あずさ (列車)

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あずさ
スーパーあずさ
E351系「スーパーあずさ」(2005年5月)
E351系「スーパーあずさ」
(2005年5月)
運行鉄道事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
列車種別 特急列車
運転区間 千葉駅東京駅新宿駅 - 松本駅信濃大町駅南小谷駅
経由線区 総武本線中央本線(東線)篠ノ井線大糸線
使用車両
(所属区所)
あずさ
E257系電車松本車両センター
スーパーあずさ
E351系電車(松本車両センター)
運転開始日 1966年12月12日
備考 2009年10月現在のデータ

あずさとは、東日本旅客鉄道(JR東日本)が主に新宿駅 - 松本駅間を中央本線(東線)篠ノ井線経由で運行する特急列車である。

なお本項では、同一経路で運転されているスーパーあずさとともに、中央本線東京駅 - 塩尻駅間(中央東線)で運転されていた優等列車の沿革についても記述する。

目次

[編集] 概要

1966年12月に新宿駅 - 松本駅間で1日2往復で運転を開始した特急列車である。

1977年3月に販売開始された、兄弟デュオ狩人が歌った『あずさ2号』が大ヒットしたこともあり、一時的に「あずさ」の利用客が増えるなど、沿線利用者や鉄道ファン以外でも知名度は高い。

1986年11月に「かいじ」などを廃止して、一部の急行「アルプス」を特急「あずさ」に格上げしたが、1988年3月に「あずさ」の甲府駅発着列車を再び「かいじ」に分離している。

1993年12月にはE351系電車の使用を開始し、同車を使用した列車は1994年12月から「スーパーあずさ」として運転を開始した。

[編集] 列車名の由来

松本市の近くを流れる「梓川」(千曲川の支流)にちなんでいる。「あずさ」と「スーパーあずさ」の違いは、運用される車両が異なること、また後者では停車駅を少なくし速達性を高めた運行形態となっている。

「あずさ」の列車名は、1960年1月 - 4月に、1957年10月から新宿駅 - 松本駅間で運転を開始した臨時夜行準急に「あずさ」の列車名が使用されていた。

[編集] 運行概況

原則として、新宿駅 - 松本駅間を約1時間あたり1本の割合で運行しており、新宿駅の発車時刻は7時 - 19時台で0分と30分に統一されている。2008年3月15日のダイヤ改正で、「スーパーあずさ」・「あずさ」は、一部の時間帯を除いて交互に運転され、停車駅や一部の時刻が大幅に変更された。また、交互に運転されることから、車両数の関係で「スーパーあずさ」・「あずさ」の1日当たりの運転本数が変更された。2010年3月13日現在の運転本数は次の通り。

  • 「あずさ」
    • 新宿駅 - 松本駅間:上り7本、下り9本
    • 松本駅 → 東京駅間:上り1本(あずさ2号)
    • 松本駅 → 千葉駅間:上り1本(あずさ30号)
    • 南小谷駅 → 新宿駅間:上り1本(あずさ26号)
    • 千葉駅 → 南小谷駅間:下り1本(あずさ3号)
  • 「スーパーあずさ」
    • 新宿駅 - 松本駅間:8往復


新宿駅跨線橋架替工事のため中野行となったスーパーあずさの方向幕2006年4月15日(松本駅にて)

季節臨時運行で東京発の設定もあり。新宿駅の甲州街道跨線橋の架け替え工事によって中央急行線の中野駅 - 御茶ノ水駅間が使用停止になる際は中野駅発着となったり(右写真)、三鷹駅 - 立川駅間の連続立体交差化工事によってこの区間の一部が運休となる場合は立川駅八王子駅発着となっていた。

[編集] 停車駅

あずさ

千葉駅) - (船橋駅) - (錦糸町駅) - 新宿駅 /(東京駅) - 新宿駅 - (三鷹駅) - 立川駅 - 八王子駅 - (大月駅) - (塩山駅) - (山梨市駅) - (石和温泉駅) - 甲府駅 - (韮崎駅) - (長坂駅) - (小淵沢駅) - (富士見駅) - 茅野駅 - 上諏訪駅 - (下諏訪駅) - 岡谷駅 - 塩尻駅 - 松本駅 - (豊科駅) - (穂高駅) - (信濃大町駅) - (白馬駅) - (南小谷駅

スーパーあずさ

新宿駅 - (立川駅) - 八王子駅 - (大月駅) - (石和温泉駅) - 甲府駅 - (韮崎駅) - (小淵沢駅) - 茅野駅 - 上諏訪駅 - (下諏訪駅) - (岡谷駅) - (塩尻駅) - 松本駅
  • ( )は一部の列車のみ停車

新宿駅には、基本的に中央線特急専用ホームである9・10番線発着だが、「あずさ」2号・20号・24号・30号、「スーパーあずさ」36号は快速電車のホームである7番線に到着する。

[編集] 使用車両・編成

[編集] あずさ

2011年3月12日現在
PJRPJRNC
あずさ
← 千葉・東京
松本・南小谷 →
付属編成 基本編成
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11
G
  • 全車禁煙
  • 1・2号車を連結しない列車がある。
凡例
G=グリーン車座席指定席
指=普通車座席指定席
自=普通車自由席

1966年12月 - 1975年12月には181系電車が、1973年10月 - 2002年12月には183系・189系電車が使用されており、2001年12月1日よりE257系が投入され、2002年12月から全列車E257系により運転されている。なお、大糸線に乗り入れる列車は基本編成の9両のみで、松本駅で増解結を行う。

183系・189系は多客時の臨時列車のみで使用しており、使用時には「一般型車両使用」の記載がある。

E257系 「あずさ」


[編集] スーパーあずさ

スーパーあずさ
2010年3月13日現在
← 新宿
松本 →
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
G
付属編成 基本編成
  • 全車禁煙
  • 3号車を指定席に変更する日がある。
凡例
G=グリーン車座席指定席
指=普通車座席指定席
自=普通車自由席

「スーパーあずさ」は全列車がE351系に、基本編成の8両と付属編成4両の12両で運転されている。なお、中央本線八王子駅以東では振り子機能を使用していない。定期列車としては、2010年3月まで大糸線に入線していたものの(上り1本:6号)、同月のダイヤ改正で「スーパーあずさ」全列車が松本始発となったため現在は入線していない。同時に臨時列車の入線も消滅した。

貫通扉設置車両を先頭にありし日の大糸線を走るE351系
(現在は消滅)                                (2007年1月 海ノ口駅


[編集] 運転速度と所要時間

区間 最短所要時間 最長所要時間
新宿 - 松本 2時間25分 3時間11分
新宿 - 塩尻 2時間21分 3時間3分
新宿 - 茅野 1時間59分 2時間38分
新宿 - 甲府 1時間23分 1時間52分
新宿 - 八王子 29分 44分
八王子 - 東京 54分 57分
八王子 - 松本 1時間57分 2時間27分
八王子 - 塩尻 1時間49分 2時間19分
八王子 - 茅野 1時間29分 1時間54分
八王子 - 甲府 54分 1時間8分
千葉 - 松本 3時間32分 3時間45分
甲府 - 松本 1時間02分 1時間18分

2010年12月4日現在のダイヤでは、新宿駅 - 松本駅間の225kmを最も速い「スーパーあずさ」14号が2時間25分で走行している。同区間特急の平均時速は約90km/hと、特急列車としては比較的速い部類に入る。しかし、中央本線の高尾駅以西は過密ダイヤではないものの、大部分が山間部を縫って走る路線のためにカーブや勾配が多い。また、高尾駅以東は線形は比較的良いが、快速列車と同じ線路を走行するうえ、同区間は快速列車が数多く運行される過密ダイヤである。そのため、それらの列車の間を縫って走行しなければならず、速度向上の妨げになっている。

特に、高尾駅以東の新宿駅 - 八王子駅間の平均時速約65km/hは、JRの特急のうち線路条件が良い区間を走行する列車としてはほかに類を見ないほど低速であり、高尾駅以東のダイヤの過密さを如実に表している。

なお、加速性能・最高速度の高いE233系への快速列車の置き換えおよび三鷹駅 - 立川駅間の高架化工事が2010年中に完了したため、若干の所要時間短縮が図られた。

新宿駅 - 八王子駅間は約37kmであるが、最速では29分。平均で30分強、最も所要時間の長い列車だと45分もかかり、中央特快や通勤特快より遅く、快速列車と所要時間がほとんど変わらない。とりわけ、三鷹駅以東では列車運行の間隔が短く、またよく詰まるため徐行運転になり、並行して走っている東京メトロ東西線直通列車を含めた中央線各駅停車に抜かれることもある。

しかし、かつての183系「あずさ」でさえ、最高速度120km/hで走行可能な区間は塩嶺トンネルなど全区間の5%程度に過ぎず、現行の主力であるE257系も低重心化が図られたとはいえ、非振子のため曲線通過速度は183系の基準に合わせられている。従って、E257系の営業最高速度である130km/h運転による効果がほとんど現れていない現状である。

[編集] 車内販売

新宿駅・松本駅などの駅弁・飲み物・お菓子類や、各種グッズ類などを販売。

新宿 - 東京・千葉間及び、あずさ35号の甲府→松本間、あずさ3・26号の大糸線内では車内販売は行わない。

[編集] 担当車掌区

[編集] 特別企画乗車券

中央高速バスとの対抗上千葉・新宿(東京都区内)駅 - 甲府駅以西の主要駅間を対象に、通年で発売されている特別企画乗車券あずさ回数券」が設定されている。

[編集] 中央東線優等列車沿革

中央東線での有料優等列車の歴史は戦後の1948年(昭和23年)からである。しかし昭和前期に運転された同線の臨時普通列車準急列車には、「高嶺」・「アルプス」など地方鉄道管理局が独自に設けた列車愛称が付けられていたこともあった。

[編集] 戦後の展開

  • 1948年昭和23年)7月1日:中央東線初の優等列車として、新宿駅 - 松本駅間に臨時夜行準急2403・2404列車を新設。
    2005年(平成17年)時点のダイヤでは快速ムーンライト信州」がこの列車に相当する。
  • 1949年(昭和24年)9月15日:2403・2404列車は定期列車に格上げられ、列車番号も403・402列車となる。
  • 1952年(昭和26年)4月15日:403・402列車から改められた407・408列車に「アルプス」と命名。また、同区間に昼行準急列車も1往復このとき設定される。
  • 1954年(昭和29年):準急「きそ」の一部車両が名古屋駅 - 新宿駅間を直通運転。
    • 10月1日:新宿駅 - 松本駅間に臨時の昼行準急列車を1往復設定。
  • 1955年(昭和30年)2月1日:定期の昼行準急列車に「穂高」、臨時列車に「白馬」と命名。
    • 8月20日:「白馬」を定期列車に格上げ。
  • 1957年(昭和32年)10月1日:新宿駅 - 松本駅間に臨時夜行準急を1本設定。
  • 1960年(昭和35年)1月1日:臨時夜行準急に「あずさ」の名称が与えられる。
    • 4月25日:「あずさ」は「白馬」に改称されて定期列車となり、「白馬」は2往復となる。「アルプス」は急行列車に格上げられ、キハ55系気動車を導入し昼行2往復の気動車列車となった。また「白馬」にも同車両を導入。「穂高」は客車列車として残った列車の愛称になり、従来「アルプス」として走っていた夜行列車や臨時列車を組み入れて3往復体制となった。「アルプス」の運転開始により、従前より運行されていた中央線「急行電車」の種別呼称を快速電車に変更する。
  • 1961年(昭和36年)10月1日:サンロクトオのダイヤ改正により次のように変更。
    1. 「白馬」を急行列車に格上げし、使用車両も「アルプス」とともにキハ58系気動車に置き換えられる。同時に、「白馬」の内1往復を松本以北を準急扱いにして大糸線の信濃森上駅まで直通とした。
    2. 同車両を使用した昼行急行列車として「上高地」も新設。
    3. 準急「きそ」の名古屋駅 - 新宿駅間直通運転を終了。
  • 1962年(昭和37年)12月1日:「穂高」のうち昼行列車を気動車急行化して「アルプス」に統合し、「アルプス」は昼行3往復、「穂高」は夜行1往復となる。「白馬」は2往復とも大糸線内に乗り入れ、うち1往復は糸魚川駅へ乗り入れることとなった。
  • 1963年(昭和38年)5月21日:新宿駅 - 飯田駅間を中央本線・飯田線経由で運行する準急「赤石」を新設。新宿駅 - 辰野駅間は「アルプス」に併結。
  • 1964年(昭和39年)10月1日:新宿駅 - 上諏訪駅間に165系による急行列車「たてしな」が運転開始。
  • 1965年(昭和40年):1月に上り「たてしな」が、3月に下りが岡谷駅まで臨時延長。ただし、上諏訪駅 - 岡谷駅間は普通列車として運行。
    • 7月:臨時列車として、名古屋駅 - 茅野駅・小淵沢駅間の東西直通ダイヤが設定される(しかし、1966年1972年には設定されなかった)。その中には小海線・飯田線直通列車もあった。
    • 10月1日:電化区間の延長に伴うこのときのダイヤ改正により、以下のように変更。
      1. 当時9往復存在した急行のうち、非電化区間に直通する2往復を除いた7往復を165系を導入して電車化。
      2. 列車愛称の整理を行う。
        1. 大糸線直通急行の内夜行列車を「白馬」から「穂高」に改称
        2. 従来の「穂高」は「上高地」に改称
        3. それまでの「上高地」は「アルプス」に統合。
      3. 「たてしな」は急行「アルプス」に吸収。以後は臨時・季節列車として存続した。
    • 12月:新宿駅 - 松本駅間に電車急行「かいじ」新設。
  • 1966年(昭和41年)3月15日:準急「赤石」を急行に格上げ。

[編集] 特急「あずさ」の登場とその後の展開

  • 1966年(昭和41年)12月12日:新宿駅 - 松本駅間に特急「あずさ」を2往復新設。
    田町電車区(現在の田町車両センター)所属の181系電車10両編成が充当され、上越線特急「とき」と共通運用であった。
    運転初日、下り「第1あずさ」が甲府駅を出発してすぐに、農業用の機械と衝突する踏切事故を起こし、運転不能になった。この事故の影響で、上り急行「アルプス」の編成の一部を切り離して松本駅まで運転、上り「第2あずさ」も165系で代走した。運転開始初日から急行形車両で代走する事態に陥った特急は珍しい。
  • 1967年(昭和42年)10月1日:「赤石」の臨時便として臨時急行「こまがね」が運転される。
  • 1968年(昭和43年)10月1日:ヨンサントオのダイヤ改正により列車愛称の整理が行われ、急行「赤石」「天竜」の名称を「こまがね」に統合。
  • 1969年(昭和44年):7月1日付で181系の運用移管が行われ、担当が新潟運転所(現在の新潟車両センター)となる。
  • 1970年(昭和45年):「こまがね」が天竜峡駅まで延長運転される。
  • 1971年(昭和46年)4月:「あずさ」の大糸線信濃大町駅まで季節延長運転開始。
  • 1972年(昭和47年)3月15日:「あずさ」の大糸線への季節延長区間を白馬駅まで延長。
    • 10月2日身延線身延駅まで運行する季節急行列車「みのぶ」運行開始。また、下りは最終の、上りは始発の「あずさ」として、初めて「かいじ」の源流ともいえる甲府発着の列車が1往復設定される。
    • 12月28日:臨時夜行特急「あずさ銀嶺」運転開始。
  • 1973年(昭和48年)10月1日:このときのダイヤ改正により、以下のように変更。
    1. 「あずさ」一部に幕張電車区(現在の幕張車両センター)所属の183系電車0番台を使用開始。自由席設置の上エル特急となる一方で、東京ー上野間の東北回送線が廃止になった関係で「とき」と運用分離となり担当も新潟運転所から長野運転所(現在の長野総合車両センター)に移管され、食堂車が廃止となる。
    2. 「たてしな」、季節列車化。「みのぶ」と併結運転になる。
  • 1975年(昭和50年)3月10日:このときのダイヤ改正により、「アルプス」を電車に統一。これに伴い糸魚川直通と、小海線直通の「八ヶ岳」は廃止。
    • この年の夏ダイヤ以後、臨時列車として運行された名古屋駅 - 茅野駅小淵沢駅間の東西直通列車の設定がなくなる。
    • 12月6日:「あずさ」に投入されていた181系電車置換えで189系電車を使用開始。
  • 1976年(昭和51年)11月30日:この日限りで「アルプス」のビュフェ車の営業を休止。
  • 1978年(昭和53年)10月2日ゴーサントオのダイヤ改正により、「下りは奇数・上りは偶数」に号数番号が統一。「たてしな」、急行「アルプス」に名称が吸収される。
  • 1982年(昭和57年)11月15日:このときのダイヤ改正により、以下のように変更された。
    1. 「あずさ」の大糸線乗り入れを定期化し、運転区間を南小谷駅までに変更。
    2. 上越新幹線開業により「とき」が廃止され、充当されていた183系1000番台車の一部が長野運転所に転属となり、「あずさ」に転用された。
  • 1983年(昭和58年)7月5日:中央本線のルートが「大八回り」と呼ばれた辰野駅経由から塩嶺トンネルの開通によりみどり湖駅経由の新線に切り替わり、一部の列車を除いて「あずさ」など優等列車は新線を経由する事になったため、スピードアップが図られる。
  • 1985年(昭和60年)3月14日:このときのダイヤ改正により、以下のように変更された。
    1. 幕張電車区の183系基本番台が運用から撤退し、長野運転所の183系1000番台・189系が全列車を担当するようになった。
    2. 「こまがね」が平岡駅までに運行区間を変更。
    3. 「かいじ」を臨時列車に格下げ。

[編集] 総特急化とその後の展開

国鉄165系による急行「アルプス」3号(1986年、岡谷駅)
国鉄165系による急行「アルプス」3号(1986年、岡谷駅)
183系国鉄色「あずさ」
183系国鉄色「あずさ」
183系「あずさ」グレードアップ初期色車
183系「あずさ」グレードアップ初期色車
189系あずさ色「あずさ」
189系あずさ色「あずさ」
  • 1986年(昭和61年)11月1日:このときのダイヤ改正により、以下のように変更された。
    1. 急行列車「アルプス」昼行列車と「こまがね」・「みのぶ」・「かいじ」廃止し、特急「あずさ」に格上げ。これにより、「あずさ」改正前の12往復から22.5往復の大所帯となり、東京駅・総武本線千葉駅発着列車の運行開始。なお「アルプス」は夜行列車のみとなり、同時に183系電車に置換え。
    2. 運用移管が行われ、長野運転所所属車は松本運転所(現在の松本車両センター)に転属。また全列車9両編成での運転となる。
  • 1987年(昭和62年)12月:「あずさ」に183系電車のグレードアップ仕様の車両を使用開始。車内チャイムは、あずさ、かいじ用のチャイムを数種類用意してあり、季節や駅によって異なるチャイムを流した。
  • 1988年(昭和63年)3月13日:「あずさ」の甲府駅発着列車を「かいじ」に分離。
    • 夏:「あずさ」6号・23号を海水浴客輸送のため千葉駅 - 千倉駅間を延長運転。内房線に直通した。その他臨時「かいじ」のダイヤを使用した甲府発安房鴨川行き臨時特急「わかしお」87号も運転。
  • 1990年(平成2年):「あずさ」の内房線直通がこの夏を最後に消滅。
  • 1991年(平成3年)3月21日成田空港駅開業により千葉駅発着の「あずさ」1往復を成田空港駅まで多客期の臨時列車として延長運転。列車名を「ウィングあずさ」として運転。1993年秋期まで運転された。
  • 1993年(平成5年)12月23日:「あずさ」2往復に振り子式車両E351系電車を使用開始。
    ただし当初、E351系は2編成のみの配属だったため、閑散期等は183系で代走する。
  • 1994年(平成6年)12月3日:E351系振子電車による「スーパーあずさ」運行開始。
    また、このときより「スーパーあずさ」は1号から、「あずさ」は51号が号数が割り当てられていた。
  • 1997年(平成9年)10月12日大月駅列車衝突事故によりE351系が破損し、翌年7月までスーパーあずさ用車両が不足。スーパーあずさの一部列車が183系による代走となる。
  • 2001年(平成13年)9月:8日9日15日16日に、臨時特急列車「あずさ木曽」が東京駅(8時18分発) - 上松駅(12時46分着)間を183系9両編成で運転。
    中央本線の特急列車として、また国鉄分割民営化後初の中央東西線間直通運転を行った。
    • 12月1日:ダイヤ改正。「あずさ」の車両を183系・189系からE257系に置き換え開始。上りの急行「アルプス」を臨時列車化。
  • 2002年(平成14年)2月2日:新宿駅 - 松本駅間で「あずさ2号」を復活運行。
    辰野駅を通る旧線を経由したが、新宿駅の発車時刻は8時に「スーパーあずさ」3号が出る関係で8時2分となった。この時のセレモニーでは狩人の二人も来て『あずさ2号』を歌い、出発合図を送った。
    • 12月1日:このときのダイヤ改正により、以下のように変更。
    1. JR東日本がエル特急の呼称を廃止し、「スーパーあずさ」「あずさ」もエル特急を解消。
    2. 7月の「かいじ」に続き「あずさ」の車両もすべてE257系に統一。これに伴いホーム長が10両分しかない秋葉原駅は通過となった。(千葉発着のあずさは11両編成である。)
    3. 下りの急行「アルプス」を廃止。これの代替として臨時快速「ムーンライト信州」が週末などに運行開始。
  • 2003年(平成15年)10月1日定期乗車券と自由席特急券との併用を解禁。これまでは、他の特急で認められるようになった定期乗車券と自由席特急券の併用が、「あずさ」「スーパーあずさ」の富士見駅以東では長らく認められず、別途普通乗車券を購入しなくてはならなかった。
  • 2004年(平成16年)3月13日:ダイヤ改正。「スーパーあずさ」「あずさ」の号数の振り方を区別せず、発車の早い順に通し番号とする。
    この改正で、上り列車という違いはあるものの「あずさ2号」の名称が復活する。
  • 2005年(平成17年)12月10日:ダイヤ改正。「スーパーあずさ」11号・28号の松本駅 - 白馬駅間を臨時化し、多客時のみの運転とする。1997年の長野新幹線開通後、首都圏 - 白馬間の利用者は長野新幹線とバスを長野駅で乗り継ぐルートに転移し、中央本線経由での利用者が減少したための措置である。同時に「あずさ」の全列車が立川駅に停車。
  • 2006年(平成18年)4月28日:「スーパーあずさ」「あずさ」の指定席での車内改札を「かいじ」「はまかいじ」と共に原則省略とする。
    事前に指定席券を購入し、かつ指定の座席を利用した場合に原則省略となる。自由席は引き続き車内改札を継続。
  • 2007年(平成19年)3月18日:「スーパーあずさ」「あずさ」「かいじ」全列車・全席禁煙を実施。
  • 2008年(平成20年)3月15日:ダイヤ改正により、「スーパーあずさ」「あずさ」号は、一部を除いて交互に運転されるようになる。また、一部「スーパーあずさ」が上り5本、下り3本が立川駅に停車するようになる。
    • 8月9日:183系国鉄色6連(大宮車)による臨時「あずさ」号運転開始。
  • 2009年(平成21年)3月14日:ダイヤ改正により、さらに上り1本、下りで1本が立川駅に停車するようになる。

        これにより上りは6本、下りは4本が立川駅に停車するようになった。

  • 2010年(平成22年)3月13日:ダイヤ改正により、「スーパーあずさ」の大糸線直通(信濃大町駅発着)を廃止、「スーパーあずさ」は全列車が新宿駅 - 松本駅間の運行となる。なお、南小谷駅発着「あずさ」は存続しており、運行距離が最長である千葉発南小谷行の「あずさ」3号も従来どおり運行されている。
    • 12月4日:ダイヤ改正。三鷹 - 立川間の連続立体交差工事区間で上下線共に高架線へ移行したのに伴い、上り列車を中心に一部列車で到達時分の短縮が図られる。
  • 2012年(平成24年)3月17日:ダイヤ改正により、上り1本下り3本が新たに立川停車となる。これにより8往復のうち7往復が立川停車となる。新宿松本間を2時間25分で結ぶ最速列車1往復のみ立川通過となる。かいじと合わせて中央線特急30往復中29往復がこれで立川に停車する。

[編集] 列車名の由来

五十音順
  • 「赤石」(あかいし) - 南アルプスといわれる「赤石山脈」にちなむ。
  • 「アルプス」 - 「日本アルプス」と総称される飛騨山脈(北アルプス)・木曽山脈(中央アルプス)・赤石山脈(南アルプス)にちなむ。
  • 「かいじ」 - 甲斐路。「甲斐国」へ通じる路を走る列車であることから。
  • 「上高地」(かみこうち) - 長野県の景勝地「上高地」にちなむ。
  • 「こまがね」 - 木曽駒ヶ岳の麓にある「駒ヶ根市」にちなむ。
  • 「たてしな」 - 茅野市付近の「蓼科高原」・「蓼科山」にちなむ。
  • 「白馬」(はくば) - 「白馬三山」と称される白馬岳(しろうまだけ)・杓子岳鑓ヶ岳にちなむ。
  • 「風林火山」(ふうりんかざん) - 甲斐の戦国大名武田信玄の軍旗に記された『孫子』の「疾如風、徐如林、侵掠如火、不動如山 / 疾(はや)きこと風の如く、徐(しず)かなること林の如く、侵掠(しんりゃく)すること火の如く、動かざること山の如し」の通称にちなむ。
  • 「穂高」(ほたか) - 飛騨山脈最高峰の奥穂高岳前穂高岳などの総称名である「穂高岳」にちなむ。
  • 「みのぶ」 - 目的地の身延線身延駅のある身延町にある「身延山」にちなむ。

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