いなげや

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株式会社いなげや
Inageya Co., Ltd.
Inageya Co. logo.png
種類 株式会社
市場情報
東証1部 8182 1978年10月31日上場
本社所在地 日本の旗 日本
190-8517
東京都立川市栄町六丁目1番地の1
設立 1948年(昭和23年)5月20日
(株式会社稲毛屋)
業種 小売業
事業内容 スーパーマーケット
代表者 成瀬 直人(代表取締役社長)
資本金 89億81百万円
発行済株式総数 52,381,447株
売上高 連結:2,129億80百万円
単独:1,534億72百万円
(2013年3月期)
総資産 連結:939億26百万円
単独:826億12百万円
(2013年3月31日現在)
従業員数 連結:2,639人 単独:1,799人
(2013年3月31日現在)
決算期 3月31日
主要株主 イオン(株) 15.08%
若木会持株会 6.81%
日本トラスティ・サービス信託銀行(株)(信託口) 5.98%
りそな銀行 3.69%
(2013年3月31日現在)
主要子会社 (株)ウェルパーク 84.2%
(株)サビアコーポレーション 100%
(株)サンフードジャパン 100%
(株)三浦屋 100%
関係する人物 猿渡 浪蔵(創業者)
外部リンク http://www.inageya.co.jp/
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株式会社いなげやは、東京都立川市に本社を置き、関東地方南部を中心に店舗を展開するスーパーマーケット大手チェーン。イオン株式会社と業務提携をしている。

概要[編集]

東京府南多摩郡稲城村(現・東京都稲城市)の農家の子であった猿渡浪蔵が、甲武鉄道(現・中央本線)の立川駅前に移り住み、その周辺(府中、村山、東大和、国分寺)において大八車による塩干物の引き売りを始めた。

次第に商売が繁盛し、野菜なども売るようになったが、引き売りできる品数に限界を感じ、1900年明治33年)立川の住居を店舗に改装して「稲毛屋」として開業したことが、同社の始まりである。

「稲毛屋」の名前は、創業者の出生地一帯を鎌倉時代統治していた、地方豪族稲毛三郎重成にあやかりつけられたものである。

沿革[編集]

  • 1900年明治33年) 鮮魚商「稲毛屋」を創業する。
  • 1948年昭和23年) 社名を「株式会社稲毛屋」に改組する。
  • 1956年(昭和31年)立川店を改装し、セルフサービス販売方式を採用した東京都多摩地域では最初のスーパーマーケットを開設。
  • 1959年(昭和34年) 多摩平店を開設し、スーパーマーケットチェーンの展開を開始する。
  • 1966年(昭和41年) 株式会社稲毛屋田無店を吸収合併する。
  • 1969年(昭和44年) 多摩平店を営業譲渡する。同年12月に本部を東京都東大和市に移転する。
  • 1973年(昭和48年) 流通センター(現・武蔵村山センター)を東京都武蔵村山市に開設する。
  • 1974年(昭和49年) 第1流通センター(現・武蔵村山残堀店)を開設、一般食料品および雑貨の物流部門を移転する。
  • 1976年(昭和51年) 第1流通センターを東京都立川市に移転(現・立川青果センター)、同年12月にODS(オープン・デイティング・システム:鮮度保証制度)を日本で最初に採用する。
  • 1978年(昭和53年) 東証第二部に株式上場する。同年12月に第3流通センター(現・武蔵村山センター)を開設し、精肉部門を移転する。ここで100店舗チェーン達成に向けた体制を確立する。
  • 1981年(昭和56年) 生鮮食品の仕分け保管センターとして第4流通センター(現・武蔵村山センター)を開設する。
  • 1982年(昭和57年) 株式会社トス設立。
  • 1984年(昭和59年) 東証第一部に株式上場する。社名を株式会社稲毛屋から株式会社いなげやに変更。
  • 1985年(昭和60年) 本部を東大和市から立川市に移転する。同年、共同仕入機構の日本流通産業(ニチリウグループ)に加盟。
  • 1986年(昭和61年) 自社初のSSM(スーパー・スーパーマーケット)である毛呂店を開設。POSシステムの実験を開始する。株式会社よむよむ、株式会社サンフードジャパン、株式会社クックサンの3社を設立。
  • 1988年(昭和63年) 100店舗を達成する。
  • 1989年平成元年) 不動産会社・秀和が いなげや株を買い集め、筆頭株主となる。
  • 1990年(平成2年) POSシステムを全店へ導入する。 株式会社ウェルパーク設立。
  • 1992年(平成4年) 同社グループ初のSC(ショッピングセンター)となるサビア飯能店を開設する。
  • 1994年(平成6年) 武蔵村山市にベーカリーセンターを開設する。
  • 1995年(平成7年) 千葉県野田市に千葉センターを開設する。また、東京都立川市に立川ドライセンター、立川青果センターを開設する。
  • 1999年(平成11年) 千葉センターを千葉県船橋市に移転・拡充、新千葉センターを開設する。
  • 2001年(平成13年) ウェルパーク、イオン・ウエルシア・ストアーズ加盟。
  • 2002年(平成14年) イオン株式会社が、秀和の保有するいなげや株を引き取り、筆頭株主となる。
  • 2004年(平成16年) イオンと業務提携。
  • 2005年(平成17年) ニチリウグループを脱退。
  • 2006年(平成18年) よむよむ株の9割を株式会社リブロへ売却。レジでの支払い時にクレジットカードが利用可能になる。
  • 2012年(平成24年) 株式会社三浦屋の株式を取得。
  • 2014年(平成26年) 株式会社クックサンを吸収合併。

事業所[編集]

  • いなげや立川 青果・生鮮センター(東京都立川市泉町)
  • 国分立川ドライセンター(東京都立川市泉町)
  • いなげや武蔵村山 精肉・鮮魚センター(東京都武蔵村山市伊奈平)
  • 千葉センター(千葉県船橋市豊富町)
  • いなげや国分船橋ドライセンター(千葉県船橋市日の出)

店舗[編集]

練馬上石神井南店(東京都練馬区)
練馬上石神井南店(東京都練馬区
練馬南大泉店(東京都練馬区)
練馬南大泉店(東京都練馬区)
武蔵野西久保店(東京都武蔵野市)
武蔵野西久保店(東京都武蔵野市

2012年時点の出店店舗数を以下に示す。地域の分類は上記公式サイト「店舗一覧」に基づく。

  • 東京都
    • 多摩 - 48店舗(いなげや:35、ina21:13、blooming bloomy:1)
    • 23区 - 14店舗(いなげや:10、ina21:4)
  • 埼玉県 - 31店舗(いなげや:29、blooming bloomy:2)
  • 千葉県 - 10店舗(いなげや:9、ina21:1)
  • 神奈川県 - 25店舗(いなげや:19、ina21:5、blooming bloomy:1)

全店合計 - 128店舗(いなげや:102、ina21:23、blooming bloomy:3)

かつて、台湾現地企業との合弁により台湾中部において「裕毛屋」として出店していたが、現在は資本提携が解消され、名称のみが残っている。

屋号[編集]

いなげやが使用している屋号は次の通り。

  • いなげやInageya
    • 通常の屋号。2012年現在102店舗が使用している。
  • ina21
    • 練馬東大泉店(練馬区)、杉並桜上水店(杉並区)、武蔵野桜堤店(武蔵野市)など、東京都・神奈川県・千葉県の23店舗がこの屋号を使用している。
  • blooming bloomy



地域と共に歩むいなげや[編集]

  • 創業110周年を記念して創業の地である多摩地区青梅市に環境保全を目的とした「すこやけくの森」を開設。
  • 本部である立川市からほど近い、所沢市に本拠地を置く埼玉西武ライオンズ<西武鉄道創立100周年記念シリーズ>パシフィックリーグ公式戦に協賛。2012年8月11日から5試合開催。[1] 所沢西武園店では開店当初から埼玉西武ライオンズコーナーが置かれメガホンやビクトリーフラッグ等の一部グッズの販売が行われている。

POSシステム[編集]

POSシステムは、富士通製を使用している[2]

ポイントカード[編集]

一部店舗を除き、「ing(アイエヌジー)・ファンカード」と称するポイントサービスを実施している。ポイントカードは現金専用の「ing・fanクラブカード」と、クレジット機能付きの「ing・fanVカード」の二種類がある。

グループ・関連会社[編集]

  • (株)ウェルパーク - ドラッグストアを展開。
  • (株)サンフードジャパン - デイリー加工食品を製造。
  • (株)サビアコーポレーション - 不動産/デベロッパー。グループ各社店舗の建設・保守・営繕。
  • (株)三浦屋 - 高級スーパーマーケットを展開。

出典[編集]

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関連項目[編集]

外部リンク[編集]