高尾駅 (東京都)

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高尾駅
社寺風の北口駅舎(2018年4月9日)
たかお
Takao
地図
所在地 東京都八王子市
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本・駅詳細
京王電鉄駅詳細
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高尾駅(たかおえき)は、東京都八王子市高尾町[1]および初沢町にある、東日本旅客鉄道[1](JR東日本)・京王電鉄[2]である。

概要

高尾山および真言宗の名刹「高尾山薬王院有喜寺」から「高尾」と名付けられたのが由来である。

なお、国鉄開業時の駅名「浅川」は開業当時の所在地である東京府南多摩郡浅川村に由来する。浅川村は1927年町制施行後、1959年に八王子市に編入された。駅名も1961年に現在の高尾駅に改称された。

乗り入れ路線

JR東日本の中央本線[1]と、京王電鉄の高尾線[2]が乗り入れ、接続駅となっている。京王電鉄は京王西管区所属。駅番号はJR東日本がJC 24[1][報道 1]、京王電鉄がKO52

JR中央本線は当駅を境にして運行形態が変化するため、東京方面の快速電車および甲府方面への普通列車中距離電車)の多くが当駅を始発・終着駅としており、当駅以東の中央線八王子・東京方面は電車特定区間となる。同じ路線ではあるが、当駅以西へ運転する電車列車は、東京駅など快速電車区間から直通する列車も含め全ての列車番号が「M」表記となる他、当駅以東を中央線(中央線快速電車)(運転形態の詳細については該当記事を参照のこと)、当駅以西を「中央本線」と区別して案内している。ただし立川駅豊田駅八王子駅発着の中距離列車(甲府方面からの普通列車)については一部を除き高尾以東であっても列車番号はM表記のままである。

中距離列車は以前は新宿駅まで直通していたが、現在は立川駅までの乗り入れである。新宿乗り入れ廃止に伴い、大月駅まで直通する東京駅発着の快速電車が増発傾向にある。また富士急行線河口湖駅まで直通する中距離列車(当駅発着)・快速電車(東京発着)も朝夕に運転されている。現行ダイヤでは東京方面・甲府方面ともに当駅折り返しの列車が多く設定されている。その一方で、特急については当駅発着となる「成田エクスプレス」を除き、定期ダイヤでは全列車通過となるが、中央線の高架化工事の際など臨時停車の実績はある。

歴史

駅構造

JR東日本

JR 高尾駅*
JRホーム(2008年11月)
たかお
Takao
JC 23 西八王子 (3.3 km)
(9.5 km) 相模湖 JC 25
所在地 東京都八王子市高尾町1201-2
北緯35度38分32秒 東経139度16分55秒 / 北緯35.64222度 東経139.28194度 / 35.64222; 139.28194 (JR 高尾駅)座標: 北緯35度38分32秒 東経139度16分55秒 / 北緯35.64222度 東経139.28194度 / 35.64222; 139.28194 (JR 高尾駅)
駅番号 JC24[報道 1]
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 中央本線中央線
キロ程 42.8km(新宿起点)
東京から53.1 km
電報略号 タオ
サカ(改称前)
駅構造 地上駅
ホーム 2面4線
乗車人員
-統計年度-
28,214人/日(降車客含まず)
-2019年-
開業年月日 1901年明治34年)8月1日
備考 直営駅
みどりの窓口
* 1961年に浅川駅から改称。
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島式ホーム2面4線と通過線1線の計2面5線を持つ地上駅。JR管轄の北口駅舎に接する単式ホームの東京寄りを切り欠いて1番線が設置されている。また留置線が1番線北側に4線、通過線南側に1線設置されており、夜間滞泊の設定がある。

1番線が電車発着線、2番線が上り本線、3番線が上り待避線、4番線が下り待避線、ホームのない通過線が下り本線となっている。この通過線は中央本線での輸送障害発生時の満線対策のために4番線南側の留置線1線を切り替えたもので、下り特急列車貨物列車等の当駅通過列車が主に使用する。1番線には上り中央線快速電車のうち当駅始発・終着の一部のみが使用するが、2 - 4番線は方向・種別にかかわらず使用しており、発着番線は列車ごとに異なっている。

1番線を除きホーム有効長は12両である。これは工事や輸送障害発生時等の特急臨時停車に対応するためである。なおJR中央線は、2020年代前半(2021年度以降の向こう5年以内)をめどに東京駅 - 大月駅間のオレンジ帯で運行する列車に2階建てグリーン車を2両連結させ12両編成運転を行う。なお、1番線と北側にある留置線4線・西八王子寄りにある引き上げ線1線の12両編成対応改築工事については言及されていない[報道 5][新聞 1]

北口駅舎と駅舎東側跨線橋の間にある発車標は、2007年2月まで1番線・2番線それぞれの発車案内だったが、翌3月から1番線側が上り東京方面の発車・番線案内に、2番線側が下り甲府・松本方面の発車・番線案内にそれぞれ変更された。なお、大文字の「番線」や「上り」「下り」のシールを貼付して、誤乗を防止するように対応していたが、2012年3月から2番線の発車標が北口側に移設され、階段の登り口に上段が東京方面先発、下段が甲府・松本方面先発の細長い発車標が新規に取り付けられた。

関東の駅百選に選定されている社寺風デザインの北口駅舎は、大社線大社駅を設計した曽田甚蔵が設計、1927年昭和2年)に竣工した2代目である。これは、元々大正天皇の大喪列車の始発駅として新宿御苑に設置された仮設駅舎 (995m2) を移築したもので、初代駅舎の木造平屋建て90m2から木造平屋建て298m2と大規模になった。この駅舎は2010年春に改修され、飲食店や雑貨販売店が入居するようになった[報道 6]

直営駅(一部業務委託駅)で、みどりの窓口自動券売機(指定席券売機併設)・自動改札機自動精算機を設置している。駅舎内部には飲食店が出店しており、改札内外双方から利用できるようになっている。売店はKIOSKが改札外の駅舎内部にある。NewDaysminiが3・4番線ホーム上にあったが、2019年平成31年)2月末日をもって閉店した。

跨線橋は北口駅舎西側のホーム甲府寄りと中央部の2か所に設置されており。このうち中央部のみが南口・京王高尾線に通じる。

中央部の跨線橋のみ、エスカレーターが設置されている。当駅にはエレベーターは設置されていない。

そのため、車いす利用者は、北口改札と1・2番線間の移動を除き(平面移動可能)、エスカレーターに設置されているインターホンで駅係員を呼び、エスカレーターを使用して中央部の跨線橋を昇降する(専用モードにするため、この間は一般旅客の利用は出来ない)。また、中央部跨線橋と南口の間には、階段があり昇降機(リフト)で昇降する(エスカレーターは設置されていない)。

トイレは改札内では2番線大月寄りに設置されているが、2020年(令和2年)1月下旬より個室の全面洋式化工事が行われ、2020年(令和2年)2月下旬より利用開始された。多機能トイレは設置されていない。改札外では、北口駅舎に隣接して公衆トイレが設けられている。(改札内トイレと背中合わせの配置)

3・4番線ホーム東京寄りには高尾山に因む天狗の石像がある。また、2番線ホームの屋根支柱には太平洋戦争中の米軍による機銃掃射の弾痕が残っている。

のりば

番線 路線 方向 行先 備考
1 JC 中央線 上り 八王子立川新宿東京方面 一部当駅始発のみ
2 - 4  
下り 大月甲府方面

(出典:JR東日本:駅構内図

配線図

京王電鉄

京王 高尾駅
京王ホーム(2013年4月)
たかお
Takao
KO51 狭間 (1.1 km)
(1.7 km) 高尾山口 KO53
所在地 東京都八王子市初沢町1227-3
駅番号 KO52
所属事業者 京王電鉄
所属路線 高尾線
キロ程 6.9km(北野起点)
新宿から43.0 km
駅構造 高架駅
ホーム 1面2線
乗降人員
-統計年度-
26,683人/日
-2019年-
開業年月日 1967年昭和42年)10月1日
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京王 高尾駅
配線図

狭間駅

5 6


STRg STRf
ABZg+l ABZgr
STR+BSl STR+BSr
STR+BSl STR+BSr
STR+BSl STR+BSr
ABZg+l STRr
STR

高尾山口駅

島式ホーム1面2線を有する高架駅である。のりば番号はJR東日本からの続番のため、京王電鉄の他の駅とは付番が逆になる。

当駅より終点である高尾山口駅までは単線となる。

当駅北野寄りに渡り線があり、下り列車の5番線への入線が可能である(当駅終着の電車と当駅始発の電車が使用)。6番線から上り線(北野方向)への配線は無い。

トイレは2階改札口内に設置し、ユニバーサルデザインの一環としての「だれでもトイレ」を併設している。後述の駅周辺整備事業の一環で移転工事(エレベーターと上りエスカレータの間に移転)が行われ、2019年平成31年4月1日より、利用開始された。

2007年度にエレベーターが設置された。

休日には、改札内にて高尾山への行楽客や近隣の墓地への墓参者向けに、パンや花の販売業者が出店している。

のりば

番線 路線 方向 行先 備考
5 KO 高尾線 上り 北野高幡不動調布新宿方面
6 下り 高尾山口方面 当駅終着の電車は5番線に到着
  • 一部の列車を除き、上りの快速・各停は北野駅で京王八王子駅始発の特急・急行と、特急・準特急・急行は各停と相互接続されている。
  • 日中では特急(土休日は準特急)と各停が1時間当たり3本ずつ計6本(概ね10分間隔)、交互に設定されている。
  • 当駅始発の上り列車が平日7本(準特急1本、各停6本)、土休日2本(各停のみ)が設定されている。(2020年10月30日ダイヤ改訂時点)
  • 当駅終着の下り列車が平日6本(各停のみ)、土休日2本(各停のみ)が設定されている。(2020年10月30日ダイヤ改訂時点)
  • ダイヤが大幅に乱れた場合は、下り電車を当駅止まりとして5番線に到着させ、当駅始発の上り電車とする場合がある。

改札口

南口

駅南口は高尾線開通時より当時の京王帝都電鉄管理による日本国有鉄道(国鉄)との合同改札だった。その後、1990年代後半の改札口分割により京王電鉄・JR東日本それぞれの専用改札口と中間改札が設置された。中間改札には乗り換え客用に加えて、駅北口へ行き来する京王高尾線利用者用が2基ある。

改札口の管理は京王電鉄である。京王とJR東日本、それぞれの自動券売機が置されている。JR東日本の券売機ではSuicaおよびSuicaと相互利用可能なICカード(PASMOkitacaTOICAICOCASUGOCAはやかけんnimoca)へのチャージが可能である。京王の券売機ではPASMOとSuicaへのチャージが可能である。

京王とJR東日本、それぞれの改札内には自動精算機が設置されている(過去、精算機能以外に、お互いの一定区間内の乗車券購入の機能もあったが、現在では、精算機能と交通系ICカードのチャージ機能のみである)。

JR東日本の券売機では、入場券、JR線の片道近距離普通乗車券以外(回数券等)は購入できない。券売機の取扱範囲外の乗車券、回数券、指定席券等を購入する場合は、南口改札係員にその旨を申し出れば、北口改札への構内通行券の発行を無償で受けられ、駅構内の通り抜けが可能である。南口へ戻る際も、北口改札係員へ申し出ると、同様に構内通行券の発行を無償で受けられる。尚、構内通行券はJR券等の購入するための便宜を図るためのものであり、北口への単なる通り抜けの場合は、入場券の購入が必要である。

北口

改札口の管理はJR東日本である。JR東日本と京王、それぞれの自動券売機が設置されており、JR東日本の券売機でも京王の片道乗車券を購入できる。なお、ここから京王高尾線を利用するには中間改札を通らなければならない。

京王線のみの定期券等、南口でしか発行できないものを購入する必要がある場合は、前述の構内通行券の発行を受けて南口への駅構内の通り抜けが可能である。

高尾駅周辺整備事業

駅周辺は線路が街の南北を分断している。駅利用者以外が南北両口を行き来するには入場券を購入の上JR改札内を通るか(定期入場券も発売)、駅東側の町田街道あるいは駅西側の初沢踏切を利用して大きく迂回することになる[5]

そのため八王子市の全体計画案により、北口の広場を整備してJRの橋上駅舎と自由通路を新設することになっているが、工事費用(JR橋上駅舎、自由通路、北口駅前広場の合算金額)が当初想定(平成24年の概略設計で約114億円[6])より増額(平成29年の実施設計完了時の試算で約168億円[6])したため、工事内容についてJR東日本等の関係者との再協議のため、事実上ストップしている[7]。尚、負担割合は平成29年の実施設計完了時の試算で、国と東京都で合わせて1割、八王子市8割、鉄道事業者1割弱と八王子市が市議会で答弁している[8]

また、橋上駅舎を設けず単独自由通路のみ設置する案については、「JR東日本が駅構内への設置を認めない」旨を八王子市が市議会で答弁している[9]

尚、八王子市単独の判断で実施可能な工事(北口広場整備、初沢川河川改修、周辺道路整備など)は随時施工中である。

南口については、京王線の改札口の位置が、現在の位置より高尾山口駅方向へ移動する予定である。

上述の社寺風デザインの北口駅舎は、かつての皇室専用の駅であった東浅川駅跡の東浅川保健福祉センターの第二駐車場へ移築されることになっている[新聞 2]

利用状況

  • JR東日本 - 2019年度の1日平均乗車人員28,214人である[利用客数 1]
    中央線快速の24駅(東京 - 高尾間)の中では日野駅に次いで2番目に少ない。
  • 京王電鉄 - 2019年度の1日平均乗降人員26,683人である[利用客数 2]
    高尾線内で一番利用者が多い。

年度別1日平均乗降人員

近年の1日平均乗降人員の推移は以下の通り(JRを除く)。

年度別1日平均乗降人員[統計 1]
年度 京王帝都電鉄
/ 京王電鉄
1日平均
乗降人員
増加率
1967年(昭和42年) 3,160
1970年(昭和45年) 6,376
1975年(昭和50年) 11,257
1980年(昭和55年) 20,654
1985年(昭和60年) 23,659
1989年(平成元年) 26,435
1990年(平成02年) 27,526 4.1%
1991年(平成03年) 28,042 1.9%
1995年(平成07年) 27,705
2000年(平成12年) 26,739
2003年(平成15年) 26,632
2004年(平成16年) 26,635 0.0%
2005年(平成17年) 26,677 0.2%
2006年(平成18年) 26,505 −0.6%
2007年(平成19年) 26,828 1.2%
2008年(平成20年) 27,616 2.9%
2009年(平成21年) 27,685 0.2%
2010年(平成22年) 27,585 −0.4%
2011年(平成23年) 26,743 −3.0%
2012年(平成24年) 27,422 2.5%
2013年(平成25年) 27,453 0.1%
2014年(平成26年) 27,209 −0.9%
2015年(平成27年) 27,414 0.8%
2016年(平成28年) 27,425 0.0%
2017年(平成29年) 27,653 0.8%
2018年(平成30年) 27,566 −0.3%
2019年(令和元年) 26,683 −3.2%

年度別1日平均乗車人員(1900年代 - 1930年代)

年度別1日平均乗車人員
年度 官設鉄道 /
国鉄
出典
1901年(明治34年) [備考 1] [東京府統計 1]
1902年(明治35年) 82 [東京府統計 2]
1903年(明治36年) 84 [東京府統計 3]
1904年(明治37年) 73 [東京府統計 4]
1905年(明治38年) 77 [東京府統計 5]
1907年(明治40年) 133 [東京府統計 6]
1908年(明治41年) 139 [東京府統計 7]
1909年(明治42年) 186 [東京府統計 8]
1911年(明治44年) 194 [東京府統計 9]
1912年(大正元年) 196 [東京府統計 10]
1913年(大正02年) 181 [東京府統計 11]
1914年(大正03年) 182 [東京府統計 12]
1915年(大正04年) 159 [東京府統計 13]
1916年(大正05年) 209 [東京府統計 14]
1919年(大正08年) 389 [東京府統計 15]
1920年(大正09年) 378 [東京府統計 16]
1922年(大正11年) 462 [東京府統計 17]
1923年(大正12年) 437 [東京府統計 18]
1924年(大正13年) 574 [東京府統計 19]
1925年(大正14年) 530 [東京府統計 20]
1926年(昭和元年) 1,785 [東京府統計 21]
1927年(昭和02年) 1,127 [東京府統計 22]
1928年(昭和03年) 1,183 [東京府統計 23]
1929年(昭和04年) 815 [東京府統計 24]
1930年(昭和05年) 652 [東京府統計 25]
1931年(昭和06年) 740 [東京府統計 26]
1932年(昭和07年) 738 [東京府統計 27]
1933年(昭和08年) 768 [東京府統計 28]
1934年(昭和09年) 713 [東京府統計 29]
1935年(昭和10年) 781 [東京府統計 30]

年度別1日平均乗車人員(1953年 - 2000年)

年度別1日平均乗車人員
年度 国鉄 /
JR東日本
京王帝都電鉄
/ 京王電鉄
出典
1953年(昭和28年) 3,295

[東京都統計 1]
1954年(昭和29年) 3,492 [東京都統計 2]
1955年(昭和30年) 3,506 [東京都統計 3]
1956年(昭和31年) 3,731 [東京都統計 4]
1957年(昭和32年) 3,926 [東京都統計 5]
1958年(昭和33年) 4,115 [東京都統計 6]
1959年(昭和34年) 4,420 [東京都統計 7]
1960年(昭和35年) 4,771 [東京都統計 8]
1961年(昭和36年) 5,307 [東京都統計 9]
1962年(昭和37年) 5,845 [東京都統計 10]
1963年(昭和38年) 6,355 [東京都統計 11]
1964年(昭和39年) 7,304 [東京都統計 12]
1965年(昭和40年) 7,996 [東京都統計 13]
1966年(昭和41年) 8,226 [東京都統計 14]
1967年(昭和42年) 8,563 [備考 2]1,945 [東京都統計 15]
1968年(昭和43年) 9,861 2,591 [東京都統計 16]
1969年(昭和44年) 8,625 3,088 [東京都統計 17]
1970年(昭和45年) 8,907 3,293 [東京都統計 18]
1971年(昭和46年) 9,560 3,527 [東京都統計 19]
1972年(昭和47年) 10,041 3,959 [東京都統計 20]
1973年(昭和48年) 11,584 4,463 [東京都統計 21]
1974年(昭和49年) 13,603 4,389 [東京都統計 22]
1975年(昭和50年) 14,546 5,287 [東京都統計 23]
1976年(昭和51年) 16,170 5,953 [東京都統計 24]
1977年(昭和52年) 18,986 7,216 [東京都統計 25]
1978年(昭和53年) 20,888 8,049 [東京都統計 26]
1979年(昭和54年) 22,292 9,325 [東京都統計 27]
1980年(昭和55年) 21,351 10,167 [東京都統計 28]
1981年(昭和56年) 22,405 11,436 [東京都統計 29]
1982年(昭和57年) 22,430 11,449 [東京都統計 30]
1983年(昭和58年) 23,473 11,579 [東京都統計 31]
1984年(昭和59年) 24,175 11,910 [東京都統計 32]
1985年(昭和60年) 24,532 11,537 [東京都統計 33]
1986年(昭和61年) 26,915 12,419 [東京都統計 34]
1987年(昭和62年) 21,751 13,563 [東京都統計 35]
1988年(昭和63年) 26,860 13,132 [東京都統計 36]
1989年(平成元年) 28,049 13,005 [東京都統計 37]
1990年(平成02年) 30,392 13,307 [東京都統計 38]
1991年(平成03年) 32,131 13,525 [東京都統計 39]
1992年(平成04年) 33,471 13,490 [東京都統計 40]
1993年(平成05年) 33,668 13,148 [東京都統計 41]
1994年(平成06年) 34,814 13,241 [東京都統計 42]
1995年(平成07年) 34,301 13,281 [東京都統計 43]
1996年(平成08年) 35,542 13,605 [東京都統計 44]
1997年(平成09年) 35,225 13,329 [東京都統計 45]
1998年(平成10年) 34,266 13,304 [東京都統計 46]
1999年(平成11年) 33,874 13,358 [東京都統計 47]
2000年(平成12年) [JR 1]33,666 13,216 [東京都統計 48]

年度別1日平均乗車人員(2001年以降)

年度別1日平均乗車人員[統計 2][統計 3]
年度 JR東日本 京王電鉄 出典
2001年(平成13年) [JR 2]33,391 13,334 [東京都統計 49]
2002年(平成14年) [JR 3]32,627 12,978 [東京都統計 50]
2003年(平成15年) [JR 4]32,554 13,238 [東京都統計 51]
2004年(平成16年) [JR 5]32,091 13,271 [東京都統計 52]
2005年(平成17年) [JR 6]32,388 13,345 [東京都統計 53]
2006年(平成18年) [JR 7]32,074 13,301 [東京都統計 54]
2007年(平成19年) [JR 8]31,909 13,320 [東京都統計 55]
2008年(平成20年) [JR 9]31,667 13,729 [東京都統計 56]
2009年(平成21年) [JR 10]30,862 13,751 [東京都統計 57]
2010年(平成22年) [JR 11]30,517 13,688 [東京都統計 58]
2011年(平成23年) [JR 12]29,968 13,238 [東京都統計 59]
2012年(平成24年) [JR 13]29,883 13,600 [東京都統計 60]
2013年(平成25年) [JR 14]30,284 13,570 [東京都統計 61]
2014年(平成26年) [JR 15]29,710 13,419 [東京都統計 62]
2015年(平成27年) [JR 16]29,110 13,462 [東京都統計 63]
2016年(平成28年) [JR 17]29,071 13,479 [東京都統計 64]
2017年(平成29年) [JR 18]29,270 13,589 [東京都統計 65]
2018年(平成30年) [JR 19]28,871 13,548 [東京都統計 66]
2019年(令和元年) [JR 20]28,214
備考
  1. ^ 1901年8月1日開業。
  2. ^ 1967年10月1日開業。開業日から翌年3月31日までの計182日間を集計したデータ。

駅周辺

北口

ロータリー内に公衆トイレが設置されている。ロータリーの北側を国道20号甲州街道)が東西に通じ、高尾駅前交差点を境に東側は片側2車線のイチョウ並木、西側は片側1車線となる。また、南浅川を挟んで山地が迫るため、大規模な住宅・商業施設は少なく、環境施設や墓地などが多い。

道路・河川・旧跡等

公共機関

学校

この他、平成16年まで都立八王子高陵高等学校が存在した。

墓地・公園等

南口

京王高尾線開業以前は住宅・商業施設ともに少なかったが、その後の宅地開発や大学の移転が進んでおり、ロータリーの南側に住宅、東側に商業施設が多くなっている。周辺に公衆トイレは設置されていない。

道路・河川等
商業施設
学校
公共施設

バス路線

転車台

高尾駅北口」乗り場は、北口の土産物店前に1・2番乗り場が設置されており、西東京バス京王バス(高01系統のみ)の路線バスが乗り入れている。敷地が狭いためターンテーブルが設けられているが、北口広場整備に伴い、バスの旋回スペースが確保された現在も使用は継続されている。広場整備完了後には撤去される予定である。

2009年12月1日から新宿駅西口(後に新橋駅)発高尾駅北口経由恩方車庫行の深夜急行バスが西東京バスにより運行を開始した(降車専用)。

また、甲州街道・高尾駅前交差点付近にも停留所が設けられており、西東京バス(元八02,03,04系統、医01系統)に加えて京王電鉄バス(山01系統)や神奈川中央交通西(八07系統)の路線が停車する。

高尾駅北口

北口広場整備の工事のため、2020年7月13日より1番、2番乗り場は西側へ200mほど一時的に移転している[13]。また、バスの進入経路も変更されている[13]

高尾駅入口

高尾駅前

  • 八07相模湖駅行 / 八王子駅北口
  • 高尾駅北口3番乗り場と高尾駅入口・高尾駅前バス停は同じ位置にある。
  • さらに4番乗り場があり、八王子城跡行が出ていたが、現在は廃止となり、スクールバス乗り場となっているが、墓参の季節に臨時バス停として使用されることがある。

高尾駅南口

高尾駅南口」乗り場は、ロータリーに1番から5番まで設置されており、京王電鉄バス・京王バス南・西東京バスの路線バスや、東京空港交通・京王バス・西東京バス共同運行の羽田空港行、成田空港行の高速バス空港連絡バス)の他、関西方面からの夜行高速バス(東京都内到着便の降車扱いのみ)が不定期に乗り入れている。

その他

  • 当駅 - 新宿駅間は中央線と京王線が競合する区間である。京王は新宿まで370円と設定しているため、JR東日本では当駅から吉祥寺 - 新宿間各駅まで特定運賃(どの駅までも570円)を設定している。過去には京王電鉄の構内にJRと競合する区間の普通運賃を比較するポスターが掲出されていた時期もあった。ただし、比較区間の始点は、当駅ではなく、高尾山口駅である。
  • 中央線下り最終電車の到着時刻は午前1時22分である。過去には、日本一遅い列車の到着時刻を誇った時期もあったが、2020年(令和2年)3月14日のダイヤ改正での中央線の快速電車・各駅停車両系統の終日分離運転実施により到着時刻が繰り上がった[報道 7]
  • 中央線上り最終電車が午前0時31分に出発[14]した後、下り電車で寝入ったまま到着する乗客も多いが、駅周辺には宿泊施設が少ない。このため2014年以降、忘年会シーズンである12月の金曜日深夜(正確には土曜日未明)、西東京バス八王子駅北口まで「寝過ごし救済バス」を運行している[報道 8]
  • かつては駅常備のリアカーの仕切りに「特別快速」の看板を再利用したものが使われていた時期があり、泥酔状態の酔客を改札まで運んでいた、という話がある[15]

隣の駅

東日本旅客鉄道(JR東日本)
JC CO 中央線(中央本線)
通勤特快(上りのみ・当駅まで各駅に停車)
八王子駅 (JC 22) ← 高尾駅 (JC 24)相模湖駅 (JC 25)
中央特快・通勤快速(下りのみ)・快速・普通
西八王子駅 (JC 23) - 高尾駅 (JC 24) - 相模湖駅 (JC 25)
  • なお、当駅から相模湖方では優等列車や臨時列車を除き、列車番号上では「普通」扱いとなる。
京王電鉄
KO 高尾線
京王ライナー(臨時列車)・特急・急行
めじろ台駅 (KO50) - 高尾駅 (KO52) - 高尾山口駅 (KO53)
準特急・区間急行・快速・各駅停車
狭間駅 (KO51) - 高尾駅 (KO52) - 高尾山口駅 (KO53)

脚注

記事本文

注釈

  1. ^ a b c d e f 京王電鉄狭間駅が至近であるが、連絡するバス路線は当駅起点で運行するため、当駅最寄として案内されることが多い。

出典

  1. ^ a b c d 東日本旅客鉄道(JR東日本)高尾駅”. 2019年5月18日閲覧。
  2. ^ a b 京王電鉄 高尾駅”. 2019年5月18日閲覧。
  3. ^ 平澤崇、2001、「京王電鉄のダイヤ改正は高速志向」、『鉄道ジャーナル』(通巻415号)、鉄道ジャーナル社、2001年5月 p. 58
  4. ^ 「平成20年8月末豪雨」八王子の記録|八王子市公式ホームページ”. 「平成20年8月末豪雨」八王子の記録. 八王子市. 2019年8月3日閲覧。
  5. ^ 東京都八王子市高尾町周辺の地図 - Yahoo!地図
  6. ^ a b 八王子市議会会議録 令和元年第3回定例会(3日目) 発言番号140番”. 八王子市議会. 2020年8月13日閲覧。
  7. ^ 高尾駅周辺整備事業について|八王子市公式ホームページ”. 八王子市役所. 2019年5月18日閲覧。
  8. ^ 八王子市議会会議録 令和元年第3回定例会(3日目) 発言番号150番”. www.city.hachioji.tokyo.dbsr.jp. 2020年8月13日閲覧。
  9. ^ 八王子市議会会議録 平成31年度予算等審査特別委員会(第5日目)発言番号138番”. 八王子市議会. 八王子市議会. 2020年8月13日閲覧。
  10. ^ 一時閉鎖:浅川郵便局(東京都) - 日本郵便”. www.post.japanpost.jp. 2020年9月6日閲覧。
  11. ^ 八王子市立館小学校”. hachioji-school.ed.jp. 2020年9月6日閲覧。
  12. ^ 京王高尾駅前郵便局 (東京都) - 日本郵政グループ”. map.japanpost.jp. 2020年9月6日閲覧。
  13. ^ a b 工事による高尾駅北口のりば変更について|西東京バス”. 2020年8月13日閲覧。
  14. ^ 高尾駅時刻表(JR東日本)
  15. ^ 日本の鉄道―国鉄幹線 車窓の旅 (5) 中央・総武本線. 山と渓谷社. (1983/1) 
報道発表資料
  1. ^ a b "首都圏エリアへ「駅ナンバリング」を導入します 〜2020年東京オリンピック・パラリンピックを見据え、よりわかりやすくご利用いただける駅を目指します〜" (PDF) (Press release). 東日本旅客鉄道. 6 April 2016. 2020年2月11日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2020年6月21日閲覧
  2. ^ Suicaご利用可能エリアマップ(2001年11月18日当初)” (PDF). 東日本旅客鉄道. 2019年7月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年4月27日閲覧。
  3. ^ "PASMOは3月18日(日)サービスを開始します ー鉄道23事業者、バス31事業者が導入し、順次拡大してまいりますー" (PDF) (Press release). PASMO協議会/パスモ. 21 December 2006. 2020年5月1日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2020年12月19日閲覧
  4. ^ a b "2021年3月ダイヤ改正について" (PDF) (Press release). 東日本旅客鉄道八王子支社. 18 December 2020. p. 2. 2020年12月18日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2020年12月19日閲覧
  5. ^ "中央快速線等へのグリーン車サービスの導入について" (PDF) (Press release). 東日本旅客鉄道. 4 February 2015. 2019年9月24日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2020年4月21日閲覧
  6. ^ "新しい暮らしを提案するコミュニティ・ステーション JR高尾駅北口が地域の玄関口にふさわしい駅として生まれ変わります。〜2010年 3月25日(木)第1期オープン〜" (PDF) (Press release). 東日本旅客鉄道八王子支社. 25 February 2010. 2019年12月25日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2020年4月21日閲覧
  7. ^ "(多摩版)2020年3月ダイヤ改正について" (PDF) (Press release). 東日本旅客鉄道八王子支社. 13 December 2019. p. 3. 2020年2月2日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2020年4月21日閲覧
  8. ^ "忘年会シーズン恒例『寝過ごし救済バス』運行 〜終電後に高尾駅から八王子駅まで戻れます!〜" (PDF) (Press release). 西東京バス. 2 December 2019. 2020年4月21日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2020年4月21日閲覧
新聞記事
  1. ^ “JR東日本、中央線のグリーン車計画を延期”. 産経新聞. (2017年3月24日). オリジナルの2017年3月24日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20170324011255/https://www.sankei.com/smp/economy/news/170324/ecn1703240001-s1.html 2020年11月29日閲覧。 
  2. ^ “高尾駅舎 東浅川へ 八王子市有地、大正天皇ゆかりの地/東京”. 毎日新聞. (2015年6月23日). オリジナルの2015年12月18日時点におけるアーカイブ。. https://archive.fo/zyVzZ 2020年8月15日閲覧。 

利用状況

JR・私鉄の1日平均利用客数
  1. ^ 各駅の乗車人員 - JR東日本
  2. ^ 1日の駅別乗降人員 - 京王電鉄
JR東日本の2000年度以降の乗車人員
JR・私鉄の統計データ
  1. ^ レポート - 関東交通広告協議会
  2. ^ 東京都統計年鑑 - 東京都
  3. ^ 統計八王子 - 八王子市
東京府統計書
東京都統計年鑑

関連項目

外部リンク