東海林のり子
しょうじ のりこ 東海林 のり子 | |
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プロフィール | |
本名 | 東海林 のり子 |
出身地 | 埼玉県浦和市 |
国籍 |
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生年月日 | 1934年5月26日(88歳) |
血液型 | A型 |
最終学歴 | 立教大学卒業 |
所属事務所 | 株式会社ミントプロジェクト |
活動期間 | 1957~ |
ジャンル | レポーター・フリーアナウンサー・著述家 |
配偶者 | 独身(2018年死別) |
公式サイト | https://mint-project.tumblr.com/personality |
担当番組・活動 | |
東海林 のり子(しょうじ のりこ、旧姓:青羽 のり子(あおば のりこ)、1934年5月26日 - )は、日本の女性芸能リポーター、フリーアナウンサー、著述家で元ニッポン放送アナウンサー(ニッポン放送の第3期アナウンサー)。埼玉県浦和市(現在の埼玉県さいたま市浦和地区)生まれ。埼玉県立浦和第一女子高等学校、立教大学文学部英文学科卒業。
人物・来歴[編集]
1934年5月26日、埼玉県浦和市(現在の埼玉県さいたま市)に生まれる。
大学卒業後の1957年、ニッポン放送入社。1971年(昭和46年)退社し、以後はフリーランスの芸能リポーターとして多くのワイドショーに出演。
ワイドショー内でも特に事件レポーターとしても活躍。そのレポートぶりは、ナンシー関をして「(凄惨な事件の現場や被害者の葬儀会場にて)悲しそうな表情で、涙を流しているにもかかわらず、声は鼻声にならず普段通りである。素晴らしいプロ技だ」と言わしめたほど。「現場の東海林です」というフレーズでお馴染みだが、「現場の東海林がお伝えしました」というバージョンも存在する(こちらはバラエティ番組<おもに再現ドラマ>でのみ使用)。
1994年度の日本女性放送者懇談会賞を受賞する[1]。
1995年に発生した阪神・淡路大震災を期にレポーターとしての活動に終止符を打つことを決意。以降、司会業やコメンテーターの活動に主軸を移したが、『脳内エステ IQサプリ』の問題中に登場したりなど、不定期ながらリポーターとして出演している。
警察の運転免許更新時に使われるVTRに出演したこともある。制作はテレビ朝日映像。
携帯サイト 『梨元芸能!裏チャンネル』にて、(特に女性)ユーザーのさまざまな悩みに答える相談コーナーのパーソナリティを務めている。
私生活[編集]
既婚で、1971年以降2子をもうけている。夫は3歳年下で2018年に死去。
X JAPAN、LUNA SEA、GLAY、ペニシリンなど、音楽バンドの熱狂的なファンとしても知られ、ロック音楽への造詣も深い。インディーズのバンドのライブにも足繁く通っており、「ロックの母(ロッキンママ)」の異名も持っている。
2013年、80歳の時にニコニコ動画生中継にて「hide Memorial Day Special 2013 hide talk summit」第二部の司会をこなした。
現役時代の同僚・倉本聰とは親しい。
「10万人の宮崎勤」デマ被害[編集]
1989年(平成元年)、東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件で宮崎勤が逮捕された直後に行われたコミックマーケット36において、「TBSの番組でコミックマーケットのレポートに訪れた東海林が、10万人を超える参加者を背に『ここに10万人の宮崎勤がいます!』と発言した」とネットで名指しされたことがあり、Wikipediaにそのことが記載されていた時期があった。しかし、そういった根拠は一切提示されておらず、東海林本人もインタビューで「言っていません、言うはずがありません」と明確に否定している。仕事仲間からは半ば信じている様に聞かれることもあったようで、東海林はプロとして大変ショックを受けたという[2]。また、当時東海林がレポートを担当していたのはTBSではなくフジテレビの『おはよう!ナイスデイ』である[2]。
レギュラー番組[編集]
- 『梨元芸能!裏チャンネル/解決!のり子相談室』(docomo、au、SoftBank 公式携帯サイト)
- 『新大人の時間』(YouTube AzcoTV)[3]
過去に出演した番組[編集]
ニッポン放送時代
- ニッポン放送ニュース など
独立後
- 小川宏ショー(フジテレビ) ※この番組がテレビ初仕事である。最初はナレーター、のちにレポーターに。
- 3時のあなた(フジテレビ) ※この番組で事件レポーターとなり現在の地位を確立。
- おはようナイスデイ(フジテレビ)
- リビング4(フジテレビ)
- X TOSHIのオールナイトニッポン(ニッポン放送)ゲスト
- 知ってる?24時。(ニッポン放送)ゲスト
- ナインティナインのオールナイトニッポン(ニッポン放送)ゲスト
- ライオンのいただきます(フジテレビ)レギュラー
- 堺屋太一のホットジャーナル(ニッポン放送)
- 東海林のり子のサプライズ!(ニッポン放送、2006年9月7日)
- トリビアの泉(フジテレビ)専門家に質問する時など。不定期
- ストリーム水曜(TBSラジオ 元現場クイズ担当)
- ラジかるッ(日本テレビ ラジかるッポシュレ担当)
- 東海林のり子の千客万来(JRN系列)
- パワーワイド(テレビ朝日)
- ワイド!スクランブル火曜(テレビ朝日)
- おもいッきりDON!(日本テレビ DON!DON!ポシュレ担当)
- PON!(日本テレビ 、「PON!PON!ポシュレ」担当)
- 岡野あつこ×東海林のり子 おとな対談スペシャル!(ネットテレビ 国際魅力学会運営・JapanアクターズTV 2016年5月18日から4週に渡り全4回で公開)
- 東海林のり子×岡野あつこ 大人の時間(ネットテレビ 2016年6月15日から1ゲスト全4回を基本に毎週1回YouTubeにて公開。2018年8月に全115回で終了[4][5]。)
現在出演中の番組[編集]
ラジオ[編集]
- 現場の東海林です。斎藤安弘アンコーです。(エスケープロダクツ制作、2018年10月~ RNC、TBC、OBS、RKC、KBS4局ネット)[6]
ニッポン放送の同期[編集]
なお、「オールナイトニッポン」の初代パーソナリティの一人である高岡尞一郎も枇杷阪と同期であることが明言されている[7]ので、すなわち東海林と同期であると思われる。
その他[編集]
- 踊る大捜査線 秋の犯罪撲滅スペシャル(1998年)
- 女と愛とミステリー「芸能記者・柳田信吉の挑戦」(2003年) - スナックママ・のり子 役
- 葵 徳川三代(2000年、NHK大河ドラマ) - リポーター 役
- ツヨシしっかりしなさい(1994年、テレビアニメ) - 東海林レポーター役(第79話特別出演)
著書[編集]
- 『へこたれないじゃん』扶桑社文庫) 1994.4
- 『まけるなしんちゃん 阪神大震災の子どもたち』ポプラ社いきいきノンフィクション 1995.10 のち文庫
- 『有名人『若さの秘密』 裏・側・編 (現場から東海林のり子がお伝えします シリーズ第1弾)』ダイナミックセラーズ出版, 1995.2
- 『お悔やみ』扶桑社文庫) 1995.4
- 『Mother & sons 東海林のり子と10人のロッカー達』1-2、編著. ベストセラーズ, 1995-96
- 『ホット・トーク・ロッカーズ』編・著. ワニブックス, 1997.12
- 『Heart beat ロッキン・ママwith 11組のミュージシャンの、ドキドキワクワク対談集 Popbeat presents』編・著. 主婦と生活社, 2000.6
- 『「芸能界」心にしみる、いい話』二見書房, 2001.11
- 『夫を粗大ゴミにしない銀の法則人生を豊かにする金の法則』幻冬舎, 2003.9
- 『東海林のり子の「人生yesの法則」』シンコーミュージック・エンタテイメント, 2008.5
- 『我がままに生きる。』 (TWJ BOOKS) トランスワールドジャパン, 2020.8
共著[編集]
- 『失敗しないお葬式 日本一の最年長リポーターと日本一の葬儀司会者がお勧めする』木野島光美共著. 文芸社, 2009.9
- 『あなたの隣にある危機(リスク)糖尿病網膜症 早期受診で失明を防ぐ』右田雅義共著. 保健同人社, 2018.3
- 『美淑女になるために 訪れる「おひとりさま」を華やかに生きるヒント』岡野あつこ共著. 徳間書店, 2019.11
脚注[編集]
- ^ “歴代受賞者”. 日本女性放送者懇談会 SJWRT. 2016年6月21日閲覧。
- ^ a b 「10万人の宮崎勤」はあったのか?(dragoner) - 個人 - Yahoo!ニュース
- ^ AzcoTV - YouTubeチャンネル
- ^ 魅力人チャンネル JapanアクターズTV
- ^ JAPANアクターズTV - YouTubeチャンネル
- ^ 番組公式サイト
- ^ 1997年11月7日放送「いまに哲夫のオールナイトニッポンDX」に高岡が電話出演した際、パーソナリティのいまにが明言。