トラッキー

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トラッキー
阪神タイガース マスコット #1985
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 1987年7月18日(命名日)
身長
体重
190 cm
? kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション マスコット
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

トラッキーは、プロ野球阪神タイガースマスコットキャラクター。モチーフは、チーム名(タイガース)のである。名前は「トラ」と「ラッキー」の語呂合わせで、1987年7月18日に一般公募で命名された。背番号は「1985」。

主に阪神の主催試合に着ぐるみとして登場するほか、球団ロゴマークやグッズなど様々な場所で使われている。また阪神の親会社である阪神電気鉄道及びその関連企業のマスコットとしても登場することがあり、阪神バスではラッピングバスや、関連会社の山陽自動車運送では貨物輸送を「タイガー便」と名づけ、ペットマークにトラッキーを使用していた[1]。また、阪神電車の各駅で工事や自動改札機のメンテナンスを行う際に現場に置く看板にもトラッキーが描かれている。

特徴[編集]

  • 身長:190cm
  • 体重:?kg
  • 3サイズ:B116・W110・H105
  • 頭囲:160cm
  • 靴のサイズ:37cm
  • 好きな食べ物:特上カルビ
  • 好きな言葉:熱くなれ!

初期のトラッキーには初登場の年を表す背番号「1985」があったが、その後背中には「TO LUCKY」と名前だけを書くようになり、「1985」は胸番号に移行した。だが2007年、ユニフォームの大幅モデルチェンジを期に背番号「1985」が復活した。


もう一体の阪神のマスコットはラッキーで、胸に1994、背中に「LUCKY」と書かれていた。トラッキーとラッキーの関係は元々は兄妹だったが、1990年代後半あたりから兄妹からガールフレンドへと設定が変わっていった。ラッキーは激しく元気よく動き回るトラッキーとは対照的におとなしく、かわいらしく動き回るが、しばしばトラッキーにツッコミを入れることもある。

2011年からはラッキーの弟、キー太が登場した。キー太はトラッキー・ラッキーよりやや小柄で、試合中に球場内の通路でグリーティングを行うこともある。

トラッキー達は、阪神甲子園球場京セラドーム大阪で阪神の選手がホームランを打ったり、また、阪神が勝った場合に「阪神タイガースの歌(六甲颪)」が流れるとき、オーロラビジョンに映る映像にもCGアニメキャラクターとして出ている。

トラッキーの着ぐるみは帽子を取ることができ、帽子を手に持って客席に向かって振ったり、バク転中に落としたり、表彰式に同席したときに取ったり、時には帽子を笑いのネタに使うこともある。一方、ラッキーの着ぐるみは帽子を人前で取ることは稀であるが、帽子がずれているラッキーの写真も存在する。キー太は通常は帽子を後前にかぶっている。またキー太も帽子を取ることができる。

まれにユニフォームを脱いで、レスラータイツ一丁でアントニオ猪木のものまねをしながら登場することがある。ユニフォームを脱いだトラッキーの体に虎縞模様はなく、黄色一色である。

トラッキーとラッキーの履いているスパイクはかつてアシックスの模様が描かれていたが、2012年ユニフォームのモデルチェンジを期に契約先のミズノに変更された。スパイクのベロにもはっきり「Mizuno」と書かれている。

かつて、横浜スタジアムで暴れていた時に佐伯貴弘にジャイアントスイングをお見舞いされたことがきっかけで、佐伯に対してドロップキックやパンチをお見舞いしており、佐伯とトラッキーのバトルは一時珍プレー好プレー番組などで話題となった。だが佐伯は笑いながらも「あいつ、俺が怪我したらどうしようとか考えんのかね?」と話したこともある。また、阪神の選手がホームランを打った際、出迎えに出てきたトラッキーが選手からラリアットを受けて一回転する、他球団のマスコットとグラウンドで交流する際にも佐伯同様バトルに発展する他、手を股間の前で動かす謎の動きなどのパフォーマンスを見せ、おおむね好評を博していたが、一部から「トラッキーがかわいそう」「子供の教育上よくない」と言う意見が寄せられるようになったため、2003年のシーズン途中にスーツアクターが交代した。このスーツアクターはその後、ブラックホッシーゴールデンドアラを経てMr.カラスコのスーツアクターとして活動中である。

交代直後のトラッキーは、それまでと比べて身のこなしに大きな差があり不評を買ったため、わずか数週間でさらに別のスーツアクターに交代。それからは再び動きが良くなり、連続バック転なども難なくこなす。さすがに先々代トラッキーのような「逆立ち状態でフェンスに張り付く」「内野スタンド上段近くまでサインボールを投げ込む」「身長186cmの佐伯の顔面にドロップキックを命中させるほどのバネ」などの驚異的な身体能力は持ち合わせていないが、愛嬌ある動きや小道具で笑いを取ったりしている。

誕生から現在まで[編集]

  • 1985年 オーロラビジョンアニメーションキャラクターとしてデビュー。
  • 1987年 着ぐるみが登場した。背が高く、痩せ型で、現在のような可愛らしいイメージはなかった。
  • 1992年 スーツアクターが交代、アクロバットが得意になり、当時は「バック転ができる唯一のマスコット」として注目を浴びた。
  • 1994年 トラッキーの妹分としてラッキーが登場した。
  • 1996年 スーツアクターが交代するがバック転ができなくなった。
  • 1997年 スーツアクターが交代。以後、驚異的な運動神経と選手のモノマネやお笑いを交えた様々なパフォーマンスで注目を集めた。
  • 2003年4月 前述の理由でスーツアクターが交代。パフォーマンスが変わる。球団が一方的な都合でシーズン途中にスーツアクターを解雇したためファンが抗議運動を行なった。
  • 2006年 前年まで試合開始約2時間前にショップアルプス前で行っていた握手会が行われなくなり、代わってクイズ大会とダンスチャレンジのオーディションを行うようになった。ショップアルプス前(現在は一塁側警察官詰所前)にトラッキーとラッキーの等身大人形が置かれるようになった。
  • 2007年 ユニフォームの大幅モデルチェンジと同時に、トラッキー・ラッキーのイラストがモデルチェンジ。耳が大きくなり、2.5頭身から3頭身になるなど変化した(一部のグッズなどでは旧タイプのイラストも平行して使用)。ユニフォームが変わり、トラッキーは背中の背番号「1985」が復活、ラッキーは胸番号「1994」がなくなった。
  • 2008年 マックスファクトリーのアクションフィギュア「figma」の「球団マスコットシリーズ」のラインナップとして同年11月に発売される。同日には発売延期により発売日がずれ込んだ「figma ドアラ ホームver. 」も発売された。
  • 2011年 トラッキー・ラッキーの弟が新マスコットとして登場。名前は一般公募されトラッキーとラッキーに共通する『キー』に、活発で可愛らしい男の子を連想させる『太』を付けた『キー太』と名付けられた。
  • 2012年 7月18日に命名25周年を迎え、試合開始前に記念セレモニーが行われた。

他球団マスコットとの関係[編集]

佐伯とトラッキーのバトルだけでなく、阪神の宿敵である読売ジャイアンツジャビットとのバトルも「巨人VS阪神・場外乱闘」としてネタになったことがある。2005年阪神セ・リーグ優勝時、読売テレビの特番に選手とともに出演。途中中日ドラゴンズドアラが乱入したが、トラッキーが追い払った。ナゴヤドームに遠征した際は7回裏終了後にドアラとバック転対決をする。トラッキーは連続バック転、ドアラは空中ひねりを加えたバック転を披露する。

脚注[編集]

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  1. ^ 山陽自動車運送は現在レンゴーの子会社となっており、徐々に阪神色が弱くなってきている。2014年3月現在トラッキーの使用とタイガー便の名称使用を停止している。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

参考文献[編集]

  • 日刊スポーツ大阪本社号外(2012年7月18日発行)「おめでとう!!トラッキー25周年」