カミナリ (お笑いコンビ)

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カミナリ
KAMINARI
Kaminari Hitachi Mito Factory open day 20170603.jpg
2017年6月
メンバー 竹内まなぶ
石田たくみ
結成年 2011年
事務所 グレープカンパニー
活動時期 2011年4月 -
出身 茨城県の旗 茨城県
出会い 保育園
現在の活動状況 ライブ・テレビ・ラジオ
芸種 漫才コント
ネタ作成者 両者
公式サイト 公式プロフィール
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カミナリは、日本のお笑いコンビ。所属事務所はグレープカンパニー。2011年結成。

概説[編集]

茨城県鉾田市[1][2](旧・旭村[3])出身の幼馴染み2人によるコンビ。漫才コントを共に行う。漫才は「ねぇねぇ、たくみくん」「どうしたの、まなぶくん」から始まる茨城弁の掛け合いで、まなぶの言った台詞のおかしさにちょっと間をおいて気付いたツッコミのたくみが「おめえ、そう言えば○○だな!」などと大声でツッコみながら、ボケのまなぶの頭を激しく叩く「どつきツッコミ」「どつき漫才」[4][5]などと称されるネタを行う。

結成6年目の2016年M-1グランプリ(第12回大会)で初の決勝進出[6]を果たした(結果は7位)。2017年のM-1グランプリ(第13回大会)でも2年連続の決勝進出を果たし、9位となった。

メンバー[編集]

  • 竹内 まなぶ(たけうち まなぶ、 (1988-09-16) 1988年9月16日(29歳) - )
ボケ担当。立ち位置は向かって左。本名:竹内 学(読み同じ)[1]
茨城県立緑岡高等学校卒業[1]早稲田大学政治経済学部経済学科中退[7](二[8]。2009年4月入学、2015年9月中退[1])。
最初、進学先には近畿地方の大学を志望していたが、たくみに「関西行ったら一緒に組めなくなるだろ」と止められたという[9]
血液型はO型。身長175cm、体重65kg[7]
鹿島アントラーズファン[7]
実家は鮮魚店[10]「スーパータケウチ」[9]
特技は「利きツッコミ」(何人かに後ろから頭を叩かれ、そのうち本当の相方のツッコミを当てることが出来る)、魚捌き[7]
学生時代はサッカー部。補欠だったが、試合が同点の時に残り時間5分という所で出場し、Vゴールを決めたことが3、4回あったとのこと[8]
早大では、サークル活動に没頭しバーベキューばかりしていたので、6年間で40数単位しか取得できなかった[8]
恋愛禁止の男女混合サークルに入り楽しく過ごしていたが、卒業パーティーで皆がカミングアウトし出して、結局まなぶ以外全員が恋愛をしていた[11]
髪を少し伸ばしていた26歳の時、初めて彼女が出来たが半年ほどで別れてしまった[12]
  • 石田 たくみ(いしだ たくみ、 (1988-07-06) 1988年7月6日(29歳) - )
ツッコミ担当。立ち位置は向かって右。本名:石田 拓海(読み同じ)[2]
茨城県立鉾田第一高等学校卒業[2]帝京大学文学部教育学科卒業[7]
血液型はB型。身長160cm、体重53kg[7]
趣味は映画鑑賞、酒、家族旅行[7]
実家メロン農家[10]
特技はバスケットボールで、中学生時代に全国大会に出場したことがある[7]
中学高校第一種教員免許英語)の資格を持つ[7]
小学生の時から友達などを笑わせることが好きで、祖父に「おめえは面白えから吉本行け」とよく言われ、たくみ本人も「これで飯が食えて行けたら」と思っていたという[13]
原宿のスニーカーショップでバイトをしていた時に女性に一目惚れされた。その噂がたくみの耳に入り、進展。その女性はたくみの妻となった。
2014年4月に結婚。同年10月に娘が生まれている[10]

来歴[編集]

2人とも茨城県鉾田市の出身で、幼馴染み同士。実家も近所同士で、保育園中学校が同じで[13]遠縁の親戚同士でもある[14]。小学生の頃から、たくみは話芸で、まなぶは顔芸で周りを笑わせていたことがあった[9]。高校2年生の頃にたくみからまなぶをお笑いに誘い[9]、たくみの大学卒業直前の頃、各事務所にネタ見せに行く時に結成[13]。養成所に行きたくなかったので直接ネタ見せに行ったということで、応募書類を持ってまずタイタンに行ったが、タイタンでは書類を手渡し出来ず、まず投函するように言われてポストに入れたが返事は来ず、続いて行ったグレープカンパニーでは書類の手渡しが出来て、合格し入ることも出来た[9]。グレープカンパニーを選んだのはサンドウィッチマンに憧れていたこともあったという[15]。最初、コンビ名はたくみがヒップホップユニットのBUDDHA BRANDが好きで、そこから「ブッダ」と名付けたが、約半年後に作家から「ブッダだと宗教色が強くて困る」と言われて改名を促され、新しいコンビ名の命名をまなぶの母に委ねて「カミナリ」と名付けられた[15]

芸風[編集]

ネタ作りは二人で共同で行っている[15]。たくみが大まかな設定を考えて、まなぶと会話をしながら固めてゆく。二人で散歩をしながらネタ合わせをすることもある。最初は主にコントを行っていたが[16]2015年M-1グランプリ出場をきっかけに漫才も始め、これがウケたことで漫才を主流にシフトして行った[15]。最初、マネージャーからもらったサンドウィッチマンのネタの台本を手本として、これを真似するように標準語で行っていたが、台詞に感情がこもってなかったことに気付き、普段お互いが会話するようなスタイルに変えた[5]。また事務所の先輩の永野にも「地元の友達が笑うようなネタを作ればいい」というアドバイスをもらうなど、教えてもらったことが多かったという[5]。このように茨城弁での喋りを展開、「どつきツッコミ」が特徴とするものが多い[4]。どつきツッコミを始めたきっかけは、2014年に地元・茨城で行った単独ライブでウケないのが続いたことで、これに痺れを切らしたたくみが、漫才中にまなぶがずっとアゴを出していたのを見て「そういえばアゴ出てんなあ!」とツッコんでまなぶの頭を思い切り叩いた所、大ウケしたことで以後続けているという[8][13]。ただまなぶによると、叩かれている部分の頭の反対側の生え際がちょっと禿げて来たという[13]

このツッコミのスタイルから「どつき漫才」と称される事が多いが、本人は「リボルバー漫才」と呼んでいる。これは他の漫才師が多くの笑いどころをネタに組み込むのに対し、カミナリの場合それが6発程度しかないためである。そして「ワードチョイスと自分の自信」があるからこそ為せる業だと自己分析している[17]

M-1グランプリ2017年大会の決勝で審査員の上沼恵美子はネタは好意的に評価したもののどつきツッコミについて「叩いて笑いが来ない。あのドツキはいるんやろか。叩いてから突っ込むというのはいらないと思う、くせになってる。これ(ドツキ)なしで突っ込んでも笑いは来ます」と述べている[18]。『エンタの神様』に出演するときはどつきを使わず、代わりに「馬鹿この!」と叫ぶ手法をとっている。

その他[編集]

同じ事務所の先輩のサンドウィッチマンも、カミナリのことを気に入っている所がある[4]。同じ北関東訛りの漫才を展開する栃木県出身のU字工事と共演する機会が多い。差異を設けるために、あえて地元ネタを盛り込まない方針をとっている[19]

出演[編集]

テレビ[編集]

ウェブテレビ[編集]

ラジオ[編集]

CM[編集]

ライブ[編集]

  • 第一回カミナリ凱旋単独ライブ『カミナリおこし』(2014年8月23日、鉾田市立旭公民館) - 入場無料で行った[30]
  • 【カミナリおこし】〜東京死闘編〜(2014年12月20日、東京新宿レフカダ[30]

脚注[編集]

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  1. ^ a b c d 竹内学(まなぶ)Facebook「竹内学さんの自己紹介」
  2. ^ a b c 石田拓海Facebook「石田拓海さんの自己紹介」
  3. ^ まなぶのツイッターアカウントより[1]より
  4. ^ a b c 【ビッくらぼんの365日・芸人日記(21)】茨城なまりのどつきツッコミが特徴のカミナリ(1/4)”. サンケイスポーツ (2016年5月29日). 2016年11月23日閲覧。
  5. ^ a b c 日経エンタテインメント! 2017年2月号『今月のコンテンツガイド』p.103
  6. ^ カミナリ、スーマラ、アキナ、相席ら「M-1グランプリ2016」決勝進出”. お笑いナタリー (2016年11月20日). 2016年11月23日閲覧。
  7. ^ a b c d e f g h i #外部リンク掲載の「公式プロフィール」参照
  8. ^ a b c d 次クル芸人 ~新時代に輝くホープたち~ (Vol59 カミナリ)”. リアルライブ (2016年12月27日). 2017年1月7日閲覧。
  9. ^ a b c d e FLASH光文社)2017年3月2日号 p.20 - 21 カミナリ記事
  10. ^ a b c 【ビッくらぼんの365日・芸人日記(21)】茨城なまりのどつきツッコミが特徴のカミナリ(4/4)”. サンケイスポーツ (2016年5月29日). 2016年11月23日閲覧。
  11. ^ 「スッキリ」 2018年1月18日(木)放送内容”. カカクコム (2018年1月18日). 2018年3月13日閲覧。
  12. ^ いばキラTV『#いばジェニック写真旅(仮)#3』 2017年11月21日公開
  13. ^ a b c d e 【ビッくらぼんの365日・芸人日記(21)】茨城なまりのどつきツッコミが特徴のカミナリ(2/4)”. サンケイスポーツ (2016年5月29日). 2016年11月23日閲覧。
  14. ^ ザテレビジョンKADOKAWA)2016年12月9日号 p.90 - 91「M-1グランプリ」特集記事より。
  15. ^ a b c d 【ビッくらぼんの365日・芸人日記(21)】茨城なまりのどつきツッコミが特徴のカミナリ(3/4)”. サンケイスポーツ (2016年5月29日). 2016年11月23日閲覧。
  16. ^ キングオブコントにも出場経験がある。
    8月1日(月)シアターブラッツ(東京)出場者”. キングオブコント2016 (2016年8月1日). 2016年11月23日閲覧。
  17. ^ 2018年2月9日放送 2:13 - 2:22 日本テレビ 採用!フリップNEWS”. TVでた蔵. ワイヤーアクション (2018年2月9日). 2018年3月13日閲覧。
  18. ^ M-1 上沼恵美子、因縁のカミナリに90点「ドツキいるんか」と公開指導も”. デイリースポーツ (2017年12月3日). 2017年12月4日閲覧。
  19. ^ あえて地元ネタを盛り込まない“カミナリ”が語る愛すべき茨城への思い
  20. ^ “カミナリ、銀シャリ、ブルゾンちえみ with Bが「PON!」リポーターに”. お笑いナタリー (ナタリー). (2017年4月1日). http://natalie.mu/owarai/news/226914 2017年4月1日閲覧。 
  21. ^ カミナリがキー局MC初挑戦!, , とれたてフジテレビ (フジテレビ), (2018年2月13日), http://www.fujitv.co.jp/fujitv/news/pub_2018/180213-i050.html 2018年2月13日閲覧。 
  22. ^ カミナリの「たくみにまなぶ」平成30年度/茨城県
  23. ^ カミナリの『たくみにまなぶ』~そういえば茨城ばっかだな~ (カミいば) - 観光いばらき
  24. ^ あの企画、ちょっとお借りします#1”. AbemaTV (2017年3月7日). 2017年4月24日閲覧。
  25. ^ “カミナリ1カ月限定番組は茨城ローカル企画満載、グレープ芸人フックアップも”. お笑いナタリー. (2017年9月13日). http://natalie.mu/owarai/news/248517 2017年9月15日閲覧。 
  26. ^ “M-1ファイナリスト・カミナリ出演、T.M.Revolutionベスト盤CM”. 音楽ナタリー. (2016年12月5日). http://natalie.mu/music/news/211915 2016年12月5日閲覧。 
  27. ^ カミナリが茨城空港ラジオCM出演!! - 茨城空港公式サイト YouTube
  28. ^ “岩手県の顔”のん CMで共演のゴー☆ジャスらとギャグ披露” (2017年8月25日). 2017年8月29日閲覧。
  29. ^ 同郷で同い年、カミナリと鈴木奈々がふるさと納税CMで息ぴったり”. お笑いナタリー (2017年10月19日). 2017年12月22日閲覧。
  30. ^ a b カミナリが地元熱狂の単独ライブを東京で再現”. お笑いナタリー (2014年12月17日). 2016年11月23日閲覧。

外部リンク[編集]