多摩センター駅

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多摩センター駅
京王・小田急多摩センター駅南口(2007年2月26日)
京王・小田急多摩センター駅南口(2007年2月26日)
たまセンター - Tama-center
所在地 東京都多摩市落合一丁目
所属事業者 京王電鉄駅詳細
小田急電鉄駅詳細
多摩都市モノレール駅詳細
京王・小田急多摩センター駅(リニューアル工事前)
(2003年7月20日)

多摩センター駅(たまセンターえき) - 本項では下記3駅ともに総括して詳述する。


多摩センター駅(たまセンターえき)は、東京都多摩市落合一丁目にある、京王電鉄小田急電鉄多摩都市モノレール。なお京王電鉄・小田急電鉄の駅名は、それぞれ会社名を冠した京王多摩センター駅(けいおうたまセンターえき)・小田急多摩センター駅(おだきゅうたまセンターえき)が正式な名称である。

目次

利用可能な鉄道路線[編集]

駅構造[編集]

京王・小田急多摩センター駅は双方が別々の3層のコンクリートラーメン高架橋構造の建造物で、3層目にプラットホーム、2層目に駅舎と店舗があり、並行に隣接して配置され、ほぼ一体化して建っている。また、2層目のコンコースは南側で歩車分離をした街づくりの基軸となるペデストリアンデッキとバスターミナルに直結し、1層目の階下は店舗とタクシー乗り場、駐車場などに利用されている。京王の中央口改札と小田急の西口改札は同一通路上にあり、京王⇔小田急間の乗り換えは永山駅と共に便利である。

一方、多摩都市モノレールの多摩センター駅は「都道町田・日野線」の上空に建造されているため、京王・小田急の両駅とは約200m程離れており、ペデストリアンデッキで接続されている。元々暫定で建っていた建物を解体した跡地に連絡通路を建設したため、屋根があるのは新設された部分の数十メートルだけで、将来の建物建設予定地の部分には屋根がない。雨天時にはペデストリアンデッキ下のバスターミナルを経由すれば、屋根のない部分の距離は少なくなるが、上下の移動を要する階段がある。

京王電鉄(京王多摩センター駅)[編集]

京王多摩センター駅
中央口改札(2007年11月23日)
中央口改札(2007年11月23日)
けいおうたまセンター - Keiō-tama-center
KO40 京王永山 (2.3km)
(2.3km) 京王堀之内 KO42
所在地 東京都多摩市落合一丁目10-1
駅番号 KO 41
所属事業者 京王電鉄
所属路線 相模原線
キロ程 13.7km(調布起点)
新宿から29.2km
駅構造 高架駅
ホーム 2面4線(有効長210m)
乗降人員
-統計年度-
81,249人/日
-2011年-
開業年月日 1974年(昭和49年)10月18日

島式ホーム2面4線を有する高架駅である。現行のダイヤでは相模原線の中で唯一各駅停車などが特急急行の待ち合わせを行う駅である。プラットホームには開設当初から8両編成分の上屋とエスカレーター設備の準備工事が施されていたが、その後数回のリニューアルで10両編成分の上屋と上り・下りの両エスカレーター及びエレベーターが設置された。なお、当初設けられたエレベーターはラッチ外に通じていたため、身体障害者専用の特殊な使い方がされていた。また、東改札口が新設され、その後においても駅務室の位置が改札口の北側に改装されている。

なお、当駅が始発・終着駅の頃は上り方に両渡りのポイントがあり、3・4番線のみが常用されていた。南大沢延伸後は西側の橋本方に引き上げ線が設備され、折り返し運転に利用されている。また、かつては小田急多摩センター駅とホームの番号が連番になっていた。

京王多摩センター駅プラットホーム
ホーム 路線 方向 行先
1・2 相模原線 下り 橋本方面
3・4 相模原線 上り 調布明大前笹塚新宿都営新宿線方面

駅構内施設[編集]


小田急電鉄(小田急多摩センター駅)[編集]

小田急多摩センター駅
西口改札(2010年10月31日)
西口改札(2010年10月31日)
おだきゅうたまセンター
- Odakyu Tama-Center -
小田急永山 (2.3km)
(1.5km) 唐木田
所在地 東京都多摩市落合一丁目11-1
所属事業者 小田急電鉄
所属路線 多摩線
キロ程 9.1km(新百合ヶ丘起点)
新宿から30.6km
駅構造 高架駅
ホーム 2面2線(有効長210m)
乗降人員
-統計年度-
46,253人/日
-2011年-
開業年月日 1975年(昭和50年)4月23日

島式ホーム2面2線を有する高架駅。元来は島式ホーム2面4線の構造であるが、開業当初は副本線には軌道は設置されておらず、2面2線のみ使用していた[1]。その後、車両留置線の確保のために1985年3月10日より上下線共副本線の使用を開始し、2面4線の構内配線となった[1]。また、延長線上も引き上げ線として整備され[1]、長い間列車の発着や回送列車の留置などにも使われていた。

その後、隣駅である唐木田が多摩線の終点になり、同時に車両基地が新設されたため、当駅西方の渡り線や副本線であった側線の必要性が薄弱となり、2006年5月頃から省メンテナンスの目的から使用中止、同年5月19日20日にそれぞれ1・4番線側が閉鎖され、7月までにホーム片面に安全柵が設置された。そして2007年2月に1・4番ホームへ至る線路が本線(2・3番ホーム)と完全に分断されポイントが撤去され、同年9月2日には従来の2番ホームが1番ホーム、3番ホームが2番ホームとなり、「停車場」から「停留場」扱いになったのを機に信号の取り扱いも変更され、進入する電車は速度を落とさなくなった。なお、閉鎖された退避線側ホームの線路は残っている。

リニューアル工事後は、先の京王と同様に東口が新設されると共にエスカレーターやエレベーターを完備するバリアフリーの駅に生まれ変わった。また、駅高架建物南面の風防壁がガラススクリーンに改装されている。

2008年度末から、改札ラッチ内とプラットホームで乗客案内用の発車標の使用が開始されている。

小田急多摩センター駅プラットホーム
ホーム 路線 方向 行先
1 多摩線 下り 唐木田方面
2 多摩線 上り 新百合ヶ丘新宿千代田線小田原片瀬江ノ島方面

駅構内施設[編集]


多摩都市モノレール (多摩センター駅)[編集]

多摩センター駅
多摩センター駅(2007年2月26日)
多摩センター駅(2007年2月26日)
たまセンター - Tama Center
松が谷 (0.9km)
所在地 東京都多摩市落合一丁目
所属事業者 多摩都市モノレール
所属路線 多摩都市モノレール線
キロ程 16.0km(上北台起点)
駅構造 高架駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度-
17,411人/日(降車客含まず)
-2010年-
開業年月日 2000年(平成12年)1月10日
改札口(2008年11月)

相対式ホーム2面2線を有する道路上に構築された高架駅で、多摩モノレール線の起点駅である。地上及びペデストリアンデッキの高さから、上部の駅舎建物には階段の他にエスカレーターとエレベーターが通じ、完全にバリアフリー化されている。上北台方の上下線間にモノレール特有の両渡りポイントが設置されている。

駅の外観は蒸気機関車動輪をイメージしたデザインであり、そのデザインを施した部分の窓の内側がエスカレーターの部分になっている。「多摩ニュータウンの中心に新たに誕生した車輪をイメージしデザインされた駅」として、2000年関東の駅百選に選定された。

駅の北側で京王相模原線と小田急多摩線を越えるが、高架の両線のさらに上を通る関係で、地上からの高さが最も高い駅となっている。

なお、構想では当駅から先、町田駅八王子駅方面への延伸が多摩モノレールの次期整備路線とされているため、将来中間駅になる可能性がある[2]

多摩センター駅プラットホーム
ホーム 路線 行先
1・2 多摩モノレール線 立川北上北台方面
  • 設備メンテナンスの都合上、日中は平日ダイヤでは1番線、土曜・休日ダイヤでは2番線を常用の乗降ホームとして、構造物が片減りしないように均等に使い分けをしている。

駅構内施設[編集]

  • 多摩モノレール(売店)


利用状況[編集]

多摩センター駅の利用者数は、多摩ニュータウン開発段階の程度に正比例して増加して来ているが、下表にある通り、当初からの乗降者数を比較すると、圧倒的に京王の方が多かった。この現象は、京王が開通時から新宿方面への都心直通列車を主体に運行し、利便性で比較にならない優位性を示していたのに対し、小田急が町田方面への需要逼迫から本線への直通列車が運行されず、新百合ヶ丘止まりの区間ローカル列車主体のダイヤ運行に終始していたためである。

その後、小田急が地下鉄千代田線に直通する「多摩急行」の運行を開始して都心方面への新たな直結ルートが成立したことや、多摩都市モノレールの開通で小田急沿線から立川方面への新たなルートが成立したことにより、相互間の乗り換え利用客が発生したこと、小田急の複々線化が進捗し、都心方面への所要時間が短縮したこと、多摩線の運賃を値下げしたことなどで、現在は小田急の利用者が京王の半分程度の数字まで追い上げる結果となっている。

年度 京王電鉄 小田急電鉄 多摩モノレール 出典
一日平均
乗降人員
一日平均
乗車人員
一日平均
乗降人員
一日平均
乗車人員
一日平均
乗車人員
1974年 1,149[要出典]
1975年 3,126[要出典]
1979年 7,713[要出典]
1980年 23,469[要出典]
1982年 9,678[要出典]
1985年 42,358[要出典]
1987年 16,956[要出典]
1990年 62,759[要出典] 31,367 11,449 - [3]
1991年 33,713 12,221 - [4]
1992年 36,282 12,762 - [5]
1993年 38,896 13,932 - [6]
1994年 41,225 15,074 - [7]
1995年 82,852[要出典] 41,320 15,451 - [8]
1996年 41,540 15,567 - [9]
1997年 41,466 15,375 - [10]
1998年 41,827 14,975 - [11]
1999年 82,528[要出典] 41,005 29,794[要出典] 14,964 10,012 [12]
2000年 84,193[要出典] 41,877 32,290[要出典] 16,301 12,710 [13]
2001年 83,445[要出典] 41,244 32,015[要出典] 16,153 14,082 [14]
2002年 81,255[要出典] 39,973 32,971[要出典] 16,704 14,423 [15]
2003年 80,912[16] 39,691 34,222[16] 17,361 14,799 [17]
2004年 79,894[18] 39,249 33,787[18] 17,307 14,584 [19]
2005年 79,033[20] 38,956 36,495[20] 18,682 14,517 [21]
2006年 79,825[22] 39,499 39,352[22] 20,123 15,128 [23]
2007年 82,483[24] 40,716 42,359[24] 21,574 16,157 [25]
2008年 84,175[26] 41,608 44,827[26] 22,748 16,978 [27]
2009年 84,161[28] 41,584 45,705[28] 23,162 17,292 [29]
2010年 82,803 40,874 46,984 23,836 17,411 [30]
2011年 81,249 46,253

駅周辺[編集]

駅前風景。ベネッセ、イトーヨーカドー、京王プラザホテル、三越などがある(2007年8月3日)。
駅周辺の様子(手前はバスターミナル)(2006年12月)
多摩中央公園(2005年4月23日)
多摩センター駅周辺には2006年以降、相次いで高層マンションが建設されている。(2012年撮影)

多摩ニュータウンの開発区域にあり、南側一帯が新住宅市街地開発事業区域(新住区域)、北側の多摩ニュータウン通りと乞田川に沿った一帯が土地区画整理事業区域となっている。ニュータウン全体の営みを司る複合都市機能を有する「都市センター」地区に定められている。

新住区域についてはマスタープランに基づく都市基盤整備で計画的な街づくりが実施されており、歩行者と車の通行を立体交差で隔離した歩車分離を基本とする歩行者専用道路を導入した独特の道路整備が行われている。その反面、北側の区域については旧来からの地権者らによるある程度単独で自由な開発が実施されており、駅周辺の空間を構成する景観や土地利用使途が南北で大きく異なっている。

駅南側[編集]

  • バスロータリー(多摩センター駅) - 各のりばについては路線バスの項参照。

多数の施設が集積しており、都市軸となり駅からパルテノン多摩を直線で結ぶ歩行者専用道路「パルテノン大通り」を境に南東・南西と分けた。

駅南東[編集]

駅南西[編集]

駅南東 - 南西に跨る施設[編集]

  • パルテノン多摩
  • たまヴァンサン館
  • 桜美林大学多摩アカデミーヒルズ
  • 多摩中央公園
    • 多摩市グリーンライブセンター
    • 旧富澤家住宅(庭園含む)
  • 多摩市立図書館 本館 - 多摩市立西落合中学校跡に立地。

駅北側[編集]

  • 多摩センター郵便局(旧・特定郵便局
  • セコムHDセンター多摩
  • 京西テクノス本社
  • CSK多摩センターオフィス
  • グリーンワイズ本社
  • 東京都民銀行多摩研修所
  • 野村総研東京第一DC
  • 東京都水道局山王下庁舎
  • 東京都立南多摩看護専門学校
  • 共同利用駐車場(7か所、うち1か所は定期利用専用) - 当駅の南側には大規模駐車場が複数あり、周辺商業施設の利用において駐車サービスが受けられる。長らく駅周辺の駐車場は多摩都市交通施設公社の寡占状態であったが、多摩ニュータウン計画の変更で民間への土地売払いなどが進み、商業施設独自の駐車場や民間駐車場(いわゆるコインパーキング)も見られるようになった。前述の大規模駐車場も新都市センター開発株式会社を経てタイムズ24に委託されており、現在「公営」の駐車場はほぼなくなっている[31][32]

バス路線[編集]

駅前南側ペデストリアンデッキ下部の1階にバスターミナルがあり、京王電鉄バス京王バス南神奈川中央交通東京空港交通の4社の路線バスが乗り入れている。停留所名はいずれも多摩センター駅となっている。

他に、京王電鉄バスが運行している多摩市ミニバス京王バス南深夜急行バス新宿駅西口橋本駅行もある。

なお、多摩センター駅を開業した1974年の時点では周辺のニュータウン新住区での入居はまだ始まっておらず、1976年の街開きの時点においても駅高架に近接して仮設のバス乗り場があり、現在の本格的なバスターミナルは存在していなかった。多摩センター地区におけるニュータウンの住宅開発は落合豊ヶ丘貝取・愛宕・松が谷・鹿島の各住区で始まったが、いずれも駅から約2km程度離れた遠い地点から建設を始めた経緯があり、住民の足にはバス路線網によるアクセスの整備が肝要であった。また、各住区へ向かう正規の道路も完成されておらず、「多03系統」豊ヶ丘四丁目行を例にとると、今は存在しない多摩中央公園予定地西側寄りの仮設道路から現在の「西落通り」となった道を経由して運行していた数年の時期があった。

また、現在では当初とターミナルの運用が大きく異なっている。当初、中州部分に17・18・19番乗り場があった。ターミナルに入ってきたバスは2 - 13番のバスは直進、17 - 19番のバスは中州の手前を右折、中州を貫く斜めの道路を通して合流、マグレブの前をターンして出口へと向かっていた。また正面道路にも14・15番の乗り場があった。現在、17・18・19番乗り場前は路線バスが当初とは反対の向きで多数待機し、中州を貫く道路部分では主に空港連絡バスが出発時刻まで待機している。現在でも各乗り場のバス停などは残されており、過去の運用状況が見受けられる。

当駅は周辺の各住区や鉄道の駅とを結ぶバス路線網が充実し、羽田・成田の各空港への直通リムジンバスが運行されるなど、多摩地区おいて有数の重要なバスターミナルになっている。

  • 路線についての概況は営業所記事を参照。
  • バスターミナルに接した多摩センター南通り沿いの16番のりば(京王多摩センター駅停留所)から空港連絡バスが発着する。
  • 同一の行先(例・聖蹟桜ヶ丘駅行や鶴川駅行など)でも経由地が多数ある。

バスのりば[編集]

1・2・3番 降車専用
4番 「桜85」系統 松が谷・堰場経由 聖蹟桜ヶ丘駅 (京王バス南が運行)
「多11」系統 松が谷循環 多摩センター駅行 (京王電鉄バスが運行)
「多17」系統 松が谷高校循環 多摩センター駅行
「多16」系統 急行 帝京大学構内行
5番 「桜72」「桜73」系統 鹿島・愛宕東・東寺方経由 聖蹟桜ヶ丘駅行 (深夜バスあり。京王電鉄バスが運行)
「桜72」系統 愛宕東行 (平日のみ、深夜バスあり。京王電鉄バスが運行)
「NT01」系統 「ニュータウン急行」 京王堀之内駅南大沢駅多摩境駅経由 橋本駅 (平日、深夜バスのみ。京王バス南が運行)
6番 「桜62」「桜63」系統 愛宕東公園・多摩市役所経由 聖蹟桜ヶ丘駅行 (京王電鉄バスが運行)
「桜62」系統 愛宕東公園行
7番 「多61」「桜63」系統 鶴牧団地循環 (平日のみ、深夜バスあり。神奈川中央交通と京王電鉄バスが運行)
「多61」系統 富士見通り下行 (京王電鉄バスが運行)
8番 「多03」系統 豊ヶ丘四丁目行 (深夜バスあり。神奈川中央交通と京王バス南が運行)
「多01」系統 豊ヶ丘四丁目経由 京王多摩車庫行 (深夜バスあり。京王バス南が運行)
「多04」系統 豊ヶ丘四丁目・多摩車庫経由 鶴川駅 (神奈川中央交通が運行)
「永65」系統 豊ヶ丘四丁目・貝取北センター経由 永山駅 (深夜バスあり。神奈川中央交通と京王バス南が運行)
「桜46」系統 豊ヶ丘四丁目・貝取北センター経由 聖蹟桜ヶ丘駅行 (京王バス南が運行)
9番 「永52」系統 多摩市ミニバス東西線・右循環 永山駅行 (京王電鉄バスが運行)
10番 「多02」系統 青木葉公園経由 京王多摩車庫行 (京王電鉄バスが運行)
「鶴32」系統 青木葉公園・小野路経由 鶴川駅行 (神奈川中央交通が運行)
11番 「多43」系統 日大三高 (京王電鉄バスが運行)
「多44」系統 急行 日大三高行
12番 「桜73」系統 多摩南部地域病院行 (京王電鉄バスが運行)
「永53」系統 多摩市ミニバス東西線・左循環 永山駅行
13番 「豊32」系統 豊田駅北口行 (京王バス南が運行)

16番のりばの空港連絡バス中央高速バスは、京王バス南(南大沢営業所)と東京空港交通が、中央高速バスは、京王バス南(南大沢営業所)が運行している。この3系統のみ当バス停名は「京王多摩センター」となっている。

歴史[編集]

多摩ニュータウン開発計画によって、新しい街全体の核となる中心位置に定めた「都市センター」地区に設けられた駅であるが、折しも計画人口30 - 40万都市を目指していたことから、京王帝都電鉄(当時)と小田急電鉄の両社が新線の事業工事認可を取得し、2路線が同駅に乗り入れることになった。

開発以前における駅の設置箇所周辺は南多摩郡多摩村大字落合に属し、下落合、山王下、中沢、中組といった小字の丘陵地谷戸部に集落が点在する純農村だった所である。その谷戸部に沿って多摩川に注ぐ乞田川が大きく蛇行して流れていたが、この小川を水捌けの大きい直線状に改修し、同時に並行する幹線道路を新設して、元来起伏があった地形に所要の広さの平地を造成・区画整理した中で、標高の低い場所に両駅の建設地を見い出した。

両線の開通時期は、東隣の永山駅周辺の諏訪・永山地区におけるニュータウン第1次入居が始まる1971年に照準が合わせられていたが、新線工事は諸般の事情で大幅に遅れることとなった。途中永山駅までは1974年6月に小田急が先行開通することになったが、逆に多摩センター駅までは小田急の工事が約1年遅れ、京王の方が同年10月一足先に開業することとなった。

一方、2000年に同駅へ乗り入れた多摩都市モノレールは、当地が東京圏の広域的な連携・交流の拠点として「東京構想2000」の中で《核都市》の心に位置付けられているため、多摩地域の南北間の円滑なアクセスを担う新しい公共交通機関として開通した。

  • 1974年(昭和49年)10月18日 - 京王相模原線延伸に伴い京王多摩センター駅開業。通勤快速・快速及び普通の停車駅となる。
  • 1975年(昭和50年)4月23日 - 小田急多摩線延伸に伴い小田急多摩センター駅開業。各駅停車の停車駅となる。
  • 1992年(平成4年)5月28日 - 京王相模原線にて特急の運行が開始され、京王多摩センター駅が停車駅となる。
  • 2000年(平成12年)
  • 2001年(平成13年)3月25日 - 京王相模原線にて急行の運行が開始され、京王多摩センター駅が停車駅となる。同時に京王相模原線で特急が廃止される。
  • 2002年(平成14年)3月23日 - 小田急多摩線にて多摩急行の運行が開始され、小田急多摩センター駅が停車駅となる。
  • 2004年(平成16年)12月11日 - 小田急多摩線にて区間準急の運行が開始され、小田急多摩センター駅が停車駅となる。
  • 2005年(平成17年)5月 - 2006年(平成18年)3月 - 小田急多摩センター駅のリニューアル工事実施。
  • 2008年(平成20年)3月15日 - 小田急多摩線にて特急ロマンスカー「メトロホームウェイ」の運行が開始され、小田急多摩センター駅が停車駅となる。
  • 2013年(平成25年)2月22日 - 京王相模原線にて特急の運行が復活し、京王多摩センター駅が停車駅となる。

駅名の由来[編集]

駅所在地が多摩ニュータウンの「都市センター」地区として位置付けられ、複合した都市機能を有する商業・業務・文化的中心地であることから「多摩センター」となる。“多摩センター”と称する機関や施設がある訳ではない。計画段階の仮称「多摩中央(たまちゅうおう)」とも関係している。(下記参照)

駅名は同一場所に位置する場合、同一名称にするのが一般的で親切であるが、京王及び小田急は同時期に開業した永山駅と同様に両線が同じ新宿駅を起点とすることから、乗客の誤乗車と不正乗車を防止する目的から、あえて会社名を冠した「京王多摩センター駅」及び「小田急多摩センター駅」として明確に区別することとなった。また、多摩都市モノレールに関しては自動改札機が普及したことにより前述の心配が不要となり、単なる「多摩センター駅」となっている。

これら3駅及び地域は、利用者や住民に「多摩セン」及び「タマセン」の愛称で呼ばれることもあり、鉄道事業者側も京王多摩センターSCのオープン時の広告のキャッチコピーに使用している。

なお、京王及び小田急の駅建設計画時の仮称は「多摩中央」であった(開業前、車両の行先表示装置内に「多摩中央」の表示を用意していた事実がある。)。

その他[編集]

  • 当初、多摩ニュータウンの足を担う鉄道として小田急・京王と共に西武多摩川線是政駅から多摩センター方面への延伸が計画されていたが、同線が武蔵境駅で接続している中央線快速のさらなる混雑が想定されたため、西武鉄道には延伸の事業認可が出なかった。
  • 駅前は映画ドラマのロケーション撮影に使われることが多かった。
  • 小田急多摩線の多摩センター延伸時には、行先表示の駅名のローマ字表記で「TAMA-SENTĀ」が使われていた[33]が、その後は英語の「CENTER」が使われている。
  • 京王相模原線が1988年5月21日南大沢まで延伸された時は通勤快速のみ同駅まで延伸したものの、延伸区間の利用者数と運行上の都合から快速は当駅止まりが続いていた。しかし、1990年3月30日橋本延伸後は通勤快速・快速とも終着駅まで運転されるようになった。

隣の駅[編集]

京王電鉄
相模原線
特急・急行
京王永山駅 - 京王多摩センター駅 - 南大沢駅
区間急行・快速・各駅停車
京王永山駅 - 京王多摩センター駅 - 京王堀之内駅
小田急電鉄
多摩線
多摩急行・急行・区間準急・各駅停車
小田急永山駅 - 小田急多摩センター駅 - 唐木田駅
多摩都市モノレール
多摩都市モノレール線
松が谷駅 - 多摩センター駅

脚注[編集]

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  1. ^ a b c 鉄道ピクトリアル通巻546号 p151
  2. ^ 都市計画プロジェクト・多摩都市モノレール延伸検討 東京都都市整備局
  3. ^ 東京都統計年鑑(平成2年)228ページ
  4. ^ 東京都統計年鑑(平成3年)234ページ
  5. ^ 東京都統計年鑑(平成4年)
  6. ^ 東京都統計年鑑(平成5年)
  7. ^ 東京都統計年鑑(平成6年)
  8. ^ 東京都統計年鑑(平成7年)
  9. ^ 東京都統計年鑑(平成8年)
  10. ^ 東京都統計年鑑(平成9年)
  11. ^ 東京都統計年鑑(平成10年) (PDF)
  12. ^ 東京都統計年鑑(平成11年) (PDF)
  13. ^ 東京都統計年鑑(平成12年)
  14. ^ 東京都統計年鑑(平成13年)
  15. ^ 東京都統計年鑑(平成14年)
  16. ^ a b 関東交通広告協議会「平成15年度1日平均乗降人員・通過人員」
  17. ^ 東京都統計年鑑(平成15年)
  18. ^ a b 関東交通広告協議会「平成16年度1日平均乗降人員・通過人員」
  19. ^ 東京都統計年鑑(平成16年)
  20. ^ a b 関東交通広告協議会「平成17年度1日平均乗降人員・通過人員」
  21. ^ 東京都統計年鑑(平成17年)
  22. ^ a b 関東交通広告協議会「平成18年度1日平均乗降人員・通過人員」
  23. ^ 東京都統計年鑑(平成18年)
  24. ^ a b 関東交通広告協議会「平成19年度1日平均乗降人員・通過人員」
  25. ^ 東京都統計年鑑(平成19年)
  26. ^ a b 関東交通広告協議会「平成20年度1日平均乗降人員・通過人員」
  27. ^ 東京都統計年鑑(平成20年)
  28. ^ a b 関東交通広告協議会「平成21年度1日平均乗降人員・通過人員」
  29. ^ 東京都統計年鑑(平成21年)
  30. ^ 東京都統計年鑑(平成22年)
  31. ^ 多摩ニュータウンタイムズ:利用台数の減少により交通施設公社が事業譲渡
  32. ^ 多摩センター地区共同利用駐車場の案内
  33. ^ 弘済出版社鉄道ダイヤ情報」1990年5月号 No.73 p.15

関連項目[編集]

外部リンク[編集]