真楪伶

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まちゃりん
真楪伶
真楪伶
台北松山空港にて(2019年6月26日)
本名 馬 嘉伶
別名義 馬嘉伶(AKB48所属時)
生年月日 (1996-12-21) 1996年12月21日(27歳)
出身地 中華民国の旗 台湾台中市[1][注 1]
身長 158 cm[3]
ジャンル タレント
活動期間 2015年12月15日 -
事務所 CANVAS
公式サイト TALENT MANAGEMENT CANVAS 真 楪伶
備考
AKB48元メンバー
(台湾留学生→チームB→チーム4→チームA)
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真楪伶(まちゃりん、Macyarin1996年12月21日 - )は、台湾出身の[4]タレント、元アイドルであり、日本の女性アイドルグループ・AKB48の元メンバーである。愛称は、まちゃりん[5]台中市出身[1][注 1]。CANVAS所属[6]。AKB48初の外国人メンバー[7]

来歴[編集]

中学生の頃にAKB48グループのファンになって以来、日本の芸能界での活躍を夢見るようになり、台湾でのAKB48のオーディションを知り、絶好のチャンスだと思ってオーディションに応募した[7]

2015年8月6日、「AKB48 台湾オーディション」の最終審査に合格し[8]、同年12月15日にTOKYO DOME CITY HALLで開催された『第5回AKB48紅白対抗歌合戦』の前座として「ヘビーローテーション」をソロで歌唱、これがお披露目となった[9]

2016年2月より日本での生活を始め[7]、2月21日に馬嘉伶名義でAKB48チームBへ正規メンバー扱いの「台湾留学生」として加入した[10]

2018年3月14日に発売されるAKB48の51枚目のシングル「ジャーバージャ」でシングル表題曲において初選抜となった[11]。同年4月、チーム4に異動。同年4月26日に公式サイトのプロフィールから「台湾留学生」の表記が外された[12]

2020年5月25日に自身のXで、Cool Japan TVグループの新事務所「株式会社JPEG」に所属することと公式YouTubeチャンネルを開設することを発表[13][14]

2022年12月28日に自身のXで、CANVASへ所属事務所を移籍することを発表[6][15]

2023年11月30日、AKB48劇場で行われた「僕の太陽」公演においてAKB48からの卒業を発表した[16][17]

2024年2月20日の卒業公演をもってAKB48の活動を終了[16][17][18]。卒業後、芸名を「真楪伶」[注 2]に改名して芸能活動を続ける[20]

人物[編集]

台湾では高雄県(今の高雄市)に生まれた[2]

自身の名前の表記について「マチャリン」「マ・チャリン」などカタカナ表記や「・」などをつけずに「まちゃりん」と表記して欲しい、と希望している。

芸名の真楪伶の由来について、は「真実」「純真」「真っ直ぐ」の「真」が一番好きだったため、は「楪(ゆずりは)」という植物の花言葉に「世代交代」という意味が含まれていて自分を変わりたいという心境と同じだったため、は父が付けてくれた大切な名前で大事に使いたいと思ったためとしている[21]

ニックネームは名前をそのまま引用した「まちゃりん」のほか、「抹茶」というのがある[22][23]。「抹茶にとって小豆は欠かせない存在」という理由から、自身のファンの呼び名を「あずき」としている[5][23]

AKB48[編集]

AKB48グループのメンバーから日本語を教えられることがあり[24][25]HKT48(当時)の田島芽瑠から教わった「おったまげ〜」というフレーズは『AKBINGO!』(日本テレビ)で披露して以降[26]、同番組などでたびたび使用していた[5][27]

AKB48グループでの推しメン、目標としたメンバーは山本彩(元NMB48[7][9]

AKB48での参加楽曲[編集]

シングル選抜楽曲[編集]

劇場公演ユニット曲[編集]

チームB「ただいま恋愛中」

  • ロマンスかくれんぼ(前座ガール)
  • 7時12分の初恋

リバイバル公演「僕の太陽」

  • アイドルなんて呼ばないで

チーム4「手をつなぎながら」

  • ウィンブルドンへ連れて行って (8人体制)
  • チョコの行方

出演[編集]

テレビ[編集]

テレビドラマ[編集]

映画[編集]

  • みをつくし料理帖(2020年10月16日公開)[34]
  • サンタクロースをいつまで信じてた?(2021年12月劇場公開 / 12月16日、AkibaScreaming2021にて上映) - 主演・鈴木灯 役[35][36]

舞台[編集]

  • 舞台版「マジムリ学園」(2018年10月19日 - 28日、日本青年館ホール) - 林ちゃん 役[37]
  • ILLUMINUS「麗和落語〜二〇二二春の陣〜」(2022年2月8日 - 10日、内幸町ホール)[38]
  • 朗読劇「海辺の街でもう一度、あの日の彼女に会えたなら」(2022年2月19日 - 20日、新宿アルタKey Studio[39]
  • メイホリックシアター11「メイドランカー!詰り蹴落とし跪け乙女」(2022年11月23日 - 27日、CBGKシブゲキ!!) - 小田マキ 役[40][41]
  • 麗和落語〜二〇二三春の陣〜 第一陣(2023年2月8日 - 12日、内幸町ホール)[42]
  • 女王幻想花劇(2023年3月22日 - 26日、六行会ホール) - クレモンス 役[43][44]
  • NO TRAVEL, NO LIFE 2023(2023年5月11日 - 14日、六行会ホール)[45][46]
  • イリス・ノワール -焔罪のミサ-(2023年6月10日 - 18日、六行会ホール) - シターラ 役[47]
  • 星よ女王に堕つ(2023年9月30日 - 10月8日、六行会ホール) - ソフィー 役[48][49]
  • メイホリックシアター15 「マジでトキメけ⭐︎少女たち!!〜ホシのミライ〜 」(2023年11月8日 - 12日、CBGKシブゲキ!!) - あんかけスパ子 役[50][51]

CM[編集]

広報・広告モデル[編集]

  • F i.n.t 公式アンバサダー(2023年7月2日 - 、フリーインターナショナル)[54]

イベント[編集]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ a b 高雄市生まれ、台中市育ち[2]
  2. ^ 読みは「まちゃりん」のまま変わらず[19]

出典[編集]

  1. ^ a b “AKB48に台湾人メンバーが正式誕生、19歳・馬嘉伶の挑戦、両親は涙の激励―台湾”. Record China. (2016年2月22日). https://www.recordchina.co.jp/b129521-s0-c70-d0000.html 2017年6月2日閲覧。 
  2. ^ a b 18歲台中女生馬嘉伶 加入AKB48” (中国語). 中央通訊社 (2015年12月16日). 2016年2月15日閲覧。
  3. ^ TALENT MANAGEMENT CANVAS 馬 嘉伶”. TALENT MANAGEMENT CANVAS. 2024年2月21日閲覧。
  4. ^ AKB48公式サイト | メンバー”. AKB48公式サイト. 2022年10月1日閲覧。
  5. ^ a b c 田口俊輔 (2017年9月3日). “AKB48で注目を集める馬嘉伶の魅力に迫る”. ドワンゴジェイピーnews (ドワンゴ). https://web.archive.org/web/20180617192752/https://news.dwango.jp/idol/23885-1709 2017年9月20日閲覧。 
  6. ^ a b 馬嘉伶(AKB48)所属のお知らせ』(プレスリリース)株式会社ILLUMINUS、2022年12月28日https://www.illuminus-creative.net/magazine/news/3195.html2022年12月28日閲覧 
  7. ^ a b c d 馬嘉伶(インタビュー)「AKB48初の台湾人研究生・馬嘉伶「中華圏の人にAKB48の魅力を伝える伝道師に」」『Deview』、2015年12月17日https://deview.co.jp/News?am_article_id=20640222017年7月14日閲覧 
  8. ^ “AKB初の台湾メンバー17人合格 人数過多で最終選考へ”. ORICON STYLE (oricon ME). (2015年8月8日). https://www.oricon.co.jp/news/2057323/full/ 2017年7月14日閲覧。 
  9. ^ a b “【AKB紅白】初の外国人メンバーが初舞台「まちゃりんと呼んでください」”. ORICON STYLE (oricon ME). (2015年12月15日). https://www.oricon.co.jp/news/2063914/full/ 2017年7月14日閲覧。 
  10. ^ 馬嘉伶(まちゃりん)、AKB48チームB所属を発表!!”. AKB48オフィシャルブログ (2016年2月22日). 2017年7月14日閲覧。
  11. ^ AKB岡田奈々が初センター、3.14発売の新曲で. 日刊スポーツ(2018年1月20日)2018年1月20日閲覧
  12. ^ 馬嘉伶 [@macyacyarin] (2018年4月26日). "AKB48公式サイト、まちゃりんのプロフィールで「台湾留学生」を外して頂きました". X(旧Twitter)より2018年4月27日閲覧
  13. ^ 馬嘉伶 [@macyacyarin] (2020年5月25日). "この度、私は新しい事務所 「株式会社JPEG」に所属することになりました⋯⋯". X(旧Twitter)より2020年5月25日閲覧
  14. ^ “AKB馬嘉伶が事務所移籍 グループ初の外国人メンバー YouTubeも開設”. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2020年5月25日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2020/05/25/kiji/20200525s00041000259000c.html 2020年5月25日閲覧。 
  15. ^ この度、ILLUMINUSのマネジメント事業部「CANVAS」へ移籍することになりました AKB48の活動も大切にしながら、これからは女優やタレントなど活動の幅を広げていきたいと思います これからも引き続きよろしくお願いします』(プレスリリース)X、2022年12月28日https://X.com/macyacyarin/status/16080255056888504322022年12月28日閲覧 
  16. ^ a b “AKB48初の外国人メンバー・馬嘉伶、卒業を発表 台湾から来日「かけがえのない8年間でした」【コメント全文】”. ORICON NEWS (oricon ME). (2023年11月30日). https://www.oricon.co.jp/news/2304703/full/ 2023年11月30日閲覧。 
  17. ^ a b 馬嘉伶 卒業に関してのご報告”. AKB48オフィシャルブログ (2023年11月30日). 2023年11月30日閲覧。
  18. ^ 馬 嘉伶 卒業公演の日程と各種サービスの終了について”. AKB48オフィシャルブログ (2023年12月21日). 2023年12月21日閲覧。
  19. ^ “AKB48初の外国人メンバー・馬嘉伶、卒業を発表 今後は「真楪伶」に改名し活動継続”. モデルプレス (ネットネイティブ). (2023年12月1日). https://mdpr.jp/news/4078587 2023年12月2日閲覧。 
  20. ^ @macyacyarin (2023年11月30日). "今日、一つの目標を達成しました 「卒業発表する時に"笑顔"で発表すること」 8年間活動し、自分が一番輝いてると思うこのタイミングでグループから飛び立つことを決めました". X(旧Twitter)より2023年11月30日閲覧
  21. ^ “AKB48馬嘉伶が卒業、“真楪伶”に改名を発表!「AKB48の8年間がどんな困難があっても自分の糧になる」”. ウォーカープラス (KADOKAWA). (2023年12月7日). https://www.walkerplus.com/article/1169543 2024年3月10日閲覧。 
  22. ^ “AKB48のまちゃりん、地元・台湾でファンと初対面 感動で涙ポロリ”. 中央社フォーカス台湾 (中央通訊社). (2016年7月19日). http://japan.cna.com.tw/news/aart/201607190003.aspx 2017年9月20日閲覧。 
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  24. ^ AKB48グループ『AKB48総選挙公式ガイドブック2017』講談社〈講談社MOOK〉、2017年5月17日、116頁。 
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  31. ^ AKBINGO!NEO
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  50. ^ 舞台『マジでときめけ⭐︎少女たち!!〜ホシのミライ〜』全キャスト&チケット情報発表!”. メイホリック. 2023年11月13日閲覧。
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  53. ^ この度、モンスターストライク繁体字版公式サポーターに任命されました”. X (2019年4月9日). 2019年4月20日閲覧。
  54. ^ AKB48馬嘉伶さんが、F i.n.t公式通販サイトの特集ページモデル&公式アンバサダーに就任することが決定いたしました!”. FreeINTERNATIONAL Store. フリーインターナショナル. 2023年7月8日閲覧。
  55. ^ “ドラマを飛び出し現実に、AKB48メンバーがプロレス聖地でガチ対決”. 音楽ナタリー (ナターシャ). (2017年6月24日). https://natalie.mu/music/news/238150 2023年5月19日閲覧。 
  56. ^ “【豆腐プロレス】アジャ・コングのお株を奪う一斗缶攻撃も!AKBプロレスは今回も大波乱で幕=全試合掲載”. 1UP情報局 (ヨシクラデザイン). (2018年2月24日). http://kk1up.jp/archives/20180223_akb48.html 2018年2月24日閲覧。 
  57. ^ ずっと前から憧れていたGirlsAwardさんのステージに立つことができて、夢みたいです。”. X. 2021年8月7日閲覧。

外部リンク[編集]