ムーキー・ベッツ

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ムーキー・ベッツ
Mookie Betts
ボストン・レッドソックス #50
Mookie Betts running 2018.jpg
2018年8月10日
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 テネシー州ウィリアムソン郡ブレントウッド
生年月日 (1992-10-07) 1992年10月7日(26歳)
身長
体重
5' 9" =約175.3 cm
180 lb =約81.6 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 外野手二塁手
プロ入り 2011年 ドラフト5巡目(全体172位)でボストン・レッドソックスから指名
初出場 2014年6月29日 ニューヨーク・ヤンキース
年俸 $10,050,000(2018年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

マーカス・リン・ベッツMarkus Lynn "Mookie" Betts, 1992年10月7日 - )は、アメリカ合衆国テネシー州ウィリアムソン郡ブレントウッド出身のプロ野球選手外野手)。右投右打。MLBボストン・レッドソックスに所属。

叔父に元メジャーリーガーのテリー・シャンパート英語版がいる[2]

経歴[編集]

レッドソックス傘下時代[編集]

2011年MLBドラフト5巡目(全体172位)でボストン・レッドソックスから指名され、8月15日に契約。この年はルーキー級ガルフ・コーストリーグ・レッドソックスで1試合に出場した。

2012年はA-級ローウェル・スピナーズ英語版で71試合に出場し、打率.267・31打点・20盗塁だった。

2013年はA級グリーンビル・ドライブ英語版で76試合に出場し、打率.296・8本塁打・26打点・18盗塁だった。7月にA+級セイラム・レッドソックスへ昇格。51試合に出場し、打率.341・7本塁打・39打点・20盗塁だった。

2014年はAA級ポートランド・シードッグスで開幕を迎え、54試合に出場。打率.355・6本塁打・34打点・22盗塁と成績を残した。6月にAAA級ポータケット・レッドソックスへ昇格。23試合に出場し、打率.322・2本塁打・14打点・7盗塁とAAA級でも結果を残した。

レッドソックス時代[編集]

2014年6月28日にレッドソックスとメジャー契約を結んだ[3]。翌29日のニューヨーク・ヤンキース戦でメジャーデビュー。8番・右翼手で先発起用され、4回表の2打席目にチェイス・ウィットリーからメジャー初安打となる中前打を放った。この日は3打数1安打1四球だった[4]。7月2日のシカゴ・カブス戦では、カルロス・ビヤヌエバからメジャー初本塁打を記録した[5]。以後、中堅手及び右翼手、ないし二塁手で起用され続け、52試合の出場で打率.291、二塁打12本、5本塁打、7盗塁を記録した。

2015年は、中堅手のレギュラーに定着。初めて規定打席に到達し、打率.291、18本塁打、77打点の成績を残した。

2016年4月11日のボルチモア・オリオールズ戦でザック・ブリットンから本塁打を記録したが、この年のブリットンの唯一の被本塁打となった。5月31日のボルチモア・オリオールズ戦では自身初の1試合3本塁打を放ち、うち2本は初回の先頭打者本塁打と2回に放ったものだった[6]。翌日の同カードでも2試合連続で初回と2回に本塁打を放ち、初回と2回にそれぞれ本塁打を2試合続けて放った史上初のメジャー選手となった[7]。好調を維持した為、ファン投票で外野手部門3位となりオールスターゲームに初選出され、初打席でジョニー・クエトから安打を記録した。さらに8月14日のアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦でも1試合3本塁打を放ち、史上21人目となるシーズン2度目の1試合3本塁打を記録した[8]。最終的には158試合に出場して打率.318・31本塁打・113打点・26盗塁・OPS0.897という途轍もない成績を記録。打率と214安打でリーグ2位・359塁打で同1位・122得点で同2位タイ・打点で同4位・盗塁で同6位・長打率.534とOPSで同8位・WARで同2位と、多くの部門でトップ10入りした。

2017年マイク・トラウトの代役として2年連続2度目のオールスターゲーム選出を果たした[9]。7月2日のトロント・ブルージェイズ戦では1番打者としてはメジャータイ記録となる1試合8打点を挙げた[10]。シーズントータルでは前年から打撃成績が軒並み下降し、特に打率は.264と数字を落としたが、46二塁打は自己最多だった。

2018年は故障にて出場試合数が前年を割ったもののリーグトップの.346をマークし3割30本塁打30盗塁を達成した。

人物[編集]

高校2年時まではプロボウラーになることを夢見ていた[11]。野球選手としてプロ入り後も趣味でボウリングを続けており、2015年オフからはネバダ州リノで開催されているプロボウリングPBAの国際イベント「ワールドシリーズ・オブ・ボウリング」に出場しており、2017年の予選ではパーフェクトゲームの300点を達成して話題となった[12][13]。プロ野球選手を引退した後はプロボウラーになると語っている。

詳細情報[編集]

年度別打撃成績[編集]

















































O
P
S
2014 BOS 52 213 189 34 55 12 1 5 84 18 7 3 1 0 21 0 2 31 2 .291 .368 .444 .812
2015 145 654 597 92 174 42 8 18 286 77 21 6 3 6 46 1 2 82 2 .291 .341 .479 .820
2016 158 760 672 122 214 42 5 31 359 113 26 4 0 7 49 1 2 80 12 .318 .363 .534 .897
2017 153 712 628 101 166 46 2 24 288 102 26 3 0 5 77 9 2 79 9 .264 .344 .459 .803
2018 136 614 520 129 180 47 5 32 333 80 30 6 0 5 81 8 8 91 5 .346 .438 .640 1.078
MLB:5年 644 2923 2606 478 789 189 21 110 1350 390 110 22 4 23 274 19 16 363 30 .303 .370 .518 .888
  • 2018年度シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最高

年度別守備成績[編集]



二塁(2B) 中堅(CF) 右翼(RF)




































2014 BOS 14 25 38 3 7 .955 28 64 2 0 2 1.000 12 20 1 1 0 .955
2015 - 133 335 10 4 2 .989 11 23 0 1 0 .958
2016 - - 157 346 14 1 4 .997
2017 - - 153 366 8 5 1 .987
2018 1 0 2 0 0 1.000 14 31 1 0 0 .1000 120 241 4 1 0 .996
通算 15 25 40 3 7 .956 175 430 13 4 4 .991 453 996 27 9 5 .991
  • 2018年度シーズン終了時


タイトル[編集]

MLB

表彰[編集]

記録[編集]

MiLB
MLB

背番号[編集]

  • 50 (2014年 - )

脚注[編集]

  1. ^ Mookie Betts Contract Details, Salaries, & Earnings” (英語). Spotrac. 2016年6月27日閲覧。
  2. ^ Spinners' Betts follows in big league uncle's foot”. Eagle Tribune (2012年6月18日). 2016年7月14日閲覧。
  3. ^ Red Sox Select Infielder/Outfielder Mookie Betts to Active Roster”. MLB.com Red Sox Press Release (2014年6月28日). 2014年7月10日閲覧。
  4. ^ Scores for Jun 29, 2014”. ESPN MLB (2014年6月29日). 2014年7月10日閲覧。
  5. ^ Scores for Jul 2, 2014”. ESPN MLB (2014年7月2日). 2014年7月10日閲覧。
  6. ^ Betts hits 3 HRs, has 5 RBIs as Red Sox beat Orioles 6-2
  7. ^ レッドソックス1番ベッツ 史上初の初回&2回2戦連発”. スポーツニッポン (2016年6月2日). 2016年7月14日閲覧。
  8. ^ Mookie Betts joins exclusive company with second three-homer game this season” (英語). CBSスポーツ (2016年8月14日). 2016年8月31日閲覧。
  9. ^ With Trout out, Betts to start All-Star Game MLB.com (英語) (2017年7月4日) 2017年8月3日閲覧
  10. ^ “1番打者が8打点!レッドソックスのベッツがメジャータイ記録”. スポーツニッポン. (2017年7月3日). https://m.sponichi.co.jp/baseball/news/2017/07/03/kiji/20170703s00001007140000c.html 2017年11月18日閲覧。 
  11. ^ 友成那智、村上雅則 『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2016』 廣済堂出版2016年、99頁。ISBN 978-4-331-52002-4
  12. ^ Boston Globe
  13. ^ CBS SPORTS.COM
  14. ^ “メジャーリーグ シルバースラッガー賞発表 引退オルティスの名も”. スポニチアネックス. (2016年11月11日). http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2016/11/11/kiji/K20161111013703170.html 2016年11月11日閲覧。 
  15. ^ “フィールディング・バイブル賞発表 統計学を基に守備の名手を選出”. スポニチアネックス. (2016年11月1日). http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2016/11/01/kiji/K20161101013642800.html 2016年11月1日閲覧。 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]