柴又駅

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柴又駅
駅舎(2005年4月24日)
駅舎(2005年4月24日)
しばまた - Shibamata
KS10 京成高砂 (1.0km)
(1.5km) 京成金町 KS51
所在地 東京都葛飾区柴又四丁目8-14
駅番号 KS50
所属事業者 京成電鉄
所属路線 KS 金町線
キロ程 1.0km(京成高砂起点)
駅構造 地上駅
ホーム 相対式 2面2線
乗降人員
-統計年度-
8,834人/日
-2013年-
開業年月日 帝釈人車鉄道→帝釈人車軌道:
 1899年明治32年)12月17日
京成電気軌道→京成電鉄:
 1912年大正元年)11月3日

柴又駅(しばまたえき)は、東京都葛飾区柴又四丁目にある京成電鉄金町線駅番号KS50

年表[編集]

帝釈人車鉄道[編集]

京成[編集]

1929年に投機会社筑波高速度電気鉄道(1930年に京成と合併)が当駅を通る松戸支線の鉄道免許を取得したが、当駅を含む区間は後年失効。また、1962年新京成線松戸駅から当駅までの延伸の敷設免許が新京成電鉄に下りていたが、一部用地が取得できず1970年代までに失効している。

駅構造[編集]

唯一の中間駅にして唯一の交換駅。ほぼ全ての時間帯で列車交換を行う。(2011年5月14日)
ホーム(2007年)

相対式ホーム2面2線を有する地上駅。ホーム有効長は6両編成分であるが、京成金町駅のホーム有効長が4両編成分であることから、発着する列車はすべて4両編成である。

2010年7月4日までは当駅 - 京成高砂駅間は複線で、列車交換も一部時間帯でのみ行われていた。成田スカイアクセス開業に伴う高砂駅東側の踏切の遮断時間短縮のために、同年7月5日から京成高砂駅の金町線ホームが高架化され、高砂方が単線並列(ただし1本は入・出庫線)となり、早朝と深夜を除くほとんどの時間帯に当駅で列車交換が行われるようになった。金町側は単線となっている。

駅舎は高砂方面ホーム側にある。改装時には山田洋次の意見も得て、純和風の外観となった。金町方面ホームとは構内踏切により連絡している。初詣などの多客時には金町方面ホーム側の臨時改札口(有人)や臨時出札口も営業することがある。

のりば[編集]

番線 路線 方向 行先
1 KS 金町線 上り 高砂方面
2 下り 金町方面

利用状況[編集]

2013年度の1日平均乗降人員8,834人である[1]。京成線の駅では第40位。

近年の1日平均乗降・乗車人員推移は下表のとおりである。

年度別1日平均乗降・乗車人員
年度 1日平均
乗降人員[2]
1日平均
乗車人員
出典
1990年(平成02年) 6,112 [3]
1991年(平成03年) 6,350 [4]
1992年(平成04年) 6,307 [5]
1993年(平成05年) 6,238 [6]
1994年(平成06年) 5,967 [7]
1995年(平成07年) 5,858 [8]
1996年(平成08年) 6,479 [9]
1997年(平成09年) 6,049 [10]
1998年(平成10年) 5,707 [11]
1999年(平成11年) 5,374 [12]
2000年(平成12年) 5,071 [13]
2001年(平成13年) 5,090 [14]
2002年(平成14年) 4,978 [15]
2003年(平成15年) 9,794 4,945 [16]
2004年(平成16年) 9,253 4,718 [17]
2005年(平成17年) 9,171 4,660 [18]
2006年(平成18年) 9,653 4,910 [19]
2007年(平成19年) 9,545 4,836 [20]
2008年(平成20年) 9,715 4,910 [21]
2009年(平成21年) 10,153 5,132 [22]
2010年(平成22年) 9,619 4,899 [23]
2011年(平成23年) 9,101 4,650 [24]
2012年(平成24年) 9,024 4,592 [25]
2013年(平成25年) 8,834

駅周辺[編集]

駅前(2007年8月)
柴又の象徴・柴又帝釈天

周辺は山田洋次が監督し、渥美清が主演したテレビドラマ及び劇映画シリーズ『男はつらいよ』(1968年 - 1995年)の舞台となった地域・柴又である。駅前には、渥美清が演じた「フーテンの寅」(車寅次郎)の銅像がある。この銅像は渥美清の死去に伴い『男はつらいよ』シリーズが終了したことにより、主役「車寅次郎」および俳優渥美清を記念して1999年に建てられたものである[26]。男はつらいよシリーズには柴又帝釈天参道や当駅が度々登場して「柴又出身者」が主役となっている物語の世界観を決定付け、現実の柴又の知名度を向上させた。

柴又帝釈天へは駅前からの参道が通じており、正月初詣)や庚申の日には多くの参拝客で賑わう。これは開業当時からのものであるが、渥美の死去後、映画の舞台として探訪する観光客が急増した。それに伴って「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の亀有とともに葛飾区内の物語の舞台として地元当局は観光振興にも力を入れ始め、「寅さん記念館」や「山田洋次ミュージアム」を開設し、作品の舞台であることをPRするラッピング列車を走らせたりした。一時期のブームは通り過ぎたものの2000年代以降東京23区内の観光地の一つとして定着の感がある。また、葛飾納涼花火大会の会場最寄駅でもある。

以上のことに加え、住宅密集地であることも相まって、小さな構内の当駅は混雑しやすい。その反面、金町線の輸送力不足もあって並行路線バスの本数が多い。

バス路線[編集]

最寄りの停留所は、柴又帝釈天である。[小55]は朝通勤時は最大毎時14本、日中でも毎時8本運行されており、金町線を補完している。新金線は社会実験路線で土休日のみ運転。

その他[編集]

  • 当駅は『男はつらいよ』シリーズのほぼ全作に登場するため、車両や駅の変遷を映像からたどることができる。
  • 駅名の表記は、プラットホーム上やウェブサイト、時刻表などの冊子では柴又であるが、駅前広場に面する駅舎上部のみ柴叉と、「又」より一つ点が多い「叉」が使用されている。

隣の駅[編集]

京成電鉄
KS 金町線
京成高砂駅 (KS10) - 柴又駅 (KS50) - 京成金町駅 (KS51)

脚注[編集]

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関連項目[編集]

外部リンク[編集]