桂雀々

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桂 雀々かつら じゃくじゃく
本名 松本 貢一
別名 まつもと こういち
生年月日 (1960-08-09) 1960年8月9日(57歳)
出身地 日本の旗 日本大阪府大阪市住吉区
師匠 桂枝雀
活動期間 1977年 -
活動内容 上方落語
所属 ラルテ
オフィスまめかな(マネジメント・業務提携)
公式サイト 桂雀々の必死のパッチ
受賞歴
受賞歴参照

桂 雀々(かつら じゃくじゃく、本名:松本 貢一(まつもと こういち)、1960年8月9日 - )は大阪市住吉区我孫子出身で上方落語家。所属事務所はラルテ。以前は米朝事務所に所属していた(米朝事務所退社後は浅井企画西口エンタテインメントと業務提携があった)。既婚で、一女一男あり。通称「けい じゃんじゃん」。

経歴[編集]

子供の頃母が蒸発し間もなく父は博打が好きで借金取りが毎日家に来ていた。生活に困り、借金取りから5,000円借りたこともあった。後に父も蒸発し近所の人にお世話になったりアルバイトをしながら一人で生活をする。中学3年生の頃、関根勤清水アキラあご勇小堺一機らを輩出したTBSテレビぎんざNOW!」の『素人コメディアン道場』に「花より団子」という名で出演。大阪弁での巧妙な喋りが人気となり見事勝ち抜きチャンピオンとなる。その後、渡辺プロから将来性を見込まれ誘われるが断ったという逸話がある。

1977年6月1日桂枝雀に入門。同年10月の名古屋雲竜ホール(現在のDIAMOND HALL)「枝雀独演会」にて「浮世根問」で初舞台。2005年2月19日より、一門や所属事務所の異なるメンバー6人で開催している「RG研進会」(現「新鋭・上方落語会」、MZ研進会に由来)発起人。

「ぎんざNOW!」の縁で関根勤・小堺一機が所属する浅井企画とも契約していた時期があり、TBSラジオコサキンDEワァオ!」にときおり出演、横山ノックのものまねで関根、小堺を喜ばせた。

2007年は芸能生活30周年を迎える。迎えるにあたってやしきたかじんプロデュースおよび出演の『雀々十八番』がシアターBRAVA!で開催し、6日間の独演会行われた。たかじんの親交のある芸能人の芸人(上岡龍太郎、桂ざこばなど)が出演し、たかじんも円広志音曲漫才や藤山直美と夫婦漫才を披露した。全公演完売で大成功を収める。ちなみに雀々とたかじんの関係は以前米朝一門がよく出入りしていた北新地居酒屋「猫八」で初めて出会う。その後たかじんが以前住んでいた天満のマンションに一緒に住むまでにいたる。

2010年には全国各地の地獄や閻魔にゆかりのある地域で「地獄八景亡者戯」を演じるツアーを開催。ファイナルでは12月12日に和歌山・ポルトヨーロッパにて『スーパー落語』と題した高座に地獄のセットを舞台に造り白装束、三角頭巾の姿で演じる落語を披露。

2011年10月より、「大阪でやれることは全てやった、51歳をきっかけにリセットして東京で勝負したい」という思いから、住居と活動拠点を東京に移し、長らく所属であった米朝事務所も離れた。東京では2DKのマンションで娘と二人暮らし(妻と息子は大阪在住)。娘の麻生唯はタレントとして活動している。

人物[編集]

  • 「雀々」は師匠枝雀が最も気に入った名前とされ、上岡龍太郎曰く、『枝雀と雀々の名前を入れ替えて、枝雀自身は自らを「雀々家 雀々(じゃくじゃくや じゃくじゃく)」に改名、いつでも「こいつ、じゃくじゃくや、じゃくじゃく!」と言われたかった』とのこと。
  • 噺し方はもっさり。アホな人物や、呆れる婦人をやらせるとうまい。アクションは若干オーバーなところがあり、師匠枝雀を髣髴とさせることがある。礼儀正しい上に大物・先輩芸能人と絡んでもひるむところがなく、大阪ではテレビタレントとしても人気が高い。
  • 学生時代から部活動で卓球部に所属していたこともあり現在でも趣味は卓球。東京活動後はらくご卓球クラブに加入。他にも趣味はゴルフでプライベートで「JAK2杯」を開催している。
  • 夫人同士が姉妹であるため、桂ざこばとは義兄弟。
  • 甥にJAY'EDがいる。(ざこば夫人にとっては弟、雀々夫人にとっては弟or兄の子に当たる)
  • プライベートなどでよくハンチング帽をかぶっている。これは内弟子時代にハンチングの製造工場で働いていたことに由来する。よく枝雀宅に試作品を持ち帰っていたため枝雀も愛用するようになった。
  • 首吊り自殺を図った枝雀の体を降ろしたのは雀々である。
  • 2004年度より園田学園女子大学「非言語コミュニケーション論」非常勤講師。
  • 桑田佳祐サザンオールスターズ)、山下達郎と親交がある[1]
  • メンズデザイナー菊池武夫の大ファン。原宿、明治通り沿いにある本店に足繁く通っている。

受賞歴[編集]

出演[編集]

テレビ[編集]

ラジオ[編集]

出演CM[編集]

映画[編集]

舞台[編集]

  • 八月納涼公演「好色一代男」(2011年8月6日-21日、名古屋御園座

DVD・CD[編集]

『雀々十八番』

タイトル 演目
雀々十八番 上巻 手水廻し
くしゃみ講釈
花ねじ
動物園
舟弁慶
蛸芝居
田楽喰い
不動坊
さくらんぼ
雀々十八番 下巻 手水廻し
鶴満寺
景清
代書
がまの油
仔猫
疝気の虫
子ほめ
夢八
愛宕山

『桂雀々 落語のひろば』

タイトル 演目 収録年月日 収録会場 発売年月日 発売元
落語のひろば その1 がまの油 1996年11月24日 ABCホール 1997年4月16日 東芝EMI
夢八 1996年11月8日 宝塚ソリオホール
落語のひろば その2 舟弁慶 1997年4月16日 大阪朝日生命ホール 1998年4月22日
手水廻し 1997年4月16日 大阪朝日生命ホール
落語のひろば その3 仔猫 1998年2月22日 枝雀寄席」ABCホール 2000年5月10日
猿後家 1999年4月21日 大阪朝日生命ホール
落語のひろば その4 景清 1999年11月13日 京都府立文化芸術会館 2001年8月8日
鷺とり 1999年11月4日 大阪朝日生命ホール
落語のひろば その5 八五郎坊主 1999年11月13日 京都府立文化芸術会館 2001年8月8日
鯉舟 2000年5月11日 大阪朝日生命ホール
遺言 2000年2月27日 なるお文化ホール
落語のひろば その6 動物園 2004年4月24日 西脇アピカホール 2004年7月28日
鶴満寺 2004年4月24日 西脇アピカホール
落語のひろば その7 田楽喰い 2004年5月13日 大阪朝日生命ホール 2004年7月28日
さくらんぼ 2004年5月13日 大阪朝日生命ホール
せんきの虫 2003年3月29日 東京内幸町ホール

『ええやん。』

著書[編集]

自叙伝。上岡龍太郎が発起人となって大阪の芸能人が集まり出版記念パーティーが開かれ、そこには“蒸発した”母親がサプライズゲストとして登場した。[3]父は既に亡くなっている。残されて遺品は外れた宝くじの券と大事に使っていた金の腕時計[4]
出版のきっかけは、酒の席で芸能レポーター井上公造に自身の生い立ちを語ったことによる。想像を絶する貧乏話に興味を持った井上が幻冬舎を紹介し、雀々自らが幻冬舎の代表取締役社長である見城徹へプレゼンテーションを行って出版が決まった。ちなみにプレゼンテーションの時間はわずか15分足らずであった。[5]

弟子[編集]

出典[編集]

関連項目[編集]

[編集]

  1. ^ 桂雀々 35周年記念独演会「必死のパッチ5番勝負 スポニチ
  2. ^ 東京で初の冠番組
  3. ^ テレビ朝日ワイド!スクランブル』2008年12月4日放送より
  4. ^ 関西テレビごきげんライフスタイル よ〜いドン!』2008年12月24日放送より
  5. ^ 朝日放送誠のサイキック青年団』2008年10月19日放送のゲスト出演時より

外部リンク[編集]