UFC: Fight for the Troops

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
UFC: Fight for the Troops
イベント詳細
シリーズ UFC(UFC Fight Night)
主催 ズッファ
開催年月日 2008年12月10日
開催地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
ノースカロライナ州ファイエットビル
会場 クラウン・コロシアム
開始時刻 午後6時(PT) / 午後9時(ET
試合数 全10試合
放送局 Spike
入場者数 8,200人
イベント時系列
UFC 91: Couture vs. Lesnar UFC: Fight for the Troops The Ultimate Fighter: Team Nogueira vs. Team Mir Finale

UFC: Fight for the Troops(ユーエフシー:ファイト・フォー・ザ・トゥループス、別名UFC Fight Night 16)は、アメリカ合衆国総合格闘技団体「UFC」の大会の一つ。2008年12月10日ノースカロライナ州ファイエットビルのクラウン・コロシアムで開催された。

大会概要[編集]

この大会は軍隊の治療施設のための基金設立を目的として、UFC Fight Night: Sanchez vs. Riggs以来2年振りに軍隊施設での開催となった[1]。メインイベントではジョシュ・コスチェック吉田善行にKO勝利を収めた。

セミファイナルではWEC世界ライトヘビー級王者スティーブ・キャントウェルがWECの重量級廃止に伴い初出場、当初はブライアン・スタンとのラバーマッチが組まれていたが、スタンの負傷により代役のラザク・アルハッサンから見込み一本勝ち[要出典]を収めた。

プロデビュー以来9連勝中であったネイト・ローランは、ティム・クレデューにTKO負けでキャリア初黒星を喫した。

WEC世界ライトヘビー級王者スティーブ・キャントウェル、キャリア7戦全勝のラザク・アルハッサンがUFCデビュー。

出場者変更[編集]

負傷などによる本大会の出場者変更は以下の通りである。

試合結果[編集]

プレリミナリィカード[編集]

第1試合 ヘビー級 5分3R
アメリカ合衆国の旗 ジャスティン・マッコーリー vs. アメリカ合衆国の旗 エディ・サンチェス ×
3R終了 判定3-0(30-27、29-28、29-28)
第2試合 ライト級 5分3R
アメリカ合衆国の旗 デイル・ハート vs. アメリカ合衆国の旗 コーリー・ヒル ×
2R 0:20 TKO(レフェリーストップ:右脚の骨折)
第3試合 ウェルター級 5分3R
アメリカ合衆国の旗 ベン・ソーンダース vs. アメリカ合衆国の旗 ブランドン・ウルフ ×
1R 1:49 TKO(レフェリーストップ:右膝蹴り)
第4試合 ウェルター級 5分3R
アメリカ合衆国の旗 スティーブ・ブルーノ vs. アメリカ合衆国の旗 ジョニー・リース ×
2R 3:44 チョークスリーパー
第5試合 キャッチウェイトバウト(173ポンド) 5分3R
アメリカ合衆国の旗 ルイージ・フィオラヴァンティ vs. アメリカ合衆国の旗 ブロディ・ファーバー ×
3R終了 判定3-0(30-27、30-27、30-27)

メインカード[編集]

第6試合 ライト級 5分3R
アメリカ合衆国の旗 ジム・ミラー vs. アメリカ合衆国の旗 マット・ワイマン ×
3R終了 判定3-0(30-27、30-27、30-26)
第7試合 ミドル級 5分3R
アメリカ合衆国の旗 ティム・クレデュー vs. アメリカ合衆国の旗 ネイト・ローラン ×
2R終了時 TKO(ギブアップ:肋骨の負傷)
第8試合 ライトヘビー級 5分3R
アメリカ合衆国の旗 スティーブ・キャントウェル vs. アメリカ合衆国の旗 ラザク・アルハッサン ×
1R 4:04 TKO(レフェリーストップ:腕ひしぎ十字固め
第9試合 ウェルター級 5分3R
アメリカ合衆国の旗 マイク・スウィック vs. カナダの旗 ジョナサン・グレ ×
1R 0:33 TKO(レフェリーストップ:パウンド
第10試合 ウェルター級 5分3R
アメリカ合衆国の旗 ジョシュ・コスチェック vs. 日本の旗 吉田善行 ×
1R 2:15 KO(右フック)

各賞[編集]

ファイト・オブ・ザ・ナイト: ジム・ミラー vs. マット・ワイマン
ノックアウト・オブ・ザ・ナイト: ジョシュ・コスチェック
サブミッション・オブ・ザ・ナイト: スティーブ・キャントウェル
各選手にはボーナスとして30,000ドルが支給された。

脚注[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]