富士急行線

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Fuji Kyuko Q Logo.svg 富士急行線(大月線・河口湖線)
富士山を背景に走行する列車
富士山を背景に走行する列車(2008年4月15日)
概要
起終点 起点
大月駅(大月線)
富士山駅(河口湖線)
終点
富士山駅(大月線)
河口湖駅(河口湖線)
駅数 18駅
路線記号 FJ
運営
開業 1929年6月19日 (1929-06-19)
所有者 Fuji Kyuko Q Logo.svg 富士急行
使用車両 富士急行#鉄道車両を参照
路線諸元
路線総延長 26.6 km (16.5 mi)
(大月線 23.6 km、河口湖線3.0 km)
軌間 1,067 mm (3 ft 6 in)
電化 直流1,500 V 架空電車線方式
路線図
富士急行線の路線図
停車場・施設・接続路線
STRq ABZq+l BHFq
JR東中央本線
STRrg ABZqr KBHFr
0.0 FJ01 大月駅 標高358m
BHF
0.6 FJ02 上大月駅 標高358m
BHF
3.0 FJ03 田野倉駅 標高392m
mKRZu
リニア山梨実験線
WBRÜCKE
桂川
WBRÜCKE
桂川
BHF
5.6 FJ04 禾生駅 標高421m
BHF
7.1 FJ05 赤坂駅 標高445m
BHF
8.6 FJ06 都留市駅 標高467m
BHF
9.4 FJ07 谷村町駅 標高484m
BHF
10.6 FJ08 都留文科大学前駅 標高503m
WBRÜCKE
桂川
BHF
11.5 FJ09 十日市場駅 標高520m
BHF
13.1 FJ10 東桂駅 標高561m
AKRZu
中央自動車道
BHF
15.8 FJ11 三つ峠駅 標高616m
BHF
18.8 FJ12 寿駅 標高710m
AKRZu
中央自動車道
BHF
20.2 FJ13 葭池温泉前駅 標高739m
BHF
21.1 FJ14 下吉田駅 標高753m
BHF
21.9 FJ15 月江寺駅 標高776m
STR
↑大月線
ABZl+l KBHFr
23.6 FJ16 富士山駅 標高809m
STR
↓河口湖線
BHF
25.0 FJ17 富士急ハイランド駅 標高829m
AKRZu
中央自動車道
KBHFe
26.6 FJ18 河口湖駅 標高857m
ほとんどの区間で一方的な上り勾配となっている(写真は急勾配を下る大月行き列車)

富士急行線(ふじきゅうこうせん)は、富士急行が運営する鉄道路線である。山梨県大月市にある大月駅から同県富士吉田市にある富士山駅までを結ぶ大月線(おおつきせん)と富士山駅から同県南都留郡富士河口湖町にある河口湖駅までを結ぶ河口湖線(かわぐちこせん)の2路線がある。

概要[編集]

東日本旅客鉄道(JR東日本)中央本線の大月駅(標高358m)から富士山駅でスイッチバックし、富士山麓の河口湖駅(標高857m)まで登る。

大半を相模川上流の桂川、中央自動車道富士吉田線と国道139号(富士みち)が並行する。線形は、最急40勾配と半径200m前後の急曲線が小刻みに連続する山岳路線である。富士急行線内運転の特急があるほか、JR高尾東京方面との直通列車も設定されている。

路線データ[編集]

大月線[編集]

  • 路線区間:大月駅 - 富士山駅
  • 路線距離(営業キロ):23.6km
  • 軌間:1067mm
  • 駅数:16駅(起終点駅を含む)
  • 複線区間:なし(全線単線
  • 電化区間:全線(直流1500V
  • 閉塞方式:自動閉塞式
  • 保安装置:ATS-SN

河口湖線[編集]

  • 路線区間:富士山駅 - 河口湖駅
  • 路線距離(営業キロ):3.0km
  • 軌間:1067mm
  • 駅数:3駅(起終点駅を含む)
  • 複線区間:なし(全線単線)
  • 電化区間:全線(直流1500V)
  • 閉塞方式:自動閉塞式
  • 保安装置:ATS-SN

歴史[編集]

大月線は、古くから富士登山の拠点となっていた吉田(現在の富士吉田市)と、八王子から大月まで延びて来た中央東線(中央本線)を結び、東京からの登山客らを運ぶために敷設された富士馬車鉄道都留馬車鉄道による馬車鉄道を前身とする。両社は軌間が異なっていたため、途中で乗り換えが必要で、これを解消するため1921年に両社が合併し、大月 - 金鳥居上(後の富士吉田)間の軌間を統一・電化して電気運転を開始した。

しかし、馬車鉄道時代からの併用軌道では所要時間もかかり、急増する旅客をさばききれなくなったため、1926年に設立された富士山麓電気鉄道へ1928年に全線を譲渡し、1929年に新設の鉄道線に切り替えられ、馬車鉄道以来の軌道は廃止された。これにより2時間かかっていた大月 - 富士吉田間の所要時間は1時間以下にと大幅に短縮され、富士山麓は東京からの日帰り観光圏内となった。

また、都留馬車鉄道は一時籠坂峠に至るまでの路線を有しており、明治から大正期まではそこから東海道本線(今の御殿場線御殿場駅前までを結んでいた御殿場馬車鉄道と連絡していたこともあった。

年表[編集]

  • 1900年(明治33年)9月21日:都留馬車鉄道下吉田 - 籠坂峠間開業。軌間762mm
  • 1903年(明治36年)
    • 1月17日:富士馬車鉄道大月 - 谷村本社間開業。軌間610mm。
    • 6月12日:都留馬車鉄道小沼 - 下吉田間開業。
    • 8月14日:富士馬車鉄道谷村本社 - 小沼間開業。
    • 9月11日:都留馬車鉄道籠坂峠 - 静岡県界間開業。
  • 1919年(大正8年):都留馬車鉄道が都留電気鉄道に社名変更。
  • 1920年(大正9年):富士馬車鉄道が富士電気軌道に社名変更。
  • 1921年(大正10年)
    • 7月:都留電気鉄道小沼 - 金鳥居上(後の富士吉田、現・富士山)間を電化し富士電気軌道に譲渡。金鳥居上 - 籠坂峠 - 静岡県界間を坂本諏訪松ほか4名に譲渡。
    • 7月31日:坂本諏訪松ほか4名運営の籠坂峠 - 静岡県界間廃止。
    • 10月:富士電気軌道大月 - 小沼間を改軌・電化。大月 - 金鳥居上間電気運転・直通運転開始。
  • 1927年(昭和2年)11月5日:坂本諏訪松ほか4名運営の上吉田(金鳥居上)[1] - 籠坂峠間廃止[2]
  • 1928年(昭和3年)1月1日:富士電気軌道が大月 - 富士吉田間を富士山麓電気鉄道に譲渡。
  • 1929年(昭和4年)6月19日:富士山麓電気鉄道大月 - 富士吉田間 (23.6km) 開業[3]。軌間1,067mm。当初から電化。元富士電気軌道の大月 - 富士吉田間廃止。
  • 1930年-1934年:大月橋駅を上大月駅に改称。
  • 1930年(昭和5年)1月21日:尾垂鉱泉前駅開業。
  • 1931年(昭和6年)10月1日:月江寺駅開業。
  • 1934年(昭和9年)7月1日:東京 - 富士吉田間に臨時列車「高嶺」直通運転開始。
  • 1934年-1939年 尾垂鉱泉前駅を葭池温泉前駅に改称。
  • 1943年(昭和18年)9月20日:小沼駅を三つ峠駅に改称。
  • 1946年(昭和21年)1月13日:大月駅近くのトンネル入り口付近で大月発の電車と田野倉発の電車が正面衝突。死者26名、負傷者多数。
  • 1950年(昭和25年)8月24日:富士山麓電気鉄道富士吉田 - 河口湖間開業。
  • 1960年(昭和35年)5月30日:富士山麓電気鉄道が富士急行に社名変更。
  • 1961年(昭和36年)12月1日:ハイランド駅開業。
  • 1962年(昭和37年)4月14日:新宿 - 河口湖間に急行「かわぐち」運転開始。
  • 1965年(昭和40年)3月1日:谷村横町駅を都留市駅に改称。
  • 1971年(昭和46年)3月4日富士急行列車脱線転覆事故。乗客約120名のうち17名が死亡、69名が負傷した。
  • 1981年(昭和56年)1月11日:暮地駅を寿駅に、ハイランド駅を富士急ハイランド駅に改称。
  • 1986年(昭和61年)11月1日:急行「かわぐち」廃止。
  • 1998年(平成10年)7月6日1200形電車による座席定員制特急列車「ふじやま」運行開始。
  • 2002年(平成14年)2月28日: 特急「ふじやま」を2000形電車を用いた「フジサン特急」に変更。同時に特急料金を改定する。
  • 2004年(平成16年)11月16日:都留文科大学前駅開業。それに伴い、都留市駅から同駅へ特急停車駅を変更する。
  • 2007年(平成19年)9月29日30日F1日本グランプリ富士スピードウェイで開催され、それに伴って臨時ダイヤが組まれる。
  • 2009年(平成21年)8月9日:1200形改造車による「富士登山電車」が運行を開始する。
  • 2010年(平成22年)3月13日:「富士登山電車」を全車着席券車両の快速列車に変更。
  • 2011年(平成23年)7月1日:富士吉田駅を富士山駅に改称。駅ナンバリング導入。
  • 2013年(平成25年)3月16日:「富士登山電車」の停車駅を変更し、都留市駅と都留文科大学前駅を通過とする。
  • 2014年(平成26年)
  • 2015年(平成26年)3月14日:ICカード「Suica」を導入[6]

運行形態[編集]

大月線・河口湖線の両線は富士山駅を経て直通運転している。旅客案内上これらの路線名は使用されていない。以下の列車が運行されているが、いずれの列車もワンマン運転は行っておらず、必ず車掌が乗務する。

特急「フジサン特急」[編集]

2000形電車「フジサン特急」 クロ2000形
2000形電車「フジサン特急」 クモロ2200形
8000系電車「フジサン特急」

大月駅 - 河口湖駅間に、特急列車フジサン特急」が運行される。なお、「フジサン特急」は富士急行の登録商標である。

運行本数
2015年3月現在、平日は5往復、土休日は7往復(特急「成田エクスプレス」運転日は6往復)。全列車が大月駅で同駅停車のJR中央本線特急「あずさ」・「かいじ」との接続を図っているが、普通列車との接続はあまり考慮されていない。
使用車両
2000形電車の3両編成(2001号編成:クロ2001+モロ2101+クモロ2201)
国鉄→JR東日本の165系ジョイフルトレインパノラマエクスプレスアルプス」で、2002年2月から使用している。
クロ2001には展望室を設けている。各車両のモニターに前面展望映像を流している。
モロ2101には自由席のほか、6名まで利用できる個室が設けられている。また、清涼飲料水の自動販売機トイレも設置されている。
クモロ2201は自由席となっている。
8000系電車の3両編成(8001号編成:クモロ8001+サロ8101+クモロ8051)
小田急電鉄20000形RSEで、2014年7月から使用している。
クモロ8001には展望室を設けている。運転席直後はソファータイプの座席となっており、コントローラーを設置した子供向け模擬運転台を設けている。その他の座席は2+1配列と2+2配列の組み合わせで、一人がけシートは小田急時代に連結されていた2階建て車両の1階席から移設した。2号車寄りの車端部には、ガラスで仕切られた8人分のボックス席(4人分のセミコンパートメント2区画)とラウンジ状のロングシートを設けている。
サロ8101は自由席で、3号車寄りの約3分の1は他の部分より床面を下げ、車椅子用スペースとデッキ(出入口)、大型トイレを新設している。車椅子スペースの座席は固定クロスシートで、窓は床面が低い分、他の部分よりも天地が大きい。新設した乗降用ドアは1・3号車のドアと異なり引戸で、開口幅も10mm広く900mmとなっている。
クモロ8051は自由席となっている。
停車駅 
駅一覧を参照
特急料金
大月線内停車駅相互間および大月線と河口湖線を通して利用する場合は以下の特急料金が適用される。河口湖線内各駅相互間では特急料金不要である。
  • 大月駅 - 富士山駅・河口湖線間:300円
  • 大月駅 - 都留文科大学前駅:150円
  • 都留文科大学前駅 - 富士山駅・河口湖線間:150円
車両検査時には1200形電車や6000系電車により代替運行され、特急料金は「ふじやま号」時代の料金(大月駅 - 富士山駅・河口湖線間200円、大月駅 - 都留文科大学前駅・都留文科大学前駅 - 富士山駅・河口湖線間100円)を適用する。このとき各駅・車内の案内も「特急ふじやま号」となる。
着席整理料金
展望室のある車両は、展望席を含めたすべての座席が定員制(座席指定ではない)で、この車両に乗車する場合は区間に関わらず、別途着席整理料金が必要になる。
個室料金
2号車の個室を利用する場合は、人数・区間に関わらず別途個室料金が必要になる。

快速「富士登山電車」[編集]

富士登山電車

1200形電車を改装した観光用列車で、「青富士」車両と「赤富士」車両からなる2両編成である。2010年3月13日より、全車着席券車両の快速列車として運行されている。なお、休日を除く木曜日と車両点検日は運休となり、同一時刻・停車駅で一般車両による快速列車(全車自由席)が運行される。また、イメージキャラクターとして客室乗務員「谷村みすず」(デザイン:宙花こより)が設定されている。

停車駅 
駅一覧を参照

運行開始当初の2009年8月9日から2010年3月12日までは普通車の2両編成と連結した4両編成の各駅停車列車として、ダイヤを固定せず運行されていた。また、「青富士」は普通乗車券のみで乗車することができた。

普通[編集]

富士急行線内運行列車とJR中央本線直通列車がある。全線通し運行が基本であるが、夜の1往復、大月駅 - 東桂駅間のみ運行の区間列車がある。かつては大月駅 - 都留市駅間、大月駅 - 谷村町駅間、大月駅 - 三つ峠駅間の区間列車も設定されていた。なお、河口湖線内列車はない。

一部に上大月駅を通過する列車がある。また、禾生駅ではホーム有効長が3両分しかないため、4両編成の列車は前から3両目までの車両のみドアを開閉し、最後部の車両はドアカットを行う。富士急行線内運行列車の中には、富士急ハイランドにあるアトラクション「トーマスランド」にちなむ「トーマスランド号」と呼ばれる車両で運行される列車もある。

JR中央線直通列車[編集]

かつて乗り入れていた201系電車

JR東日本中央本線より直通運転列車がある。

  • 定期列車としては、日中に211系を使用する高尾駅発着の普通列車中距離電車)が、朝の上りと夜の下りにE233系を使用する東京駅発着の快速列車(ただし大月 - 高尾間は普通列車扱い)が乗り入れてくる。共に富士急行線内は各駅に停車する。なお、E233系投入前は201系が、211系投入前は115系がそれぞれ使用されていたが、201系運用末期は基本的に乗り入れからは撤退していた。
  • 臨時列車としては、観光客などの足として新宿駅から「ホリデー快速富士山号」、千葉駅から「山梨富士号」が運転される。富士急行線内の基本的な途中停車駅は都留市駅、都留文科大学前駅、三つ峠駅、富士山駅、富士急ハイランド駅である。なお、JR側の発着地により停車駅が異なり、一部は富士急行線内を普通列車と同じ停車駅(上大月駅は通過)で運転する列車もあったが、2015年3月14日ダイヤ改正後はなくなっている。また、189系6両編成で運転されるため、大月駅、富士山駅と富士急ハイランド駅以外はホームの有効長の関係から、前から3両目までの車両のみドアを開閉し、4両目以降の車両はドアカットを行う(河口湖駅では1両のみドアカット)。
  • また、2014年(平成26年)7月26日から土曜・休日に、成田空港駅から特急「成田エクスプレス号」が運転される。当初は9月28日までの予定だったが[7] 、利用者数が好調だったため、11月30日まで期間を延長された[8]。また、2015年(平成27年)3月1日から6月28日にかけての土曜・休日にも運転されることになった[8]

利用状況[編集]

輸送実績[編集]

大月線・河口湖線を合わせた近年の輸送実績を下表に記す。輸送量は減少しているが、近年は底打ちしている。 表中、輸送人員の単位は万人。輸送人員は年度での値。表中、最高値を赤色で、最高値を記録した年度以降の最低値を青色で、最高値を記録した年度以前の最低値を緑色で表記している。

年度別輸送実績
年 度 輸送実績(乗車人員):万人/年度 輸送密度
人/1日
貨物輸送量
万t/年度
特 記 事 項
通 勤
定 期
通 学
定 期
定期外 合 計
1975年(昭和50年) 115.5 169.5 316.8 601.8 5,906 1.8  
1976年(昭和51年) 107.7 165.6 295.3 568.6 5,476 1.7  
1977年(昭和52年) 104.1 166.3 279.5 550.0 5,135 1.5  
1978年(昭和53年) 96.7 160.7 276.8 534.3 5,060 0.07  
1979年(昭和54年) 92.4 157.9 270.7 521.0 4,786 0.02  
1980年(昭和55年) 91.9 153.4 267.9 513.3 4,709 0.03  
1981年(昭和56年) 89.7 153.6 249.0 492.4 4,361 0.02  
1982年(昭和57年) 86.7 131.7 234.9 453.3 4,056 0.008  
1983年(昭和58年) 89.6 128.2 226.9 444.8 3,975 0.05  
1984年(昭和59年) 85.2 124.2 219.7 429.2 3,909 0.0 貨物営業廃止
1985年(昭和60年) 76.9 125.4 214.8 417.1 3,811 0.0  
1986年(昭和61年) 68.6 121.9 203.3 393.8 3,660 0.0 急行「かわぐち」廃止
1987年(昭和62年) 65.4 122.7 196.0 384.1 3,577 0.0  
1988年(昭和63年) 65.2 121.8 194.7 381.7 3,640 0.0  
1989年(平成元年) 61.3 121.5 200.3 383.1 3,837 0.0  
1990年(平成2年) 66.9 117.7 210.0 394.6 4,058 0.0  
1991年(平成3年) 69.0 117.6 219.2 405.8 4,238 0.0  
1992年(平成4年) 65.4 115.7 208.3 389.4 4,149 0.0  
1993年(平成5年) 62.0 115.0 204.6 381.6 4,160 0.0  
1994年(平成6年) 59.3 112.5 199.5 371.3 4,105 0.0  
1995年(平成7年) 56.5 105.5 195.3 357.3 3,924 0.0  
1996年(平成8年) 57.1 101.5 202.8 361.4 4,105 0.0  
1997年(平成9年) 54.2 99.4 194.3 347.9 3,946 0.0  
1998年(平成10年) 49.9 93.5 176.4 319.8 3,619 0.0 特急「ふじやま」運転開始
1999年(平成11年) 44.0 88.9 175.0 307.9 3,533 0.0  
2000年(平成12年) 43.8 85.7 172.6 302.1 3,519 0.0  
2001年(平成13年) 40.6 84.6 161.3 286.5 3,392 0.0 フジサン特急運転開始 特急ふじやま廃止
2002年(平成14年) 37.0 83.1 157.0 277.1 3,322 0.0  
2003年(平成15年) 36.4 86.7 154.0 277.1 3,352 0.0  
2004年(平成16年) 36.2 89.9 155.9 282.0 3,388 0.0 都留文科大学前駅開業
2005年(平成17年)     151.5 281.2 3,340 0.0  
2006年(平成18年) 40.2 96.0 162.6 298.8 3,629 0.0  
2007年(平成19年)     165.4 302.2   0.0  
2008年(平成20年)     163.7 306.6   0.0  
2009年(平成21年) 40.3 99.0 155.4 294.7 3,618 0.0  
2010年(平成22年)     153.4 291.5   0.0  
2011年(平成23年)     145.4 289.0   0.0  
2012年(平成24年)     164.2 310.5   0.0  
2013年(平成25年)     190.5 336.2   0.0  
2014年(平成26年)              

収入実績[編集]

大月線・河口湖線を合わせた近年の収入実績を下表に記す。収入は一時増加したが、最近では減少している。 表中、収入の単位は千円。数値は年度での値。表中、最高値を赤色で、最高値を記録した年度以降の最低値を青色で、最高値を記録した年度以前の最低値を緑色で表記している。

年度別収入実績
年 度 旅客運賃収入:千円/年度 貨物運輸
収入
千円/年度
運輸雑収
千円/年度
総合計
千円/年度
通勤定期 通学定期 定 期 外 手小荷物 合 計
1975年(昭和50年) 158,279 ←←←← 595,960 11,478 765,717 5,174 12,566 783,457
1976年(昭和51年) 180,086 ←←←← 631,490 14,254 826,100 5,980 17,333 849,143
1977年(昭和52年) 182,984 ←←←← 609,232 15,841 808,058 6,707 20,607 835,373
1978年(昭和53年) 201,361 ←←←← 661,408 12,780 875,549 1,015 35,453 912,019
1979年(昭和54年) 197,277 ←←←← 661,511 12,289 871,077 112 35,361 906,551
1980年(昭和55年) 223,025 ←←←← 731,123 11,539 965,687 162 30,550 996,400
1981年(昭和56年) 221,193 ←←←← 681,677 9,931 912,801 129 50,853 963,784
1982年(昭和57年) 242,993 ←←←← 749,680 7,263 999,935 136 44,618 1,044,689
1983年(昭和58年) 247,613 ←←←← 720,140 4,434 972,187 502 38,693 1,011,383
1984年(昭和59年) 262,916 ←←←← 780,272 741 1,043,929 0 42,471 1,086,401
1985年(昭和60年) 259,622 ←←←← 769,640 0 1,029,262 0 36,172 1,065,434
1986年(昭和61年) 267,764 ←←←← 808,496 0 1,076,260 0 47,044 1,123,304
1987年(昭和62年) 129,210 138,467 795,593 0 1,063,270 0 49,424 1,112,694
1988年(昭和63年) 133,283 148,063 872,262 0 1,153,608 0 50,918 1,204,526
1989年(平成元年) 133,968 149,344 942,516 0 1,225,828 0 49,731 1,275,559
1990年(平成2年) 143,369 151,196 1,028,071 0 1,322,636 0 52,686 1,375,322
1991年(平成3年) 150,747 154,113 1,086,023 0 1,390,883 0 58,721 1,449,604
1992年(平成4年) 163,931 164,959 1,105,149 0 1,434,039 0 63,217 1,497,256
1993年(平成5年) 147,669 180,929 1,100,709 0 1,429,307 0 58,192 1,487,499
1994年(平成6年) 141,644 180,611 1,082,550 0 1,404,805 0 62,686 1,467,491
1995年(平成7年) 135,454 173,778 1,045,639 0 1,354,871 0 65,030 1,419,901
1996年(平成8年) 138,669 167,389 1,109,777 0 1,415,835 0 90,495 1,506,330
1997年(平成9年) 129,567 158,512 1,049,725 0 1,337,804 0 68,184 1,405,988
1998年(平成10年) 119,283 147,622 974,822 0 1,241,727 0 67,781 1,309,508
1999年(平成11年) 106,236 139,439 979,331 0 1,225,006 0 68,930 1,293,936
2000年(平成12年) 105,786 133,374 974,468 0 1,213,628 0 61,982 1,275,610
2001年(平成13年) 98,545 132,025 922,040 0 1,152,610 0 63,078 1,215,689
2002年(平成14年) 91,475 132,367 922,354 0 1,146,196 0 75,911 1,222,107
2003年(平成15年) 91,774 138,180 895,781 0 1,125,735 0 83,224 1,208,959
2004年(平成16年) 88,376 145,837 901,559 0 1,135,772 0 88,181 1,223,953
2005年(平成17年)         1,110,475 0 84,269 1,194,744
2006年(平成18年) 98,857 154,406 920,625 0 1,173,888 0 107,559 1,281,447
2007年(平成19年)     946,181 0 1,199,354 0 99,362 1,298,716
2008年(平成20年)     931,227 0 1,198,642 0 102,243 1,300,885
2009年(平成21年) 102,999 161,588 913,960 0 1,178,547 0 110,898 1,289,445
2010年(平成22年) 893,482 0 1,150,429 0 127,713 1,278,142
2011年(平成23年)     837,098 0 1,103,285 0 123,012 1,226,297
2012年(平成24年)     949,004 0 1,218,867 0 128,816 1,347,683
2013年(平成25年)     1,107,006 0 1,379,656 0 133,394 1,513,050
2014年(平成26年)                

駅一覧[編集]

凡例
駅員の有無 … *:直営有人駅、+:委託有人駅、無印:無人駅
停車駅 … ●:停車、▲:一部列車通過、|:通過
富士登山電車 … 全区間において着席券が必要。木曜運休。
フジサン特急 … 水色の区間(富士山駅 - 河口湖駅間)は特急料金が不要。
線路 … ◇・◆・∨・∧:列車交換可(◆はスイッチバック駅)、|:列車交換不可。
路線名 駅番号 駅名 駅員の有無 標高
(m)
駅間距離
(km)
累計距離
(km)
普通 快速富士登山電車 フジサン特急 接続路線 線路 所在地
大月線 FJ01 大月駅 * 358 - 0.0 東日本旅客鉄道中央本線
高尾駅東京駅方面一部直通)
大月市
FJ02 上大月駅   358 0.6 0.6  
FJ03 田野倉駅 + 392 2.4 3.0   都留市
FJ04 禾生駅 + 421 2.6 5.6  
FJ05 赤坂駅   445 1.5 7.1  
FJ06 都留市駅 + 467 1.5 8.6  
FJ07 谷村町駅 + 484 0.8 9.4  
FJ08 都留文科大学前駅 + 503 1.2 10.6  
FJ09 十日市場駅   520 0.9 11.5  
FJ10 東桂駅 + 561 1.6 13.1  
FJ11 三つ峠駅 + 616 2.7 15.8   南都留郡西桂町
FJ12 寿駅   710 3.0 18.8   富士吉田市
FJ13 葭池温泉前駅   739 1.4 20.2  
FJ14 下吉田駅 + 753 0.9 21.1  
FJ15 月江寺駅 + 776 0.8 21.9  
FJ16 富士山駅 * 809 1.7 23.6  
河口湖線
FJ17 富士急ハイランド駅 + 829 1.4 25.0   南都留郡
富士河口湖町
FJ18 河口湖駅 * 857 1.6 26.6  
大月駅 田野倉駅 馬立山 山梨リニア実験線 九鬼山 禾生駅 今倉山 道志山地 赤坂駅 都留市駅 谷村町駅 都留文科大学前駅 十日市場駅 三つ峠駅 東桂駅 富士山駅 富士山 鹿留山 御正体山 山梨リニア実験線 三ッ峠山 三ッ峠山 富士山 御正体山 高畑山 大室山 倉岳山View from Mt.Takagawa 01-3.jpg
画像の詳細
御坂山地高川山山頂より見た富士急行沿線の山々(2012年3月撮影)

運賃[編集]

大人普通旅客運賃(小児半額・10円未満切り上げ)。2014年4月1日改定[9]

キロ程 運賃(円)
初乗り - 2km 170
3 - 4 220
5 - 6 300
7 - 8 380
9 - 10 460
11 - 12 550
13 - 14 630
15 - 16 710
17 - 18 790
19 - 20 870
21 - 22 960
23 - 24 1020
25 - 26 1080
27 1140

乗車券・ICカードについて[編集]

  • 直営有人駅と・都留文科大学前駅・富士急ハイランド駅には券売機があり、磁気券を発券している。また、すべての有人駅に係員用の乗車券発行機があるが、こちらは非磁気券を発券している。
  • 河口湖駅・富士山駅・都留文科大学前駅の3駅では、大月駅で接続するJR線の乗車券および特急券を発売している。ただし、購入の際は大月駅まで乗車可能な乗車券の同時購入または持参している場合に限る。
  • 2008年3月からバス事業でICカードPASMO」のサービスが導入されていたが[10]、鉄道線には2015年3月14日に「PASMO」と相互利用可能なICカード「Suica」を導入した[6]

その他特記事項[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ 『日本鉄道旅行地図 4号 関東2』(新潮社、2008年)p.50によると金鳥居上は1924年に富士吉田と改名しているが、『私鉄史ハンドブック』(電気車研究会、1993年)では所在地の福地村と表記、『鉄道廃線跡を歩くVIII』(JTB、2001年)では別名?の上吉田優先表記で、坂本諏訪松ほか4名の路線としては富士吉田の表記は見られず。
  2. ^ 「軌道営業廃止許可」『官報』1927年11月10日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  3. ^ 「地方鉄道運輸開始」『官報』1929年6月25日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  4. ^ 小田切敏雄(2014年7月11日). “フジサン特急:公開 新型車両、あすから運行 3両編成で定員160人”. 毎日新聞 (毎日新聞社)
  5. ^ 小田切敏雄(2014年7月27日). “成田エクスプレス:富士山観光へNEX 河口湖駅に初の直通運転 海外や首都圏の客でにぎわう”. 毎日新聞 (毎日新聞社)
  6. ^ a b 小田切敏雄(2015年3月20日). “富士急行線:スイカ、システム祝う 河口湖駅”. 毎日新聞 (毎日新聞社)
  7. ^ 成田空港から富士山へ一直線!! 特急「成田エクスプレス(N'EX)」を富士急行線河口湖まで初めて直通運転します (PDF) 東日本旅客鉄道・富士急行 2014年6月9日
  8. ^ a b 小田切敏雄(2015年2月19日). “成田エクスプレス:河口湖駅まで運転 来月から土曜、休日”. 毎日新聞 (毎日新聞社)
  9. ^ 運賃額は「消費税の引き上げに伴う4月1日運賃改定実施について」(富士急行、2014年4月6日閲覧)、キロ程は『JTB時刻表』『日本鉄道旅行地図帳』で確認。
  10. ^ 富士急グループの導入予定”. 富士急行. 2008年5月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年3月28日閲覧。

参考文献[編集]

  • 和久田康雄『私鉄史ハンドブック』電気車研究会、1993年、pp.84-85.
  • 『私鉄史ハンドブック』正誤表(再改訂版)2009年3月作成 (PDF)
  • 今尾恵介『地形図でたどる鉄道史 東日本編』JTB、2000年、pp.158-161.
  • 宮脇俊三編著『鉄道廃線跡を歩く VIII』JTB、2001年、pp.118-120.
  • 今尾恵介監修『日本鉄道旅行地図帳 4号 関東2』新潮社、2008年、p.50

関連項目[編集]

外部リンク[編集]