山田大樹

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山田 大樹
福岡ソフトバンクホークス #34
Hiroki Yamada 2011.jpg
2011年6月24日 福岡Yahoo!JAPANドーム
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 茨城県つくば市
生年月日 (1988-07-30) 1988年7月30日(29歳)
身長
体重
189 cm
99 kg
選手情報
投球・打席 左投左打
ポジション 投手
プロ入り 2006年 育成選手ドラフト1巡目
初出場 2010年6月10日
年俸 1,400万円(2017年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

山田 大樹(やまだ ひろき、1988年7月30日 - )は、茨城県つくば市出身の福岡ソフトバンクホークスに所属するプロ野球選手投手)。

経歴[編集]

プロ入り前[編集]

つくば秀英高校では最速143km/h速球を武器に1試合23奪三振を記録した[2]。3年生だった2006年夏の県大会では背番号10ながら[3]県内ナンバーワン左腕と評され[2]、チームの先発投手の二枚看板としてベスト8進出に貢献した[4]。なお、高校時代には大リーグのスカウトも視察に訪れたという[5]同年のドラフトにてソフトバンクから育成選手として指名を受けた。大学進学も検討していたが[6][7]、支度金300万円、年俸240万円(いずれも推定)で入団した[8][9]

プロ入り後[編集]

2008年に左肘の手術を行った影響などもあって伸び悩み、育成選手の在籍期限となる3年間で通算24試合に登板して計3勝4敗と二軍で十分な成績を残せず[10]2009年10月30日に一度自由契約となった。しかしテスト生として参加したソフトバンクの秋季キャンプで、視察に訪れた球団会長の王貞治から素質を高く評価され[10]、11月12日に改めて育成選手として契約を結んでいる。球速も152km/hまで上がり[10]2010年3月17日に支配下選手登録。同じ長身左腕の金田正一のようになってほしい、という王の期待もあって背番号は34になった[10]

ウエスタン・リーグの8試合でリーグトップの5勝を挙げ、防御率も同2位の2.76という投球内容が評価され、6月10日に初の一軍昇格[11]。同日の福岡ドームでの対横浜戦に先発した。その後は先発ローテーションに入り、先発3試合目となった6月24日の対日本ハム戦で9回途中まで1失点に抑えて、パ・リーグの育成出身選手として初の勝利投手になった[4]。その後1軍のローテーションを守り、4勝を挙げた。ダルビッシュ有に投げ勝つ試合もあった。

2011年は開幕からローテーションに定着、5月20日の対阪神戦では4安打完封勝利で、早くも自己最多タイとなる4勝目を挙げる[12]。また、これがパリーグの育成出身投手としては初の完封勝利となった。さらに同年は11月17日の日本シリーズ第5戦に先発登板し、6回無失点で勝利投手となりパリーグの育成出身選手として日本シリーズ初勝利を挙げた。またアジアシリーズ2011では、予選リーグの韓国代表三星ライオンズ戦に先発し、7回無失点で勝利投手となった。

2012年は、自己最多の8勝を挙げ、初めて規定投球回にも到達した。育成選手としてプロ入りした投手で規定投球回に到達したのは山田が初めてである。またホークスの高校から入団した左腕投手の規定投球回数クリアは、1972年南海ホークス時代の村上雅則以来であり、ホークスのドラフト指名選手としては初の選手となった(村上が入団した時はまだドラフト制度が無かった)。契約更改では、1000万円増の4000万円で更改した。

しかし翌2013年はわずか9試合の登板で3勝3敗、防御率4.58の成績で終わってしまった。

2014年は1試合の先発に終わった。

2015年は好調な先発投手陣に割って入ることができず、1軍登板なしでシーズンを終了した。

2016年ウエスタン・リーグでは、9勝1敗、勝率.900、防御率1.49と最多勝・最高勝率・最優秀防御率の成績を収めるが[13]、一軍では4試合登板、13回2/3イニング、1勝1敗、防御率5.93の成績だった。

選手としての特徴[編集]

打者の手元で微妙に変化する平均球速約137km/h[14]速球を長身から投げ下ろし[5]、これに加えてスライダーチェンジアップなどで打たせて取るスタイルを持ち味とする[4]

人物[編集]

2016年11月08日、同年7月に婚姻届を提出し、年末に挙式の予定と報じられた[15]

詳細情報[編集]

年度別投手成績[編集]





















































W
H
I
P
2010 ソフトバンク 13 12 0 0 0 4 4 0 0 .500 266 58.2 59 6 33 0 7 44 3 1 33 30 4.60 1.57
2011 17 17 1 1 0 7 7 0 0 .500 446 110.2 88 7 33 0 5 67 2 0 38 35 2.85 1.09
2012 24 24 1 0 1 8 10 0 0 .444 623 148.2 129 10 57 0 9 83 1 0 51 46 2.78 1.25
2013 9 9 0 0 0 3 3 0 0 .500 164 35.1 42 2 20 0 1 17 1 0 19 18 4.58 1.75
2014 1 1 0 0 0 0 1 0 0 .000 26 5.0 5 0 6 0 0 0 0 0 3 3 5.40 2.20
2016 4 3 0 0 0 1 1 0 0 .500 63 13.2 17 1 8 0 1 9 1 0 9 9 5.93 1.83
通算:6年 68 66 2 1 1 23 26 0 0 .469 1588 372.0 340 26 157 0 23 220 7 1 153 141 3.41 1.37
  • 2016年度シーズン終了時

記録[編集]

投手記録
打撃記録

背番号[編集]

  • 121 (2007年 - 2010年3月16日)
  • 34 (2010年3月17日 - )

登場曲[編集]

[16]

脚注[編集]

  1. ^ ソフトバンク - 契約更改 - プロ野球.日刊スポーツ.2016年12月2日閲覧。
  2. ^ a b 読売新聞、2006年7月7日付朝刊、茨城地方面
  3. ^ 毎日新聞、2006年7月6日付朝刊、茨城地方面
  4. ^ a b c 読売新聞、2011年6月10日付夕刊、西部版、P.2
  5. ^ a b 朝日新聞、2010年6月11日付朝刊、P.21
  6. ^ 朝日新聞、2006年11月22日付朝刊、茨城地方面
  7. ^ ソフトB育成枠山田に指名あいさつ 2006年11月23日 日刊スポーツ九州
  8. ^ 読売新聞、2006年11月28日付朝刊、西部版、P.25
  9. ^ ソフトB育成ドラフト山田仮契約 2006年11月28日 日刊スポーツ九州
  10. ^ a b c d 読売新聞、2010年3月21日付朝刊、茨城地方面
  11. ^ 朝日新聞、2010年6月9日付朝刊、P.26
  12. ^ 山田 プロ初完封で4勝目!阪神 2戦連続の零敗 スポーツニッポン 2011年5月20日付記事
  13. ^ 2016年度 ウエスタン・リーグ 個人投手成績(規定投球回以上) 日本野球機構(NPB)公式サイト 2016年12月21日閲覧。
  14. ^ 『2013 プロ野球オール写真選手名鑑』 日本スポーツ企画出版社、2013年、142頁。ISBN 978-4-905411-11-6
  15. ^ ホークス山田運命婚 今年7月に婚姻届 今年のタカは結婚ラッシュ 西日本新聞 2016年11月8日掲載。
  16. ^ チーム情報 球場使用曲一覧”. 福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト. 2017年6月3日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]