京王片倉駅

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京王片倉駅
駅舎
けいおうかたくら
Keiō-katakura
KO33 北野 (1.7 km)
(1.5 km) 山田 KO49
地図
所在地 東京都八王子市片倉町34-9
北緯35度38分39.7秒 東経139度20分14.3秒 / 北緯35.644361度 東経139.337306度 / 35.644361; 139.337306座標: 北緯35度38分39.7秒 東経139度20分14.3秒 / 北緯35.644361度 東経139.337306度 / 35.644361; 139.337306
駅番号 KO48
所属事業者 京王電鉄
所属路線 高尾線
キロ程 1.7 km(北野起点)
新宿から37.8 km
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度-
[京王 1]4,724人/日
-2022年-
開業年月日 1931年昭和6年)3月20日(御陵線片倉駅として)
1967年(昭和42年)10月1日
備考 早朝夜間は駅員無配置
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京王片倉駅(けいおうかたくらえき)は、東京都八王子市片倉町にある、京王電鉄高尾線である。京王西管区所属[1]駅番号KO48

歴史[編集]

駅構造[編集]

相対式ホーム2面2線を有する地上駅である。傾斜地に立地するため、線路は高尾山口寄りは地平、北野寄りは高架となる。改札口は上りホームから一段下にあり、改札口から下りホームに行くには高架下の通路を経由する(エレベーターは専用の跨線橋を設置して整備)。横浜線片倉駅方面から来ると駅舎入り口が見つかりにくいため、高架下をくぐった先で左折するよう案内を掲示している。

なお、国道16号を跨ぐ下り線の鉄橋は、前身の御陵線開業時からのものである。鉄橋の銘板には「昭和五年 株式会社横河橋梁製作所」とある。

かつてトイレは上りホームにあり、ユニバーサルデザインの一環としての「だれでもトイレ」は女性用トイレと兼用になっていたが、2008年度に改札口を入って左手に移転し、「だれでもトイレ」は独立した形で設置された。

のりば[編集]

番線 路線 方向 行先
1 KO 高尾線 下り めじろ台高尾高尾山口方面
2 上り 北野府中明大前新宿S 都営新宿線方面
  • 上りの各駅停車は次の北野駅で京王八王子駅始発の特急・急行列車に、また特急列車は各駅停車に接続する(一部の列車を除く)。

利用状況[編集]

2022年度の1日平均乗降人員4,724人である[京王 1]

近年の1日平均乗降人員及び乗車人員の推移は下表の通りである。

年度別1日平均乗降・乗車人員[7]
年度 1日平均
乗降人員[8]
1日平均
乗車人員[9]
出典
1967年(昭和42年) 535
1970年(昭和45年) 1,800
1975年(昭和50年) 2,156
1980年(昭和55年) 3,159
1985年(昭和60年) 3,860
1987年(昭和62年) 4,282
1990年(平成02年) 3,691 1,811 [* 1]
1991年(平成03年) 1,836 [* 2]
1992年(平成04年) 1,822 [* 3]
1993年(平成05年) 1,833 [* 4]
1994年(平成06年) 1,841 [* 5]
1995年(平成07年) 3,819 1,880 [* 6]
1996年(平成08年) 1,929 [* 7]
1997年(平成09年) 1,811 [* 8]
1998年(平成10年) 1,871 [* 9]
1999年(平成11年) 1,918 [* 10]
2000年(平成12年) 3,883 1,945 [* 11]
2001年(平成13年) [4]3,839 1,915 [* 12]
2002年(平成14年) 1,849 [* 13]
2003年(平成15年) 3,787 1,880 [* 14]
2004年(平成16年) 3,813 1,899 [* 15]
2005年(平成17年) 4,069 1,942 [* 16]
2006年(平成18年) 4,034 1,997 [* 17]
2007年(平成19年) 4,137 2,055 [* 18]
2008年(平成20年) 4,237 2,104 [* 19]
2009年(平成21年) 4,219 2,096 [* 20]
2010年(平成22年) 4,186 2,082 [* 21]
2011年(平成23年) 4,177 2,074 [* 22]
2012年(平成24年) 4,433 2,200 [* 23]
2013年(平成25年) [4]4,610 2,285 [* 24]
2014年(平成26年) 4,652 2,299 [* 25]
2015年(平成27年) 4,699 2,325 [* 26]
2016年(平成28年) 4,767 2,359 [* 27]
2017年(平成29年) 4,936 2,444 [* 28]
2018年(平成30年) 5,069 2,496 [* 29]
2019年(令和元年) 5,054 2,486 [* 30]
2020年(令和02年) 3,831 1,885 [* 31]
2021年(令和03年) [京王 2]4,261 2,112 [* 32]
2022年(令和04年) [京王 1]4,724

駅周辺[編集]

バス路線[編集]

最寄り停留所は「片倉城址」である。以下の路線が神奈川中央交通京王バスにより運行されている。但し、神奈中は国道16号沿い、京王は北野街道沿いに乗り場が設置されている。

駅名の由来[編集]

所在地の地名による。地名の由来は古来よりカタクリの群生地であったことから。

現駅名は、御陵線休止中の1957年12月28日に当時の日本国有鉄道(国鉄)横浜線に片倉駅が開設されていたため、1967年に高尾線として再開した際に「京王片倉」と改称された。

隣の駅[編集]

京王電鉄
KO 高尾線
急行
通過
特急・区間急行・快速・各駅停車(区間急行は定期列車の設定なし。快速は下りのみ運転)
北野駅 (KO33) - 京王片倉駅 (KO48) - 山田駅 (KO49)

脚注[編集]

記事本文[編集]

出典[編集]

  1. ^ 京王電鉄鉄道営業部管理課「駅管区・乗務区のあらまし」『鉄道ピクトリアル』第64巻第8号(通巻893号)、電気車研究会、2014年8月10日、43頁、ISSN 0040-4047 
  2. ^ 鈴木洋「京王電鉄 高尾線の移り変わり」『鉄道ピクトリアル』第64巻第8号(通巻893号)、電気車研究会、2014年8月10日、126頁、ISSN 0040-4047 
  3. ^ ダイヤ改定予告 2月22日、京王線・井の頭線のダイヤを刷新します。』(PDF)(プレスリリース)京王電鉄、2012年11月5日。 オリジナルの2019年5月8日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20190508115511/https://www.keio.co.jp/news/backnumber/news_release2012/nr121105_diagram.pdf2021年5月3日閲覧 
  4. ^ a b c 京王電鉄鉄道営業部運転課「輸送と運転 近年の動向」『鉄道ピクトリアル』第64巻第8号(通巻893号)、電気車研究会、2014年8月10日、27・32頁、ISSN 0040-4047 
  5. ^ 2022年3月12日(土)始発から京王線ダイヤ改正を実施します 平日も京王ライナーの停車駅に明大前が加わります。』(PDF)(プレスリリース)京王電鉄、2022年1月27日。 オリジナルの2022年1月27日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20220127090428/https://www.keio.co.jp/news/update/news_release/news_release2021/nr20220127_daiya.pdf2022年1月27日閲覧 
  6. ^ 2022年春 「さらに便利で快適な移動」が実現 京王線 ダイヤ改正を実施します』(PDF)(プレスリリース)京王電鉄、2021年12月10日。 オリジナルの2021年12月13日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20211213181936/https://www.keio.co.jp/news/update/news_release/news_release2021/nr20211210_daiya.pdf2021年12月19日閲覧 
  7. ^ 統計八王子 - 八王子市
  8. ^ レポート - 関東交通広告協議会
  9. ^ 東京都統計年鑑 - 東京都

利用状況[編集]

東京都統計年鑑
京王電鉄の1日平均利用客数
  1. ^ a b c 京王電鉄株式会社. “1日の駅別乗降人員”. 2023年6月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年6月10日閲覧。
  2. ^ 京王電鉄株式会社. “1日の駅別乗降人員”. 2022年6月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年6月10日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]