グルメシティ

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ダイエー > グルメシティ
グルメシティ都島本通店
大阪府大阪市都島区
グルメシティ南森町店
(大阪府大阪市北区
グルメシティ京極店
京都府京都市中京区ろっくんプラザ六角通新京極通)沿いの松竹京都第二ビル(旧:京都ピカデリー劇場に所在)

グルメシティgourmet city)は、ダイエーグループのスーパーマーケット。

原則、食品(酒を含む)と日用品に特化した形態ではあるが、衣料品や薬も取り扱っているグルメシティ店舗もある[注釈 1]。また、食品(酒を含む)と日用品に特化した小規模店舗であることを生かして、24時間営業を行っている店舗もある。

設置法人・店名[編集]

次の3法人の何れかが設置している。

かつて子会社であった次の2法人も設置していた。

当時、SM(スーパーマーケット)は、大型店(GMS)と同じダイエーを名乗っていた為、ミニGMS(総合スーパー)状態となってしまった反省から、グルメシティが誕生した。

グルメシティのコンセプトは「HMR」(ホーム・ミール・リプレイスメント)。1998年1月に新規開業した諏訪インター店からグルメシティの名称の使用を開始し、同年3月1日から順次、小型SMはグルメシティに改称していった[1]

店名は、これら設置法人に関わらず「グルメシティ○○店」。ただし、株式会社ダイエーが設置する一部の店舗については「ダイエーグルメシティ○○店」となっている(新規開店では新長田店・豊中駅前店・中もず店・住道店が、ダイエー店舗からの転換では庄内店・くずはモール店・四条畷店・松原店・津久野店・夙川店が、イタリアーノ店舗からの転換では東芦屋店が、店名変更では住吉店[注釈 2]が該当する。いずれも近畿地区で2003年から2005年に新規開店・転換・改称した店舗ばかりである[注釈 3])。

これら5法人の設置する店舗(ダイエー・トポスなど他の業態も含む)間で、店名の重複は存在しない。また、業態名を取り除いた所在地名レベルでも重複しないように配慮されているが、過去に唯一の例外として京橋店があった(マルエー→サカエ→グルメシティ京橋店と、ダイエー京橋店。ダイエー京橋店は大阪市都島区京橋駅前に立地。グルメシティ京橋店は大阪市城東区に立地するが、最寄り駅は京橋駅から地下鉄長堀鶴見緑地線で一つ手前の蒲生四丁目駅。グルメシティ京橋店は2011年10月31日に閉店)。

ただダイエーグループでは、再建を支援しているイオングループと共に、店舗網のリストラ(再構築)作業を進めており、2009年4月10日、完全子会社となっている北海道と九州の両社を分割し、店舗網を引き継いで直営化することを発表した。[2]

2009年9月1日に北海道と九州地区のグルメシティはほぼ全てがダイエーの直営店舗に転換したが、店名はグルメシティのまま継承している。

運営の委託[編集]

近畿地区では、店舗運営の一部(商品調達および販売展開)について、株式会社ダイエーが設置するすべてのグルメシティについても子会社の株式会社グルメシティ近畿に委託している。グルメシティ近畿の設置するグルメシティにもハートポイントが導入された今、株式会社ダイエーの設置するグルメシティと差はほぼなくなりつつあるが[注釈 4]、レジ袋については両社それぞれで調製されたものが使用されている点で違いもある。

ポイントシステム[編集]

かつては設置法人によってポイントシステムや買物袋スタンプカードが異なっていたが、2006年から株式会社ダイエーの店舗(グルメシティ・トポスを含む)に順次導入されていた「ハートポイント」(新POSシステム)が2007年3月からグルメシティ地域法人の店舗にも順次導入される[注釈 5]のを前に、お買物袋スタンプカードおよびレジ袋についてはダイエーのものに統一されたほか、新POSシステム導入店舗では設置法人を超えてポイントが共通化される。

なお、旧POSシステム時代、株式会社ダイエーのグルメシティ店舗に導入されていたポイントカード「グルメシティ倶楽部」は、ダイエー店舗に導入されていた「DonDonたま~るポイントカード」よりも先に誕生している。

グルメシティの今後[編集]

2014年5月28日、イオン社長の岡田元也は同社株主総会の席上で、「ダイエーの事業を関東と関西のグルメシティに特化し、それ以外の地域についてはイオングループとの統合再編を進める」との方針を示した。

ダイエーはイオングループ入りに際し北海道と九州を事業部制に移行しており、関東関西以外のグルメシティはマックスバリュの地域子会社へ移管の上で店舗網を抜本的に見直す方針とみられている[3]

またこの前日日本経済新聞が掲載したインタビューに於いて岡田は、関西のマックスバリュを逆にダイエーへ移管してグルメシティ化することも選択肢に入っていることを明らかにした。

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ 例として上野原店(山梨県上野原市)など。主に、株式会社ダイエーが設置し、1990年代以降にダイエー店舗から転換された店舗がこれに該当する。なお、食品・日用品特化店は、マルエツが閉鎖した店舗をダイエー又は各グルメシティ地域法人に売却する形で開店したグルメシティ店舗もある。
  2. ^ 「グルメシティ生鮮市場住吉店」→「ダイエーグルメシティ住吉店」
  3. ^ ただし中もず店については2005年の開店予定が2007年にずれ込んだ。
  4. ^ ハートポイント移行前は、店舗によってポイントシステムを導入していない店舗もあった(南方店・東心斎橋店・京橋店など)。
  5. ^ ただし、グルメシティ九州のグルメシティ野多目店(2006年7月7日開店)とグルメシティ近畿のグルメシティ上桂店(2006年11月22日開店)には2006年12月から新POSならびにハートポイントが導入されていた。

出典[編集]

  1. ^ 日経流通新聞 1998年1月13日 ダイエー、食品スーパーを改革 店名を「グルメシティ」により
  2. ^ ニュースリリース”. ダイエー (2009年4月10日). 2009年4月29日閲覧。なお、同日の別発表においては、『ダイエー』店舗の更なる閉鎖についても示された。
  3. ^ “イオン社長「ダイエーは首都圏と京阪神に再編」”. 産業経済新聞 (MSN産經ニュース). (2014年5月28日). http://sankei.jp.msn.com/economy/news/140528/biz14052812500039-n1.htm 2014年5月28日閲覧。 

関連項目[編集]