フジ (チェーンストア)
| 種類 | 株式会社 | ||||||
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| 市場情報 |
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| 略称 | フジ | ||||||
| 本社所在地 | 〒790-8567 愛媛県松山市宮西一丁目2番1号 |
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| 設立 | 1967年9月12日 | ||||||
| 業種 | 小売業 | ||||||
| 事業内容 | チェーンストア業 | ||||||
| 代表者 | 尾﨑英雄(代表取締役社長) | ||||||
| 資本金 | 159億2144万円 (2009年2月末日現在) |
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| 売上高 | 単体3,025億円 連結3,026億円 (2010年2月期) |
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| 純資産 | 単体533億円 連結549億円 (2010年2月末日現在) |
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| 総資産 | 単体1,535億円 連結1,579億円 (2010年2月末日現在) |
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| 従業員数 | 6,528人(2010年2月末日現在) | ||||||
| 決算期 | 2月末日 | ||||||
| 主要株主 | 株式会社アスティ 22.64% | ||||||
| 外部リンク | www.the-fuji.com |
株式会社フジ(英: Fuji Company, Limited)は、愛媛県をはじめとする四国4県および広島県・山口県に店舗を展開するスーパーマーケットチェーンである。愛媛県松山市に本部を置く。東証一部上場(証券コード8278)。
目次 |
[編集] 概要
1967年(昭和42年)9月、広島市の繊維卸売業の十和(後のアスティ、事業者格はF&Aアクアホールディングス)の小売り部門として、全額出資で愛媛県松山市湊町に開店した。広島市の会社が、あえて愛媛県に出店した理由は、親会社の十和が広島を中心にして中国地方に約2,000店の取引先があり、中国地方で小売業を行った場合に不安と不振を与える可能性があったこと。また、十和の商圏外で比較的輸送に有利な場所として、あえて愛媛県への出店になった[1]。
フジの中国地方への本格進出は1980年代以降で、その方針は1978年(昭和53年)に決定したが[2]、大手スーパーの進出で経営不振になっていた福山のスーパー『くらや』の支援として、フジ・十和・くらや共同出資で『ニューくらや』を設立し運営するなど、親会社の問屋と小売業に進出しようとする微妙な立場での中国地方での営業も行っている[3]。
2010年(平成22年)2月現在、複数の店舗ブランド名(後述)で93店舗(愛媛県46、広島県18、山口県10、高知県8、香川県8、徳島県5)を展開する。
なお、神奈川県、東京都のスーパーマーケットチェーン「フジ」は富士シティオによる運営であり、両者の間に資本関係等は全くない。
[編集] 店舗形態
フジの展開する店舗には、複数のブランドが存在しており、別名の商業施設内に展開する店舗ブランドもあるため、構成がやや複雑になっている。店舗の詳細は公式サイトの店舗情報を参照のこと。
- フジ (Fuji)
- 開業当初から展開する店舗形態。1990年代以降は地域特性に合わせて「フジグラン」「パルティ・フジ」「ヴェスタ」へのリニューアルが行われるケースが多く、フジの店舗はそれらのいずれとも位置付けられない中規模店舗が残るのみで、店舗数としては少数となっていた。しかし2012年3月1日に「パルティ・フジ」「ヴェスタ」の店舗名称が「フジ」に変更され[4]、店舗数が大幅に増加した。シンボルカラーは赤。ロゴマークは「Fuji」の文字の上に富士山を模したマークを配置したものが使用されている。
- フジグラン (Fuji GRAND)
- 7万人から10万人規模の商圏を対象としたコミュニティ型ショッピングセンター (CSC)。直営テナントとして、食料品を扱う「グランヴェスタ」と衣料品・住環境商品を扱う「グランフジ」が入居する。シンボルカラーは青。シンボルマークはFとGを合成したような文字が使用されている。以下の店舗を展開している。
- 店舗業態が類似する、広島県発祥であるイズミの展開する「ゆめタウン」などと激しい競合関係にある。なお、より大規模なショッピングセンターであるエミフルMASAKI(愛媛県松前町)もフジグランの派生店舗の一つとされている。
- 2012年3月1日、グランヴェスタは「食品館」、グランフジは「衣料とくらしのフロア」へ名称変更が行われた。
- パルティ・フジ (Palty Fuji)
- 2、3万人程度の近隣商圏を対象とした近隣型ショッピングセンター (NSC)。1995年から展開し、大半の店舗では、直営テナントとして後述の「ヴェスタ」と衣料品フロアの「ザ・カジュアル」が入居していたが、それらの店舗は2012年3月1日に「フジ」に名称変更され、直営テナントがない4店舗のみが残った[4]。シンボルカラーは紫。
- フジ・ZY
- 既存の不採算店舗を業態転換する形で展開を開始した、食料品・日用品メインのディスカウントストア。1号店として、2009年8月8日に「フジ高岡店」を「ZY高岡店」として開店させた。ブランド名の「ZY」とは、ゼッタイ (Z)、ヤスイ (Y) のゴロ合わせ。取扱い品目を従来の4割程度に絞込み、過剰なサービス(梱包や陳列、エフ・カードの取扱いなど)を廃止して、既存ブランドとは一線を引いている。2012年3月1日、「フジZY」へ名称変更が行われた[4]。シンボルカラーは赤。
- ザ・カジュアル
- カジュアルファッションの専門店。旧「パルティ・フジ」に入居していた店舗と、2012年3月1日に「ピーエフ」から名称変更された[4]単独店舗がある。単独店舗は香川県・徳島県・広島県のみで展開している。
- ヴェスタ (VESTA)
- 食料品をメインにしたスーパーマーケット。1995年から展開し、「フジ」「パルティ・フジ」のテナントの他、単独店舗としても出店していたが、2012年3月1日より単独店舗の名称が「フジ」に変更され[4]、テナントとして入居していた店舗も単に食品館として扱われることとなり、「ヴェスタ」の名称が廃止された。シンボルカラーは赤。
[編集] 店舗別売上高順
平成22年2月期 決算・参考資料による。平成23年2月期(2011年〈平成23年〉4月発表分)以降は店舗別のデータは公表されていない。
| 順位 | 店舗名 | 所在地 | 売上高 (百万円) |
|---|---|---|---|
| 1 | エミフルMASAKI | 愛媛県 | 26,327 |
| 2 | フジグラン松山 | 愛媛県 | 12,802 |
| 3 | フジグラン北島 | 徳島県 | 11,253 |
| 4 | フジグラン神辺 | 広島県 | 10,447 |
| 5 | フジグラン重信 | 愛媛県 | 9,875 |
| 6 | フジグラン東広島 | 広島県 | 9,081 |
| 7 | フジグラン緑井 | 広島県 | 8,815 |
| 8 | フジグラン広島 | 広島県 | 8,378 |
| 9 | フジグラン宇部 | 山口県 | 8,003 |
| 10 | フジグラン高陽 | 広島県 | 7,406 |
[編集] 過去に存在した店舗
- フジグラン西条駅前
- アーバンコーポレイションが商業施設併設型のマンション建設を計画していたがアーバンコーポレイションの倒産により中止となり、現在は市が公民館の建設を計画している。
- フジグラン丸亀中府
- 2002年に閉鎖されたディー・ハイパーマート丸亀南店跡に開店したが、売り上げ不振のため2008年に閉鎖。同店の閉鎖が建物所有者である琴平参宮電鉄の解体につながった。
[編集] 主な併設テナント
核テナント以外の主な併設テナントについて記す。
- 直営または系列会社運営
- その他
このほか、英会話教室、理髪店や美容院も入居している店舗や、滞在型リゾート温泉(見奈良温泉 利楽)、アウトレットモールが併設されている店舗もある。
また、同ショッピングセンター周辺には大手家電量販店(コジマ・デオデオなど)等も並んでいる。中には重信や松前のように店舗内、あるいは駐車場敷地内に店舗を設営する場合も見られる。また、その影響か一部のグラン(松山・重信・松前・新居浜など)では家電売り場の極端な縮小(いわゆる白物家電やAV機器などは全くなく、電池や蛍光灯、プリンターインク等の消耗品やこたつやファンヒーター、扇風機と言ったその時々のシーズンもの、オーブンなどの小型調理家電程度しか置かないこともある)が見られるようになった。
[編集] 沿革
- 1967年9月12日 - 愛媛県松山市湊町に、繊維卸売業の十和(現・F&Aアクアホールディングス)の全額出資により設立(資本金200千円)。翌月、宇和島市に第1号店(フジ宇和島店=現パルティ・フジ宇和島)を開設。
- 1973年 - 愛光学園の旧施設の一部を譲り受け、本部を松山市宮西に移転。隣接地に初の大型店となる「ショッピングスクェア駅前店」(1987年にショッピングスクェア松山店と改称)を出店。
- 1978年 - 中国地方への本格進出の方針を決定
- 1981年 - 愛媛県外第一号店として広島県広島市安佐北区に出店(ショッピングスクエア高陽店=現フジグラン高陽)。
- 1987年 - 広島証券取引所上場(十和の完全子会社から離脱、十和の持分法適用関連会社に)。
- 1988年 - 大阪証券取引所二部上場。
- 1989年 - ショッピングスクェア松山店を全面改築し「フジグラン松山」と改称(最初のフジグラン店舗)。
- 1995年 - 高知県宿毛市で「パルティフジ宿毛」を開店、複合型店舗の展開を開始する。
- 1997年 - 東京証券取引所一部および大阪証券取引所一部上場。
- 2001年 - 「フジグラン北島」(徳島県板野郡北島町)出店により、四国4県への完全出店を達成。
- 2005年‐取引業者への不当な圧力が原因で、公正取引委員会から排除勧告(行政指導)を受ける。
- 2007年 - レデイ薬局と業務・資本提携を締結。
- 2008年 - フジ主導による中四国で最大のSC、エミフルMASAKIが松前町にオープン。
- 2009年 - フジ、ユニー(愛知県)、イズミヤ(大阪府)の3社共同によるプライベートブランド「スタイルワン」の取り扱いを開始。順次、自社PB商品が「スタイルワン」に切り替えられる。
- 2010年5月20日 - エディオンWEST(現:エディオン)とFC契約で基本合意し、第1号店となるデオデオ フジグラン三原店を6月18日にオープン。
[編集] ポイントカード
1983年からは自社発行のポイントカード「エフカード」を発行している(エフとは、フジの頭文字Fから)。「エフカード」は一般的なクレジットカードの大きさ・厚みのプラスティックカードであり、現金払い時専用のポイント加算カードと、フジ店舗内、及び近隣のエフカード加盟店(ガソリンスタンドなど)でのみクレジット払いやキャッシングが可能なカード(いわゆるハウスカード。18歳以上限定)がある。両者ともに2年に100円の会費が必要である。クレジット機能付の返済については通常の銀行口座自動引き落とし以外にも、店頭での持参払いも可能である。
さらに、2006年11月にはJCBブランドのついた「fjカード」も発行されるようになった。但しハウスカードとは異なり、こちらはフジ店内でクレジット払いをした場合はエフポイントが付かず、他のクレジット加盟店と同率(同様の提携カードの多くとは違って優遇はない)でOkiDokiポイントが付与される。fjカードを提示した上で現金払いをすれば、割引ポイントが付与される。
購入額100円(税抜き)ごとに「割引ポイント」1ポイントが付与され、500ポイント毎に税込み500円の買い物ができる「割引ポイント券」が発行される(お釣りが出ないので500円以上の買い物時に使用するよう推奨されている)。割引ポイントには有効期限はない。なお、2000年から2007年までは毎年3月1日から翌年2月末日までの買い物額に応じた「ポイントアップサービス」を行っていたが終了している。
通常は100円で1ポイントだが、ほぼ毎週の日曜日や祝日などには「お客様感謝デー」、毎月1・2日の1・2祭、月1回(主に火曜)の「エフカード会員様ご優待会」などでポイント5倍キャンペーンを実施(食料品以外の多く、さらに食料品においても特定のジャンルではたまに10倍もある)している。2007年の旧サービス終了までは、プラス4ポイント(衣料・電機などはたまに9ポイントもある)をプラスするセールを実施していた。
また、年会費は無料で中学生・高校生専用の「エフカード・ジュニア」というカードもある。
2002年頃までは「ポイント券」を使用した部分にも再度ポイントが付与される、いわゆる「複利方式」で運用されていたが、その後は付与されなくなった。
2007年末頃からレジ袋を辞退すると「エコポイント」として3ポイントが加算されるようになった。但し新居浜市内にある店舗の食品スーパー部門は、同市商工会議所等と締結した「レジ袋削減に関する協定」により、2009年6月からレジ袋の無料配布を中止しており、この制度が適用されない。[5]
[編集] グループ
主な併設テナントに記載されてないもの
- フジセキュリティ(警備業・ビルメンテナンス)
- フジデリカ・クオリティ(生鮮食料品加工)
- 大東青果(青果卸売業)
- リブライト(保険代理店)
- フォードフジ(フォード車・マツダオートザム車及び中古車の販売・サービス。オートザム/オートラマ販売網に加入)
- レデイ薬局(ドラッグストア)
[編集] 脚注
- ^ 『十和30年史』(以降『30年史』とする)105ページ
- ^ 『30年史』152ページ
- ^ 『30年史』114ページ
- ^ a b c d e フジ (2011-02-27), “近隣購買型SCの店舗名を「フジ」に統一” (日本語), プレスリリース 2012年3月1日閲覧。
- ^ 新居浜市におけるレジ袋の大幅削減に向けた取り組み 新居浜市
[編集] 関連項目
[編集] 参考文献
- 十和株式会社社史編纂委員会『十和30年史』(十和株式会社)
[編集] 外部リンク
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