亀戸駅
亀戸駅 | |
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北口駅ビル「アトレ亀戸」(2024年8月) | |
かめいど Kameido | |
所在地 | 東京都江東区亀戸五丁目 |
所属事業者 |
亀戸駅(かめいどえき)は、東京都江東区亀戸五丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・東武鉄道の駅である。
乗り入れ路線
[編集]JR東日本の総武本線(緩行線を走る中央・総武線各駅停車のみが停車)と、当駅を終点とする東武鉄道の亀戸線が乗り入れ、接続駅となっている。JR東日本の駅は特定都区市内制度における「東京都区内」に属する。東武亀戸駅の北側には現在マンションが建っているが、かつてここは国鉄の貨物基地となっていて、国鉄のSLが東武亀戸線の線路を跨いで総武線へ合流していた。1963年12月頃に撮影された日活映画『美しい十代』にその様子が映っている[1]。
- JR東日本: 総武線(各駅停車) - 駅番号「JB 23」
- 東武鉄道: 亀戸線 - 駅番号「TS 44」
歴史
[編集]- 1904年(明治37年)
- 1907年(明治40年)9月1日:総武鉄道が鉄道国有法により買収、国有化[5]。
- 1910年(明治43年)3月27日:東武鉄道から総武本線への旅客列車乗り入れを廃止[4]。
- 1923年(大正12年)9月1日:関東大震災により損壊[5]。
- 1945年(昭和20年)3月10日:東京大空襲により全焼[5]。
- 1968年(昭和43年)9月30日:都営トロリーバスが廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、国鉄の駅は東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる[5]。
- 1999年(平成11年)
- 2001年(平成13年)11月18日:JR東日本でICカード「Suica」の利用が可能となる[報道 1]。
- 2006年(平成18年)3月24日:駅ビルの名称を「亀戸エルナード」から「アトレ亀戸」に変更する。
- 2007年(平成19年)4月1日:JR東日本の東口が業務委託化[7]。
- 2011年(平成23年)
- 2014年(平成26年)9月3日:駅ビル「アトレ亀戸」の地下1階、1階がリニューアル[報道 3]。
- 2019年(令和元年)5月16日:駅ビル「アトレ亀戸」の5階がリニューアル[報道 4]。
- 2020年(令和2年)
- 2021年(令和3年)3月1日:JR東日本の東口が駅遠隔操作システム導入に伴い終日無人化[10]。
- 2022年(令和4年)6月30日:みどりの窓口の営業を終了[11][12]。
駅構造
[編集]JR東日本
[編集]JR 亀戸駅 | |
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かめいど Kameido | |
◄JB 22 錦糸町 (1.5 km) (1.9 km) 平井 JB 24► | |
所在地 | 東京都江東区亀戸五丁目1-1 |
駅番号 | JB23 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 |
■総武線(各駅停車) (線路名称上は総武本線) |
キロ程 |
6.3 km(東京起点) 千葉から32.9 km |
電報略号 | カメ |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム | 1面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
[JR 1]52,857人/日(降車客含まず) -2023年- |
開業年月日 | 1904年(明治37年)3月29日[2][注 1] |
備考 |
JR東日本ステーションサービスが駅業務を受託している錦糸町営業統括センター(錦糸町駅)管理の業務委託駅[8]。島式ホーム1面2線を有する高架駅であり、ホームドアが設置されている。
総武本線支線である越中島貨物線は新小岩駅から平井駅までは本線の北側に平行しているが、旧中川を渡った所で高々架となり、当駅のすぐ東側で本線とオーバークロスして南側に移る。貨物線は当駅の西ですぐに、越中島貨物駅へ向かうため南へと離れていく。貨物線を利用して、当駅から旧・小名木川駅まで、さらにはそれ以南に新線を建設して江東区内の南北方向のローカル輸送を担う構想が古くから存在する(江東区LRT事業構想。江東区#交通も参照)。
北口にはエスカレーターとエレベーターが、東口は車椅子昇降機が設置されている。
1967年10月に撮影された写真[13]には、ホームの東端にあった旧東口改札が写っている。そこから現在も残っている東武亀戸線踏切付近にある「ケタ下1.5M」のトンネル状の通路まで、線路に沿った屋根のない通路が延びていた。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | 総武線(各駅停車) | 西行 | 秋葉原・新宿・中野方面 |
2 | 東行 | 新小岩・市川・船橋・千葉方面 |
(出典:JR東日本:駅構内図)
-
北口
-
東口
-
北口改札
-
東口改札
-
ホーム
東武鉄道
[編集]東武 亀戸駅 | |
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かめいど Kameido | |
◄TS 43 亀戸水神 (0.7 km) | |
所在地 | 東京都江東区亀戸五丁目1-1 |
駅番号 | TS44 |
所属事業者 | 東武鉄道 |
所属路線 | ■亀戸線 |
キロ程 | 3.4 km(曳舟起点) |
電報略号 | カメ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
[東武 1]24,660人/日 -2023年- |
開業年月日 | 1904年(明治37年)4月5日[4] |
島式ホーム1面2線を有する地上駅である。
ほぼ全ての列車が1番線から発着し、2番線は1日朝1本の列車が発着する他は留置線として使用される。そのためワンマン運転用のホームセンサーは1番線のみに設置されている。改札からホームまではスロープで連絡しており、駅ビル「アトレ亀戸」内に改札がある。
亀戸線開業時点では当時の総武鉄道(現・JR東日本総武本線)両国橋駅まで列車が直通しており、旅客列車の直通運転廃止後も新金貨物線の開通までは貨物列車の直通が行われていた(なお、現在JRと東武の線路は完全に独立している)[4]。東武鉄道全駅中、最も南に位置する。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 行先 |
---|---|---|
1・2 | 亀戸線 | 曳舟方面 |
(出典:東武鉄道:駅構内図)
-
改札口
-
ホーム
利用状況
[編集]- JR東日本 - 2023年度の1日平均乗車人員は52,857人である[JR 1]。
- JR東日本管内の駅では西川口駅に次いで第81位。
- 東武鉄道 - 2023年度の1日平均乗降人員は24,660人である[東武 1]。
- 亀戸線では曳舟駅に次ぐ第2位。
隣駅の錦糸町駅とともに、昭和40年代までは都電の、都電廃止後は路線バスが発着する東京東部地区のターミナルを形成している。駅利用者には地元利用者の他、バスや東武亀戸線に乗り換えて江東区砂町地区、墨田区向島地区、江戸川区中部地区へと向かう乗客も多い。ただし、墨田区向島地区へは、半蔵門線押上延伸によって人の流れが変わりつつある。
年度別1日平均乗降人員
[編集]近年の1日平均乗降人員の推移は以下の通り(JRを除く)。
年度 | 東武鉄道 | ||
---|---|---|---|
1日平均 乗降人員 |
増加率 | 出典 | |
1998年(平成10年) | 35,436 | ||
1999年(平成11年) | 33,488 | −5.5% | |
2001年(平成13年) | 32,278 | ||
2002年(平成14年) | 31,362 | −2.8% | |
2003年(平成15年) | 27,794 | −11.4% | |
2004年(平成16年) | 27,383 | −1.5% | |
2005年(平成17年) | 26,723 | −2.4% | |
2006年(平成18年) | 26,692 | −0.1% | |
2007年(平成19年) | 27,252 | 2.1% | |
2008年(平成20年) | 26,994 | −0.9% | |
2009年(平成21年) | 26,684 | −1.1% | |
2010年(平成22年) | 27,031 | 1.3% | |
2011年(平成23年) | 26,299 | −2.7% | |
2012年(平成24年) | 27,023 | 2.8% | |
2013年(平成25年) | 26,833 | −0.7% | |
2014年(平成26年) | 26,286 | −2.0% | |
2015年(平成27年) | 26,616 | 1.3% | |
2016年(平成28年) | 26,406 | −0.8% | |
2017年(平成29年) | 26,817 | 1.6% | |
2018年(平成30年) | 27,064 | 0.9% | |
2019年(令和元年) | 27,001 | −0.2% | |
2020年(令和 | 2年)21,008 | −22.2% | [東武 2] |
2021年(令和 | 3年)22,000 | 4.7% | [東武 3] |
2022年(令和 | 4年)23,651 | 7.5% | [東武 4] |
2023年(令和 | 5年)24,660 | 4.3% | [東武 1] |
年度別1日平均乗車人員(1900年代 - 1930年代)
[編集]近年の1日平均乗車人員推移は以下の通り。
年度 | 総武鉄道 / 国鉄 |
東武鉄道 | 出典 |
---|---|---|---|
1903年(明治36年) | [備考 1] | 未開業 | |
1904年(明治37年) | 294 | [備考 2]33 | [府統計 1] |
1905年(明治38年) | 372 | 54 | [府統計 2] |
1907年(明治40年) | 371 | 91 | [府統計 3] |
1908年(明治41年) | 758 | 104 | [府統計 4] |
1909年(明治42年) | 819 | 103 | [府統計 5] |
1911年(明治44年) | 747 | 45 | [府統計 6] |
1912年(大正元年) | 546 | 33 | [府統計 7] |
1913年(大正 | 2年)532 | 28 | [府統計 8] |
1914年(大正 | 3年)489 | 18 | [府統計 9] |
1915年(大正 | 4年)460 | 27 | [府統計 10] |
1916年(大正 | 5年)605 | 30 | [府統計 11] |
1919年(大正 | 8年)557 | 110 | [府統計 12] |
1920年(大正 | 9年)716 | 171 | [府統計 13] |
1922年(大正11年) | 1,130 | [府統計 14] | |
1923年(大正12年) | 1,805 | 131 | [府統計 15] |
1924年(大正13年) | 1,733 | 335 | [府統計 16] |
1925年(大正14年) | 1,650 | 82 | [府統計 17] |
1926年(昭和元年) | 1,826 | 94 | [府統計 18] |
1927年(昭和 | 2年)2,229 | 84 | [府統計 19] |
1928年(昭和 | 3年)4,046 | 1,222 | [府統計 20] |
1929年(昭和 | 4年)4,728 | 1,627 | [府統計 21] |
1930年(昭和 | 5年)4,268 | 1,287 | [府統計 22] |
1931年(昭和 | 6年)4,381 | 1,267 | [府統計 23] |
1932年(昭和 | 7年)5,925 | 1,352 | [府統計 24] |
1933年(昭和 | 8年)8,518 | 1,568 | [府統計 25] |
1934年(昭和 | 9年)10,839 | 2,164 | [府統計 26] |
1935年(昭和10年) | 12,957 | 2,801 | [府統計 27] |
年度別1日平均乗車人員(1953年 - 2000年)
[編集]年度 | 国鉄 / JR東日本 |
東武鉄道 | 出典 |
---|---|---|---|
1953年(昭和28年) | 27,591 | [都統計 1] | |
1954年(昭和29年) | 34,284 | [都統計 2] | |
1955年(昭和30年) | 32,510 | [都統計 3] | |
1956年(昭和31年) | 41,724 | 11,759 | [都統計 4] |
1957年(昭和32年) | 44,874 | 12,682 | [都統計 5] |
1958年(昭和33年) | 46,749 | 12,838 | [都統計 6] |
1959年(昭和34年) | 50,469 | 13,990 | [都統計 7] |
1960年(昭和35年) | 56,132 | 16,248 | [都統計 8] |
1961年(昭和36年) | 56,852 | 18,593 | [都統計 9] |
1962年(昭和37年) | 59,009 | 19,002 | [都統計 10] |
1963年(昭和38年) | 61,515 | 19,183 | [都統計 11] |
1964年(昭和39年) | 65,700 | 20,508 | [都統計 12] |
1965年(昭和40年) | 68,334 | 20,962 | [都統計 13] |
1966年(昭和41年) | 70,517 | 20,756 | [都統計 14] |
1967年(昭和42年) | 71,932 | 20,828 | [都統計 15] |
1968年(昭和43年) | 71,530 | 20,998 | [都統計 16] |
1969年(昭和44年) | 59,664 | 20,350 | [都統計 17] |
1970年(昭和45年) | 60,723 | 12,367 | [都統計 18] |
1971年(昭和46年) | 61,246 | 18,604 | [都統計 19] |
1972年(昭和47年) | 63,099 | 18,378 | [都統計 20] |
1973年(昭和48年) | 60,244 | 17,893 | [都統計 21] |
1974年(昭和49年) | 59,548 | 18,104 | [都統計 22] |
1975年(昭和50年) | 57,915 | 17,877 | [都統計 23] |
1976年(昭和51年) | 59,556 | 10,208 | [都統計 24] |
1977年(昭和52年) | 58,992 | 17,381 | [都統計 25] |
1978年(昭和53年) | 67,764 | 20,266 | [都統計 26] |
1979年(昭和54年) | 67,484 | 20,866 | [都統計 27] |
1980年(昭和55年) | 60,595 | 20,833 | [都統計 28] |
1981年(昭和56年) | 58,521 | 20,567 | [都統計 29] |
1982年(昭和57年) | 57,499 | 20,162 | [都統計 30] |
1983年(昭和58年) | 56,694 | 20,085 | [都統計 31] |
1984年(昭和59年) | 57,400 | 20,236 | [都統計 32] |
1985年(昭和60年) | 57,479 | 20,471 | [都統計 33] |
1986年(昭和61年) | 57,762 | 20,882 | [都統計 34] |
1987年(昭和62年) | 56,077 | 20,866 | [都統計 35] |
1988年(昭和63年) | 59,197 | 21,619 | [都統計 36] |
1989年(平成元年) | 59,967 | 20,203 | [都統計 37] |
1990年(平成 | 2年)60,704 | 21,296 | [都統計 38] |
1991年(平成 | 3年)61,822 | 21,795 | [都統計 39] |
1992年(平成 | 4年)61,225 | 21,430 | [都統計 40] |
1993年(平成 | 5年)60,241 | 20,877 | [都統計 41] |
1994年(平成 | 6年)59,518 | 20,252 | [都統計 42] |
1995年(平成 | 7年)58,276 | 19,899 | [都統計 43] |
1996年(平成 | 8年)57,786 | 19,093 | [都統計 44] |
1997年(平成 | 9年)57,593 | 18,616 | [都統計 45] |
1998年(平成10年) | 56,293 | 17,868 | [都統計 46] |
1999年(平成11年) | 56,018 | 16,891 | [JR 2][都統計 47] |
2000年(平成12年) | 56,595 | 16,537 | [JR 3][都統計 48] |
年度別1日平均乗車人員(2001年以降)
[編集]年度 | JR東日本 | 東武鉄道 | 出典 |
---|---|---|---|
2001年(平成13年) | 56,344 | 16,118 | [JR 4][都統計 49] |
2002年(平成14年) | 56,000 | 15,696 | [JR 5][都統計 50] |
2003年(平成15年) | 54,477 | 13,896 | [JR 6][都統計 51] |
2004年(平成16年) | 54,188 | 13,649 | [JR 7][都統計 52] |
2005年(平成17年) | 54,133 | 13,296 | [JR 8][都統計 53] |
2006年(平成18年) | 54,431 | 13,268 | [JR 9][都統計 54] |
2007年(平成19年) | 55,875 | 13,516 | [JR 10][都統計 55] |
2008年(平成20年) | 56,323 | 13,400 | [JR 11][都統計 56] |
2009年(平成21年) | 55,949 | 13,260 | [JR 12][都統計 57] |
2010年(平成22年) | 55,613 | 13,430 | [JR 13][都統計 58] |
2011年(平成23年) | 54,986 | 13,175 | [JR 14][都統計 59] |
2012年(平成24年) | 55,488 | 13,496 | [JR 15][都統計 60] |
2013年(平成25年) | 56,693 | 13,405 | [JR 16][都統計 61] |
2014年(平成26年) | 56,665 | 13,148 | [JR 17][都統計 62] |
2015年(平成27年) | 57,328 | 13,284 | [JR 18][都統計 63] |
2016年(平成28年) | 57,438 | 13,189 | [JR 19][都統計 64] |
2017年(平成29年) | 58,136 | 13,381 | [JR 20][都統計 65] |
2018年(平成30年) | 58,276 | 13,477 | [JR 21][都統計 66] |
2019年(令和元年) | 57,643 | 13,443 | [JR 22][都統計 67] |
2020年(令和 | 2年)43,343 | [JR 23] | |
2021年(令和 | 3年)44,671 | 10,962 | [JR 24][東武 3] |
2022年(令和 | 4年)49,618 | 11,768 | [JR 25][東武 4] |
2023年(令和 | 5年)52,857 | 12,259 | [JR 1][東武 1] |
- 備考
駅周辺
[編集]駅ビル「アトレ亀戸」(2006年3月に「エルナード」より改名)が併設されている。
2か所あるJRの改札のうち、北口改札はアトレ亀戸の1階コンコースに直結している。東武亀戸線の改札も同様に1階コンコースの東側奥に位置する。対して東口改札は京葉道路からはビル一つ隔てた裏路地に位置し、初見ではその所在が分かりにくい。かつて旧平和相互銀行亀戸支店が入居していた改札正面のビルに、京葉道路との自由通路が設けられていたが、現在は飲食店がテナントとして入ったため自由通路は無くなった。ただし自由通路のあったビルのすぐ西側に、京葉道路に通じる狭い路地があり、そこを通ると京葉道路に抜けられる。
周辺はいわゆる下町として知られ、また高度経済成長時代には京浜工業地帯の一翼を担っていた。昭和40年代に大工場が広い敷地を求めて郊外へと移転した後、その跡地に住宅団地や学校が整備され、都心に近い住宅地として変貌を遂げた。
下記に示す施設のうち、サンストリート亀戸は、セイコー電子工業(現:セイコーインスツル)の本社・工場跡地が再開発されたものであり、亀戸中央公園も以前は日立製作所の工場だった。
亀戸は、隣町の錦糸町(墨田区錦糸・太平・江東橋)と合わせて「錦糸町・亀戸副都心」として東京都から副都心指定を受けている。各企業のオフィスもそれなりに存在しており、ラッシュ時には都心方向からの流動もある[注 3]。
周辺は海抜ゼロメートル地帯である。
北口(アトレ口)
[編集]東口
[編集]「サンストリート亀戸」は2016年3月31日をもって閉鎖され、跡地には地上6階・地下1階の大型商業施設「カメイドクロック」が2022年4月28日に開業した[16]。
- 亀戸緑道公園 - 亀戸駅東口から竪川を挟んで大島緑道公園につながり大島四丁目の明治通りにまで至る、桜並木の続く歩行者専用道路。都電(城東電車)の専用軌道だったところを遊歩道化したもので、竪川人道橋(2011年撤去)のたもとに路面電車の車輪を模したモニュメントが設置されている。
公共施設
[編集]郵便局
[編集]- 江東亀戸一郵便局
- 江東亀戸六郵便局
学校
[編集]- 東京都立城東高等学校
- 中央学院大学中央高等学校
- 東京都立江東商業高等学校
- 江東区立水神小学校
- 読売自動車大学校
- 東京服装文化学院
道路
[編集]バス路線
[編集]当駅最寄りのバス停留所は、「亀戸駅前」、「亀戸駅通り」、「水神森」(すいじんもり)となる。各バス停を通る路線は異なっている。全路線が都営バスにより運行されている。
1968年9月まで、上野公園 - 今井間の都営トロリーバス101系統が駅前から発着していた。現在は、当駅を境に上26と亀26に分断されている。
亀戸駅前
[編集]駅北口に面したバスのりばである。国道14号(京葉道路)に面していないため、錦糸町駅を経由する系統は発着しない。したがって、これらの系統を利用する場合は、次に述べる水神森バス停か亀戸駅通りバス停から乗車することになる。
また日曜日・祝日の12時から17時までの間、明治通りの亀戸駅前から蔵前橋通り交差点までにおいて歩行者天国が実施されるため、この時間帯に当駅から北方面に向かうバスは迂回運行を行う。このため、草24系統と上26系統は実施区間内にある亀戸四丁目バス停を通過する。
のりば | 運行事業者 | 系統・行先 | 備考 |
---|---|---|---|
1 | 都営バス | 亀26:今井 | |
2 | 「両28」の葛西橋行は朝1本のみ(休日運休)、臨海車庫行は夜1本のみ運行 | ||
3 | |||
4 | |||
5 | 亀21:東陽町駅前 | ||
6 | 里22:日暮里駅前・南千住車庫前 | ||
7 | 門33:豊海水産埠頭 | ||
8 | 錦11:築地駅前 |
亀戸駅通り
[編集]京葉道路と明治通りの交差点付近にあり、京葉道路と明治通りにそれぞれ同名のバス停がある。両方のバス停に停車する系統は存在しない。また、明治通りの西大島駅方面のバス停留所は2つ(13番・14番)に分かれている。京葉道路上(10番・11番)の停留所は自転車道があるため安全地帯となっている。
のりば | 運行事業者 | 系統・行先 | 備考 |
---|---|---|---|
10 | 都営バス | ||
11 | |||
12 |
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13 |
|
||
14 | 「両28」の第六葛西小学校前行は夜1本のみ運行 |
水神森
[編集]亀戸駅東口最寄の停留所。カメイドクロックのほぼ正面にある。
のりば | 運行事業者 | 系統・行先 |
---|---|---|
15 | 都営バス |
|
16 |
|
エリア放送
[編集]江東区の地上一般放送である江東区エリアワンセグ放送の地上一般放送局が設置[17] されていた。
免許人 | 局名 | 呼出符号 | 物理チャンネル | 周波数 | 空中線電力 | ERP | 業務区域 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
江東区 | 江東区亀戸エリア放送 | JOXZ3BC-AREA | 36ch | 611.142857MHz | 700μW | 630μW | 亀戸2丁目 カメリア周辺 |
隣の駅
[編集]- 東武鉄道
- 亀戸線
- 亀戸水神駅 (TS 43) - 亀戸駅 (TS 44)
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ 美しい十代 1963年冬頃の亀戸 東武亀戸線 昭和
- ^ a b 三好好三『総武線 120年の軌跡 東京・千葉を走る列車と駅のあゆみ』JTBパブリッシング、2014年3月1日、42-43頁。ISBN 9784533096310。
- ^ 白土貞夫「房総へのターミナル 両国駅のいまむかし」『鉄道ピクトリアル』2010年1月号(通巻828号)、電気車研究会、79-80頁。
- ^ a b c d 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 大手私鉄』 5号 東武鉄道② 東上本線・越生線・亀戸線・野田線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年9月12日、15頁。ISBN 9784023401358。
- ^ a b c d 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 26号 総武本線・成田線・鹿島線・東金線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年1月17日、16-19頁。
- ^ a b 「エスカレーター設置進む JR千葉支社 亀戸、新小岩駅相次ぎ使用」『交通新聞』交通新聞社、1999年2月16日、3面。
- ^ 「日刊動労千葉」2006年10月23日
- ^ a b c d “営業施策について提案を受ける!” (PDF). JR東労組千葉地方本部 (2019年11月12日). 2020年1月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年1月28日閲覧。
- ^ “第11次江東区交通安全計画(令和3年度〜令和7年度)> 第8章 鉄道の交通安全” (PDF). 江東区. p. 47. 2022年11月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年11月9日閲覧。
- ^ “営業施策について説明を受ける!” (PDF). JR東労組千葉地方本部 (2020年6月12日). 2020年6月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年6月13日閲覧。
- ^ “駅の情報(亀戸駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2022年6月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年6月1日閲覧。
- ^ “現業機関における柔軟な働き方の実現について 窓口閉鎖・営業統括センター化提案!!” (PDF). 国鉄労働組合千葉地方本部 (2022年4月27日). 2022年4月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年4月27日閲覧。
- ^ 1967年10月 亀戸駅通過の上り列車。列車名は「そとうみ」と読めた。昔の亀戸駅の様子がわかる。
- ^ 川島令三『新東京圏通勤電車事情大研究』草思社、1990年、89頁。ISBN 4-7942-0381-0。
- ^ 運輸省地域交通局(監修)『都市交通年報』、運輸経済研究センター、1989年。
- ^ “4月28日(木)カメイドクロック グランドオープン!”. カメイドクロック. 2022年4月29日閲覧。
- ^ エリア放送を行う地上一般放送局の免許状況(詳細)(2013年8月1日アーカイブ) - 国立国会図書館Web Archiving Project - 関東総合通信局
報道発表資料
[編集]- ^ “Suicaご利用可能エリアマップ(2001年11月18日当初)” (PDF). 東日本旅客鉄道. 2019年7月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年4月24日閲覧。
- ^ a b 『アトレ亀戸 2011年10月25日(火)AM10:00 GRAND OPEN!』(PDF)(プレスリリース)アトレ、2011年9月21日。オリジナルの2020年5月22日時点におけるアーカイブ 。2020年5月22日閲覧。
- ^ 『アトレ亀戸 食料品ゾーン 9月3日(水)RENEWAL OPEN!』(PDF)(プレスリリース)アトレ、2014年8月20日。オリジナルの2020年5月22日時点におけるアーカイブ 。2020年5月22日閲覧。
- ^ 『アトレ亀戸 5階フロアリニューアルオープン! 「BOOK&CAFE LOUNGE」 ~お客様の“LIFE”に彩りを、“TIME”を豊かに~』(PDF)(プレスリリース)アトレ、2019年4月22日。オリジナルの2020年5月22日時点におけるアーカイブ 。2020年5月22日閲覧。
- ^ 『より安全な駅ホーム・踏切の実現に向けた取組みについて』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2020年4月7日。オリジナルの2020年4月7日時点におけるアーカイブ 。2020年4月7日閲覧。
- ^ a b 『アトレ亀戸 地下1階食料品フロア「かめちか QUALITY FOODS」 12月1日(火) フロアフルリニューアルオープン! 生鮮エリアをさらに強化!新ショップも加わり毎日の上質な「食」を支えます。』(PDF)(プレスリリース)アトレ、2020年11月17日。オリジナルの2020年12月7日時点におけるアーカイブ 。2020年12月8日閲覧。
利用状況に関する資料
[編集]- JR東日本の1999年度以降の乗車人員
- ^ a b c 各駅の乗車人員(2023年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(1999年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2000年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2001年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2002年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2003年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2004年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2005年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2006年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2007年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2008年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2009年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2010年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2011年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2012年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2013年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2014年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2015年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2016年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2017年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2018年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2019年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2020年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2021年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2022年度) - JR東日本
- 東武鉄道の1日平均利用客数
- ^ a b c d 『駅別乗降人員 2023年度』(PDF)(レポート)東武鉄道、2024年、4頁。オリジナルの2024年5月18日時点におけるアーカイブ 。
- ^ 「駅一覧」『東武会社要覧2021』(pdf)(レポート)東武鉄道、67頁。オリジナルの2022年4月19日時点におけるアーカイブ 。2024年8月3日閲覧。
- ^ a b 『駅別乗降人員 2021年度』(PDF)(レポート)東武鉄道、2024年、4頁。オリジナルの2024年5月18日時点におけるアーカイブ 。
- ^ a b 『駅別乗降人員 2022年度』(PDF)(レポート)東武鉄道、2024年、4頁。オリジナルの2024年5月18日時点におけるアーカイブ 。
- JR・私鉄の統計データ
- 東京府統計書
- 東京都統計年鑑
- ^ 昭和28年 (PDF) - 13ページ
- ^ 昭和29年 (PDF) - 10ページ
- ^ 昭和30年 (PDF) - 10ページ
- ^ 昭和31年 (PDF)
- ^ 昭和32年 (PDF)
- ^ 昭和33年 (PDF)
- ^ 昭和34年
- ^ 昭和35年
- ^ 昭和36年
- ^ 昭和37年
- ^ 昭和38年
- ^ 昭和39年
- ^ 昭和40年
- ^ 昭和41年
- ^ 昭和42年
- ^ 昭和43年
- ^ 昭和44年
- ^ 昭和45年
- ^ 昭和46年
- ^ 昭和47年
- ^ 昭和48年
- ^ 昭和49年
- ^ 昭和50年
- ^ 昭和51年
- ^ 昭和52年
- ^ 昭和53年
- ^ 昭和54年
- ^ 昭和55年
- ^ 昭和56年
- ^ 昭和57年
- ^ 昭和58年
- ^ 昭和59年
- ^ 昭和60年
- ^ 昭和61年
- ^ 昭和62年
- ^ 昭和63年
- ^ 平成元年
- ^ 平成2年
- ^ 平成3年
- ^ 平成4年
- ^ 平成5年
- ^ 平成6年
- ^ 平成7年
- ^ 平成8年
- ^ 平成9年
- ^ 平成10年 (PDF)
- ^ 平成11年 (PDF)
- ^ 平成12年
- ^ 平成13年
- ^ 平成14年
- ^ 平成15年
- ^ 平成16年
- ^ 平成17年
- ^ 平成18年
- ^ 平成19年
- ^ 平成20年
- ^ 平成21年
- ^ 平成22年
- ^ 平成23年
- ^ 平成24年
- ^ 平成25年
- ^ 平成26年
- ^ 平成27年
- ^ 平成28年
- ^ 平成29年
- ^ 平成30年
- ^ 平成31年・令和元年