ヒコロヒー
ヒコロヒー HICCOROHEE | |
---|---|
![]() | |
生年月日 | 1989年10月15日(31歳) |
出身地 |
![]() |
血液型 | AB型 |
身長 | 165cm |
言語 | 日本語 |
出身 | 松竹芸能大阪養成所 |
芸風 | 一人コント |
事務所 | 松竹芸能 |
活動時期 | 2011年 - |
同期 |
稲田美紀(紅しょうが) [1] 霜降り明星 |
公式サイト | 公式プロフィール |
ヒコロヒー(1989年10月15日 - )は、日本のお笑いタレント。女性。
愛称:ヒコ、ヒコちゃん、ヒコさん(とあるスタッフからは「ヒッコロ係長」と呼ばれる。)
ヒコロヒー | |
---|---|
YouTube | |
チャンネル | |
活動期間 | 2020年 - |
登録者数 | 3.1万人 |
総再生回数 | 163万回 |
チャンネル登録者数、総再生回数は2021年2月19日時点。 |
経歴[編集]
M-1グランプリの影響でお笑い好きになる。しかし、最初は芸人になる気は無かった。高校3年の時にガソリンスタンド社員として採用が決まり、そのまま就職するつもりでいたが、親の強い要望で大学受験に臨み、1校だけ受験して合格した近畿大学文芸学部芸術学科に進学。大阪の大学を受験したのは、ミナミに憧れてという気持ちもあったという[3]。大学では落語研究会に所属[4]。大学2年生の時の大学祭で、落語研究会の先輩に頼まれて出演したお笑いイベントで、落語ベースの一人コントを披露。それを見ていた松竹芸能のマネージャーにスカウトされ[4]、特待生として授業料免除で松竹芸能大阪養成所入り[3]、同所卒業後に松竹芸能(大阪)所属となる。松竹の初舞台の前に芸名を付け、この芸名には特に意味は無く「2秒で付けた」という[5]。ただ本人は元々「直角がいっぱいある文字」が好きで、それを寄せ集めて出来たのが「ヒコロヒー」だった、と話している[6]。
最初は大阪を拠点にして活動、道頓堀角座などで、多い時で月に15~20本のライブ出演をこなす[5]。2013年12月1日に、道頓堀角座で初の単独ライブ「ヒッコロコメディショー」を行う[7]。
芸人活動と学生生活が全然両立出来なくなった事を理由に、大学を2013年春に中退。大阪で3年間活動した後、場所を変えて自分の笑いを試して勝負したく上京、2014年4月から松竹芸能東京に所属[5]。
IPPONグランプリ(フジテレビ系)への出場に向けた全国一斉大喜利ペーパーテスト(1603人出場)を勝ち抜き、本戦への出場枠を賭け第1回『IPPONスカウト』に出演(初登場)。MCのバカリズム、おぎやはぎ小木、バナナマン設楽らから高く評価された[8]。 第11回『IPPONスカウト』(2014年5月17日放送)では最終決勝の5人の解答者に選出された[5]。大喜利に関しては大阪時代の3年間「ずっと負けてるなと思ったことが無い」と言い、『IPPON グランプリ』本戦出場を逃したことにも悔しさを表すコメントをしていた[5]。
女芸人No.1決定戦 THE Wでは、2017年(第1回)、2018年(第2回)、2019年(第3回)、2020年(第4回)の4年連続で準決勝まで進出。
R-1グランプリ2021準決勝進出。
人物[編集]
- 一人称は「ワシ」。
- ネタは約200本持ち、衣装、音響や小道具などの仕掛けに頼らない一人コントが特徴[5]。自分のコントを『ヒッコロコント』と称し(DVD『アンタッチャブル柴田の「ワロタwwww」~超絶おもしろいのに全く知られてない芸人たち~』でも「新星!ヒッコロコント」のキャッチフレーズが付いている[9])、コントの前には「ヒコロヒーのヒッコロコント」と発するのが定番である[10]。ちょうどいい感じのアウトローさで、言動がクールとも言われており[11]、馬鹿よ貴方は新藤竜巳は「設定選びが他の芸人と一切かぶらない」と評している[10]。一方で毒気のあるネタ、過激なネタも多く有するという[3]。象形文字から漢字の成り立ちをベースにネタにしたものなど、フリップを使った漫談も演じることがある[8]。
- 趣味・特技は競馬、麻雀(著名人麻雀リーグ会員)、料理、バスケットボール、ダンス、映画・美術鑑賞、剣道、速読、暗記、ことわざに詳しいこと[2][11]。中島みゆきのファンで、ファンクラブにも入会している[12]。
- うしろシティ金子率いるチーム「GIGA BODY, METAL, from JAPAN」が2019年7月11日にフィンランド・ヨエンスーで開催された「Heavy Metal Knitting World Championships(ヘヴィメタル編み物世界選手権)」決勝大会に出場して優勝。ヒコロヒーも、コーヒールンバ平岡、ゆんぼだんぷと共にこのチームのメンバーとして出場した[13]。
- 太陽の小町のつると同居している。2019年5月24日には、この2人で「Since 603」というタイトルのトークライブを開催した[14]。
- 社会問題全般に関心がある。M-1グランプリでは元ピーマンズスタンダードのみなみかわと即席コンビ「ヒコロヒーとみなみかわ」を組んで出場し、芸人社会のジェンダーに切り込んだ漫才を披露し、2019年は3回戦まで[10]、2020年は準々決勝まで進出[15]。このようなジェンダーバイアスをテーマにした漫才を作ったのは、誰もして来なかったであろうと思う設定で新しく面白いものをやろういう気持ちからだった。男性芸人の先輩から性的なことを挨拶のように聞かれるのは日常茶飯事だったということで、そのような不満やむかつきをみなみかわと喫茶店で愚痴りながら喋っている時にその流れで、その不満を漫才という形で発展させて作ることになった。そのネタをM-1グランプリやバラエティ番組などで披露したところ、各所から想像以上の反響をもらったという[16]。
- ヒコロヒーの金借りチャンネルというYoutubeチャンネルを開設しており、さらば青春の光・森田、3時のヒロイン・福田、きつね・淡路、紅しょうが・稲田などから借金をしている。
出演[編集]
テレビ[編集]
- IPPONスカウト(フジテレビ)- 2014年5月17日(スカウト本戦)、2012年11月17日、2013年5月25日、2013年11月16日、2014年11月1日
- IPPAN グランプリ(フジテレビ)- 2014年11月5日
- 踊る!さんま御殿!!(日本テレビ)- 2014年10月14日
- 勇さんのびわ湖カンパニー(びわ湖放送)
- ごちそうさん(NHK総合)
- 〜公開ネタ見せ番組〜 輝け!ギャラ3000円芸人(BSスカパー!)
- NMB48須藤凜々花の麻雀ガチバトル! (2016年5月7日、TBSチャンネル1)
- 前略、西東さん(中京テレビ放送)- 2015年5月30日深夜
- 『ぷっ』すま(テレビ朝日)- 2016年6月3日深夜
- じわじわチャップリン(テレビ東京)- 2016年8月27日初出演
- ネプ&ローラの爆笑まとめ! 2017直前スペシャル(TBS)- 2017年4月1日
- S Rocks(TOKYO MX)- 2017年10月からサンロッカーズ渋谷応援芸人としてレギュラー出演
- ウチのガヤがすみません!(日本テレビ) - 2018年8月28日、2018年9月24日
- 爆笑オンエアバトル 20年SP〜平成最後の年に一夜限りの大復活!〜(NHK総合)- 2019年3月24日
- 有田ジェネレーション(TBS)- 2020年1月15日、2020年6月29日(以降同番組の研究生に)
- ゴッドタン(テレビ東京) - 2020年6月14日、10月11日 「気づいちゃった発表会」コーナー、11月28日「芸人マジ歌選手権」などに出演
- 有吉の壁(日本テレビ)- 2020年08月19日、2021年02月17日
- あさイチ(NHK総合テレビジョン)- 2020年11月30日、ヒコロヒーとみなみかわで出演
- 爆笑ヒットパレード(フジテレビ)- 2021年1月1日「爆速ヒットパレード」コーナー、ヒコロヒーとみなみかわで出演
ラジオ[編集]
- 江刺伯洋のおかげサンデー(南海放送ラジオ)
- R-40(南海放送ラジオ)
- ニュースレディオ(南海放送ラジオ)
- マイナビ Laughter Night(TBSラジオ)- 2016年6月18日[17]、2017年2月4日[18]、2019年1月11日[19]・4月26日[20]・8月23日[21]・11月15日[22]、2020年3月13日[23]・8月28日[24]
- ストロベリーワンピース(GERA放送局、2020年10月15日20:00から)[25]
舞台[編集]
- かわら長介プロデュース公演『コント衛門』
単独ライブ[編集]
- ヒッコロコメディショー(2013年12月1日、道頓堀角座)
- 漁港の女(2016年11月12日、新宿角座)- 東京に活動拠点を移してからは初の単独ライブ[26]
- その次の女(2017年11月17、新宿角座)[27]
- 清純派(2019年11月16日、新宿角座)[28]
ユニットライブ[編集]
- ネタヤールーズエンジェル(2019年12月4日、新宿バティオス)- 紺野ぶるま、河邑ミクとのスリーマンライブ[29]
- 同・級・生(2020年10月3日、新宿角座) - プロダクション人力舎所属・吉住とのツーマンライブ[30][31]
DVD[編集]
脚注[編集]
- ^ 吉住のW―1優勝で「205万円借金計画」のアテが外れた女芸人
- ^ a b ヒコロヒー |松竹芸能株式会社
- ^ a b c 2014年3月26日 読売新聞大阪版夕刊 12面『星を見つけた NEXT BREAK・6 お笑いタレント・ヒコロヒー』
- ^ a b “【ビッくらぼんの365日・芸人日記(153)】オヤジギャルを地でいくヒコロヒー”. サンケイスポーツ (2016年10月9日). 2016年10月9日閲覧。
- ^ a b c d e f “【ブレーク予報】東京で勝負のヒコロヒー ダメなら引退”. スポーツ報知 (2014年7月7日). 2015年1月25日閲覧。
- ^ “【SKE48福士奈央】「こんな総選挙は嫌だ」を考える【芸人もういっちょ #14:ヒコロヒー】(3:40)”. もういっちょTV. 2019年6月24日閲覧。
- ^ “ヒコロヒー単独ライブ「ヒッコロコメディショー」”. 道頓堀角座 (2013年12月1日). 2015年1月25日閲覧。
- ^ a b “2016年6月4日放送 テレビ朝日『ぷっ』すま”. TVでた蔵. ワイヤーアクション (2016年6月4日). 2016年6月5日閲覧。
- ^ “柴田の頬に光る涙、DVD「ワロタwwww」ジャケ&ネタ発表”. お笑いナタリー (2014年11月14日). 2015年1月25日閲覧。
- ^ a b c 2020年1月8日 東京スポーツ 18面『「馬鹿よ貴方は」新道竜巳 女芸人馬鹿売れ前夜』
- ^ a b ぴあお笑いライブ読本(ぴあMOOK、2015年9月30日)p.30
- ^ “みゆきさんのこと”. ヒコロヒー地球ブログ (2014年12月19日). 2015年1月25日閲覧。
- ^ “令和の怪物うしろシティ金子、「第1回ヘヴィメタル編み物世界選手権」で優勝”. お笑いナタリー (2019年7月12日). 2019年8月19日閲覧。
- ^ “603号室について”. ヒコロヒーオフィシャルブログ (2019年5月12日). 2020年10月15日閲覧。
- ^ “コンビ情報 ヒコロヒーとみなみかわ”. M-1グランプリ公式サイトate=. 2020年11月30日閲覧。
- ^ “「女性芸人」と呼ばれ10年。ジェンダーバイアスについて考えないほうが嘘”. かがみよかがみ. 朝日新聞 (2020年8月3日). 2020年11月30日閲覧。
- ^ “2016年06月18日放送”. TBSラジオ. 2020年6月17日閲覧。
- ^ “2017年02月04日放送”. TBSラジオ. 2020年6月17日閲覧。
- ^ “2019年01月11日(金)放送”. TBSラジオ. 2020年6月17日閲覧。
- ^ “2019年04月26日(金)放送”. TBSラジオ. 2020年6月17日閲覧。
- ^ “2019年08月23日(金)放送”. TBSラジオ. 2020年6月17日閲覧。
- ^ “2019年11月15日(金)放送”. TBSラジオ. 2020年6月17日閲覧。
- ^ “2020年03月13日(金)放送”. TBSラジオ. 2020年6月17日閲覧。
- ^ “2020年08月28日(金)放送”. TBSラジオ. 2020年9月5日閲覧。
- ^ “ヒコロヒーのラジオがGERAで開始「ごく一部の人たちにこっそりクククと」”. お笑いナタリー (2020年10月15日). 2020年10月15日閲覧。
- ^ “ヒコロヒー単独ライブ 漁港の女”. 新宿角座. 2016年11月15日閲覧。
- ^ “ヒコロヒー、単独ライブ「その次の女」で全力放出かます”. お笑いナタリー (2017年10月27日). 2018年5月14日閲覧。
- ^ “ヒコロヒー、2年ぶりの単独ライブ 「清純派」を開催”. お笑いナタリー (2019年9月18日). 2019年12月2日閲覧。
- ^ 松竹芸能(東京)若手芸人オフィシャルTwitter午後10:03 · 2019年12月3日
- ^ “ヒコロヒー・吉住のツーマンライブ「同・級・生」※9/30(水)グッズ情報更新”. 松竹芸能 (2020年9月30日). 2020年10月4日閲覧。
- ^ ヒコロヒーTwitter、2020年10月3日、同月4日閲覧
外部リンク[編集]
- ヒコロヒー |松竹芸能株式会社
- ヒコロヒー 地球ブログ
- hiccorohee (@hiccorohee0016) - Twitter
- 朝日新聞 かがみよかがみ内連載「ヒコロジカルステーション」
- ヒコロヒーの金借りチャンネル - YouTubeチャンネル