館林駅

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館林駅
東口駅舎(2012年12月)
東口駅舎(2012年12月)
たてばやし - Tatebayashi
所在地 群馬県館林市本町2-1-1
駅番号 TI 10
所属事業者 東武鉄道
電報略号 タテ
駅構造 地上駅橋上駅舎
ホーム 2面5線
乗降人員
-統計年度-
10,558人/日
-2012年-
開業年月日 1907年(明治40年)8月27日
乗入路線 3 路線
所属路線 伊勢崎線
キロ程 74.6km(浅草起点)
TI 09 茂林寺前 (2.2km)
(4.0km) TI 11 多々良
所属路線 佐野線
キロ程 0.0km(館林起点)
(2.7km) TI 31 渡瀬
所属路線 小泉線
キロ程 0.0km(館林起点)
(2.6km) TI 41 成島

館林駅(たてばやしえき)は、群馬県館林市本町二丁目にある東武鉄道である。駅番号はTI 10

概要[編集]

伊勢崎線佐野線小泉線の3路線が乗り入れており、佐野線と小泉線の起点駅でもある。

1998年、「関東の駅百選」に選定された。選定理由は「しゃれた模様の窓がある洋館風の駅舎で小規模ながら歴史を感じさせる駅」。

駅北側に南栗橋車両管区館林出張所(旧・館林検修区)があり、駅南側に津覇車輌工業館林工場(旧・館林機関区跡・貨物廃止後及び西新井工場閉鎖後に移転)がある。運転士車掌の所属組織である館林乗務管区も併設されている。

伊勢崎線は当駅より東武動物公園方面が複線となっており、足利市太田方面および佐野線・小泉線は単線である。ホーム有効長が10両編成であるのも当駅までである。浅草始発の区間急行の大半と区間準急2本は当駅終着である。

特急「りょうもう」を除き、当駅を境に伊勢崎線列車は浅草・久喜 - 当駅間がラッシュ時は8両編成、それ以外は6両編成、当駅 - 太田間が3・6両編成、佐野線・小泉線が2・3両編成で運行される。かつてラッシュ時の区間急行は太田始発の列車の増結を行い8・10両編成で運行されていたが、2013年3月16日のダイヤ改正で当駅始発の8両編成に変更となり増結は廃止された。また、一部の列車で当駅 - 太田間のワンマン運転も開始され、伊勢崎方面に直通する列車も設定された。

当駅始発・終着の「りょうもう」が1往復設定されており、上り列車は伊勢崎線太田発、佐野線佐野発、小泉線西小泉発の初電に、下り列車は伊勢崎線太田行、佐野線佐野行の終電に接続する。

歴史[編集]

館林事故[編集]

伊勢崎線での踏切事故で重大かつ最大のものは、1969年(昭和44年)12月9日午前8時13分に伊勢崎線館林 - 多々良間の309号踏切で発生した伊勢崎発浅草行き準急列車と大型クレーン車の衝突事故で、7人が死亡し101人が負傷するという惨事となった。この後、運輸省(現・国土交通省)は東武鉄道に該当踏切の立体交差化を指示[要出典]1971年(昭和46年)9月14日に跨線橋が設置され、踏切は廃止された[1]。東武鉄道はこの事故を『館林事故』と命名している。

駅構造[編集]

島式ホーム2面5線を有する地上駅。駅構内の改修により橋上駅舎、東西自由通路、エレベーター、多機能トイレが整備された。当初の完成予定は2009年3月であったが、同年12月4日に供用を開始した[2]。1・4番線の入口に「ご案内カウンター」と称する案内所兼中間改札が設置されており、主に精算業務などを行っている。橋上駅舎供用開始までは4・5番線の北にある跨線橋を上がった場所に西口改札があった。

1番線は4両編成対応、2・5番線は10両編成対応、3番線は8両編成対応、4番線は2両編成対応になっている。1番線は行き止まり式、4番線は切り欠き式ホームである。橋上駅舎(連絡跨線橋)では1番線「佐野線」(普通・葛生方面)への誘導標識が特に大きい。

5番線東方には留置線があるが、2007年11月頃から5番線寄りの2本を残して撤去作業が行われている。かつては日清製粉への麦芽輸送が行われていたが、工場の縮小およびトラック輸送への切り替えに伴い廃止された。撤去直前までは運用を離脱した5000系・5050系・5070系1800系が疎開留置されていた。

のりば[編集]

番線 路線 方向 行先 備考
1 佐野線 - 葛生方面 佐野線方面の特急は3番線
2 伊勢崎線 上り 久喜東武動物公園
東武スカイツリーライン 北千住とうきょうスカイツリー浅草方面
 
3 伊勢崎線 下り 足利市太田桐生線 赤城方面 一部 上り浅草方面も使用
4 小泉線 - 西小泉方面 竜舞方面へは東小泉で乗り換え
5 伊勢崎線 上り 久喜・東武動物公園・
東武スカイツリーライン 北千住・とうきょうスカイツリー・浅草方面
主に待避・折り返し
下り 足利市・太田方面
  • 佐野線葛生発の「りょうもう」は5番線発着。その時の太田方面からの列車は3番線にて待ち合わせする。

付記[編集]

運転士出発信号機が開通したことを知らせるメロディは以下の通り。列車発車後も信号の現示が赤に変わるまで流れる。2006年3月頃より1・4番線で、2013年3月頃より3・5番線で使用開始された。

2013年3月26日より、2番線・3番線・5番線に発車メロディが導入された(羽生駅川俣駅茂林寺前駅と同日に運用を開始)。車掌扱いの為、ワンマン列車の発車には使用されない。

利用状況[編集]

2012年度の1日平均乗降人員10,558人である[3]。この値は東武線間の乗換人員は含まない。2001年以降、約1万人の水準で安定しており、群馬県内の東武線の駅では第1位である。

近年の1日平均乗降人員の推移は下表のとおりである。

年度 1日平均乗降人員
2000年(平成12年) 11,043
2001年(平成13年) 10,839
2002年(平成14年) 10,625
2003年(平成15年) 10,445
2004年(平成16年) 10,287
2005年(平成17年) 10,202
2006年(平成18年) 10,175
2007年(平成19年) 10,140
2008年(平成20年) 10,251
2009年(平成21年) 10,032
2010年(平成22年) 9,895
2011年(平成23年) 10,016
2012年(平成24年) 10,558
  • 2008年度の一日乗換人員は5,865人であり、乗換人員を含む一日平均乗降人員は16,116人である[4]

駅周辺[編集]

西口[編集]

東口[編集]

路線バス[編集]

かつては館林市内全域に東武鉄道(東武バス)が藤岡駅古河駅、赤岩方面に路線を運行していたが、その後東武鉄道は急速に撤退し、日本で唯一路線バスの運行がされていないになった。東武鉄道によるバス路線全廃の後、数年後に代替路線の設定が行われた。

乗場 系統 主要経由地 行先 運行会社 備考
  館林・板倉線 館林市役所前、つつじが岡パークイン入口、板倉高校 板倉東洋大前駅 広域公共路線バス
慶友整形外科病院西、つつじが岡パークイン入口、板倉高校前 1日2本
館林市役所前、つつじが岡パークイン入口、福祉センター前 1日1本
館林・板倉北線 館林市役所前、細内町、東部工業団地西 板倉東洋大前駅
館林市役所前、クローバー荘東、東部工業団地西
館林・明和・板倉線 第四中学校北、下江黒、南小学校前 板倉東洋大前駅
館林・千代田線 第三中学校前、上三林郵便局前、千代田町役場前 赤岩渡船
館林・邑楽・千代田線 厚生病院前、JA長柄支所前、後天神原 千代田町役場前
厚生病院前、JA長柄支所前、赤岩渡船
館林・明和・千代田線 明和町役場前、川俣駅、下中森西 千代田町役場前
多々良巡回線 厚生病院前、(総合福祉センター)、関東学園北、多々良中学校入口、(県立館林美術館前) 館林駅前
渡瀬巡回線 渡瀬歩道橋、つつじ野団地、岡野町東 館林駅前
  厚生病院 館林駅前
    厚生病院前
  • 多々良巡回線と渡瀬巡回線は、館林駅を基点とし、経路を一周する路線であるが片方向しか運行されていない。
  • 全路線が館林駅から駅西口停留所を経由し厚生病院に向かう経路を持っている。多々良巡回線は9時以降は全便厚生病院を経由するが、他の路線は一部の便のみとなる。
  • 日本中央バスが運行する羽田空港、名古屋、奈良、京都、大阪、仙台方面への高速バスは館林市役所および赤生田町にある館林バスセンターに発着する。

ギャラリー[編集]

隣の駅[編集]

東武鉄道
伊勢崎線
区間急行・区間準急(館林以北は平日の上り列車1本のみ)・普通
茂林寺前駅 (TI 09) - 館林駅 (TI 10) - 多々良駅 (TI 11)
佐野線
  • 特急「りょうもう」停車駅(朝上り・夜下り各1本のみ)
普通
館林駅 (TI 10) - 渡瀬駅 (TI 31)
小泉線
館林駅 (TI 10) - 成島駅 (TI 41)

脚注[編集]

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  1. ^ この跨線橋は現存しており、国道122号との並走部分にある群馬県道2号前橋館林線との立体交差がこれに該当する。
  2. ^ 「東武鉄道館林駅:橋上駅舎が完成 東西連絡バリアフリーに」2009年12月5日 毎日新聞
  3. ^ 駅情報(乗降人員) | 企業情報 | 東武鉄道ポータルサイト 2014年4月5日閲覧。
  4. ^ 関東交通広告協議会レポート(平成20年)

関連項目[編集]

外部リンク[編集]