(平成25年) 27,998 13,972 [* 16]
2014年(平成26年) 27,752 13,852 [* 17]
2015年(平成27年) 28,313

駅周辺[編集]

バス路線[編集]

安養寺前(山側徒歩3分)

乗り場 系統 経由地 行先 運行事業者 備考
1 38・41 総持寺前 鶴見駅西口 横浜市営
2 38 東高校・東神奈川駅西口 横浜駅西口
東高校 東神奈川駅西口 朝のみ運行
荒立・白幡 鶴見駅西口 午前は荒立先回り、午後は白幡先回りで運行
41 東高校・菊名駅前・大倉山駅前・新羽駅 川向町折返場
東高校・菊名駅前・港北車庫前 新横浜駅
355 東高校・菊名駅前・大倉山駅前・新羽駅 川向町折返場 平日・土曜運行、深夜バス
東高校・菊名駅前 港北車庫前
3 38 総持寺前 鶴見駅西口 新子安駅西口経由便のみ
4 38 新子安駅西口・東神奈川駅西口 横浜駅西口
京急生麦駅前(海側徒歩5分)[編集]
乗り場 系統 経由地 行先 運行事業者 備考
1 18 生麦 横浜市営
19 生麦
19 滝坂・新子安駅西口 新子安駅前 朝のみ運行
181 生麦 平日朝のみ運行

鶴見駅・恵比須町・大黒ふ頭方面のバス停は設置されていないため、これらの方面へ向かう場合、明神前停留所を利用する。

明神前(海側徒歩5分)[編集]
乗り場 系統 経由地 行先 運行事業者 備考
1 19 京急生麦駅前 生麦 横浜市営
19 京急生麦駅前・滝坂・新子安駅西口 新子安駅前 朝のみ運行
181 京急生麦駅前 生麦 平日朝のみ運行
2 17・181 国道駅前 鶴見駅前
18 国道駅前・鶴見駅前・鶴見区役所前 矢向駅前 朝のみ運行
3 17 大黒ふ頭・L8バース 急行 鶴見駅前 平日朝夕のみ運行
大黒ふ頭・L8バース・流通センター 急行 鶴見駅前 土曜朝夕のみ運行
大黒ふ頭・流通センター 急行 鶴見駅前 平日朝夕のみ運行
大黒大橋・大黒ふ頭・L8バース・流通センター 鶴見駅前 平日・土曜日中のみ運行
大黒大橋・大黒ふ頭・流通センター 鶴見駅前 日曜運行
4 19 恵比須町・新子安駅西口 新子安駅前
181 大黒大橋 横浜さとうのふるさと

生見尾踏切[編集]

生麦駅に隣接する生見尾(うみお)踏切は、京急線のほか、JR東海道本線横須賀線京浜東北線などが通過する大踏切で、途中に中州がある特異な構造になっている。いわゆる開かずの踏切の代表的な例と言え、現在、午前7~9時、午後4~7時は車両通行禁止である。なお、生見尾はこの地域の旧村名で、明治期の合併前にあった生麦村・鶴見村・東寺尾村から取った各文字に由来する。

隣の駅[編集]

Keikyu logo small.svg 京浜急行電鉄
KK 本線
モーニング・ウィング号・京急ウィング号快特・快特(金沢文庫駅以南は特急)・特急・エアポート急行
通過
普通
花月園前駅 (KK30) - 生麦駅 (KK31) - 京急新子安駅 (KK32

脚注[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ この区間は快特が最高速度である120km/h近くで通過する。
  2. ^ 同様の理由で当駅に設置されている分岐器は可動式ノーズを使用している。
  3. ^ 駅別1日平均乗降人員 (PDF, 1.4MB) - 京浜急行電鉄
  4. ^ 横浜市統計ポータル - 横浜市
  5. ^ 各種報告書 - 関東交通広告協議会
  6. ^ 神奈川県県勢要覧

出典[編集]

神奈川県県勢要覧

関連項目[編集]

外部リンク[編集]