小田急多摩線
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小田急多摩センター - 唐木田間を走る4000形(2代)
(2007年8月28日) |
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| 路線総延長 | 10.6 km | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 軌間 | 1067 mm | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 電圧 | 1500 V(直流) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 最高速度 | 110 km/h | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 停車場・施設・接続路線 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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多摩線(たません)は、神奈川県川崎市麻生区の新百合ヶ丘駅から東京都多摩市の唐木田駅までを結ぶ、小田急電鉄の鉄道路線である。
目次 |
概要 [編集]
多摩線は1974年開通で、小田急電鉄で一番新しい路線であり、多摩ニュータウンと都心へのアクセス路線である。 開通から30年近くは、新百合ヶ丘駅での小田原線との乗り換えが不便などの理由で、多摩ニュータウンから都心へのアクセスに併走する京王相模原線を利用する乗客が多く、京王電鉄に大きな差をつけられていた。また使用車両も小田原線などで使用した旧型車などが主であった。
しかし2000年以降から、新百合ヶ丘駅での乗り換え不要で都心とを直通で結ぶ「特急ロマンスカー」や「多摩急行」の運行開始や、事実上の空き地状態であった沿線の住宅(都市)整備など、グループ全体で沿線の開拓に乗り出し、年々利用客が増えている。
小田原線と比べ運行本数が少ないことから、新型車両などのテスト路線として用いられる。ロマンスカーVSEやMSE開発時には多くの鉄道ファンが訪れていた。
路線データ [編集]
※ 全線立体交差で、踏切は存在しない
列車種別 [編集]
2004年12月11日のダイヤ改正時点で、特急・急行・多摩急行・区間準急・各駅停車の5種類の列車種別が存在する。
途中駅に待避設備がないため、到着した列車が唐木田または新百合ヶ丘まで必ず先着する。
特急ロマンスカー [編集]
2000年12月2日より定期列車として特急(ロマンスカー)が多摩線で運行を開始した。当初は1日1本のみであったが、2002年3月23日のダイヤ改正で1日2本となった。2003年3月29日のダイヤ改正から平日1日3本と土曜・休日1日2本に新宿始発の「ホームウェイ」が乗り入れるようになった。さらに2008年3月15日からは平日のみ東京地下鉄千代田線北千住駅始発の「メトロホームウェイ」が1本運転され、新宿発を置き換えた(3本→2本)。その後、2012年のダイヤ改正でホームウェイ・メトロホームウェイは、多摩線方面には平日のみの運行となった。なお、唐木田駅始発のロマンスカーは設定されていない。
急行 [編集]
2000年12月2日のダイヤ改正から多摩線の定期運行が始まった。平日朝ラッシュ時に小田原線を経由して、東京地下鉄千代田線の綾瀬駅へ向かう上り直通急行列車2本と同線を通ってJR東日本常磐緩行線の松戸駅・我孫子駅まで直通する上り直通急行列車が各1本運行されているほか、喜多見検車区唐木田出張所から入出庫する車両の間合い運用として新百合ヶ丘駅 - 唐木田駅間に下り1本・上り2本が運転される。
多摩急行 [編集]
詳細は「多摩急行」を参照
2002年3月23日に登場した種別である。唐木田駅から小田原線を経由して、東京地下鉄千代田線の綾瀬駅に直通する。さらには同線を経由してJR東日本常磐緩行線の松戸駅・柏駅・我孫子駅・取手駅まで直通する列車も存在する。多摩線内の停車駅は急行と同一である(小田原線内の通過駅は異なり、向ヶ丘遊園駅を通過し、経堂駅に停車する)。日中は唯一の優等列車となる。平日は上り26本・下り32本、土曜・休日は上り24本・下り26本が運転される。千代田線のダイヤが乱れた場合などには新宿駅発着となることもある。また、小田原線にて大きな輸送トラブルが生じた際には、多摩急行・区間準急とも運休し、各駅停車のみの運転となることがある。
区間準急 [編集]
2004年12月11日に従来の各駅停車の一部を置き換えられる形で登場した種別である。小田原線を経由して新宿駅まで運行される。多摩線内はすべての駅に停車する。平日は上り14本・下り13本、土曜・休日は上り17本・下り18本が運転される。また、小田原線にて大きな輸送トラブルが生じた際には、区間準急・多摩急行の両方とも運休し、各駅停車のみの運転となることがある。
各駅停車 [編集]
多摩線開業と同時に登場した。線内折り返しの列車が基本だが、平日の早朝から正午前にかけて上り6本・下り4本と夕方から深夜帯にかけて上り1本・下り5本にそれぞれ小田急小田原線新宿駅発着列車がある。なお、平日朝に成城学園前始発の下り1本も存在する。
運行本数 [編集]
日中の1時間毎の運行本数をまとめると、以下の通りになる。
| 種別\駅名 | 小田原線直通 | 新百合ヶ丘 | … | 唐木田 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 多摩急行 | 2本 | ||||
| 区間準急 | 2本 | ||||
| 普通 | 4本 | ||||
臨時列車 [編集]
特急ロマンスカー [編集]
江の島・鎌倉エクスプレス
湘南マリンエクスプレス
湘南マリン
千代田線直通臨時列車 [編集]
初詣&初日の出号
- 毎年12月31日、唐木田駅→千代田線綾瀬駅間にて運行される。停車駅は、多摩急行と同じ。
ドラゴン号
車両 [編集]
「小田急電鉄#車両」を参照
女性専用車 [編集]
平日朝7:10 - 9:30に代々木上原駅に到着する上り東京地下鉄千代田線直通急行の進行方向最後尾車両(実施区間は唐木田 - 東京メトロ綾瀬駅間)に設定。千代田線内は9:30を過ぎた時点で女性専用車の扱いは取りやめとなる。
歴史 [編集]
1963年7月11日に新住宅市街地開発法が公布され、それに基づき東京都は多摩ニュータウンを建設する計画を立てた。そして、ニュータウンの多くの居住者が都心へ通勤することを考慮し、小田急電鉄と京王帝都電鉄(現:京王電鉄)の2社にニュータウン鉄道として新線の建設を要請した(計画段階では西武鉄道多摩川線の延長案もあった)。これに先立つ1962年には運輸省都市交通審議会の答申第6号で「喜多見方面より原宿、永田町、日比谷、池ノ端および日暮里の各方面を経て松戸方面へ向かう路線」として「東京8号線」の整備が提案されており、1964年には同区間が「東京9号線」として確定した上で、1972年の同審議会第15号答申[1]では「橋本 - 喜多見」間が追加されて、多摩ニュータウン地区から都心部へのルート整備が進められる事になった。
小田急は当初、喜多見駅から分岐してよみうりランド付近および稲城市内を経由して多摩中央(現在の「多摩センター駅」のことを指す)に至るルートを検討したが、京王相模原線と同じルートとなることから、その後百合ヶ丘駅付近から分岐することに計画を変更した。百合ヶ丘付近にはS字カーブがあり、輸送のネックが生ずることが予想されたことから、路線の付け替えを行い、その途中に分岐駅となる新百合ヶ丘駅を設置することとした。また新百合ヶ丘 - 小田急多摩センター間のみ建設される予定だったため、小田急多摩センター駅の開業当時、「小田急多摩線全通」という記述が書籍などで見られた。さらに多摩センターから京王線の北側を通り、橋本を経て津久井郡城山町(現在は相模原市緑区の一部)の「城山中央駅」(仮称)まで建設される計画だったが中止となった。
1974年6月1日に新百合ヶ丘 - 小田急永山間が開業した。しかし、小田原線の線路容量が逼迫していることもあって、多摩線のほとんどの列車は線内折り返しで運転せざるを得ず、朝ラッシュ時のわずかの各停を除き、新宿方面へは新百合ヶ丘駅で乗り換えが必要となった。また、多摩ニュータウンに並行して乗り入れている京王相模原線が開業当初から都心(新宿駅・都営新宿線)直通の列車を運転していたことと、さらに2005年3月20日の小田急線運賃改定まで小田急多摩センター - 小田急永山間の運賃と京王多摩センター - 京王永山間の運賃に差異もある(大人初乗り運賃で京王が130円に対して小田急は140円であった)ことから、小田急多摩線は京王相模原線に相当数の乗客を奪われていた。さらに多摩ニュータウン地区から外れる川崎市内での沿線開発も進まず、五月台駅と黒川駅は長年無人駅(駅員無配置駅)となっていたほどだった。そのため、日中はあたかも地方ローカル線のような線内列車(2両編成が主だった1980年代には15分間隔で4両編成が運転された)のみが行き来する閑散路線と化していた。小田急で最後に開業した路線にもかかわらず、車両は1980年代まで18m級の2400形などが主力で、それで十分の輸送量しかなかったのである。
その中、小田急は1987年に城山まで所持していた路線免許を失効させ、多摩センター - 橋本間では京王相模原線と重複するこの区間への延伸は正式に断念された。一方、多摩ニュータウン南西部の唐木田地区で清掃工場の建設を受け入れた周辺住民からの要望に応える形で、同年に多摩センターから唐木田駅までの1駅間が着工され、1990年に開業した。新百合ヶ丘方から見て唐木田駅のさらに先、清掃工場の隣接地には車両基地が開設され、小田急線の車両運用上でも重要な役割を果たすようになった。また、車両基地内の配線はさらに南西の町田市西部・相模原市方面への延長が可能なように設定された。
その後、小田原線の複々線化などで改良が進んだ2000年12月2日に同線直通の急行運転開始を発端とし、2002年3月23日には 営団地下鉄(現:東京地下鉄)千代田線への相互乗り入れを行う多摩急行が設定され、当初の「東京9号線」構想が実現した。新宿直通列車についても、2000年12月2日には夕方ラッシュ時の新宿発の特急ロマンスカー「ホームウェイ」、2004年12月11日には新宿発着の区間準急がそれぞれ設定され、京王との競争力を増した。さらに2008年3月15日には平日夕方ラッシュ時の北千住発の特急ロマンスカー「メトロホームウェイ」も運行されて、利便性の改善が図られた。また、先述した運賃についても加算運賃の廃止や旅客運賃の値下げから大人初乗り運賃が京王より安い120円となった(注:京王相模原線は建設費の償還を目的とした加算運賃が設定されているため、隣接する相模原線の駅から乗車する場合の大人初乗り運賃は130円だが、それ以外の路線では120円である)。
一方、川崎市内での沿線開発も進行し、沿線住民や多摩線各駅の利用客は急増した。栗平駅は2002年の設定当初から多摩急行の停車駅となり、2004年12月11日に黒川駅と小田急永山駅の間に新駅としてはるひ野駅が開業した。同駅は開業時から太陽光発電と風力発電の両システムを搭載している。続いて2006年1月31日には五月台・栗平・黒川・小田急永山・小田急多摩センターの各駅のホームの屋根に「発電パネル」を設置し、太陽光発電を開始している。これらによって発電された電力は、自動券売機や自動改札機などの電力に利用されている。
2011年3月11日に発生した東日本大震災による福島第一原子力発電所などの停止にともない実施された輪番停電(計画停電)では、小田急電鉄のほか多くの鉄道路線でも運休などの対応が取られたが、多摩線では小田原線と比べ利用者が少ないことなどから、初日の3月14日は終日運休(小田原線の新宿-経堂以外も終日運休)。2日目の3月15日は11:30 - 22:30の間運休(他路線は19:30には運転開始)となった[2]。他の運休路線と異なり都心通勤通学圏内である多摩線の利用客を軽視したと取られる対応に対して多くの質問(クレーム)がよせられたようで、3日目の3月16日からは多摩線を終日運行(他路線は3月18日まで運休あり)とし、同日に小田急電鉄のホームページに、他の運休区間などもあわせ理解を求める文章を掲載した[3]。
年表 [編集]
- 1974年(昭和49年)6月1日 小田急電鉄多摩線として新百合ヶ丘 - 小田急永山間開業。各駅停車のみの運行。
- 1975年(昭和50年)4月23日 小田急永山 - 小田急多摩センター間開業。
- 1979年(昭和54年)1月8日 運賃改定に伴い多摩線加算運賃を設定。
- 1979年(昭和54年)3月26日 ダイヤ改正が実施され、全列車が4両編成での運転となる。
- 1990年(平成2年)3月27日 小田急多摩センター - 唐木田間開業。唐木田駅の南西側で「経堂検車区唐木田出張所」が運用開始。
- 1994年(平成6年)3月27日 唐木田の車両基地が「喜多見検車区唐木田出張所」に改称。
- 1991年(平成3年)10月11日 台風の影響により黒川 - 小田急永山間にて土砂崩れが発生。10月13日まで不通となる。またこの事故において、2600形初代2671Fのクハ2871、サハ2771が廃車となった。
- 1998年(平成10年)9月16日 台風の影響により黒川 - 小田急永山間にて土砂崩れが発生。
- 2000年(平成12年)12月2日 夕方のラッシュ時限定で新宿駅発の特急ロマンスカー「ホームウェイ」の運行開始(多摩線で特急ロマンスカーが毎日運行となる)。また同時に小田原線を経由して営団地下鉄(現:東京地下鉄)千代田線に乗り入れる急行の運行開始。停車駅は特急・急行共に新百合ヶ丘駅・小田急永山駅・小田急多摩センター駅・唐木田駅。
- 2002年(平成14年)3月23日 小田原線を経由して営団地下鉄(現:東京地下鉄)千代田線に乗り入れる多摩急行の運行開始。停車駅は新百合ヶ丘駅・栗平駅・小田急永山駅・小田急多摩センター駅・唐木田駅。
- 2003年(平成15年)3月29日 栗平駅が急行停車駅に加えられる。これにより、多摩線内の急行と多摩急行の停車駅が同じとなる。
- 2004年(平成16年)10月 - 2006年(平成18年)3月 - 五月台・栗平・黒川・小田急永山・小田急多摩センター駅の各駅にてリニューアル工事が実施される。
- 2004年(平成16年)12月11日 黒川駅 - 小田急永山駅間にはるひ野駅が開業。また同時に新宿発着の区間準急の運行開始。
- 2005年(平成17年)3月20日 運賃改定に伴い多摩線加算運賃を同日利用分から廃止(定期運賃の加算運賃は4月1日以降利用分から廃止)。
- 2005年(平成17年)6月 新百合ヶ丘駅にてリニューアル工事開始。完成は2008年(平成20年)度を予定。
- 2006年(平成18年)1月31日 五月台・栗平・黒川・小田急永山・小田急多摩センターの各駅のホームの屋根に太陽光発電装置が設置され、「省電力」化が開始される。
- 2008年(平成20年)3月15日 平日夕方のラッシュ時限定で千代田線北千住発の特急ロマンスカー「メトロホームウェイ」の運行開始。
- 2011年(平成23年)3月13日 同月11日に発生した東日本大震災による発電所の停止に伴う電力供給逼迫のため、東京電力が輪番停電(計画停電)を実施。これに伴い、この日から地下鉄千代田線との相互直通運転が休止され、特急ロマンスカーの運転が休止される。
- 2011年(平成23年)4月1日 地下鉄千代田線との相互直通運転が朝夕ラッシュ時のみ再開される。
- 2011年(平成23年)4月16日 特急ロマンスカーが運転を再開する。
- 2011年(平成23年)7月2日 土休日の地下鉄千代田線との相互直通運転が再開される。
- 2011年(平成23年)9月12日 通常ダイヤでの運転が再開される。
駅一覧 [編集]
- ●:停車、|:通過
- 小田急ロマンスカーの停車駅は当該項目を参照のこと。
- 各駅停車・区間準急は各駅に停車するため省略
| 駅名 | 改札鋏[4] | 駅間キロ | 累計キロ | 急行 | 多摩急行 | 接続路線 | 所在地 | ||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 新百合ヶ丘 から |
新宿から | ||||||||
| 直通運転区間 | ○小田急小田原線新宿駅まで ○東京地下鉄千代田線経由JR東日本常磐線(各駅停車)取手駅まで |
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| 新百合ヶ丘駅 | - | 0.0 | 21.5 | ● | ● | 小田急電鉄:小田原線(直通運転・上記参照) | 神奈川県 川崎市 麻生区 |
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| 五月台駅 | 1.5 | 1.5 | 23.0 | | | | | ||||
| 栗平駅 | 1.3 | 2.8 | 24.3 | ● | ● | ||||
| 黒川駅 | 1.3 | 4.1 | 25.6 | | | | | ||||
| はるひ野駅 | 0.8 | 4.9 | 26.4 | | | | | ||||
| 小田急永山駅 | 1.9 | 6.8 | 28.3 | ● | ● | 京王電鉄:相模原線(京王永山駅) | 東京都 多摩市 |
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| 小田急多摩センター駅 | 2.3 | 9.1 | 30.6 | ● | ● | 京王電鉄:相模原線(京王多摩センター駅) 多摩都市モノレール:多摩都市モノレール線(多摩センター駅) |
|||
| 唐木田駅 | 1.5 | 10.6 | 32.1 | ● | ● | ||||
路線概要 [編集]
3面6線の新百合ヶ丘駅を発車すると、多摩線は高架を登り右カーブで北西を向き小田原線から分岐する。その先で麻生川と東京都道・神奈川県道3号世田谷町田線(津久井道)を跨ぎ、切通しに入り五月台駅へ。その先は住宅街を築堤で抜け2面2線の栗平駅に到着。この先から徐々に本来の多摩丘陵の様相が見えてきて山が増えてくるようになり、次の黒川駅を発車すると東京都道・神奈川県道19号町田調布線(鶴川街道)を跨ぎトンネルを抜ける。トンネルを抜けると新興住宅街はるひ野を左手に見て小田急で最も新しいはるひ野駅へ。この付近から北側に京王相模原線が見えてくるようになり、この先でトンネルを抜けて同線と合流して東京都(多摩市)に入る。しばらく多摩ニュータウンを両側に見ながら再びトンネルを抜けると2面2線の小田急永山駅に到着する。
小田急永山駅を発車すると京王相模原線と並走し、東京都道18号府中町田線(鎌倉街道など)を跨ぎ、左カーブで西を向く。切通しであった線路は間もなく高架に変わり、多摩ニュータウンの中心街に入ると2面2線の小田急多摩センター駅に到着する。
小田急多摩センター駅を発車するとすぐに多摩都市モノレール線が跨ぎ、京王相模原線と別れる。その先は右側は多摩丘陵の山を、左側は多摩ニュータウンを見ながら東京都道158号小山乞田線と並走。右手に府中カントリークラブゴルフ場が見えると間もなく2面3線の唐木田駅へ。唐木田駅の先は喜多見電車区唐木田出張所が広がり、また将来の延伸に備えて町田市方面に線路が延びている。
計画 [編集]
相模原延伸計画 [編集]
唐木田から横浜線・相模線方面への延伸が、2000年の運輸政策審議会答申第18号(現・交通政策審議会)で今後整備を検討すべき路線として位置づけられている[5]。2006年8月に神奈川県相模原市にある在日米軍相模総合補給廠の一部返還が決まったことにより、唐木田駅から町田市小山田地区・相模原市中心部への延伸案が相模原市より提案された。
ルートは、唐木田駅から東京都道158号小山乞田線(尾根幹線道路)と交差し、町田市に入る。そして小山田・常盤地区を抜け、東京都道47号八王子町田線(町田街道)と交差、相模総合補給廠を縦断し、相模原駅で横浜線と交差、その先は相模原市の中心部を抜け、相模線上溝駅へ向かう。そのうち、相模原駅と上溝駅に駅を増設、さらに町田市の小山田地区と町田街道との交差部付近に新駅を設置する案である。 ほかにも、上溝から先、水郷田名・半原・三ヶ木方面への延伸案や、淵野辺駅を経由し上溝あるいは原当麻へ向かうルートなども構想されている。
この計画自体は前述の通り「相模原市独自の提案」であるため町田市の合意も必要であるうえ、大半が国有地であるため、市が開発するには払い下げてもらう必要が生じる。市では費用を300億 - 400億円と試算しており、負担が重く計画通りに進むには課題が大きすぎる。小田急電鉄は、自らが整備費を負担しない「公設民営方式」を打ち出している。
2006年11月より、相模原市、町田市、小田急電鉄とで多摩線延伸についての検討が始まったが、相模原、町田の両市で共同調査が行われた結果、2011年6月に早期事業化に向けて、関係機関や地域での合意形成ができるよう、更なる検討の深度化に取り組んでいくことが両市で確認された。
また、神奈川県鉄道輸送力増強促進会議では2007年度小田急電鉄向け要望書にて、横浜線相模原駅、相模線上溝駅方面への延伸の早期実現化を求めるとともに、相模原市から愛川町を経由して厚木市に至る路線の建設も要望している。
川崎縦貫高速鉄道直通運転 [編集]
運輸政策審議会答申第18号にて「目標年次(2015年)までに開業することが適当である路線」(A1) に位置付けられている[5]川崎縦貫高速鉄道が、新百合ヶ丘から乗り入れし、相互直通運転する計画が存在した。
実現後は、川崎市の広域拠点都市と位置付けられている武蔵小杉駅や、宮前区にもダイレクトにアクセスすることが可能となるため、かわさきマイコンシティなどを有する沿線市域の一体化および発展に重要な役割を果たす計画として期待されていた。
同鉄道は京急大師線とも相互直通運転が予定されていたが、武蔵小杉駅以南の整備計画が決定していないことや、京急大師線は軌間が異なる(小田急多摩線の軌間は1067mm、京急大師線の軌間は1435mm)こと、またフリーゲージトレインや蓄電池・燃料電池を活用した鉄道車両など現段階で実用化されていない技術の導入を前提に置いたことなどから、実現の可能性には当初から疑問が持たれていた。
さらに直通運転にあたっては川崎市側は車庫を保有せず、喜多見検車区唐木田出張所の利用を計画していたが、同所は現行ダイヤでは終電後満線あるいはそれに近い状態であるにもかかわらずその代替となる施設の計画について川崎市側は一切触れず、これらを含めた計画全般に対しての小田急側との合意も全くない[6][7]という、都市計画にあるまじき致命的欠陥を抱えていた。
2013年1月28日に川崎市の阿部孝夫市長がこの計画に対して設けられていた高速鉄道事業会計を2013年度末で閉鎖することを明らかにしたことにより、計画は事実上消滅した。
なお直通運転を含めて、新百合ヶ丘 - 武蔵小杉の開業予定年度は2018年(平成30年)度となっていた。
脚注 [編集]
- ^ 同答申では「東京10号線」の西側の起点が橋本まで延長され、現在の京王相模原線から都営地下鉄新宿線にかけての整備も同時に求められた。
- ^ 実際は同日22:31ごろに静岡県富士宮市を震源とした地震の影響により運転開始はさらに1時間程度遅れた。
- ^ http://www.odakyu.jp/support/20110322185131fa512eda.pdf 計画停電に伴い実施された運転見合わせを行った日時と区間(小田急HP) (PDF)
- ^ * 生方良雄 『小田急の駅 今昔・昭和の面影』 JTBパブリッシング、2009年。ISBN 9784533075629。に掲載の改札鋏と照合。
- ^ a b 平成12年運輸政策審議会答申第18号 答申路線 (pdf)
- ^ 第3回新技術による川崎縦貫鉄道整備推進検討委員会議事録 (PDF)
- ^ 一部市民の間では「小田原線登戸駅・向ヶ丘遊園駅周辺の区画整理に際して未取得となっている両駅間の複々線化用地の確保支援を担保にこの計画を無理矢理小田急に呑ませようとしている」などという噂話が流布したこともあった。
関連項目 [編集]
外部リンク [編集]
- 小田急多摩線の延伸の促進 - 相模原市役所
- 小田急多摩線延伸実現化検討調査の結果を報告します - 町田市役所
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