NHK新人演芸大賞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
NHK新人演芸大賞
受賞対象 落語家お笑い芸人
開催日 毎年10月中旬
会場 NHK大阪ホール2001年より奇数年)
みんなの広場ふれあいホール2006年より偶数年)
堺市立美原文化会館(2015年
日本の旗 日本
授与者 日本放送協会(NHK)
報酬 記念トロフィー、賞金50万円
初回 1956年(NHK新人漫才コンクールとして)
最新回 2017年(NHK新人お笑い大賞・NHK新人落語大賞として)
最新受賞者 アキナ(新人お笑い大賞)
三遊亭歌太郎(新人落語大賞)
テレビ/ラジオ放送
放送局 NHK総合テレビジョン
放送時間 新人お笑い大賞:12月(基本生放送、2017年は10月収録)
新人落語大賞:11月(2017年は10月収録)

NHK新人演芸大賞(エヌエイチケーしんじんえんげいたいしょう)は、NHK主催で行われる、若手お笑い芸人の登竜門的コンクールの名称。

概要[編集]

当初は別に行われていた「NHK新人漫才コンクール」と「NHK新人落語コンクール」が「NHK新人演芸コンクール」として統合され、のちに「NHK新人演芸大賞」に名称が変更された。2014年より演芸部門を「NHK新人お笑い大賞」、落語部門を「NHK新人落語大賞」と改称して行われている[1]

開催会場[編集]

本選の会場は毎年異なっており、奇数年がNHK大阪ホール(2001年より)、偶数年がイイノホール(2004年まで)、みんなの広場ふれあいホール(2006年より)で行われている。大阪府立上方演芸資料館ホール[注釈 1](1997・1999年)で開催されたこともある。2015年は堺市立美原文化会館で行われた。

出場資格[編集]

※2017年時点

NHK新人お笑い大賞

結成10年未満。

NHK新人落語大賞

プロの落語家で、入門15年未満、東京では二ツ目、大阪では二ツ目または同程度の芸歴。

出演者[編集]

新人お笑い大賞
司会 語り 審査員
2014 フットボールアワー
久保田祐佳(NHKアナウンサー)
大江戸よし々 西川きよしタージン渡辺正行中村ゆうじ井筒和幸大池晶
2015 フットボールアワー
片山千恵子(NHKアナウンサー)
藤田勇児 西川きよし、渡辺正行、久本雅美モロ師岡篠原ともえ、大池晶
2016 フットボールアワー
三輪秀香(NHKアナウンサー)
- 西川きよし、渡辺正行、戸田恵子、久本雅美、水道橋博士倉本美津留井上啓輔
2017 フットボールアワー
岡本玲
西川きよし、渡辺正行、久本雅美、内藤剛志、戸田恵子、大池晶、井上勝弘
新人落語大賞
司会 語り 審査員
2014 林家たい平
藤井彩子(NHKアナウンサー)
- 桂米丸桂文珍松倉久幸恩田雅和山本一力神津友好
2015 林家たい平
田代杏子(NHKアナウンサー)
藤田勇児 桂文珍、柳家権太楼、恩田雅和、松倉久幸、片岡鶴太郎やまだりよこ
2016 林家たい平
雨宮萌果(NHKアナウンサー)
- 桂文珍、柳家権太楼、近藤正臣、松倉久幸、恩田雅和、神津友好、井上啓輔
2017 林家たい平
南沢奈央
桂文珍、柳家権太楼、近藤正臣、やまだりよこ、井上勝弘

NHK新人漫才コンクール[編集]

優勝
1 1956年 獅子てんや・瀬戸わんや
2 1957年(前期) 木田鶴夫・亀夫[注釈 2]
3 1957年(後期) リーガル天才・秀才
4 1958年(前期) 内海桂子・好江
5 1958年(後期) 大空平路・橘凡路[注釈 3]
6 1959年(前期) 晴乃ピーチク・パーチク
7 1959年(後期) 青空千夜・一夜
8 1960年 美田朝かん・夕かん[注釈 4]
  優勝 特別賞
9 1961年 大和わかば・東まゆみ 春日淳子・照代[注釈 5]
  優勝
10 1962年 クリトモ一休・三休[注釈 6]
  優勝 特別賞
11 1963年 Wけんじ 都上竜夫・東竜子
  優勝
12 1964年 大空なんだ・かんだ[注釈 7]
13 1965年 新山ノリロー・トリロー[注釈 8]
14 1966年 晴乃チック・タック[注釈 9]
15[注釈 10] 1967年 青空はるおあきお[注釈 11]
  優勝 特別賞
16 1968年 桂高丸・菊丸[注釈 12] 丸の内権三・助十
  優勝
17[注釈 13] 1969年 東京二・京太[注釈 14]
18 1970年 大空みつる・ひろし[注釈 15]
19[注釈 16] 1971年 大瀬しのぶ・こいじ[注釈 17]
  優勝 敢闘賞 努力賞
20[注釈 18] 1972年 Wエース 月見おぼん・こぼん あした順子・ひろし
21[注釈 19] 1973年 青空球児・好児 榎本晴夫・志賀あきら[注釈 20] 大瀬ゆめじ・うたじ
  最優秀賞 優秀賞
22 1974年 新山えつや・ひでや[注釈 21] 春風こう太・ふく太
  最優秀賞 優秀賞
23 1975年 Wモアモア 大瀬ゆめじ・うたじ 大空あきら・たかし
  最優秀賞
24 1976年 昭和のいる・こいる
25[注釈 22] 1977年 星セント・ルイス
26 1978年 東京丸・京平[注釈 23]
27 1979年 青空ピン児・ポン児[注釈 24]
28 1980年 青空ヒッチ・ハイク[注釈 25]
29[注釈 26] 1981年 大瀬ゆめじ・うたじ
30[注釈 27] 1982年 大空あきら・たかし
31[注釈 28] 1983年 青空一歩・三歩
32[注釈 29] 1984年 高峰和才・洋才[注釈 30]
33[注釈 31] 1985年 桂光一・光二[注釈 32]
34[注釈 33] 1986年 新山絵理・真理[注釈 34]

NHK新人落語コンクール[編集]

1972年に設立された若手落語家を対象にしたコンクール。

最優秀賞 優秀賞
1 1972年 柳家小三太時そば 桂南笑権助魚
2 1973年 桂小勇出来心 桂欣治馬の田楽
3 1974年 古今亭志ん駒 春風亭橋之助うどんや
4 1975年 柳家小丸たがや 三遊亭歌司あくび指南
5 1976年 三遊亭栄馬青菜 5代目柳亭小痴楽鮑のし
6 1977年 三遊亭楽松掛取り風景 春風亭鶏昇野ざらし
7 1978年 春風亭小朝稽古屋 柳家さん光反対俥
8 1979年 林家正雀七段目 三遊亭夢二湯屋番
9 1980年 雷門助三「権助魚」 立川談四楼大工調べ
10 1981年 朝寝坊のらく蔵前駕籠 立川談生たいこ腹
11 1982年 柳家小蝠富士の雪 林家時蔵権助芝居
12 1983年 春風亭愛橋粗忽の使者 入船亭扇遊浮世床
13 1984年 春風亭正朝祇園祭 10代目 柳家小きん湯屋番
14 1985年 古今亭志ん八片棒 金原亭駒平辰巳の辻占

NHK新人演芸コンクール[編集]

1986年に上記2つのコンクールが統合され、演芸部門と落語部門を設定。1989年には部門別選考を廃止。

演芸部門・最優秀賞 演芸部門・優秀賞 落語部門・最優秀賞 落語部門・優秀賞
1 1987年(前期) キャラバン[注釈 35] 笑パーティー[注釈 36] 桂文太いらちの愛宕詣り 古今亭菊乃助「時そば」
2 1987年(後期) コントふらみんご 螢雪次朗一座 桂雀々手水廻し 古今亭菊乃助「たが屋」
  演芸部門・最優秀賞 演芸部門・優秀賞 落語部門・最優秀賞 落語部門・優秀賞
3 1988年 螢雪次朗一座 ライム・ライト 古今亭志ん上「湯屋番」 桂雀松「マキシム・ド・ゼンザイ」 桂吉朝「おごろ餅盗人」
  大賞 優秀賞
4 1989年 桂雀松「片棒」 ベイブルース[注釈 37] 春風亭昇太「ストレスの海」
5 1990年 金原亭駒平お菊の皿 桂九雀延陽伯 未来世紀01・02(解散後は桂珍念

NHK新人演芸大賞[編集]

1991年に「NHK新人演芸コンクール」から名称変更された。1994年からは部門別に選考。

大賞 優秀賞
6 1991年 桂竹丸「五稜郭ロマン」 桂雀司浮かれの屑より AKIKO[注釈 38]
7 1992年 林家染八尻餅 バラライカ ジョーク・アベニュー
8 1993年 爆笑問題 林家たい平松竹梅 林家染吉「湯屋番」
  演芸部門・大賞 演芸部門・優秀賞 落語部門・大賞 落語部門・優秀賞
9 1994年 プリンプリン 立花あさり・土佐かつお 桂平治「平林」 三遊亭窓里桃太郎
  演芸部門・大賞 落語部門・大賞
10 1995年 海原やすよ・ともこ 柳家三太楼「反対俥」
11 1996年 こん松・せんべい[注釈 39] 古今亭志ん次宮戸川
12 1997年 2丁拳銃 桂宗助くっしゃみ講釈
13 1998年 003MANIA[注釈 40] 柳家喬太郎「午後の保健室」
14 1999年 COWCOW 桂都んぼ掛取り
15 2000年 エレキコミック 林家彦いち「睨み合い」
16 2001年 せんたくばさみ[注釈 41] 桂三若「ひとり静」
  演芸部門・大賞 演芸部門・審査員特別賞 落語部門・大賞 落語部門・審査員特別賞
17 2002年 ブラックマヨネーズ おぎやはぎ 古今亭菊之丞たいこ腹 立川笑志「反対俥」
  演芸部門・大賞 落語部門・大賞
18 2003年 友近 古今亭菊朗紙入れ
19 2004年 麒麟 桂かい枝「ハル子とカズ子」
20 2005年 ストリーク[注釈 42] 立川志ら乃火焔太鼓
21 2006年 NON STYLE 笑福亭風喬平の陰
22 2007年 ジャルジャル 桂よね吉「七段目」
23 2008年 ナイツ 三遊亭王楽鼓ヶ滝(つづみがたき)」
24 2009年 スマイル 古今亭菊六豊竹屋
25 2010年 アームストロング 春風亭一之輔初天神
26 2011年 ニッチェ 桂まん我三十石
27 2012年 うしろシティ 桂宮治元犬
28 2013年 学天即 鈴々舎馬るこ「平林」

NHK新人お笑い大賞[編集]

2014年にNHK新人演芸大賞の演芸部門が名称変更。

大賞 決勝進出 本選出場者(A / B) 予選会参加数(東京・大阪)
1 2014年 アイロンヘッド[2] 巨匠 ジグザグジギー
エル・カブキ
藤崎マーケット
Yes-man
タナからイケダ
チョコレートプラネット
313(192・121)
2 2015年 チョコレートプラネット[3] アキナ スーパーニュウニュウ
ロビンソンズ
アインシュタイン
ザンゼンジ
和牛
インディアンス
316(194・122)
3 2016年 トット[4] ラフレクラン アインシュタイン
だーりんず
勝又:
スーパーニュウニュウ
大自然
アキナ
359
4 2017年 アキナ[5] [[]] Aマッソ
ハナコ
ミキ
パーマ大佐
てんしとあくま
濱田祐太郎
ネルソンズ
322(192・130)

NHK新人落語大賞[編集]

2014年にNHK新人演芸大賞の落語部門が名称変更。

大賞 本選出場者 予選会参加数(東京・大阪)
1 2014年 春風亭朝也やかんなめ[6] 春風亭昇吉
笑福亭べ瓶
桂三度
三遊亭歌太郎
104(58・46)
2 2015年 桂佐ん吉愛宕山[7] 笑福亭べ瓶
瀧川鯉八
柳亭小痴楽
春風亭昇々
106(62・44)
3 2016年 桂雀太代書[8] 春風亭ぴっかり☆
桂三度
柳亭小痴楽
春風亭昇々
122
4 2017年 三遊亭歌太郎「磯の鮑[5] 立川こはる
桂三度
古今亭志ん吉
笑福亭喬介
125(77・48)

脚注[編集]

[ヘルプ]

注釈[編集]

  1. ^ 現在のよしもと漫才劇場(旧・5upよしもと)。
  2. ^ 並木一路宮田洋容門下
  3. ^ 大空ヒット・三空ますみ門下
  4. ^ 解散後朝かんは宮島一茶とコンビを結成、夕かんは「拝啓介」の芸名でピン芸人として活動。
  5. ^ 照代はその後クリトモ三休と「春日三球・照代」を結成。
  6. ^ 一休は同年三河島事故で急逝、三休は後の春日三球。注意:×クリモト→○クリトモ
  7. ^ 1970年解散、2002年2代目再結成。
  8. ^ 役者としても活躍したが不仲で1983年解散。
  9. ^ 1969年解散、タックは高松しげお
  10. ^ 本選出場者には東京二・京太青井しんご・赤井しんごなど。
  11. ^ はるおは以前ケーシー高峰大空はるか・かなた1971年解散。
  12. ^ 解散後桂菊丸はレポーター兼噺家 。
  13. ^ 本選出場者には笹一平・八平大空みつる・ひろしなど。
  14. ^ 1985年解散。京二は元・さえずり姉妹の妻と東京二・笑子を組み、東京二・たかしの後、現在は漫談。京太は妻と東京太・ゆめ子で活動中。他出場者に笹一平・八平
  15. ^ 大空ヒット・三空ますみ門下
  16. ^ 本選出場者には丘エース・谷エース高峰祝夫・高峰祭夫獅子のびる・瀬戸こえる榎本晴夫・志賀あきら松鶴家千とせ・宮田羊かん月見おぼん・こぼんロマンス由美・清美
  17. ^ しのぶは後漫談で2004年に死去。
  18. ^ 本選出場者には青空球児・好児榎本晴夫・志賀あきら永尾ぼんじ・東ぼんじ
  19. ^ 本選出場者にはWモアモア木田P太・Q太星セント・ルイス
  20. ^ 「サラリーマントリオ」の残党コンビ、志賀あきらは現在、漫談の志賀晶
  21. ^ 以前えつやはローカル岡新山セイノー・サイノー。えつやが病気引退、ひでやは妻と新山ひでや・やすこで活動。
  22. ^ 本選出場者にはツービート日高やすお・たかお桂光一・光二東京丸・京平高峰愛天・東天高峰和才・洋才など。
  23. ^ ツービートは、第24〜26回に出場し、最優秀賞を逃している。
  24. ^ 1982年解散、ピン児は笑福亭小松
  25. ^ ハイクは青空遊歩
  26. ^ 本選出場者には東京助・玉助大空あきら・たかし大空ネット・ワーク高峰和才・洋才高峰凡才・宮城英才桂光一・光二
  27. ^ 本選出場者には大空ネット・ワーク青空一歩・三歩東京助・玉助高峰和才・洋才桂光一・光二
  28. ^ 本選出場者には東京助・玉助大空ネット・ワーク高峰和才・洋才ピックルス桂光一・光二
  29. ^ 本選出場者には東京助・玉助大空ネット・ワーク大空遊平・大海かほり新山真理・絵理ピックルス
  30. ^ 一時リーガル和才・洋才
  31. ^ 本選出場者には青空きんし・ぎんし東洸介・玉助大空ネット・ワーク大空遊平・大海かほり新山絵理・真理
  32. ^ 兄弟コンビ。現凸凹一番・二番
  33. ^ 本選出場者には東洸介・玉助大空ネット・ワーク春風こうた・ふくたてきさすコンビコントペコちゃん
  34. ^ 新山ノリロー・トリロー門下。1988年解散。新山真理はびいどうしを経てピンで活動。
  35. ^ 渡部又兵衛松崎菊也は元キモサベ社中、後にザ・ニュースペーパーを旗揚げ。
  36. ^ 解散後松元ヒロザ・ニュースペーパーを経てピンで活動。
  37. ^ 河本栄得の病没後、高山トモヒロ和泉修ケツカッチンを結成。
  38. ^ 1993年に奈津あつしが脱退し、BOOMERを結成。
  39. ^ 2001年解散。せんべいは笑福亭扇平
  40. ^ 2006年解散。
  41. ^ その後吉本が引退脱退しコンビ「うなぎ」を経て、中屋を加え「ビーグル38」を結成。その後ビーグル38も解散、能勢と中屋はピン芸人、加藤は引退。
  42. ^ 2012年解散。山田はピン芸人、吉本は廃業。

出典[編集]

  1. ^ 「NHK新人お笑い大賞」本選出場者8組が決定”. お笑いナタリー (2014年9月11日). 2014年10月24日閲覧。
  2. ^ 優勝はアイロンヘッド、NHK新人お笑い大賞”. お笑いナタリー (2014年10月26日). 2014年10月28日閲覧。
  3. ^ 「NHK新人お笑い大賞」はチョコレートプラネット 満票に「いやー圧勝ですね」”. ORICON STYLE (2015年10月25日). 2015年10月25日閲覧。
  4. ^ やっと“漫才師”になれた、トットが「NHK新人お笑い大賞」でラフレクとの接戦制す - お笑いナタリー 2016年10月23日
  5. ^ a b “アキナ、史上初NHKで2冠!山名母の激励メールに「獲りましたよ!」って返したい(コメントあり)”. お笑いナタリー. (2017年10月24日). http://natalie.mu/owarai/news/253913 2017年11月4日閲覧。 
  6. ^ 春風亭朝也が「NHK新人落語大賞」受賞”. お笑いナタリー (2014年10月28日). 2014年10月28日閲覧。
  7. ^ NHK新人落語大賞は桂佐ん吉、チョコプラの公約に便乗し「朝ドラ出たい」”. お笑いナタリー (2015年10月27日). 2015年10月27日閲覧。
  8. ^ “「NHK新人落語大賞」大賞は桂雀太「こんなにうれしいことはない」”. お笑いナタリー. (2016年10月25日). http://natalie.mu/owarai/news/206716 2016年10月25日閲覧。 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]