2016年の北海道日本ハムファイターズ

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2016年の北海道日本ハムファイターズ
成績
日本一 
日本S 4勝2敗(対広島
CSFinal 4勝2敗(対ソフトバンク
パシフィック・リーグ優勝
89勝53敗3分 勝率.627
本拠地
都市 北海道札幌市
球場 札幌ドーム
Sapporo dome view from seats.jpg
球団組織
オーナー 末澤壽一
経営母体 日本ハム
監督 栗山英樹
« 2015
2017 »

2016年の北海道日本ハムファイターズでは、2016年の北海道日本ハムファイターズにおける動向をまとめる。

この年の北海道日本ハムファイターズは、栗山英樹監督の5年目のシーズンであり、2012年以来、4年ぶり7度目のリーグ優勝と2006年以来、10年ぶり3度目の日本一に輝いたシーズンである。

開幕前[編集]

前年2015年はシーズン2位だったが、優勝した福岡ソフトバンクホークス(以下ソフトバンク)とは12ゲームという大差をつけられていた。

この年も前年2位だったことからAクラスの予想が多かったが、ほとんどが2位もしくは3位予想であり、優勝予想をした解説者・評論家はほぼ皆無であった。一方、ソフトバンクはチームの主砲だった李大浩が退団したが、投打共に選手層が充実しており、解説者・評論家のほとんどがソフトバンクの優勝を予想していた。

開幕後[編集]

首位ソフトバンクとは最大11.5ゲーム差をつけられていたが、6月19日から球団新記録となる15連勝を記録し、ゲーム差を縮めていく。8月にソフトバンクと首位を競い、9月22日のソフトバンク戦では5-2で勝利し、マジック6を点灯させた[1]

9月28日に埼玉西武ライオンズ戦が西武ドームで行われる。日本ハムの先発は大谷翔平、西武の先発は菊池雄星だった。

日本ハムは4回の表にブランドン・レアードが先制ホームランを放ち、1点を先制。その後は点数が入らなかったが、大谷はこの1点を9回まで守り切り、4年ぶり7度目のリーグ優勝を達成した[2]

スコアボード[編集]

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
日本ハム 0 0 0 1 0 0 0 0 0 1 7 0
西武 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1
  1. (日本ハム14勝11敗0分)
  2. 日 : 大谷(9回)
  3. 西 : 菊池(6回)- 岡本篤(0回1/3)- 大石(0回2/3)- 牧田(1回)- 増田(1回)
  4. : 大谷(10勝4敗0S)  : 菊池(12勝7敗)  
  5. :  日 – レアード39号(4回1点・菊池)
  6. 開始:18時00分 有料入場者:28,261人 時間:3時間1分[3]

ポストシーズン[編集]

2016年のパシフィック・リーグクライマックスシリーズではファーストステージを制したソフトバンクと対戦。3勝2敗で迎えた第5戦では加藤貴之が先発。初回に4失点を喫して降板したが、4回に勝ち越し、5回には2点を追加し3点リードとなる。9回裏に指名打者を解除し、大谷翔平が登板し、日本最速の165km/hをマーク。最後の打者の本多雄一を打ち取り、4年ぶりの日本シリーズ進出を決めた[4]

日本シリーズでは25年ぶりにリーグ優勝を達成した広島東洋カープと対戦し、4勝2敗で10年ぶりの日本一を達成した。

チーム成績[編集]

レギュラーシーズン[編集]

開幕オーダー
1 陽岱鋼
2 西川遥輝
3 田中賢介
4 中田翔
5 近藤健介
6 レアード
7 谷口雄也
8 大野奨太
9 中島卓也
投手 大谷翔平
2016年パシフィック・リーグ順位変動
順位 4月終了時 5月終了時 6月終了時 7月終了時 8月終了時 最終成績
1位 ソフトバンク -- ソフトバンク -- ソフトバンク -- ソフトバンク -- ソフトバンク -- 日本ハム --
2位 ロッテ -0.5 ロッテ 6.0 ロッテ 8.5 日本ハム 3.0 日本ハム 0.5 ソフトバンク 2.5
3位 日本ハム 4.0 日本ハム 8.5 日本ハム 9.5 ロッテ 10.0 ロッテ 10.0 ロッテ 15.0
4位 西武 4.0 西武 12.0 西武 18.5 楽天 21.0 楽天 16.5 西武 23.0
5位 楽天 4.5 オリックス 14.5 楽天 20.0 西武 23.0 西武 19.5 楽天 25.0
6位 オリックス 6.0 楽天 16.0 オリックス 24.0 オリックス 23.5 オリックス 25.0 オリックス 30.0
期間
成績
13勝15敗
勝率.464
13勝9敗1分
勝率.591
15勝7敗
勝率.682
17勝4敗
勝率.810
14勝12敗
勝率.538
15勝6敗2分
勝率.714

[注 1]

2016年パシフィック・リーグ最終成績
順位 球団 勝率
優勝 北海道日本ハムファイターズ 87 53 3 .621 --
2位 福岡ソフトバンクホークス 83 54 6 .606 2.5
3位 千葉ロッテマリーンズ 72 68 3 .514 15.0
4位 埼玉西武ライオンズ 64 76 3 .457 23.0
5位 東北楽天ゴールデンイーグルス 62 78 3 .443 25.0
6位 オリックス・バファローズ 57 83 3 .407 30.0

対戦成績[編集]

パシフィック・リーグ
チーム 日本ハム ソフトバンク ロッテ 西武 楽天 オリックス
日本ハム - 15-9-1 15-9-1 14-11-0 17-8-0 16-8-1
ソフトバンク 9-15-1 - 16-8-1 15-9-1 16-8-1 14-10-1
ロッテ 9-15-1 8-16-1 - 13-11-1 16-9-0 14-11-0
西武 11-14-0 9-15-1 11-13-1 - 11-13-1 13-12-0
楽天 8-17-0 8-16-1 9-16-0 13-11-0 - 13-11-1
オリックス 8-16-1 10-14-1 11-14-0 12-13-0 11-13-1 -

セ・パ交流戦[編集]

交流戦
順位 球団 勝率
優勝 福岡ソフトバンクホークス 13 4 1 .765 --
2位 千葉ロッテマリーンズ 12 6 0 .667 1.5
3位 広島東洋カープ 11 6 1 .647 2.0
4位 東北楽天ゴールデンイーグルス 11 7 0 .611 2.5
5位 北海道日本ハムファイターズ 10 8 0 .556 3.5
6位 埼玉西武ライオンズ 9 9 0 .500 4.5
7位 読売ジャイアンツ 9 9 0 .500 4.5
8位 中日ドラゴンズ 7 11 0 .389 6.5
9位 横浜DeNAベイスターズ 7 11 0 .389 6.5
10位 阪神タイガース 7 11 0 .389 6.5
11位 東京ヤクルトスワローズ 6 12 0 .333 7.0
12位 オリックス・バファローズ 5 13 0 .278 8.0

[注 2]

クライマックスシリーズ[編集]

2016 日本通運 クライマックスシリーズ パ ファイナルステージ
日付 試合 ビジター球団(先攻) スコア ホーム球団(後攻) 開催球場
アドバンテージ 福岡ソフトバンクホークス 北海道日本ハムファイターズ
10月12日(水) 第1戦 福岡ソフトバンクホークス 0 - 6 北海道日本ハムファイターズ 札幌ドーム
10月13日(木) 第2戦 福岡ソフトバンクホークス 6 - 4 北海道日本ハムファイターズ
10月14日(金) 第3戦 福岡ソフトバンクホークス 1 - 4 北海道日本ハムファイターズ
10月15日(土) 第4戦 福岡ソフトバンクホークス 5 - 2 北海道日本ハムファイターズ
10月16日(日) 第5戦 福岡ソフトバンクホークス 4 - 7 北海道日本ハムファイターズ
勝者:北海道日本ハムファイターズ

日本シリーズ[編集]

SMBC日本シリーズ2016
日付 試合 ビジター球団(先攻) スコア ホーム球団(後攻) 開催球場
10月22日(土) 第1戦 北海道日本ハムファイターズ 1 - 5 広島東洋カープ MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島
10月23日(日) 第2戦 北海道日本ハムファイターズ 1 - 5 広島東洋カープ
10月24日(月) 移動日
10月25日(火) 第3戦 広島東洋カープ 3 - 4x 北海道日本ハムファイターズ 札幌ドーム
10月26日(水) 第4戦 広島東洋カープ 1 - 3 北海道日本ハムファイターズ
10月27日(木) 第5戦 広島東洋カープ 1 - 5x 北海道日本ハムファイターズ
10月28日(金) 移動日
10月29日(土) 第6戦 北海道日本ハムファイターズ 10 - 4 広島東洋カープ MAZDA Zoom-Zoomスタジアム広島
優勝:北海道日本ハムファイターズ(10年ぶり3回目)

マツダオールスター2016[編集]

  • コーチ
栗山英樹
  • ファン投票
大谷翔平
中田翔
  • 選手間投票
大谷翔平
  • 監督推薦
有原航平
マーティン
レアード

個人成績[編集]

投手成績[編集]

色付きは規定投球回数(144イニング)以上の選手















H

P



















有原航平 22 2 1 11 9 0 0 .550 156.0 150 13 38 103 52 51 2.94
谷元圭介 58 0 0 3 2 3 31 .600 50.1 41 4 16 44 14 13 2.32
宮西尚生 58 0 0 3 1 2 42 .750 47.1 28 0 22 36 11 8 1.52
マーティン 52 0 0 2 0 21 21 1.000 50.2 25 2 7 57 8 6 1.07
鍵谷陽平 48 0 0 5 3 3 8 .625 44.2 37 3 21 38 23 21 4.23
高梨裕稔 37 1 1 10 2 0 3 .833 109.2 79 6 36 86 30 29 2.38
バース 37 0 0 8 8 0 8 .500 103.2 102 7 47 71 48 42 3.65
井口和朋 37 0 0 0 1 0 4 .000 42.0 39 6 10 27 18 18 3.86
加藤貴之 30 0 0 7 3 0 2 .700 91.1 91 4 31 64 37 35 3.45
増井浩俊 30 2 1 10 3 10 5 .769 81.0 71 5 26 71 22 22 2.44
吉川光夫 37 0 0 7 6 4 0 .538 109.2 125 9 52 65 53 51 4.19
メンドーサ 23 0 0 7 8 0 1 .467 132.1 135 13 45 77 64 57 3.88
白村明弘 22 0 0 3 1 0 4 .750 24.0 20 3 14 19 7 7 2.63
石井裕也 22 0 0 0 0 0 12 .000 16.1 11 0 4 16 3 3 1.65
大谷翔平 21 4 1 10 4 0 1 .714 140.0 89 4 45 174 33 29 1.86
榎下陽大 16 0 0 1 0 0 1 1.000 27.2 22 5 17 21 11 11 3.58
斎藤佑樹 11 0 0 0 1 0 0 .000 23.2 26 2 11 14 12 12 4.56
武田久 5 0 0 0 0 0 0 .000 4.1 11 0 1 0 7 7 14.54
新垣勇人 4 0 0 0 0 0 0 .000 9.1 12 1 0 7 4 4 3.86
田中豊樹 4 0 0 0 0 0 1 .000 3.1 2 0 3 2 0 0 0.00
中村勝 2 0 0 0 1 0 0 .000 12.0 10 2 6 9 8 8 6.00
石川直也 1 0 0 0 0 0 1 .000 1.0 0 0 1 0 0 0 0.00
上原健太 1 0 0 0 0 0 1 .000 1.0 1 0 0 1 0 0 0.00
瀬川隼郎 1 0 0 0 0 0 0 .000 1.0 0 0 1 0 0 0 0.00
金平将至 1 0 0 0 0 0 0 .000 0.2 0 0 1 0 0 0 0.00
藤岡好明 1 0 0 0 0 0 0 .000 0.2 2 0 0 1 2 2 27.00
武田勝 1 0 0 0 0 0 0 .000 0.1 0 0 0 1 0 0 0.00

野手成績[編集]

色付きは規定打席(447打席)以上の選手



































西川遥輝 138 593 493 76 155 18 4 5 43 41 22 2 73 113 .314 .405
陽岱鋼 130 555 495 66 145 24 1 14 61 5 7 1 42 121 .293 .359
田中賢介 143 626 541 61 147 14 1 2 53 22 3 4 69 56 .272 .361
レアード 143 598 547 71 144 21 0 39 97 0 0 4 44 138 .263 .319
中田翔 141 624 569 61 142 26 1 25 110 2 0 5 47 126 .250 .308
中島卓也 143 600 473 66 115 10 1 0 28 23 62 1 63 117 .243 .333
大野奨太 109 351 282 26 69 13 0 5 35 1 31 0 25 63 .245 .334
大谷翔平 104 382 323 65 104 18 1 22 67 7 0 4 54 98 .322 .416
谷口雄也 83 211 193 26 49 3 2 1 9 7 9 0 8 48 .254 .287
近藤健介 80 291 257 36 68 9 0 2 27 5 3 2 29 45 .265 .337
市川友也 71 156 133 9 22 2 0 1 12 1 10 2 8 28 .165 .226
杉谷拳士 62 138 104 11 25 5 1 0 9 4 23 0 11 23 .240 .313
淺間大基 52 115 110 9 21 4 1 1 9 2 1 0 4 36 .191 .219
岡大海 41 154 131 28 49 7 0 2 12 9 3 1 15 27 .374 .450
飯山裕志 36 3 3 1 1 1 0 0 0 0 0 0 0 2 .333 .333
矢野謙次 34 35 29 1 6 2 0 1 8 0 0 1 4 5 .207 .314
大累進 14 6 6 2 0 0 0 0 0 2 0 0 0 1 .000 .000
石川慎吾 12 28 27 0 2 0 0 0 1 0 1 0 0 5 .074 .074
松本剛 12 22 21 1 5 1 0 0 2 1 1 0 0 5 .238 .238
大嶋匠 12 17 15 1 3 1 0 0 1 0 0 1 0 2 .200 .235
横尾俊建 10 17 17 1 2 0 0 0 0 0 0 0 0 3 .118 .118
清水優心 5 8 8 0 2 0 0 0 0 0 0 0 0 2 .250 .250
渡邉諒 1 3 3 1 1 0 0 1 1 0 0 0 0 0 .333 .333
石川亮 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 .000 .000
岸里亮佑 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 .000 .000
米野智人 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 .000 .000
  • 太字はリーグ最高

タイトル・表彰[編集]

  • 中田翔
    • 打点王
    • ベストナイン(一塁手)
    • ゴールデングラブ賞(一塁手)
  • 陽岱鋼
    • ゴールデングラブ賞(外野手)

2016 野球日本代表 強化試合選出選手[編集]

できごと[編集]

入団・退団[編集]

選手・スタッフ[編集]

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ 勝率が同率で並んだ場合、(1)当該球団間の対戦勝率(2)交流戦を除くリーグ戦勝率(3)前年度順位で順位が決定される
  2. ^ 勝率が同率で並んだ場合、(1)勝利数(2)当該チーム間の当年度交流戦の直接対決成績(3チーム以上並んだ場合は省略)(3)得点/攻撃イニング-失点/守備イニング(4)前項を自責点に置き換えたもの(5)チーム打率(6)前年度の交流戦順位で順位が決定される。

出典[編集]