武蔵小金井駅

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武蔵小金井駅
南口(2013年8月18日)
南口(2013年8月18日)
むさしこがねい - Musashi-Koganei
東小金井 (1.7km)
(2.3km) 国分寺
所在地 東京都小金井市本町六丁目14-29
所属事業者 JR logo (east).svg東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 中央本線中央線
キロ程 29.1km(東京起点)
電報略号 ムコ[1]
駅構造 高架駅
ホーム 2面4線
乗車人員
-統計年度-
59,504人/日(降車客含まず)
-2013年-
開業年月日 1926年大正15年)1月15日
備考 みどりの窓口

武蔵小金井駅(むさしこがねいえき)は、東京都小金井市本町六丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)中央本線である。

当駅を含む区間は、運行系統上は「中央線」と案内される。運転形態の詳細については該当記事を参照のこと。

歴史[編集]

駅構造[編集]

2012年5月20日現在、島式ホーム2面4線を持つ高架駅である。

2003年から2013年の予定で施工されている中央線高架化工事の影響で、駅構造はしばしば変化している。2007年6月30日7月1日に下り線、2009年12月5日6日に上り線で、それぞれ高架切り替え工事が行われた。その後2012年5月19日20日に上り線増設工事が行われた。2012年には仮設の北口駅舎の解体および上り副線の新設工事が行われ、工事完成後には2面4線の高架駅となった。

西側に豊田車両センター武蔵小金井派出所があり、当駅始発・終着列車が設定されている。以前は「武蔵小金井電車区」として車両配置もあったが、2004年に豊田電車区(当時)に統合され、車両はすべて移管された。

高架化工事に伴う変化[編集]

工事開始以前は2面3線(下り方面が単式)の地上駅だったが、北口が橋上駅舎化された後、2003年9月28日から暫定的に4面4線となり、翌2004年7月19日から2007年6月30日までは2面3線(上り方面が単式)、2007年7月1日から2009年12月5日までは3面4線(上り方面が地上で相対式、下り方面が高架上で島式)、それ以降は2面3線(上り線が単式)のホームを有する駅となった。

2009年1月25日に出入口が高架下に移り、1・2番線へはその先の階段エスカレーターエレベーターを使い、地上の3番線へは高架下の入口からスロープを使いホームへ向かうことになっている。4番線へは、全線高架化された後に3・4番線ホームとなる部分が通路として使われていて、北口へ向かう。

かつて南口には当駅が停車場に昇格して以来の緑色の三角屋根が特徴の駅舎があったが、高架化工事に伴い2009年1月24日限りで使用が中止され、解体された。

当駅のホームの変化を示すと、以下のようになる(のりばの番号は南側から数えられている)。

  • - 2003年9月27日:2・3番線が同じ面。2面3線。
    • 1番線:中央線 立川・八王子・高尾方面
    • 2番線:中央線 主に上下線始発
    • 3番線:中央線 新宿・東京方面
  • 2003年9月28日 - 2004年7月18日:既存のホームの北側に相対式の3・4番線を新設、旧3番線を廃止。4面4線。
    • 1番線:中央線 立川・八王子・高尾方面
    • 2番線:中央線 主に下り方面優等列車の通過線
    • 3番線:中央線 主に上り始発(新設)
    • 4番線:中央線 新宿・東京方面(新設)
  • 2004年7月19日 - 2007年6月30日:3番線と同じ面に線路を新設(新1番線)。旧1・2番線を廃止。番線を1つずつ繰り下げ。1・2番線が同じ面の2面3線に戻る。
    • 1番線:中央線 立川・八王子・高尾方面(新設)
    • 2番線:中央線 主に始発および優等列車の通過線(旧3番線)
    • 3番線:中央線 新宿・東京方面(旧4番線)
  • 2007年7月1日 - 2009年12月5日:下り線を高架上の新ホームに切り替え。旧1番線を廃止。番線を1つずつ繰り上げ。下り(1・2番線)は島式1面2線の高架ホーム、上り(3・4番線)は相対式2面2線の地上ホームとなる。
    • 1番線:中央線 立川・八王子・高尾方面(新設)
    • 2番線:中央線 立川・八王子・高尾方面の待避線(新設)
    • 3番線:中央線 新宿・東京方面の待避線(旧2番線)
    • 4番線:中央線 新宿・東京方面(旧3番線)
  • 2009年12月6日 - 2012年5月19日:上り線を高架上の新ホームに切り替え。旧3・4番線を廃止。2面3線
    • 1番線:中央線 立川・八王子・高尾方面
    • 2番線:中央線 立川・八王子・高尾方面、新宿・東京方面の退避・折返列車
    • 3番線:中央線 新宿・東京方面の待避線(新設)
番線 路線 方向 行先 備考
1 中央線 下り 立川八王子高尾方面  
2 中央線 下り 立川・八王子・高尾方面 待避・折返列車
上り 三鷹新宿東京方面
3 中央線 上り 三鷹・新宿・東京方面 2012年6月17日より使用開始。
4 中央線 上り 三鷹・新宿・東京方面  

早朝と深夜には総武線直通(始発・終着あり)や東京始発・終着の各駅停車も運転される。それ以外の時間帯はすべて快速電車である。

通常の下り快速は中野駅(土曜・休日ダイヤは吉祥寺駅)から各駅に停車しているため、「各駅停車」と案内されることが多いが、行先のみで案内されることもある。その一方で、平日早朝の当駅始発の下り列車や当駅止まりの上り列車は各駅に停車するものの、時刻表では「快速」と案内されている。

発車メロディ[編集]

2006年4月1日から駅開設80周年を記念して、江戸時代玉川上水沿いに植えられた名勝「小金井桜」や小金井公園にちなみ、『さくらさくら』が発車メロディとなった[2]。当初は2007年1月14日までの使用予定だったが、その後も継続して使用されている。

なお、JR山手線駒込駅の発車メロディーも同様の曲を使用しているが、当駅とは曲調が異なる。

利用状況[編集]

2013年度の一日平均乗車人員は59,504人で、JR東日本の駅の中では第73位。なお、この数は中央快速線東京-高尾間で乗り換え路線がない駅の中では三鷹駅についで多く、中央快速線内24駅中14位である。近年の推移は下記の通り。

年度 JR東日本 出典
1992年 60,326 [3]
1993年 60,049 [4]
1994年 59,132 [5]
1995年 58,224 [6]
1996年 57,786 [7]
1997年 56,690 [8]
1998年 55,312 [9]
1999年 54,831 [10]
2000年 54,579 [11]
2001年 55,216 [12]
2002年 55,330 [13]
2003年 55,281 [14]
2004年 54,641 [15]
2005年 54,798 [16]
2006年 55,225 [17]
2007年 55,509 [18]
2008年 55,413 [19]
2009年 55,742 [20]
2010年 56,544 [21]
2011年 56,677 [22]
2012年 57,906 [23]
2013年 59,504 [24]

駅周辺[編集]

北口(2012年8月6日)

駅前には中規模の商店街がある。駅の東側には南北に小金井街道が走っており、中央線の高架化以前は駅東側の踏切で線路と直交していた。

北口はバスターミナルとなっており、多摩地区の各地と結ばれている。バスターミナルに面して西友ドン・キホーテ長崎屋から転換)といった大型店がある。このバスターミナルから小金井街道までの道が都道135号線であり、バスターミナルから西に延びる道路は都道136号線である。

南口は小金井街道に面する広場があり、イトーヨーカドーなどの店舗や、中規模の市民ホールである小金井市民交流センターなどの公共施設が再開発によって完成した。 南方向には商店街が伸びている。中央線の高架化工事と同時に商店街付近も再開発が進行中で、商店の入れ替わりや建て替えにより2000年代から急激に様変わりしている。南側に少し離れて連雀通りが東西に走る。この道に面して小金井市役所がある。また、元はこの通りに面した市役所分庁舎の前に南口バスターミナルがあった。

西には豊田車両センター武蔵小金井派出所(旧・武蔵小金井電車区)がある。その下を新小金井街道がくぐって線路と直交する。この道は、線路の南北で連雀通り、都道136号と直交する。連雀通りはその西で線路を横切り、都道136号を合流する。

従来、駅東側の小金井街道踏切は「開かずの踏切」だった。また、西の旧小金井市公会堂側の踏切も歩道橋はあるものの同様に「開かずの踏切」だった。特に2003年9月の切り替え直後は横断距離も遮断時間も長くなったことで社会問題になり、テレビ番組でもよく取り上げられた。その後応急措置として歩道橋を設置した他、翌年の切り替えで横断距離・遮断時間とも切り替え前の水準に戻り、さらに2007年7月の下り線高架でさらに短くなった。そして、2009年12月の上り線高架化により踏切は撤廃され、南北の行き来がスムーズとなった。

南口再開発の一環で小金井市公会堂が2006年4月に解体され、その跡地にイトーヨーカドー、アクウェルモール武蔵小金井公共施設マンションの複合ビルが建った(2006年11月起工)。2009年9月17日には、バスロータリー南側にライフサポートショッピングセンター「セレオ武蔵小金井」(JR東京西駅ビル開発運営)がオープンした。

※上記7施設は徒歩移動では少々難があり、バスによる移動が便利である。

バス路線[編集]

南口[編集]

2009年3月19日に新設の駅前ロータリーに乗り入れした。

0番のりば

1番のりば

2番のりば

  • 武56:貫井南町一丁目・貫井横丁入口経由 武蔵小金井駅南口行(貫井南町一丁目循環)

4番のりば

  • 武51:貫井横丁入口・貫井南町五丁目経由 武蔵小金井駅南口行(西之久保循環)
  • 境81:新小金井駅・井口日赤入口経由 武蔵境駅南口行
  • 羽田空港リムジンバス:東京国際空港(羽田空港)行(京王バス東、京王バス中央、東京空港交通の共同運行)2012年10月1日より

5番のりば

6番のりば

  • 武84:貫井南町一丁目・試験場正門経由 多磨町行
  • 武85:貫井南町一丁目・試験場正門・多磨町経由 多磨霊園駅
  • 武91:前原坂・多磨霊園裏門・試験場正門・大沢十字路経由 調布駅北口行
  • 武93:貫井南町一丁目・試験場正門・天文台前経由 調布駅北口行
  • 武94:前原坂・試験場正門経由 多磨町行
  • 武95:前原坂・試験場正門・多磨町経由 多磨霊園駅行

北口[編集]

0番のりば

1番のりば(すべて日立国際電気経由・止まり)

2番のりば(すべて小金井公園西口・花小金井駅入口経由)

3番のりば(すべて小金井公園西口・花小金井駅入口経由。「系統番号なし」は花小金井駅北口経由)

  • 武14:滝山団地経由 久留米西団地行(同上)
  • 武15:滝山営業所行(同上)
  • 武15:滝山団地行(同上)
  • 系統番号なし:花小金井駅・滝山団地経由 久留米西団地行(同上)
  • 武21錦城高校・久留米西団地・東久留米市役所経由 東久留米駅西口行(同上)

4番のりば

5番のりば

  • 武41学芸大正門経由 小平団地行(京王バス小金井)

6番のりば

  • 武31:武蔵小金井駅北口行(京王ストア先回り 中大付属高校循環)(同上)
  • 武31:武蔵小金井駅北口行(中大付属高校先回り 中大付属高校循環)(同上)
  • 武31:中大付属高校行(同上)

7番のりば

  • 武02:本町五丁目行(京王バス中央)

<降車のみ>

隣の駅[編集]

東日本旅客鉄道
中央線
通勤特快・中央特快・青梅特快・通勤快速
通過
快速(下りは「各駅停車」扱い)・各駅停車(早朝・夜間の一部列車のみ)
東小金井駅 - 武蔵小金井駅 - 国分寺駅

脚注[編集]

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  1. ^ 京都府向日市にある東海道本線JR京都線)の向日町駅も電報略号は同じ『ムコ』で重複している。同駅に隣接して吹田総合車両所京都支所(旧京都総合運転所)があり、同所がかつては向日町運転所と称したことから車両基地の略号も旧武蔵小金井電車区(国鉄時代は東ムコ→西ムコ、JR東日本移行後は東ムコ→八ムコ)と同じ「ムコ」(国鉄時代は大ムコ。JR西日本に移行後は近ムコ→本ムコ→京ムコ、さらに京キト→近キトと変化)だった。
  2. ^ 武蔵小金井駅開業80周年記念イベント及びオープニングセレモニーの実施について (PDF) - JR東日本八王子支社 2012年8月30日閲覧。
  3. ^ 東京都統計年鑑(平成4年)
  4. ^ 東京都統計年鑑(平成5年)
  5. ^ 東京都統計年鑑(平成6年)
  6. ^ 東京都統計年鑑(平成7年)
  7. ^ 東京都統計年鑑(平成8年)
  8. ^ 東京都統計年鑑(平成9年)
  9. ^ 東京都統計年鑑(平成10年) (PDF)
  10. ^ [1]
  11. ^ [2]
  12. ^ [3]
  13. ^ [4]
  14. ^ [5]
  15. ^ [6]
  16. ^ [7]
  17. ^ [8]
  18. ^ [9]
  19. ^ [10]
  20. ^ [11]
  21. ^ [12]
  22. ^ [13]
  23. ^ [14]
  24. ^ [15]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]