2023年の日本シリーズ
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2023年の日本シリーズ | |
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SMBC日本シリーズ2023 | |
MVPを受賞した近本光司 | |
ゲームデータ | |
日本一 阪神タイガース 38年ぶり2回目 4勝3敗 | |
スポンサー | 三井住友銀行 |
試合日程 | 2023年10月28日 - 11月5日 |
最高殊勲選手 | 近本光司 |
敢闘賞選手 | 紅林弘太郎 |
チームデータ | |
阪神タイガース(セ) | |
監督 | 岡田彰布 |
シーズン成績 |
85勝53敗5分 (シーズン1位/CS優勝) |
オリックス・バファローズ(パ) | |
監督 | 中嶋聡 |
シーズン成績 |
86勝53敗4分 (シーズン1位/CS優勝) |
クライマックスシリーズ | |
セントラル・リーグ | |
パシフィック・リーグ | |
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2023年の日本シリーズ(2023ねんのにっぽんシリーズ、2023ねんのにほんシリーズ)は、2023年(令和5年)10月28日から11月5日まで行われた阪神タイガース(以下、阪神)とオリックス・バファローズ(以下、オリックス)による第74回日本選手権シリーズ(74th Nippon Series)。阪神が4勝3敗でオリックスを下し、1985年以来38年ぶり2度目の日本一に輝いた[1][2]。
概要
[編集]本大会の表題は「SMBC日本シリーズ2023」(エスエムビーシーにっぽんシリーズ2023)であり、2014年以来10大会連続で三井住友銀行がタイトルスポンサーとなった[3]。阪神は9年ぶり7回目、オリックスは3年連続15回目の出場となる。
日本シリーズにおいて、関西勢同士の対戦(関西ダービー)は、「御堂筋決戦」と呼ばれた1964年の日本シリーズで阪神と南海[注 1]が対戦して以来、59年ぶり2回目である[4]。この時も今回同様、大阪府と兵庫県をそれぞれ本拠とする球団の対戦だった。関西球団の日本一は本大会開催前の時点で、兵庫県を本拠とする球団が5回[注 2]、大阪府を本拠とする球団が3回[注 3]となっている[注 4]。
日本シリーズにおける阪神とオリックスの対戦は、前身球団を含めて今大会が初となる[注 5][注 6]。両球団の本拠地は共に阪神電車の沿線にあり、最寄駅の甲子園駅とドーム前駅間は所要時間が本線・なんば線直通の快速急行で16分と非常に近い[5][注 7]。このことから、阪神電鉄ではオリックスの日本シリーズ進出決定翌日の10月22日から「なんば線シリーズ」記念乗車券を発売した他[6]、同24日には両球団の共同企画により本大会を「THE GREAT KANSAI DERBY」として開催することが発表された[7]。
2020年から4年連続リーグ優勝球団同士の対決となり、この条件下での対戦は2006年以来17年ぶりとなる[注 8]。
今季レギュラーシーズン、パ・リーグ優勝のオリックスは2位のロッテに15.5ゲーム差、セ・リーグ優勝の阪神は2位の広島に11.5ゲーム差で共に優勝し、共にCSを制して日本シリーズへと進出した。両リーグ2位に10ゲーム差以上離したチーム同士の対戦は、2002年の巨人[注 9]対西武[注 10]以来でCS制度導入後では初となる[注 11]。
オリックスは2年連続6度目の日本一を目指していた[注 12]。前年の日本一球団が日本シリーズに出場するのはのべ34回目[注 13]。この内、24回が日本シリーズ優勝しており、敗退は9回[注 14]。
阪神は38年ぶり2度目の日本一を目指した。達成すれば中日の53年ぶり[注 15]、日本ハムの44年ぶり[注 16]に次ぎ、横浜(現:DeNA)[注 17]の38年ぶりに並ぶ3位タイのブランクによるシリーズ制覇で、兵庫県を本拠とする球団としては1996年のオリックス(ブルーウェーブ)以来27年ぶり6回目の日本一となる。阪神の岡田彰布監督は、監督としては2005年以来18年ぶり2回目の日本シリーズ出場となる。監督としての出場のブランク期間は、野村克也の19年ぶり[注 18]に次ぐ2番目のブランクでの出場であり、同一球団では長嶋茂雄(巨人)の17年ぶり[注 19]を上回る最長。監督として初出場の2005年は未勝利に終わり、初出場未勝利の監督の2度目の出場は西本幸雄[注 20]、古葉竹識[注 21]に次いで3人目。また、岡田監督は対戦相手でもあるオリックスの監督を務めた[注 22]ことがあり、監督経験がある球団と日本シリーズで対戦するのは三原脩[注 23]、王貞治[注 24]に次いで3人目となる。
試合日程
[編集]全試合ナイトゲーム
日付 | 試合 | ビジター球団(先攻) | スコア | ホーム球団(後攻) | 開催球場 |
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10月28日(土) | 第1戦 | 阪神タイガース | 8 - 0 | オリックス・バファローズ | 京セラドーム大阪 |
10月29日(日) | 第2戦 | 阪神タイガース | 0 - 8 | オリックス・バファローズ | |
10月30日(月) | 移動日 | ||||
10月31日(火) | 第3戦 | オリックス・バファローズ | 5 - 4 | 阪神タイガース | 阪神甲子園球場 |
11月1日(水) | 第4戦 | オリックス・バファローズ | 3 - 4x | 阪神タイガース | |
11月2日(木) | 第5戦 | オリックス・バファローズ | 2 - 6 | 阪神タイガース | |
11月3日(金) | 移動日 | ||||
11月4日(土) | 第6戦 | 阪神タイガース | 1 - 5 | オリックス・バファローズ | 京セラドーム大阪 |
11月5日(日) | 第7戦 | 阪神タイガース | 7 - 1 | オリックス・バファローズ | |
優勝:阪神タイガース(38年ぶり2回目) |
- ※いずれかのチームが4勝先取した時点で、日本シリーズは終了とする。
- ※第5戦以前に中止試合が発生した場合、第5戦と第6戦の間の移動日は設けない。
- (ただし対戦チーム間の本拠地の当日移動が困難な場合のみ、第5・6戦の中間日にも移動日を設け、以後の日程もすべて順延となるがこれは「広島対楽天」である場合に限りの適用予定だった。楽天がシーズン4位で終え、クライマックスシリーズ進出を逃したためこのケースは発生しない。)
- ※パ・リーグのホームゲーム(第1・2・6・7戦)では指名打者制を採用
- ※延長戦:第1-7戦 - 最大12回打ち切り、第8戦以後が必要となった場合 - 回数無制限(タイブレーク不採用)
- ※今シリーズでは予告先発を採用。
京セラドーム大阪での日本シリーズ開催は4年連続5度目[注 25]。同一球場による4年以上連続の開催は後楽園球場[注 26]、西宮球場[注 27]、西武ライオンズ球場(現・ベルーナドーム)[注 28]、福岡ヤフオク!ドーム→福岡PayPayドーム(現・みずほPayPayドーム福岡)[注 29]に次いで5球場目。オリックス主管は3年連続3度目の開催。
甲子園球場における日本シリーズ開催は9年ぶり9度目[注 30]。阪神主管は9年ぶり7度目の開催。
試合開始時刻
[編集]- 阪神タイガース(JERAセントラル・リーグ優勝)
- 阪神甲子園球場で全試合18:00開始。
- オリックス・バファローズ(パーソル パシフィック・リーグ優勝)
- 京セラドーム大阪で全試合18:30開始。
クライマックスシリーズからの勝ち上がり表
[編集]CS1st | CSファイナル | 日本選手権シリーズ | ||||||||
(6戦4勝制<含・アドバンテージ1>) 阪神甲子園球場 | ||||||||||
阪神(セ優勝) | ☆◯◯◯ | |||||||||
(3戦2勝制) MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島 |
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広島 | ★●●● | |||||||||
広島(セ2位) | ◯◯ | |||||||||
(7戦4勝制) 京セラドーム大阪 阪神甲子園球場 | ||||||||||
DeNA(セ3位) | ●● | |||||||||
阪神(セCS優勝) | ◯●●◯◯●◯ | |||||||||
オリックス(パCS優勝) | ●◯◯●●◯● | |||||||||
(6戦4勝制<含・アドバンテージ1>) 京セラドーム大阪 |
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オリックス(パ優勝) | ☆◯●◯◯ | |||||||||
(3戦2勝制) ZOZOマリンスタジアム |
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ロッテ | ★●◯●● | |||||||||
ロッテ(パ2位) | ◯●◯ | |||||||||
ソフトバンク(パ3位) | ●◯● | |||||||||
- ☆・★=クライマックスシリーズ・ファイナルのアドバンテージ1勝・1敗分
開幕前の予想
[編集]スポーツニッポンが所属評論家11人にどちらがシリーズを制するか予想させたところ、阪神勝利予想が8人[注 31]に対しオリックス勝利予想が3人[注 32]という結果となった[8]。
サンケイスポーツの所属評論家8人では江本孟紀[9]、上田二朗[10]、黒田正宏[11]、小早川毅彦[12]、田尾安志[13]、土井正博[14]、藪恵壹[15]の7人が阪神勝利、星野伸之[16]のみがオリックス勝利を予想した。
東京スポーツの所属評論家6人では伊原春樹[17]、遠藤一彦[18]の2人が阪神勝利、大友進[19]、門倉健[20]、加藤伸一[21]、得津高宏[22]の4人がオリックス勝利を予想し、上記2紙とは対照的にオリックスを優位とする予想がリードした。
デイリースポーツ所属ウェブ評論家で、現役時に阪神とオリックスの両方で在籍経験がある野田浩司は4勝3敗でオリックス勝利と予想した[23]。
スポニチ8人[8]・サンスポ5人[9][13][14][15][16]・東スポ4人[17][20][21][22]・デイリー1人[23]の計18人が4勝3敗、またスポニチ3人[8]・サンスポ3人[10][11][12]・東スポ2人[18][19]の計8人が4勝2敗といずれも京セラドームで決着するパターンを予想したのに対し、一方が4連勝もしくは4勝1敗の甲子園で決着するパターンを予想した評論家は4紙26人で1人もおらず、全般に接戦予想が支配的であった。
10月27日23時からフジテレビONEで放送された「プロ野球ニュース 日本シリーズ直前SP」では、今シーズン同番組に出場した21人の解説者の予想では阪神4勝3敗が最も多く7人[24][注 33]、次いでオリックス4勝3敗が5人[注 34]、阪神4勝2敗[注 35]、オリックス4勝2敗[注 36]がそれぞれ4人ずつと軒並み「接戦で京セラドームでの決着」を予想する中、高木豊だけが「阪神4勝1敗の甲子園決着」を予想していた[24]。
出場資格者
[編集]オリックス・バファローズ[25] | ||||
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役職 | 背番号 | 名前 | 投 | 打 |
監督 | 78 | 中嶋聡 | - | |
コーチ | 88 | 水本勝己(ヘッド) | - | |
75 | 厚澤和幸(投手) | - | ||
72 | 平井正史(投手) | - | ||
79 | 辻竜太郎(打撃) | - | ||
83 | 小谷野栄一(打撃) | - | ||
77 | 梵英心(内野守備・走塁) | - | ||
81 | 田口壮(外野守備・走塁) | - | ||
87 | 齋藤俊雄(バッテリー) | - | ||
投手 | 11 | 山﨑福也 | 左 | 左 |
13 | 宮城大弥 | 左 | 左 | |
16 | 平野佳寿 | 右 | 右 | |
17 | 曽谷龍平 | 左 | 左 | |
18 | 山本由伸 | 右 | 右 | |
19 | 山岡泰輔 | 右 | 左 | |
26 | 齋藤響介 | 右 | 右 | |
29 | 田嶋大樹 | 左 | 左 | |
35 | 比嘉幹貴 | 右 | 右 | |
45 | 阿部翔太 | 右 | 左 | |
52 | 横山楓 | 右 | 両 | |
56 | 小木田敦也 | 右 | 右 | |
57 | 山田修義 | 左 | 左 | |
58 | J.ワゲスパック | 右 | 右 | |
63 | 山﨑颯一郎 | 右 | 右 | |
95 | 東晃平 | 右 | 右 | |
96 | 宇田川優希 | 右 | 右 | |
捕手 | 2 | 若月健矢 | 右 | 右 |
4 | 森友哉 | 右 | 左 | |
37 | 石川亮 | 右 | 右 | |
44 | 頓宮裕真 | 右 | 右 | |
内野手 | 3 | 安達了一 | 右 | 右 |
4 | 西野真弘 | 右 | 左 | |
6 | 宗佑磨 | 右 | 左 | |
8 | M.ゴンザレス | 右 | 両 | |
9 | 野口智哉 | 右 | 左 | |
10 | 大城滉二 | 右 | 右 | |
24 | 紅林弘太郎 | 右 | 右 | |
30 | 廣岡大志 | 右 | 右 | |
40 | L.セデーニョ | 右 | 右 | |
53 | 宜保翔 | 右 | 左 | |
67 | 中川圭太 | 右 | 右 | |
外野手 | 0 | 渡部遼人 | 左 | 左 |
1 | 福田周平 | 右 | 左 | |
38 | 来田涼斗 | 右 | 左 | |
39 | 池田陵真 | 右 | 右 | |
41 | 佐野皓大 | 右 | 右 | |
50 | 小田裕也 | 右 | 左 | |
55 | T-岡田 | 左 | 左 | |
99 | 杉本裕太郎 | 右 | 右 |
阪神タイガース[26] | ||||
---|---|---|---|---|
役職 | 背番号 | 名前 | 投 | 打 |
監督 | 80 | 岡田彰布 | - | |
コーチ | 78 | 平田勝男(ヘッド) | - | |
88 | 安藤優也(投手) | - | ||
83 | 嶋田宗彦(バッテリー) | - | ||
77 | 今岡真訪(打撃) | - | ||
73 | 水口栄二(打撃) | - | ||
81 | 馬場敏史(内野守備走塁) | - | ||
74 | 藤本敦士(内野守備走塁) | - | ||
96 | 筒井壮(外野守備走塁) | - | ||
投手 | 13 | 岩崎優 | 左 | 左 |
14 | 岩貞祐太 | 左 | 左 | |
15 | 西純矢 | 右 | 右 | |
16 | 西勇輝 | 右 | 右 | |
17 | 青柳晃洋 | 右 | 右 | |
18 | 馬場皐輔 | 右 | 右 | |
27 | 伊藤将司 | 左 | 左 | |
35 | 才木浩人 | 右 | 右 | |
37 | 及川雅貴 | 左 | 左 | |
41 | 村上頌樹 | 右 | 左 | |
46 | 島本浩也 | 左 | 左 | |
47 | 桐敷拓馬 | 左 | 左 | |
49 | 大竹耕太郎 | 左 | 左 | |
50 | 富田蓮 | 左 | 左 | |
54 | 加治屋蓮 | 右 | 右 | |
64 | 岡留英貴 | 右 | 右 | |
65 | 湯浅京己 | 右 | 右 | |
69 | 石井大智 | 右 | 右 | |
98 | C.ブルワー | 右 | 右 | |
99 | J.ビーズリー | 右 | 右 | |
捕手 | 2 | 梅野隆太郎 | 右 | 右 |
12 | 坂本誠志郎 | 右 | 右 | |
39 | 榮枝裕貴 | 右 | 右 | |
57 | 長坂拳弥 | 右 | 右 | |
内野手 | 0 | 木浪聖也 | 右 | 左 |
3 | 大山悠輔 | 右 | 右 | |
4 | 熊谷敬宥 | 右 | 右 | |
8 | 佐藤輝明 | 右 | 左 | |
25 | 渡邉諒 | 右 | 右 | |
33 | 糸原健斗 | 右 | 左 | |
38 | 小幡竜平 | 右 | 左 | |
51 | 中野拓夢 | 右 | 左 | |
62 | 植田海 | 右 | 両 | |
94 | 原口文仁 | 右 | 右 | |
外野手 | 1 | 森下翔太 | 右 | 右 |
5 | 近本光司 | 左 | 左 | |
7 | S.ノイジー | 右 | 右 | |
53 | 島田海吏 | 右 | 左 | |
55 | J.ミエセス | 右 | 右 | |
60 | 小野寺暖 | 右 | 右 |
国歌独唱および始球式
[編集]- 第1戦 始球式:オリックス・バファローズ・ジュニアチームの選手
- 第2戦 始球式:吉高由里子(女優、大会冠スポンサーの三井住友銀行の企業CMとカードローンのイメージキャラクターを務める)
- 第3戦 国歌独唱:山本彩(シンガーソングライター、元・NMB48)・始球式:阪神タイガース・ジュニアチームの選手
- 第4戦 始球式:稲垣啓太(ラグビー選手日本代表・埼玉パナソニックワイルドナイツ)
試合結果
[編集]日付 | 試合 | ビジター球団(先攻) | スコア | ホーム球団(後攻) | 開催球場 |
---|---|---|---|---|---|
10月28日(土) | 第1戦 | 阪神タイガース | 8 - 0 | オリックス・バファローズ | 京セラドーム大阪 |
10月29日(日) | 第2戦 | 阪神タイガース | 0 - 8 | オリックス・バファローズ | |
10月30日(月) | 移動日 | ||||
10月31日(火) | 第3戦 | オリックス・バファローズ | 5 - 4 | 阪神タイガース | 阪神甲子園球場 |
11月1日(水) | 第4戦 | オリックス・バファローズ | 3 - 4x | 阪神タイガース | |
11月2日(木) | 第5戦 | オリックス・バファローズ | 2 - 6 | 阪神タイガース | |
11月3日(金) | 移動日 | ||||
11月4日(土) | 第6戦 | 阪神タイガース | 1 - 5 | オリックス・バファローズ | 京セラドーム大阪 |
11月5日(日) | 第7戦 | 阪神タイガース | 7 - 1 | オリックス・バファローズ | |
優勝:阪神タイガース(38年ぶり2回目) |
第1戦
[編集]1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
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阪神 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 3 | 0 | 0 | 1 | 8 | 13 | 0 |
オリックス | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 1 |
- 打順
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- 投手
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映像外部リンク | |
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第1戦ゲームハイライト -SMBC日本シリーズ2023- - 日本野球機構公式チャンネル |
オリックスの先発は3年連続で投手4冠を達成した絶対的エース山本由伸、阪神の先発は3年目で最優秀防御率のタイトルを獲得しブレークした村上頌樹で幕開けとなった。
両先発投手の好投で4回までは無得点だったが、5回表に阪神が先頭の佐藤輝明の安打で出塁すると盗塁に成功し、無死二塁となる。続くシェルドン・ノイジーの右飛で佐藤は三塁へタッチアップし1死三塁となり、渡邉諒の中前適時打で阪神が先制する。その後も阪神は攻撃の手を緩めず、近本光司の適時三塁打、中野拓夢の適時打などで一挙4点を入れる。6回表にも2死一・三塁のチャンスで木浪聖也の適時打、坂本誠志郎の適時二塁打で6-0とリードを広げ、山本は降板した。オリックスは2番手に山田修義を送る。だが、阪神はなおも2死満塁と攻めると中野の適時打で7点目を追加。阪神先発の村上はオリックス打線に対して7回を僅か2安打・無失点に抑えてお役御免。阪神は8回から加治屋蓮を投入し、三者凡退に打ち取る。9回は岩貞祐太が3者連続三振で締めて阪神が初戦を取った。阪神は日本シリーズでのビジターでの勝利は球団初の日本一を決めた1985年の第6戦以来38年ぶりで、2003年の第1戦から続いたビジターでの連敗も9で止めた。オリックスの山本は5回に崩れてから阪神打線を止められず、打線もわずか2安打で完封負けを喫し、痛い敗戦となった。
第2戦
[編集]1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
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阪神 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 3 |
オリックス | 0 | 0 | 1 | 3 | 0 | 0 | 3 | 1 | X | 8 | 12 | 0 |
- 打順
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- 投手
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映像外部リンク | |
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第2戦ゲームハイライト -SMBC日本シリーズ2023- - 日本野球機構公式チャンネル |
オリックスは宮城大弥が先発で、阪神はプロ入りから2018年まで所属した古巣相手に先発の西勇輝。
オリックスは3回裏、2死一塁から西野真弘の適時三塁打で先制し、チームに今シリーズ初得点をもたらす。4回裏は2死走者なしから宗佑磨が四球で出塁。続く紅林弘太郎の右前安打で2死一・三塁とするとここから野口智哉、廣岡大志、中川圭太の3連続適時打で4-0とし、阪神先発の西勇をマウンドから引きずり下ろした。7回裏には2死満塁とし、野口の代打・マーウィン・ゴンザレスの走者一掃となる適時二塁打で3点を追加。8回裏は1死二・三塁で小田裕也の一塁へのゴロを一塁手・大山悠輔が後逸し、8-0となり試合を決めた。オリックスは先発の宮城が6回無失点の好投を見せ、その後も盤石の投手リレーで零封勝ちを収め対戦成績を1勝1敗のタイに戻した。阪神は前日猛威を見せた打線が沈黙し、投手陣も崩れた。
第3戦
[編集]1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
オリックス | 0 | 0 | 0 | 1 | 3 | 1 | 0 | 0 | 0 | 5 | 9 | 0 |
阪神 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 4 | 10 | 1 |
- 打順
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- 投手
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映像外部リンク | |
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第3戦ゲームハイライト -SMBC日本シリーズ2023- - 日本野球機構公式チャンネル |
甲子園へと舞台を移した第3戦。阪神は伊藤将司、オリックスは登板数は少ないものの前年のデビュー以来レギュラーシーズン7連勝中負けなしの東晃平が先発。阪神は2回裏、1死一・三塁で坂本の二塁ゴロの間に1点を先制する。4回表、オリックスはパ・リーグ首位打者の頓宮裕真の今シリーズ両軍通じて初めてとなるソロ本塁打で同点に追いつくと、5回表には無死一・三塁のチャンスで廣岡の遊撃ゴロの間に走者が生還し逆転、さらに2死一・二塁のチャンスを作ると宗の今シリーズ初安打となる右前適時二塁打でこの回3点目を入れ、4-1とリードを3点に広げた。6回表にも1死二・三塁のチャンスで若月健矢が犠飛を放ち追加点を入れた。オリックスは先発の東が5回1失点の好投で6回から継投策に入った。7回裏、阪神は3番手の山岡泰輔を攻め、1死満塁という絶好のチャンスで中野の一塁ゴロの間に走者が帰り、1点を返す。なおも2死二・三塁で新人の森下翔太が2点適時打を放ち1点差に迫る。オリックスはここで山岡から宇田川優希にスイッチ。4番の大山を三塁ゴロに打ち取り同点は阻止する。1点差のまま9回裏に入り、オリックスは通算250セーブを挙げた抑えのベテラン平野佳寿を投入。阪神は先頭の代打・原口文仁が四球で出塁し、その後2死一・二塁となり4番・大山が打席に。一打同点の場面だったが平野が三振に斬って取り試合終了。オリックスの勝利で2連勝となった。阪神は終盤追いすがったが、あと一本が出なかった。
第4戦
[編集]1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
オリックス | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 3 | 12 | 3 |
阪神 | 1 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1x | 4 | 8 | 1 |
- 打順
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- 投手
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映像外部リンク | |
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第4戦ゲームハイライト -SMBC日本シリーズ2023- - 日本野球機構公式チャンネル |
阪神は1回裏、1死二塁から森下の適時二塁打で先制する。オリックスは2回表、1死三塁から紅林の適時打で同点に追いつく。阪神は3回裏、2死一・二塁のチャンスで近本が左翼への適時打を放ち1点を勝ち越すと、5回裏には1死一・三塁で大山の遊撃ゴロの間に走者が生還し、3-1とリードを広げる。阪神の才木は5回1失点の投球で先発の役割を果たし、6回からは桐敷拓馬を2番手に送り継投策に入る。オリックスは7回表、先頭の廣岡が三塁ゴロに打ち取られたかに思えたがこれを三塁手の佐藤輝明がファンブルして出塁。このエラーからオリックスは畳みかけて1死二・三塁とすると宗の2点適時打で3-3の同点に追いつき、才木のシリーズ初登板初勝利が消えた。さらに安打が続き阪神は石井に交代、その後は島本、さらには6月15日以来の一軍登板となった湯浅京己を投入して8回まで逆転を阻止した。対するオリックスも走者を許しながらも小木田と宇田川で1イニングずつを抑えた。9回表、オリックスは阪神岩崎に対して得点圏に走者を置くもゴンザレスが打ち取られ無得点。その裏、オリックスは前年の日本一胴上げ投手であるジェイコブ・ワゲスパックが登板。阪神は1死から近本が四球で出塁。続く中野を迎えるがワゲスパックは制球が定まらず、2度の暴投で三塁まで進塁させる。オリックスベンチはフルカウントとなったところで中嶋聡監督が申告敬遠を主審に通達。続く森下にも申告敬遠で本塁併殺を狙える1死満塁、不調の大山との勝負を選択した。大山はフルカウントの末、三遊間を破り左翼へのサヨナラ適時打を放った。阪神は連敗をストップし、2勝2敗のタイに戻した。オリックスは満塁策を打ち出すも実らなかった。
第5戦
[編集]- 打順
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- 投手
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映像外部リンク | |
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第5戦ゲームハイライト -SMBC日本シリーズ2023- - 日本野球機構公式チャンネル |
阪神は現役ドラフトで福岡ソフトバンクホークスから移籍し、規定投球回未満ながらも12勝を挙げた大竹耕太郎、オリックスは田嶋大樹が先発。
3回まで両チーム無得点だったが、4回表、オリックスがゴンザレスのソロ本塁打で1点を先制する。7回表、オリックスは2死一塁の場面で森友哉が二塁へのゴロを放ったが、これを二塁手・中野が後逸。その間に走者の宗は一気に三塁に進塁するが、後逸したボールを右翼手の森下がファンブルし、その隙に宗が生還。思わぬ形で2点目が入った。オリックス先発の田嶋は7回を4安打1四球で無失点に抑え阪神打線を封じていたが、8回に山崎颯一郎にスイッチ。巧みな継投術や采配で優勝に導いた中嶋監督だったが、この采配が大誤算となる。阪神の先頭、木浪の内野安打が二塁手・安達の失策で進塁を許すこととなり、これが阪神に流れが傾くきっかけとなった。代打の糸原健斗も繋いで無死一・三塁とすると、近本の適時打でようやく得点し1点差に詰め寄る。さらに、7回に2点目を献上するきっかけとなる後逸をした中野の送りバントで1死二・三塁の形を作り同点及び逆転のチャンスとなる。森下を迎えたところでオリックスは山崎颯一郎を諦め、レギュラーシーズンでもなかったシリーズ3連投、4試合連続登板となる宇田川を投入。森下はその宇田川から2点適時三塁打を放ち逆転に成功し、適時失策の汚名を返上した。こうなると甲子園に詰めかけた阪神ファンのボルテージは最高潮に達し、勢いに乗せられた阪神打線は前の試合でサヨナラ打を放った大山、キャッチャーの坂本にも適時打が飛び出し、この回一挙6点を挙げ試合を決めた。9回は抑えの岩崎が登板し、3者凡退に打ち取り阪神が勝利。38年ぶり日本一に王手を掛けた。オリックスは8回の継投策が裏目となり、勢いに乗った阪神の連続得点と阪神ファンの波にのまれ後がなくなった。
第6戦
[編集]1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
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阪神 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 9 | 0 |
オリックス | 0 | 2 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 1 | X | 5 | 8 | 0 |
- 打順
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- 投手
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映像外部リンク | |
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第6戦ゲームハイライト -SMBC日本シリーズ2023- - 日本野球機構公式チャンネル |
京セラドームに再度場を移した第6戦はオリックスが山本、阪神が村上の初戦と同じ先発の投げ合いとなった。
2回表、阪神がノイジーのソロ本塁打で1点を先制する。阪神の選手が日本シリーズで本塁打を記録するのは2003年のシリーズ第7戦で広澤克己が記録して以来実に20年ぶりで、外国人選手に限定すれば1985年の第3戦でランディ・バースが記録して以来38年ぶりだった。2回裏、オリックスは無死二・三塁のチャンスを作るとレアンドロ・セデーニョは三振に倒れるも、次打者の若月が適時打を放ち同点に追いつく。なおも1死一・三塁のチャンスで続く中川圭太のあわや本塁打性の犠飛で逆転する。5回裏には紅林の2ラン本塁打で2点を追加。阪神は6回から第2戦で先発した西勇が2番手で登板。7回までを無失点に抑える。8回もマウンドに上がったが、頓宮にソロ本塁打が飛び出しオリックスが4点にリードを広げた。オリックス先発の山本は9安打を浴びながらもシリーズ新記録となる14奪三振を記録。9回138球の熱投で日本シリーズ5度目の登板にして初勝利となる完投勝利を挙げ、敗戦投手となった初戦のリベンジに成功した[33]。オリックスの投手によるシリーズでの完投勝利は前身の阪急を含めると1978年・対ヤクルト第6戦での白石静生以来45年ぶりで、二桁奪三振での完投勝利は2013年の田中将大(楽天、対巨人第2戦)以来10年ぶり。オリックスがエースの活躍で日本一に逆王手を掛けた。オリックスは前年から連続して第7戦を戦うことになったが、日本シリーズで同一球団が2年以上続けて第7戦を戦うのは2010年、2011年の中日ドラゴンズが記録して以来12年ぶりとなった。[注 37][注 38][注 39]。
第7戦
[編集]1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
阪神 | 0 | 0 | 0 | 3 | 3 | 0 | 0 | 0 | 1 | 7 | 12 | 0 |
オリックス | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 8 | 1 |
- 打順
|
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- 投手
|
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映像外部リンク | |
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第7戦ゲームハイライト -SMBC日本シリーズ2023- - 日本野球機構公式チャンネル |
フルセットで迎えた令和初の最終戦[注 40]。オリックスは第2戦の先発から中6日で先発の宮城、阪神はクライマックスシリーズ含め初登板初先発の青柳晃洋。
3回まで両チームとも無得点であったが、阪神は4回表1死から森下が左前安打、大山が0ボール2ストライクからの死球のあとノイジーの2試合連続となるシリーズ第2号3ラン本塁打で3点を先制する。5回表、1死一・二塁で中野の遊撃ゴロが一塁で一度はアウトの判定も阪神側からのリクエストで覆り、併殺崩れで2死一・三塁となる。ここでオリックスは先発の宮城に代え、2番手に比嘉幹貴をマウンドに送る。阪神はその比嘉から森下、大山、ノイジーの3者連続適時打で更に3点を入れリードを6点に広げた。先発の青柳はその裏、2死一・二塁となったところで降板し、2番手として島本浩也がマウンドに上がる。青柳は勝利投手の権利目前での降板となったが、この大舞台で4回2/3を無失点に抑え起用に応えた。島本は宗を打ち取り無失点に抑えた。6回からは第3戦の先発の伊藤将司が登板。8回までの3イニングを無失点に抑え、第3戦のリベンジを果たした。オリックスは9回に第3戦に先発した東が登板。阪神は先頭の近本が一塁内野安打で出塁。その後1死二塁となり、森下の中前適時打で7点目を追加した。その裏、阪神は桐敷が登板。オリックスは先頭の紅林が右前安打で出塁するが、続く森が併殺打に打ち取られ2死となったところで阪神は桐敷から抑えの岩崎に交代。しかし、頓宮が初球を振り抜き、左翼席上段に飛び込むシリーズ第3号ソロ本塁打でオリックスが1点を返す。続くゴンザレスも中前安打で出塁するが、最後は杉本裕太郎が左飛に打ち取られゲームセット。阪神がオリックスとの関西ダービーを制し、1985年以来38年ぶりの日本一に輝いた。
一方オリックスは前身阪急時代の1975年から1977年に日本一3連覇を達成して以来の日本一連覇とはならなかった。また、前日完投勝利を挙げた山本由伸はこの年の12月にポスティングシステムを行使してロサンゼルス・ドジャースへ移籍したため、これが自身にとって最後の日本シリーズ出場となった。
阪神の日本一により記録された事項
[編集]- 阪神の日本一は、1リーグ時代を含めば6回目。1リーグ時代最後の優勝は1947年であり、38年後の1985年に2リーグ分立後初の日本一になっており、38年間隔で阪神が日本一になっている。
- 関東地方以外のセ・リーグの球団の日本一は2007年の中日ドラゴンズ以来16年ぶり。ただし、当時の中日はセ・リーグ初にしてかつ唯一の2位以下であり、かつパ・リーグにもを合わせて初のリーグ優勝をしていない状態での日本一であったため、関東地方以外のセ・リーグの球団の完全制覇(リーグ優勝と日本一を同時に達成すること)は1985年の阪神タイガース以来38年ぶりとなるが、そのためでもあるため、関東地方以外のセ・リーグの最新の完全制覇の球団は阪神のままである。
- セ・リーグの御三家の球団[注 41]の日本一は2012年の読売ジャイアンツ以来11年ぶりであり、令和では初めてとなる。
- 卯年のセ・リーグの日本一は1963年の読売ジャイアンツ以来60年ぶり3回目であり、これで各干支と各リーグでの日本一が最も遠下がっている組み合わせは未年のセ・リーグとなり、1979年の広島東洋カープが最後となっている。
- 阪神がオリックスに4勝3敗で勝利し、38年ぶり2回目の日本一を決めた。38年のブランクは史上3位タイの長さである[注 42]。
- セ・リーグ球団が日本一になるのは2021年のヤクルト以来、37度目。本シリーズの結果で両リーグ37対37のタイになった。また、セ・リーグが0年から9年までの10年間での同年代で2回以上の複数回日本一になったのは2000年代以来から20年代ぶりとなる[注 43]。
- 令和で日本一になったのはソフトバンク、ヤクルト、オリックスに続いて4球団目(セ・リーグでは2球団目)だが、平成で日本一なしの球団が日本一になるのは阪神が初めて。
- 京セラドーム大阪での日本一決定が1997年の開場以来初めて実現した[注 44][注 45]。
- 前年日本一となった球団の日本シリーズ敗退は10チーム目。2022年のヤクルトに続き2年連続は史上初めて。
- セ・リーグが第7戦で日本一になったのは1993年のヤクルトスワローズ以来からでの約30年ぶりとなる。
- 2005年創設の楽天を除く11球団が2度以上の日本シリーズ優勝を記録した。
- 阪神の岡田彰布監督は2010年~2012年途中まで指揮したオリックスを下した。なお、監督指揮経験のある球団を破っての日本一は三原脩に続いて2人目。年長での日本一は星野仙一に次ぐ[35][注 46]。ちなみに、岡田監督は「阪神の選手(1985年)と監督(2023年)で日本一を達成」したことにもなる。阪神の監督で2度日本シリーズを経験したのは藤本定義に次いで2人目となるが、藤本は1962年、1964年と日本一を逃している。
- 早稲田大学出身のプロ野球監督で日本一を成し遂げたのは三原、広岡達朗に次いで岡田監督が3人目で、広岡が率いていた1983年の西武以来40年ぶり[注 47]。
- 阪神が3勝3敗での第7戦は3度目で初めて勝利した。前回の1964年の関西対決で阪神は南海に3勝4敗で敗れたが、その雪辱を果たし、日本シリーズでは初めての関西の球場での胴上げ日本一が実現した。
- 兵庫県を本拠とする球団の日本一は、1996年のオリックス(ブルーウェーブ)以来27年ぶり6回目[注 48]。
- オリックスは2021年から日本シリーズ敗退→日本シリーズ優勝→日本シリーズ敗退の結果だが、これは史上初めて。
- 日本シリーズの星取が「①❷❸④⑤❻⑦」は初めて。
- ヤクルト、オリックスに続いて3年連続で最終戦がビジターである球団が日本一になった。
- 今シリーズは偶数試合終了時すべて成績はタイ[注 49]だった。これは2013年の楽天対巨人以来で9回目である。ちなみに、得失点も偶数試合終了時すべてタイであった[注 50]。
表彰選手
[編集]- 最高殊勲選手賞(MVP)
- 近本光司(阪神)
- 敢闘選手賞
- 紅林弘太郎(オリックス)
- 打率.400(20打数8安打)、1本塁打、3打点。第2戦以降6試合連続で安打を記録し、第6戦では本塁打を放つなど攻守にわたって活躍。
- 優秀選手賞
- 森下翔太(阪神)
- 打率.267(30打数8安打)、7打点でシリーズ打点王(新人選手によるシリーズ打点の新記録)。第3戦で反撃ののろしとなる2点タイムリー、第5戦での逆転2点タイムリー三塁打など、要所での活躍が光った。
- シェルドン・ノイジー(阪神)
- 打率.280(25打数7安打)、2本塁打、5打点。第6戦で山本から先制ソロ、日本一を決めた第7戦で宮城大弥から先制3ランを放つ。ちなみに阪神の今シリーズのチーム本塁打はこの2本のみである。
- 山本由伸(オリックス)
- 2試合登板、1勝1敗、防御率4.91(投球回数14回2/3、自責点8)。第1戦で7失点ノックアウトも、第6戦で日本シリーズ新記録となる1試合14奪三振をマーク、138球完投で自身日本シリーズ初勝利を挙げた。
- 協賛特別賞(SMBCみんなの声援賞)
- 大山悠輔(阪神)
- 打率.179(28打数5安打)と低打率にあえぐも、第4戦のサヨナラヒットなど4打点の活躍を見せた。
記録
[編集]新記録
[編集]- 第2戦
- 第3戦
- 第4戦
- 1球ホールド:湯浅京己 ※史上最少タイ、史上4人目[38]
- 1イニング3四球:阪神(9回)※史上最多タイ、10度目[39]
- 1イニング3与四球:J.ワゲスパック(9回)※史上最多タイ、9人目10度目
- 1試合3暴投:オリックス ※史上最多タイ、2度目
- 第5戦
- チーム1試合2三塁打:阪神(森下翔太、坂本誠志郎)※2016年の日本ハム以来、史上9度目[40]となる最多タイ記録[39]
- チーム1イニング2三塁打:同上(8回)※初[40]
- 第5戦までにチーム8失策:阪神 ※1974年のロッテ以来、史上3度目となる最多記録[41]
- 第6戦
- 1試合14奪三振:山本由伸 ※史上最多[42][注 53]
- シリーズ通算2度目の二桁奪三振:山本由伸(2021年第6戦にも記録)※史上最多タイ、史上4人目[42]
- 捕手ゲーム14刺殺:若月健矢 ※史上最多タイ、史上2人目[39]
- 第7戦
- シリーズ通算
- その他
その他の記録
[編集]- 第1戦
- 同一チームの1番・2番が猛打賞:阪神(1番・近本光司、2番・中野拓夢)※1994年第4戦の西武(1番・辻発彦、2番・大塚光二)以来4度目、セ・リーグでは初[47]
- 前年まで公式戦通算0勝の投手が日本シリーズ開幕投手:村上頌樹 ※2021年の奥川恭伸に次いで史上2人目、勝利投手となったのは日本人史上初[48]
- 第2戦
- 完封負けの次の試合で完封勝ち:オリックス(第1戦:0-8→第2戦:8-0)※1994年の巨人(第1戦:0-11→第2戦:1-0)以来6度目、同一スコアでは1954年の西鉄(第2戦0-5→第3戦5-0)以来2度目[36]
- 第3戦
- 第5戦
- 新人が決勝打:森下翔太 ※2010年の大島洋平以来11人目12度目[50]
- 新人が逆転打:同上 ※ 1962年の青野修三、1982年の上川誠二に次いで史上3人目[50]
- 新人が逆転決勝打:同上 ※史上初[50]
- 新人が3試合連続打点:同上 ※1962年の岩下光一(4試合)、1981年の原辰徳(3試合)に次いで史上3人目[50]
- その他
- 第2戦まで両チーム本塁打無し ※1964年以来2度目[51]
- 両チーム6失策以上 ※1983年以来史上6度目[41]
- シリーズ通算14安打:近本光司 ※1962年の吉田義男(16安打)、1984年の高橋慶彦に次いで歴代3位[43]
テレビ・ラジオ放送およびネット配信
[編集]日本シリーズはレギュラーシーズンとは異なり、(一社)日本野球機構管轄のため、あらかじめ放送権を指定されている。なお雨天等により順延の場合は、各戦のテレビ中継もスライドとなる。
テレビ放送
[編集]本シリーズはフジテレビ系列・TBS系列が2試合ずつ、テレビ東京系列・日本テレビ系列・テレビ朝日系列が1試合ずつ放映権を持つ。テレビ東京系列では2021年(オリックス×ヤクルト)第2戦以来2年ぶり、日本テレビ系列は2020年(巨人×ソフトバンク)第2戦以来3年ぶり[注 55]に放映権を獲得した。
フジテレビ系列は2014年(ソフトバンク×阪神)第4戦から10年連続、テレビ朝日系列は2020年(ソフトバンク×巨人)第3戦から4年連続[注 56]、TBS系列は2021年(オリックス×ヤクルト)第6戦から3年連続[注 57]で放映権を獲得したことになる[注 58]。今シリーズは史上初めて5系列の民放テレビネットワーク全てで最低1試合の中継が実施された(第2戦終了時点で確定)[注 59]。
京セラドーム大阪で行われた4試合はそれぞれ在京キー局が製作を主導し、関西テレビアナウンサーによる実況で進行した第1・7戦を除き出演者もキー局の関係者が多数を占めた。一方、阪神甲子園球場で施行された第3戦 - 第5戦は在阪民放(毎日放送・読売テレビ・朝日放送テレビ)が主体となって制作し、特に朝日放送テレビの中継に於いてキー局テレビ朝日は制作著作・制作協力いずれの形でも大きく関与せず(ノンクレジット扱いでのスタッフ派遣の有無は不明)、テレビ朝日からの解説者・アナウンサーの派遣もなかった。
NHK(日本放送協会)は第4戦・第6戦・第7戦を除く4試合をBS1にて中継する[52]。なお、BS1は2023年12月1日にBSプレミアムと統合されて「NHK BS」となるため[53]、BS1として行う日本シリーズ中継は今回が最後になる。
レギュラーシーズンとは管轄が異なる関係上、阪神の保護地域である兵庫県を放送エリアとする独立放送局のサンテレビは放映権を獲得できなかった。過去に阪神が日本シリーズに進出した2003年と2005年は独立局の岐阜放送・三重テレビ・びわ湖放送・奈良テレビ・テレビ和歌山・KBS京都と共にテレビ東京系中継のネット受けを行ったが、今回は阪神が日本シリーズに進出する前から岐阜放送とテレビ和歌山を除く5局において『BOAT RACEプレミア ボートレースダービー』の中継(TOKYO MX制作)をすることが既に決まっていたなどの事情から7局共にネット受けは実施しなかった[54][55]。
第1戦(10月28日)
[編集]第2戦(10月29日)
[編集]- NHK BS1≪BS≫[61]
- 放送時間 18:15 - 22:05(5分延長)
第3戦(10月31日)
[編集]- NHK BS1≪BS≫[62]
- 放送時間 17:55 - 22:00(22:00-22:15までBS102chで放送)
第4戦(11月1日)
[編集]第5戦(11月2日)
[編集]- NHK BS1≪BS≫[65]
- 放送時間 17:55 - 22:00(30分延長)
第6戦(11月4日)
[編集]第7戦(11月5日)
[編集]ラジオ放送
[編集]テレビ局と異なり、ラジオ局は1試合単位ではなくシリーズ全試合を放送する。
- NHKラジオ第1では、全試合を全国向けに中継(全試合途中『NHKきょうのニュース』などによる中断を挟む)[注 71]。
- 西暦奇数年の中継ルールに沿って、全試合をニッポン放送はMBSラジオ、文化放送は朝日放送ラジオの中継のネット受けで放送。
- プロ野球球団本拠地の地元放送局以外では西日本放送がNRNネット受けで放送(京セラドーム開催分は朝日放送ラジオ、甲子園開催分はMBSラジオの中継)。ただし、競艇SG競走・ボートレースダービーの中継のネット受けを優先するため、第2戦のみ放送しなかった[55]。昨年まで実況をネット受けで行っていた山口放送[注 78]と大分放送は定時番組を優先する方針に転換したため本年は中継から撤退した。
第1戦(10月28日)
[編集]- 朝日放送ラジオ[71](NRNネット)≪ネット局…文化放送[72]、東海ラジオ[73]、西日本放送[74]≫
- 放送時間
- 朝日放送ラジオ:17:55 - 22:20
- 文化放送:18:00 - 22:10
- 東海ラジオ:18:00 - 22:19
- 西日本放送:18:00 - 22:00
- 放送時間
第2戦(10月29日)
[編集]- NHKラジオ第1≪全国放送≫
- 放送時間 18:30 - 18:50、19:20 - 22:00(18:50 - 19:20はニュース中断)
- 朝日放送ラジオ(NRNネット)≪ネット局…文化放送、東海ラジオ≫
- 放送時間
- 朝日放送ラジオ:17:55 - 22:05
- 文化放送:17:55 - 22:00(20:40 - 20:50 SG第70回ボートレースダービー優勝戦実況中継のため中断)
- 東海ラジオ:18:00 - 22:00(20:40 - 20:50 ボートレースライブ SG第70回ボートレースダービー優勝戦実況中継のため中断[77])
- 放送時間
- MBSラジオ≪ネット局…ニッポン放送≫
- 放送時間
- MBSラジオ:17:59 - 22:05
- ニッポン放送:17:30 - 22:00
- 放送時間
第3戦(10月31日)
[編集]- NHKラジオ第1≪全国放送≫
- 放送時間 18:00 - 18:50、19:30 - 22:10(18:50 - 19:30はニュース中断)
- 朝日放送ラジオ≪ネット局…文化放送≫
- 放送時間
- 朝日放送ラジオ:17:55 - 22:15
- 文化放送:18:00 - 22:10
- 放送時間
- MBSラジオ(NRNネット)≪ネット局…ニッポン放送、東海ラジオ、西日本放送≫
- 放送時間
- MBSラジオ:17:54 - 22:15
- ニッポン放送:18:00 - 22:15
- 東海ラジオ:18:00 - 22:14
- 西日本放送:18:15 - 22:00
- 放送時間
第4戦(11月1日)
[編集]- NHKラジオ第1≪全国放送≫
- 放送時間 18:00 - 18:50、19:30 - 22:25(18:50 - 19:30はニュース中断)
- 朝日放送ラジオ≪ネット局…文化放送≫
- 放送時間
- 朝日放送ラジオ:17:55 - 22:35
- 文化放送:18:00 - 22:20
- 放送時間
- MBSラジオ(NRNネット)≪ネット局…ニッポン放送、東海ラジオ、西日本放送≫
- 放送時間
- MBSラジオ:17:54 - 22:30
- ニッポン放送:18:00 - 22:30
- 東海ラジオ:18:00 - 22:30
- 西日本放送:18:15 - 22:00
- 放送時間
第5戦(11月2日)
[編集]- NHKラジオ第1≪全国放送≫[注 79]
- 放送時間 18:00 - 18:10、19:30 - 21:55(18:10 - 18:50は岸田首相記者会見、18:50 - 19:30はニュースでそれぞれ中断)
- NHK-FM≪全国放送≫[注 80]
- 放送時間 18:00 - 18:50
- 朝日放送ラジオ≪ネット局…文化放送≫
- 放送時間
- 朝日放送ラジオ:17:55 - 22:00
- 文化放送:18:00 - 21:50
- 放送時間
- MBSラジオ(NRNネット)≪ネット局…ニッポン放送、東海ラジオ、西日本放送≫
- 放送時間
- MBSラジオ:17:54 - 22:00
- ニッポン放送:18:00 - 22:00
- 東海ラジオ:18:00 - 22:00
- 西日本放送:18:15 - 21:56
- 放送時間
第6戦(11月4日)
[編集]- NHKラジオ第1≪全国放送≫
- 放送時間 18:30 - 18:50、19:20 - 21:55(18:50 - 19:20はニュース中断)
- 朝日放送ラジオ(NRNネット)≪ネット局…文化放送、東海ラジオ、西日本放送≫
- 放送時間
- 朝日放送ラジオ:17:55 - 22:00
- 文化放送:18:00 - 21:50
- 東海ラジオ:18:00 - 22:00
- 西日本放送:18:15 - 22:00
- 放送時間
- MBSラジオ≪ネット局…ニッポン放送≫
- 放送時間
- MBSラジオ:17:59 - 22:00
- ニッポン放送:17:50 - 22:00
- 放送時間
第7戦(11月5日)
[編集]- NHKラジオ第1≪全国放送≫
- 放送時間 18:30 - 18:50、19:20 - 22:15(18:50 - 19:20はニュース中断)
- 朝日放送ラジオ(NRNネット)≪ネット局…文化放送、東海ラジオ、西日本放送≫
- 放送時間
- 朝日放送ラジオ:17:55 - 22:30
- 文化放送:17:55 - 22:30
- 東海ラジオ:18:00 - 22:20
- 西日本放送:18:15 - 22:00
- 放送時間
- MBSラジオ≪ネット局…ニッポン放送≫
- 放送時間
- MBSラジオ:17:59 - 22:15
- ニッポン放送:17:30 - 22:30
- 放送時間
ネット配信
[編集]上述の通り、レギュラーシーズンとは管轄が異なるため、DAZN、パ・リーグTVおよび虎テレなどでの配信は行われない。また、前年までParaviで行われたTBS・テレビ東京の配信については、統合先のU-NEXTでは行われない。
第1戦(10月28日)
[編集]第2戦(10月29日)
[編集]- TVer
第3戦(10月31日)
[編集]- TVer
第4戦(11月1日)
[編集]- TVer
- Hulu
第5戦(11月2日)
[編集]- TVer
- ABEMA
第6戦(11月4日)
[編集]- TVer
第7戦(11月5日)
[編集]- TVer
- フジテレビONEsmart
TVerは民放地上波各局の中継放送と、Huluは日本テレビ系列の中継放送と、フジテレビONEsmartはフジテレビONEの中継放送といずれも同一放送。ABEMATVはテレビ朝日系列の放送と実況・解説を変えて放送。
視聴率
[編集]試合 | 日付 | 放送時間 | 延長 | 放送局 | 視聴率(関東) | 視聴率(関西) |
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第1戦 | 10月28日 (土) | 18:30-21:59 (209分) | 65分 | フジテレビ系列 | 4.3%(個人)、7.3%(世帯) | 14.7%(個人)、21.8%(世帯)[80] |
第2戦 | 10月29日 (日) | 18:30-21:50 (200分) | 50分 | テレビ東京系列 | 3.9%(個人)、6.3%(世帯)[81][注 81] | 9.9%(個人)、15.0%(世帯)[82][注 82] |
第3戦 | 10月31日 (火) | 18:00-22:00 (240分) | なし | TBS系列 | 3.9%(個人)、7.0%(世帯) | 12.1%(個人)、20.3%(世帯)[83] |
第4戦 | 11月1日 (水) | 17:53-22:14 (261分) | 80分 | 日本テレビ系列 | 6.8%(個人)、11.7%(世帯) | 17.5%(個人)、27.7%(世帯)[84] |
第5戦 | 11月2日 (木) | 17:50-21:47(237分) | 50分 | テレビ朝日系列 | 5.3%(個人)、9.4%(世帯)[85] | 14.1%(個人)、23.4%(世帯) |
第6戦 | 11月4日 (土) | 17:51[注 83]-22:00(249分) | なし | TBS系列 | 9.8%(個人)、16.3%(世帯)[86][注 84] | 19.1%(個人)、30.1%(世帯) |
第7戦 | 11月5日 (日) | 18:30-21:58(208分) | 10分 | フジテレビ系列 | 11.5%(個人)、18.1%(世帯) | 26.0%(個人)、38.1%(世帯)[87] |
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 南海は現在のソフトバンクにあたる。1964年当時の南海は、大阪府にあった大阪球場を本拠地としていた。
- ^ 1975年〜1977年の阪急、1985年の阪神、1996年のオリックス(ブルーウェーブ)。
- ^ 1959年と1964年の南海、2022年のオリックス。
- ^ 両府県以外では、京都府を本拠としていた松竹ロビンス(横浜DeNAベイスターズの傍系)が1950年(第1回)に出場したが、対戦相手の毎日オリオンズ(東京都、現:千葉ロッテマリーンズ)に敗れている。ただし、この当時はフランチャイズ制度が確立されておらず、第1回シリーズでは1試合ごとに球場を巡業する形を採っていたため京都での試合は行われなかった。
- ^ 阪神は楽天以外のパ5球団全てと日本シリーズで対戦経験したことになる。阪急→オリックスが日本シリーズで対戦未経験のセ球団は、中日とDeNAのみとなった。
- ^ オリックスの傍系の前身にあたる近鉄を含めて今大会が初の対戦でもある。近鉄が日本シリーズで対戦経験がないセ球団は、阪神と中日と横浜(現:DeNA)だった。
- ^ 甲子園と京セラドーム間は直線距離で約12km。過去の事例では、1981年の巨人対日本ハムが当時は両球団とも後楽園球場を共用していたため「直線距離0m・移動時間0分」だったことがあり、それに次ぐのが1970年に行われた巨人対ロッテにおける後楽園-東京スタジアム間(約5km)のため、今回は歴代3番目の短距離となる。ただ、後楽園の最寄り・国鉄(当時)中央本線水道橋駅と東京スタジアムの最寄り・国鉄常磐線南千住駅間は、乗り継ぎ込みで最低22分かかるため移動時間は今回の方が短い。
- ^ ただし、1973年から1982年までのパ・リーグ(前後期の2期制)と2004年から2006年までのパ・リーグ(システムは現在のCSとほぼ同じだが、こちらはプレーオフ制覇がリーグ優勝という扱いであった。)はプレーオフの時期によっては第2位ないし第3位の球団がリーグ優勝しての日本シリーズ進出であったため、4年連続のリーグ1位同士の対決は2003年(阪神タイガースVS福岡ダイエーホークス(現:福岡ソフトバンクホークス))以来からでの約20年ぶりとなる。2020年は初頭から新型コロナウイルスへの感染が拡大している影響でレギュラーシーズンの開幕が3月20日から6月19日に延期をしたため、クライマックスシリーズはセ・リーグが中止となり(読売ジャイアンツがリーグ優勝で無条件で自動的に日本シリーズに進出している。)、パ・リーグでは、リーグ優勝球団の福岡ソフトバンクホークスがクライマックスシリーズを1ステージのみで第2位の千葉ロッテマリーンズに3勝0敗(アドバンテージの1勝分にも含む。)に勝利をして日本シリーズに進出をしたため、セ・パのリーグ優勝球団が共に3年連続でクライマックスシリーズを勝ち抜いて日本シリーズに進出をしたのは2013年以来からでの約10年ぶりとなる。
- ^ 2位のヤクルトに11ゲーム差で優勝している。
- ^ 同率2位の近鉄とダイエーに16.5ゲーム差で優勝。
- ^ 両リーグ2位に10ゲーム差以上離して優勝は2017年にソフトバンクが2位の西武に13.5ゲーム差、広島が2位の阪神に10ゲーム差で共に優勝したが、広島がCSで3位のDeNAに敗退したため日本シリーズにすら進出できなかった。
- ^ オリックスの前身にあたる阪急時代の1975年 - 1977年に3年連続日本一を達成しており、日本一になれば2度目の日本一連覇だった。
- ^ なお2018年、2019年のソフトバンクはリーグ2位からのCS優勝で日本シリーズに出場しており、リーグ優勝球団としては延べ32回目。
- ^ 前年の2022年は前年日本一のヤクルトが連覇を目指して出場したが、オリックスに4勝2敗1分けで敗れた。
- ^ 1954年 - 2007年
- ^ 1962年(東映時代) - 2006年
- ^ 1960年(大洋時代) - 1998年(横浜時代)
- ^ 1973年(南海選手兼任監督) - 1992年(ヤクルト監督)
- ^ 1977年 - 1994年
- ^ 1960年に大毎監督として大洋相手に未勝利であり、1967年に阪急の監督として2度目の日本シリーズ出場。
- ^ 1975年に広島監督として阪急相手に2引き分けの未勝利であり、1979年に同じく広島監督として2度目の日本シリーズ出場。
- ^ 2010年 - 2012年途中。
- ^ 西鉄監督時代の1956年 - 1958年の日本シリーズにおいて、1947年 - 1949年まで監督を務めていた巨人と対戦した。
- ^ ダイエー監督時代の2000年の日本シリーズにおいて、1984年 - 1988年まで監督を務めていた巨人と対戦した。
- ^ 2001年は近鉄主管で第1・2戦を開催。2020年は巨人主管で第1・2戦を開催…都市対抗野球開催で東京ドームが使用不可による代替。
- ^ 1950年 - 1953年、1955年 - 1963年、1965年 - 1974年
- ^ 1975年 - 1978年
- ^ 1985年 - 1988年、1990年 - 1994年
- ^ 2017年 - 2020年
- ^ 1950年は全国各地の持ち回りにより第3戦を開催。1953年は南海主管で第6戦を開催。
- ^ 張本勲、有藤通世、田淵幸一、中畑清、牛島和彦、槙原寛己、伊東勤、中村武志
- ^ 東尾修、森繁和、辻発彦
- ^ 江本孟紀、谷沢健一、大矢明彦、田尾安志、池田親興、笘篠賢治、谷繁元信
- ^ 斉藤明雄、達川光男、五十嵐亮太、岩本勉、鳥谷敬
- ^ 里崎智也、館山昌平、斎藤雅樹、野村弘樹
- ^ 坂口智隆、平松政次、真中満、松中信彦
- ^ 中日は2010年は千葉ロッテマリーンズ相手に2勝3敗1分で、2011年は福岡ソフトバンクホークス相手に3勝3敗で第7戦に臨み、共に敗れて日本一を逃した。
- ^ 3勝3敗の第7戦を2年以上連続で戦ったのは西武が1991年(対広島東洋カープ戦)から3年連続、ヤクルトが1992年から2年連続で第7戦を戦ったのが最後。
- ^ 両軍が王手をかけて第7戦を迎えるのは2013年の楽天と巨人以来。
- ^ 前年の令和初の第7戦は第2戦での引き分け後での最終戦ではない第7戦であり、この試合でヤクルトが勝利したら1986年以来からでの約36年ぶり2度目の第8戦が行う可能性があったが、オリックスが4勝2敗1分けで日本一になったため、第7戦で終わっている。
- ^ 読売ジャイアンツ、阪神タイガース、中日ドラゴンズ。
- ^ 中日の53年ぶり、日本ハムの44年ぶりに続き、横浜(現DeNA)の38年ぶりに並ぶ。
- ^ 2010年代のセ・リーグの日本一は2012年の巨人のみで終わり、この年が平成最後のセ・リーグの日本一であり、2010年代はパ・リーグの9勝、セ・リーグの1勝で終わっている。
- ^ 現在の12球団本拠地球場で日本一決定未経験球場はZOZOマリンスタジアムとエスコンフィールド北海道の2球場となった。
- ^ 大阪府の球場での日本一決定は大阪球場(1955年巨人、1961年巨人、1979年広島)と藤井寺球場(1989年巨人)に続き3球場目。
- ^ 日本一決定時点では星野(1947年1月22日生まれ)は66歳で、岡田監督は65歳(11月25日に66歳を迎える。)。
- ^ セ・リーグでは1978年のヤクルト以来45年ぶりで、この時の監督も広岡だった。
- ^ なおこの年はJリーグでも阪神と同じく兵庫県を本拠とするヴィッセル神戸がJ1で初優勝しており、NPBとJリーグで同一都道府県のチームが同じ年に全国制覇を達成した初の事例となった。
- ^ 2戦終了時1勝1敗、4戦終了時2勝2敗、6戦終了時3勝3敗。
- ^ 2戦終了時8得失点、4戦終了時16得失点、6戦終了時23得失点。
- ^ これまでの最大点差は1963年の巨人(第6戦:0-6→第7戦:18-4)、2010年のロッテ(第2戦:1-12→第3戦7-1)の6点差[36]。
- ^ これまでの最年長記録は1988年第1戦の東尾修の38歳5か月[37]。
- ^ これまでの最多記録は1999年の工藤公康、2007年のダルビッシュ有の13奪三振[42]。
- ^ これまでの最長記録は2010年第2戦 - 第7戦の中日など、延べ3球団が記録した6試合連続[46]。
- ^ 阪神主催での日本シリーズ中継(読売テレビ制作)は2003年(対ダイエー)第5戦(2005年(対ロッテ)は第5戦、2014年(対ソフトバンク)は第7戦で中継を予定していたが、2005年はロッテが4連勝、2014年はソフトバンクが4勝1敗で日本一になったため、中継なし)以来20年ぶり。
- ^ 阪神主催での日本シリーズ中継(朝日放送テレビ制作)は2014年(対ソフトバンク)第1戦以来9年ぶり。
- ^ 阪神主催での日本シリーズ中継(毎日放送制作)は2014年(対ソフトバンク)第2戦以来9年ぶり。
- ^ 今回放送を予定しているテレビ朝日系列の第5戦が延長になった場合、『ゆりあ先生の赤い糸』(木曜ドラマ)を1週順延のうえ、『報道ステーション』で引き続き中継する予定だったが、『ゆりあ先生の赤い糸』は50分遅れで放送となった。なお、読売テレビによる阪神主催の日本シリーズ中継は近年では1985年(対西武)第5戦は木曜日(当時はデーゲームでの開催)、2003年(対ダイエー)第5戦は金曜日(第3戦の雨天順延によるもの)の放送であり、ナイター開催の日本シリーズ中継での水曜日の放送はこれが初めて(読売テレビは過去にすべてデーゲーム開催だった1962年(対東映)では主催3試合(第1、第6、第7戦)を、東京オリンピック開催に伴う特例でナイター開催となった1964年(対南海)で主催4試合をすべて(第1、第2、第6、第7戦)中継しており、これを含めると通算10回目)となった。
- ^ 2019年も民放5局が放映権を獲得したが、第4戦で終了した為、第6戦のテレビ朝日と第7戦のテレビ東京が放送出来なかった。
- ^ クロスネット局のテレビ大分を除く。
- ^ 現地系列局・テレビ大阪の関連企業であり、同局のプロ野球中継『ナマ虎スタジアム』の制作にも関与している。制作著作並びに制作協力クレジットの無かったテレビ大阪からはレポーターを1名派遣。
- ^ 地上波の中継では入りきらなかった中嶋監督の勝利監督インタビュー、宗のヒーローインタビューを放送。
- ^ 水曜日がフジテレビ系列中心のため同時ネット出来なかった、トリプルネット局のテレビ宮崎は、深夜0:00 - 0:20に『日本シリーズハイライト』を放送。
- ^ 日本テレビ系列の有料CS放送の日テレジータスは放送なし。
- ^ テレビ朝日系列の有料CS放送テレ朝チャンネル2、朝日放送テレビ子会社の有料CS放送スカイ・エーは共に放送なし。
- ^ 21時47分以降も中継となっていた場合、『木曜ドラマ』を休止する予定だった。
- ^ 毎日放送が大きく関与した第3戦と異なり、阪神が出場しなかった2021年・2022年と同様に、TBSテレビが制作主体となり(実況・解説・スコアテロップなども同局が担当)、毎日放送(両チーム兼務のリポーターを派遣)・TBSスパークルが制作協力団体として参加する形態となった。さらに本年はTBSアクトもクレジットに追加されている。
- ^ インタビュー終了後実況席と『情報7daysニュースキャスター』出演者とのクロストークを挟んだうえで『ニュースキャスター』が前倒し開始。
- ^ クロスネット局のテレビ大分とトリプルネット局のテレビ宮崎を除く。両局では18:30 - 19:00までを『サザエさん』の2022年10月16日放送分の再放送(フジテレビから事前に裏送りして通常通りのスポンサーで各局で送出)で穴埋めし、19:00から通常通り日本テレビ系の同時ネットとした。
- ^ 一部の地域を除き、終了後の21:58 - 22:04に『まもなくMr.サンデー』の扱いで、岡田監督のインタビューの続きを流し、実況席と『Mr.サンデー』出演者とのクロストークを実施した。ただしその後に21:54枠のミニ番組を挟んだため、同番組へ直結したわけではない。
- ^ 関東地区、東海地区、関西地区、香川県を除く各都道府県では唯一のラジオ中継となる。
- ^ プロ野球球団本拠地の地元放送局で唯一、クライマックスシリーズの試合中継の制作や自社向けの放送を一切実施していなかった。
- ^ 中日不出場年では2012年-2019年、2021年-2023年NRNネットで放送
- ^ オリックス主管は朝日放送ラジオ、阪神主管はMBSラジオからのネット受け
- ^ ニッポン放送の系列局からのネット受けは1989年第6戦以来、全試合系列局からのネット受けは全試合中継するようになった1965年以降では史上初めて。
- ^ 全試合系列局からのネット受けは全試合中継するようになった1966年以降では史上初めて。2017年までは開催球場を問わず、西暦奇数年は偶数試合(第2戦、第4戦、第6戦)、西暦偶数年は奇数試合(第1戦、第3戦、第5戦、第7戦)は自社制作。2018年は広島主管試合、2019年、2020年は巨人主管試合、2021年、2022年はヤクルト主管試合をそれぞれ自社制作で放送した。
- ^ オリックス出場の2021年はNRNネットの裏送り制作、2022年はニッポン放送制作の技術協力のみだった。
- ^ KRYエキサイトナイターは本年も土曜日の放送(在京球団主催試合中継および雨傘番組は文化放送制作)を継続し、ニッポン放送制作の2023 ワールド・ベースボール・クラシック中継もネット。
- ^ 18:00 - 18:10はNHKFMと同時放送
- ^ 18:00 - 18:10はNHKラジオ第一と同時放送。18:10 - 18:50までNHKラジオ第一で岸田首相記者会見を放送する為。
- ^ 19時からの170分間の視聴率。なお、18時30分から19時までの個人視聴率は2.7%、世帯視聴率は4.2%。
- ^ 19時からの170分間の視聴率。なお、18時30分から19時までの個人視聴率は8.6%、世帯視聴率は13.2%。
- ^ 同時間開始はTBSテレビのみ。CBCテレビは17:55、他の系列ネット局は18:00にそれぞれ飛び乗り。
- ^ 18:33からの197分間の視聴率。なお、18時00分から18時32分までの個人視聴率は5.5%、世帯視聴率は9.6%。
出典
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- ^ 17:51 - 18:00はローカルセールス枠になっているため、一部系列局は18:00 - 22:00。
- ^ “今週のサザエさんは~、〝アレのアレ〟!? フジ系で日本シリーズ第7戦中継のため放送中止に - サンスポ”. サンケイスポーツ. (2023年11月5日)
- ^ https://twitter.com/yagimatsu/status/1715870462293807613
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- ^ 週間番組表- radiko番組表 西日本放送(2023年10月28日の箇所を参照)2023年10月22日閲覧。
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- ^ “59年ぶり関西対決の日本シリーズ 関東地区第1戦視聴率7・3%、第2戦6・3% 関西は第1戦20%超”. スポニチ. (2023年10月30日) 2023年10月30日閲覧。
- ^ “日本シリーズ第1戦 関西で21・8%、関東で7・3%の西高東低”. デイリースポーツ. (2023年10月30日) 2023年10月30日閲覧。
- ^ “日本シリーズ第2戦、個人視聴率9・9%でテレビ大阪歴代2位 1位は03年7月8日の広島対阪神”. 日刊スポーツ. (2023年10月30日) 2023年10月30日閲覧。
- ^ “日本シリーズ第3戦視聴率 関西20・3% 瞬間最高は試合終了時29・0%”. デイリースポーツ. (2023年11月1日) 2023年11月1日閲覧。
- ^ “日本S第4戦 関西地区の視聴率27・7% 瞬間最高は阪神劇的サヨナラ勝ちの場面40・6%”. スポニチ. (2023年11月2日) 2023年11月2日閲覧。
- ^ “阪神38年ぶり日本一 関西地区で視聴率38・1% 瞬間最高は驚異の50% 関東は18・1%”. スポニチ. (2023年11月6日) 2023年11月6日閲覧。
- ^ 読売新聞東京本社発行版 同年11月8日付朝刊21頁「深読み視聴率」より。
- ^ “阪神38年ぶり日本一 関西地区で視聴率38・1% 瞬間最高は驚異の50% 関東は18・1%”. スポニチ. (2023年11月6日) 2023年11月6日閲覧。
関連項目
[編集]- 2023年のセントラル・リーグクライマックスシリーズ(JERAクライマックス・セ)
- 2023年のパシフィック・リーグクライマックスシリーズ(パーソルクライマックス・パ)
- 関西ダービー (日本プロ野球)
- 大坂の陣
- 阪神タイガース Women - 阪神傘下の女子野球クラブチーム。日本シリーズに先立って10月11日に開催された第19回全日本女子硬式野球選手権大会決勝で埼玉西武ライオンズ・レディースとのNPB球団傘下チーム同士の対決を4-0で制し、創部3年目にして女子日本一を達成している。
- 阪急阪神ホールディングス - オリックスの前身に当たる阪急ブレーブスの設立母体が阪急電鉄であり、2006年の経営統合に伴う阪急阪神東宝グループ発足により現在は阪神タイガースがグループ企業に名を連ねているため、対戦する両方のチームと関係がある。
- 決戦・日本シリーズ - かんべむさしが1974年に発表した短編小説。阪神と当時の阪急(甲子園と同じ市内の西宮球場を本拠地としていた)が日本シリーズ(別名「今津線シリーズ」)で対戦したら、という設定。
- やったれ、浪華で。日本シリーズ。 - 鉄砲光三郎のシングル。発売された1984年当時に関西を本拠としていた大手私鉄系4チーム(セの阪神とパの阪急・南海・近鉄いずれか)同士の日本シリーズを祈願するディスコソング。
- レッドdeハッスル - 大西ユカリと新世界のシングル。オリックスと合併した近鉄の末期に当たる2003年に発表されたが、阪神と日本シリーズで対戦して日本一になることが「夢」とする趣旨の歌詞が含まれていた。
外部リンク
[編集]- SMBC日本シリーズ2023 - NPB.jp 日本野球機構
セントラル・リーグ | パシフィック・リーグ | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
優勝 | 阪神タイガース | 2位 | 広島東洋カープ | 優勝 | オリックス・バファローズ | 2位 | 千葉ロッテマリーンズ |
3位 | 横浜DeNAベイスターズ | 4位 | 読売ジャイアンツ | 3位 | 福岡ソフトバンクホークス | 4位 | 東北楽天ゴールデンイーグルス |
5位 | 東京ヤクルトスワローズ | 6位 | 中日ドラゴンズ | 5位 | 埼玉西武ライオンズ | 6位 | 北海道日本ハムファイターズ |
:日本一 :日本シリーズ出場 :CSファイナル敗退 | |||||||