下都賀郡

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栃木県下都賀郡の範囲(1.野木町 2.壬生町 水色:後に他郡から編入した区域)

下都賀郡(しもつがぐん)は、栃木県

人口65,194人、面積91.33km²、人口密度714人/km²。(2014年7月1日、推計人口

以下の2町を含む。

郡域[編集]

上記の2町のほか、1878年明治11年)に行政区画として発足した当時の郡域は、現在の行政区画では概ね以下の区域に相当する。

下野市の自治医大駅周辺の住居表示実施地区の境界は不詳。

歴史[編集]

郡発足までの沿革[編集]

  • 旧高旧領取調帳」に記載されている、明治初年時点での、都賀郡のうち後の当郡域の支配は以下の通り。幕府領は真岡代官所が管轄。●は村内に寺社領が存在。(7町1宿272村)
  • 慶応4年
  • 明治2年
  • 明治初年(7町1宿270村)
    • 領地替えにともない、旗本領の一部(上泉村、下泉村、押切村)が古河藩の、足利藩領・館林藩領・厳原藩領が真岡知県事の管轄となる。
    • 雨ヶ谷新田が起立。
    • 船戸村・篠原村が合併して田川村となる。
    • 七ツ石村新田が七ツ石村に編入。
    • 国谷新田が国谷村に編入。
  • 明治3年
  • 明治4年
  • 1872年(明治5年)(6町1宿269村)
    • 本野木町・新野木町が合併して野木町となる。
    • 三蔵新田が蛭沼村に編入。
  • 1873年(明治6年)(6町2宿268村)
    • 大町村が羽川宿に改称。
    • 中谷新田が中谷村に改称。
  • 1874年(明治7年)(6町2宿260村)
    • 高沙村・西高沙村・篠山村・鎌立村・赤渋村・横堤村が合併して内野村となる。
    • 西新井村・東新井村が合併して新井村(現栃木市新井町)となる。
    • 下福良村が福良村に、上府所村が武子村にそれぞれ編入。
  • 1875年(明治8年) - 嘉右衛門新田が嘉右衛門町に改称。(7町2宿259村)
  • 1876年(明治9年)(7町2宿222村)
    • 4月 - 上仙波村、下仙波村、小曽戸村、小室村が安蘇郡に移管。
    • 6月 - 富士山新田・茂呂新田が茂呂村に編入。
    • 9月 - 御門村・羽抜村・茂呂村・駒場村が合併して静村となる。
    • 安蘇郡畳岡村、古江村、下津原村、新里村が当郡に移管。
    • 葛生町、西浦村、牧村が安蘇郡に移管。
    • 小屋村・田名網村・正雲寺村が合併して安蘇郡豊代村となり、郡より離脱。
    • 大谷田村・沼尻村・川沼新田・中居村・幡張村が合併して都賀村となる。
    • 大内川村・岡村が合併して大本村となる。
    • 犬塚村(現栃木市)・千手村が合併して千塚村となる。
    • 下茅橋村・上茅橋村が合併して萱橋村となる。
    • 上簗村・下簗村が合併して簗村となる。
    • 中高椅村・上高椅村・下高椅村が合併して高椅村となる。
    • 豊後新田・新井村(現栃木市大平町新)が合併して新村となる。
    • 古橋村・沖ノ島村・赤塚村(現栃木市)が合併して三和村となる。
    • 茂呂宿村・中ノ島村が合併して和泉村となる。
    • 水掛村・鯉ヶ島村が合併して静戸村となる。
    • 兵庫新田・戸恒村が合併して伯仲村となる。
    • 桶田村が小宅村に、白岩村・立花村が山田村(現栃木市)に、小池村・飯塚村が大前村に、高取新田が只木村に、鐙新田が前原村(現栃木市)に、癸生村が大塚村に、和久井村が金井村にそれぞれ編入。
    • 富張村が菅原新田の一部(後の上都賀郡域の村)を編入。
    • 藤岡村が底谷村を編入して藤岡町に改称。
    • 長田新田が下長田村に改称。
  • 1877年(明治10年)(7町2宿220村)
    • 只木村・新井村(現栃木市藤岡町甲)が合併して甲村となる。
    • 紫村が国分村に編入。
    • 飯田新田が平和村に、東水代村が榎本村にそれぞれ改称。

郡発足後の沿革[編集]

  • 1878年(明治11年)11月8日 - 郡区町村編制法の栃木県での施行により、都賀郡のうち7町2宿220村の区域に行政区画としての下都賀郡が発足。栃木町に「下都賀寒川郡役所」が設置され、寒川郡とともに管轄。
  • 1879年(明治12年)(7町2宿219村)
    • 西赤間村・東赤間村が合併して赤麻村となる。
    • 2ヶ所ずつ存在した小林村、野田村、前原村、飯田村、山田村がそれぞれ南小林村(現小山市)、北小林村(現壬生町)、東野田村(現小山市)、西野田村(現栃木市)、東前原村(現下野市)、西前原村(現栃木市)、南飯田村(現小山市南飯田)、北飯田村(現小山市北飯田)、東山田村(現小山市)、南山田村(現栃木市)に改称。
    • 半田村、赤塚村(現野木町)が上都賀郡に同名の村があることから南半田村、南赤塚村に改称。
    • 泉新田が南和泉村に改称。
1.栃木町 2.大宮村 3.国府村 4.壬生町 5.稲葉村 6.南犬飼村 7.姿村 8.国分寺村 9.桑村 10.絹村 11.小山町 12.大谷村 13.間々田村 14.野木村 15.生井村 16.寒川村 17.穂積村 18.国府村 19.中村 20.瑞穂村 21.水代村 22.部屋村 23.藤岡町 24.谷中村 25.赤麻村 26.三鴨村 27.岩舟村 28.小野寺村 29.富山村 30.静和村 31.皆川村 32.吹上村 33.寺尾村 34.赤津村 35.家中村 (紫:栃木市 桃:小山市 橙:下野市 赤:壬生町 青:合併なし)
  • 1889年(明治22年)
    • 3月12日 - 寒川郡を編入。(7町2宿231村)
    • 4月1日 - 町村制の施行により、以下の町村が発足。★は旧寒川郡。(4町31村)
      • 栃木町 ← 栃木町、片柳村、薗部村、箱森村、大杉新田、小平柳村、嘉右衛門町、栃木城内村、沼和田村、風野村、平井村および平柳村の一部(現栃木市)
      • 大宮村 ← 今泉村、大宮村、藤田村、宮田村、仲仕上村、樋ノ口村、高谷村、久保田村および平柳村の一部(現栃木市)
      • 国府村 ← 惣社村、大塚村、柳原新田、大光寺村、田村、寄居村、国府村(現栃木市)
      • 壬生町 ← 壬生町、藤井村(現壬生町)
      • 稲葉村 ← 上稲葉村、下稲葉村、七ツ石村、羽生田村、福和田村(現壬生町)
      • 南犬飼村 ← 安塚村、北小林村、国谷村、助谷村、中泉村、上田村(現壬生町)
      • 姿村 ← 石橋宿、下石橋村、東前原村、上大領村、中大領村、下大領村、橋本村、細谷村、上台村、下長田村、上古山村、下古山村(現下野市)
      • 国分寺村 ← 小金井村、柴村、川中子村、国分村、箕輪村、笹原新田(現下野市)
      • 桑村 ← 羽川宿、荒井村、鉢形村、東山田村、北飯田村、萱橋村、向野村、出井村、喜沢村、三拝川岸村、南半田村、飯塚新田(現小山市)
      • 絹村 ← 高椅村、福良村、中島村、中河原村、梁村、延島村、延島新田、田川村(現小山市)
      • 小山町 ← 小山町、稲葉郷、神鳥谷村(現小山市)
      • 大谷村 ← 東野田村、武井村、南和泉村、横倉村、横倉新田、雨ヶ谷村、雨ヶ谷新田、向原新田、田間村、塚崎村、土塔村、犬塚村、泉崎村、中久喜村(現小山市)
      • 間々田村 ← 間々田町、東黒田新田、西黒田新田、南飯田村、平和村、乙女村、粟ノ宮村、千駄塚村(現小山市)
      • 野木村 ← 友沼村、潤島村、若林村、佐川野村、南赤塚村、中谷村、丸林村、野木町、野渡村、川田村(現野木町)
      • 生井村 ← 下生井村、白鳥村、★網戸村、★楢木村、★生良村、★上生井村(現小山市)
      • 寒川村 ← 押切村、★中里村、★鏡村、★寒川村、★迫間田村(現小山市)
      • 穂積村 ← 下国府塚村、上国府塚村、上石塚村、下石塚村、大行寺村、萩島村、石上村、塩沢村、間中村(現小山市)
      • 豊田村 ← 大本村、小宅村、黒本村、島田村、小薬村、卒島村、松沼村、荒川村、立木村、渋井村、今里村、上初田村(現小山市)
      • 中村 ← 南小林村、下初田村、大川島村、下泉村、上泉村、★上河原田村、★下河原田村、★小袋村、★井岡村(現小山市)
      • 瑞穂村 ← 横堀村、北武井村、上高島村、牛久村、蔵井村、土与村、川連村、下高島村、真弓村(現栃木市)
      • 水代村 ← 西水代村、西野田村、榎本村、伯仲村、新村(現栃木市)
      • 部屋村 ← 部屋村、緑川村、新波村、石川新田、帯刀新田、西前原村、蛭沼村、富吉村、中根村(現栃木市)
      • 藤岡町(藤岡町が単独町制。現栃木市)
      • 谷中村 ← 内野村、恵下野村、下宮村(現栃木市)
      • 赤麻村 ← 赤麻村、大前村(現栃木市)
      • 三鴨村 ← 甲村、都賀村、太田村、大田和村(現栃木市)
      • 岩舟村 ← 畳岡村、下津原村、静村、鷲巣村(現栃木市)
      • 小野寺村 ← 古江村、小野寺村、三谷村、上岡村、下岡村、新里村(現栃木市)
      • 富山村 ← 富田村、西山田村、下皆川村(現栃木市)
      • 静和村 ← 和泉村、三和村、静戸村、曲ノ島村、五十畑村(現栃木市)
      • 皆川村 ← 皆川城内村、大皆川村、新井村、泉川村、岩出村、志鳥村、小野口村、柏倉村(現栃木市)
      • 吹上村 ← 吹上村、細堀村、木野地村、川原田村、野中村、宮村、千塚村、大森村、仲方村、梓村(現栃木市)
      • 寺尾村 ← 鍋山村、大久保村、尻内村、梅沢村、出流村、星野村(現栃木市)
      • 赤津村 ← 木村、原宿村、臼久保村、大橋村、深沢村、大柿村、富張村(現栃木市)
      • 家中村 ← 合戦場村、升塚村、家中村、平川村(現栃木市)
  • 1891年(明治24年)9月15日 - 姿村の一部(大字下石橋・上大領・中大領・下大領・東前原および石橋の一部)が分立して石橋町が発足。(5町31村)
  • 1897年(明治30年)7月1日 - 郡制を施行。
  • 1906年(明治39年)7月1日 - 谷中村が藤岡町に編入。(5町30村)
  • 1922年大正11年)4月1日 - 間々田村が町制施行して間々田町となる。(6町29村)
  • 1923年(大正12年)4月1日 - 郡会が廃止。郡役所は存続。
  • 1926年(大正15年)7月1日 - 郡役所が廃止。以降は地域区分名称となる。
  • 1937年昭和12年)4月1日 - 栃木町が市制施行して栃木市となり、郡より離脱。(5町29村)
  • 1954年(昭和29年)
    • 3月31日 - 小山町・大谷村が合併して小山市が発足し、郡より離脱。(4町28村)
    • 4月1日 - 国分寺村が町制施行・改称して国分寺小金井町となる。(5町27村)
    • 4月29日 - 国分寺小金井町が国分寺町に改称。
    • 9月30日 - 大宮村・皆川村・吹上村・寺尾村が栃木市に編入。(5町23村)
    • 11月3日(5町21村)
      • 壬生町・稲葉村が合併し、改めて壬生町が発足。
      • 石橋町・姿村が合併し、改めて石橋町が発足。
  • 1955年(昭和30年)
    • 2月11日 - 穂積村・豊田村・中村が合併して美田村が発足。(5町19村)
    • 3月31日 - 藤岡町・部屋村・赤麻村・三鴨村が合併し、改めて藤岡町が発足。(5町16村)
    • 4月1日 - 赤津村・家中村が合併して都賀村が発足。(5町15村)
    • 4月25日 - 間々田町・生井村が合併し、改めて間々田町が発足。(5町14村)
    • 7月28日 - 南犬飼村が壬生町に編入。(5町13村)
  • 1956年(昭和31年)9月30日(5町7村)
    • 桑村・絹村が合併して桑絹村が発足。
    • 寒川村が間々田町に編入。
    • 瑞穂村・水代村・富山村が合併して大平村が発足。
    • 岩舟村・小野寺村・静和村が合併し、改めて岩舟村が発足。
  • 1957年(昭和32年)3月31日 - 国府村が栃木市に編入。(5町6村)
  • 1961年(昭和36年)
    • 7月1日 - 桑絹村が町制施行して桑絹町となる。(6町5村)
    • 11月3日 - 大平村が町制施行して大平町となる。(7町4村)
  • 1962年(昭和37年)4月1日 - 岩舟村が町制施行して岩舟町となる。(8町3村)
  • 1963年(昭和38年)
    • 1月1日 - 野木村が町制施行して野木町となる。(9町2村)
    • 4月18日 - 間々田町・美田村が小山市に編入。(8町1村)
    • 11月3日 - 都賀村が町制施行して都賀町となる。(9町)
  • 1965年(昭和40年)9月30日 - 桑絹町が小山市に編入。(8町)
  • 2006年平成18年)1月10日 - 石橋町・国分寺町が河内郡南河内町と合併して下野市が発足し、郡より離脱。(6町)
  • 2010年(平成22年)3月29日 - 大平町・藤岡町・都賀町が栃木市と合併し、改めて栃木市が発足、郡より離脱。(3町)
  • 2014年(平成26年)4月5日 - 岩舟町が栃木市に編入。(2町)

変遷表[編集]

主な観光[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 記載は大町新田宿
  2. ^ 記載は小山宿
  3. ^ 記載は間々田宿
  4. ^ 記載は小金井宿
  5. ^ 記載は富田宿

参考文献[編集]

先代:
都賀郡
行政区の変遷
1878年 -
次代:
(現存)