島本浩也
| 阪神タイガース #69 | |
|---|---|
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| 基本情報 | |
| 国籍 |
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| 出身地 | 奈良県大和高田市 |
| 生年月日 | 1993年2月14日(25歳) |
| 身長 体重 |
176 cm 70 kg |
| 選手情報 | |
| 投球・打席 | 左投左打 |
| ポジション | 投手 |
| プロ入り | 2010年 育成選手ドラフト2位 |
| 初出場 | 2015年4月2日 |
| 年俸 | 950万円(2018年)[1] |
| 経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
この表について
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島本 浩也(しまもと ひろや、1993年2月14日 - )は、阪神タイガース に所属する奈良県大和高田市出身のプロ野球選手(投手)。
目次
経歴[編集]
プロ入り前[編集]
大和高田市立高田小学校1年生の時に「高田ヤマトイーグルス」で野球を始めると、中学校在学時には「橿原コンドルボーイズ」に所属した。
福知山成美高校への進学後は、投手として2年春よりベンチ登録を果たすと、同年秋の京都大会で準優勝。その後の近畿大会ではPL学園高校との1回戦に10奪三振1失点という内容で完投勝利を収めた。この大会ではチームをベスト8進出に導いたが、3年生の時には、他部員の不祥事が原因でチームが日本高校野球連盟から対外試合の禁止処分を受けた。このため、在学中には春・夏ともに、甲子園での全国大会へ出場できなかった。ちなみに、在学中の1学年後輩に、横浜DeNAベイスターズの桑原将志がいる。
2010年の育成ドラフト会議で阪神タイガースから2巡目で指名。支度金200万円、年俸300万円(いずれも推定)という条件で、育成選手として入団した[2]。背番号は126。
プロ入り後[編集]
2011年には、ウエスタン・リーグ公式戦に1試合だけ登板。投球回数はわずか1イニングであった。2012年にも、同リーグ公式戦で6試合の登板にとどまった。
2013年には救援投手として、ウエスタン・リーグ公式戦25試合に登板。しかし、投球回(23回3分の2)を上回る29安打を浴びたほか、防御率が4.94に達した。この年で阪神に連続3シーズン在籍したため、シーズン終了後の10月31日には、育成選手に関するNPBの規約に沿って自由契約選手として公示[3]。11月12日に、育成選手としての再契約に至った[4]。
2014年には、ウエスタン・リーグ公式戦17試合に登板。先発投手として起用される機会が増えた結果、1勝3敗、防御率3.40という成績を残した。シーズン終了後には、前年に続いて10月31日に自由契約選手として公示された[5]が、11月21日に支配下登録選手として契約を更改[6]。背番号も126から69に変更した。
2015年には、左の中継ぎ候補として、主力選手中心の宜野座春季キャンプへ初参加。江夏豊臨時投手コーチによる指導をきっかけに、オープン戦で登板6試合(通算3回3分の2)連続無失点を記録したこと[7]から、育成契約で阪神へ入団した選手では初めての開幕一軍登録を果たした。4月2日の対東京ヤクルトスワローズ戦(神宮球場)で、4点ビハインドの6回裏に、救援投手として一軍デビュー。2イニングを投げて、被安打1の無失点に抑えた[8]。同月16日の対中日ドラゴンズ戦(ナゴヤドーム)では、育成契約で阪神へ入団した投手として初めてのホールドを記録[9]。その後は、2度にわたって一軍と二軍を往復しながらも、一軍公式戦で通算18試合に登板した。また、9月12日の対広島東洋カープ戦(阪神甲子園球場)では、同点で迎えた12回裏に代走として出場(詳細後述)。シーズン終了後の11月19日には、推定年俸720万円(前年から300万円増)で契約を更改した[10]。
2016年には、一軍の先発候補として、2年続けて宜野座の春季キャンプへ参加した。キャンプ序盤の2月3日に左足の内転筋を痛めたため、投手陣で最も早いリタイアを余儀なくされた[11]が、オープン戦から一軍に復帰[12]。掛布雅之二軍監督の初陣であった中日とのウエスタン・リーグ開幕戦(3月15日)では、一軍先発陣の開幕ローテーション入りを視野に先発を任された。しかし、4回6失点という内容で敗戦投手になった[13]末に、2年連続の開幕一軍入りを逸した。5月21日にシーズン初の出場選手登録を果たす[14]と、7月24日の対広島戦(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)では、1点ビハインドの5回裏2死1・2塁から救援登板。相手の左打者・丸佳浩を1球で一塁へのゴロに打ち取ると、チームの逆転勝ちによって、一軍公式戦での初勝利を挙げた[15]。阪神の投手が1球で一軍初勝利を挙げた事例は、この時が初めてである[16][17]。
2017年には、一軍で左投手が充実していたことなどから、一軍公式戦への登板機会がなかった。ウエスタン・リーグ公式戦では、先発を中心に27試合へ登板。3勝4敗と負け越しながらも、防御率1.59という好成績を残した。
選手としての特徴・人物[編集]
華奢な身体ではあるが、サウスポーでの最速146km/hのストレートに加え[18]、スライダー・フォークが持ち味。2014年の秋季キャンプでは、現役時代に自身と同じ左腕投手だった大野豊臨時投手コーチから、シュートを伝授された[19]。
制球力にも優れている[20]。
橿原コンドル時代にバッテリーを組んでいた捕手は、柳ヶ浦高等学校進学後の2009年に野球部のバス横転事故で急逝[8]。島本は、虎風荘(阪神の合宿所)への入寮の際に、その捕手がユニフォーム姿で映った写真を自室に持ち込んだ[21]。
2014年の阪神春季キャンプでは、現役時代に自身と同じ奈良県生まれの左腕投手として活躍した江夏臨時投手コーチが、島本を高く評価。キャンプ終了の際には、「江夏賞」として、オーダーメイドによる左投げ用のグラブを島本に贈った。島本自身は、そのグラブを、虎風荘の自室で大切に保管しているという[22]。
投手としては足が速いことから、2015年9月12日の対広島戦では、同点で迎えた12回裏2死でマウロ・ゴメスの代走を務めた。この回には、2死無走者から5番打者のゴメスが単打で出塁したため、当時の一軍監督・和田豊が6番に入れていた投手・安藤優也の代打に田上健一を起用。この起用によってベンチ登録の野手を使い切ったことから、救援要員として待機していた島本を、田上への2球目に入る直前で代走に送った。結局、田上が三塁へのゴロを放ったため、一塁走者の島本は二塁でフォースアウト。試合は2-2の引き分けに終わった。なお、阪神に在籍した投手では、嶋田哲也(1996年)と西村憲(2011年)が島本と同じ状況で一軍公式戦の代走に起用されている[23]。
詳細情報[編集]
年度別投手成績[編集]
| 年 度 |
球 団 |
登 板 |
先 発 |
完 投 |
完 封 |
無 四 球 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
ホ 丨 ル ド |
勝 率 |
打 者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬 遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
W H I P |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2015 | 阪神 | 18 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | ---- | 93 | 18.1 | 31 | 6 | 8 | 0 | 1 | 12 | 0 | 0 | 19 | 18 | 8.84 | 2.13 |
| 2016 | 23 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 | 1.000 | 105 | 24.2 | 23 | 2 | 10 | 1 | 0 | 24 | 1 | 0 | 10 | 10 | 3.65 | 1.34 | |
| NPB:2年 | 41 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 3 | 1.000 | 198 | 43.0 | 54 | 8 | 18 | 1 | 1 | 36 | 1 | 0 | 29 | 28 | 5.86 | 1.67 | |
- 2017年度シーズン終了時
年度別守備成績[編集]
| 年 度 |
投手 | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 | |
| 2015 | 8 | 2 | 5 | 0 | 0 | 1.000 |
| 2016 | 23 | 3 | 2 | 0 | 0 | 1.000 |
| 通算 | 41 | 5 | 7 | 0 | 0 | 1.000 |
- 2017年度シーズン終了時
記録[編集]
- 投手記録
- 初登板:2015年4月2日、対東京ヤクルトスワローズ3回戦(明治神宮野球場)、6回裏に3番手で救援登板、2回を1安打無失点
- 初奪三振:同上、7回裏に雄平から空振り三振
- 初ホールド:2015年4月16日、対中日ドラゴンズ6回戦(ナゴヤドーム)、6回裏に3番手で救援登板、1回を無安打無失点
- 初勝利:2016年7月24日、対広島東洋カープ18回戦(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)、5回裏2死に2番手で救援登板、球団初となる1球でプロ初勝利。
- その他の記録
- 1球勝利:2016年7月24日、対広島東洋カープ18回戦(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)、5回裏2死に2番手で救援登板、丸佳浩を一ゴロ
背番号[編集]
- 126 (2011年 - 2014年)
- 69 (2015年 - )
登場曲[編集]
脚注[編集]
- ^ “阪神 - 契約更改 - プロ野球”. 日刊スポーツ. 2018年6月16日閲覧。
- ^ 阪神、島本と仮契約&加藤13日テスト サンケイスポーツ、2010年11月12日。
- ^ 2013年度 自由契約選手(育成選手) 日本野球機構オフィシャルサイト 2013年11月1日閲覧。
- ^ 育成選手との再契約について 阪神球団公式サイト 2013年12月11日閲覧。
- ^ 2014年度 自由契約選手(育成選手) 日本野球機構オフィシャルサイト 2014年11月1日閲覧。
- ^ 島本浩也選手が契約更改 阪神タイガース公式サイト (2014年11月21日) 2014年12月2日閲覧。
- ^ “江夏賞男”阪神・島本 開幕一軍切符ゲット オープン戦防御率0.00 スポーツニッポン 2015年3月15日
- ^ a b バス事故で亡くなった仲間のためにも…阪神・島本プロ初登板2回0封スポーツニッポン 2015年4月3日
- ^ 島本でかした!虎育成入団初ホールド 緊張感を力に6回3人斬り スポーツニッポン 2015年4月17日
- ^ 阪神島本300万円増 ビルドアップで150キロ宣言 スポーツニッポン 2015年4月17日
- ^ ローテ候補の阪神島本がリタイア2号…左足に痛み日刊スポーツ 2016年2月4日
- ^ 阪神島本6番手に急浮上 金本監督「グイッと来た」日刊スポーツ 2016年3月11日
- ^ 掛布二軍監督「この1敗重く」島本6失点に13残塁日刊スポーツ 2016年3月15日
- ^ 阪神 岩崎、島本を1軍登録、石崎、陽川を抹消日刊スポーツ 2016年5月21日
- ^ 6年目の阪神・島本が1球で初勝利「全力でいった。うれしい」スポーツニッポン 2016年7月24日
- ^ 島本が1球でプロ初勝利 育成出身の左腕デイリースポーツ 2016年7月24日
- ^ 育成出身の阪神・島本が球団初の1球初勝利
- ^ 島本ラーメン食べまくりで球速アップや デイリースポーツ online、2015年1月18日。
- ^ “島本さえた“大野”シュート 中継ぎ候補へ”. 日刊スポーツ (2015年2月20日). 2015年3月25日閲覧。
- ^ 高校でかなわなかった甲子園、プロで 阪神が成美高・島本浩也投手を育成指名 両丹日日新聞、2010年10月29日。
- ^ 阪神・育成2位島本、亡き友に誓う甲子園登板 写真持ち入寮 サンケイスポーツ、2011年1月7日(アーカイブ)
- ^ 5年目左腕・島本に“江夏賞”!特注グラブ手渡し、寮に飾る予定 阪神タイガース公式サイト (2014年11月21日) 2014年12月2日閲覧。
- ^ 阪神同率首位 和田監督総力起用、投手島本を代走に日刊スポーツ 2015年9月13日
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 個人年度別成績 島本浩也 - NPB.jp 日本野球機構
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