漫才協会

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漫才協会
団体種類 一般社団法人
設立 2005年
所在地 東京都台東区浅草1-11-2
御所ビル3B
北緯35度42分43.01秒東経139度47分32.74秒座標: 北緯35度42分43.01秒 東経139度47分32.74秒
法人番号 1010505001441
起源 帝都漫才組合
主要人物 会長 下地 康夫(青空球児
活動地域 日本の旗 日本
主眼 漫才を中心とする演芸の普及向上、継承と振興を図る
活動内容 漫才の公演等の開催、漫才の広報、漫才の人材育成
ウェブサイト 一般社団法人漫才協会ホームページ
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一般社団法人漫才協会(まんざいきょうかい)は、主に東京で活動する漫才師が加盟する、漫才公演の開催・漫才師の育成・広報を目的とする一般社団法人である。

役員[編集]

  • 2017年6月改選[1]
役職 本名 芸名(コンビ名)
名誉会長 安藤良子 内海桂子
会長 下地康夫 青空球児青空球児・好児
副会長 塙宣之 塙宣之ナイツ
専務理事 谷田部政視 青空好児(青空球児・好児)
常務理事 柘野信司
斎藤敬
新山ひでや新山ひでや・やすこ
宮田陽宮田陽・昇
理事 伊東正弘
庄田太一
馬場添良一
小野寺正幸
藤沢能仁
土屋伸之
根津俊弘
三浦昌朗
間瀬徳彦
相沢友美
白石正輝
岸野猛(ナンセンス)
昭和こいる昭和のいる・こいる
こぼんおぼん・こぼん
大空遊平(ふるさとコンビ)
うたじ
土屋伸之(ナイツ)
ねづっち
三浦昌朗ロケット団
間瀬弾ホンキートンク
トモ(ニックス
-
監事 河野順子
近馬一正
後藤好郎
あした順子
春日三球
-

歴史[編集]

  • 1935年昭和10年):「帝都漫才組合」設立。80余組が参加。吉本興業東京吉本)所属の林家染団治が会長に就任。
  • 1940年(昭和15年):戦時経済下の国家統制機関の一部となる。東京の全漫才師の加盟が強制され、同時に「帝都漫才協会」へ改称。会長に大朝家五二郎、副会長兼書記長に千代田松緑が就任。両名とも専従となる。
  • 1943年(昭和18年):「大日本漫才協会」の東京支部に改称。支部長は引き続き大朝家五二郎。[2]
  • 1945年(昭和20年):敗戦により消滅。
  • 1955年(昭和30年):「漫才研究会」設立。初代会長にリーガル万吉。
  • 1956年(昭和31年):漫才コンクール初開催。
  • 1964年(昭和39年):漫才協団へ改称。
  • 1971年(昭和46年):真打制度を導入。
  • 2002年(平成14年):漫才新人大賞を開始。
  • 2005年平成17年):旧法のもとで法人格を取得。団体名も漫才協団改め社団法人漫才協会へと改称。
  • 2008年(平成20年)
  • 2015年(平成27年):YouTube漫才協会公式アカウントを開設し、オリジナル番組である『madio(漫才協会のマジめなラジオ・マジオ)』を全世界に向けて配信を開始した。
  • 2016年(平成28年):母心コンパス、カントリーズ、オキシジェン新宿カウボーイの5組によるユニット「漫才協会若手五つ星」を結成。翌年以降漫才協会の先輩をゲストに迎える公演を定期的に行い、回ごとにゲストの先輩から提示される「売れるための指令」に沿った即興のネタを披露する[1]

歴代会長[編集]

主なイベント[編集]

定席[編集]

  • 浅草東洋館 - 浅草公園六区に所在。旧浅草フランス座。長年にわたり毎月上席の1日から9日を受け持っていたが、2012年平成24年)4月より毎月1日-19日の興行となった[3]。興行の名称は「漫才大行進」である。
  • なお、漫才協会の所属会員のうち、落語協会または落語芸術協会にも所属している会員がおり、その会員は両団体それぞれの定席に上がることができる。

所属会員[編集]

☆印は落語協会にも所属、★は落語芸術協会にも所属する会員を表す。

真打ち制度[編集]

漫才協会では、1971年より落語界と同様に「真打ち」(真打)制度を導入している[4]。真打ちは各定席のトリ(主任)を務め、弟子を採ることができる。毎年浅草公会堂で開催される「漫才大会」で「真打ち昇進披露」が行われる[5]

真打ち昇進は、ここ近年は1年につき1組が慣例となっているが、必ずしも毎年真打ち昇進が出る訳ではない。また、松鶴家千代若・千代菊獅子てんや・瀬戸わんや内海桂子・好江星セント・ルイスおぼん・こぼんなどのように、公式には真打ちに昇進した記録がないコンビも主任を務めたり、協会幹部への就任や弟子を採ったりと実質的に真打ちと同等の扱いがされる場合もある。なお、漫才以外の協会所属の芸人が真打ちに昇進した記録は確認できない。

歴代真打ち[編集]

なお、コンビ名のグレーは、メンバーの死去・解散などの理由により現存しないコンビ。色なしは、現存するコンビ(活動休止中を含む)。

代数 コンビ名 昇進年 備考
1 あおそらせんやいちや/青空千夜・一夜 1971年 1991年千夜死去、1996年一夜死去
2 にいやまのりろおとりろお/新山ノリロー・トリロー 1972年 1985年解散
3 あすまきようしきようた/東京二・京太 1973年 1985年解散、現在は「東京太・ゆめ子」として活動
4 おおそらみつるひろし/大空みつる・ひろし 1974年
5 あしたしゆんこひろし/あした順子・ひろし 1976年 2015年ひろし死去
6 かすかさんきゆうてるよ/ 春日三球・照代 1977年 1987年照代死去、現在は三球のみ漫談で活動
7 あおそらきゆうしこうし/ 青空球児・好児 1979年
8 たふるえいす/ Wエース 1980年 2003年丘エース死去、2004年谷エース死去
9 しようわのいるこいる/ 昭和のいる・こいる 1984年 現在はのいるが病気療養のため、コンビとしては活動休止中
10 にいやまえつやひてや/ 新山えつや・ひでや 1985年 現在はえつやが病気療養のため、「新山ひでや・やすこ」として活動
11 たふるもあもあ/ Wモアモア 1986年
12 おおせゆめしうたし/ 大瀬ゆめじ・うたじ 1988年 2013年解散、現在は「大瀬ゆめじ」「うたじ」としてそれぞれ漫談で活動
13 あすまきようまるきようへい/ 東京丸・京平 1989年
14 たかみねわさいようさい/ 高峰和才・洋才 1990年 2011年解散、現在は和才のみ漫談で活動
15 あおそらこうたふくた/ 春風こうた・ふくた 1991年
16 あおそらいつほさんほ/ 青空一歩・三歩 1995年
17 せえらあす/ セーラーズ 1996年 現在は漫才協会退会、初の女性コンビの真打
18 おおそらゆうへいかほり/ 大空遊平・かほり 1997年 2015年解散、現在は遊平のみ「ふるさとコンビ」として活動
19 すすかせにやんこきんきよ/ すず風にゃん子・金魚 2003年 女性コンビ2例目
20 えくみ/ 笑組 2005年
21 ひつくほおいす/ ビックボーイズ 2006年
22 ないつ/ ナイツ 2010年
23 ろけつとたん/ ロケット団 2011年
24 たふるころん/ Wコロン 2012年 2015年解散、現在は「ねづっち」「木曽さんちゅう」としてそれぞれ漫談で活動
25 みやたようしよう/ 宮田陽・昇 2013年
26 ほんきいとんく/ ホンキートンク 2014年
27 ほんきいとんく/ ニックス 2016年 女性コンビ3例目

脚注[編集]

  1. ^ 当期役員(平成27年6月~) - 一般社団法人 漫才協会
  2. ^ 関西支部長は初代浅田家日佐丸
  3. ^ お知らせ:平成24年4月より、毎月1日~19日は「漫才協会」の公演を開催!!”. 浅草 東洋館 (2012年2月28日). 2012年3月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年9月11日閲覧。
  4. ^ 漫才協会 歴代真打ち - 一般社団法人 漫才協会
  5. ^ 漫才大会の記録 - 一般社団法人 漫才協会

外部リンク[編集]