アジアン
アジアン ASIAN | |
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メンバー |
隅田 美保 馬場園 梓 |
結成年 | 2002年2月 |
事務所 | 吉本興業 |
活動時期 | 1998年 - |
出身 | NSC大阪校20期 |
出会い | NSC |
旧コンビ名 | 天然アリス(隅田) |
現在の活動状況 | テレビ・ライブなど |
芸種 | 漫才 |
ネタ作成者 | 馬場園 梓 |
現在の代表番組 | なるほどプレゼンター!花咲かタイムズほか |
過去の代表番組 |
なまみつ ウキキDEナイト 美女裁判〜恋愛裁判員制度〜 PON! |
同期 |
麒麟 ソラシド ツーナッカン 町田星児(ヘッドライト) |
公式サイト | 公式プロフィール |
受賞歴 | |
2005年 ABCお笑い新人グランプリ最優秀新人賞 2005年 M-1グランプリ8位 2006年 NHK上方漫才コンテスト優秀賞 2006年 上方漫才大賞新人賞 2007年 NHK上方漫才コンテスト優秀賞 2007年 MBS新世代漫才アワード優勝 2007年 笑いの超新星 新人賞 2008年 NHK上方漫才コンテスト優秀賞 |
アジアンは、吉本興業東京本部所属のお笑いコンビ。2002年2月結成。大阪NSC20期生。コンビ名の由来は、2人ともアジアの雑貨が好きという理由から。キャッチフレーズは「骨肉の口争い」。baseよしもとで活躍していたが、2008年4月を以てbaseよしもとを卒業し、活動の拠点をうめだ花月に移し、2010年1月より東京進出[1]。
メンバー[編集]
- 隅田 美保(すみだ みほ 1975年11月29日 - )(45歳)
- 兵庫県伊丹市出身。
- ツッコミ担当。立ち位置は向かって右。
- 身長165cm。体重48kg。血液型AB型。
- 通称「隅ちゃん」。「スタイルはとても良いが顔が残念」などとブサイクキャラとしていじられるネタが多い。舞台衣装はスーツにコサージュを付けたものが定番。その反面、自分がブサイクであることを認めていないナルシストな一面を持っており、明石家さんまなどブサイクであるといじる人間を嫌っている様子もある。相当ズボラな性格らしく、部屋を全然片づけない。馬場園いわく、冷蔵庫に飲みかけの茶が10本以上あるらしい。
- 「吉本べっぴん・ぶちゃいくランキング」の「ぶちゃいく部門」で3年連続1位となり、殿堂入りとなった。
- 2015年を境にブスいじりを嫌がり、婚活に響くということでテレビへの出演を行っていなかった[2]が、後述、2017年の第1回女芸人No.1決定戦 THE W決勝進出で久々に出演。その後、休業の本当の理由は、酒が原因で劇場の出番を飛ばし続けたために劇場から出入り禁止になったことであったと告白した。なお、婚活そのものは実際に休業中に行っていた[3]。
- タカラヅカファン。大好きなタカラジェンヌに会いたいがために宝塚大劇場周辺のタカラジェンヌ行きつけの店で7年アルバイトをした。その店の店長の提案によりアジアンというコンビ名が付けられた。
- 馬場園 梓(ばばぞの あづさ[4] 1981年3月1日 - )(39歳)
- 大阪府堺市南区出身。
- ボケ担当。立ち位置は向かって左。
- 身長155cm。体重73kg。スリーサイズは104-90-100cm。血液型B型。
- 通称「馬場ちゃん」または「馬場園ちゃん」。小さい頃は、名字と太っている風貌から「うんこまんじゅう」と呼ばれていた(本人談。馬場(ババ)が関西弁で大便の意味である為)。「サモ・ハン・キンポー」、「ジャイアント馬場園」とも言われていた。
- お笑い界に入ったのは「大勢の男芸人の中で頑張っている女芸人が恰好良く見えた」からということが理由の一つだったという[5]。
- 2005年12月にヘルニアで休養するも、「M-1グランプリ」には入院を延期して参加した。2006年1月、ABCお笑いグランプリにて復帰するが、医者からはこれ以上体重を増やさないようにと注意された。
- ザ・グレート・カブキをきっかけにプロレス、格闘技ファンになる。
- チャンカワイと交際していたが、破局。
- 「吉本べっぴん・ぶちゃいくランキング」の「べっぴん部門」で3年連続1位となり、殿堂入りとなった。
- 2015年の「R-1ぐらんぷり」に「アジアン馬場園」名義で参戦し、最終的に初の決勝進出を果たすが、Bブロック4位(同ブロック最下位・2票)という成績に終わり、FINAL STAGE進出は果たせなかった。なお、R-1に参戦した理由として馬場園は「「隅田さんが今年は婚活に集中したいって言っていて、彼氏も出来たことないから焦ってはって。私も1人で頑張らないと食いっぱぐれるし、私が頑張ったら隅田さんも婚活に集中できる」と述べていた[6]。
芸風[編集]
登場時に馬場園がスタンドマイクを下げ、2人で「どうもアジアンです、よろしくお願いしまーす」と挨拶をした後、隅田が「かわい子ちゃんが来ったよ〜!!」と叫ぶのがお約束となっている(その後、馬場園が「まんまるちゃんが来ったよ〜」と隅田の前に出て言うバージョンや、馬場園が腰に手を当てたポーズで隅田の前に無言で、笑顔で割り込むバージョンがある)。軽快でテンポの良い掛け合いは、海原千里・万里、今いくよ・くるよの再来と言われ高く評価されている。[要出典]そのためか隅田は海原万里を意識したツッコミを行なうことがある。
経歴[編集]
実は一度解散している。解散した理由は、隅田がブサイクであることをネタとして漫才に取り入れようと馬場園が主張したが、隅田が自分のことをブサイクだと認めず激昂したため。その後、隅田が「舞台以外でブサイクと言わなければコンビを組んでいい」と言った。そのため馬場園は、カメラに映っていない所で隅田の前ではブサイクとは言わないようにしている。隅田は「私は仕事でブスをしている、いわゆる“ビジネスブス”」と主張している。
M-1グランプリでは2002年大会で初めて準決勝進出を果たし、2004年大会でも準決勝進出を果たすと、2005年大会では念願の決勝進出を果たした。M-1で女性同士のコンビが決勝進出を果たしたのはアジアンが史上初である[7][8]。決勝大会では「早口言葉」を題材としたネタを行うも、結果は総合564点で8位という成績に終わる。審査員の中田カウスからは「漫才はうまい」「なんか子守唄を聞いて育たんと、漫才を小さい頃から聞いて育ったという感じがして、ちょっとレトロっぽく昭和っぽい匂いもしてまして」と高い評価を受けた(因みにカウスは上記の馬場園の入院延期の件を本番前に聞いていたようで、「(ハンデとして)2点余分[9]にあげておきました」ともコメントしていた)が、ラサール石井からは「自分のリズムと、やるべきリズムとがちょっと合ってなかったというのが、ちょっと減点だった」と厳しい評価を受けた。また、松本人志からは最下位の南海キャンディーズよりも5点低い70点という評価を下されてしまっていた[10]。その後もM-1にはラストイヤーの2009年まで出場し続けたが全て準決勝敗退に終わり、再び決勝の舞台に上がる事は無かった。
2017年に女芸人No.1決定戦 THE Wに出場して決勝進出、2人のアジアンとしては2年8か月ぶりとなるテレビ出演となった[11]。最終決戦まで進出し、結果は3位であった。
出囃子[編集]
- 渚ようこ「木遣りくずし」
受賞歴[編集]
- 2005年 第26回ABCお笑い新人グランプリ 最優秀新人賞
- 2006年 第36回NHK上方漫才コンテスト 優秀賞
- 2006年 第41回上方漫才大賞 新人賞
- 2007年 第37回NHK上方漫才コンテスト 優秀賞
- 2007年 第5回MBS新世代漫才アワードグランプリ
- 2007年 笑いの超新星 新人賞
- 2008年 第38回NHK上方漫才コンテスト優秀賞
出演経歴[編集]
現在のレギュラー番組[編集]
- 中川家&コント(BSフジ、2019年1月 - )レギュラー(馬場園のみ)
過去の出演テレビ番組[編集]
- なるトモ!(読売テレビ)水曜日
- マルコポロリ(関西テレビ)準レギュラー
- ウキキDEナイト(読売テレビ)木、土、日曜日
- 明石家さんちゃんねる(TBSテレビ)不定期
- 20マウス(TBSテレビ、2011年4月 - 9月)MC
- たかじん胸いっぱい(関西テレビ)準レギュラー
- アジアンの新違和感バラエティー(毎日放送、2008年4月18日)
- なまみつ(毎日放送、2008年4月 - 9月)レギュラー
- 美女裁判〜恋愛裁判員制度〜(朝日放送、2008年11月 -2009年 9月)レギュラー
- モアプラス(日本テレビ、2010年10月16日 - 2010年12月25日)
- DON!(日本テレビ、2010年10月 - 2011年3月)木曜日「美魔女ハンター」準レギュラー
- MADE IN BS JAPAN(BSジャパン、2010年10月 - 2011年3月)火曜日
- 全快はつらつコメディ お笑いドクター24時!!(朝日放送、2010年4月4日 - 2011年4月3日)レギュラー
- PON!(日本テレビ、2010年10月 - 2012年3月)火曜日レギュラー
- 大!天才てれびくん(NHK Eテレ、2012年4月〜2013年2月) コーナーレギュラー(馬場園のみ)
- 天真爛漫☆セキララ子〜恋敗女子のための幸せ応援バラエティ〜(朝日放送、2013年1月12日 - 3月30日)レギュラー(馬場園のみ)
- にじいろジーン(関西テレビ、2012年3月31日 - )※不定期出演
- 高田純次のアジアぷらぷら(TwellV、2012年10月7日 - 2015年10月4日)
- シルシルミシルさんデー (テレビ朝日) ※不定期出演(馬場園のみ)
- テラスハウス(フジテレビ、2013年4月12日 - 2014年9月29日)レギュラー(馬場園のみ)
- 雨上がりのやまとナゼ?しこ(朝日放送、2011年11月4日 - 2015年12月)隔週
- なら婚(日本テレビ、2013年10月3日 - 2016年3月)ナレーション(隅田のみ)
- 田丸麻紀のコーヒー、淹れたよ。(ファミリー劇場、2017年10月1日 - 2018年3月4日)レギュラー(馬場園のみ)
- 雨上がりのフォトぶら♪→フォトぶら(関西テレビ、2018年4月7日 - 2020年3月28日)レギュラー(馬場園のみ)
- ミント!(毎日放送、2019年4月 - 2020年3月)木曜日レギュラー
- なるほどプレゼンター!花咲かタイムズ(CBCテレビ、2008年4月5日 - 2020年3月21日)隔週(馬場園のみ、以前は隅田もレギュラー出演)
- テラスハウスTOKYO 2019-2020(フジテレビ、2019年5月14日 - 2020年5月19日)レギュラー(馬場園のみ)
過去の出演ラジオ番組[編集]
- baseよしもとガンラジ(ラジオ大阪)水曜日
- オンスト(YES-fm)
- よしもとオンライン大阪 よしもと○○同好会(毎日放送)火曜日
テレビドラマ[編集]
- 馬場園のみ出演
- てっぱん 番外編〜イブ・ラブ・ライブ(2011年12月24日、NHK) - 鈴木鈴江 役
- 連続テレビ小説 ごちそうさん(2013年、NHK) - 染丸 役
- 金曜プレステージ「事件屋稼業2」(2014年1月31日、フジテレビ) - 女将 役
- フジテレビヤングシナリオ大賞「隣のレジの梅木さん」(2014年12月21日、フジテレビ) - 主演・梅木響子 役
- 恋仲(2015年7月20日 - 9月14日、フジテレビ) - 高梨恵里香 役[12]
- 永久就職試験(2015年10月 - 11月、日本テレビ) - 桜井未羽 役
- 山形発地域ドラマ「私の青おに」(2015年11月18日、NHK BSプレミアム) - 内田琴美 役
- このミステリーがすごい! ベストセラー作家からの挑戦状「リケジョ探偵の謎解きラボ」(2015年11月30日、TBS) - 馬場綾子 役
- わたしを離さないで(2016年1月15日 - 3月18日、TBS) - 珠世 役
- グッドパートナー 無敵の弁護士(2016年4月21日 - 6月16日、テレビ朝日) - 城ノ内麻里 役[13]
- 大阪環状線 ひと駅ごとの愛物語 - Part2 - 第8話(2017年3月8日、関西テレビ) - 川尻まる美 役
- この世にたやすい仕事はない(2017年4月6日 - 5月25日、NHK BSプレミアム) - 江里口麻理 役
- 99.9 -刑事専門弁護士- SEASON II(2018年1月14日 - 3月18日 、TBS) - 中塚美麗 役
- ハケンの品格 第二シーズン(2020年) ‐ 麦田一恵 役
- 恋する母たち 第1話(2020年10月23日 、TBS) ‐ 園部よし子 役
映画[編集]
- ガキンチョ★ROCK(2003年)玉手ゴロー(チュートリアル徳井)の追っかけ 役
- 日常〜恋の声〜(2007年)
- NMB48 げいにん!THE MOVIE お笑い青春ガールズ!(2013年)
- 馬場園のみ出演
- 海月姫(2014年12月27日)千絵子 役
- テラスハウス クロージング・ドア 禁断の副音声版(2015年)[14]
舞台[編集]
- 隅田のみ出演
- 吉本百年物語(2012年6月、大阪・なんばグランド花月) - お黒 役
- 逆転裁判 〜逆転のスポットライト〜(2014年4月9日 - 13日、草月ホール) - ミヤコ蛾々 役
- 八王子ゾンビーズ(2018年8月5日 - 8月19日、TBS赤坂ACTシアター)[15]- 海(まりん) 役
CM[編集]
DVD[編集]
- ビバリーヒルズ晴天白書(2008年1月23日)
単独ライブ[編集]
- 2004年
- 01月28日 - 「アジアン行進曲」(baseよしもと/大阪)
- 2005年
- 02月28日 - 「骨肉ラプソディ」(baseよしもと/大阪)
- 2006年
- 03月18日 - 「コサージュと丸顔」(baseよしもと/大阪)
- 11月04日 - 「アジ漫II」(baseよしもと/大阪)
- 11月14日 - 「すみだの話し咲く頃」(baseよしもと/大阪)トークライブ、隅田のみ
- 2007年
- 02月21日 - 「豆姉の着こなし華やか!」(baseよしもと/大阪)
- 07月04日 - 「話の腰は折りません」(baseよしもと/大阪)馬場園と友近の共演
- 2008年
- 2009年
- 03月28日 - 「京橋花月で単独ライブ 二女美漫才」(京橋花月/大阪)
- 07月23日 - 「笑うってこんなにステキ!」(ワッハホール/大阪)
脚注[編集]
- ^ 2010年1月28日放送の『ぐるぐるナインティナイン』にて発言
- ^ テレビから消えたアジアン隅田 - 日刊サイゾー
- ^ “婚活休業”のアジアン隅田、本当の理由は「劇場出禁」だった
- ^ 名前の表記は「あずさ」ではなく「あづさ」が正しい。
- ^ Audition(白夜書房)2018年3月号 p.23
- ^ ORICON NEWS - アジアン馬場園、相方の“婚活”で『R-1』挑戦を決意(2015年2月2日の記事)
- ^ なお、2004年大会にて南海キャンディーズ・山崎静代が女性で初めて決勝進出を果たしているので、純粋に女性芸人が決勝進出を果たしたのはアジアンが史上2組目である。
- ^ 歴代でも女性同士のコンビで決勝進出を果たしたのはアジアンを含め、変ホ長調とハリセンボンの3組しかいない。
- ^ 全審査員の中で唯一の90点台(90点)であった。
- ^ 他の審査員は全員、南海キャンディーズよりも高い点数をつけていた。
- ^ “女芸人No.1決定戦「THE W」決勝に2年8か月ぶりテレビ出演のアジアンら10組進出”. スポーツ報知 (2017年11月23日). 2017年12月14日閲覧。
- ^ “本田翼、“月9”初ヒロイン 福士蒼汰と“恋仲”に”. ORICON (2015年6月2日). 2015年6月2日閲覧。
- ^ “竹野内豊が弁護士に!法務&ホームドラマに挑む”. Smartザテレビジョン (2016年2月29日). 2016年3月7日閲覧。
- ^ “「テラスハウス」スタジオメンバーの毒舌飛び交う副音声を映画でも”. 映画ナタリー (2015年4月22日). 2015年4月24日閲覧。
- ^ “「八王子ゾンビーズ」”. ネルケプランニング. 2018年6月13日閲覧。
外部リンク[編集]
- 公式プロフィール
- 隅田 美保
- アジアン隅田の清く正しく美しく保つと書いて美保 - ウェイバックマシン(2019年11月1日アーカイブ分) - Yahoo!ブログ
- 馬場園 梓
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