内藤剛志

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ないとう たかし
内藤 剛志
本名 内藤 剛志
生年月日 (1955-05-27) 1955年5月27日(67歳)
出生地 日本の旗 日本大阪府大阪市東区
(現:中央区
身長 183 cm
血液型 O型
職業 俳優
声優
タレント
司会者
ジャンル 映画
テレビドラマ
バラエティ
活動期間 1966年 -
配偶者 既婚
事務所 阪口京子事務所
主な作品
テレビドラマ
ホテルウーマン
家なき子
味いちもんめ
人生は上々だ
QUIZ
金田一少年の事件簿
わかば
科捜研の女
警視庁強行犯 樋口顕
水戸黄門
警視庁・捜査一課長
西村京太郎サスペンス 十津川警部シリーズ
映画
ヒポクラテスたち
戦場のメリークリスマス
幻の光
バラエティー番組など
スタイルプラス
人気者でいこう!
 
受賞
高崎映画祭
最優秀助演男優賞
第10回『幻の光
テンプレートを表示

内藤 剛志(ないとう たかし、1955年〈昭和30年〉5月27日[1][2] - )は、日本俳優声優タレント司会者である。本名は同じ[1]

大阪府[1][2]大阪市東区(現在の中央区)生まれ、寝屋川市香里園育ち。大阪市立集英小学校(現:開平小学校)、大阪市立船場中学校(現:東中学校)、大阪星光学院高等学校卒業、日本大学芸術学部映画学科[1]中退。身長183cm、体重77kg。血液型O型。現代制作舎[1]を経て、阪口京子事務所所属。

略歴[編集]

NHKでラジオ、テレビの技術職をしていた父、人形製作の母の元に生まれ[3][出典無効]、幼少期は両親からの強要で習い事としてピアノ教室や児童劇団に通っていた傍ら、小学生の時には在阪テレビ局及び映画各社製作品に子役として出演している。

サックスでジャズミュージシャンを志望し飯田ジャズスクール[4]に入学するために上京。しかし入学直後にその道をあきらめ日本大学芸術学部映画学科へ入学[3]。それと同時に、同級の長崎俊一自主映画の制作を開始。『獏をぶっ殺せ』『造花の枯れる季節』など、長崎作品の主演を多数務める。

文学座研究所を経て、一般の映画としては1980年、『ヒポクラテスたち』でデビュー。以後、テレビドラマ映画を中心に活動、地道に芸能活動を続ける。80年代は刑事ドラマなどで悪役、犯人役を演じることが多かった(あぶない刑事など多数出演)が、1991年10月に『ホテルウーマン』(関西テレビ)に同郷出身の沢口靖子演ずるホテル従業員の上司として出演し、1992年10月開始の『ウーマンドリーム』(関西テレビ)に裕木奈江演ずるアイドル歌手の事務所のマネージャー役を演じた。1994年 - 1995年日本テレビドラマ『家なき子』では、安達祐実が演ずる主人公をいじめる酒浸りの父親役を演じ、同作品が高視聴率の話題作となったことで知名度が上がった。1995年1月(味いちもんめ) - 2001年9月(金田一少年の事件簿)にかけて、27クール(6年9か月・81か月)連続で連続ドラマに出演という日本新記録を樹立し、同時期に2つのドラマを掛け持ちで出演するなど、主演・助演問わずドラマに欠かせない存在となり、「連ドラの鉄人」と呼ばれるようになった[5]

1991 映画『昭和鉄風伝 日本海』1995 ドラマ『人生は上々だ』(TBS)1996 『竜馬におまかせ』(日本テレビ) などで浜田雅功と共演したことがきっかけとなり、同じ関西出身の浜田と親交を持ち、浜田を「師匠」と呼ぶ仲になる。1996年10月から『女神の天秤』(TBS)で関口宏と司会を担当、タレント活動を開始。1998年4月からは浜田とともに『人気者でいこう!』(朝日放送)にレギュラー出演し、「芸能人格付けチェック」コーナーの人気もあり、さらに広い層にまでその存在が知れ渡った。2000年 - 2001年に放送された土曜昼前の生放送情報番組ウォッ!チャ』(フジテレビ)、2001年 - 2002年の『リアルタイム』(毎日放送)、その他にも2005年 - 2006年の『音遊人』(テレビ東京)、2006年10月から2019年9月まで生放送番組『スタイルプラス』(東海テレビ)の司会を担当。さまざまなバラエティ番組・情報番組(特に司会業)に出演している。

ドラマでは2000年、『科捜研の女』第2シリーズにプロファイラーの武藤要として登場。第4シリーズ(2002年)まで出演した後、第5シリーズ(2004年)より役を変え、京都府警捜査一課刑事の土門薫として再登場した。主人公の科学捜査研究員・榊マリコ(沢口靖子)と協力して事件捜査にあたる準主役格として、長期に渡るレギュラー出演を続けている。2007年の6月から『水戸黄門』の第37部(TBS)から2代目風車の弥七として登場し、2011年のシリーズ最終回まで出演した。2010年の『必殺仕事人2010』(朝日放送・テレビ朝日)には、中村主水藤田まこと、藤田は同年逝去)に代わる新仕事人・カルタの力役として出演している。2012年より主役を演じていた「土曜ワイド劇場」で放送の『警視庁・捜査一課長』が「木曜ミステリー」にて2016年4月よりシリーズ化され『科捜研の女15』に引き続き同枠で連続して出演することとなった。

声優業では主にアニメーション映画に出演している。OVA版『ブラック・ジャック』の主人公、ブラック・ジャックの声優として当初キャスティングされていたが本人が急病を患ったため、大塚明夫と交代している。2000年のアニメーション映画『風を見た少年』の記者会見で「顔がツギハギになっているお医者さんのアニメーションがあったんですけれど、お医者さんの役をやるどころか、入院してしまいまして」と語っている[6]

人物[編集]

趣味・特技はトランペット[1][2]サックス等の楽器演奏[注 1]バイクの運転。

視力が弱く中学生の頃から眼鏡を着用しており、バラエティ番組に出演する時は殆ど眼鏡を着用している。

現在の家族構成は1982年に結婚した帽子デザイナーの妻(横浜市出身)と、スタジオジブリ勤務の長女(1983年生まれ、東京都出身[注 2][注 3])で、いずれも一般人であるとして氏名は公表していない。また、妻は本人と違う姓である。

斎藤洋介船越英一郎古尾谷雅人金田明夫佐野史郎と親交が深く、特に佐野と金田に関しては多数のドラマで共演している[注 4]

元来、刑事役を演じることが多かったことから、近年演じた役の約9割は刑事役だとする記事もあり、本人が刑事を演じたドラマは30作以上に亘る(2016年2月現在)[7]。本人もその事を認めており、本物の警察官に黙礼をされるというエピソードを語っている[8]

出演[編集]

テレビドラマ[編集]

NHK[編集]

日本テレビ[編集]

読売テレビ[編集]

TBS[編集]

毎日放送[編集]

フジテレビ[編集]

関西テレビ[編集]

東海テレビ[編集]

テレビ朝日[編集]

  • 特捜最前線
    • 第80話「新宿ナイト・イン・フィーバー」(1978年) - 通行人の学生 役
    • 第204話「19才の犯罪日記!」(1981年)
  • 西部警察シリーズ
    • 西部警察
      • 第107話「暴走トラック炎上」(1981年) - 坂田徹 役
      • 第120話「消えた白バイ隊の謎」(1982年) - 緒方亮 役
    • 西部警察 PART-III 第35話「刑事無情」(1984年) - 飯沼彰 役
  • ベイシティ刑事 第4話「チャイナタウンの女」(1987年) - 三上 役
  • さすらい刑事旅情編 最終話「信州雪景色・"汽車"を唄う男」(1989年3月)
  • はぐれ刑事純情派
    • 第3シリーズ 第8話「囮捜査!? 受刑者の愛人」(1990年) - 金井次郎 役
    • 第17シリーズ 最終話「東京-岩手花巻温泉500Km運命の男と女、愛の完全犯罪トリック」(2004年) - 寺山良夫 役
  • セールスレディは何を見た(1993年4月 - 6月) - 村木亮 役
  • 味いちもんめシリーズ - 坂巻辰夫 役
    • 味いちもんめ(1995年1月 - 3月)
    • 味いちもんめII 京都編(1996年1月 - 3月)
    • '97新春ドラマスペシャル 味いちもんめ(1997年1月2日)
    • '98新春ドラマスペシャル 味いちもんめ(1998年1月2日)
    • '2011新春ドラマスペシャル 味いちもんめ(2011年1月8日)
    • '2013ドラマスペシャル 味いちもんめ(2013年5月11日)
  • イタズラなKiss(1996年10月 - 12月) - 相原重雄 役
  • スウィートデビル (1998年7月 - 9月) - 檀原栄治 役
  • 外科医・夏目三四郎(1998年10月 - 12月) - 主演・夏目三四郎 役
  • 科捜研の女シリーズ
    • 武藤要
      • Season2(2000年10月 - 12月)
      • Season3(2001年10月 - 12月)
      • Season4(2002年7月 - 9月)
      • スペシャル(2018年10月14日)
    • 土門薫
      • 新・科捜研の女(2004年4月 - 6月)
      • 新・科捜研の女2(2005年7月 - 9月)
      • 新・科捜研の女3(2006年7月 - 9月)
      • スペシャル(2008年3月13日)
      • 新・科捜研の女4(2008年4月 - 6月)
      • Season9(2009年7月 - 9月)
      • スペシャル(2010年3月18日)
      • Season10(2010年7月 - 9月)
      • スペシャル(2011年3月17日)
      • Season11(2011年10月 - 2012年3月)
      • Season12(2013年1月 - 3月)
      • Season13(2013年10月 - 2014年3月)
      • クリスマススペシャル(2013年12月25日)
      • Season14(2014年10月 - 12月)
      • 年末スペシャル(2014年12月21日)
      • 新春スペシャル(2015年1月18日)
      • Season15(2015年10月 - 2016年3月)
      • 正月スペシャル(2016年1月3日)
      • 春スペシャル(2016年4月17日)
      • Season16(2016年10月 - 2017年3月)
      • 正月スペシャル(2017年1月3日)
      • スペシャル(2017年10月15日)
      • Season17(2017年10月 - 2018年3月)
      • スペシャル(2018年10月14日)
      • Season18(2018年10月 - 12月)
      • 正月スペシャル(2019年1月3日)
      • Season19(2019年4月 - 2020年3月)
      • Season20(2020年10月 - 12月)
      • Season21(2021年10月 - 2022年4月)
  • R-17(2001年4月 - 6月) - 西本克彦 役
  • 三匹が斬る!(2002年4月 - 6月) - 左文字右京 役
  • 相棒 season1 最終話「午後9時30分の復讐 特命係、最後の事件」(2002年12月25日) - 萩原壮太
  • 世直し順庵!人情剣(2005年) - 吉松 役
  • 太閤記〜天下を獲った男・秀吉(2006年) - 松平元康
  • 肉体の門(2008年) - 宇佐見浩 役
  • 落日燃ゆ(2009年3月) - 山本五十六
  • 女刑事音道貴子・凍える牙(2010年1月30日) - 高木勝弘 役
  • Answer〜警視庁検証捜査官 最終話「600通の詫び状に隠された真犯人」(2012年6月13日) - 楠田正芳 役
  • 松本清張没後20年 ドラマスペシャル 十万分の一の偶然(2012年12月15日) - 岩瀬厚一郎 役
  • 遺留捜査スペシャル(2014年) - 佐和田徹夫 役
  • 警視庁・捜査一課長 - 主演・大岩純一[5]
    • season1(2016年4月 - 6月)
    • season2(2017年4月 - 6月)
    • season3(2018年4月 - 6月)
    • スペシャル(2018年7月15日)
    • スペシャル(2019年1月6日)
    • スペシャル(2019年4月21日)
    • 新作スペシャルI(2019年7月7日)
    • 新作スペシャルII(2019年7月14日)
    • スペシャル(2019年10月13日)
    • スペシャル(2019年12月15日)
    • 正月スペシャル(2020年1月3日)
    • 2020(2020年4月 - 9月)
    • season5(2021年4月 - 6月)
    • season6(2022年4月 - 6月)[10]
  • 未解決の女 警視庁文書捜査官 - 大岩純一 役[11]
    • 第1話「別荘で文書改ざん!? 密室殺人空白の10年…頭脳派&熱血刑事が挑む」(2018年4月19日)
    • 最終話「さらば矢代!! 三億円事件…文書改ざんで殺人連鎖!?」(2018年6月7日)
    • 未解決の女 警視庁文書捜査官〜緋色のシグナル〜(2019年4月28日)
  • 土曜ワイド劇場土曜プライム・土曜ワイド劇場
  • ミステリースペシャル
  • 日曜ワイド
    • 特殊犯罪課・花島渉2(2017年9月17日) - 主演・花島渉 役
  • 日曜プライム

朝日放送[編集]

テレビ東京[編集]

映画[編集]

劇場アニメ[編集]

吹き替え[編集]

舞台[編集]

  • 必殺シリーズ放送十周年記念公演「新・必殺仕事人」(1982年、名鉄ホール) - 秀 役

バラエティ[編集]

現在

過去

ドキュメンタリー[編集]

情報番組[編集]

音楽番組[編集]

CM[編集]

ゲーム[編集]

音楽[編集]

シングル
その他

著書[編集]

  • 『ないとう流』 筑摩書房、1998年/ちくま文庫、2000年
  • 『日々。』 光文社、1998年
  • 『王国』 アスキー、1998年
  • 『中年無休』 世界文化社、2000年

脚注[編集]

[脚注の使い方]

注釈[編集]

  1. ^ その他、ウクレレピアノ[2]ギター[1][2]の演奏もお手の物であり、自宅でも多数の楽器を所有しており、バラエティ番組に於いても内藤本人が楽器演奏をしている様子が放送されている。
  2. ^ 映画『ゲド戦記』において本人と長女がエンドロールで共演したことがあるが、ここでも長女の氏名は公表されていない。[要出典]
  3. ^ 内藤本人の談では、長女がスタジオジブリに入社したのは内藤が『千と千尋の神隠し』で出演した縁によるコネではなく、長女自身の実力によるとのこと。[要出典]
  4. ^ 『家なき子』で共演した際は内藤・斉藤・古尾谷の三者とも凶悪な人物を演じており、本人が酒浸りで主人公の安達をいじめる父親、斉藤はムチを振り回して子供をいじめるサーカス団員、古尾谷は出世のために子供を殺害しようとする父親の役を演じていた。

出典[編集]

  1. ^ a b c d e f g 日本タレント名鑑'83』VIPタイムズ社、1982年、153頁。 
  2. ^ a b c d e 内藤 剛志”. 日本タレント名鑑. VIPタイムズ社. 2019年2月7日閲覧。
  3. ^ a b NHKラジオ、すっぴん!、2013年5月22日放送
  4. ^ 内藤剛志の若い頃は?現在の年齢は?事務所は?安達祐実と?出演ドラマ映画は?” (日本語). こいもうさぎのブログ. 2020年4月8日閲覧。
  5. ^ a b 内藤剛志、刑事ドラマ33作目は連ドラ主演 沢口靖子もエール”. ORICON STYLE (2016年2月19日). 2016年2月19日閲覧。
  6. ^ 『風を見た少年』 声優発表記者会見”. WERDE OFFICE. 2019年1月27日閲覧。
  7. ^ [内藤剛志]“土ワイ”連ドラ化に「テンション上がってます」 “科捜研”沢口靖子もエール”. マイナビニュース STYLE (2016年2月19日). 2016年2月19日閲覧。
  8. ^ 内藤剛志「本物の警察官に黙礼される」 刑事ドラマあるある談義”. ORICON STYLE (2021年1月14日). 2021年1月14日閲覧。
  9. ^ BS-TBS. “「ホテルマン東堂克生の事件ファイル~八ヶ岳リゾート殺人事件~」|BS-TBS” (日本語). BS-TBS. 2022年1月18日閲覧。
  10. ^ “内藤剛志『捜査一課長』新作放送「10周年で未知の領域へ」「大型新人も」”. マイナビニュース (マイナビ). (2022年3月8日). https://news.mynavi.jp/article/20220308-2287291/ 2022年3月8日閲覧。 
  11. ^ 『未解決の女』&『捜査一課長』コラボ! 波瑠&内藤剛志が相互出演”. マイナビニュース (2018年4月18日). 2018年4月21日閲覧。
  12. ^ ドラマスペシャル「全身刑事」”. テレビ朝日. 2020年2月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年1月27日閲覧。
  13. ^ 公式ホームページ”. 2021年10月29日閲覧。
  14. ^ 風を見た少年 - メディア芸術データベース
  15. ^ 海がきこえる/ゲド戦記”. 金曜ロードSHOW!. 2016年6月18日閲覧。
  16. ^ 「ペット2」伊藤沙莉が新キャラの吹替「ギャップ女子の極みです」、内藤剛志も参加”. 映画ナタリー (2019年6月6日). 2019年6月6日閲覧。

外部リンク[編集]